JPH0659586B2 - 車輌の組立ライン - Google Patents

車輌の組立ライン

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JPH0659586B2
JPH0659586B2 JP63183189A JP18318988A JPH0659586B2 JP H0659586 B2 JPH0659586 B2 JP H0659586B2 JP 63183189 A JP63183189 A JP 63183189A JP 18318988 A JP18318988 A JP 18318988A JP H0659586 B2 JPH0659586 B2 JP H0659586B2
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洸 永沢
京 長野
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車輌の組立ラインに関し、より詳しくは、自動
組立工程と人手による組立工程が混在する車輌の組立て
ラインに関する。
(従来技術) 製造全体にとって大きな比率を占める車輌の組立工程
は、近年人手による組立てからロボット等を用いた自動
組立へと順次切換えが進んでいるが、組付け作業の性質
上、現状において全てを自動化することは困難で、コン
ベア形式の車輌組立ライン中には自動組立工程と人手に
よる組立工程とが混在している。したがって、この種の
組立てラインにおいては、ロボットのような自動組付け
機の故障に対して如何に対処してゆくか、あるいはロボ
ットと人間の作業能力、特性の違いに対しどのようなコ
ンベアを対応させるかといった点において多くの提案が
なされている。
特開昭61−21869号公報に開示された手段もその
1つで、これは、車輌組立ラインの前半にタクト送りと
連続送りの切換可能なコンベアによる自動組立工程を、
後半に連続送りコンベアを用いた人手組立工程を配置す
るというものであり、また、特開昭61−21870号
公報に開示された手段は、エンジン等の組付け、下回り
部品の組付け、内装部品の組付けあるいは外装部品の組
付けのような作業を部位別にグルーピングし、かつ各グ
ループ内でさらに部品との干渉が生じないように工程の
順位をつけようとするものであるが、前者においては、
自動組立工程のうちにも人手に依存する工程が現状にお
いては不可欠であるため、コンベアに応じて自動組立工
程と人手組立工程を2分化することは現実的に難しく、
かつ、各工程間で先付け部品との間に干渉を起こしかね
ない問題を生じ、また後者においては、各部品の組付け
を完全にグループ分けすることは互いに作業を専門化す
ることになって、コンベアをいたずらに長大化させてし
まうといった問題を生じる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、先付け部品との問の干渉を可及的
に生じさせることなく、しかもコンベアの全長を可及的
に短くすることができる新たな組立ラインを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本発明はかかる課題を達成するための車輌の
組立ラインとして、多数の専用機による自動組立工程
と、多数の作業者により人手組立工程とが混在する車輌
の組立ラインにおいて、その組立ラインの中央部に、電
車型オーバーヘッドコンベアを用いた足回り部品の組付
けステーションを集中的に配設するとともに、この組付
けステーションを挟んでその前後に、電車型フロアコン
ベアを用いた内外装部品の組付けステーションを配設
し、先付け部品等との間の干渉をなくすとともに、ライ
ン構成を簡単かつ可及的に短くなしたものであり、さら
に、各組付けステーションに部品の自動組付けのための
専用機を配設するとともに、最終組付けステーションを
除くこれらの組付けステーションのあとに人手による補
完的な組付けゾーンを配設し、自動組立ができない部品
の組立及び、専用機の故障等に対処できるようにしたも
のである。
(実施例) そこで以下に図示した実施例について説明する。
図面はオーバーヘッドコンベア1を介して図示しない塗
装ラインに接続したメインの車輌組立ラインを示したも
ので、この組立ラインは、大別して6つのブロックI〜
VIと7つのステーションS1〜S7に区分される。
第1ブロックIは第1ステーションS1と第2ステーシ
ョンS2とからなっていて、第1ステーションS1で
は、図示しない塗装ラインで塗装された車体Wからはじ
めにドアを取外し、ついで車体Wに外傷防止カバー及び
サンルーフ等の種に外装部品を自動組付け装置により組
付け、さらにこのあとに設けた人手組付け工程M1によ
り自動組付けし得ない部品等を補完的に組付るように構
成されている。
これに対し第2ステーションS2では、ルーフライニン
グ組立体の組付け等やフロントマットの投入のほか、各
部へのグリースの注入といった作業が自動化された装置
より行なわれるほか、自動的に組付けることができない
部品を対象とする補完的な人手組付け工程M2がそのあ
