JPH09195136A - オープンエンド紡糸方法 - Google Patents

オープンエンド紡糸方法

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JPH09195136A
JPH09195136A JP8354905A JP35490596A JPH09195136A JP H09195136 A JPH09195136 A JP H09195136A JP 8354905 A JP8354905 A JP 8354905A JP 35490596 A JP35490596 A JP 35490596A JP H09195136 A JPH09195136 A JP H09195136A
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JP
Japan
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roller
collecting
collecting surface
opening
single fibers
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JP8354905A
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English (en)
Inventor
Fritz Stahlecker
フリッツ・シュターレッカー
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Original Assignee
Individual
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Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/06Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface co-operating with suction means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/30Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls
    • D01H4/32Arrangements for separating slivers into fibres; Orienting or straightening fibres, e.g. using guide-rolls using opening rollers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のオープンエンド紡糸方法の不利点を回
避し、開繊された単繊維が、制御可能な引き出し速度及
びある程度のダブリング効果を維持しながら、常時、速
度を緩めないような方法を創造すること。 【解決手段】 オープンエンド紡糸方法に於て、少なく
とも一つのスライバが開繊され単繊維になる。開繊され
た単繊維よりも大きい速度で回転する収集面は開繊部域
を出るとすぐに前記単繊維を取り上げる。単繊維は、繊
維ベール形態で収集面の回転方向に対して横方向に膨張
されながら収集面に沿って取り上げられる。収集面が一
回転を終える前に、単繊維は収集ラインに沿って収集面
から、付与された撚りがこのように糸を形成するもと
で、即ち収集面の回転方向に対して横方向に、引き出さ
れる。それにより引き出し速度は単繊維が収集ラインに
到達する速度に少なくとも一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、少なくとも一本のスライバを開
繊して単繊維にするオープンエンド紡糸方法に関し、前
記単繊維は、単繊維の到達速度よりも大きい速度で回転
する収集面により、繊維ベール形態で取り上げられ、回
転方向に対して横方向に膨張し;収集面が一回転し終る
前に、繊維ベールは付与された撚りの作用を受けて引き
出され、このように収集ラインに到達する単繊維の速度
に少なくとも等しい引き出し速度で収集ラインに沿って
糸を形成する。
【0002】この形式の先行技術の場合(ドイツ公告特
許出願40 40 102)、互いに隣接する複数本の
スライバが開繊ローラへ送られる。開繊された単繊維は
