JPH0235374Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0235374Y2
JPH0235374Y2 JP1984015679U JP1567984U JPH0235374Y2 JP H0235374 Y2 JPH0235374 Y2 JP H0235374Y2 JP 1984015679 U JP1984015679 U JP 1984015679U JP 1567984 U JP1567984 U JP 1567984U JP H0235374 Y2 JPH0235374 Y2 JP H0235374Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
mill
stand
drive
chock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984015679U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60131223U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1567984U priority Critical patent/JPS60131223U/ja
Publication of JPS60131223U publication Critical patent/JPS60131223U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0235374Y2 publication Critical patent/JPH0235374Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電縫管製造設備におけるミルスタン
ドに関するものである。
(考案が解決すべき従来技術の問題点) 従来、上下ロールのみを交換するロール組替方
式の電縫管製造設備では、ロール組替に際して、
第4図に示される如く、まず圧下ウオームジヤツ
キ22,23により駆動側、操作側上ロールチヨ
ツク91,101を下降して上ロール軸16を介し
て上ロール171を下ロール17上に載置した後、
上下ロール軸16,161の操作側端から締付ナ
ツト31を外し、かつ、ミルベース32に操作側
スタンド33を固定している取付ボルト34を外
すと共に、操作側、駆動側スタンド33,35を
連結している連結軸36を外す。しかる後スクリ
ユ締付ナツト37を弛め、図示しない天井クレー
ンにより操作側スタンド33をミルラインと直角
方向の操作側(図示右方向側)に移動して、上下
ロールチヨツク9,91を含め上下ロール軸16,
161から取外した後、天井クレーンにより上ロ
ール171をミルラインと直角方向の操作側に移
動して上ロール軸161から抜き取る。同様にし
て下ロール17を下ロール軸16から抜き取る。
ロールの組込みは、前記のロール引出し手順と
逆の手順で行なう。
以上のように、天井クレーンを用いて上下ロー
ルのみを交換するロール組替方式では、限られた
台数の天井クレーンだけによるため、多数のミル
スタンドにつきロール組替を行なう場合、時間が
かかりすぎ、生産能率がどうしても低下してしま
うという欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は、前記従来の問題点を解決するために
創案されたもので、ロール支持台車上にロール装
置を搭載してこれをスタンド内に設置し、かつ、
圧下装置を該ロール装置の上ロールチヨツクと連
結せずにスタンド上部に設置し、ロール支持台車
によりロール装置をスタンド内からミルラインと
直角方向のミル操作側に搬出入できるよう構成す
ることによつて、ロール組替作業の能率を大幅に
向上させることを目的とする。
(考案の構成) 本考案の電縫管製造設備におけるミルスタンド
は、スタンドの下部内にロール支持台車をミルラ
インと直角方向のミル操作側に引き出し可能に設
置し、該ロール支持台車上に、下ロールチヨツク
上に上ロールチヨツクをロールバランスシリンダ
を介して支持したロール装置を設置し、該ロール
装置の駆動側上ロールチヨツク及び下ロールチヨ
ツクをスタンドのミルライン方向に対向する駆動
側コラム間に嵌合させ、かつ、操作側上ロールチ
ヨツク及び下ロールチヨツクをスタンドのミルラ
イン方向に対向する操作側コラム間に嵌合させる
と共に、駆動側コラムと操作側コラムに、上下ロ
ールチヨツクの外面と当接する外れ止め兼用のガ
イドを設け、操作側ガイドはクランパーにより操
作側コラムに着脱可能に設けられていることを特
徴とする。
(実施例) 以下本考案の一実施例を成形用ミルスタンドを
示す図面により説明する。
スタンド1は、平面矩形のクラウンフレーム2
およびベツド3をコーナー部でコラム4,5によ
り連結してなり、該ベツド3上にはロール支持台
車6がミルラインと直角方向のミル操作側(第1
図の右方向側)に引出し可能に設置されている。
ロール支持台車6はコラム4,5群の外側に位置
する引出し方向前後端の両サイドに車輪7を備
