JPH077058B2 - 車両周辺監視装置 - Google Patents

車両周辺監視装置

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JPH077058B2
JPH077058B2 JP61012080A JP1208086A JPH077058B2 JP H077058 B2 JPH077058 B2 JP H077058B2 JP 61012080 A JP61012080 A JP 61012080A JP 1208086 A JP1208086 A JP 1208086A JP H077058 B2 JPH077058 B2 JP H077058B2
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両周辺の障害物を探知して警報する車両周辺
監視装置に関する。
〔従来技術〕
車両の前後など車両周辺の障害物(他の車両を含む物体
であり、以下障害物とする。)を監視するのに超音波の
幅広い指向性を利用した障害物監視装置が開発されてい
る(たとえば、特開昭57-128867号)。この種の装置は
車両に搭載された超音波発信器から超音波パルスを発信
し、その超音波パルスの障害物からの反射波をやはり車
両に搭載された超音波パルス受信器で受信し、両波の時
間差から障害物までの距離を測定し、その距離が所定距
離より小さくなったとき警報する型式のもので、第4図
にその一例を示す。図において、1は基準クロック信号
を発生するクロック信号発生器、2はクロック信号発生
器1からのクロック信号に基づいて超音波パルスのパル
ス幅と発信間隔とを決定する発信タイミング制御回路、
3は発信タイミング制御回路2からの出力信号がH(Hi
gh)レベルのとき超音波周波数の高周波信号を発生する
超音波発振回路、4は磁歪素子などで構成された超音波
パルス発信器であり、これらで送信ユニットを構成して
いる。また、5は障害物Dで反射された超音波パルスを
受信する磁歪素子などで構成された超音波パルス受信
器、6は超音波パルス受信器5で受信したパルスを増幅
する増幅回路、7は受信パルスの周波数成分のうち超音
波周波数だけを選択する帯域フィルタおよび検波回路、
8は波形整形回路であり、これらで受信ユニットを構成
している。9は発信パルスを最大検出距離に相当する時
間だけ遅延させる遅延回路、10はオアゲート、11は発信
パルスの立上りでセットされ波形整形回路8または遅延
回路9からの出力の立上りでリセットされるフリップフ
ロッップ、12はクロック信号発生器1から出力するクロ
ックの数をフリップフロップ11の出力がHレベルの間だ
け計数して送信波と受信波との時間差を検出するカウン
タ12aと、そのカウンタ12aの出力を一定時間保持するラ
ッチ回路12bとから成る時間差検出回路、13はラッチ回
路12bの出力に基づいて障害物Dまでの距離を表示する
表示器13aとそのドライバ13bとから成る表示回路、14は
障害物Dまでの距離が所定距離以下になったとき警報音
または音声を発する警報装置であり、この警報を出すと
きの車両から障害物Dまでの所定距離すなわち警報距離
は車速に応じて変化する。警報装置14は、車速センサ15
から出力する車速に応じた数のパルスをカウントするカ
ウンタ16と、カウンタ16のカウントタイミングを制御す
るカウントタイミング制御回路17と、カウンタ16の出力
すなわち車速に応じた警報距離データを一定時間保持す
るラッチ回路18と、このラッチ回路18から出力する警報
距離データとラッチ回路12bから出力する距離データと
を比較し後者が前者より小さくなったときH(High)レ
ベル、それ以外ではL(Low)レベルを出力するデジタ
ルコンパレータ19と、デジタルコンパレータ19の出力を
受けて一定幅のパルス信号を出力するワンショットマル
チバイブレータ20と、ワンショットマルチバイブレータ
20の出力により警報を発する警報回路21とにより構成さ
れている。
以上のような装置では警報距離が車速に応じて変化する
ため適切なタイミングで警報を鳴らすことができるが、
車速がゼロのときすなわち停車中であっても警報距離内
であれば警報が鳴り放しとなる。しかし停車中は障害物
自体が移動しない限り障害物との距離は変らずそれと衝
突するなどといった可能性はない。むしろその間に警報
を出すことは不要であり、運転車にとっては結構うるさ
いものとなる。
〔発明の目的および構成〕
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、車両か
ら障害物までの距離を測定してその距離が所定距離より
