JPH0235046B2 - - Google Patents

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JPH0235046B2
JPH0235046B2 JP61123887A JP12388786A JPH0235046B2 JP H0235046 B2 JPH0235046 B2 JP H0235046B2 JP 61123887 A JP61123887 A JP 61123887A JP 12388786 A JP12388786 A JP 12388786A JP H0235046 B2 JPH0235046 B2 JP H0235046B2
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fibers
opening
fiber
velocity
yarn
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JP61123887A
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JPS6215332A (ja
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Shutarudaa Heruberuto
Baumugarutonaa Yozefu
Byurumuri Arutooru
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
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Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPS6215332A publication Critical patent/JPS6215332A/ja
Publication of JPH0235046B2 publication Critical patent/JPH0235046B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/06Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface co-operating with suction means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/16Friction spinning, i.e. the running surface being provided by a pair of closely spaced friction drums, e.g. at least one suction drum
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/16Friction spinning, i.e. the running surface being provided by a pair of closely spaced friction drums, e.g. at least one suction drum
    • D01H4/18Friction drums, e.g. arrangement of suction holes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/38Channels for feeding fibres to the yarn forming region

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は第1方法クレームの前文及び第1装置
クレームの前文に述べられたように、オープンエ
ンド摩擦紡績原理で糸又は類似物を紡績するため
の方法及び装置に関するものである。
オープンエンド摩擦紡績方法に関する従前の公
報から、オープンエンドロータ紡績方法では、開
繊ローラによつて繊維スライバーを個々の繊維に
開繊することが知られている。これらの繊維は高
速で回転している開繊ローラの針又は歯によつて
スライバーから梳られる。繊維は摩擦手段に移送
するための移送用空気流に移される。
移送空気流内の繊維は乱れた状態にあり、そし
て伸ばされていない。若しこれらが摩擦紡績手段
