JPH0237730B2 - - Google Patents

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JPH0237730B2
JPH0237730B2 JP56088155A JP8815581A JPH0237730B2 JP H0237730 B2 JPH0237730 B2 JP H0237730B2 JP 56088155 A JP56088155 A JP 56088155A JP 8815581 A JP8815581 A JP 8815581A JP H0237730 B2 JPH0237730 B2 JP H0237730B2
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JP
Japan
Prior art keywords
josephson
interferometer
resistor
interferometers
damping
Prior art date
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JP56088155A
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English (en)
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JPS57203318A (en
Inventor
Yutaka Harada
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS57203318A publication Critical patent/JPS57203318A/ja
Publication of JPH0237730B2 publication Critical patent/JPH0237730B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/38Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of superconductive devices

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  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の利用分野 本発明は、超電導素子、特にジヨセフソン素子
を使つたデイジタル回路に関し、特にジヨセフソ
ン干渉計を使つた直流電源で駆動されるいわゆる
ノンラツチング回路に係る。
(2) 従来技術 ジヨセフソン素子を使つたデイジタル回路は大
別して交流電源で駆動されるいわゆるラツチング
回路と直流電源で駆動されるいわゆるノンラツチ
ング回路に分けられる。ラツチング回路はその素
子や回路の構造が簡単であるが、ラツチング回路
をおさめる実装系は複雑かつ精巧なものが必要で
ある。ノンラツチング回路はその素子や回路の構
造が複雑であるが、ノンラツチング回路をおさめ
る実装系はラツチング回路の場合よりも簡単であ
り、シリコン技術の発達により将来に期待される
実装系と良く調和する。
第1図にコンプリメンタリ回路の名称で知られ
ているノンラツチング回路の従来例を示す。負荷
抵抗103が並列接続されたジヨセフソン接合1
01と負荷抵抗104が並列接続されたジヨセフ
ソン接合102を直列に接続し、その両端に電源
端子111を介して直流電圧Vsを印加する。印
加電圧Vsは各接合の超電導状態へ復帰する電圧
Vminの和よりも小さくしてあるため、2つの直
列に接続されたジヨセフソン接合101,102
のうち1つが電圧状態にあり、他の1つは超電導
状態にある。ジヨセフソン素子101,102の
状態を制御する目的でバイアス線109をジヨセ
フソン接合102の近傍に配置し、定電流回路1
10から流れ出し、バイアス線109を流れるバ
イアス電流Ibにより発生する磁束はジヨセフソン
接合102と鎖交するようにする。コントロール
配線107はジヨセフソン接合101,102の
近傍に配置され、端子105,106を介してコ
ントロール配線107を流れるコントロール電流
により発生する磁束は、ジヨセフソン接合10
1,102と鎖交する。この場合コントロール配
線107に流れるコントロール電流とバイアス線
109を流れるバイアス電流の流れる向きが互に
逆向きになる様にしておき、おのおのの電流が発
生し、ジヨセフソン接合102と鎖交する磁束が
互いに打ち消し合う様にしておく。出力端子はジ
ヨセフソン接合101,102の接続点に接続さ
れる。以下に第1図に示す回路の動作を説明す
る。第2図はコントロール配線107に流れるコ
ントロール電流Icとジヨセフソン接合101,1
02に流れる最大超電導電流との関係、すなわち
超電導電流のスレツシヨルド曲線である。この曲
線よりも電流を多く流すとジヨセフソン接合は電
圧状態にあり、この曲線よりも少い電流を流すと
ジヨセフソン接合は超電導状態に留まつているこ
とができる。コントロール電流が流れない時のジ
ヨセフソン接合101の動作点は第2図のA点、
ジヨセフソン接合102の動作点は第2図の
A′点で表わされる。この場合ジヨセフソン接合
101は超電導状態にあり、ジヨセフソン接合1
02は電圧状態にあるため出力端子108には電
源電圧と同一レベルの電圧Vs、すなわち“H”
レベルの電圧が現われる。コントロール電流がコ
ントロール配線109に流れる場合のジヨセフソ
ン接合101の動作点は第2図でB点、ジヨセフ
ソン接合102の動作点は第2図でB′点で表わ
される。この場合ジヨセフソン接合101は電圧
状態、ジヨセフソン接合102は超電導状態にあ
るため、出力端子にはGND電圧すなわち“L”
レベルの電圧が現われる。以上の説明より第1図
の回路がインバータ回路として動作することは明
かである。
しかし、第1図に示す従来技術による回路はジ
ヨセフソン接合を使つているためにジヨセフソン
素子自身の感度が悪いことやコントロール配線の
配置がむずかしい等の問題点があり、微細化する
ことが困難であるという欠点があつた。
