JPH0637372Y2 - 合焦検出装置 - Google Patents

合焦検出装置

Info

Publication number
JPH0637372Y2
JPH0637372Y2 JP16401986U JP16401986U JPH0637372Y2 JP H0637372 Y2 JPH0637372 Y2 JP H0637372Y2 JP 16401986 U JP16401986 U JP 16401986U JP 16401986 U JP16401986 U JP 16401986U JP H0637372 Y2 JPH0637372 Y2 JP H0637372Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
holder
support plate
fixed
light projecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16401986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6368633U (ja
Inventor
肇 岡本
Original Assignee
ウエスト電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウエスト電気株式会社 filed Critical ウエスト電気株式会社
Priority to JP16401986U priority Critical patent/JPH0637372Y2/ja
Publication of JPS6368633U publication Critical patent/JPS6368633U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0637372Y2 publication Critical patent/JPH0637372Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、投・受光動作に基づくカメラ等の合焦検出装
置に関し、特に投光素子の位置調整装置に特徴を有する
合焦検出装置に関するものである。
従来の技術 投・受光動作に基づく合焦検出装置において、例えば
今、点光源とみなした投光素子の投光角を約2度とする
と、得られる光束の径は、3mの距離で約10cm,7mの距離
で約25cmとなる。
受光素子は、上記光束による被写体からの反射光を受光
し、合焦検出装置は、この受光動作によって被写体まで
の距離情報を得て合焦検出動作を行なうことになる。
従って、上記光束が受光素子の受光範囲外に射出された
とすると、受光素子は反射光を受光できなくなり、合焦
検出動作が行なえなくなる。
この結果、投光素子の光束投光方向は、受光素子の受光
範囲内となるように制御する必要があるわけである。
かかる合焦検出素子の位置調整手段としては、例えば実
開昭60−120414号公報に開示されたカメラにその一例が
示されている。
上記提案に開示された手段について簡単に述べると、投
光光学系をカメラ基体に保持する第1保持手段と、受光
光学系を上記投光光学系から所定基線長離して、かつ独
立してカメラ基体に保持する第2保持手段と、この第1
または第2保持手段に設けられ、光学系の構成部材を変
位させて上記基線長の粗調整,微調整を行なう第1,第2
調整手段を備えている。
具体例について述べると、第1調整手段は第2保持手段
に設けられ、弾性を有し受光光学系の構成部材を支持す
る支持部材の弾性変形と、受光光路外に設けられた軸を
中心とした上記支持部材の回転による上記構成部材の変
位のいずれか一方により基線長の粗調整を行なう構成が
開示されている。
また、第1保持手段を投光素子を保持するホルダーと
し、このホルダーの一方向への移動と、ホルダー内にお
ける投光素子の他方向への移動とを実現し、投光光学系
の光束投光方向の自由度を2とする構成も開示されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上述したような投・受光動作に基づく合焦検出装置にお
ける合焦検出素子の位置調整は、一般的に考え、X,Y,Z
座標方向に対しての調整が必要となるが、上記提案装置
について詳しく見てみると、X,Y座標方向、即ち光軸に
対して例えば上下,左右方向である光軸に直交する平面
方向に対しての調整は、第1,第2保持手段にて行なわれ
ているが、Z座標方向、即ち光軸に沿った光軸方向への
調整は行なわれていない。
一方、さらに第1,第2保持手段にて行なわれる調整自体
についてみてみると、回転動作を基本とし、かつ投・受
光の両光学系での調整となることから、多様な調整がで
きる反面その調整作業は複雑になってしまうと考えられ
る。
本考案は上記のような点を考慮してなしたもので、極め
て簡易な構成および作業で、投光素子のX,Y,Z座標方向
に対する位置調整を行なえる位置調整装置を備えた合焦
検出装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案による合焦検出装置は、カメラ本体に固着される
と共に投・受光レンズおよび受光素子が固着される投・
受光部基体と、投光素子を固着保持する第1ホルダと、
この第1ホルダが上記投光素子の光軸方向に移動可能に
嵌挿される嵌挿凹部を有する本体および上記投光素子の
リード線穴が設けられた上記本体に連設される突出部か
らなる第2ホルダと、上記第1ホルダの上記嵌挿凹部内
