JPH023741B2 - - Google Patents
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- JPH023741B2 JPH023741B2 JP58240465A JP24046583A JPH023741B2 JP H023741 B2 JPH023741 B2 JP H023741B2 JP 58240465 A JP58240465 A JP 58240465A JP 24046583 A JP24046583 A JP 24046583A JP H023741 B2 JPH023741 B2 JP H023741B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q9/00—Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling
- B60Q9/008—Arrangement or adaptation of signal devices not provided for in one of main groups B60Q1/00 - B60Q7/00, e.g. haptic signalling for anti-collision purposes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、超音波を使用した車両用障害物検知
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来の車両用障害物検知装置は、超音波の送受
波間隔から障害物との距離を計測し、一定値以下
になつたとき警報を発するものとして特開昭57−
54880号公報に記載されたものがある。この装置
は、基本的には、第12図に示すように構成され
ているのであつて、送波部30により作成した信
号に基づいて超音波送波器1より検知エリアに間
欠的に超音波を送波し、障害物4により反射され
た反射波を超音波受波器2で受波するとともに、
反射波が受波されたことを受波部31で検出し、
時間差検出部32によつて検出される超音波の送
波から受波までの時間差が所定の時間範囲内であ
ると、報知部33より警報を発するようにしてい
るものである。
波間隔から障害物との距離を計測し、一定値以下
になつたとき警報を発するものとして特開昭57−
54880号公報に記載されたものがある。この装置
は、基本的には、第12図に示すように構成され
ているのであつて、送波部30により作成した信
号に基づいて超音波送波器1より検知エリアに間
欠的に超音波を送波し、障害物4により反射され
た反射波を超音波受波器2で受波するとともに、
反射波が受波されたことを受波部31で検出し、
時間差検出部32によつて検出される超音波の送
波から受波までの時間差が所定の時間範囲内であ
ると、報知部33より警報を発するようにしてい
るものである。
しかしながら、超音波の送波から受波が帰つて
来る時間間隔は風その他の周囲の雰囲気で変化
し、設定値ぎりぎりのところでは警報が発したり
発しなかつたりして障害物との距離が不明確とな
り、特に狭い駐車場等で障害物との距離がぎりぎ
りのところで停車しなければならないとき、上記
現象が生ずると衝突する危険性がある。すなわ
ち、超音波の進行方向(送波器、受波器と障害物
とを結ぶ方向)に交差して風が吹いていると、送
波から受波までの超音波の経路が風によつて変化
するから、障害物までの距離が一定であつても送
波から受波までの時間が変化することになる。こ
の場合、風の方向成分のうち超音波の進行方向の
成分は、超音波の往路と復路とで相殺されるから
ほとんど問題はないが、超音波の進行方向に直交
する風の方向成分は、超音波の経路を延長するよ
うに作用する。したがつて、超音波の経路が最短
である状態で障害物が検知された後、風の影響に
よつて超音波の経路が延長されたとすれば、検知
エリアの設定距離幅が狭いときには一旦検知され
た障害物が次には検知されなくなり、障害物まで
の距離が判別できなくなるのである。一方、設定
距離幅に大きな余裕をもたせるとぎりぎりに停車
できないという欠点を有していた。
来る時間間隔は風その他の周囲の雰囲気で変化
し、設定値ぎりぎりのところでは警報が発したり
