JPH0238267Y2 - - Google Patents

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JPH0238267Y2
JPH0238267Y2 JP1982188169U JP18816982U JPH0238267Y2 JP H0238267 Y2 JPH0238267 Y2 JP H0238267Y2 JP 1982188169 U JP1982188169 U JP 1982188169U JP 18816982 U JP18816982 U JP 18816982U JP H0238267 Y2 JPH0238267 Y2 JP H0238267Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、スチールカメラのムービーカメラ等
の撮影レンズに組込まれ、三角測量の原理で測距
を行なう自動合焦用の測距装置に関する。
(従来の技術) 一般に、カメラに採用されている合焦用の測距
装置は、例えば、特開昭51−78327号公報に示さ
れるように、発光素子から撮影レンズの光軸と平
行な赤外光光束を発光させ、撮影物体からの赤外
光反射光束を前記光軸と直交する方向にある基本
長隔てて配置した受光素子に受光させ、三角測量
の原理で撮影物体までの距離を測距するものであ
る。ここで、上記受光素子は撮影レンズの繰出し
量、すなわち、距離環の回動量に連動して上記基
本長が変化するように構成してある。そして、こ
の受光素子の中心と、この受光素子に入射する撮
影物体からの赤外光反射光束との位置ずれ量をピ
ントのずれ量として検出し、この値が零となるよ
うに撮影レンズの繰出し量を制御する。
この場合、受光素子の距離環との連動による変
位量は前記基本長や撮影レンズの撮影距離範囲に
よつて異なる。しかし、カメラ用としては、実装
上基本長は80mm〜40mmであり、この場合の受光素
子の変位量は1.6mm程度またはそれ以下である。
測距装置は撮影レンズの撮影距離に対してほぼ比
例的にこの1.6mmのプロツトするので、高精度の
受光素子移動メカニズムと光学系が必要になる。
この場合、特に、ある撮影距離に対する基本的な
受光素子の位置が合わせられるように構成するこ
とが重要である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公報に示された装置の場合、撮影レンズの
上部にハウジングを回動自在に軸支し、このハウ
ジングに集光レンズ及び受光素子を取付け、距離
環と連動して集光レンズ及び受光素子を一体に回
動するものである。この形式の装置の場合、集光
レンズと受光素子を有するハウジングが回動する
ため、小型化に難点があると共に、前記のよう
に、ある撮影距離に対する基本的な受光素子の位
置を合わせるため、ハウジングに対する受光素子
の取付部において、微調整機構が必要となり、そ
の微調整操作もめんどうなものとなりがちであ
る。
本考案の目的は、僅か数mmの受光素子の移動精
度を維持すると共に、ある撮影距離に対する基本
的な受光素子の位置を容易に合わせられるように
して測距精度を向上させた測距装置を提供するこ
とにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の測距装置は、撮影レンズ11の光軸と
平行な赤外光光束を生じる発光素子16と、この
発光素子16とその赤外光光束に直交する方向に
間隔をおいて配置された受光素子20と、この受
光素子20と対向するように設けられ前記発光素
子16による物体からの赤外光反射光束を受光素
子20へ入射させる集光レンズ42と、前記受光
素子20を前記撮影レンズ11の距離環13の回
動に連動して前記受光素子16との間隔が変化す
るように変位させる連通機構とを備え、前記連動
機構は、前記発光素子16と受光素子20との間
隔方向に沿うロツド27により同方向に変位可能
に懸架され受光素子20を装着した支持部材23
と、一端は前記距離環13と共に回動する円周高
さカム40と係合し他端は前記支持部材23側と
ねじ部38により螺合連結しており、かつこの支
持部材23との前記間隔方向に沿う連結位置がね
じ部38により微調節可能に構成され、距離環1
3の回動により支持部材23を間隔方向に沿つて
変位させる連動部材37とを含み、前記集光レン
ズ42を介して入射する物体からの赤外光反射光
束の入射位置と前記受光素子20の位置との合致
に基づいて、三角測量の原理で撮影物体距離を測
定するもである。
(作 用) 本考案では、発光素子16による赤外光光束の
投射により、物体からの赤外光反射光束を集光レ
ンズ42を介して受光素子20へ入射させ、これ
と共に、距離環13を回動し、円周高さカム40
により連動部材37を介して支持部材23をロツ
ド27で案内しつつ変位させ、受光素子20の位
置によりずれ量を検出しつつ、距離環13を合焦
位置まで回動する。
また、受光素子20の組付けに際して、連動部
材37を回転させ、そのねじ部38との螺合によ
り支持部材23を変位させ、すなわち、連動部材
37の支持部材23との連結位置を微調節するこ
とにより、ある撮影距離に対する基本的な受光素
子20の位置合わせを行なう。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図において、11は撮影レンズ、12はこの撮
影レンズ11の固定筒で、図示しないカメラボデ