にこの様な状態で引渡されれば、その後この事実
は、有用な品質の糸の製造に必要な条件の阻却要
因となる。
適切な抜取り条件でこれら繊維を引渡すための
1つの提案は、ドイツ公開特許明細書第3324001
号で提唱されている。この提案では、例えば移送
方向に傾斜した針の形状で、障害物が移送通路内
に備えられており、繊維は障害物によつてか又は
少くともそれらでブレーキをかけられて一時的に
捕捉される。繊維はその後空気流によつて糸の形
成のためのこの適切な抜取り条件で引渡されるよ
うに引抜かれる。
この障害物使用の欠陥は主として、かなり大き
な繊維の集塊が少くとも1時的に障害物上に形成
されることの危険に存在している。
このような繊維塊は単体として以後の工程に移
送されることがあり、そしてその後、糸端に供給
され、糸の使用に不適当なネツプを生ずる。他の
危険は移送通路の少くとも部分的防害の可能性に
ある。
2つの摩擦紡績ドラム間の収束間隔中に平行状
態で出来るだけ近づける抜取り条件で、繊維を引
渡すための他の提案はドイツ公開特許明細書第
3318924号で述べられている。この提案では、ス
ロツト形状の繊維供給通路は収束間隔の反対側に
横たわつている壁に、その出口開口の部分でふく
らみを有しており、このふくらみは、収束間〓内
で糸端がその先端で捕捉され、反対方向に取上げ
られ、そしてその後それらが糸に合撚されるよう
に、いわゆる向きを急に変える運動で糸端上にむ
ちのように平行に横たえられるような引出し形態
で繊維を引渡すことの実施可能性を提供すること
が予定されている。
この配置で、繊維移送通路は実質上、収束間隔
を通つて広げられている平面内で、且つローラー
の軸に直角に置かれている。更にその上、繊維移
送通路は、鋭角で且つ糸引出し方向に逆に、例え
ば約30゜の角度で傾斜している。
この装置の欠陥は、引出された繊維の前端が糸
端で捕捉された後、これら繊維が、通路内の繊維
移送速度と比較して比較的に小さい糸取上げ速度
で転換され、その結果繊維の引きずつている部分
が単に部分的にむち状形態に転換され、しかるに
この繊維の残存部分は収束間〓内で長手方向の圧
縮にさらされる点にある。
技術の他の状態はスイス特許出願第4579/84−
2(欧州特許出願第85108613・2号)に描かれ記
述されており、そこでは繊維は、糸端に対して平
行でも直角でもないが、しかしこれら2つの配置
の中間の条件で引渡され、そのためにその後、繊
維が糸形成位置で糸端に合撚され、糸として取出
される。
しかしながらこの手段の欠陥は、繊維が上述の
予定された配置を採用することで不揃いがあまり
にも大きいことである。
本発明は、したがつて上述した移送通路中の部
分的妨害及び先端を捕捉した繊維の長手方向圧縮
の危険もない、満足すべき取出し形態で摩擦紡績
手段に繊維を引渡すことを目的としている。
本発明によれば、目的は第1方法クレームと第
1装置クレームで特徴づけられている構成によつ
て達成される。
付加的な利点を有する方法処置と実施例とは従
属クレームで述べられている。
以下、本発明を、単に例示した実施例を描いた
図面を参照して詳細に説明する。
実施例 第1図はロータオープンエンド紡績技術で知ら
れている開繊ローラ1を線図的に描いている。ロ
ーラ1はハウジング2(1部のみ図示)内に公知
の手段で運転可能に支持されている。開繊ローラ
は繊維スライバーを個々の繊維3に分繊するため
の針4又は歯(図示なし)を公知の方式で備えて
いる(従つてそれ以上は述べない)。
ハウジング2は繊維移送通路5に接続されてお
り、該通路は孔開き摩擦紡績ドラム6(第5図)
の円筒表面に近接した出口開口11を有してい
る。
摩擦紡績ドラム6はその内部に吸引ダクト7
(第5図)を有し、そして該ダクトはその壁8と
9とによつて摩擦紡績ドラム6の周面で吸引領域
Rを限定している。この配置で、壁8と9とは内
壁10に接触することなく摩擦紡績ドラム6の円
筒内壁10に非常に近接して延ばされており、そ
れ故に壁8と9及び内壁10間で漏出空気の流入
が事実上防止される。
吸引ダクト7によつて引込まれ、そして又繊維
移送通路5を通つて流れる空気によつて、針4で
離されて移送通路5中を自由に飛走している繊維
3は、後述の如く、回転している摩擦紡績ドラム
6の吸引範囲R内での表面区域Q上に捕捉され
る。そして該区域は又簡単に開口11と呼ばれる
移送通路5の出口開口11によつて限定されてい
る。最後に、繊維は糸形成位置13で糸12に合
撚される。
この糸形成位置13は摩擦紡績ドラム6の円筒
壁の端から端までの吸引ダクト7の壁9の仮想延
長部分内に位置されており、つまり壁9によつて
限定された境界部分(吸引領域R内)である。
摩擦紡績ドラム6は矢印Uで示す方向に回転
し、それによつて摩擦紡績ドラム6上の表面区域
Qに引渡された繊維を糸形成位置13に転送す
る。
紡績糸12は引出しローラ対14によつて引出
し方向Aに引出される。第1図からわかるよう
に、引出しローラ対14は摩擦紡績ドラム6の反
対端面に、1点鎖線のローラ対14・1で示され
る如く備えることが可能であり、この事は糸も又
B方向に引出し可能であることを意味している。
吸引範囲Rの長さは、糸形成位置13の方向に
見て、少くとも開口11の長さL(第2図)に相
当している。開口11の長さLと自由幅D・3
(第2,4,5図)は開口の横断面を限定する。
これに関連して、“開口の横断面”なる表現は、
繊維移送通路の出口横断面を指す。
第1図は又、鋭角αで特徴づけられた傾斜を有
する繊維移送通路5を示している。傾斜の角度α
は、開口11の仮想延長線と通路5の下側壁16
(第1図で見て)とで定められる。更に又、開口
11は糸形成位置13に実質上平行で、且つ該位
置13から予じめ定められた間隔にある。
反対側の上側通路壁17は実質上、下側通路壁
16に平行であり、そこで該通路内の空気流も又
開口横断面に対して少くとも同様の傾斜に従う。
更に、第1図は、繊維移送通路がその開口区域
内で高さMの強い収束(著しいテーパー)領域を
有することを示している。第2図と第5図に描か
れる如く、この領域は通路幅D・2から通路幅
D・3まで収束している。繊維移送通路5の上流
部分も又、第2図に描かれる如く、通路幅D・1
から幅D・2までの変化によつて、意味の有るよ
り小さな程度にテーパー付けされて、収束してい
る。
運転中に、開繊ローラ1の針4によつて繊維ス
ライバ(図示なし)から分離された繊維は、開繊
ローラ1に対して実質上接線方向で針を吹き抜け
ている空気流Z(後で詳述する)によつて拾い上
げられる。これらの繊維は繊維移送通路5内で自
由飛走繊維3として後方へ移送される。繊維移送
通路内の空気流はSで示されている。
この空気流Sは、繊維移送通路5の自由幅の
D・2からD・3までの変化によつて限定される
横断面の変化に相応している高さMの収束開口域
で加速される。その後、繊維は吸引ダクト7に向
かい合つている孔開き摩擦紡績ドラム6によつて
拾い上げられる。
この加速領域で、空気流Sは、矢印Sの曲がり
S・1で示される如く、孔開き摩擦紡績ドラム6
の表面の方への転換に委ねられる。したがつて流
れの方向に且つ加速領域内で分離されている繊維
の前部(流れ方向に見て)も又空気流Sに想応し
て転換され、その後摩擦紡績ドラムによつて捕捉
され(繊維状態3・1で表わされる如く)、そし
て摩擦紡績ドラム6の周面方向に引き取られる。
この繊維の引きずり部分(後続部分)は更に矢
印N(第1図)の方向に空気流で移され、そして
最終的に摩擦紡績ドラム6の表面に対し3・2で
示された繊維配置に引渡される。
この点に就いて、上述の繊維配列を限定してい
る角度γ(第1図)の大きさは、一方では、高さ
Mの収束領域(テーパー部領域)の前での、空気
の流れ速度の摩擦紡績ドラム6の周速度に対する
関係に依存するが、しかしながら他方では、この
角度の大きさは又高さMそれ自体に依存し、前述
した如く収束領域内での空気の加速に依存し、そ
して繊維移送通路の傾斜角度αに依存している。
例えば、角度γは、角度αが小となれば小とな
り、空気速度と摩擦紡績ドラム6の周速との間の
該関係が十分高ければ、高さMは繊維移送通路の
傾斜に順応され、該収束領域での加速は、それぞ
れの繊維の先端を摩擦紡績ドラムの表面の方に十
分速やかに転換するために、十分に大きい。基本
的に、角度αが小さくなるほど、空気流速と摩擦
紡積ドラムの周速との間の該関係は大きくされる
べきであり、該収束領域での加速は、高さMが低
い値に選定されれば増大されねばならない。
実際問題として、開口での移送空気速度が該領
域での始点での速度より少くとも50%大きくなけ
ればならないことが経験された、つまりそこで
は、通路は繊維の先端の十分効果的な転換を規定
するために幅D・2を有する。
更にまた、開口11前方の収束領域はこの部分
でつかまれる繊維の先端部の長さより大きくない
こと、即ち処理される平均繊維長のせいぜい1/3
にすべきである。この収束の高さMは従つて5mm
〜15mmの間で選ばれるべきである。
更にまた、開口11内の移送空気速度がこの領
域の始点である通路の幅D・2である所での速度
の5倍を越えないように設置されている。好都合
には、開口11での移送空気の速度は通路の幅が
D・2の所の速度の2倍から4倍の間にある。
他方、該収束部分の以前の空気流速は、繊維が
実質上摩擦紡積手段の運動方向、つまり摩擦紡績
ドラムの円周方向及び摩擦紡績デイスクの回転方
向、になることを避けるために、摩擦紡績手段の
運動速度より大であることが必要である。
同様に、収束領域より前の移送空気流の速度
は、所望角度γで繊維配置3・2に繊維を導くた
めに、移送通路5又は5・1の傾斜角αがより小
となるほど、より大であるべきことは理解され
る。例えば、繊維移送通路の傾斜角αが30度と10
度の間では、該空気速度は50m/secと100m/
secの間である。
繊維配置3・2での繊維3の傾斜角γは又、収
束領域より前の該空気流の速度が増加され、同時
に摩擦紡績手段の運動速度が一定に維持されれ
ば、減少される。最少限、該空気流は摩擦紡績手
段の運動速度の2倍にすべきだ。
該領域の収束(テーパー)を規定している角度
εは、既述の所望の繊維配置効果を過度の流量損
失なしに得るために、20度から50度の範囲内、好
ましくは30度から40度の間で選ばれるべきであ
る。
更にまた、第9図に描かれた如く、摩擦紡績手
段−この場合は摩擦紡績ドラム−の孔開きを規定
している孔52の配置は接続線50,51が糸形
成位置に鋭角を形成するように選択されるべきで
あり、接続線50,51は糸形成位置13に対し
て角β・1及びβ・2で傾斜配置している各孔の
中心を通る線である。殆んどの繊維がこの繊維配
置角γで置かれるので、大きな角β・2が80度よ
り大きくないように、そして小さな角度β・1が
5度より小でないように、好ましくは小角β・1
は10度〜30度の間で選ばれるべきである。更に、
接続線50,51は、糸形成位置13に対して移
送通路5又は5・1とは反対側の傾斜で備えられ
ている。
繊維が孔開き摩擦紡績手段上の孔列に沿つて置
かれる傾向を有することが確立されている。この
効果はそれぞれ個々の孔52の空気流の強さが、
非常に少ない繊維が摩擦紡績手段上の孔列間に載
せられるように、空気が繊維を1つ又は他の隣接
する孔の列のどちらかに押しつけることである。
しかしながら、上述の方法で実際に摩擦紡績手
段上で繊維に関する繊維配置3・2を得るため
に、孔の列群はこの繊維配置3・2に一致した配
列に配設される。繊維の糸形成位置13に対する
平行供給又は直角供給さえも避けるために、孔の
列群は孔中央を接続する直線50,51が糸形成
位置13に対して平行でもなく直角でもなく配置
されるように合わせて配置される。
第3図及び第4図の摩擦紡績装置は、開口11
の配置に関連する開繊ローラ1の配置について本
質的に第1図及び第2図の装置と異なり、そして
又通路幅D・1及びD・2を限定している繊維移
送通路5・1の壁18及び19の実質上平行な長
さに関しても、本質的に第1図及び第2図の装置
と異なつている。それゆえ、第1図及び第2図の
装置に関して述べられたと同様機能を備えた要素
は同じ引用番号で指している。
第3図及び第4図の装置の繊維移送通路5・1
は第1図及び第2図の装置の繊維移送通路5と本
質的に同じ機能を有しているが、しかし壁18及
び19が実質上に延びている故に、第3図と第4
図の装置の繊維移送通路は引用番号5・1で示さ
れている。
第1図及び第2図の装置で、通路幅D・1は開
繊ローラ1の幅(指示なし)に一致しているが、
第3図及び第4図の装置の繊維移送通路5・1の
通路幅D・1は、この変形の故に、開繊ローラ1
の幅とは無関係に選択出来る。
第6図から第8図は英国特許明細書第1231198
号から知られた型式の摩擦紡績装置に於ける本発
明の使用を示している。この装置で、摩擦紡績デ
イスク30が第1図及び第2図の摩擦紡績ドラム
6にかえて備えられ、そして孔開きドラム6に対
する対向ドラム(counter−drum)として公知の
手法で備えられ、且つ同一回転方向に回転する摩
擦紡績ドラム15に代えて、円錐対向ローラ31
が備えられている。デイスク30はドラム6に対
すると同様方法で孔が開けられており(第7,8
図に略示されている)、そして繊維移送通路5又
は5・1によつて引渡されるこれら繊維3を糸形
成位置13(第8図)内に進めるために、Fの方
向に回転する。繊維は糸形成位置13で糸に合撚
される。開口11と糸形成位置13間の間隔a・
1は平均間隔に対応している。
円錐ローラ31はG方向に回転する。
吸引開口が第8図で1点鎖線で描かれている吸
引ダクト32は、既述の吸引ダクト7と同一機能
を有している。
先行図に於ける部分と同一機能を有する他の要
素も同じ引用番号で表わされている。第6図と第
7図に於ける図解は、繊維移送通路が第1図及び
第2図に描かれたと同じ方法か、又は第3図及び
第4図に描かれた方法かのどちらかで用意出来る
ことを示唆している。
第9図に関して記述されたと同じ仕方で、この
場合にも又孔開きを規定している孔群52が、孔
群の列を結ぶ直線の少なくとも2つが糸形成位置
13と鋭角を限定するように、配置されている。
これら直線はそれぞれ番号53,54で表わされ
ており、関連した角度はδ・1及びδ・2でそれ
ぞれ表わされている。配置が摩擦紡績ドラムより
も摩擦紡績デイスクに関係しているから、孔群の
配置が第10図に示されるような部分形態で備え
られるべきであることは明瞭である。
糸形成位置13に於ける繊維配置3・2での繊
維による糸の形成に関して、スイス特許出願第
4579/84−2(欧州特許出願第85108613・2号)
に対して照合が行なわれた。
既に以前に述べた空気流Zは開繊ローラ1に対
して接線方向に延びている空気送り込み通路10
0に案内される。第1図で示す如く、この空気送
り込み通路100は繊維移送通路5内の直線に沿
つて延びている。しかしながらこの空気送り込み
通路を繊維移送通路5に対して或角度で配置する
ことも可能である。重要な点は、空気流Zが繊維
を開繊ローラ1から取り上げそしてそれを繊維移
送通路に移すことが可能なように、この通路が配
置される点である。
先に述べた空気送り込み通路100の設備は、
第1図に係る装置で用いるために制限されたもの
でなくて、描かれた全部の繊維移送通路に於て同
様の形態で可能なものである。
この空気送り込み通路100及び空気流Zの利
点は、繊維移送通路内で繊維の移送速度を得るた
めに必要な空気量を簡単な手段で達成することの
実現性にある。又開繊ローラ1を通過した空気流
が開繊ローラ最外径の周速と少くとも同じかそれ
以上の速度で流すために配置し、それによつて空
気流Zが開繊ローラから取り出されるべき繊維に
引張り作用を及ぼすことも利点である。このよう
にして、開繊区域内の加速領域に供給された繊維
が、それ故引張られ、実質上伸ばされた繊維が繊
維配置3・2に供給可能である。
選択された通路の形状、例えば第2図に示され
る如き連続的にテーパー付けられて収束する通路
の形状に依存して、空気流Sは開繊ローラとテー
パー部内の加速領域との間で付加加速に委ねられ
る。従つて、繊維移送通路内で案内される繊維の
前端(移送方向に見て)が又引きずつている後端
部よりもより大な速度(取巻いている空気の)を
有している。この事実は又繊維の付加引伸ばし、
又は少くともクリンプ形態の回避を達成する。
加うるに、空気量(m3/min)の単純な選択の
ために、繊維移送通路内の空気速度は、繊維移送
通路内の繊維流の所望の希釈が達成されるように
選定される。この事は、このとんぼ返し作用が繊
維流横断面で繊維の数の減少でより効果的になる
ので、既述した繊維の“とんぼ返し”のために有
効である。
空気量は、空気送り込み通路100の横断面を
変化させること、及び/又は繊維移送通路5,
5・1内の負圧を変化させることによつて達成出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の概略部分縦断面図であ
り、第2図は第1図の装置を断面線−で切つ
た部分の平面図である。第3図は第1図の変形例
を示し、第4図は第3図の装置の平面図を示す。
第5図は第2図の線−断面を拡大した本発明
装置の細部を示し、第6図は本発明の更に別の装
置の部分概略図であり、第7図は第6図の矢印
の方向に見た第6図の装置の部分を示し、第8図
は第6図の装置の部分の平面図である。第9図と
第10図は、それぞれ第1図、第3図及び第8図
の部分を拡大して示す部分概略図である。 1……開繊ローラ、2……ハウジング、3……
飛走繊維、4……針、5,5・1……繊維移送通
路、6……摩擦紡績ドラム、7,32……吸引ダ
クト、8,9……ダクト壁、11……開口、12
……糸、13……糸形成位置、14,14・1…
…糸引出しローラ、30……摩擦紡績デイスク、