発しなかつたりして障害物との距離が不明確とな
り、特に狭い駐車場等で障害物との距離がぎりぎ
りのところで停車しなければならないとき、上記
現象が生ずると衝突する危険性がある。すなわ
ち、超音波の進行方向(送波器、受波器と障害物
とを結ぶ方向)に交差して風が吹いていると、送
波から受波までの超音波の経路が風によつて変化
するから、障害物までの距離が一定であつても送
波から受波までの時間が変化することになる。こ
の場合、風の方向成分のうち超音波の進行方向の
成分は、超音波の往路と復路とで相殺されるから
ほとんど問題はないが、超音波の進行方向に直交
する風の方向成分は、超音波の経路を延長するよ
うに作用する。したがつて、超音波の経路が最短
である状態で障害物が検知された後、風の影響に
よつて超音波の経路が延長されたとすれば、検知
エリアの設定距離幅が狭いときには一旦検知され
た障害物が次には検知されなくなり、障害物まで
の距離が判別できなくなるのである。一方、設定
距離幅に大きな余裕をもたせるとぎりぎりに停車
できないという欠点を有していた。
本発明の目的とするところは、障害物との距離
が設定値になつたことを正確に検知し、運転者に
警報して衝突を防止することにあり、他の目的と
するところは、周囲の雰囲気の変化による間欠音
と感違いを防止して衝突を防止することにある。
が設定値になつたことを正確に検知し、運転者に
警報して衝突を防止することにあり、他の目的と
するところは、周囲の雰囲気の変化による間欠音
と感違いを防止して衝突を防止することにある。
(構成)
本発明の基本構成は、第11図に示す通りであ
つて、超音波を検知エリアに間欠的に送波する超
音波送波器1と、上記超音波の障害物4による反
射波を受波する超音波受波器2と、超音波送波後
に設定された所定の受波可能期間内に受波される
反射波を検出する距離ゲート部34と、上記受波
可能期間内に反射波が受波されると障害物4が所
定の距離範囲内に存在すると判定して警報を発す
る報知部39とを備え、距離ゲート部34は反射
波を一旦検出すると以後は上記受波可能期間を長
距離側に延長するゲート延長部35を備えている
のである。超音波送波器1は、送波部30により
作成された信号に基づいて超音波を検知エリアに
送波するものであり、超音波受波器2で受波され
た超音波は受波部31により検出されて距離ゲー
ト部34に入力される。
つて、超音波を検知エリアに間欠的に送波する超
音波送波器1と、上記超音波の障害物4による反
射波を受波する超音波受波器2と、超音波送波後
に設定された所定の受波可能期間内に受波される
反射波を検出する距離ゲート部34と、上記受波
可能期間内に反射波が受波されると障害物4が所
定の距離範囲内に存在すると判定して警報を発す
る報知部39とを備え、距離ゲート部34は反射
波を一旦検出すると以後は上記受波可能期間を長
距離側に延長するゲート延長部35を備えている
のである。超音波送波器1は、送波部30により
作成された信号に基づいて超音波を検知エリアに
送波するものであり、超音波受波器2で受波され
た超音波は受波部31により検出されて距離ゲー
ト部34に入力される。
また、上記距離ゲート部34には複数段階の受
波可能期間を設定し、上記報知部33は、障害物
までの距離範囲が最小である受波可能期間では連
続的に発報し、それ以外の受波可能期間では間欠
的に発報するようにするのが望ましい。
波可能期間を設定し、上記報知部33は、障害物
までの距離範囲が最小である受波可能期間では連
続的に発報し、それ以外の受波可能期間では間欠
的に発報するようにするのが望ましい。
(作用)
上記構成によれば、障害物が所定の距離範囲内
に存在することが一旦検知されると、以後は障害
物を検知する距離範囲を広げることになるから、
障害物が一旦検出されれば、風等の影響により超
音波の経路が長くなる変化が生じても、障害物を
連続して検知しつづけることができるようになる
のである。
に存在することが一旦検知されると、以後は障害
物を検知する距離範囲を広げることになるから、
障害物が一旦検出されれば、風等の影響により超
音波の経路が長くなる変化が生じても、障害物を
連続して検知しつづけることができるようになる
のである。
また、受波可能期間を複数段階に設定し、その
段階に応じて報知部の報知方法を変えるようにす
れば、距離を感覚的にとらえやすく、使用者の注