小さくなったときに警報する車両周辺監視装置におい
て、停車時の警報を適切に行うことを目的とし、そのた
めに第5図に示すように構成した。すなわち、車両周囲
に超音波信号を送信する発信機51と、車両周囲の物体で
反射された前記超音波信号の反射信号を受信する受信機
52が距離検出手段53に接続させてあり、超音波信号の送
信と受信との間の時間差に基づいて車両から前記物体ま
での距離を検出する。又、必要間隔算出手段54には車速
検出手段55が接続してあり、車速検出手段55で検出され
た車両の走行速度に基づいて物体までの必要間隔を算出
する。
比較手段56は、距離検出手段53と必要間隔算出手段54に
接続させてあり、それぞれから入力される距離と必要間
隔とを比較し、物体までの距離が前記必要間隔より短い
と判断された場合には警報手段57に信号を送り警報を行
なう。
車速検出手段55は又、停車検出手段58に接続し、車速を
停車検出手段58に送る。そして、停車検出手段58が車両
の停止を検出したら警報禁止手段59に車両が停止した旨
を送り、警報手段57による警報を物体までの距離が必要
間隔より短い場合でも停止させる。更に、警報禁止解除
手段60が距離検出手段53と警報禁止手段59の間に設けて
あり、停車中で警報が禁止されているときでも、物体ま
での距離が変化したことを距離検出手段53から得たとき
には、警報の禁止を解除し一定時間警報が発せられるよ
うに構成した。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明による車両周辺監視装置の一実施例の要
部を示すブロック線図であり、第4図に示した従来の装
置の警報装置14に相当する。図中第4図と同じ構成部分
には同じ参照番号を付している。
図において、22は車速センサ15からの車速パルスを積分
して停車を検知する積分回路、23はインバータ、24はワ
ンショットマルチバイブレータ、25はワンショットマル
チバイブレータ24からのHレベル信号でオンするアナロ
グスイッチ、26はインバータ、27はオアゲート、28,29
はアンドゲートである。図から明らかなように警報回路
21はアンドゲート28または29からの信号がワンショット
マルチバイブレータ20に出力されたときに一定時間だけ
作動する。
デジタルコンパレータ19には3個の出力端子が設けられ
ておりラッチ回路12bからの距離データとラッチ回路18
からの警報距離データとを比較して前者が後者より小さ
いときは端子aから、両者が等しいときは端子bから、
前者が後者より大きいときは端子cからそれぞれHレベ
ル信号が出力される。
まず車両走行中は車速センサ15から出力された車速パル
スが積分回路22に入力されるため積分回路22の出力はH
レベルとなり、そのHレベル信号がアンドゲート28に入
力される。また車速パルスはカウントタイミング制御回
路17によってタイミング制御されたカウンタ16によりカ
ウントされ車速に応じた警報距離データとなりラッチ回
路18に取り込まれる。この警報距離データとラッチ回路
12bからの距離データとがデジタルコンパレータ19にお
いて比較され、後者が前者より小さいかまたは両者が等
しいときデジタルコンパレータ19の端子aまたは端子b
の出力はHレベルとなりオアゲート27およびアンドゲー
ト28を介してワンショットマルチバイブレータ20に与え
られる。その結果ワンショットマルチバイブレータ20が
一定時間Hレベルを出力して警報回路21が作動する。一
方、インバータ23の出力がLレベルであるためアンドゲ
ート29の出力側はLレベルとなり、アンドゲート29から
ワンショットマルチバイブレータ20へ警報信号は入力さ
れない。このように、車両走行中は従来と同様車両と障
害物との距離が警報距離内となったとき運転者に警報を
発する。
ところが車両が停止したときは、積分回路22には車速パ
ルスは入力されないためその出力はLレベルとなり、イ
ンバータ23の出力はHレベルとなってワンショットマル
チバイブレータ24が作動し、アナログスイッチ25がオン
してラッチ回路12bから距離データがラッチ回路18に取
り込まれる。そのためデジタルコンパレータ19への2つ
の入力値は等しくなるからその端子bの出力はHレベル
となってオアゲート27を介してアンドゲート28にHレベ
ル信号が入力されるが、アンドゲート28の他方の入力側
はLレベルであるためゲートは開かず警報回路21は作動
しない。またアンドゲート29の2つの入力端子のうちイ
ンバータ23側はHレベルであるがインバータ26側はLレ
ベルであるためやはりゲートは開かず結局、警報回路21
は作動しない。
次に停車中に障害物(たとえば先行車両)が移動する
