JPS5855148Y2 - 開封容易な袋 - Google Patents
開封容易な袋Info
- Publication number
- JPS5855148Y2 JPS5855148Y2 JP18144280U JP18144280U JPS5855148Y2 JP S5855148 Y2 JPS5855148 Y2 JP S5855148Y2 JP 18144280 U JP18144280 U JP 18144280U JP 18144280 U JP18144280 U JP 18144280U JP S5855148 Y2 JPS5855148 Y2 JP S5855148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- micropores
- easy
- present
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシール部分を有する袋に関し、特に開封時に破
袋を生じない開封容易な袋に関するものである。
袋を生じない開封容易な袋に関するものである。
従来からシート状素材その他から袋を作成するに際して
、円筒状にシート状物をシールし、次いで、端部をもシ
ールして袋を作ることはよく知られている。
、円筒状にシート状物をシールし、次いで、端部をもシ
ールして袋を作ることはよく知られている。
このようなシール方法としては、シート状物の素材を熱
隔着可能な層をシール部に有しているものを用いてヒー
トシール法や超音波シール法によりシールすることは良
く知られている。
隔着可能な層をシール部に有しているものを用いてヒー
トシール法や超音波シール法によりシールすることは良
く知られている。
このような方法で作られた袋は、開封して中味を取り出
す際には、シールが強力すぎるために開封が困難である
と共に、特に紙/PE等素材の場合は無理に開封しよう
とすると袋の損傷等の破袋を生ずる事が多く、取り出さ
ないで残っている中味の保存にはすこぶる不便であった
。
す際には、シールが強力すぎるために開封が困難である
と共に、特に紙/PE等素材の場合は無理に開封しよう
とすると袋の損傷等の破袋を生ずる事が多く、取り出さ
ないで残っている中味の保存にはすこぶる不便であった
。
本考案は従来のこのような不都合を解消し、開封が容易
で破袋等の損傷が少ない袋を提供しようとするものであ
る。
で破袋等の損傷が少ない袋を提供しようとするものであ
る。
第1図は本考案の袋の一実擁態様の説明図であり、製本
体1の中央部2と一方の端部3が通常のヒートシール法
によりヒートシールされている。
体1の中央部2と一方の端部3が通常のヒートシール法
によりヒートシールされている。
残りの端部4は特殊なシール状態をもってシールされて
いる。
いる。
すなわち、この部分は多数の微小孔を有し、該微小孔の
周囲部分にて接着されている。
周囲部分にて接着されている。
この場合に各々の微小孔の周囲の接着部分は、互いに他
の微小孔の周囲の接着部分とは接続しておらず独立して
いる。
の微小孔の周囲の接着部分とは接続しておらず独立して
いる。
通常のヒートシール部分は熱によって融着する性質を有
する、例えばポリエチレンの如き樹脂層を有しているこ
とは通常のヒートシールによる従来の袋と同様である。
する、例えばポリエチレンの如き樹脂層を有しているこ
とは通常のヒートシールによる従来の袋と同様である。
本考案の一実施例においては紙にポリエチレン層を一面
に形成させ一体化したものを袋用素材とした。
に形成させ一体化したものを袋用素材とした。
端部4の特殊なシールは例えば第2図の如き超音波シー
ル装置を用いて行なう事ができる。
ル装置を用いて行なう事ができる。
第2図の超音波シール装置においては装置のシール金型
5,6のいずれかに鋭利な突起7を多数配列させである
。
5,6のいずれかに鋭利な突起7を多数配列させである
。
第2図の場合においては金型5は振動するいわゆるホー
ンであり、これに前記突起7が形成されている。
ンであり、これに前記突起7が形成されている。
この金型5、の部分にシールすべき装本体の端部4を位
置させ、金型6で圧接して超音波シール法にてシールす
ることにより、前記突起7により多数の微小孔が形成さ
れると共に、この微小孔の周囲部分のポリエチレン樹脂
が溶融し、接着する。
置させ、金型6で圧接して超音波シール法にてシールす
ることにより、前記突起7により多数の微小孔が形成さ
れると共に、この微小孔の周囲部分のポリエチレン樹脂
が溶融し、接着する。
他の方法としては、第2図の如き多数の突起を有する加
熱体に圧接させることによっても微小孔を形成させると
共にその周囲部分のポリエチレン樹脂を溶融させて接着
させることもできる。
熱体に圧接させることによっても微小孔を形成させると
共にその周囲部分のポリエチレン樹脂を溶融させて接着
させることもできる。
前記一者の方法のうちでは超音波を利用する方法の方が
容易である。
容易である。
本考案による袋は微小な多数の突起によって穿孔、接着
されるので、微小孔部分の突き上げられる方の面には素
材自体も突起を形成され、この状態で接着されるので、
接着強度も弱すぎて、保存中に開封してしまうこともな
い。
されるので、微小孔部分の突き上げられる方の面には素
材自体も突起を形成され、この状態で接着されるので、
接着強度も弱すぎて、保存中に開封してしまうこともな
い。
また微小孔部分の周囲のみがポリエチレン樹脂の溶融で
接着しているので、未接着部分も多く残存している。
接着しているので、未接着部分も多く残存している。
従って、いちど開封した後にも再び本考案の特殊なシー
ル方法でシールさせることも可能である。
ル方法でシールさせることも可能である。
本考案で用いるシール装置の特殊な金型は従来の通常の
包装機のシール装置部分に装備可能であるので、すこぶ
る便利である。
包装機のシール装置部分に装備可能であるので、すこぶ
る便利である。
以上の如く本考案の袋は開封が容易であり、開けたあと
が破袋、損傷等が少ないために、湿式複写用の感光紙、
その他の複写用紙等の袋として用いればすこぶる便利で
あり、未使用の用紙の保存にも袋の損傷が少ないため好
ましい。
が破袋、損傷等が少ないために、湿式複写用の感光紙、
その他の複写用紙等の袋として用いればすこぶる便利で
あり、未使用の用紙の保存にも袋の損傷が少ないため好
ましい。
第1図は本考案の袋の一実施例の説明図であり、第2図
は本考案の袋の作成方法の一実施例の説明図をそれぞれ
示す。 1・・・・・・装本体、2・・・・・・装本体の中央部
、3,4・・・・・・装本体の端部、5,6・・・・・
・金型、7・・・・・・突起。
は本考案の袋の作成方法の一実施例の説明図をそれぞれ
示す。 1・・・・・・装本体、2・・・・・・装本体の中央部
、3,4・・・・・・装本体の端部、5,6・・・・・
・金型、7・・・・・・突起。
Claims (2)
- (1)シール部分を有する袋において、開封すべきシー
ル部分は多数の微小孔を有し、該微小孔の周囲部分にて
、他の微小孔の周囲部分とは独立して接着されて成る開
封容易な袋。 - (2)前記袋の素材は紙とポリエチレンの層を有しポリ
エチレンの層が内面となっている事を特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載の袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18144280U JPS5855148Y2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 | 開封容易な袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18144280U JPS5855148Y2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 | 開封容易な袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57105249U JPS57105249U (ja) | 1982-06-29 |
JPS5855148Y2 true JPS5855148Y2 (ja) | 1983-12-16 |
Family
ID=29978923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18144280U Expired JPS5855148Y2 (ja) | 1980-12-16 | 1980-12-16 | 開封容易な袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855148Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002179008A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Kyoraku Co Ltd | 易開封性を有する包装体およびその製造方法 |
-
1980
- 1980-12-16 JP JP18144280U patent/JPS5855148Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57105249U (ja) | 1982-06-29 |
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