意を促して安全性を高めることができる。
段階に応じて報知部の報知方法を変えるようにす
れば、距離を感覚的にとらえやすく、使用者の注
意を促して安全性を高めることができる。
実施例
第1図において、1は超音波送波器、2は超音
波受波器で、それぞれ車両3の後部に固着し、障
害物4との間に超音波を送波し、反射波を受波す
るものであり、第2図にように接続する。第2図
で、5は基準信号発生回路で、セラミツク発振子
等を使用して正確な発振をし、この信号をシステ
ムすべての信号の基準とする。6は制御回路で、
基準信号をもとにすべてのタイミングを作成する
もので、波形整形回路7からの信号がないことを
確認後、超音波送波タイミングを決定し、更に、
各段階に分かれた距離ゲートのスタート、ストツ
プのタイミングを決定する。8は超音波発生回路
で、制御回路(6)からのタイミングをもとに超音波
を一定時間作り出す。9は駆動回路で、超音波送
波器1を駆動するものであり、10は受波増巾回
路で、超音波受波器2から来る微小な信号を増巾
する。11は帯域フイルタで、受波増巾回路10
からの信号の内、ノイズ成分を取除き、超音波分
のみを選択する。波形整形回路7は帯域フイルタ
11からの信号を後処理し易いように波形整形す
る。すなわち、基準信号発生回路5、制御回路
6、超音波発生回路8、駆動回路9によつて送波
部30が構成され、基準信号発生回路5、制御回
路6、波形成形回路7、受波増幅回路10、帯域
フイルタ11によつて受波部31が構成されるの
である。距離ゲート部34は以下のように構成さ
れる。すなわち、12,13,14はそれぞれ第
1乃至第3の距離ゲート発生回路で、送波から受
波までの時間差で判定する距離の設定距離の超音
波反射時間ゲート信号を出力するもので、設定距
離の範囲はそれぞれ0.0〜0.5m、0.5〜1.0m、1.0
〜2.0mである。更にこの実施例では2.0m〜∞も
設定できる。15,16,17はそれぞれ第1乃
至第3の遅延回路で、距離ゲート時間を長くし、
設定距離の範囲を広くする。18は距離判定回路
で、距離ゲートと受波信号の論理積を出力する
ANDゲート19,20,21の出力を調べ、障
害物4までの距離を判定し、障害物4までの距離
に応じて距離ゲートと遅延信号の切換信号を出力
する。このようにして、ANDゲート19,20,
21では距離ゲートと遅延信号とのいずれかによ
り受波信号が通過できる受波可能期間が設定され
るのである。また、報知部33は以下のように構
成される。すなわち、22はブザー制御回路で、
障害物4までの距離に応じてブザー駆動回路23
を介してブザー24の吹鳴方法を変化させるもの
で、距離が0.5〜2mのときは間欠音、0.5m以下
になると連続音に切換える。25はランプ制御回
路で、障害物4までの距離に応じてランプ駆動回
路26を介してランプ表示器27の点灯個数を制
御するもので、距離が1.0〜2.0mで1個点灯し、
0.5〜1.0mで2個点灯し、0.5m以下では3個点灯
する。
波受波器で、それぞれ車両3の後部に固着し、障
害物4との間に超音波を送波し、反射波を受波す
るものであり、第2図にように接続する。第2図
で、5は基準信号発生回路で、セラミツク発振子
等を使用して正確な発振をし、この信号をシステ
ムすべての信号の基準とする。6は制御回路で、
基準信号をもとにすべてのタイミングを作成する
もので、波形整形回路7からの信号がないことを
確認後、超音波送波タイミングを決定し、更に、
各段階に分かれた距離ゲートのスタート、ストツ
プのタイミングを決定する。8は超音波発生回路
で、制御回路(6)からのタイミングをもとに超音波
を一定時間作り出す。9は駆動回路で、超音波送
波器1を駆動するものであり、10は受波増巾回
路で、超音波受波器2から来る微小な信号を増巾
する。11は帯域フイルタで、受波増巾回路10
からの信号の内、ノイズ成分を取除き、超音波分
のみを選択する。波形整形回路7は帯域フイルタ
11からの信号を後処理し易いように波形整形す
る。すなわち、基準信号発生回路5、制御回路
6、超音波発生回路8、駆動回路9によつて送波
部30が構成され、基準信号発生回路5、制御回
路6、波形成形回路7、受波増幅回路10、帯域
フイルタ11によつて受波部31が構成されるの
である。距離ゲート部34は以下のように構成さ
