JP2523453Y2 - 発光または受光素子固定装置 - Google Patents

発光または受光素子固定装置

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JP2523453Y2
JP2523453Y2 JP1989098822U JP9882289U JP2523453Y2 JP 2523453 Y2 JP2523453 Y2 JP 2523453Y2 JP 1989098822 U JP1989098822 U JP 1989098822U JP 9882289 U JP9882289 U JP 9882289U JP 2523453 Y2 JP2523453 Y2 JP 2523453Y2
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led
light
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light emitting
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隆治 平田
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Olympus Optic Co Ltd
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は発光または受光素子固定装置、詳しくはLED
のような発光素子または受光素子を実装して固定する装
置に関する。
[従来の技術] 周知のように、発光素子または受光素子では通常集光
レンズを用いて、その光束のフォーカシングが行なわれ
るようになっている。第6図は、パッシブ方式のAFカメ
ラにおける補助光を投射するためのLEDを実装し固定す
る従来の固定装置の分解斜視図で、LED15が固定部材13a
上に、例えば、接着等の手段によって、装着固定された
LEDホルダ13は、その底面13cがベース11の上面11cに、
その内側両側面13d,13eがベース11の両側面11d,11eに、
それぞれ接するように、且つ光軸方向に摺動自在なよう
に嵌合されている。一方、このベース11の図における左
側縁に集光レンズ12が装着されるようになっているの
で、上記LEDホルダ13をベース11に沿って前後に摺動す
ることにより、LED15から発光された照射光のフォーカ
シングが行なわれるようになっている。そして、このフ
ォーカシングが完了すると、ビス14がLEDホルダ13の長
穴13bを貫通して、ベース11のねじ11aにねじ止めされ、
これによって、LEDホルダ13がベース11に固着されるよ
うになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、集光レンズ12が装着されたベース11上
を、LED15が実装されたLEDホルダ13を光軸方向に前後に
摺動させてLED15から発光された照射光のフォーカシン
グを行なう上記手段では、LEDホルダ13とベース11と集
光レンズ12とに分離されているので、LED15の光軸を集
光レンズ12の光軸に合わせるのが難しかった。また、ベ
ース11上で照射光のフォーカシング調整をしなければな
らず、調整が面倒であった。
そこで、本考案の目的は、上述の問題点を解消し、ホ
ルダ単体で集光レンズの光軸と発光または受光素子の光
軸とを容易に、且つ確実に一致させ、照射光のフォーカ
シング調整を容易に行うことができ、調整を終了したホ
ルダを不動部材に簡単に取り付けることができるため、
生産性の向上を図ることができる発光または受光素子固
定装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 本考案の発光または受光素子固定装置は、集光レンズ
を支持するための集光レンズ支持部と、発光または受光
素子を自己の空所のテーパ状部で上記集光レンズの光軸
方向へのフォーカシング調整を許容するようにして挟持
するようになされた挟持部と、上記集光レンズ支持部と
上記挟持部とを一体に連接するように両部間に設けられ
た連接部と、不動部材に設けられた位置決め用突起に適
合するように上記連接部に穿設された位置決め用孔とを
有してなるホルダを具備したことを特徴とするものであ
る。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案を具体的に説明する。第
1図は、本考案の一実施例を示す発光または受光素子固
定装置の分解斜視図で、本例では発光または受光素子の
うち発光素子としての発光ダイオード(LED)を例に挙
げて説明している。図において、この発光または受光素
子固定装置は、LED3を保持するLEDホルダ1と、このホ
ルダ1が搭載されるベース4とから大略構成されてい
る。上記LEDホルダ1においては、その一側縁が上方に
折曲げられて形成された集光レンズ支持部1a上に透明ア
クリル,透明ポリカーボネイト等で形成された集光レン
ズ2が一体に成型され、また他側縁には、LED3が圧入さ
れて挟持するLED挟持部1b,1cが、それぞれ形成され、こ
の両部を一体に連接するように連接部が設けられてい
る。そして、集光レンズ2の光軸がLED3の光軸に一致す
るように各部寸法が設定されている。このLED挟持部1b,
1cは、第2図に示すように、横長の四角形に近似した形
状で、その両サイドが外方に向け半円状に、その中央上
部1bが上方に向け円弧状に、それぞれ突出して形成され
ている。そして、第1図に示すようにビス6,7が上記LED
挟持部の上部両サイド寄りに穿設された穴1h,1iを貫通
して、この穴1h,1iに対応して下部のLED挟持部に設けら
れたねじ1j,1kに螺着されている。
ベース4には、その略中央に位置してガイド用突起4
a,4bとねじ4cとが設けられている。このガイド用突起4
a,4bを、上記LEDホルダ1の連接部の底面に穿設された
位置決め用ガイド穴1e,1gに嵌合して、LEDホルダ1のベ