え、かつ、引出し方向前端に台車引出し用フツク
8を備えており、該ロール支持台車6に下面(特
に操作側コラム4間と駆動側コラム5間の台車下
面)はベツド3の上面と摺接している。
操作側、駆動側下ロールチヨツク9,10は、
このロール支持台車6上に交換可能なスペーサ1
1,12を介して設置されている。操作側、駆動
側上ロールチヨツク91,101は、操作側、駆動
側下ロールチヨツク9,10に組込まれた2本の
ロールバランスシリンダ13,14により該下ロ
ールチヨツク9,10上に装着支持されている。
そして、操作側上下ロールチヨツク9,91は、
ミルライン方向に対向する操作側コラム4間に嵌
合され、かつ、該コラム4の外側面に後述する如
く設けた上下方向に沿う外れ止め兼用のガイドカ
バー15に当接しており、かくしてスタンド1内
からミル操作側へ移動しない構成となつている。
駆動側上下ロールチヨツク10,101は、ミル
ライン方向に対向する駆動側コラム5間に嵌合さ
れ、かつ、該コラム5に固設した図示しない外れ
止め業用のガイドに当接しており、かくしてスタ
ンド1内からミル駆動側へ移動しない構成となつ
ている。上下ロール軸16,161は、操作側、
駆動側上下ロールチヨツク9,10,91,101
に回転可能に装着支持されており、上下ロール1
7,171は、該上下ロール軸16,161にキ
ー・キー溝機構により回止めされて装着されてい
る。
ガイドカバー15は、下端にて操作側コラム4
の外側面下部に枢着されており、開閉シリンダ1
8により直立位置から水平位置までミルラインと
直角方向に90゜開放できると共に、クランプシリ
ンダ19によりコラム4の外側面上部に枢着され
たクランパー20を下方回動して該ガイドカバー
15の上端をクランプできるよう構成されてい
る。このガイドカバー15には、その直立位置に
て操作側上下ロールチヨツク9,91の外面と当
接する係止片21が固設されている。
操作側、駆動側圧下ウオームジヤツキ22,2
3は、クラウンフレーム2の操作側、駆動側部上
に設置されている。該ジヤツキ22,23のウオ
ームは、連動軸24を介して同軸に連結されて図
示しない駆動装置により連動回転するよう構成さ
れている。操作側、駆動側圧下スクリユ25,2
6は、このウオームにかみ合うウオームホイール
と螺合すると共に、該圧下スクリユ25,26の
上端部がクラウンフレーム2と一体のガイト筒2
7,28に嵌合し、かつ、滑りキー・キー溝機溝
を介して係合して回止めされており、かくして前
記ウオームホイールの回転により上下動するよう
になつている。この圧下スクリユ25,26の下
端には操作側、駆動側上ロールチヨツク91,1
1の上面と当接する圧下部29,30が固設さ
れている。この圧下部29,30には図示しない
ロードセルが組込まれている。
以上の構成において、操作側、駆動側下ロール
チヨツク9,10は、ベツド3上にロール支持台
車6およびスペーサ11,12を介して支持され
ているから、下ロール17の高さは、スペーサ1
1,12の交換により適宜変更可能である。
圧下装置22〜30の圧下ウオームジヤツキ2
2,23により圧下部29,30を上下動する
と、該圧下部29,30の当接した操作側、駆動
側ロールチヨツク91,101は、圧下部29,3
0との当接状態を保持するように下ロールチヨツ
ク9,10上にロールバランスシリンダ13,1
4により下側から支持されながら、操作側、駆動
側コラム4,5とこれに設けたガイドバー15お
よび図示しないガイド片とにより案内されつつ上
下動するから、上下ロール17,171の間隔が
調整可能である。そして、上ロールチヨツクロー
ル91,101が圧下装置22〜30とロールバラ
ンスシリンダ13,14により上下から支持され
ているから、上下ロール17,171の間隔が一
定に保持される。
ロール組替に際しては、まずロールバランスシ
リンダ14の油圧ホースの接続を分離すると、上
ロールチヨツク91,101は、該ロールバランス
シリンダ14を介して下ロールチヨツク9,10
上に不動状態に支持される。次いで圧下装置22
〜30により圧下部29,30を上昇させると、
該圧下部29,30と前記上ロールチヨツク91
101との間に隙間ができる。しかる後、クラン
プシリンダ19のロツド短縮作動によりクランパ
ー20を上方に回動すると、ガイドバー15の上
端固定が解除される。次いで開閉シリンダ18の
ロツド短縮作動によりガイドバー15を直立位置
からミルラインと直角方向の操作側に90゜回動す
ると、該ガイドバー15は、ロール支持台車6お
よび操作側上下ロールチヨツク9,91の引出し
に支障ない状態となるから、クランプシリンダ1
9と開閉シリンダ18の作動後ロール支持台車6
を、そのフツク8に図示しない引出し装置のフツ
クを結合して引出すと、ロール装置(上下ロール
チヨツク9,91,10,101および上下ロール
17,171)は、ロール支持台車6によりミル
ラインと直角方向の操作側へ引出される。この引
出し作業後、オフラインにて別のロール支持台車
6上にセツトされた新しいロール装置を前記と逆
の手順でスタンド1内に押込みセツトすると共