れる。すなわち、12,13,14はそれぞれ第
1乃至第3の距離ゲート発生回路で、送波から受
波までの時間差で判定する距離の設定距離の超音
波反射時間ゲート信号を出力するもので、設定距
離の範囲はそれぞれ0.0〜0.5m、0.5〜1.0m、1.0
〜2.0mである。更にこの実施例では2.0m〜∞も
設定できる。15,16,17はそれぞれ第1乃
至第3の遅延回路で、距離ゲート時間を長くし、
設定距離の範囲を広くする。18は距離判定回路
で、距離ゲートと受波信号の論理積を出力する
ANDゲート19,20,21の出力を調べ、障
害物4までの距離を判定し、障害物4までの距離
に応じて距離ゲートと遅延信号の切換信号を出力
する。このようにして、ANDゲート19,20,
21では距離ゲートと遅延信号とのいずれかによ
り受波信号が通過できる受波可能期間が設定され
るのである。また、報知部33は以下のように構
成される。すなわち、22はブザー制御回路で、
障害物4までの距離に応じてブザー駆動回路23
を介してブザー24の吹鳴方法を変化させるもの
で、距離が0.5〜2mのときは間欠音、0.5m以下
になると連続音に切換える。25はランプ制御回
路で、障害物4までの距離に応じてランプ駆動回
路26を介してランプ表示器27の点灯個数を制
御するもので、距離が1.0〜2.0mで1個点灯し、
0.5〜1.0mで2個点灯し、0.5m以下では3個点灯
する。
動 作
本発明は、障害物4を検知する設定距離にヒス
テリシスをもたせるもので、障害物4に遠方より
近づく場合、設定値を境として距離を判定する
が、その設定値の境界上に位置したときにはゲー
ト時間を延ばしてブザー24,ランプ表示器27
等による警報を確実に発するようにしたものであ
る。
テリシスをもたせるもので、障害物4に遠方より
近づく場合、設定値を境として距離を判定する
が、その設定値の境界上に位置したときにはゲー
ト時間を延ばしてブザー24,ランプ表示器27
等による警報を確実に発するようにしたものであ
る。
まず、障害物4が検知エリア(0.0〜2.0m)に
ない場合は、第2図の各部の信号は第3図a〜i
のようになり、ゲート信号Gout〜に出力が
なく、距離判定回路22は障害物4が検知エリア
にないと判定し、警報を発しない。つぎに、障害
物4が2.0mの距離になつた瞬間には、各部の信
号は第4図a〜hのようになり、ゲート信号
GoutがHになつたとき(ゲート信号Gout,
はL)、距離判定回路18は障害物4の位置を
1.0〜2.0mと判定し、SW=Hになるとともに
第3の遅延回路17によりゲート時間を第4図e
のt1だけ伸ばす。又、障害物4が2.0mの距離に
あるが、周囲雰囲気のために波形整形信号Cが第
5図bのよう時間t2だけ遅れた場合には、各部の
信号は第5図a〜hのようになり、通常のゲート
時間では波形整形信号が入力されず、障害物4が
ないと判断するが、前述のように、第3の遅延回
路17によりゲート時間をt1だけ伸ばしているた
め、ゲート信号GoutがHとなり、障害物4が
1.0m〜2.0mの間にあると判定し、判定距離が明
確になる。つぎに、障害物4が1.0mの距離にな
つた瞬間には、各部の信号は第6図a〜hのよう
になり、ゲート信号GoutがHとなつたとき、
距離判定回路18は障害物4の位置を0.5〜1.0m
の間と判定し、SW=Hになりゲート信号Gin
のゲート時間を第2の遅延回路16により第6
図dのように時間t3だけ伸ばす。障害物4が1.0
mが1.0mの距離にあるが、周囲雰囲気により波
形整形信号が第7図bのようにt2だけ遅れた場合
には、各部の信号は第7図a〜hのようになり、
SWより第7図dのようにゲート信号Ginを
時間t3だけ遅延させるため、ゲート信号Gout
がHとなり、障害物4が0.5〜1.0mの間にあると
判定し、判定距離が明確になる。更に、障害物4
が0.5mの距離になつた瞬間、各部の信号は第8
図a〜hのようになり、ゲート信号GoutがH
になつたとき、距離判定回路18は障害物4の距
離を0.0〜0.5mと判定し、SW=Hになりゲー
ト信号Ginのゲート信号Ginのゲート時間を
第1の遅延回路15により第8図cのように時間
t4だけ伸ばす。又、障害物4が0.5mの距離にあ
るが、周囲雰囲気のため波形整形信号が第9図b
のように時間t2だけ遅れた場合には、各部の信号
