JP2769397B2 - 測距用投光器の取付け装置 - Google Patents

測距用投光器の取付け装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオートフォーカス装置に
用いられる測距用投光器の取付け装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アクティブ型三角測距装置を内蔵したカ
メラでは、測距時に投光部から被写体に向けて測距光を
投光し、被写体から反射されてきた測距光をPSD(Po
sitionSensing Device )などの受光素子で受けるよう
にしている。受光素子は投光部から一定の基線長だけ離
して配置され、受光素子に対する測距光の入射位置は被
写体距離に対応し、また受光素子はその入射位置に対応
した光電信号を出力するから、被写体距離を電気信号と
して検出することができる。このような測距装置により
正確な測距を行うには、基線長を一定に保つことの他
に、測距光の投光光軸の向きを一定にすることが必要で
ある。
【0003】図3は、従来用いられている測距用投光器
の取付け装置の一例を示す。カメラボディ2の一部に固
着された保持板3には、バネ板4がビス止めされてい
る。バネ板4には図中上方向,左方向へ付勢力をもった
バネ片4a,4bが形成され、また左右の立ち上げ片に
は支点穴5a,5bが、さらに底面には半球状の突起6
が設けられている。投光器7には近赤外光を発光する発
光ダイオードが内蔵され、投光レンズ8を通して投光光
軸8aにしたがって測距光を投光する。投光器7の前端
部側壁には一対の支軸9a,9bが設けられ、また投光
器7の後端側には調整用の長穴10a,10bを設けた
調整板11が一体に連接されている。
【0004】バネ板4の支点穴5a,5bに投光器7の
支軸9a,9bを嵌め、また投光器7の前端部底面を突
起6に当接させ、ビス12a,12bのそれぞれを長穴
9a,9bを通して保持板3のビス穴13a,13bに
螺合させる。これによれば、バネ片4aの付勢に抗して
ビス12aの螺合量を調整することによって、投光光軸
8aを垂直方向に振ることができ、またバネ片4bの付
勢に抗してビス12bの螺合量を調整することによって
投光光軸8aを水平方向に振ることができるから、ビス
12a,12bの螺合量を調整することによって、投光
光軸8aを所定の向きに合わせることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示したような従来装置の場合、バネ片4a,4bの撓み
量をあまり大きくとることができず、これによりビス1
2a,12bの調整ストロークが制限されるため投光光
軸8aの傾き調整範囲が狭いという欠点があった。ま
た、投光器7を垂直方向,水平方向の各方向に傾き調整
できるようにするために、それぞれの方向について支点
及び付勢用のバネが必要になり、部品点数が増えたり部
品形状が複雑化してしまう。さらに、ビス12a,12
bの螺合方向が直交しているため調整時の作業性が悪
く、このような取付け装置を組み込む機器を設計する際
の制約条件になることもあった。
【0006】本発明はこのような従来装置の欠点を解消
し、部品点数が少なくて部品形状を単純化することがで
き、しかも調整時の作業性にも優れた測距用投光器の取
付け装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、カメラ本体に固定された保持板に測距用投
光器を固定した調整板とを連結するにあたり、保持板も
しくは調整板のいずれか一方に支軸を設けるとともに、
他方には支軸の先端部を受け止めて調整板の面の向きを
変えるときの支点となる支軸受け部を形成する。そし
て、保持板と調整板との間に付勢バネを介装することに
よって、前記支点に関して調整板の面が一方に傾くよう
に付勢し、さらに前記支点でほぼ直交する2軸上で保持
板と調整板とのいずれかに螺合し、その螺合量に応じて
保持板と調整板との間の相互間隔を調整する2つの調整
ビスを設けたものである。
【0008】
【実施例】本発明を用いた測距用投光器の取付け装置を
示す図1において、カメラ本体2の一部には保持板15
が固着されている。保持板15には、一体に折り曲げ形
成した支軸16と、内周にネジを切ったビス穴17a,
17bと、コイルバネ18の一端を止める係止穴19が
設けられている。ビス穴17a,17bは支軸16の立
ち上げ部から等しい距離にあり、また支軸16の立ち上
げ部からビス穴17a,17bのそれぞれに向かう線分
はほぼ直交している。一方、穴19は支軸16に関し、
ビス穴17a,17bの両者と対称となる位置に設けら
れている。
【0009】一方、被写体に向けて測距光を投光する投
光器20は、調整板22に固着されている。調整板22
には、図2に示したように、支軸16の先端部を受け入
れる半球状の凹部23と、ビス穴17a,17bに対面
する位置で開口した穴24a,24bと、コイルバネ1
8の他端を止める係止穴25とが設けられている。穴2