好ましくはディスク形態の回転収集面により取り上げら
れ、その速度は少なくとも繊維の送り速度と同じであ
る。収集された単繊維は、回転方向に対して横方向に膨
張した繊維ベール形態で、ラインを形成するように強制
されることによりディスクが一回転する間に束ねられ
る。このように形成された糸は次いでディスクの輸送方
向に引き出され、それにより糸は空気ノズルにより撚り
が付与される。引き出し速度はディスクの回転速度より
も大きい。
【0003】周知の方法は、単繊維が決して紡糸工程中
に速度を緩めず、どの点でも単繊維に縮れが生じないと
いう利点を有する。しかしながら、収集面への単繊維の
送り速度は必然的に大きくなり、引き出し速度が殆ど制
御不可能なレベルに到達してしまう。尚、繊維ベールに
存在するダブリングは収集面上での単繊維の集束により
失われる。
【0004】本発明の目的は既存の方法の不利点を回避
し、開繊された単繊維が、制御可能な引き出し速度及び
ある程度のダブリング効果を維持しながら、常時、速度
を緩めないような方法を創造することである。
【0005】この目的は、単繊維がスライバが開繊され
た直後に収集面により取り上げられ、また収集ラインが
回転方向に対して横方向に延びることで本発明により達
成される。
【0006】上述の先行技術に於ける如く、全紡糸工程
中決して単繊維に縮れができないという利点は維持さ
れ、更に単繊維が理想的に連続して加速される。それに
も拘らず、単繊維は開繊装置により過度に加速される前
に収集面に取り上げられるので、収集面へ単繊維が到達
する速度は高くなりすぎない。繊維ベールの形成に起因
して、単繊維の良好な平行位置が糸に維持される。仕上
がり糸と同数の又はそれ以上の繊維を含む所謂側方開繊
繊維形成が生じる。収集ラインは収集面の回転方向に対
して横方向に延びるので、糸の紡出中に単繊維は軸方向
に食い違い状態になり、開繊装置により生じるドラフト
欠陥を非常に少なくする。収集ラインに到達する単繊維
が縦方向に食い違い状態になることに起因して、前記単
繊維は様々な程度で加撚される。糸の芯に於てより硬く
加撚され、糸の外側ではより柔らかく加撚される。繊維
ベールの所定幅に起因して、糸の芯及び外側で各種撚り
を予め設定できる。
【0007】吸引ローラを開繊ローラの下流に配置し、
開繊された単繊維は収集ラインへ送られ、収集ラインか
ら吸引ローラの回転方向に対して横方向に引き出される
ということは特開平3−152223から知られる。し
かしながら、前記刊行物には速度は示されておらず、何
故、吸引ローラが開繊ローラの比較的近くに配置されて
いるのか完全には明確になっていない。前記開繊ローラ
は通常の送り装置の存在なしに繊維の流れを解放する。
このように、送り速度と引き出し速度との比率により糸
の繊度が如何にして決定されるのかは明かではない。収
集ラインに到達する単繊維は摩擦ベルトにより挟まれ、
形成糸の引き出しがより困難になる。
【0008】有利には、複数本のスライバの単繊維が収
集ラインへ送られる。これにより、粗い糸が紡糸される
だけでなく、収集ラインに沿ってより大きく軸線方向に
食い違い状になり、糸の均一性の如何なるバラツキも更
に減じられる。様々な繊度のスライバを送ること、及び
もし必要ならば二つのスライバ間に僅かな空間を残すこ
とが可能である。このように、各種繊維を糸の芯及び外
側に紡糸することができる。
【0009】本発明の実施例に於て、撚りの付与は二つ
の連続する段階で行われ、収集面は第1“スリップ”段
階に含まれる。
【0010】どのような程度でも収集面を撚りの付与に
含むことができるということ、及び糸が収集面を出た後
に完全な撚りを受け入れるかどうかということに従い、
各種実施例が可能である。
【0011】収集面は糸を収集するだけでなく、実質的
に糸へ全体的な撚りを付与することもできる。しかしな
がら、単に収集面は前緊結相(pre-consolidation pha
se)の単繊維を収集するだけで、実際の撚りの付与は下
流に配置された撚りインサーターにより行うことができ
る。代わりとして、収集面は単繊維を収集し且つある量
の撚りを生じさせることができ、更なる撚りインサータ
ーの助力により、撚り工程を完了させる。しかしなが
ら、別個の撚りインサーターを単に、既に撚られた糸に
引続き作用して撚りを完成させるために使用することも
でき、それにより毛羽立が減じられる。もし要求される
ならば、別個の糸フィラメントを紡糸工程の場合に追加