は第9図a〜hのようになり、ゲート信号Gin
を第9図cのように遅延させるため、ゲート信号
GoutがHとなつて障害物が0.5〜0.5mの間にあ
ると判定し、判定距離が明確になる。すなわち、
各遅延回路15,16,17と距離判定回路18
とによりゲート延長部35が形成されるのであつ
て、いずれか1つのゲート信号Gout、Gout
、Goutが得られると、距離判定回路18か
ら対応する出力SW、SW、SWが得られ、
受波可能期間が検知エリアの距離範囲を長くする
ほうに延長されるのである。ここに、第6図ない
し第9図では、遅延回路15,16,17が動作
したときにゲート時間が時間t3、t4だけ延長され
ると、他のゲート時間に重ならないように設定さ
れているが、これは各判定距離での報知が重なら
ないようにする目的である。この処理は、距離判
定回路18の出力により距離ゲートの立ち上げ時
間をずらすことによつて実現される。なお、距離
ゲートの立ち上げ時間をずらさない場合には、ゲ
ート時間の一部が重複することになるが、その場
合には、ゲート信号Gout、Gout、Goutに
優先順位を設け、距離判定回路18では判定距離
が短いほうのゲート信号Gout、Gout、Gout
に基づいて判定を行うようにする。以上のよう
にして、障害物4が近づく場合の検知エリアは第
10図の実線で示すようになり、逆に障害物4が
遠ざかる場合の検知エリアは破線で示すようにな
つて、結果として検知距離にヒステリシスがかか
る。すなわち、上述したようなヒステリシスがあ
るから、障害物4が一旦検知されると、以後は障
害物4を連続して検知しつづけることができるの
であり、超音波の経路が若干長くなつても報知が
不安定になることが防止出来るのである。又、障
害物が距離設定値より遠いときブザー24を断続
吹鳴、近いとき連続吹鳴するようにし、従来の検
知装置では距離が明確でないため、断続吹鳴から
連続吹鳴は変つた後に、連続吹鳴と断続吹鳴とが
繰返され、誤認する場合があるが、本発明では検
知距離が安定するため、使用者の誤認がなくな
る。
ない場合は、第2図の各部の信号は第3図a〜i
のようになり、ゲート信号Gout〜に出力が
なく、距離判定回路22は障害物4が検知エリア
にないと判定し、警報を発しない。つぎに、障害
物4が2.0mの距離になつた瞬間には、各部の信
号は第4図a〜hのようになり、ゲート信号
GoutがHになつたとき(ゲート信号Gout,
はL)、距離判定回路18は障害物4の位置を
1.0〜2.0mと判定し、SW=Hになるとともに
第3の遅延回路17によりゲート時間を第4図e
のt1だけ伸ばす。又、障害物4が2.0mの距離に
あるが、周囲雰囲気のために波形整形信号Cが第
5図bのよう時間t2だけ遅れた場合には、各部の
信号は第5図a〜hのようになり、通常のゲート
時間では波形整形信号が入力されず、障害物4が
ないと判断するが、前述のように、第3の遅延回
路17によりゲート時間をt1だけ伸ばしているた
め、ゲート信号GoutがHとなり、障害物4が
1.0m〜2.0mの間にあると判定し、判定距離が明
確になる。つぎに、障害物4が1.0mの距離にな
つた瞬間には、各部の信号は第6図a〜hのよう
になり、ゲート信号GoutがHとなつたとき、
距離判定回路18は障害物4の位置を0.5〜1.0m
の間と判定し、SW=Hになりゲート信号Gin
のゲート時間を第2の遅延回路16により第6
図dのように時間t3だけ伸ばす。障害物4が1.0
mが1.0mの距離にあるが、周囲雰囲気により波
形整形信号が第7図bのようにt2だけ遅れた場合
には、各部の信号は第7図a〜hのようになり、
SWより第7図dのようにゲート信号Ginを
時間t3だけ遅延させるため、ゲート信号Gout
がHとなり、障害物4が0.5〜1.0mの間にあると
判定し、判定距離が明確になる。更に、障害物4
が0.5mの距離になつた瞬間、各部の信号は第8
図a〜hのようになり、ゲート信号GoutがH
になつたとき、距離判定回路18は障害物4の距
離を0.0〜0.5mと判定し、SW=Hになりゲー
ト信号Ginのゲート信号Ginのゲート時間を
第1の遅延回路15により第8図cのように時間
t4だけ伸ばす。又、障害物4が0.5mの距離にあ
るが、周囲雰囲気のため波形整形信号が第9図b
のように時間t2だけ遅れた場合には、各部の信号
は第9図a〜hのようになり、ゲート信号Gin