での位置を制御する位置調整ネジと、上記基体に固着さ
れると共に上記突出部の径より大径でかつ上記第2ホル
ダの本体径より小径の孔を有する支持板と、上記突出部
に上記孔を介してネジ止めされることにより上記支持板
を上記第2ホルダ本体との間に挟みつけ上記第2ホルダ
を上記支持板に固着する摩擦バネとからなる投光素子の
位置調整装置を備えて構成される。
作用 本考案による合焦検出装置は、位置調整ネジによる第1
ホルダの嵌挿凹部内での移動制御によって、上記第1ホ
ルダに固着された投光素子の光軸方向に対する位置が調
整されると共に、第2ホルダの突出部の上記支持板の孔
内での位置を摩擦バネのネジ止め状態によって制御する
ことにより上記第2ホルダを介して上記投光素子のその
光軸に直交する平面方向にたいする位置が調整されるこ
とになる。
実施例 第1図は本考案による合焦検出装置の一実施例における
要部、即ち投・受光部の分解斜視図を示し、以下、その
構造について述べる。
カメラ本体1に一体的にあるいは固着して設けられる投
・受光部の基体2は、周知の投光レンズ3,投光レンズ4
を固着するための装着溝2a,2b,受光素子5を固着するた
めの固着凹部2cおよび投光素子6を保持する第1ホルダ
7が移動可能に嵌挿される嵌挿凹部2dを有している。
第1ホルダ7は投光素子6が嵌挿される嵌挿凹部7a、投
光素子6に設けられた突起6aと嵌合し投光素子6の回転
を防止する嵌合凹部7bおよび位置決め用のピン7dを備え
ている。
投光素子6は、上記第1ホルダ7の嵌挿凹部7a,嵌合凹
部7bにその本体および突起6aが嵌挿された状態で接着剤
により上記第1ホルダ7に固着される。
投光素子6が固着された第1ホルダ7は、第2ホルダ8
に設けられる図中に破線で示した嵌挿凹部8a内に嵌挿さ
れ、その側面部7cが第2ホルダ8を貫通する位置調整ネ
ジ9の先端部にて押圧されることにより、上記嵌挿凹部
8a内での位置が制御される。
第2ホルダ8は、第1ホルダ7のピン7dが貫通するピン
穴8cおよびネジ穴8d,投光素子6のリード線6bの通過穴8
eが設けられた突出部8bを有し、この突出部8bが支持板1
0に設けられ上記突出部8bの径より大径の孔10aに挿通せ
しめられた状態で摩擦バネ11とネジ12によって固着され
ることにより、その端面部8fと上記摩擦バネ11との間に
上記支持板10を挟み込む。この結果、第2ホルダ8は支
持板10に固着されることになる。尚、支持板10の直立部
10bは受光素子5を基体2の固着凹部2cに圧接する機能
を果たし、また孔10aの側部のふくらみは第1ホルダ7
のピン7dを逃がすためのものである。
第2図は、第1図に示した要部を組み立てた状態におけ
る投光素子6部分の縦断面図である。
第2図からも明らかなように、投光素子6は第1ホルダ
7に、その嵌挿凹部7aに嵌挿された状態で適宜の接着剤
13にて接着、即ち固着されている。
また、第1ホルダ7は、第2ホルダ8の嵌挿凹部8a内に
嵌挿され、その側端部7cが位置調整ネジ9の先端部と当
接している。
さらに第2ホルダ8は、その突出部8bが支持板10の大径
の孔10aを貫通すると共に摩擦バネ11とネジ12によって
固着されることにより、その端面部8fと摩擦バネ11との
間に支持板10を挟み込むことによりこの支持板10に固着
されている。
以下、上記のような構成かならる本考案の一実施例にお
ける合焦検出素子の位置調整動作について述べる。
合焦検出素子は、先にも述べたように受光素子5および
投光素子6が該当するが、本実施例においては、受光素
子5は基体2の装置凹部2cに固置しており、上記位置調
整は投光素子6に対してのみ行なわれることになる。
ます、X,Y座標方向、即ち投光素子6の投光軸に直交す
る平面方向に対しての位置調整について述べる。
先の構成からも明らかであるが、本実施例において、ネ
ジ12をゆるめてやると、支持板10の孔10aの径がこの孔1
0aを貫通する第2ホルダ8の突出部8bの径より大きいこ
とから、上記第2ホルダ8は上記突出部8bの側端面8b′
が上記孔10aの内端面10a′と当接するまでの範囲で移動
できることになる。
この第2ホルダ8の移動は、その嵌挿凹部8aに投光素子
6が固着された第1ホルダ7が嵌挿され、位置調整ネジ
9で固着されていることを考えると、上記投光素子6を
その投光軸に直交する方向に移動させることに他ならな
い。
従って、ネジ12をゆるめた状態で、このネジ12および摩
擦バネ11を含めて、指等で第2ホルダ8を適宜の方向へ
移動した後、ネジ12を締め付けることにより投光素子6
のX,Y座標方向に対する位置調整を行なえることにな
る。
一方、Z座標方向に対する位置調整については、位置調
整ネジ9をゆるめてやることにより行なわれることにな
る。
第2ホルダ8の嵌挿凹部8a内に嵌挿された投光素子6が
固着された第1ホルダ7は、位置調整ネジ9をゆるめて
その先端部と第1ホルダ7の側端部7cとの当接を解除し
てやれば、第2図におれる左右方向、即ち投光素子6の
投光軸方向に対して移動できることになる。
この第1ホルダ7の移動は、投光素子6の移動であるこ
とは詳述するまでもなく、従って、まず、位置調整ネジ
をゆるめた状態で、リード線6bあるいはピン7dを指、ピ
ンセット等で保持して第1ホルダ7を光軸方向へ適宜移
動した後位置調整ネジ9を締め付けその先端部で第1ホ
ルダ7の側端部7cを押圧することにより、投光素子6の
Z座標方向に対する位置調整を行なえることになる。
考案の効果 以上述べたように本考案による合焦検出装置における投
光素子の位置調整装置は、X,Y,Z座標方向に対する位置
