JP2000312955A - 連続鋳造設備におけるロールセグメント装置 - Google Patents

連続鋳造設備におけるロールセグメント装置

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JP2000312955A
JP2000312955A JP11118864A JP11886499A JP2000312955A JP 2000312955 A JP2000312955 A JP 2000312955A JP 11118864 A JP11118864 A JP 11118864A JP 11886499 A JP11886499 A JP 11886499A JP 2000312955 A JP2000312955 A JP 2000312955A
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cylinder
frame
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roll
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 螺合形式からなる間隔調整手段でありながら
大荷重が加わる軽圧下セグメントに容易に採用でき、圧
下力作用手段は4隅作用形式を採用できる連続鋳造設備
におけるロールセグメント装置を提供する。 【解決手段】 下フレーム11から上方へ連設したコラ
ム14群を、上フレーム15の4隅部分に挿通した。両
フレーム11,15間に、鋳片2の厚さ変更に伴って両
ロール12,16間の間隔を調整する間隔調整手段20
と、調整した間隔においてロール12,16間に圧下力
を作用させる圧下力作用手段35を設けた。間隔調整手
段20は、螺合部が上フレーム15の部分に位置しかつ
螺合長さが上フレーム15の上下厚さと同等状の螺合形
式からなる。圧下力作用手段35は、上フレーム15の
4隅部分に下向きのシリンダー37を設けた4隅作用形
式からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造設備にお
けるロールセグメント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連続鋳造設備において、図5に示
すようにモールド45からの鋳造ライン46は、複数の
ロールセグメント装置50によりL字円弧状に形成され
ていた。そしてロールセグメント装置50は、下ロール
52群が配設された下フレーム51と、上ロール57群
が配設された上フレーム56とを有していた。さらに上
下のフレーム56,51間には、鋳片47の厚さ変更に
伴って上下のロール57,52間の間隔を調整するため
の間隔調整手段や、調整した間隔においてロール57,
52間に圧下力を作用させる圧下力作用手段が設けられ
ていた。
【0003】従来、この種のロールセグメント装置50
において、上ロール57群を圧下させるための圧下力作
用手段としては、左右一対(合計2本)のサーボ付き油
圧シリンダーを配設した2本シリンダー形式や、4隅に
圧下用ばねを配設した4隅作用形式が提供されている。
すなわち2本シリンダー形式は、図6、図7に示される
ように、基礎フレーム側に下フレーム51が取り付けら
れ、そして下フレーム51上には鋳造ライン46の方向
で複数の下ロール52が配設されている。また下フレー
ム51の左右両側からはボルト・ナットの連結構造53
により前後一対のコラム54が立設され、前後のコラム
54の上端間がコラムフレーム55により連結されてい
る。
【0004】コラム54群に昇降案内される状態で上フ
レーム56が配設され、この上フレーム56下には、鋳
造ライン46の方向で複数の上ロール57が配設されて
いる。そして両コラムフレーム55の前後方向中間部に
は、それぞれ下向きのサーボ付き油圧シリンダー58が
設けられ、これら左右一対のサーボ付き油圧シリンダー
58の下向きピストンロッド間に、前記上フレーム56
が連結されている。
【0005】このような2本シリンダー形式によると、
サーボ付き油圧シリンダー58が、ロール53,57間
の間隔調整手段と、ロール53,57間に圧下力を作用
させる圧下力作用手段とを兼ねている。また4隅作用形
式は、図8〜図10に示されるように、コラム54の下
部には螺子部54aが形成され、この螺子部54aに螺
