JPH0235144B2 - Jido2rinshanokurankukeesu - Google Patents
Jido2rinshanokurankukeesuInfo
- Publication number
- JPH0235144B2 JPH0235144B2 JP20479684A JP20479684A JPH0235144B2 JP H0235144 B2 JPH0235144 B2 JP H0235144B2 JP 20479684 A JP20479684 A JP 20479684A JP 20479684 A JP20479684 A JP 20479684A JP H0235144 B2 JPH0235144 B2 JP H0235144B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankcase
- engine
- exhaust pipe
- cover
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 11
- 238000004904 shortening Methods 0.000 claims 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、クランク、トランスミツシヨン機
構などを収めた自動2輪車のクランクケースに関
する。
構などを収めた自動2輪車のクランクケースに関
する。
自動2輪車のエンジンは、通常車体中央部に搭
載されて、その形態は、シリンダ下方に連るクラ
ンクケースが後方に延び、クランクおよびトラン
スミツシヨン機構などが収容されている。このク
ランクケースは鋳造で形成され、型抜きの関係あ
るいはシヤフトやギヤの組付上いくつかに分割さ
れ、特に両側面を開放して備え、この開放面にカ
バーを被着して構成されるのが普通である。一方
排気管はシリンダの前側から導出されて下方へ延
び、クランクケース下方を通つて後方へ導かれ
る。その配置を第1図に示す。図は後方からエン
ジンを見たもので、1はシリンダ(多気筒)、2
は吸気口、3はクランクケース単体、4はオイル
パン、5は前記したカバーを示す。排気管6は、
最も自然な形としてクランクケース3両側部下、
オイルパン4の両側方に配置される。
載されて、その形態は、シリンダ下方に連るクラ
ンクケースが後方に延び、クランクおよびトラン
スミツシヨン機構などが収容されている。このク
ランクケースは鋳造で形成され、型抜きの関係あ
るいはシヤフトやギヤの組付上いくつかに分割さ
れ、特に両側面を開放して備え、この開放面にカ
バーを被着して構成されるのが普通である。一方
排気管はシリンダの前側から導出されて下方へ延
び、クランクケース下方を通つて後方へ導かれ
る。その配置を第1図に示す。図は後方からエン
ジンを見たもので、1はシリンダ(多気筒)、2
は吸気口、3はクランクケース単体、4はオイル
パン、5は前記したカバーを示す。排気管6は、
最も自然な形としてクランクケース3両側部下、
オイルパン4の両側方に配置される。
上記の図から分るように、最低地上高さHは排
気管6の位置で決まり、従つてエンジンをこれ以
上下げることができず、シート高もおのずから決
められる。最低地上高を上げるため(Ha)、また
はシート高を低くする前提としてエンジンを下げ
るために、排気管6aのようにクランクケース3
を避けた位置に設置すると、エンジン巾が長大化
し、またバンク角θが却つて小さくなる(θa)
ことがあり問題である。また、図中鎖線で示すよ
うに、クランクケース両側下底部を凹ませて、こ
の部分に排気管を配置する方法が考えられるが、
クランクケース3開放面が絞つた形になるので、
鋳造、後加工あるいは組付が極めてむづかしくな
り、またはケース分割の細分化を必要として生産
性および精度、コスト上問題が大きくなるもので
あつた。
気管6の位置で決まり、従つてエンジンをこれ以
上下げることができず、シート高もおのずから決
められる。最低地上高を上げるため(Ha)、また
はシート高を低くする前提としてエンジンを下げ
るために、排気管6aのようにクランクケース3
を避けた位置に設置すると、エンジン巾が長大化
し、またバンク角θが却つて小さくなる(θa)
ことがあり問題である。また、図中鎖線で示すよ
うに、クランクケース両側下底部を凹ませて、こ
の部分に排気管を配置する方法が考えられるが、
クランクケース3開放面が絞つた形になるので、