することさえもできる。
【0012】前記工程を遂行する装置の場合、開繊ロー
ラの軸線に対して平行に配置され且つそれに対して反対
の方向に回転する輸送ローラが設けられ、輸送ローラの
周囲面は収集面として形成され、また開繊部域のすぐ近
くまで延び、それにより収集ラインの部域に於て周囲面
は撚りを生み出す撚り装置の一構成要素となる。収集ラ
インは依然として収集面上に位置しており、撚りの付与
に少なくとも部分的に関与する。
【0013】有利には輸送ローラは、本質的に開繊部域
から収集ラインまで内側から吸引される多孔性周囲面を
備える。開繊部域から収集ラインまでの単繊維の速度は
このように制御される。もし必要ならば、単繊維は最後
に繊維ベアード(fiber beard)を出る前に既に輸送ロ
ーラ上に位置することができ、また繊維ベアードは開繊
ローラによりコーミングされる。収集ラインへの繊維の
密着度合は吸引により調整できる。
【0014】撚り装置に属する摩擦ローラを、収集ライ
ンの部域内であるも、収集ラインに対して間隔をあけ
て、輸送ローラに対して配置するのが実際的である。し
かして、摩擦紡糸で知られるように、収集ラインの部域
に楔形状隙間が生じる。好ましくは撚りノズル形態で撚
り装置に属する撚りインサーターは有利には収集ライン
の延長部に於て輸送ローラへ軸方向に間隔をあけて配置
される。収集面は撚りの付与にある程度関与するが、最
終撚りは、下流に配置された撚りインサーターを通じて
糸が進んだ後、存在している。撚りの付与に関して、各
種形式の糸を紡糸するために、収集面の強度の構成及び
その下流に配置される撚りインサーターを利用すること
ができる。
【0015】本発明の特に有利な実施例に於て、開繊ロ
ーラの幅は、開繊ローラに到達する前に共に案内される
複数本の隣接スライバ用に設計される。これは収集ライ
ンに沿って単繊維をより大きく食い違い状にするだけで
なく、糸の繊度を変えることもできる。単繊維が連続し
て加速されるので、開繊中に生じる繊維ベールは既に少
なくとも仕上がり糸と同数の単繊維を含む。
【0016】実際上は、輸送ローラの幅は開繊ローラの
幅よりも大きい。しかして、繊維ベールは収集ラインに
沿ってもう少し膨張される。更なる実施例に於て、単繊
維を輸送ローラへ移送するニューマティック手段が開繊
ローラに対して配置される。しかして、単繊維は過度に
加速される前に依然として開繊部域ではあるが開繊ロー
ラを出ることが保証される。
【0017】更なる実施例に於て、収集ラインの上流に
配置され且つ収集面との案内隙間を形成する案内ローラ
が輸送ローラに対して配置される。かかる案内ローラは
単繊維を収集ラインへ案内し、収集面へしっかりと保持
し、もし必要ならば繊維ベールを均一にするのに役立
つ。
【0018】本発明のこれら及び更なる目的、特徴及び
利点は添付図面に関する以下の詳細な説明からより容易
に明らかになろう。
【0019】図1ないし図3によるオープンエンド紡糸
装置は本質的に以下の構成要素からなる:即ち、紡糸さ
れる複数本のスライバ2用の送りローラ1、開繊ローラ
3、輸送ローラ4、下流に配置された撚りインサーター
6を含む全体的に5で示された撚り装置、引き出し装置
7、及び巻取り装置8。
【0020】この紡糸装置の場合、スライバ2は、単繊
維17が任意の点で減速せず理想的にはむしろ常時加速
されるような方法で、糸30として紡糸される筈であ
る。後述の方法により、送りローラ1、開繊ローラ3、
輸送ローラ4、及び引き出し装置7の間の速度は適宜設
定される。
【0021】幅が広く回転方向Aに駆動される送りロー
ラ1は、複数本のスライバ2を送り方向Bに送るのに役
立つ。周知態様で、スライバ2は送りコンデンサ9を通
じて、後述の如く、送りローラ1と送りテーブル10と
の間のニップ隙間へ送られる。送りテーブル10は送り
ローラ1に対接して押圧、バネ装着され、また静止スイ
ベルアキシル11の回りを旋回させることができる。ま
た送りコンデンサ9はスイベルアキシル12の回りを旋
回させることができ、それにより操作中、送りコンデン
サ9は上方から送りテーブル10に配置される。
【0022】送りローラ1と開繊ローラ3との間に、静
止繊維ベアード支持体13が設けられ、前記支持体13
は非常に広い繊維ベアード14用の側方案内体を備え
る。開繊ローラ3の回転方向Cは送りローラ1の回転方
向Aに一致するが、開繊ローラ3の方はかなり高速で回
転する。開繊ローラ3の取り付け具15により繊維ベア