とに設けられている。
第2ブロックIIの第3ステーションS3では、マスター
パワーとペダル組立体、フロントシートベルト、ワイパ
ーアーム組立体等の主に内装部品がここに配設された自
動組付け装置により組付けられるほか、自動化し得ない
部品がこのあとに設けた人手組付け工程M3により組付
けられるように構成されている。
第3ブロックIIIの第4ステーションS4では、ヒータ
ユニット組立体、インパネ組立体、ステアリング組立体
等の内装部品のほかバンパー、ヘッドライト、バックア
ンドテールライト等の外装部品がここに配設された自動
組付け装置によって組付けられ、さらにこのあとで自動
化し得ない部品が人手組付け工程M4により組付けられ
る。
ところでこの実施例においては、これらの第1乃至第4
ステーションS1〜S4の各工程は、組立工場の2階2
Fに配設した電車型フロアコンベアC1、つまり上記し
た特開昭61−21869号公報中その第4図に示され
ているような、レール上に台車を移動可能に載置した一
般的なコンベアC1を用いて行なわれる。
一方、第4ブロックIVの第5ステーションS5以降は、
オーバーヘッドコンベア2によって組立工場の1階1F
に降ろされた車輌Wに対して行なわれる。第5ステーシ
ョンS5では、各種パイプ組立体、フューエルタンク組
立体、リヤサスペンション組立体、エンジンフロントサ
スペンション組立体等の主に足回り部品がここに配設さ
れた一連の自動組付け装置により組付けられ、さらにこ
のあとには自動組付けし得ない部品が人手組付け工程M
5により補完的に組付けられる。
第5ブロックV、第6ステーションS6では、さらにタ
イヤ等の足回部品の取付けのほかラジエタ液、ガソリン
等の各種の液の注入がここに配設された自動機により行
なわれ、また自動化し得ない部品はこのあとの人手組付
け工程M6により組付けられる。
ところで、第5ステーションS5、第6ステーションS
6では電車型オーバーヘッドコンベアC2が使用され、
このコンベア3としては、例えば上記公報中第3図に示
されているような、レールにハンガーを垂下させたキャ
リアを移動可能に懸架させたコンベアC2が用いられ
る。
他方、この車輌組立ラインの最終端に位置する第6ブロ
ックVIの第7ステーションS7では、電車型フロアコン
ベアC3が用いられ、このコンベアC3によって移送さ
れる車体Wに対してシート類、バッテリー類が取付けら
れ、さらに最後にドアーが取付けられて完成車として出
荷される。
(効果) 以上述べたように本発明によれば、車輌組立ラインの中
央部に電車型オーバーヘッドコンベアを用いた足回り部
品の組付けステーションを配設し、その前後に電車型フ
ロアコンベアを用いた内外装部品の組付けステーション
を配設したので、先付け部品による干渉及び作業間の干
渉を可能な限り少なくすると同時に、コンベア側から見
て全組立ラインをフロア、オーバーヘッド、フロアの3
つのみに区分して、移載のための手段を少なく、かつコ
ンベアの全長を可及的に短くすることができる。
しかも最終の組付けステーションを除いてその他の組付
けステーションに人手による補完的な組付け工程を設け
たので、自動組付けができない部品をもそれらの該当す
るステーションにおいて同時に組付け処理することがで
きるとともに、万一専用機等の故障が生じた場合でも、
組立ラインを停止させることなく人手によってこのよう
な事態に対して一時的かつ緊急に対処することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をなす車輪組立ラインの全体
構成を示した図である。 I〜VI……工程ブロック S1〜S7……組付けステーション M1〜M6……人手組付け工程 C1、C3……電車型フロアコンベア C2……電車型オーバーヘッドコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の専用機による自動組立工程と、多数
    の作業者による人手組立て工程とが混在する車輌の組立
    ラインにおいて、該組立ラインの中央部に、電車型オー
    バーヘッドコンベアを用いた複数の足回り部品の組付け
    ステーションを集中的に配設し、さらに該足回り部品の
    組付けステーションの前には、電車型フロアコンベアを
    用いた複数の内外装部品の組付けステーションを配設
    し、上記足回り部品の組付けステーションのあとには、
    電車型フロアコンベアを用いた最終組付けステーション
    を配設するとともに、上記内外装部品の組付けステーシ
    ョンと上記足回り部品の組付けステーションには、それ
    ぞれ部品の自動組付けのための専用機を配設し、かつこ
    れら全ての専用機のあとには人手による補完的な組付け
    ゾーンを配設したことを特徴とする車輌の組立ライン。
JP63183189A 1988-07-21 1988-07-21 車輌の組立ライン Expired - Fee Related JPH0659586B2 (ja)

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