を第9図cのように遅延させるため、ゲート信号
GoutがHとなつて障害物が0.5〜0.5mの間にあ
ると判定し、判定距離が明確になる。すなわち、
各遅延回路15,16,17と距離判定回路18
とによりゲート延長部35が形成されるのであつ
て、いずれか1つのゲート信号Gout、Gout
、Goutが得られると、距離判定回路18か
ら対応する出力SW、SW、SWが得られ、
受波可能期間が検知エリアの距離範囲を長くする
ほうに延長されるのである。ここに、第6図ない
し第9図では、遅延回路15,16,17が動作
したときにゲート時間が時間t3、t4だけ延長され
ると、他のゲート時間に重ならないように設定さ
れているが、これは各判定距離での報知が重なら
ないようにする目的である。この処理は、距離判
定回路18の出力により距離ゲートの立ち上げ時
間をずらすことによつて実現される。なお、距離
ゲートの立ち上げ時間をずらさない場合には、ゲ
ート時間の一部が重複することになるが、その場
合には、ゲート信号Gout、Gout、Goutに
優先順位を設け、距離判定回路18では判定距離
が短いほうのゲート信号Gout、Gout、Gout
に基づいて判定を行うようにする。以上のよう
にして、障害物4が近づく場合の検知エリアは第
10図の実線で示すようになり、逆に障害物4が
遠ざかる場合の検知エリアは破線で示すようにな
つて、結果として検知距離にヒステリシスがかか
る。すなわち、上述したようなヒステリシスがあ
るから、障害物4が一旦検知されると、以後は障
害物4を連続して検知しつづけることができるの
であり、超音波の経路が若干長くなつても報知が
不安定になることが防止出来るのである。又、障
害物が距離設定値より遠いときブザー24を断続
吹鳴、近いとき連続吹鳴するようにし、従来の検
知装置では距離が明確でないため、断続吹鳴から
連続吹鳴は変つた後に、連続吹鳴と断続吹鳴とが
繰返され、誤認する場合があるが、本発明では検
知距離が安定するため、使用者の誤認がなくな
る。
上述のように本発明は、障害物との距離の設定
値に達したことを検知して距離設定ゲートを延長
する如くしたから、障害物との距離が設定値にな
つたことを周囲雰囲気に関係なく正確に検知でき
て検知する距離が安定し、運転者に警報して衝突
を防止でき、又、距離設定値を少なくとも2段階
有し、最小距離設定値になつたとき警報装置を間
欠動作より連続動作に変化する如くしたから、周
囲雰囲気の変化による間欠音と感違いを防止で
き、衝突を防止できるという効果を奏するもので
ある。
値に達したことを検知して距離設定ゲートを延長
する如くしたから、障害物との距離が設定値にな
つたことを周囲雰囲気に関係なく正確に検知でき
て検知する距離が安定し、運転者に警報して衝突
を防止でき、又、距離設定値を少なくとも2段階
有し、最小距離設定値になつたとき警報装置を間
欠動作より連続動作に変化する如くしたから、周
囲雰囲気の変化による間欠音と感違いを防止で
き、衝突を防止できるという効果を奏するもので
ある。
第1図は本発明の一実施例の動作状態説明図、
第2図は同上のブロツク回路図、第3図乃至第9
図はそれぞれ同上の動作タイムチヤート、第10
図は同上の動作説明図、第11図は本発明の基本
構成を示すブロツク図、第12図は従来例を示す
ブロツク図である。 1……超音波送波器、2……超音波受波器、4
……障害物、12……第1の距離ゲート発生回
路、13……第2の距離ゲート発生回路、14…
…第3の距離ゲート発生回路、15……第1の遅
延回路、16……第2の遅延回路、17……第3
の遅延回路、18……距離判定回路、24……ブ
ザー、27……ランプ表示器。
第2図は同上のブロツク回路図、第3図乃至第9
図はそれぞれ同上の動作タイムチヤート、第10
図は同上の動作説明図、第11図は本発明の基本
構成を示すブロツク図、第12図は従来例を示す
ブロツク図である。 1……超音波送波器、2……超音波受波器、4
……障害物、12……第1の距離ゲート発生回
路、13……第2の距離ゲート発生回路、14…
…第3の距離ゲート発生回路、15……第1の遅
延回路、16……第2の遅延回路、17……第3
の遅延回路、18……距離判定回路、24……ブ
ザー、27……ランプ表示器。
1 車両の進入路に沿つて配置される第1の車両
検出器1と、 前記進入路に沿つて前記第1の車両検出器より