ード14は開繊部域16でコーミングされ単繊維17に
なる。
【0023】上述の輸送ローラ4は開繊ローラ3の軸線
と非常に近接してかつこれと平行に配置される。輸送ロ
ーラ4の回転方向Dは開繊ローラ3の回転方向Cとは反
対の方向である。輸送ローラ4の周囲面は開繊された単
繊維17を取り上げる収集面18として形成される。収
集面18は開繊部域16へ直接近接して配置される。
【0024】単繊維17が収集面18上に保持され収集
面18により輸送されるようにするために、輸送ローラ
4の周囲面は、摩擦紡糸で知られる如く、パーフォレー
ション19が穿孔されている。吸引パイプ20は輸送ロ
ーラ4の内側に位置し、吸引パイプ20上で輸送ローラ
4が支持される(図示せず)。吸引パイプ20は吸引開
口22を開放状態にさせる密封挿入体21を支承し、前
記吸引開口22はほぼ開繊部域16から収集ライン24
まで延び、前記収集ライン24に於て単繊維17が紡糸
され糸30になる。
【0025】単繊維17は開繊部域16に於て既に収集
面18に到達しており、このことは単繊維17が開繊ロ
ーラ3により過度に加速されることを防ぐ。
【0026】単繊維17が収集面18上へ取り上げられ
るとき、輸送ローラ4の回転方向Dに対して横方向に延
びる繊維ベール23が形成される。収集面18は単繊維
17が収集面18により取り上げられる瞬間の単繊維1
7の速度よりも僅かに大きい速度で回転する。特にこの
ことは単繊維17が開繊ローラ3により過度に加速され
る前に輸送ローラ4により既に単繊維17が取り上げら
れているようにするためである。故に単繊維17が繊維
送りチャンネルに到達する前に既に収集面18上に取り
上げられており、通常、前記繊維送りチャンネルは開繊
ローラの下流に配置されるが、この場合には繊維送りチ
ャンネルは存在しない。
【0027】輸送ローラ4の収集面18が一回転を終え
るかなり前に、単繊維17が収集ライン24に到達し、
そこで加撚される。次いで単繊維17は収集ライン24
に沿って糸30として引き出されるが、その際の速度は
単繊維17が収集ライン24上に到達したときの速度に
少なくとも一致する。
【0028】単繊維17が繊維ベール23の形態で収集
面18上に配置されるので、収集ライン24に沿って紡
糸中、単繊維17は食い違い状にされ、これは開繊工程
により生じる起こりうる全てのドラフト欠陥を減じる。
スライバ2が多く用いられれば用いられるほど、前記欠
陥がより多く減じられる。
【0029】必ずしも必要ではないが、摩擦ローラ25
は輸送ローラ4に対して収集ライン24の部域に配置さ
れ、また輸送ローラ4と共に摩擦ローラ25は摩擦紡糸
から知られる如く楔形状隙間を形成する。好ましくは楔
形状隙間は、輸送ローラ4と摩擦ローラ25との吸引に
よる総合効果で糸30がまだ最終加撚は行われず、むし
ろ下流に配置された撚りインサーター6、好ましくは撚
りノズル形態を有する、により最終加撚が行われるよう
に、寸法決めされる。如何なる状況に於いても摩擦ロー
ラ25は形成した糸30を収集ライン24へ押圧するべ
きではない。摩擦ローラ25の回転方向Eは輸送ローラ
4の回転方向Dと同一である。
【0030】また摩擦ローラ25の周囲面にはパーフォ
レーション26が設けられる。摩擦ローラ25は吸引管
27に支持され、吸引管27上で摩擦ローラ25の内側
に、密封挿入体28が設けられ、密封挿入体28は収集
ライン24に指向された吸引スリット29を開放状態に
している。
【0031】故に好ましくは収集面18は糸30に撚り
を付与することもできる。既に上述した如く、共に撚り
装置5を形成する収集面18、摩擦ローラ25及び撚り
インサーター6の総合効果により、様々な加撚強さが可
能である。加撚付与の大部分を、輸送ローラ4と摩擦ロ
ーラ25との楔形状隙間で行うか、あるいは後から撚り
インサーター6により行うかということは予め決定する
ことができる。
【0032】結果的に生じる糸30は引き出し装置7に
より収集ライン24に沿って糸の引き出し方向Fへ引き
出される。これは矢印方向Gへ駆動される底部ローラ3
1を含み、底部ローラ31上に頂部ローラ32が配置さ
れる。巻取り装置8は引き出し装置7の下流に配置さ
れ、前記巻取り装置8は回転方向Hへ駆動される巻取り
ローラ33と、糸綾振装置(図示せず)とから成る。ワ
インダーホルダー(また図示せず)に保持されたパッケ
ージ34は巻取りローラ33上にある。
【0033】輸送ローラ4は既に上述したように単繊維