イに固定される。この固定筒12には距離環13
が回動可能に設けられており、その回動により撮
影レンズ11の撮影距離を変化させる。
上記固定筒12の図示下側に発光素子収納用の
ケース15が設けられ、このケース15内に発光
素子16およびその前部にレンズ17が設けられ
ており、発光素子16はレンズ17を介して撮影
レンズ11の光軸と平行な赤外光光束を投射す
る。
上記固定筒12の図示上側にカバー19が固定
され、このカバー19上に後述する発光素子20
と対向するように集光レンズ42が設けられ、上
記発光素子16による撮影物体への赤外光光束の
投射により、物体の表面からの赤外光反射光束を
集光し、受光素子20へ入射させる。
上記受光素子20は、上下方向に長く形成され
た受光部21を有し、この受光部21は長さ方向
の中心で2分割された一対のシリコンホトダイオ
ードにより構成されている。
そして、この受光素子20はその受光素子20
はその受光部21の長さ方向が図示上下方向に沿
うように受光素子受け22に取付けられ、この受
光素子受け22が支持部材23に取付けられる。
この支持部材23は、上記受光素子受け22を保
持するための両側の対向した溝部24を持つてい
るとともに、図示上下方向に貫通する一側の孔2
5および他側の切欠26を持つており、これら孔
25および切欠26に懸架用のロツド27が挿通
され、この各ロツド27の図示下端が上記カバー
19上に垂直に植設される。また、この各ロツド
27の外側のカバー19上には支柱28が立設さ
れ、この各支柱28の上端間に止め板29がねじ
30により取付けられ、かつ、この止め板29に
上記ロツド27の上端が保持される。
そして、上記受光素子20を有する受光素子受
け22は、両側の縁部を支持部材23の両側の溝
部24に嵌合され、このようにして支持部材23
に装着された受光素子20は、上記ケース15内
の発光素子16と、撮影レンズ11の光軸すなわ
ち発光素子16の赤外光光束と直交する図示上下
方向に間隔(基本長)をおいて位置し、かつロツ
ド27により支持部材23を介して発光素子16
との間隔方向(図示上下方向)に沿つて変位可能
に懸架される。
また、上記支持部材23に形成した両側の溝部
24の受光面に沿う幅寸法は、受光素子受け22
の幅寸法より大きく設定されており、この一側の
溝部24内には受光素子受け22と共に板ばね3
2が挿入され、この板ばね32により溝部24内
で受光素子受け22に対し図示左上方への偏倚力
を与える。また、支持部材23の他側にねじ33
がその先端を溝部24内に突出するように螺着さ
れており、板ばね32とねじ33とにより調節機
構31を構成している。そして、ねじ33の回転
に伴い板ばね32と共に受光素子受け22および
これに取付けられた受光素子20の位置をその受
光面に沿いかつ上記間隔方向(図示上下方向)と
直交する方向に調節するようになつている。
上記支持部材23の上面に受け板35がねじ3
6により取付けられ、この受け板35に連動部材
37の上端のねじ部38が螺合連結されていると
共に、連動部材37の下端は上記カバー19およ
び固定筒12を貫通する通孔39を通り、固定筒
12内に位置する円周高さカム40と係合する。
この円周高さカム40は上記距離環13と共に回
動するもので、その回動に伴い連動部材37と係
合する部分の高さが変化するように形成してあ
る。このようにして、受光素子20の支持部材2
3、ロツド27、受け板35、連動部材37によ
り、受光素子20を撮影レンズ11の距離環13
の回動に連動して発光素子16との間隔が変化す
るように変位させる連動機構を構成している。そ
して、円周高さカム40は距離環13の回動に伴
い連動部材37を図示上下方向に移動させ、これ
に連結した支持部材23を同方向に変位させる。
また、この連動部材27はねじ部38により受け
板35と螺合しているので、連動部材37の回転
により受け板35を介して支持部材23を上下方
向に変位させる。すなわち、その回転により支持
部材23との上下方向に沿う連結位置を変化させ
て微調節することができる。
なお、上記懸架用のロツド27上に固定したE
リング43と支持部材23との間にコイルスプリ
ング44が圧縮状態で介装されており、これによ
つて支持部材23および連動部材37は図示下方
への加工習性を与えられており、支持部材23の
受け板35と連動部材37との連結位置が調節に
より変更されても、また、円周高さカム40が回
動しても、連動部材37が円周高さカム40と終
始係合するようにしてある。
上記構成において、撮影時には、発光素子16
による赤外光光束の投射により、撮影物体からの
赤外光反射光束は固定の集光レンズ42を介して
受光素子20に入射される。このとき、撮影レン
ズ11の距離環13が撮影物体距離に対応した合
焦の回動位置にないと、入射光は受光部21の長
さ方向中心部に入射しない。これは受光素子20
が測距距離に対応して予め設定してある三角測量
の位置に移動していないためである。この中心位
置に対する入射光の位置ずれは、中心位置で2分
割された一対のシリコンホトダイオードにより検
出され、ずれ量に対応した信号を発するので、距
離環13を回動し、円周高さカム40により連動
部材37を図示上下方向に移動させ、支持部材2
3をロツド27で案内しつつ同方向に変位させ、
受光素子20の位置によりずれ量を検出しつつ、
距離環13を撮影物体距離に対応した合焦回動位
置まで回動させる。