(3) 発明の目的 本発明の目的は第1図に示したコンプリメンタ
リ回路の改良に関する。特にジヨセフソン干渉計
により回路の動作感度を良くし、以て小さい電流
でも駆動でき、素子の微細化を可能にした回路構
成を提供することにある。
(4) 発明の総括説明 ジヨセフソン干渉計を使つて回路の場合にはそ
のインダクタとジヨセフソン接合の接合容量に帰
因する非線形共振が顕著に現われる。本発明のポ
イントはジヨセフソン干渉計を使つたコンプリメ
ンタリ回路において、2つのジヨセフソン干渉計
の間の非線形共振をおさえるためにダンピング抵
抗を配置した回路構成にある。
(5) 実施例 以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明す
る。第3図に本発明に使うジヨセフソン干渉計を
示す。ジヨセフソン接合301,302とインダ
クタ303,304は一つの閉ループを作つてい
る。端子310,311を介して流れるゲート電
流Igはジヨセフソン接合301,302に分流す
る。インダクタ305,306は各々インダクタ
303,304とカツプリングしていて、コント
ロール電流端子308,309を介してインダク
タ305,306に流れるコントロール電流Icに
より作られる磁束は該閉ループと鎖交する。ジヨ
セフソン接合301とインダクタ303の接続点
とジヨセフソン接合302とインダクタ304の
接続点の間には干渉計の共振現象をおさえるため
にダンピング抵抗307が接続されている。第3
図に示すジヨセフソン干渉計の超電導電流の最大
値Imとコントロール電流Icとの関係、すなわち
ジヨセフソン干渉計のスレツシヨルド特性は第4
図に示す様になる。第4図の曲線よりも電流が多
いと干渉計は電圧状態にあり、電流が少いと干渉
計は超電導状態に留まつていることができる。
第3図に示すジヨセフソン干渉計を第1図のジ
ヨセフソン接合101,102とおきかえること
により感度の良いコンプリメンタリ回路を構成で
きる。第5図は本発明の実施例の1つである。第
3図に示すものと同形のジヨセフソン干渉計JD
1,JD2を2個直列に接続しその間に端子11
1を介して定電圧を印加する。ジヨセフソン干渉
計JD1とJD2の接続点と負荷抵抗103,10
4の接続点の間にはインダクタ501を接続す
る。このインダクタ501の働きは後で説明す
る。ジヨセフソン干渉計JD2にはバイアス配線
109をもうけ、そこに定電流源110より供給
されるバイアス電流Ibを流す。コントロール電流
は端子105,106を介してジヨセフソン干渉
計JD1,JD2のイフダクタ305,306に流
れ、コントロール電流により発生する磁束はジヨ
セフソン干渉計JD1,JD2の閉ループと鎖交す
る。以下に第4図を使つて第5図に示す回路の動
作を説明する。コントロール電流Icが流れない時
のジヨセフソン干渉計JD1の動作点はA点、ジ
ヨセフソン干渉計JD2の動作点はA′点で示され
る。そのためジヨセフソン干渉計JD1は超電導
状態、ジヨセフソン干渉計JD2は電圧状態にあ
り、出力端子108には“H”レベルの電圧が現
われる。コントロール電流Icが流れる場合のジヨ
セフソン干渉計JD1の動作点はB点、ジヨセフ
ソン干渉計JD2の動作点はB′点で表わされる。
そのためジヨセフソン干渉計JD1は電圧状態、
ジヨセフソン干渉計JD2は超電導状態にあり、
出力端子108には“L”レベルの電圧が現われ
る。以上の動作は第1図に示した従来技術による
回路と同等であることは明らかである。
第5図に示す回路では各ジヨセフソン干渉計内
の共振現象をおさえるためにダンピング抵抗30
7を各々のジヨセフソン干渉計JD1,JD2内に
設置してあるが、さらにジヨセフソン干渉計JD
1,JD2間の共振現象をおさえるためダンピン
グ抵抗510,511をジヨセフソン干渉計JD
1,JD2の間に設置してある。ダンピング抵抗
の値はクリテイカルダンピングの場合の値、すな
わち R=√ L;ジヨセフソン干渉計のインダクタ303のイ
ンダクタンス Cj;ジヨセフソン接合301の接合容量 の近傍の値をえらんである。もしもダンピング抵
抗510,511を設置しないか、抵抗値を大き
くすると第5図の回路は共振してしまい、デイジ
タル回路として動作しない。
また、ジヨセフソン干渉計JD1,JD2の接続
点と負荷抵抗103,104の接続点に接続され
たインダクタ501は第5図に示す回路に良好な
改善をもたらす。第5図に示すコンプリメンタリ
回路ではジヨセフソン干渉計JD1,JD2のどち
らか一方が電圧状態にあるため、そのジヨセフソ
ン接合の位相は常に変化している。例えば第5図
に示す回路の直流電源電圧を1mVにすれば電圧
状態にあるジヨセフソン接合の位相は常に進み、
その接合を流れる電流は484GHzで発振している。
そのため第5図に示す回路の出力波形は入力信号
のタイミングに依存する。例えば入力信号のタイ
ミングを1psだけずらした場合、出力波形は発振
してしまう。第5図に示す回路は電源電圧を各ジ
ヨセフソン干渉計のVminの和よりも小さくして
あるため、最終的にはどちらか一方の干渉計が超
電導状態、他の干渉計が電圧状態になるが、この
発振現象はジヨセフソン干渉計JD1,JD2の状
態が変わる途中で両方の干渉計が競合し合つてい
る結果である。インダクタ501はこの発振現象
をおさえるのに効果がある。インダクタ501は
遅延素子としての役目を持つており、ジヨセフソ
ン干渉計JD1又はJD2が超電導状態に復帰する
までジヨセフソン干渉計JD1とJD2の接続点の
電位をジヨセフソン干渉計が超電導状態に復帰し
やすい様に保つのに効果がある。
第6図は本発明の他の実施例である。ダンピン
グ抵抗520をジヨセフソン干渉計JD1のジヨ
セフソン接合301の一端と電源線との間に、ダ
ンピング抵抗521をジヨセフソン干渉計JD1
のジヨセフソン接合302の一端と電源線との間
に、ダンピング抵抗522をジヨセフソン干渉計
JD2のジヨセフソン接合301の一端とGND線
との間に、ダンピング抵抗523をジヨセフソン
干渉計JD2のジヨセフソン接合302の一端と
GND線との間に配置する。この様にダンピング
抵抗を配置することにより第5図の実施例同様に