ース4への位置決めが行なわれる。そして、この位置決
めが終了すると、ビス5が上記LEDホルダ1の底面に穿
設された貫通穴1fを貫通して、ベース4のネジ4cにねじ
止めされ、これによってLEDホルダ1がベース4に固着
される。
第3図は、上記第2図におけるLED挟持部1b,1cのX1
X1中央縦断面図である。図において、LED挟持部1b,1cに
LED3が圧入される側面1n,1pは、面取りされていると共
に0.5°〜3°位の抜け勾配がつけられている。
このように構成された本実施例においては、先ず、第
2図に示すLED挟持部1b,1cの上下のアームを上下に押し
拡げて、その間隔を拡大すると共に、LED3の各リードに
通電してこのLEDを発光させるような治具を用意する。
このような治具により、LED挟持部1b,1cに第2図に示す
ような力B,Bを上下各方向に加えて同挟持部を拡げなが
ら、発光されているLED3を後方より第2図の2点鎖線l1
の位置に圧入する。そして、LED3を光軸方向に前後に摺
動させながら、フォーカシング調整を行なう。このよう
にして最適フォーカシング位置に達したら、その位置で
上記治具を取り除けば、LED3はLED挟持部1b,1cの弾力に
より最適フォーカシング位置で挟持されることになる。
この場合、前記第3図で説明したように挟持部の上下
側面1n,1pには抜け勾配を利用したテーパがつけられて
いるので、LED3を容易に圧入することができる。上述し
たように、LED3のフォーカシング調整はLED3の圧入加減
を調整することによって行われるため、テーパをつけた
ことによりLED3を容易に圧入でき、従って容易にフォー
カシング調整を行うことができる。そして、最適フォー
カシング位置でも、第4図に示すように、挟持部1bの土
手部1pがLED3の部分円弧状に上方に突出された突出部3a
に接することなく隙間Aが残るようになっている。
ところで、上記説明ではLED挟持部1b,1cに力B,Bを加
えて同挟持部を上下に拡げるとしたが、第2図に示すよ
うに、両サイドから中心に向け力C,Cを加えても同挟持
部の上下アームが撓んで挟持部を拡大することができる
ので、上記と同様にLED3のフォーカシング調整を行うこ
とができる。
通常、LED3としては市販されているLEDを購入して使
用するが、この種LED等の電気部品の場合、JIS等で規定
された外形寸法の許容誤差は割合に大きく設定されてい
る。そこで、LED挟持部1b,1cの形状寸法を実際に使用し
ようとするLEDがその外形寸法の許容誤差の上限に近い
寸法のときに圧入可能な数値に設定しているので、外形
寸法の許容誤差の下限に近い寸法のLEDの場合、そのLED
をLED挟持部1b,1cに圧入してフォーカシング調整を行な
っても、挟持不能となることがある。このような場合に
は、第1図に示すビス6,7を時計方向に回転させてLED挟
持部の間隙を狭くして対処している。あるいは、第5図
に示すように、LED挟持部1bの略中央に小孔1mを穿設
し、この小孔1mに接着剤を注入してLED3をLED挟持部1b
に接着するようにしてもよい。
以上述べたように本実施例によれば、集光レンズ支持
部1aとLED挟持部1b,1cとを一体とし、集光レンズ2の光
軸とLED3の光軸とが一致するように各部寸法を設定して
あるので、LED3等の部品個々の許容寸法誤差範囲内で高
精度の光軸設定が可能になる。そして、LED挟持部1b,1c
にLED3を圧入しているので、接着等の工数を省略できる
と共に部品点数を削減でき、これによってコストの低減
や生産性の向上を図ることができる。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案の発光または受光素子固定
装置によれば、集光レンズ支持部と、テーパ状部を有す
る挟持部と、この両部を一体に連接する連接部とを有す
るホルダを備えているので、集光レンズの光軸と発光ま
たは受光素子の光軸を容易に、且つ確実に一致させるこ
とができると共に、挟持部のテーパ状部への発光または
受光素子の圧入加減を調節するだけで、ホルダ単体で容
易に照射光のフォーカシング調整を行うことができる。
また、ホルダには不動部材に設けられた位置決め用突起
に適合するように位置決め用孔が設けられているので、
光軸合わせ及びフォーカシング調整が済んだ状態でホル
ダを不動部材に簡単に取り付けることができ、生産性の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す発光または受光素子
固定装置の分解斜視図、 第2図は、上記第1図におけるLED挟持部の要部を示す
正面図、 第3図と第4図は、上記第2図におけるX1−X1中央断面
図で、第3図はLED圧入前を、第4図はLED圧入後を、そ
れぞれ示す図、 第5図は、上記第1図における上側のLED挟持部の要部
斜視図、 第6図は、従来の発光または受光素子固定装置の分解斜
視図である。 1a……集光レンズ支持部 1b,1c……LED挟持部(挟持部) 2,12……集光レンズ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集光レンズを支持するための集光レンズ支
    持部と、 発光または受光素子を自己の空所のテーパ状部で上記集
    光レンズの光軸方向へのフォーカシング調整を許容する
    ようにして挟持するようになされた挟持部と、 上記集光レンズ支持部と上記挟持部とを一体に連接する
    ように両部間に設けられた連接部と、 不動部材に設けられた位置決め用突起に適合するように
    上記連接部に穿設された位置決め用孔と、 を有してなるホルダを具備したことを特徴とする発光ま
    たは受光素子固定装置。
JP1989098822U 1989-08-24 1989-08-24 発光または受光素子固定装置 Expired - Lifetime JP2523453Y2 (ja)

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