合されるウオームホイール61が、下フレーム51の下
面側に設けられたウオームケース体62内に回転のみ自
在に設けられている。そして各コラム54の上部には、
上フレーム56の支持を行うコラムブッシュ63が設け
られ、さらに各コラム54の上部と上フレーム56との
間には、この上フレーム56を押し下げる方向に作用す
る皿ばね(圧下用ばね)64が設けられている。なお各
コラム54が下フレーム51を貫通している箇所には、
キー溝(コラム側)65とキー(下フレーム側)66が
設けられている。
【0006】このような4隅作用形式によると、駆動装
置、駆動軸、ウオームギヤなどからなるウオーム駆動装
置67により各ウオームホイール61を同期回転させた
とき、キー溝65とキー66によってコラム54の回転
が阻止されていることで、螺子部54aを介してコラム
54群を昇降させ得る。このようなコラム54群の昇降
により、コラムブッシュ63により支持された上フレー
ム56の上下位置を調節することになり、以てロール5
2,57間の間隔調整を行える。また鋳造時には皿ばね
64によって、ロール52,57間に圧下力を作用させ
得る。
【0007】ところで、上述した4隅作用形式のロール
セグメント装置50を採用した連続鋳造設備は、鋳片4
7が溶湯圧(鋼圧)により膨出するのを押さえたり、鋳
片47をガイドしたり、鋳片47を引き抜いたりする機
能を有していた。そのため、鋳片47を押さえるのに大
きな圧下力は必要としなかった。したがって、上フレー
ム56には大きな力がかからなかったために大きくする
必要がなかった(1セグメント当たり約200tであ
る。)。
【0008】これに対して軽圧下(単に「圧下」ともい
う)連続鋳造設備は、凝固端部を上下から押し付けるこ
とにより、上下の凝固壁同士が圧着されて鋳巣のない良
好な鋳片47を鋳造することができる特徴を持ってい
る。したがって軽圧下鋳造は、上記の大きさ程度の鋳片
47を圧下しようとすると、1セグメント当たり1,2
00t程度の圧下力が必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成のう
ちで、前者の2本シリンダー形式によると、サーボ付き
油圧シリンダー58は非常に高価であることから、全体
の高価格化を招くことになる。また2本のサーボ付き油
圧シリンダー58で上フレーム56の中央を押して圧下
する構成であることから、この上フレーム56の変形が
大きくなって上ロール57群による鋳造が好適に行われ
なくなる。この変形を小さくするためには、上フレーム
56をより剛体化しなければならず、そのため上フレー
ム56の高さ(厚さ)が大きくなってロールセグメント
装置50自体の重量が大きくなる。さらにロールセグメ
ント装置50のみならず、セグメント交換用のクレーン
まで更新する必要がある。
【0010】また後者の4隅作用形式によると、コラム
54の螺子部54aとウオームホイール61との螺合部
分(螺合長さ)が短いことから、上述のように大荷重が
加わる軽圧下セグメントにはそのままでは採用できな
い。すなわち、螺合部分を十分に長くすることで採用で
きるが、この場合には下フレーム51の下方へ突出され
る螺合部分が大きくなって、全体が大きな構造になると
いう問題がある。
【0011】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、螺合形式からなる間隔調整手段でありながら大荷重
が加わる軽圧下セグメントに容易に採用し得、しかも圧
下力作用手段は4隅作用形式を採用し得る連続鋳造設備
におけるロールセグメント装置を提供することを目的と
したものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の連続鋳造設備に
おけるロールセグメント装置は、下ロール群が配設され
た下フレームと、上ロール群が配設された上フレームと
を有し、下フレームの左右両側からはそれぞれ前後一対
のコラムが上方へと連設されるとともに、これらコラム
は上フレームの4隅部分に挿通され、上下のフレーム間
には、鋳片の厚さ変更に伴って上下のロール間の間隔を
調整するための間隔調整手段と、調整した間隔において
ロール間に圧下力を作用させる圧下力作用手段が設けら
れ、前記間隔調整手段は、その螺合部が上フレームの部
分に位置されかつ螺合長さが上フレームの上下厚さと同
等状とされた螺合形式からなり、前記圧下力作用手段
は、上フレームの4隅部分にそれぞれ下向きのシリンダ
