JPH0140567Y2 - - Google Patents

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JPH0140567Y2
JPH0140567Y2 JP1983020642U JP2064283U JPH0140567Y2 JP H0140567 Y2 JPH0140567 Y2 JP H0140567Y2 JP 1983020642 U JP1983020642 U JP 1983020642U JP 2064283 U JP2064283 U JP 2064283U JP H0140567 Y2 JPH0140567 Y2 JP H0140567Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mill stand
tilt frame
roll
main body
mill
Prior art date
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JP1983020642U
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English (en)
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JPS59129407U (ja
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Priority to JP2064283U priority Critical patent/JPS59129407U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は棒鋼ミルスタンドに関する。
従来、棒鋼の圧延ラインにおいては、水平ミル
スタンドと竪ミルスタンドとをライン上に交互に
配置して圧延をおこなつているが、このうち、竪
ミルスタンドではロールを上方から駆動してお
り、ロールまたはスタンド本体の交換時には、駆
動スピンドルを上昇させた、ロールまたはスタン
ド本体を吊り上げている。このため、縦長の大き
な設備になるという欠点がある。そこで傾斜した
ミルスタンドをラインに沿つて前後の位置で互い
に90゜クロスさせて配置し、圧延ラインを構成す
ることが考えられているが、この構成であると、
建屋高さを小さくすることができるものの、クレ
ーン等でロールまたはスタンド本体を吊り出す場
合には、斜め上方へ吊り出さなくてはならず、危
険で、作業性が悪いものである。
本考案はかかる問題点を解消した棒鋼ミルスタ
ンドを提供するものであつて、その特徴とすると
ころは、チルトフレームを傾斜状態から水平状態
に回動軸を中心に回動させる回動駆動装置を設
け、チルトフレーム上のミルスタンド本体を移動
させてそのロールの入力端を駆動スピンドルから
離間させるミルスタンド本体移動装置を設け、ミ
ルスタンド本体をチルトフレームに固定する固定
装置を設けたことにあり、かかる構成によれば、
ミルスタンド本体の交換時には、固定装置による
ミルスタンド本体の固定を解除し、ミルスタンド
本体移動装置によりミルスタンド本体を移動させ
てそのロールの入力端を駆動スピンドルから離間
させた後、回動駆動装置によつてチルトフレーム
を回動軸を中心に回動させて水平状態にし、次に
クレーン等でミルスタンド本体を吊り上げればよ
い。またロールセツトを交換する場合には、上記
の水平状態のミルスタンド本体からロールセツト
を水平方向へ引き出し、次にクレーン等でそのロ
ールセツトを吊り上げればよく、ミルスタンド本
体およびロールセツトを斜め上方へ吊り出す必要
がまつたくなく、安全で、作業性に優れ、さらに
建屋の高さを小さくすることができるものであ
る。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。1は水平線に対して45゜の傾斜面1Aを有す
る固定フレーム、2は下部中央が固定フレーム1
の頂部のブラケツト3に回動軸4を介して回動自
在に支持されたチルトフレームであつて、通常は
傾斜面1Aに固定ブロツク5を介して載置されて
いる。6は本体が傾斜面1Aの下方の固定ブラケ
ツト7に支軸8を介して回動自在に支持されると
共にロツド先端が傾斜面1Aの穴を通つてチルト
フレーム2のブラケツトにピン連結されたウオー
ムジヤツキ、9は該ウオームジヤツキ6を作動さ
せる回動用ギヤードモータ、10はチルトフレー
ム2を固定フレーム1に固定するためのチルトフ
レームクランプシリンダであつて、第2図に示す
ごとく、ピストンロツドを伸長させてピストンロ
ツド先端の下端傾斜面10Aをチルトフレーム2
から張り出された棚部11の上端傾斜面に圧接さ
せるものである。12はチルトフレーム2上に矢
印A,B方向移動自在に配設されたミルスタンド
本体であつて、竪ビーム12Aと、該竪ビーム1
2Aに沿つてスライド自在なロールチヨツク12
B,12Cに両端が回転自在に支持された一対の
カリバーロール12D,12Eと、各ロールチヨ
ツク12B,12Cを適宜に移動させることによ
りロール間隔を調整する手動ハンドル付きの圧下
および圧上の装置12F,12Gとから構成され
ている。13は本体がチルトフレーム2内のブラ
ケツトにピン連結されると共にピストンロツドが
ミルスタンド本体12に連結されたスタンドシリ
ンダ、14はミルスタンド本体12をチルトフレ
ーム2に固定するためのミルスタンド本体クラン
プシリンダであつて、前記チルトフレームクラン
プシリンダ10と同一構造である。15は一対の
駆動スピンドルであつて、その出力端には各カリ
バーロール12D,12Eの入力端16,17が
嵌入している。18は各駆動スピンドル15の中
央部を支持するチヨツクであつて、支柱19に沿
つて移動自在であり、所定の圧下および圧上の装
置により移動させられるものである。21は駆動
モータであつて、減速機22を介して各駆動スピ
ンドル15を回転させるものである。23はチル
トフレーム2の側方に配設された水平ガイドレー
ルであつて、その上面はチルトフレーム2を水平
にした状態において下方ロールチヨツク12Cの
下面と同一水平線で一致するように構成してあ
る。24はガイドレール23の下においてこのガ
イドレール23に沿つて配設されたスクリユー
軸、25は該スクリユー軸24に螺合するナツ
ト、26は該ナツト25に固着されたカバー、2
7は一端がカバー26上のブラケツトにピン連結