鋳造、後加工あるいは組付が極めてむづかしくな
り、またはケース分割の細分化を必要として生産
性および精度、コスト上問題が大きくなるもので
あつた。
この発明の目的は、上記の問題点を改善し、エ
ンジン巾を大きくすることなく、また生産性を低
下させることなく、クランクケースに対する排気
管の配置位置を高めることができるようにするも
のである。
ンジン巾を大きくすることなく、また生産性を低
下させることなく、クランクケースに対する排気
管の配置位置を高めることができるようにするも
のである。
上記目的を達成するため、この発明の自動2輪
車のクランクケースは、両側面にカバーを被着し
て構成するクランクケースにおいて、両カバーの
合わせ面を下方が内方へ近づく傾斜面に設定し、
クランクケース下部の横巾を短縮させてなること
を特徴とするものである。
車のクランクケースは、両側面にカバーを被着し
て構成するクランクケースにおいて、両カバーの
合わせ面を下方が内方へ近づく傾斜面に設定し、
クランクケース下部の横巾を短縮させてなること
を特徴とするものである。
こうして横巾が短縮したクランクケース下部両
側部分に排気管を配置し、エンジン全巾を大きく
することなく地上最低高を冗げることができる。
側部分に排気管を配置し、エンジン全巾を大きく
することなく地上最低高を冗げることができる。
第2図はこの発明を原理的に説明したもので、
エンジン後方から見た構成を示す。
エンジン後方から見た構成を示す。
シリンダ1下方に連るクランクケース単体7両
側の開放面を下方へ向つて内方へ傾斜した合わせ
面10に設定し、この合わせ面にカバー8を被着
する。カバー8下部に凹み9を設け、この部分に
排気管6bを配置する。図で明らかなように排気
管6bはクランクケース全巾より外方へ突出する
ことなく、最低地上高Hbを高くでき(逆にエン
ジンを下げることができる)、またバンク角θbを
拡大できる。クランクケース単体7の開放面は従
来同様に大きく設定でき、単純な型抜きで鋳造で
き、後加工およびシヤフト類の組付も容易であ
る。
側の開放面を下方へ向つて内方へ傾斜した合わせ
面10に設定し、この合わせ面にカバー8を被着
する。カバー8下部に凹み9を設け、この部分に
排気管6bを配置する。図で明らかなように排気
管6bはクランクケース全巾より外方へ突出する
ことなく、最低地上高Hbを高くでき(逆にエン
ジンを下げることができる)、またバンク角θbを
拡大できる。クランクケース単体7の開放面は従
来同様に大きく設定でき、単純な型抜きで鋳造で
き、後加工およびシヤフト類の組付も容易であ
る。
第3図以下はこの発明の実施例を示す。
第3図はV型エンジンクランクケースのカバー
を取外した単体の側面図で、開放面に設けたカバ
ー被着用の合わせ面10aは下内方に傾斜する。
11,12,13はクランク軸、カウンタ軸、ド
ライブ軸の軸受孔を示す。14は合わせ面10a
に配したねじ穴である。
を取外した単体の側面図で、開放面に設けたカバ
ー被着用の合わせ面10aは下内方に傾斜する。
11,12,13はクランク軸、カウンタ軸、ド
ライブ軸の軸受孔を示す。14は合わせ面10a
に配したねじ穴である。
第4図、第5図、第6図はカバーを示し、上記
合わせ面10aに対応する下内方へ傾斜する合わ
せ面10bが形成され、ボルト挿通孔15が配置
される。両合わせ面10a,10bを合わせボル
ト挿通孔15に通したねじをねじ穴14に締着し
てクランクケースが完成される。第4図に示すよ
うに、排気管6cはカバー下部外側に設けた凹み
16内に配置する。
合わせ面10aに対応する下内方へ傾斜する合わ
せ面10bが形成され、ボルト挿通孔15が配置
される。両合わせ面10a,10bを合わせボル
ト挿通孔15に通したねじをねじ穴14に締着し
てクランクケースが完成される。第4図に示すよ
うに、排気管6cはカバー下部外側に設けた凹み
16内に配置する。
合わせ面10a,10bの傾斜角は、ねじある
いはノツクピンに作用するせん断力が大きくなら
ないように、15度程度が実用的である。
いはノツクピンに作用するせん断力が大きくなら
ないように、15度程度が実用的である。
上記の通り、この発明に係る自動2輪車のクラ
ンクケースは、両側面のカバーを後下方へ傾斜す
る合わせ面で被着するようにしたもので、クラン
クケース下部横巾を縮小し、そこに排気管を配置
し、エンジン全巾を大きくすることなく、排気管
のクランクケースに対する相対位置を高くするこ
とができ、エンジン最低地上高、バンク角あるい