52……孔、100……空気送り込み通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維3が、繊維スライバーから分離され、そ
    して移送通路5:5・1の開口11へと、予じめ
    定められた鋭角αで傾斜した飛走方向Nで、移送
    通路5:5・1内で案内される繊維移送空気流S
    によつて、自由飛走で移送され、そして続いて、
    移送空気流を取り上げるために負圧に委ねられ、
    且つ移送空気流が貫通可能な摩擦紡績装置6:3
    0の動かされる孔開き表面へと移され、該孔開き
    表面によつて繊維がいわゆる糸形成位置13で糸
    に形成され、糸12が最後に予じめ定められた方
    向A:Bに取出される紡績方法であつて; 移送空気流が、開口11で終わり、且つ予じめ
    定められた高さMを有する予じめ定められた領域
    内で追加的に加速され、そして、この領域内で作
    用を受ける自由飛走繊維の飛走方向に見て先端部
    分が、開口に対して事実上鋭角αに向けられてた
    以前の飛走方向Dから、この繊維の後続部分より
    も際立つて開口の方に向けられる位置3・1に偏
    向され、且つ開口11を通つてこの位置で摩擦紡
    績装置の表面上に引渡されるように、移送空気流
    が該加速領域で開口11の方へ偏向されることを
    特徴とするオープンエンド摩擦紡績原理で糸を紡
    績するための方法。 2 該領域の上方の移送空気流の速度が摩擦紡績
    装置の表面の速度の速度より大であり、そのため
    該飛走繊維の後端部分がこの空気流内で更に進ん
    で空気流Sの方向Nで移送され、繊維が最終的に
    摩擦紡績手段上の位置3・2に置かれ、そこでは
    繊維が糸形成位置13に対して移送通路5:5・
    1と反対方向に、且つ糸形成位置と鋭角に傾斜さ
    れること:及び/又は飛走方向の傾斜角αが小と
    なればなるほど、該領域の高さが小となること、
    及び/又は開口11での移送空気の速度が該領域
    の始点D・2での速度より少くとも50%大である
    こと、及び/又は処理される繊維の平均長の最大
    1/3が該領域内で作用を受けること、を特徴とす
    る請求項1に記載の方法。 3 移送空気の開口11での速度が該領域の始点
    D・2での速度の最大で5倍まで増加されるこ
    と、好ましくは開口11での移送空気の速度が該
    領域の始点D・2で2倍から4倍まで増加される
    こと;及び/又は該空気流の速度は、移送通路
    5:5・1の傾斜角αが小さくなればなる程大き
    くされるように選定され、同時に摩擦紡績装置
    6:30の運動速度は同一に維持されることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の方法。 4 該空気流の速度が少くとも摩擦紡績装置6:
    30の移動速度の2倍であること、及び/又は移
    送通路5:5・1の傾斜角αが30度と10度の間
    で、該空気流の速度が50m/secと100m/secの
    間であること;及び/又は移送空気流が、分離さ
    れた繊維3を取出すと同時に繊維3を引張るため
    の繊維自体の速度と少くとも同じかそれ以上の速
    度を有していることを特徴とする請求項1から3
    までのいずれか1項に記載の方法。 5 繊維3を繊維スライバーから分離取出す手段
    と、繊維移送通路5:5・1とを含み、該移送通
    路の開口11が、これら繊維を摩擦紡績装置6:
    30の孔開き表面上に空気で搬送するために糸形
    成位置13及び摩擦紡績装置から予じめ定められ
    た間隔a:a・1で、且つ糸形成位置に実質上平
    行に備えられ、該紡績装置上ではこれら繊維が糸
    12に糸形成位置13で形成され、糸が糸取出し
    手段で引出される装置であつて、繊維移送通路
    5:5・1が、出口開口11の直前に、開口11
    に垂直に測られた高さMを備えた領域を有し、該
    領域内では、繊維移送通路5:5・1が、空気流
    を加速するための予じめ定められた角度εを有し
    ていて、この領域の以前の部分よりもより著しい
    収束を有し、そして移送通路がその開口11に対
    して予じめ定められた鋭角αで傾斜していること
    を特徴とするオープンエンド摩擦紡績装置。 6 収束の角度εが20度から50度までで選択可能