と、ラッチ回路12bからの距離データが変化し、その距
離データは停車時にアナログスイッチ25を介してラッチ
回路18に取り込まれた距離データと異なるためデジタル
コンパレータ19の端子bの出力はLレベルとなりアンド
ゲート29の一方の入力端子にHレベル信号が入力され、
他方の入力端子にもインバータ23からHレベル信号が入
力されるためアンドゲート29の出力はHレベルとなりワ
ンショットマルチバイブレータ20を介して警報回路21が
一定時間だけ作動する。
以上のように、本実施例においては、車両走行中は車両
と障害物との距離が警報距離内となったとき警報を発
し、車両が停止すると警報距離内であっても警報は出さ
れない。また停車中は車両と障害物の距離が変化すれば
警報が発せられる。
次に第2図および第3図に本発明による車両周辺監視装
置の他の実施例を示す。
第2図の実施例においては停車を検知するため、第1図
の実施例で用いた車速センサ15および積分回路22の代わ
りにパーキングブレーキスイッチ30を用い、また第3図
の実施例においてはインヒビタスイッチ31を用いた。な
おこれらの実施例において他の構成部分は第1図と同じ
であるため図中省略してある。
上記各実施例においては警報距離が車速に応じて変化す
る装置について述べたが、本発明はそれに限らず警報距
離が予め所定値に設定される型式の装置についても適用
されるのはもちろんである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、車両の停止を
検知する停車検知手段を設け、その停車検知手段によっ
て車両の停止が検知されたときは物体と車両との距離が
変化したときのみ警報する警報制御手段を設けたので、
車両が停止したときでも従来のように警報が鳴りっ放し
になることはなく運転者はうるさい警報音から解放され
る。また停車中であっても物体が移動した場合は警報さ
れるので車両の危険を未然に防止する上では何ら問題は
ない。
また本発明によれば、停車中のときは車両と物体との距
離が変化したときに警報されるので、物体との距離が離
れていく場合でも警報される。したがって、たとえば交
通渋滞に巻き込まれノロノロ走行を強いられたときに、
本発明による装置によって先行車を監視しておけば、先
行車が走り出せば警報が鳴り、その警報を聞いて発進さ
せればよく、運転者は過度に神経を使わなくとも容易に
先行車について車両を走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両周辺監視装置の一実施例の要
部を示すブロック線図、第2図および第3図は本発明に
よる車両周辺監視装置の他の実施例のブロック線図、第
4図は従来の車両周辺監視装置のブロック線図で、第5
図は本発明の車両周辺監視装置の特許請求の範囲にかか
るクレーム対応図である。 10,27……オアゲート、22……積分回路、23,26……イン
バータ、28,29……アンドゲート、30……パーキングブ
レーキスイッチ、31……インヒビタスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両周囲に超音波信号を送信する送信機
    と、 該車両周囲の物体で反射された前記超音波信号の反射信
    号を受信する受信機と、 前記超音波信号の送信と受信との間の時間差に基づいて
    該車両から前記物体までの距離を検出する距離検出手段
    と、 該車両の車速を検出する車速検出手段と、 前記車速検出手段により検出された車速に基づいて前記
    物体までの必要間隔を算出する必要間隔算出手段と、 前記距離検出手段により検出された該車両と前記物体ま
    での距離と、前記必要間隔算出手段により算出された必
    要間隔とを比較する比較手段と、 当該比較手段により、前記物体までの距離が前記必要間
    隔より短いとされた場合には警報を行なう警報手段と、 該車両の停止を検出する停車検出手段と、 当該停車検出手段により該車両の停止を検出した場合に
    は、前記距離検出手段により検出された前記物体までの
    距離が必要間隔より短い場合でも前記警報手段による警
    報を禁止する警報禁止手段と、 当該警報禁止手段により前記警報手段による警報を禁止
    している場合においても、前記距離検出手段が該車両と
    前記物体との間隔が変化したことを検出した場合には、
    該警報禁止手段による警報の禁止を一定時間解除し、前
    記警報手段に警報を行なわせる警報禁止解除手段と、 を備えたことを特徴とする車両周辺監視装置。
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