下流に配置される第2の車両検出器14と、 前記第1の車両検出器によつて検出された車輪
数を計数する第1のカウンタ19と、 前記第2の車両検出器によつて検出された車輪
数を計数する第2のカウンタ22と、 前記第1の車両検出器が前記第2の車両検出器
よりも先に車両を検出することにより洗浄信号S
6を出力し、一方、前記第2の車両検出器が先に
車両を検出した場合には該洗浄信号の出力を禁止
する逆方向洗浄防止回路26と、 車両の進行方向に関わらず前記第1のカウンタ
の計数値と前記第2のカウンタの計数値とを比較
し、これらが一致した時に第1、第2のカウンタ
をリセツトすると共に前記逆方向洗浄防止回路に
対し禁止状態を解除する信号を出力するデジタル
コンパレータ21と、 前記進入路上の前記第1の車両検出器と前記第
2の車両検出器との間に配置され、前記逆方向洗
浄防止回路から出力される洗浄信号によつて動作
する洗浄機2とを備えたことを特徴とする軌条車
両の洗浄装置。
検出器1と、 前記進入路に沿つて前記第1の車両検出器より
下流に配置される第2の車両検出器14と、 前記第1の車両検出器によつて検出された車輪
数を計数する第1のカウンタ19と、 前記第2の車両検出器によつて検出された車輪
数を計数する第2のカウンタ22と、 前記第1の車両検出器が前記第2の車両検出器
よりも先に車両を検出することにより洗浄信号S
6を出力し、一方、前記第2の車両検出器が先に
車両を検出した場合には該洗浄信号の出力を禁止
する逆方向洗浄防止回路26と、 車両の進行方向に関わらず前記第1のカウンタ
の計数値と前記第2のカウンタの計数値とを比較
し、これらが一致した時に第1、第2のカウンタ
をリセツトすると共に前記逆方向洗浄防止回路に
対し禁止状態を解除する信号を出力するデジタル
コンパレータ21と、 前記進入路上の前記第1の車両検出器と前記第
2の車両検出器との間に配置され、前記逆方向洗
浄防止回路から出力される洗浄信号によつて動作
する洗浄機2とを備えたことを特徴とする軌条車
両の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58240465A JPS60131351A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 車両用障害物検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58240465A JPS60131351A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 車両用障害物検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60131351A JPS60131351A (ja) | 1985-07-13 |
JPH023741B2 true JPH023741B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=17059907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58240465A Granted JPS60131351A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 車両用障害物検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60131351A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6568493B2 (ja) * | 2016-03-18 | 2019-08-28 | 株式会社Soken | 物体検知装置 |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP58240465A patent/JPS60131351A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60131351A (ja) | 1985-07-13 |
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