ーを設けた4隅作用形式からなることを特徴としたもの
である。
【0013】したがって請求項1の発明によると、間隔
調整手段における螺合作用によって、上フレームの上下
位置を調節することになり、以て鋳片の厚さ変更に伴っ
て上下のロール間の間隔を調整し得る。そして所期の鋳
造時においては、シリンダー群を収縮動させて上フレー
ムに押し下げ力を作用させることで、4隅作用形式の圧
下力作用手段によってロール間に圧下力を作用させ得
る。
【0014】また本発明の請求項2記載の連続鋳造設備
におけるロールセグメント装置は、上記した請求項1記
載の構成において、間隔調整手段は、上フレームの4隅
でコラムが挿通される部分に上下方向に配設されその上
下長さが上フレームの上下厚さと同等状とされた固定筒
体と、この固定筒体の内周面側に形成された雌螺子と、
前記固定筒体内に配設されその外周面側には前記雌螺子
に螺合される雄螺子が形成された回転筒体と、この回転
筒体の固定筒体に対する上方への突出部分に連結された
ウオームホイールと、これらウオームホイールを同期回
転させるべく上フレーム側に設けられたウオーム駆動装
置とにより構成され、前記回転筒体は固定筒体に対し長
尺状とされて、この固定筒体に対して上下で突出され、
その際に回転筒体の下端面は、下フレーム側に回転自在
に当接されていることを特徴としたものである。
【0015】したがって請求項2の発明によると、ウオ
ーム駆動装置により各ウオームホイールを同期回転させ
たとき、このウオームホイールを連結している回転筒体
をコラムの外側で回転させ、この回転により、回転筒体
の雄螺子に雌螺子を介して螺合している固定筒体を昇降
(上下移動)させ得る。これによって、上フレームの上
下位置を調節することになり、以て鋳片の厚さ変更に伴
って上下のロール間の間隔を調整し得る。
【0016】そして本発明の請求項3記載の連続鋳造設
備におけるロールセグメント装置は、上記した請求項1
または2記載の構成において、圧下力作用手段は、上フ
レームの4隅部分にそれぞれ設けられた下向きの油圧シ
リンダーを有し、これら油圧シリンダーのピストン側に
前記コラムが連結されていることを特徴としたものであ
る。
【0017】したがって請求項3の発明によると、ロー
ル間の間隔調整を行ったのちの、所期の鋳造時において
は、油圧シリンダー群を収縮動させて上フレームに押し
下げ力を作用させることで、4隅作用形式の圧下力作用
手段によってロール間に圧下力を作用させ得る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図1〜図4に基づいて説明する。ロールセグメント装置
10は、下ロール12群が配設された下フレーム11
と、上ロール16群が配設された上フレーム15とを有
している。すなわち、基礎フレーム側には下フレーム1
1が取り付けられ、そして下フレーム11上には鋳造ラ
イン1の方向で複数の下ロール12が配設されている。
【0019】この下フレーム12の左右両側からは、そ
の下端がピン連結13されることにより、それぞれ前後
一対(合計4本)のコラム14が上方へと連設される。
これらコラム14が上フレーム15の4隅部分に挿通さ
れることで、上フレーム15は、コラム14群に昇降案
内される状態で配設される。この上フレーム15下に
は、鋳造ライン1の方向で複数の上ロール16が配設さ
れている。
【0020】そして上下のフレーム15,11間には、
鋳片2の厚さ変更に伴って上下のロール16,12間の
間隔を調整するための螺合形式からなる間隔調整手段2
0や、調整した間隔においてロール16,12間に圧下
力を作用させる4隅作用形式の圧下力作用手段35が設
けられる。すなわち、上フレーム15の4隅でコラム1
4が挿通される部分には固定筒体21が上下方向に配設
され、この固定筒体21は、その上下長さを上フレーム
15の上下厚さと同等状とされて上フレーム15側に連
結されている。なお、固定筒体21の内周面側には雌螺
子22が形成されている。そして固定筒体21内には回
転筒体23が配設され、この回転筒体23の外周面側に
は、前記雌螺子22に螺合される雄螺子24が形成され
ている。
【0021】前記回転筒体23は固定筒体21に対し長
尺状とされて、この固定筒体21に対して上下で突出さ
れ、その際に回転筒体23の下端面は、前記ピン連結1
3の部分を囲むように下フレーム12から立設された筒
状カバー体18の上面に、円弧状当接部19を介して回