はシート高などの設計自由度を高くすることがで
きる。鋳造、後加工および組付の難易度は従来と
変らないのでコストアツプすることなく、エンジ
ン部分の軽量、コンパクト化が可能であり、自動
2輪車の性能外観を向上する効果がある。
ンクケースは、両側面のカバーを後下方へ傾斜す
る合わせ面で被着するようにしたもので、クラン
クケース下部横巾を縮小し、そこに排気管を配置
し、エンジン全巾を大きくすることなく、排気管
のクランクケースに対する相対位置を高くするこ
とができ、エンジン最低地上高、バンク角あるい
はシート高などの設計自由度を高くすることがで
きる。鋳造、後加工および組付の難易度は従来と
変らないのでコストアツプすることなく、エンジ
ン部分の軽量、コンパクト化が可能であり、自動
2輪車の性能外観を向上する効果がある。
第1図は従来の自動2輪車エンジン部分の配置
を示す後面図、第2図はこの発明のクランクケー
スの原理的構成を示すエンジン部分の後面図、第
3図はこの発明の実施例を示すクランクケース単
体の側面図、第4図は同カバーの側面図、第5図
は同第4図のA−A矢視縦断後面図、第6図は同
第4図のB−B矢視横断平面図である。 1……シリンダ、6,6a,6b,6c……排
気管、7……クランクケース単体、8……カバ
ー、9,16……凹み、10a,10b……合わ
せ面。
を示す後面図、第2図はこの発明のクランクケー
スの原理的構成を示すエンジン部分の後面図、第
3図はこの発明の実施例を示すクランクケース単
体の側面図、第4図は同カバーの側面図、第5図
は同第4図のA−A矢視縦断後面図、第6図は同
第4図のB−B矢視横断平面図である。 1……シリンダ、6,6a,6b,6c……排
気管、7……クランクケース単体、8……カバ
ー、9,16……凹み、10a,10b……合わ
せ面。
Claims (1)
- 1 両側面にカバーを被着して構成するクランク
ケースにおいて、両カバーの合わせ面を下方が内
方へ近づく傾斜面に設定してクランクケース下部
の横巾を短縮させてなることを特徴とする自動2
輪車のクランクケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20479684A JPH0235144B2 (ja) | 1984-09-30 | 1984-09-30 | Jido2rinshanokurankukeesu |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20479684A JPH0235144B2 (ja) | 1984-09-30 | 1984-09-30 | Jido2rinshanokurankukeesu |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6183473A JPS6183473A (ja) | 1986-04-28 |
JPH0235144B2 true JPH0235144B2 (ja) | 1990-08-08 |
Family
ID=16496500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20479684A Expired - Lifetime JPH0235144B2 (ja) | 1984-09-30 | 1984-09-30 | Jido2rinshanokurankukeesu |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235144B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6848000B2 (ja) * | 2018-07-06 | 2021-03-24 | 本田技研工業株式会社 | エンジン |
US10995696B2 (en) | 2018-07-06 | 2021-05-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Engine |
-
1984
- 1984-09-30 JP JP20479684A patent/JPH0235144B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6183473A (ja) | 1986-04-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |