JPH0236033A - 車輌の組立ライン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車輌の組立ラインに関し、より詳しくは、自動
組立工程と人手による組立工程か混在する車輌の組立て
ラインに間する。

（従来技術） 製造全体にとって大きな比率を占める車輌の組立工程は
、近年人手による組立てからロボット等を用いた自動組
立へと順次切換えが進んでいるか、組付は作業の性質上
、現状において全てを自動化することは困難で、コンベ
ア形式の車輌組立ライン中には自動組立工程と人手によ
る組立工程とが混在している。したがっで、この種の組
立てラインにおいては、ロボットのような自動組付は機
の故障に対して如何に対処しでゆくか、あるいはロボッ
トと人間の作業能力、特性の違いに対しどのようなコン
ベアを対応させるかといった点において多くの提案がな
されている。

特開昭６１−２１８６９号公報に開示された手段もその
１つで、これは、車輌組立ラインの前半にタクト送りと
連続送つの切換可能なコンヘアによる自動組立工程を、
後半に連続送りコンへアを用いた人手組立工程を配薗す
るというものであり、また、特開昭６１−２１８７０号
公報に開示された手段は、エンジン等の組付け、下回り
部品の組付け、内装部品の組付けあるいは外装部品の組
付けのような作業を部位別にグルービングし、かつ各グ
ループ内でざらに部品との干渉が生しないように工程の
順位をつけようとするものであるか、前者においでは、
自動組立工程のうちにも人手１こ依存する工程か現状に
おいては不可欠であるため、コンヘアに応じて自動組立
工程と人手組立工程を２分化することは現実的に難しく
、かつ、各工程間で先付は部品との間に干渉を起こしか
ねない問題を生じ、また後者においては、各部品の組付
けを完全にグループ分けすることは互いに作業を専門化
することになって、コンヘアをいたずらに長大化させて
しまうといった問題を生じる。

（発明か解決しようとする課題） 本発明はこのような問題に鑑みてなされたちのて、その
目的とするところは、先付は部品との間の干渉を可及的
に生じさせることなく、しかもコンヘアの全長を可及的
に短くすることができる新たな組立ラインを提供するこ
とにある。

（課題を解決するための手段） Ｖなわち、本発明はかかる課題を達成するための車輌の
組立ラインとして、多数の専用機による自動組立工程と
、多数の作業者により人手組立工程とが混在する車輌の
組立ラインにおいて、その組立ラインの中央部に、電車
型オーバーへットコンへアを用いた足回り部品の組付は
ステルジョンを集中的に配設するとともに、この組付は
ステーションを挟んでその前後に、電車型フロアコンヘ
アを用いた内外装部品の組付はステーションを配設し、
先付は部品等との間の干渉をなくすとともに、ライン構
成を簡単かつ可及的に短くなしたものであり、ざらに、
各組付はステーションに部品の自動組付けのための専用
機を配設するとともに、最終組付はステーションを除く
これらの組付はステーションのあとに人手による補完的
な組付はゾーンを配設し、自動組立ができない部品の組
立及び、専用機の故Ｉｌ１等に対処できるようにしたも
のである。

（実施例） そこで以下に図示した実施例について説明する。

図面はオーバーヘッドコンベア１を介して図示しない塗
装ラインに接続したメインの車輌組立ラインを示したも
ので、この組立ラインは、大別して６つのブロック１〜
■と７つのステーション８１〜Ｓ７（こ区分されている
。

第１ブロツクＩは第１ステーシヨンＳ１と寛２ステーシ
ョンＳ２とがらなっていて、第１ステーシヨンＳ１では
、図示しない塗装ラインで塗装された車体Ｗからはしめ
にドアを取外し、ついで車体Ｗに外傷防止カバー及びサ
ンルーフ等の種に外装部品を自動組付は装置により組付
け、さらにこのあとに設けた人手組付は工程Ｍ１により
自動組付けし得ない部品等を補完的に組付るように構成
されでいる。

これに対し第２ステーシヨンＳ２では、ルーフライニン
グ組立体の組付は等やフロントマットの投入のほか、各
部へのグリースの注入といった作業が自動化された装置
より行なわれるほか、自動的に組付けることができない
部品を対象とする補完的な人手組付は工程Ｍ２がそのあ
とに設けられでいる。

第２ブロツクＨの第３ステーシヨンＳ３では、マスター
パワーとペダル組立体、フロントシートベルト、ワイパ
ーアーム組立体等の主に内装部品かここに配設された自
動組付は装置により組付けられるほか、自動化し得ない
部品がこのあとに設（すた人手組付は工程Ｍ３により組
付けられるように構成されている。

