JPH0624766U - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JPH0624766U
JPH0624766U JP6180892U JP6180892U JPH0624766U JP H0624766 U JPH0624766 U JP H0624766U JP 6180892 U JP6180892 U JP 6180892U JP 6180892 U JP6180892 U JP 6180892U JP H0624766 U JPH0624766 U JP H0624766U
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JP
Japan
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paint
coating
joint
gun
air
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Pending
Application number
JP6180892U
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English (en)
Inventor
正利 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装作業後に塗装ガンを簡単に洗浄できるよ
うにし、塗装ガンの詰まりやスプレー不良等の発生を無
くす。 【構成】 エア供給用のエアジョイント4と塗料供給用
の塗料ジョイント9を有する塗装ガン1を備えた塗装装
置において、塗料ジョイント9に三方弁12を接続し、
三方弁12の切り換え可能な2つのポートの1つに塗料
ホース13を接続するとともに残りのポートに雌カップ
ラ14を取付けて洗浄液ホース16を接続可能とし、塗
装後三方弁12を切り換えて大部分の塗料を吐出した後
洗浄液を噴霧して全塗料を吐出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車のシャシー塗装やその他の塗装に利用される塗装装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の車検時に車体裏のシャシーを塗装する塗装装置として、塗装 ガンに塗料を圧送するようにした圧送式や塗料缶やカップから塗料を吸い上げる 吸い上げ式のシャシー塗装機が知られている。又、塗料タイプとしては水系塗料 や溶剤系塗料が用いられている。
【0003】 吸い上げ式シャシー塗装機においては、図4に示すように、塗装ガン31のハ ンドル部33下端のエアジョイント34にエアホース35を接続し、ガン本体3 2の前端下部の塗料ジョイント36に塗料ホース37を接続し、塗料ホース37 の先端は塗料缶に挿入した吸い上げパイプに接続し、塗装時にこの塗装ガン31 のハンドル部33を持って塗装箇所に狙いを付け引金38を引くとエアが噴出し 、それに伴って塗料を吸い上げて塗料を噴霧状に噴射させて塗装するように構成 されている。
【0004】 圧送式の場合も塗料ホース37から塗料が圧送されるだけで上記と同様に噴射 され、カップ式の場合は塗料ホースの代わりに塗料カップの吸い上げホースが塗 料ジョイントに接続され、同様に噴射される。
【0005】 ところで、一回の塗装が終了した後塗装ガンをそのまま放置したり、残留塗料 の洗浄を十分に行わなかった場合には、塗料が固化して塗装ガンの詰まりやスプ レー不良や塗料の後垂れを起こすことになる。
【0006】 そこで、従来は水系塗料の場合には塗装ガンの先端の空気キャップ及び塗料ノ ズルを水に浸して保管し、溶剤系の場合は空気キャップを取り外し、空気キャッ プ内に溶剤を入れ、強く締めつけて保管することによって塗料の固化を防止して いる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、塗装作業後に上記のように塗料固化を防止するための作業を行ったり 保管状態を維持するのは大変煩雑であり、その手順が守られなかったり、十分で なかった場合には塗装ガン内の塗料が固化して詰まり等を生じ、一旦塗料が固化 すると塗装ガンを分解清掃する必要があり、そのために大変な手間を要するとい う問題があった。
【0008】 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、塗装作業後に塗装ガンを簡単に洗 浄でき、塗装ガンの詰まりやスプレー不良等の発生を無くすことができる塗装装 置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、エア供給用のエアジョイントと塗料供給用の塗料ジョイントを有す る塗装ガンを備えた塗装装置において、塗料ジョイントに三方弁を接続し、三方 弁の切り換え可能な2つのポートの1つに塗料供給管を接続するとともに残りの ポートに洗浄液供給管を接続可能なカップラを取付けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案によれば、塗装作業時には三方弁を塗料ジョイントと塗料供給管を接続 する状態にしてエアを噴出させることによって塗装を行い、塗装が終了すると塗 料ジョイントをカップラに接続する状態に三方弁を切り換えてエアを噴出するこ とによってノズル内の塗料の大部分を吐出させることができ、その後カップラに 洗浄液供給管を接続して再びエアを噴出させることにより塗装ガン内の塗料を完 全に吐出させることができ、簡単な作業で塗装ガンの詰まりやスプレー不良等の 発生を防止することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。