調整を2つのホルダの相互移動および同時移動させる構
成によりネジ構成の締め付けおよび締め付け解除によっ
て制御でき、上記構成および調整作業を極めて簡単にす
ることができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による合焦検出装置の一実施例の要部分
解斜視図、第2図は第1図に示した要部を組み立てた状
態における符号6で示した投光素子部分の縦断面図であ
る。 1……カメラ本体、2……投・受光部基体、3……投光
レンズ、4……受光レンズ、5……受光素子、6……投
光素子、7……第1ホルダ、8……第2ホルダ、8a……
嵌挿凹部、8b……突出部、9……位置調整ネジ、10……
支持板、11……摩擦バネ、12……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体に固着されると共に投・受光レ
    ンズおよび受光素子が固着される投・受光部基体と、投
    光素子を固着保持する第1ホルダと、該第1ホルダが前
    記投光素子の光軸方向に移動可能に嵌挿される嵌挿凹部
    を有する本体および前記投光素子のリード線穴が設けら
    れた前記本体に連なる突出部からなる第2ホルダと、前
    記第1ホルダの前記凹部内での位置を制御する位置調整
    ネジと、前記基体に固着されると共に前記突出部の径よ
    り大径でかつ前記本体径より小径の孔を有する支持板
    と、前記突出部に前記孔を介してネジ止めされることに
    より前記支持板を前記本体との間に挟みつけ前記第2ホ
    ルダを前記支持板に固着する摩擦バネとからなる前記投
    光素子の位置調整装置を備えた合焦検出装置。
JP16401986U 1986-10-24 1986-10-24 合焦検出装置 Expired - Lifetime JPH0637372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16401986U JPH0637372Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 合焦検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16401986U JPH0637372Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 合焦検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6368633U JPS6368633U (ja) 1988-05-09
JPH0637372Y2 true JPH0637372Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31092754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16401986U Expired - Lifetime JPH0637372Y2 (ja) 1986-10-24 1986-10-24 合焦検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0637372Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6205714B2 (ja) * 2012-11-13 2017-10-04 株式会社リコー オートフォーカス装置、投射レンズ装置、及び画像投射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6368633U (ja) 1988-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6982410B2 (en) Photoelectric sensor with deflection angle adjustment arrangement
US7377045B2 (en) Laser reference device
JPH0637372Y2 (ja) 合焦検出装置
JP2009530660A (ja) 精密チップ傾斜調整装置があるデバイス
US20060104595A1 (en) Three constraint joint
US5411235A (en) Fixture for angularly aligning an optical device
JP2002221416A (ja) 墨出し装置
JP2769397B2 (ja) 測距用投光器の取付け装置
JPH0447688Y2 (ja)
JP3922002B2 (ja) レーザー墨出し装置
JPH0548165Y2 (ja)
JP2561465Y2 (ja) 光学装置の光学部品固定構造
JP3695617B2 (ja) レンズ位置調整固定装置
JPH0171711U (ja)
JPH0171712U (ja)
JPH0238267Y2 (ja)
JPH1123699A (ja) レーザ光軸調整装置
JPH058571Y2 (ja)
JP3081338U (ja) 墨出し装置
JPH11271595A (ja) ミラーホルダ装置
JPH0279672U (ja)
JPH0352707U (ja)
JPS5826435Y2 (ja) 反射形光電スイッチ
JP2523453Y2 (ja) 発光または受光素子固定装置
JPS6233018U (ja)