このような測距装置が最高の測距精度を出すよ
うに、工場では次の調節を行なう。まず、物体か
らの赤外光反射光束が受光素子20に最大に入射
されるように調節機構31のねじ33を操作し、
集光レンズ42に対する受光素子20の図示横方
向の位置(光軸)合わせを行なう。
次に、ある撮影距離に対する受光素子20の基
本的な位置合わせを行なう。例えば、距離環13
を3mにセツトした場合、3mの位置にある物体
からの赤外光反射光束が受光部21の中心に位置
し、その中心で2分割された一対の赤外ホトダオ
ードが均等な出力を生じるように調節する。この
調節は、連動部材37を図示しないレンズ上面カ
バーの孔からドライバー等で回転させ、そのねじ
部38に螺合する受け部35を介して支持部材2
3を図示上下方向に変位させ、受光素子20の位
置を図示上下方向に対して微調節する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、撮影時には、発光素子16に
よる赤外光光束の投射により、物体からの赤外光
反射光束を集光レンズ42を介して受光素子20
へ入射させ、これと共に、距離環13を回動し、
円周高さカム40により連動部材37を介して受
光素子20の支持部材23をロツド27が案内し
つつ変位させ、合焦状態とするものであるが、受
光素子20の組付けに際して、連動部材37を回
転させ、そのねじ部38との螺合により支持部材
23を変位させ、すなわち、連動部材37の支持
部材23との連結位置を微調節することにより、
ある撮影距離に対する基本的な受光素子20の位
置合わせを行なうことができ、したがつて、受光
素子20の位置合わせを連動部材37の回転とい
う簡単な操作により、かつ、連動部材37の進退
という簡明な動きにより容易に行なうことができ
ると共に、受光素子20の支持部材23と連動部
材37との間で微調節が行なわれ、別個の調節機
構を要せず、構成も簡易に、安価にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による測距装置の一実施例を示す分
解斜視図である。 11……撮影レンズ、13……距離環、16…
…発光素子、20……受光素子、23……支持部
材、27……ロツド、37……連動部材、38…
ねじ部、40……円周高さカム、42……集光レ
ンズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 撮影レンズ11の光軸と平行な赤外光光束を生
    じる発光素子16と、 この発光素子16とその赤外光光束に直交する
    方向に間隔をおいて配置された受光素子20と、 この受光素子20と対向するように設けられ前
    記発光素子16による物体からの赤外光反射光束
    を受光素子20へ入射させる集光レンズ42と、 前記受光素子20を前記撮影レンズ11の距離
    環13の回動に連動して前記受光素子16との間
    隔が変化するように変位させる連動機構とを備
    え、 前記連動機構は、 前記発光素子16と受光素子20との間隔方向
    に沿うロツド27により同方向に変位可能に懸架
    され受光素子20を装着した支持部材23と、 一端は前記距離環13と共に回動する円周高さ
    カム40と係合し他端は前記支持部材23側とね
    じ部38により螺合連結しており、かつこの支持
    部材23との前記間隔方向に沿う連結位置がねじ
    部38により微調節可能に構成され、距離環13
    の回動により支持部材23を間隔方向に沿つて変
    位させる連動部材37とを含み、 前記集光レンズ42を介して入射する物体から
    の赤外光反射光束の入射位置と前記受光素子20
    の位置との合致に基づいて、三角測量の原理で撮
    影物体距離を測定することを特徴とする測距装
    置。
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JPS59101236U JPS59101236U (ja) 1984-07-07
JPH0238267Y2 true JPH0238267Y2 (ja) 1990-10-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0442811Y2 (ja) * 1985-03-08 1992-10-09
JPH0447688Y2 (ja) * 1985-08-09 1992-11-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5178327A (ja) * 1974-12-26 1976-07-07 Bell & Howell Co

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926325Y2 (ja) * 1978-05-24 1984-07-31 富士写真光機株式会社 オ−トフオ−カスモジユ−ルの光軸調整装置
JPS5573922U (ja) * 1978-11-17 1980-05-21

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JPS5178327A (ja) * 1974-12-26 1976-07-07 Bell & Howell Co

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