17を収集ライン24へ輸送するように意図されている
だけでなく、加撚付与にも関与する。
【0034】開繊ローラ3の取り付け具15は空気流が
透過できるように形成される。前記目的は、全ての単繊
維17が開繊部域16に於て既に取り付け具15により
取り上げられ輸送ローラ4へ移されることを保証するこ
とである。故に好ましくは取り付け具15は非常に長い
針を含み、前記針は開繊ローラ3の周囲部に対して正又
は負どちらの角度も有さず、何よりも先ず繊維ベアード
14をコーミングすることに、より適しており、単繊維
17を輸送することにはあまり適していない。これに関
して、その目的とするところは開繊ローラ3がローター
式紡糸機械で見られる通常の開繊ローラとは異なること
である。
【0035】単繊維17をより容易に取り付け具15か
ら収集面18まで移送できるようにするために、開繊ロ
ーラ3の直径は比較的小さくするべきである。この結
果、単繊維17に作用する遠心力が大きくなり、単繊維
17はより高速で取り付け具15から離れ去る。
【0036】輸送ローラ4の内側の密封挿入体21は、
もし必要ならば収集ライン24の位置をある程度まで変
えることができるような態様で調整できる。様々なステ
ープル長さに適合させるに当り、吸引された収集面18
に単繊維17が取り上げられる時点は、これにより調整
することもできる。より良好な密封のために、送りテー
ブル10は輸送ローラ4の曲率に従うことができる。
【0037】輸送ローラ4への空気の流れを調整できる
(図示せず)ときは実際的である。空気が過剰な場合、
繊維ベアード14は振動し始め、一方、空気が少なすぎ
るとき、適当には繊維ベアード14は開繊ローラ3の取
り付け具15に進入しない。追加の空気流を供給するた
めに、滑動弁35により調整できる空気入口開口36が
紡糸装置のハウジング38に設けられる。後述した方の
空気流は収集ライン24の部域に直接指向され、また輸
送された単繊維17を収集面18へ押圧する。シールド
37は空気流が誤方向に指向されないようにする。
【0038】ハウジング38は、整備のためにアキシル
40の回りに旋回させることができるカバー39を備え
る。
【0039】図2から見られるように、輸送ローラ4の
幅Yは開繊ローラ3の幅Xよりも大きい。その目的とす
るところは、後述の方法により、スライバ2が送りロー
ラ1でニップラインに到達する前に互いに密接して案内
され、またそれらが容易に開繊され単繊維17になるよ
うにすることである。
【0040】スライバ2の開放端は開繊ローラ3のハイ
ドラフトにより達成されるだけでなく、十分に広い繊維
ベール23が形成されるということからも達成される。
これは所謂側方開繊であり、それにより、前記幅に於け
る繊維数は次いで形成された糸30の横断面に於ける繊
維数とほぼ一致する。収集ライン24でのみ繊維ベール
23の単繊維17は互いに密接して案内されるが、繊維
引き出し方向Fへは明確に食い違い状にされる。糸の先
端部域に付着する単繊維17は、糸の引き出し方向Fに
見て、半製品状態の糸に後から付着する単繊維17より
も必然的に多く加撚される。しかして糸30はその芯に
於て、またその外側で各種程度で加撚されるが、それに
よりこれらの差異は開繊ローラ3の幅Xにより予め決め
ることができる。
【0041】特に図3から判る如く、個々のスライバ2
(本実施例に於ては五本のスライバ2)は一つの幅広ス
ライバ41が生じる仕方で開繊ローラ3に到達する前に
共に案内される。しかして、開繊部域16に於て両側に
だけ縁繊維がある。これらの縁繊維は、弾性が過剰であ
り後方へ滑るので開繊ローラ3によりうまく加工されな
いことが知られている。この理由で、送りコンデンサ9
の延出側方ガイド42、43によりスライバ2の開始幅
を相応じて減らすことが重要である。しかして、個々の
スライバ2間に配置された案内ウェブ44は側方ガイド
42,43よりも短い。
【0042】リングガイド45が送りコンデンサ9の前
に設けられ、前記リングガイド45は、幾つかは互いか
ら更に離れて位置する、カンから取られたスライバ2を
適当な位置に送るのに役立つ。
【0043】以下は数値例である。
【0044】送りローラ1はスライバ2を1m/秒の速
度で送り、開繊ローラ3は20m/秒の回転速度を有す
るものとする。繊維ベアード14を丁度出たばかりの単
繊維17は4.5m/秒の速度を有するものとする。輸
送ローラ4の回転速度に起因して、単繊維17は約8.
