JPS5819171Y2 - リンガ−ロ−ルスタンド - Google Patents
リンガ−ロ−ルスタンドInfo
- Publication number
- JPS5819171Y2 JPS5819171Y2 JP17361279U JP17361279U JPS5819171Y2 JP S5819171 Y2 JPS5819171 Y2 JP S5819171Y2 JP 17361279 U JP17361279 U JP 17361279U JP 17361279 U JP17361279 U JP 17361279U JP S5819171 Y2 JPS5819171 Y2 JP S5819171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- roll
- ringer
- roll stand
- ringer roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はリンガ−ロールスタンドに関する。
ノンガーロール設備は、電気錫メツキラインや電気亜鉛
メツキライン等におけるメッキ槽や化成処理槽等の処理
槽の上部に、液のキャリオーバ防止、液ムラ防止等を目
的として設置される。
メツキライン等におけるメッキ槽や化成処理槽等の処理
槽の上部に、液のキャリオーバ防止、液ムラ防止等を目
的として設置される。
このリンガ−ロールスタンドは、相対するロールを相互
に押し付ける必要があることから、従来一体構造とする
のが一般的であった。
に押し付ける必要があることから、従来一体構造とする
のが一般的であった。
しかしながら、このような従来のリンガ−ロールスタン
ドの場合、スタンド内のロールを取替えるには、ポータ
ーバ一方式で横方向に抜き取る方法か、リンガ−ロール
スタンド全体を取替える方法しかなく、前者のポーター
バ一方式の場合は天井クレーン等との共同作業や重心の
調整作業を必要とし、そのため作業の安全性に問題があ
り、熟練作業者が施工しても180分/6本程度の時間
を要し、作業性が著しく悪いという欠点があった。
ドの場合、スタンド内のロールを取替えるには、ポータ
ーバ一方式で横方向に抜き取る方法か、リンガ−ロール
スタンド全体を取替える方法しかなく、前者のポーター
バ一方式の場合は天井クレーン等との共同作業や重心の
調整作業を必要とし、そのため作業の安全性に問題があ
り、熟練作業者が施工しても180分/6本程度の時間
を要し、作業性が著しく悪いという欠点があった。
このような通板作業中のロール取替えは、即生産停止と
なるため、生産性向上を著しく妨げるものとなる。
なるため、生産性向上を著しく妨げるものとなる。
また後者の取替え方法の場合には、スタンドの予備を2
〜3セット持つ必要がある上、組替台車等の設備も必要
となるので設備費が高くなる欠点があり、いずれにして
も従来のリンガ−ロールスタンドの場合、ロールの取替
え方法に決定的なものがなかった。
〜3セット持つ必要がある上、組替台車等の設備も必要
となるので設備費が高くなる欠点があり、いずれにして
も従来のリンガ−ロールスタンドの場合、ロールの取替
え方法に決定的なものがなかった。
この考案は以上のような従来のリンガ−ロールスタンド
の欠点に鑑みてなされたものであって、短時間でかつ効
率良くロールの取替えを行い得るノンガーロールスタン
ドを提供することを目的とし、この目的のために本考案
は、スタンドをロール軸方向に2分割可能に構成し、ス
タンドの入側と出側のフレームに傾動軸を設け、かつこ
の傾動軸に回動装置を連結してスタンドを分離、転倒可
能としたものである。
の欠点に鑑みてなされたものであって、短時間でかつ効
率良くロールの取替えを行い得るノンガーロールスタン
ドを提供することを目的とし、この目的のために本考案
は、スタンドをロール軸方向に2分割可能に構成し、ス
タンドの入側と出側のフレームに傾動軸を設け、かつこ
の傾動軸に回動装置を連結してスタンドを分離、転倒可
能としたものである。
以下本考案の実施例の一態様を図面を参照して説明する
。
。
第1図はこの考案によるリンガ−ロールスタンドの一実
施例の側面図、第2図は平面図、第3図は傾動軸と回動
装置周辺の部分正面図である。
施例の側面図、第2図は平面図、第3図は傾動軸と回動
装置周辺の部分正面図である。
このノンカ゛−ロールスタンド1は、そのほは゛真中で
゛ロール2の軸線方向に2分割し得るように構成されて
おり、入側スタンド1aと出側スタンド1bとにわかれ
る。
゛ロール2の軸線方向に2分割し得るように構成されて
おり、入側スタンド1aと出側スタンド1bとにわかれ
る。
入側スタンド1aと出側スタンド1bとには夫々縦方向