【0012】 図1において、1は塗装ガンであり、ガン本体2の後部から下方にハンドル部 3が延出され、その下端にエア供給用のエアジョイント4が設けられ、高圧エア 供給源(図示せず)に一端を接続されたエアホース5の他端が接続されている。
【0013】 6は空気量調整ねじである。ガン本体2の中央部からハンドル部3の前方位置に 向けて引金7が垂下され、この引金7を引くことによってエアがガン本体2の前 端に装着した空気キャップ8内に噴出するように構成されている。ガン本体2の 前端部の下部には塗料ジョイント9が設けられ、空気キャップ8内に臨むノズル (図示せず)に連通されており、空気キャップ8からのエアの噴出に伴って塗料 を噴霧するように構成されている。10、11はガン本体2の後端に設けられた 塗料ねじとパターン調整ねじである。
【0014】 塗料ジョイント9には接続パイプ9aを介して三方弁12が接続され、この三 方弁12の切り換え可能な2つのポートの1つに塗料ホース13が接続され、残 りのポートに雌カップラ14が取付けられている。この雌カップラ14に接続可 能な雄カップラ15に一端が洗浄液槽に浸漬された洗浄液ホース16の他端が接 続されている。又、塗料ホース13の先端は塗料缶(図示せず)に挿入した吸い 上げパイプに接続されている。
【0015】 三方弁12は、図2(a)に示すように、90°間隔で3つのポートを有する 弁本体17内にT字状の通路18aを有する回転可能な弁体18が配置されると ともに弁体18を回転操作する切換ハンドル19が設けられており、この切換ハ ンドル19を図1に示すように塗料ジョイント9側に向けると図2(a)に示す ように塗料ジョイント9と塗料ホース13が接続され、切換ハンドル19を雌カ ップラ14側に向けると図2(b)、(c)に示すように塗料ジョイント9と雌 カップラ14が接続されるように構成されている。
【0016】 雌カップラ14は常時は閉鎖されており、雄カップラ15を接続することによ って通路が開かれるように構成されたものであり、図3に示すような具体構成例 のものを適用できる。
【0017】 図3において、雌カップラ14は軸心方向に2分割されかつその間に弁座部材 22を保持した状態でねじ結合された筒状ケース21を備え、この筒状ケース2 1内にばね24にて筒状ケースの先端に向けて付勢され弁座部材22に圧接する 有底筒状の弁体23が配設されている。この弁体23の先端側内周に雄カップラ 15を挿入可能でありかつ雄カップラ15の先端15aが当接する段面23aが 形成されている。弁体23の奥部周壁には通孔23bが形成され、段面23aよ りも先端側にはシールリング25が配設されている。筒状ケース21の先端部に は、その内周側に突出した状態と外周側に突出した状態とに背反的に移動可能な ロックボール26が配設され、弁体23がばね24の付勢力によって弁座部材2 2に圧接しているときにはその先端部23cにてロックボール26は筒状ケース 22の外周側に突出されている。筒状ケース21の先端部外周にはばね28にて 先端側に付勢されたロックリング27が摺動可能に外嵌され、このロックリング 27がばね28の付勢力にて筒状ケース21の先端に向けて移動することにより ロックボール26は筒状ケース21の内周側に突出される。一方、雄カップラ1 5には、これを弁体23内に挿入しさらにばね24に抗して押圧して弁体23を 弁座部材22から離間させて開弁した状態でロックボール26の内周に対向する 位置に係合溝29が形成されている。
【0018】 このような構成により、図3に示すように、雌カップラ14に雄カップラ15 を接続していないときにはばね24にて弁体23が閉じられ、ロックボール26 は筒状ケース21の外周側に突出し、それにロックリング27の先端が係合して いる。次に、雄カップラ15を筒状ケース21内の弁体23内に挿入しさらに押 し込むと、弁体23が開いて雄カップラ15が弁体23内及びその通孔23bを 介して筒状ケース21と連通し、かつ弁体23の先端部23cがロックボール2 6の内周から外れた後雄カップラ15の係合溝29がその内周に位置するとばね 28にて付勢されたロックリング27が先端側に摺動してロックボール26が内 周側に突出されて係合溝29に係合し、図2(c)に示すように雌カップラ14 と雄カップラ15が接続される。
【0019】 又、接続状態からロックリング27をばね28に抗して押し込むと、ロックボ ール26が筒状ケース21の外周側に突出可能となってロックが解除されるため 、ばね24の付勢力にて弁体23と雄カップラ15が筒状ケース21の先端側に 移動するとともにロックボール26が筒状ケース21の外周側に突出され、雄カ ップラ15は離脱可能となりかつ弁体23の先端部23cにてロックボール26 が筒状ケース21の外周側に突出した状態で保持され、弁体23が閉じた状態と なる。