に、スタンド1の駆動側にある図示しないロール
駆動用スピンドルの芯を、新たにスタンド1内に
セツトされたロール装置の芯に合わせて調整すれ
ばよい。
ロール装置の引出しおよび押込み作業を安定し
て行なうためには、ロールバランスシリンダ1
3,14による支持方式の他、上下ロールチヨツ
ク9,91,10,101の引出しおよび押込みガ
イドを行なうことが好ましい。
尚、本実施例では、上下ロールチヨツク9,9
の引出し方向移動を阻止しつつ上下動ガイドを
行なう操作側ガイドにガイドバー15を用い、か
つ、該ガイドバー15の上端を固定するのにクラ
ンプシリンダ19により下向きに回動するクラン
パー20を使用して、パイプ製管中シリンダ1
8,19に特に油圧力をかけなくてもガイドバー
15を直立位置に保持できると共に、ロール装置
を引出す際ガイドバー15によるその引出し方向
の外れ止めを迅速に解除できるようにしたが、操
作側ガイドはクランパーにより脱着可能なもので
あればよい。例えばシリンダにより観音扉式に開
閉するガイドバー方式のガイド等であつてもよ
い。
また、圧下スクリユ25,26の回止めをガイ
ド筒27,28に対するキー止めにより行なつた
が、例えば圧下部29,30と上ロールチヨツク
1,101との係合によつて行なつてもよい。
さらに、成形用ミルスタンドにつき説明した
が、ブレークダウン、プルアウト、サイジング用
ミルスタンドにも適用できることは勿論である。
(考案の効果) 以上の通り、本考案によれば、スタンドの駆動
側コラム及び操作側コラムと、これらに設けた外
れ止め兼用のガイドにより案内しながら駆動側、
操作側上ロールチヨツク及び下ロールチヨツクを
上下動させるため、スタンドの上部に設けた圧下
装置により圧下部を介してロール装置の駆動側、
操作側上ロールチヨツクを圧下でき、またこれに
より該上ロールチヨツクをロールバランスシリン
ダを介して駆動側、操作側下ロールチヨツク上に
支持させることができるから、上下ロールの間隔
を一定に保持しながら圧下調整できる。また、ク
ランパーを外し、かつ上下ロールチヨツクに当接
している操作側ガイドを退すだけで、ロール支持
台車によりロール装置をミルラインと直角方向の
ミル操作側に引き出すことができるから、ロール
装置を容易かつ迅速に交換することができる。更
に、スタンドのコラム及びこれらに設けた簡単な
ガイドによりロール装置のロールチヨツク及び下
ロールチヨツクの上下動を案内することで、ロー
ルチヨツク上下動ガイドを内部に設けたインナー
ハウジング(台車)を使用せずに済むから、スタ
ンドの幅寸法を小さくできる。従つて、ロール圧
延作業が良好に行え、またロール組替作業の能率
の大幅な向上が図れると共に、設備のコンパクト
化、設備費の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の実施例を示
す〜線正断面図、右側面図、〜線断面図であ
る。第4図は従来例の正断面図である。 1……スタンド(クラウンフレーム2、ベツド
3、コラム4,5)、6……ロール支持台車(車
輪7、フツク8)、9……操作側下ロールチヨツ
ク、10……駆動側下ロールチヨツク、91……
操作側上ロールチヨツク、101……駆動側上ロ
ールチヨツク、11,12……スペーサ、13,
14……ロールバランスシリンダ、15……ガイ
ドバー(係止片21)、16……下ロール軸、1
1……上ロール軸、17……下ロール、171
…上ロール、18……開閉シリンダ、19……ク
ランプシリンダ、20……クランパー、22,2
3……圧下ウオームジヤツキ、24……連動軸、
25,26……圧下スクリユ、27,28……ガ
イド筒、29,30……圧下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スタンドの下部内にロール支持台車をミルライ
    ンと直角方向のミル操作側に引き出し可能に設置
    し、該ロール支持台車上に、下ロールチヨツク上
    に上ロールチヨツクをロールバランスシリンダを
    介して支持したロール装置を設置し、該ロール装
    置の駆動側上ロールチヨツク及び下ロールチヨツ
    クをスタンドのミルライン方向に対向する駆動側
    コラム間に嵌合させ、操作側上ロールチヨツク及
    び下ロールチヨツクをスタンドのミルライン方向
    に対向する操作側コラム間に嵌合させ、かつ、駆
    動側コラムと操作側コラムに、上下ロールチヨツ
    クの外面と当接する外れ止め兼用のガイドを設
    け、操作側ガイドをクランパーにより操作側コラ
    ムに脱着可能に構成すると共に、スタンドの上部
    に、前記ロール装置の上ロールチヨツクと当接可
    能な圧下部を備えた圧下装置を設けたことを特徴
    とする電縫管製造設備におけるミルスタンド。