    であり;そして/又は収束領域の高さMが5mmか
    ら15mmの間で選択可能であり、収束領域の高さM
    と角度εとが、開口11での移送空気の速度が収
    束領域の以前よりも少くとも50%大であるよう
    に、好適に定められたことを特徴とする請求項5
    に記載の装置。 7 収束は、開口11での移送空気の速度が該領
    域の始点での速度の最大5倍まで増加されるよう
    になつている点;そして/又は収束領域の高さM
    が移送通路5:5・1の傾斜角αに応じて変化さ
    れる点、及び/又は収束の角度εが移送通路5:
    5・1の傾斜角αに応じて変化されて、傾斜角の
    機能としての傾斜角αが小さくなればなる程収束
    領域の高さMが小さくなる点とを特徴とする請求
    項5又は6に記載の装置。 8 収束角度εは、傾斜角の機能としての傾斜角
    αが小さくなればなる程大きくなること、及び/
    又は該孔開き面を形成している孔52の配列は、
    糸形成位置13に対して移送通路5:5・1と反
    対方向に傾斜された各孔をむすぶ各直線50,5
    1:53,54が糸形成位置13と鋭角β・1,
    β・2;δ・1,δ・2をなし、各孔中心をむす
    ぶ各直線50,51:53,54が鋭角の範囲内
    で2つの異なつた大きさβ・1,β・2;δ・
    1,δ・2であることを特徴とする請求項5項か
    ら7項までのいずれか1項に記載の装置。 9 角度の1つβ・2;δ・2が最大80度である
    こと、及び/又は角度の1つβ・1;δ・1が最
    小5度を有すること、及び/又は角度の1つβ・
    1;δ・1が30度より小で10度より大であること
    を特徴とする請求項8に記載の装置。 10 繊維スライバーから繊維を分離する手段が
    開繊ロールであり、繊維移送通路5:5・1が開
    繊ローラ1に実質上接線で延びており、且つ繊維
    移送通路5:5・1に通じている空気送り込み通
    路100を有し、空気送り込み通路100が繊維
    移送通路5:5・1に直線で通じていることを特
    徴とする請求項5から9までのいずれか1項に記
    載の装置。
JP61123887A 1985-07-12 1986-05-30 オ−プンエンド摩擦紡績原理で糸を紡績するための方法及び装置 Granted JPS6215332A (ja)

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CH302185 1985-07-12
CH03021/85-8 1985-07-12

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JPS6215332A JPS6215332A (ja) 1987-01-23
JPH0235046B2 true JPH0235046B2 (ja) 1990-08-08

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ID=4246852

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JP61123887A Granted JPS6215332A (ja) 1985-07-12 1986-05-30 オ−プンエンド摩擦紡績原理で糸を紡績するための方法及び装置

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EP (1) EP0208274B2 (ja)
JP (1) JPS6215332A (ja)
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Publication number Publication date
US4640089A (en) 1987-02-03
EP0208274A1 (de) 1987-01-14
EP0208274B1 (de) 1988-12-28
JPS6215332A (ja) 1987-01-23
IN167316B (ja) 1990-10-06
EP0208274B2 (de) 1992-02-05
DE3661549D1 (en) 1989-02-02

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