【0020】 以上の構成において、塗装作業時には図2(a)に示すように三方弁12の切 換ハンドル19を塗料ジョイント9と塗料ホース13を接続する状態にしておき 、塗装ガン1のハンドル部3を持って塗装箇所に狙いを付け引金7を引くとエア が噴出し、それに伴って塗料が塗料ホース13を介して塗料缶(図示せず)から 吸い上げられて噴霧状に噴射され、塗装が行われる。
【0021】 塗装が終了すると、図2(b)に示すように三方弁12の切換ハンドル19を 雄カップラ14側に90°回転操作して塗料ジョイント9を雌カップラ14に接 続した状態に切り換える。すると、塗料ホース13側は外部に対して完全に遮断 された状態となり、塗料ホース13側で塗料が固化する恐れはなくなる。その状 態で引金7を引いてエアを2〜3秒程度噴出させると、塗装ガン1のノズル内に 残っている塗料の95%以上を吐出させることができる。次に、図2(c)に示 すように洗浄液ホース16の基端の雄カップラ15を雌カップラ14に接続する 。洗浄液ホース16の先端は水系塗料の場合は水、溶剤系塗料の場合は溶剤に浸 漬させておく。その状態で再び引金7を引くとエアが噴出してそれに伴って洗浄 液が吸い上げられて噴出し、ノズル内が洗浄されて残った塗料が完全に吐出され る。
【0022】 かくして、三方弁12の切換ハンドル19の切り換えと洗浄液ホース16の接 続を行うだけで、後は引金7の操作にて簡単な作業で塗装ガン1に残った塗料を 完全に吐出させることができ、塗装ガン1の詰まりやスプレー不良等の発生を完 全に防止することができる。
【0023】 なお、上記実施例では三方弁12のポートに雌カップラ14を取付け、洗浄液 ホース16に雄カップラ15を取付けたが、雄カップラ15が常時閉鎖弁を有す る場合には逆に取付けてもよいことは言うまでもなく、またこれらカップラ14 、15の具体構成は非接続時に三方弁12のポートに外気が侵入しない構成であ れば任意の構成のものを適用できる。
【0024】 又、上記実施例では吸い上げ式塗装装置の例を示したが、圧送式塗装装置やポ ット式塗装装置にもそのまま適用できる。
【0025】
【考案の効果】
本考案の塗装装置によれば、塗料ジョイントに三方弁を接続し、三方弁の切り 換え可能な2つのポートの1つに塗料供給管を接続するとともに残りのポートに 洗浄液供給管を接続可能なカップラを取付けているので、塗装作業終了時に三方 弁を切り換えて塗装ガンと塗料の連通関係を断ってエアを噴出し、さらにカップ ラに洗浄液供給管を接続して再びエアを噴出させることによって塗装ガン内の塗 料を完全に吐出させることができ、簡単な作業で塗装ガンの詰まりやスプレー不 良等の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の塗装装置の一実施例における塗装ガン
の正面図である。
【図2】同実施例における三方弁の各切換状態の断面図
である。
【図3】同実施例の雄カップラと雌カップラの構成を示
す断面図である。
【図4】従来例の塗装装置における塗装ガンの正面図で
ある。
【符号の説明】
1 塗装ガン 4 エアジョイント 5 エアホース 9 塗料ジョイント 12 三方弁 13 塗料ホース 14 雌カップラ 15 雄カップラ 16 洗浄液ホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エア供給用のエアジョイントと塗料供給
    用の塗料ジョイントを有する塗装ガンを備えた塗装装置
    において、塗料ジョイントに三方弁を接続し、三方弁の
    切り換え可能な2つのポートの1つに塗料供給管を接続
    するとともに残りのポートに洗浄液供給管を接続可能な
    カップラを取付けたことを特徴とする塗装装置。
JP6180892U 1992-09-02 1992-09-02 塗装装置 Pending JPH0624766U (ja)

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JP6180892U JPH0624766U (ja) 1992-09-02 1992-09-02 塗装装置

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JP6180892U JPH0624766U (ja) 1992-09-02 1992-09-02 塗装装置

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JPH0624766U true JPH0624766U (ja) 1994-04-05

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ID=13181764

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JP6180892U Pending JPH0624766U (ja) 1992-09-02 1992-09-02 塗装装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010038959A (ko) * 1999-10-28 2001-05-15 안영후 스프레이 장치
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