4a,24bの内径は、調整ビス26a,26bのネジ
径より大きく、ビス頭の外径よりも小さい。
【0010】保持板15,調整板22の各々の穴19,
25に、引っ張り方向の付勢力をもったコイルバネ18
を掛け、支軸16の先端を凹部23に嵌めると、調整板
22は支軸16と凹部23との当接部を支点とし、穴1
9,25が近づく方向に付勢され、調節板22の面の向
きとともに投光光軸20aはコイルバネ18側に傾くよ
うになる。
【0011】調整ビス26a,26bを穴24a,24
bを通してビス穴17a,17bに螺合させてゆくと、
その螺合量に応じて調整ビス26a,26bの頭部が調
整板22を押しつけるようになる。調整ビス26aの螺
合量を大きくしてゆくと、調整板22はコイルバネ18
の付勢に抗し、その上方が保持板15に近づくように傾
き、投光光軸20aの向きも上向きに調整される。ま
た、他方の調整ビス26bの螺合量を大きくしてゆく
と、調整板22はコイルバネ18の付勢に抗し、その右
方が保持板15に近づくように傾き、投光光軸20aの
向きも右向きに調整される。したがって、調整ビス26
a,26bの螺合量を各々適当に調整することによっ
て、投光光軸20aの向きを任意に決めることができ
る。なお、調整後には、調整ビス26a,26bが回せ
ないように、接着剤等によりビス頭は調整板22に固着
される。
【0012】上述した調整作業は、調整板22の正面側
からドライバ一本で簡単に行うことができ、作業性に優
れている。そして、支軸16の高さ,コイルバネ18の
長さ,調整ビス26a,26bの長さを適当に選ぶこと
によって、上下,左右方向ともその調整幅を広げること
ができる。また、調整板22の傾きの支点位置に対し、
調整ビス26a,26bがほぼ90°直交する線分上に
配置され、しかも支点位置から等距離に配置されている
ため、上下,左右の両方向で調整感度が等しくなり、調
整がしやすい。なお、調整ビス26a,26bを支点位
置から離すほど調整精度を上げることができるが、特に
一方について精度が要求されるような場合には、その一
方だけを支点位置から離すようにしてもよく、必ずしも
両方の調整ビス26a,26bを支点位置から等距離に
しなくてもよい。
【0013】以上、図示した実施例にしたがって説明し
てきたが、引っ張り方向に付勢力をもったコイルバネ1
8の代わりに伸長方向に付勢力をもつコイルバネを用い
るとともに、調整板22の方にビス穴を設け、調整ビス
26a,26bの先端を保持板15に当接させる構造に
しても同様の調整が可能である。
【0014】
【発明の効果】上述したように、本発明の測距用投光器
の取付け装置によれば、単一の支点回りに測距用投光器
の姿勢を変更するようにしたから、部品形状の単純化,
部品点数の削減が可能となる。しかも、これまでの取付
け装置と比較して調整幅を簡単に広げることができるだ
けでなく、調整ビスが同じ方向に露出しているから調整
作業も簡単になり、測距用投光器を組み込む機器を設計
するにあたっての制約を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明取付け装置の分解斜視図である。
【図2】図1の取付け装置の支点部を示す要部断面図で
ある。
【図3】従来の測距用投光器の取付け装置を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
3 保持板 7 投光器 11 調整板 12a,12b 調整ビス 15 保持板 16 支軸 18 コイルバネ 20 投光器 22 調整板 26a,26b 調整ビス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距用投光器をカメラ本体に対して一定
    の姿勢で取り付けるための測距用投光器の取付け装置に
    おいて、カメラ本体に固定された保持板と、測距用投光
    器が固定された調整板と、前記保持板もしくは調整板の
    一方に固着した1つの支軸と、保持板もしくは調整板の
    他方に設けられ前記支軸の先端部を受け止めて調整板の
    面の向きを変えるときの支点となる支軸受け部と、前記
    保持板と調整板との間に介装され、前記支点に関して調
    整板の面が一方に傾くように付勢するバネと、前記支点
    でほぼ直交する2軸上で保持板と調整板とのいずれかに
    螺合し、その螺合量に応じて保持板と調整板との間の相
    互間隔を調整する2つの調整ビスとからなることを特徴
    とする測距用投光器の取付け装置。
JP23232591A 1991-08-19 1991-08-19 測距用投光器の取付け装置 Expired - Fee Related JP2769397B2 (ja)

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JP5430386B2 (ja) * 2009-12-22 2014-02-26 キヤノン株式会社 撮像装置

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