5m/秒の速度で収集ライン24の部域へ到達できる。
もし対応する糸30が約10m/秒の速度、即ち約60
0m/分の速度で矢印方向Fへ引き出されるのであれ
ば、単繊維17は全紡糸工程中、常に加速される。
【0045】以下で記載される図4及び図5による実施
例に於て、同じ構成要素に対して同じ参照番号が使用さ
れる。同じ機能で異なる構造を有する構成要素の場合、
図1ないし図3の参照番号の前に関連する特許図面の番
号、例えば4又は5、を配置する。
【0046】図4に示す実施例に於て、送りローラ40
1が設けられるが、このローラは図1の回転方向Aと反
対の方向である回転方向Kに動く。前記装置は更に開繊
ローラ403、輸送ローラ404及び摩擦ローラ425
を含み、これらのローラの矢印方向C,D及びEの回転
方向は全て図1の方向と同じである。
【0047】図4に示す実施例に於て、送りテーブル4
10は、図1と対照的に、送りローラ401の上方に配
置される。送りテーブル410はおもり(weighting )
スプリング446により送りローラ401へ押圧され
る。スライバ2は、送りローラ401と送りテーブル4
10との間のニップラインへの案内ウェブを備えた非常
に幅広の送りコンデンサ409を通じて送られる。送り
テーブル410はスイベルアキシル411の回りを旋回
できる。
【0048】静止繊維ベアード支持体413は送りロー
ラ401の下流に配置され、繊維ベアード支持体413
は後ろから開繊部域16の繊維ベアード14を支持す
る。開繊ローラ403の取り付け具415は本実施例に
於て、標準鋸歯取り付け具の形態を取る。
【0049】収集面418形態の周囲面を有する輸送ロ
ーラ404が開繊ローラ403の軸線と平行に配置さ
れ、前記周囲面にはパーフォレーション19が設けられ
る。輸送ローラ404は吸引管420に支持される。輸
送ローラ404の内側に位置する密封挿入体421は二
つの吸引開口422,447を開放状態にし、それらの
開口の内の一方は開繊部域16に位置し、他方が収集ラ
イン424の部域に位置する。
【0050】開繊部域16と収集ライン424との間に
於て、輸送ローラ404は周囲面の小さい部域では吸引
されない。この部域に於て、スライド片448が収集面
418に対して配置され、前記スライド片448は収集
面418の形状に一致し、またそれらと共に短い湾曲チ
ャンネル449を形成する。しかして、単繊維17は収
集面418上へ僅かにスライドする機会はあるが、収集
ライン424への到着速度に関しては輸送ローラ404
により制御される。
【0051】摩擦ローラ425は、本発明に於ては、吸
引される周囲方向面を備えない閉鎖ローラの形態を有す
る。これはゴム被覆を備えるローラにすることができ
る。このローラは好ましくは収集面418から調整可能
距離で配置され、また加撚に多少多めに関与する。
【0052】図5の実施例に於て、また、送りローラ5
01、開繊ローラ503、輸送ローラ504及び摩擦ロ
ーラ525が配置される。回転方向A,C,D及びEは
図1のものと一致する。
【0053】送りテーブル510がまた送りローラ50
1に対して配置され、一方、幅広の送りコンデンサ50
9が送りテーブル510上に配置される。静止繊維ベア
ード支持体513がまた送りローラ501と開繊ローラ
503との間に位置する。輸送ローラ504はまた吸引
ローラ形態で、吸引管520上に支持され、吸引管52
0上に密封挿入体521が配置される。開繊部域16と
収集ライン524との間に大きな吸引開口522が位置
し、開繊された繊維17が輸送ローラ504の収集面5
18に位置する。
【0054】本発明の実施例に於て、摩擦ローラ525
はまたパーフォレーション26を備え、吸引管527に
支持される。密封挿入体528は収集ライン524に対
して指向された吸引スリット529を開放状態にしてい
る。
【0055】収集面518の部域に於て、収集ライン5
24に到達する前に、案内ローラ550が配置され、好
ましくは矢印方向Lへ輸送ローラ504により駆動され
る。案内ローラ550はゴムローラであり、駆動の目的
で輸送ローラ504の周囲面に位置する側方駆動カラー
を有する。単繊維17が位置する部域に於て、案内ロー
ラ550は案内隙間551を含み、単繊維17が挟まれ
ないようにする。案内隙間551は単繊維17が輸送ロ
