JPH0235651Y2 - - Google Patents

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JPH0235651Y2
JPH0235651Y2 JP1983096991U JP9699183U JPH0235651Y2 JP H0235651 Y2 JPH0235651 Y2 JP H0235651Y2 JP 1983096991 U JP1983096991 U JP 1983096991U JP 9699183 U JP9699183 U JP 9699183U JP H0235651 Y2 JPH0235651 Y2 JP H0235651Y2
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JP
Japan
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sleeve
synthetic resin
package
breakable
band
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JP1983096991U
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JPS604471U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、合成樹脂製包装体に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 従来、この種の包装体に、包装体本体をあらか
じめスリツト状に開口させると共に、該開口部に
破断部材を貼着して閉口させたものがある(例
実開昭56−130724号公報)。しかし、斯様な構成
では、気密性、水密性の面で難点があり、製作に
手数がかかり、コスト高となる欠点がある。
また、袋体の一部を薄肉に形成し、該薄肉部分
に異種材料の薄肉部片を一体的に付設し、該薄肉
部片を以て引き裂きを容易にしたものがある(例
特開昭57−46753号公報)。しかし、この場合、
破断部において、袋体が薄肉で連なるため未だ引
き裂きに不便があり、且つ、斯る特殊構造では製
作が容易でなく、手数がかかり、コスト高を招く
欠点がある。
本案は、斯る従来の欠点を除去しようとするも
のであり、而して、吊り具(例 実開昭55−
21912号公報)を装備させても容易に開封できる
ようにすると共に、外力に対する十分な保護機
能、並びに、気密性、水密性をもたせ、且つ、コ
ストダウンを図ろうとするものである。
「課題を解決するための手段」 本案は、包装体本体1の上縁部に吊り具2を連
結し、包装体本体1は、軟質合成樹脂による破断
帯付きスリーブ11を上下両端で溶着して商品を
封入し、その破断帯付きスリーブ11は、スリー
ブ主部111と異なる材質の2条の破断帯11
2,112を、スリーブ中央で前後に対面させて
且つスリーブ方向にそろえて配して、スリーブ主
部111の途中に介入接続させて一体に押出成形
して構成して成る。
「作用」 如上の構成であり、化粧用具3等の商品を収容
した包装体本体1は、吊り具2を以てハンガー等
に吊り下げ、販売に供する。
これを購入した需要者は、包装体本体1を下端
で左右に強く引張ると、スリーブ主部111と破
断帯112との材質が異なることから相互間の結
合力が弱いため、その境界部で破断を生じて裂
け、内部の商品を取り出すことができる。
「実施例」 以下、図示の実施例について説明する。
図において、1は、包装体本体、2は、該包装
体本体の上端に取り付けた吊り具であり、これら
は合成樹脂から成る。
包装体本体1は、軟質合成樹脂による破断帯付
きスリーブ11から成り、該破断帯付きスリーブ
は、スリーブ主部111の中途に母線方向にそし
て対称にこれと異なる材質、例えば、スリーブ主
部111がポリエチレンであればポリプロピレン
の、細い2条の破断帯112,112を介入接続
させており、押出成形により長尺に連続成形した
ものを、適宜に裁断して用いている。
而して、その破断帯付きスリーブ11を、破断
帯112,112を中央で前後に対面させて、上
下両端を横一字状に溶着114,115し、その
際に化粧用具3等の商品を封入し、且つ、上縁の
溶着114を少々幅広く形成して、該部において
左右2箇所に小透孔116,116を穿設してい
る。
なお、スリーブ主部111と破断帯112との
色を異ならせると、見分けがつき易く、好都合で
ある。
吊り具2は、包装体本体1の上縁部に挟着すべ
く、上縁で一体に連係した一対の挟着板21,2
2を設け、該挟着板の一方の内面に包装体本体1
の上記小透孔116,116と対応する2個の突
子23,23を突設し、且つ、他方に該突子を貫
通させる貫通孔24,24を穿設し、また、上縁
中央に吊り輪25を突設し、以上を適宜合成樹脂
の射出成形により一体成形している。
而して、吊り具2は、挟着板21,22を包装
体本体1の上縁部に挟着させると共に、一方の挟
着板21の突子23,23を包装体本体の小透孔
116,116及び他方の挟着板22の貫通孔2
4,24へ挿通させ、先端を加熱して潰し広げ、
固定している。
なお、、包装体メーカーにおいて、包装体本体
1の下縁だけが未溶着の半完成状態に構成して、
商品メーカーへ納入し、商品メーカーにおいて、
包装体本体1へ商品を収容した後に、下縁を溶着
封止すると好都合である。溶着は、超音波による
もの、加熱によるもの、その他適宜である。
「考案の効果」 本案によれば、包装体本体1を軟質合成樹脂製
の破断帯付きスリーブ11を以て構成しているの
で、所要の肉厚を確保できて、商品を外力から十
分に保護でき、その破断帯付きスリーブ11は、
スリーブ主部111の中途にこれと異なる材質の
破断帯112を介入接続させて一体に押出成形し
て成るから、スリーブ主部111と破断帯112
との境界部では結合力が弱く、境界部で容易に破
断開封でき、しかも、その破断帯は、2条であつ
て、包装体本体1の中央にて前後に対面して縦方
向に存することとなるので、包装体本体は、上縁
部に吊り具2を有していてもこれに関係なく下部
にて左右に引張ればよく、これにより中央から左
右に二分できて大きく開口させることができて、
商品の取り出しが極めて容易に行える。また、そ
のような破断帯付きスリーブ11を用いて溶着封
止するので、気密性水密性を確保でき、商品の品
質を長らく確保できる。加熱殺菌や真空封入等も
可能である。
更に、吊り具2を有するので、ハンガー等に吊
して販売でき、そして、構造並びに製作簡単で、
機械的に多量生産でき、コストダウンを図ること
ができ、実用上甚だ有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、第2図−
線における縦断側面図、第2図は、分解斜視
図、第3図は、製作途上を示す斜視図である。 1……包装体本体、2……吊り具、3……化粧
用具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 包装体本体1の上縁部に吊り具2を連結し、包
    装体本体1は、軟質合成樹脂による破断帯付きス
    リーブ11を上下両端で溶着して商品を封入し、
    その破断帯付きスリーブ11は、スリーブ主部1
    11と異なる材質の2条の破断帯112,112
    を、スリーブ中央で前後に対面させて且つスリー
    ブ方向にそろえて配して、スリーブ主部111の
    途中に介入接続させて一体に押出成形して構成し
    たことを特徴とする合成樹脂製包装体。
JP9699183U 1983-06-22 1983-06-22 合成樹脂製包装体 Granted JPS604471U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9699183U JPS604471U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 合成樹脂製包装体

Applications Claiming Priority (1)

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JP9699183U JPS604471U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 合成樹脂製包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS604471U JPS604471U (ja) 1985-01-12
JPH0235651Y2 true JPH0235651Y2 (ja) 1990-09-27

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ID=30230902

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JP9699183U Granted JPS604471U (ja) 1983-06-22 1983-06-22 合成樹脂製包装体

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521912B2 (ja) * 1976-03-12 1980-06-13

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521912U (ja) * 1978-07-26 1980-02-13
JPS56130724U (ja) * 1980-03-06 1981-10-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521912B2 (ja) * 1976-03-12 1980-06-13

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Publication number Publication date
JPS604471U (ja) 1985-01-12

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