転自在に当接されている。前記回転筒体23の固定筒体
21に対する上方への突出部分には、ウオームホイール
25がキー26を介して連結され、そしてウオームホイ
ール25は、上フレーム15の上面側に設けられたウオ
ームケース体27内に、軸受装置28などを介して回転
のみ自在に設けられている。
【0022】前記上フレーム15には各ウオームホイー
ル25を同期回転させるウオーム駆動装置29が配設さ
れ、このウオーム駆動装置29は、駆動装置、駆動軸3
0、ウオームギヤ31などにより構成される。なお上フ
レーム15の下面側には、雄螺子24などの防塵用の蛇
腹カバー32が設けられている。以上の21〜32など
により間隔調整手段20の一例が構成される。
【0023】前記ウオームギヤ31の支持も兼ねる状態
で、上フレーム15上の4隅部分には保持枠36が設け
られ、これら保持枠36にはそれぞれ下向きの油圧シリ
ンダー37が設けられている。これら各油圧シリンダー
37のピストン38に前記コラム14の上端が連結さ
れ、そしてコラム14は、回転筒体23内を挿通されて
いる。なおコラム14は、ピストン38からのピストン
ロッドに連結される形式であってもよい。以上の36〜
38などにより圧下力作用手段35の一例が構成され
る。
【0024】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。間隔調整手段20において、駆動装置、駆
動軸30、ウオームギヤ31などからなるウオーム駆動
装置29により各ウオームホイール25を同期回転させ
たとき、このウオームホイール25がキー26によって
連結されている回転筒体23がコラム14の外側で回転
される。この回転により、回転筒体23の雄螺子24に
雌螺子22を介して螺合されている固定筒体21が昇降
(上下移動)を行う。これによって、上フレーム15の
上下位置を調節することになり、以て鋳片2の厚さ変更
に伴って上下のロール16,12間の間隔を調整し得
る。
【0025】このようにしてロール16,12間の間隔
調整を行ったのち、所期の鋳造時においては、4隅作用
形式の圧下力作用手段35によってロール16,12間
に圧下力を作用させる。すなわち、油圧シリンダー37
群を収縮動させることで上フレーム15に押し下げ力が
作用され、以てロール16,12間に圧下力を作用させ
得る。
【0026】その際に間隔調整手段20は、雄螺子24
と雌螺子22とによる螺合部が上フレーム15の部分に
位置されかつ螺合長さが上フレーム15の上下厚さと同
等状とされた螺合形式からなることで、螺合部分(螺合
長さ)を十分に長く取れることになり、したがって、全
体を大きな構造とすることなく、大荷重が加わる軽圧下
セグメントに容易に採用し得る。
【0027】さらに圧下力作用手段35は、上フレーム
15の4隅部分にそれぞれ下向きの油圧シリンダー37
を設けた4隅作用形式からなることで、上フレーム15
を変形させることなく所期の圧下力を作用させ得るとと
もに、油圧シリンダー37は安価なものを使用し得、か
つ上フレーム15の大型、剛体化は不要とし得る。
【0028】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、間
隔調整手段における螺合作用によって、上フレームの上
下位置を調節することになり、以て鋳片の厚さ変更に伴
って上下のロール間の間隔を調整できる。その際に間隔
調整手段は、螺合部が上フレームの部分に位置しかつ螺
合長さが上フレームの上下厚さと同等状の螺合形式であ
ることで、螺合部分(螺合長さ)を十分に長く取ること
ができ、したがって、全体を大きな構造とすることな
く、大荷重が加わる軽圧下セグメントに容易に採用でき
る。
【0029】そして所期の鋳造時においては、シリンダ
ー群を収縮動させて上フレームに押し下げ力を作用させ
ることで、4隅作用形式の圧下力作用手段によってロー
ル間に圧下力を作用できる。さらに圧下力作用手段は、
上フレームの4隅部分にそれぞれ下向きのシリンダーを
設けた4隅作用形式からなることで、上フレームを変形
させることなく所期の圧下力を作用できるとともに、シ
リンダーは安価なものを使用でき、かつ上フレームの大
型、剛体化は不要にできる。
【0030】また上記した本発明の請求項2によると、
ウオーム駆動装置により各ウオームホイールを同期回転
させることで、ウオームホイールを連結している回転筒
体をコラムの外側で回転させて、回転筒体の雄螺子に雌