ーラ504に対接させられるような寸法である。
【0056】開繊ローラ503は空気透過性のパーフォ
レーション付きリング553を含む。このリング553
は幅広の接続チャンネル554を備えた非回転基体(図
示せず)上を動く。接続チャンネル554は案内隙間5
51に対して指向される。
【0057】空気は接続チャンネル554を通じて開繊
ローラ503を透過する。空気流は吸引管520の吸引
により生じるが、ここには示されない方法で加圧空気に
より助成できる。空気流の目的は、単繊維17を開繊ロ
ーラ503の取り付け具515から可及的に早く解放
し、それらが過度に加速する前に収集面518により取
り上げることである。
【0058】図1ないし図5の実施例に於て、個々の集
合体は可能な限り交換できることは理解されるべきであ
る。例えば、開繊ローラ3は図1ないし図3の実施例だ
けではなく、図4及び図5の実施例にも使用できる。同
じことは開繊ローラ403及び503に適用でき、これ
らは他の実施例に於て使用できる。
【0059】特に、吸引式摩擦ローラ25及び525を
非吸引式摩擦ローラ425と交換すること、及びその逆
のことも可能にすべきである。所望ならば、摩擦ローラ
25、425及び525は完全に除外することができ
る。また案内ローラ550は必要ならば図1ないし図4
の実施例に適用することができる。
【0060】肝心なことは単繊維17がどの点でも減速
されず、輸送ローラ4,404,又は504を開繊ロー
ラ3,403又は503の開繊部域16の近くに配置す
ることである。繊維ベール23は収集面18,418又
は518上に形成され、また糸は関連する輸送ローラ
4,404又は504の周囲方向Dに対して横方向に引
き出されるべきである。
【0061】本発明を詳細に記載及び図示してきたが、
前述したことは例図及び実例であり、限定的なものとし
て考えられるべきでないことは明確に理解されなければ
ならない。本発明の精神及び範疇は添付の特許請求の範
囲の用語によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は開繊ローラと、開繊ローラに非常に密接
して配置された吸引ローラと、吸引ローラに対して配置
された吸引式摩擦ローラとを含む本発明の装置の一部切
除された側部図である。
【図2】図2は図1の矢印IIの方向に見た図であり、構
成要素がいくつか省略されており、またニューマティッ
ク撚りインサーター並びに、引き出し及び巻取り装置が
示される。
【図3】図3は開繊ローラの上流に配置された送り装置
の部域の方へ図1の矢印III の方向に見た図である。
【図4】図4は図1に類似した図であり、吸引式摩擦ロ
ーラの代わりに、非吸引式摩擦ローラが設けられてい
る。
【図5】図5もまた図1に類似した図であり、案内ロー
ラは吸引ローラに対して配置され、開繊ローラは空気流
により透過される。
【符号の説明】
1 送りローラ 2 スライバ 3 開繊ローラ 4 輸送ローラ 5 撚り装置 6 撚りインサーター 16 開繊部域 17 単繊維 18 収集面 23 繊維ベール 24 収集ライン 25 摩擦ローラ 550 案内ローラ 551 案内隙間 554 ニューマティック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリッツ・シュターレッカー ドイツ連邦共和国73337 バト、ウーベル キンゲン、ヨゼフ−ナイトハルト−シュト ラーセ 18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一本のスライバを開繊部域で
    開繊して単繊維とし、スライバが開繊された直後にこの
    単繊維を収集面により取り上げ、前記収集面は収集面に
    到達するときの繊維の速度よりも大きい速度で周囲方向
    に回転し、これにより、取り上げられた繊維が繊維ベー
    ルの形態で前記周囲方向に対して横方向に膨張し、前記
    繊維ベールの単繊維は周囲方向に対して横方向に延びた
    収集ラインに沿って収集面から引き出され、収集面が一
    回転する前に引き出され、これにより撚りが繊維ベール
    へその引出し中に付与されて糸を形成し、引出し速度は
    収集ラインに到達するときの単繊維の速度に少なくとも