3列にロール2aとロール2bとが相対してロールチョ
ック3 a 、3 bを介して装着されている。
3列にロール2aとロール2bとが相対してロールチョ
ック3 a 、3 bを介して装着されている。
出側スタンド1b側のロールチョック3bの夫々にはピ
ン5を介してエアシリンダ4が連結されていて、ロール
2bをロール2a側へと押し付ける。
ン5を介してエアシリンダ4が連結されていて、ロール
2bをロール2a側へと押し付ける。
また入側スタンド1aのロールチョック3aには調整ボ
ルト6が設けられていて、このボルト6によりパスライ
ンの調整を行えるよう構成されている。
ルト6が設けられていて、このボルト6によりパスライ
ンの調整を行えるよう構成されている。
ロールチョック3a及び3bは、入側スタンド1aから
出側スタンド1bへと貫通する押えロッド7により上方
向の動きを押えられている。
出側スタンド1bへと貫通する押えロッド7により上方
向の動きを押えられている。
なお各ロール2は駆動装置(図示せず)に連結され、こ
れにより回転される。
れにより回転される。
このような入側スタンド1aと出側スタンド1bとは、
通常の使用状態ではクランプポル) 8,9゜10.1
1により締結され、同時に処理槽50に山形台座12.
13を介してポル) 14.14により固定されている
。
通常の使用状態ではクランプポル) 8,9゜10.1
1により締結され、同時に処理槽50に山形台座12.
13を介してポル) 14.14により固定されている
。
クランプボルト8はスタンド上端面の幅方向両端部に一
対設けられている。
対設けられている。
またクランプボルト9及び10はスタンドの両側部に夫
々一対設けられている。
々一対設けられている。
更にクランプボルト11はスタンド下端部の両裾に一対
設けられている。
設けられている。
入側スタンド1a及び1bの下端部には夫々傾動軸15
a及び15bが備えられている。
a及び15bが備えられている。
この傾動軸15は処理槽50に取付けられた架台51に
設けられた転倒軸受21に傾動自在に支持されている。
設けられた転倒軸受21に傾動自在に支持されている。
したがって、入側スタンド1aは出側へと傾動し得るよ
うに構成されている。
うに構成されている。
傾動軸15 a 、15 bはこの実施例ではスタンド
la、lbの下端部にスタンドと一体に形成された金物
22 a 、22 bに固結されることにより、スタン
ドla、lbに装着されている。
la、lbの下端部にスタンドと一体に形成された金物
22 a 、22 bに固結されることにより、スタン
ドla、lbに装着されている。
この傾動軸15 a 、15 bには夫々回動装置30
a、30bが連結されている。
a、30bが連結されている。
この回動装置は傾動軸15にキー32により固結された
転倒レバー31と、このレバー31を駆動する油圧シリ
ンダ33とからなる。
転倒レバー31と、このレバー31を駆動する油圧シリ
ンダ33とからなる。
レバー31の先端部とシリンダ33の先端部とは回動自
在に連結され、シリンダ33の後端部は処理槽または他
の固定部分に支持台34を介して回動自在に支持されて
いる。
在に連結され、シリンダ33の後端部は処理槽または他
の固定部分に支持台34を介して回動自在に支持されて
いる。
したがって、シリンダ33の伸長によりレバー31は円
弧運動を行い、傾動軸15 a 、15 bを回動し、
スタンド1a、1bを傾動、転倒せしめる。
弧運動を行い、傾動軸15 a 、15 bを回動し、
スタンド1a、1bを傾動、転倒せしめる。
この実施例ではレバー31の回転角すなわちスタンド1
の傾動角度を90゜としている。
の傾動角度を90゜としている。
次にこのリンガ−ロールスタンドにおけるロール組替方
法を説明する。
法を説明する。
まずロール2から駆動装置(図示せず)を取外し、また
配管(図示せず)を取外した上で、ロールチョック3を
押えている押えロッド7を抜取り調整ボルト6を取外し
、更にピン5を抜取ってエアシリンダ4を後退させる。
配管(図示せず)を取外した上で、ロールチョック3を
押えている押えロッド7を抜取り調整ボルト6を取外し
、更にピン5を抜取ってエアシリンダ4を後退させる。
これで組替準備が完了するが、スタンド傾動時にチョッ
ク3が移動しないようにチョックとスタンド側板との間
にスペーサー16を挿入する。
ク3が移動しないようにチョックとスタンド側板との間
にスペーサー16を挿入する。
組替準備が完了したらクランプボルト8,9,10.1
1を外してスタンド1aと1bとの締結を解除し、また
ポル) 14.14をゆるめ、取外して処理槽50との
固結をとく。
1を外してスタンド1aと1bとの締結を解除し、また