されたリンク、28は、スクリユー軸24を正逆
転させることによりナツト25、カバー26およ
びリンク27を矢印C,D方向往復移動させる移
動用ギヤードモータである。
上記構成において、図に示す状態は、駆動モー
タ21を作動させて減速機22および駆動スピン
ドル15を介して各カリバーロール12D,12
Eを回転させ、これによつて棒鋼29を圧延して
いる状態を示している。かかる状態からミルスタ
ンド本体12を交換する場合には、まず駆動モー
タ21の作動を停止した後ミルスタンド本体クラ
ンプシリンダ14によるミルスタンド本体12の
クランプ状態を解除し、スタンドシフトシリンダ
13のピストンロツドを縮小させ、これによつて
ミルスタンド本体12を矢印B方向へ移動させ、
入力端16,17を各駆動スピンドル15の出力
端から抜き出す。次にチルトフレームクランプシ
リンダ10によるチルトフレーム2のクランプ状
態を解除し、回動用ギヤードモータ9を作動さ
せ、ウオームジヤツキ6のロツドを伸長させる。
これによつてチルトフレーム2が回動させられて
水平状態となる(第1図の2点鎖線状態)。次に
ミルスタンド本体12とチルトフレーム2および
スタンドシフトシリンダ13との連結を解除した
後、クレーン等によりミルスタンド本体12を吊
り上げればよい。
次にカリバーロール12D,12Eのみをセツ
トで交換する場合には、第1図の2点鎖線に示す
状態からリンク22の他端を下方のロールチヨツ
ク12Cの一方に連結し、ロールチヨツク12
B,12C間にスペーサ30を挿入し、移動用ギ
ヤードモータ28を作動させてスクリユー軸24
を回転させ、これによつてナツト25を矢印D方
向へ移動させる。すると、カリバーロール12
D,12Eも同方向へ移動させられ、第1図に点
鎖線で示す状態になる。次にクレーン等によりそ
の両カリバーロール12D,12Eをセツトで吊
り上げればよい。
以上述べたごとく本考案の棒鋼ミルスタンドに
よれば、ミルスタンド本体の交換時には、固定装
置によるミルスタンド本体の固定を解除し、ミル
スタンド本体移動装置によりミルスタンド本体を
移動させてそのロールの入力端を駆動スピンドル
から離間させた後、回動駆動装置によつてチルト
フレームを回動軸を中心に回動させて水平状態に
し、次にクレーン等でミルスタンド本体を吊り上
げればよい。またロールセツトを交換する場合に
は、上記の水平状態のミルスタンド本体からロー
ルセツトを水平方向へ引き出し、次にクレーン等
でそのロールセツトを吊り上げればよく、ミルス
タンド本体およびロールセツトを斜め上方へ吊り
出す必要がまつたくなく、安全で、作業性に優
れ、さらにチルトフレームを回動軸を中心に回動
させるだけで移動させることがないので、設置ス
ペースを小さくできるとともに建屋の高さを小さ
くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図は要部の拡大断面図である。 2……チルトフレーム、4……回動軸、9……
回動用ギヤードモータ(回動駆動装置)、12…
…ミルスタンド本体、12D,12E……カリバ
ーロール、13……スタンドシフトシリンダ(ミ
ルスタンド本体移動装置)、14……ミルスタン
ド本体クランプシリンダ(固定装置)、15……
駆動スピンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チルトフレームを傾斜状態から水平状態に回動
    軸を中心に回動させる回動駆動装置を設け、チル
    トフレーム上のミルスタンド本体を移動させてそ
    のロールの入力端を駆動スピンドルから離間させ
    るミルスタンド本体移動装置を設け、ミルスタン
    ド本体をチルトフレームに固定する固定装置を設
    けたことを特徴とする棒鋼ミルスタンド。
JP2064283U 1983-02-14 1983-02-14 棒鋼ミルスタンド Granted JPS59129407U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2064283U JPS59129407U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 棒鋼ミルスタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2064283U JPS59129407U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 棒鋼ミルスタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129407U JPS59129407U (ja) 1984-08-31
JPH0140567Y2 true JPH0140567Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30151767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2064283U Granted JPS59129407U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 棒鋼ミルスタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59129407U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57171508A (en) * 1981-04-16 1982-10-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Roll replacing device of pipe mill

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57171508A (en) * 1981-04-16 1982-10-22 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Roll replacing device of pipe mill

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59129407U (ja) 1984-08-31

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