    等しいことを特徴とするオープンエンド紡糸方法。
  2. 【請求項2】 収集ラインへ複数本のスライバの単繊維
    が送られることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 撚りの付与は二つの連続する段階で生
    じ、それにより収集面は第1“スリップ”段階に関与す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 輸送ローラ(4;404;504)は開
    繊ローラ(3;403;503)の軸線に対して平行に
    配置され、またそれに対して反対方向に回転し、輸送ロ
    ーラ(4;404;504)の周囲面は開繊部域(1
    6)に直接近接して延びる収集面(18;418;51
    8)の形態であり、また収集ライン(24;424;5
    24)の部域の周囲面は撚りを付与する撚り装置(5)
    の一部であることを特徴とする上記請求項の内の何れか
    一項に記載の方法を遂行するための装置。
  5. 【請求項5】 輸送ローラ(4;404;504)は、
    本質的に開繊部域(16)から収集ライン(24;42
    4;524)まで内側から吸引される空気透過可能な周
    囲面を備えることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 輸送ローラ(4;404;504)は収
    集ライン(24;424;524)の部域内であるも収
    集ラインに対して間隔をあけて、撚り装置(5)に属す
    る摩擦ローラ(25;425;525)に対して配置さ
    れることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 前記撚り装置の一部として撚りインサー
    ター(6)は収集ライン(24;424;524)の延
    長部に於て輸送ローラ(4;404;504)から軸方
    向に間隔をあけて設けられ、好ましくは撚りインサータ
    ーは撚りノズルの形態を有することを特徴とする請求項
    4ないし請求項6の何れか一つの請求項記載の装置。
  8. 【請求項8】 開繊ローラ(3;403;503)の幅
    (X)は開繊ローラ(3;403;503)へ到達する
    前に共に案内される複数本の隣接スライバ用に設計され
    ることを特徴とする請求項4ないし請求項7の何れか一
    つの請求項記載の装置。
  9. 【請求項9】 輸送ローラ(4;404;504)の幅
    (Y)は開繊ローラ(3;403;503)の幅(X)
    よりも大きいことを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 好ましくはニューマティック手段(5
    54)が輸送ローラ(4;404;504)へ単繊維
    (17)を移送する目的で開繊ローラ(503)に対し
    て配置されることを特徴とする請求項4ないし請求項9
    の何れか一つの請求項記載の装置。
  11. 【請求項11】 収集ライン(24;424;524)
    の上流に配置された案内ローラ(550)は輸送ローラ
    (4;404;504)に対して配置され、前記案内ロ
    ーラ(550)は収集面(18;418;518)との
    案内隙間(551)を形成することを特徴とする請求項
    4ないし請求項10の何れか一つの請求項記載の装置。
JP8354905A 1996-01-13 1996-12-19 オープンエンド紡糸方法 Pending JPH09195136A (ja)

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DE19601038.1 1996-01-13
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US5768878A (en) 1998-06-23
CH691973A5 (de) 2001-12-14
DE19601038A1 (de) 1997-07-17

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