螺子を介して螺合している固定筒体を昇降(上下移動)
でき、以て上フレームの上下位置を調節して、鋳片の厚
さ変更に伴って上下のロール間の間隔を調整できる。
【0031】そして上記した本発明の請求項3による
と、ロール間の間隔調整を行ったのちの、所期の鋳造時
においては、油圧シリンダー群を収縮動させて上フレー
ムに押し下げ力を作用させることで、4隅作用形式の圧
下力作用手段によってロール間に圧下力を作用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、連続鋳造設
備におけるロールセグメント装置の一部切り欠き正面図
である。
【図2】同連続鋳造設備におけるロールセグメント装置
の一部切り欠き側面図である。
【図3】同連続鋳造設備におけるロールセグメント装置
の一部切り欠き平面図である。
【図4】同連続鋳造設備におけるロールセグメント装置
の要部の一部切り欠き正面図である。
【図5】従来例を示し、連続鋳造設備の概略説明図であ
る。
【図6】同連続鋳造設備におけるロールセグメント装置
の一部切り欠き正面図である。
【図7】同連続鋳造設備におけるロールセグメント装置
の一部切り欠き側面図である。
【図8】別の従来例を示し、同連続鋳造設備におけるロ
ールセグメント装置の一部切り欠き正面図である。
【図9】同連続鋳造設備におけるロールセグメント装置
の一部切り欠き平面図である。
【図10】同連続鋳造設備におけるロールセグメント装
置の要部の一部切り欠き正面図である。
【符号の説明】
1 鋳造ライン 2 鋳片 10 ロールセグメント装置 11 下フレーム 12 下ロール 13 ピン連結 14 コラム 15 上フレーム 16 上ロール 18 筒状カバー体 19 円弧状当接部 20 間隔調整手段 21 固定筒体 22 雌螺子 23 回転筒体 24 雄螺子 25 ウオームホイール 29 ウオーム駆動装置 31 ウオームギヤ 35 圧下力作用手段 37 油圧シリンダー 38 ピストン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下ロール群が配設された下フレームと、
    上ロール群が配設された上フレームとを有し、下フレー
    ムの左右両側からはそれぞれ前後一対のコラムが上方へ
    と連設されるとともに、これらコラムは上フレームの4
    隅部分に挿通され、上下のフレーム間には、鋳片の厚さ
    変更に伴って上下のロール間の間隔を調整するための間
    隔調整手段と、調整した間隔においてロール間に圧下力
    を作用させる圧下力作用手段が設けられ、前記間隔調整
    手段は、その螺合部が上フレームの部分に位置されかつ
    螺合長さが上フレームの上下厚さと同等状とされた螺合
    形式からなり、前記圧下力作用手段は、上フレームの4
    隅部分にそれぞれ下向きのシリンダーを設けた4隅作用
    形式からなることを特徴とする連続鋳造設備におけるロ
    ールセグメント装置。
  2. 【請求項2】 間隔調整手段は、上フレームの4隅でコ
    ラムが挿通される部分に上下方向に配設されその上下長
    さが上フレームの上下厚さと同等状とされた固定筒体
    と、この固定筒体の内周面側に形成された雌螺子と、前
    記固定筒体内に配設されその外周面側には前記雌螺子に
    螺合される雄螺子が形成された回転筒体と、この回転筒
    体の固定筒体に対する上方への突出部分に連結されたウ
    オームホイールと、これらウオームホイールを同期回転
    させるべく上フレーム側に設けられたウオーム駆動装置
    とにより構成され、前記回転筒体は固定筒体に対し長尺
    状とされて、この固定筒体に対して上下で突出され、そ
    の際に回転筒体の下端面は、下フレーム側に回転自在に
    当接されていることを特徴とする請求項1記載の連続鋳
    造設備におけるロールセグメント装置。
  3. 【請求項3】 圧下力作用手段は、上フレームの4隅部
    分にそれぞれ設けられた下向きの油圧シリンダーを有
    し、これら油圧シリンダーのピストン側に前記コラムが
    連結されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の連続鋳造設備におけるロールセグメント装置。
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