JP1567984U 1984-02-07 1984-02-07 電縫管製造設備におけるミルスタンド Granted JPS60131223U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1567984U JPS60131223U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 電縫管製造設備におけるミルスタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1567984U JPS60131223U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 電縫管製造設備におけるミルスタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60131223U JPS60131223U (ja) 1985-09-03
JPH0235374Y2 true JPH0235374Y2 (ja) 1990-09-26

Family

ID=30501739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1567984U Granted JPS60131223U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 電縫管製造設備におけるミルスタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60131223U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5686612A (en) * 1979-12-14 1981-07-14 Hitachi Ltd Rearranging apparatus for backup roll of rolling mill
JPS5732830A (en) * 1980-08-08 1982-02-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Forming equipment for electric-resistance welded steel pipe

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5686612A (en) * 1979-12-14 1981-07-14 Hitachi Ltd Rearranging apparatus for backup roll of rolling mill
JPS5732830A (en) * 1980-08-08 1982-02-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Forming equipment for electric-resistance welded steel pipe

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60131223U (ja) 1985-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4944175A (en) Universal rolling mill stand with adjustable sets of horizontal rolls and vertical rolls
JPH0235374Y2 (ja)
WO2024120521A1 (zh) 一种拉伸机
US5787749A (en) Rolling mill stand
US3618355A (en) Rolling mill and systems for facilitating the interchange of rolling-mill rolls
JP2000312955A (ja) 連続鋳造設備におけるロールセグメント装置
CN221299184U (zh) 一种轮式台车对中装置及轮式台车
JPS6113121Y2 (ja)
CN220389338U (zh) 一种液压元件生产用的支撑装置
CN219684554U (zh) 一种合金门窗用的钻铣加工装置
CN212792402U (zh) 一种便于检修的粗轧机机架辊结构
JPS6227289Y2 (ja)
US3540254A (en) Apparatus for removing and replacing rolling mill drive spindles
CN216501532U (zh) 一种升降式换辊车
CN221031289U (zh) 一种现浇箱梁侧钢模板拆除辅助装置
JP2548439Y2 (ja) 竪形圧延機におけるカリバ−チェンジ装置
CN204148235U (zh) 一种用于生产超薄超宽铜箔的x型辊系结构的轧机
CN221439050U (zh) 一种卷板堆放自动围挡装置
CN212799475U (zh) 换辊齿条升降装置
JPH0241370B2 (ja)
JPH0140567Y2 (ja)
JP2557208Y2 (ja) 圧延機
JP2000288610A (ja) インナースタンド式圧延機
CN217458577U (zh) 一种举升架装配间隙调节装置
CN216549008U (zh) 一种线缆收束用压轮式防逆转机构