第３ブロツク■の第４ステーシヨンＳ４では、ヒータユ
ニット組立体、インパネ組立体、ステアリング組立体等
の内装部品のほかバンパー、ヘットライト、バックアン
ドテールライト等の外装部品かここに配設された自動組
付は装置によって組付けられ、ざらにこのあとで自動化
し得ない部品か人手組付は工程Ｍ４により組付けられる
。

ところでこの実施例においては、これらの第１乃至第４
ステーシヨンＳ］〜Ｓ４の各工程は、組立工場の２階２
Ｆに配設した電車型フロアロンベアＣ１、つまり上記し
た特開昭６１−２１８６９号公報中その第４図に示され
ているような、レール上に台車を移動可能に載置した一
般的なコンベアＣ１を用いて行なわれる。

一方、第４ブロツク■の第５ステーシヨンＳ５以降は、
オーバーへラドコンヘア２によって組立工場の１階ＩＦ
ｌｃ：ａｌろされた車輌Ｗに対しで行なわれる。第５ス
テーシヨンＳ５では、各種バイブ組立体、ツユ−エルタ
ンク組立体、リヤサスペンション組立体、エンジンフロ
ントサスペンション組立体等の主に足回り部品かここに
配設された一連の自動組付は装置によつ組付けられ、ざ
らにこのあとには自動組付けし得ない部品が人手組付は
工程Ｍ５により補完的に組付けられる。

第５ブロツクＶ、第６ステーシヨンＳ６では、ざらにタ
イヤ等の足回部品の取付けの（Ｊかラジエダ液、ガソリ
ン等の各種の液の注入かここ１こ配設された自動機によ
り行なわれ、また自動化し得ない部品はこのあとの人手
組付は工程Ｍ６により組付けられる。

ところで、第５ステーシヨンＳ５、第６ステーシヨンＳ
６では電車型オーバーへラドコンヘアＣ２か使用され、
このコンヘア３としては、例えば上記公報中第３図に示
されているような、レールにハンガーを垂下させたキャ
リヤを移動可能に懸架させたコンベアＣ２か用いられる
。しかし、第６ステーシヨンＳ６での組付けが上述した
ようにタイヤの組付は等に限られるような場合には、こ
のオーバーへラドコンヘアＣ２を電車型のフロアコンヘ
アに置換えることもてきる。

他方、この車輌組立ラインの最終端に位置する第６ブロ
ツク■の第７ステーシヨンＳ７では、電車型フロアコン
ヘアＣ３か用いられ、このコン／゛＼アＣ３によって移
送される車体Ｗに対してシート類、バッテリー類か取付
けられ、さらに最後にドアーが取付けられて完成車とし
で出荷される。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、車輌組立ラインの中
央部に電・車型オーバーヘッドコンベアを用いた足回り
部品の組付はステーションを配設し、その前後に電車型
フロアロンベアを用いた内外装部品の組付はステーショ
ンを配設したので、先付は部品による干渉及び作業間の
干渉を可能な限り少なくすると同時（こ、コンベア側か
ら見て全組立ラインをフロア、オーバーヘッド、フロア
の３つのみに区分して、移載のための手段を少なく、か
つコンベアの全長を可及的に短くすることができる。

しかも最終の組付はステーションを除いてその他の組付
はステーションに人手による補完的な組付は工程を設け
たので、自動組付けかできない部品をもそれらの該当す
るステーションにおいて同時に組付は処理することがで
きるとともに、万一専用機等の故障か生じた場合でも、
組立ラインを停止させることなく人手によっｒこのよう
な事態に対して一時的かつ緊急に対処することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例をなす車輪組立ラインの全体
構成を示した図である。 Ｔ〜■・・・・工程フロック ８１〜Ｓ７・・・・組付はステーションＭ１＝Ｍ６・・
・・人手組付は工程

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多数の専用機による自動組立工程と、多数の作業者
   により人手組立工程とが混在する車輌の組立ラインにお
   いて、該組立ラインの中央部に、電車型オーバーヘッド
   コンベアを用いた足回り部品の組付けステーションを集
   中的に配設するとともに、該足回り部品の組付けステー
   ションを挟んでその前後に、電車型フロアロンベアを用
   いた内外装部品の組付けステーションを配設したことを
   特徴とする車輌の組立ライン。 ２、上記各組付けステーションに部品の自動組付けのた
   めの専用機を配設するとともに、最終組付けステーショ
   ンを除く上記各組付けステーションのあとに、人手によ
   る補完的な組付けゾーンを配設したことを特徴とする請
   求項１記載の車輌の組立ライン。