ポル) 14.14をゆるめ、取外して処理槽50との
固結をとく。
これによりスタンド1a及び1bは傾動可能状態となる
。
。
この状態で油圧シリンダ33を駆動して伸長せしめれば
、転倒レバー31及び傾動軸15が回動し、スタンド1
が傾動転倒し、ロール2が露出する。
、転倒レバー31及び傾動軸15が回動し、スタンド1
が傾動転倒し、ロール2が露出する。
このロール2を天井クレーン等の揚重設備で取出し、整
備した上で再び取付ける。
備した上で再び取付ける。
以後上記手順を逆に行えば作業が完了する。
以上説明したように、この考案によればリンガ−ロール
スタンドを2分割可能とし、しかも傾動軸及び回動装置
により各入側及び出側スタンドを傾動転倒し得るように
しているため、ロールの取替えが極めて簡単に行え、組
替時間を従来の組替時間の約半分である90分/6本程
度とすることが出来、しかも組替作業の安全上も好まし
い等の優れた効果を得ることが可能となる。
スタンドを2分割可能とし、しかも傾動軸及び回動装置
により各入側及び出側スタンドを傾動転倒し得るように
しているため、ロールの取替えが極めて簡単に行え、組
替時間を従来の組替時間の約半分である90分/6本程
度とすることが出来、しかも組替作業の安全上も好まし
い等の優れた効果を得ることが可能となる。
第1図はこの考案によるリンガ−ロールスタンドの一実
施例の側面図、第2図は平面図、第3図は傾動軸と回動
装置周辺の部分正面図である。 図中、1はスタンド、2はロール、3はロールチョック
、4はエアシリンダ、5はピン、6は調整ボルト、7は
押えロッド、8と9と10及び11はクランプボルト、
12と13は山形台座、14はボルト、15は傾動軸、
16はスペーサー、21は転倒軸受、22は金物、30
は回動装置、31は転倒レバー、32はキー、33は油
圧シリンダ、34は支持台である。
施例の側面図、第2図は平面図、第3図は傾動軸と回動
装置周辺の部分正面図である。 図中、1はスタンド、2はロール、3はロールチョック
、4はエアシリンダ、5はピン、6は調整ボルト、7は
押えロッド、8と9と10及び11はクランプボルト、
12と13は山形台座、14はボルト、15は傾動軸、
16はスペーサー、21は転倒軸受、22は金物、30
は回動装置、31は転倒レバー、32はキー、33は油
圧シリンダ、34は支持台である。
Claims (1)
- ロール軸方向に2分割可能にすると共に、入側及び出側
スタンドのフレームに傾動軸を設け、該傾動軸に回動装
置を連結したことを特徴とするリンガ−ロールスタンド
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17361279U JPS5819171Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | リンガ−ロ−ルスタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17361279U JPS5819171Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | リンガ−ロ−ルスタンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5691378U JPS5691378U (ja) | 1981-07-21 |
JPS5819171Y2 true JPS5819171Y2 (ja) | 1983-04-19 |
Family
ID=29684389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17361279U Expired JPS5819171Y2 (ja) | 1979-12-17 | 1979-12-17 | リンガ−ロ−ルスタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819171Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6094318U (ja) * | 1983-12-05 | 1985-06-27 | 三菱重工業株式会社 | 帯板パスライン変更装置 |
-
1979
- 1979-12-17 JP JP17361279U patent/JPS5819171Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5691378U (ja) | 1981-07-21 |
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