ジヨセフソン干渉計JD1,JD2の間の共振現象
をおさえることができる。また、本実施例の構成
によれば、第5図に示した実施例に比してダンピ
ング抵抗による消費電力を軽減することができる
利点がある。
(6) まとめ 以上説明したごとく本発明によれば低電流で動
作し、感度の良い安定したデイジタル回路を構成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術によるジヨセフソン接合を使
つたコンプリメンタリ回路の構成図。第2図は第
1図に示した回路の動作を説明する図。第3図は
本発明で使うジヨセフソン干渉計の構成図。第4
図は第3図で示したジヨセフソン干渉計のスレツ
シヨルド特性を示す図。第5図及び第6図は夫々
本発明の一実施例を示す図。 301,302:ジヨセフソン接合、303,
304,305,306,501:インダクタ、
510,511,520,521,522,52
3:ダンピング抵抗、111:電源端子、10
8:出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1、第2のジヨセフソン干渉計と、第1、
    第2の負荷抵抗とを有し、上記第1のジヨセフソ
    ン干渉計の一端及び上記第1の負荷抵抗の一端は
    電源の一端に接続され、上記第2のジヨセフソン
    干渉計の一端及び上記第2の負荷抵抗の一端は電
    源の他端に接続され、上記第1、第2のジヨセフ
    ソン干渉計の他端同士は接続され、上記第1、第
    2の負荷抵抗の他端同士は接続され、上記第1、
    第2のジヨセフソン干渉計の他端同士の接続点
    と、上記第1、第2の負荷抵抗の他端同士の接続
    点との間に第1のインダクタンスを有する超電導
    デイジタル回路であつて、 上記第1、第2のジヨセフソン干渉計は、
    各々、第1、第2のジヨセフソン接合及び第2の
    インダクタンスから成る閉ループと、上記第2の
    インダクタと並列に設けられた第1のダンピング
    抵抗と、上記閉ループと結合する第3のインダク
    タとを有し、 上記第1、第2のジヨセフソン干渉計の第3の
    インダクタは互いに直列に接続されて上記第1、
    第2のジヨセフソン干渉計に共通の制御線をな
    し、上記第2のジヨセフソン干渉計はその閉ルー
    プと結合するバイアス線を有し、かつ、上記第
    1、第2のジヨセフソン干渉計の第1のダンピン
    グ抵抗の一端同士及び他端同士は、各々第2のダ
    ンピング抵抗を介して接続されることを特徴とす
    る超電導デイジタル回路。 2 上記第1、第2のジヨセフソン干渉計の第1
    のダンピング抵抗の一端同士及び他端同士は、
    各々上記第2のダンピング抵抗および上記電源を
    介して接続されることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の超電導デイジタル回路。
JP56088155A 1981-06-10 1981-06-10 Superconductive digital circuit Granted JPS57203318A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56088155A JPS57203318A (en) 1981-06-10 1981-06-10 Superconductive digital circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56088155A JPS57203318A (en) 1981-06-10 1981-06-10 Superconductive digital circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57203318A JPS57203318A (en) 1982-12-13
JPH0237730B2 true JPH0237730B2 (ja) 1990-08-27

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ID=13935029

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JP56088155A Granted JPS57203318A (en) 1981-06-10 1981-06-10 Superconductive digital circuit

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693610B2 (ja) * 1988-03-16 1994-11-16 工業技術院長 超電導論理回路
DE69018162T2 (de) * 1989-08-24 1995-08-03 Trw Inc Supraleitender Analog-zu-Digital-Konverter mit einem geerdeten Vier-Übergang-Squid-Zweirichtungszähler.
US5051627A (en) * 1989-12-29 1991-09-24 Trw Inc. Superconducting nonhysteretic logic design
JP2550198B2 (ja) * 1990-02-09 1996-11-06 株式会社日立製作所 直流電源駆動ジョセフソン集積回路
US10122351B1 (en) * 2017-07-25 2018-11-06 Northrop Grumman Systems Corporation Superconducting bi-directional current driver

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Publication number Publication date
JPS57203318A (en) 1982-12-13

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