JPH0234638B2 - Mishinnoseigyosochi - Google Patents

Mishinnoseigyosochi

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JPH0234638B2
JPH0234638B2 JP9735786A JP9735786A JPH0234638B2 JP H0234638 B2 JPH0234638 B2 JP H0234638B2 JP 9735786 A JP9735786 A JP 9735786A JP 9735786 A JP9735786 A JP 9735786A JP H0234638 B2 JPH0234638 B2 JP H0234638B2
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JP
Japan
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sewing machine
signal
position signal
needle
rotation angle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP9735786A
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English (en)
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JPS62254799A (ja
Inventor
Hideo Yasui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ミシンを針上停止後に逆転して針上
死点付近で停止させるようにするためのミシンの
制御装置に関する。
[従来技術] 従来、工業用のミシンでは、縫い終り時に針が
下位置に停止した状態からペダルを後ろ踏み(か
かと踏み)し、糸切りをしてからミシン主軸に配
置した針位置検出手段による上位置検出信号によ
り上位置に停止させ、その後に押さえ足を上昇さ
せて布を取り除くようにしているが、電磁石等の
作用時にミシン主軸に運動して糸切り動作する糸
切り手段の糸切りタイミングのために、通常、こ
の上停止位置は主軸の一回転角度中における40゜
〜70゜(上死点0゜とする)の位置となるように設定
している。しかしながら上記上停止位置では針先
がかなり下降しているために、厚い縫製物を縫う
場合には、布を縫製位置に挿入する際に針に縫製
物が引つ掛かつたり挿入の際作業者の手指に針が
触れて傷つける等の事故の原因となつた。
このため従来においては、エアシリンダ等を使
用してミシン停止後にミシンのVベルトをミシン
の逆転方向に引つ張る機構をテーブ下方に配置し
たり、ミシンの主軸を逆転させる機構をミシン頭
部に内蔵するものが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記したようなものにおいて
は、逆転機構としてエアシンダやエア源、あるい
は他の機械的機構等を要するためにコストを高価
にすると共に、ミシンのテーブル下方を狭くして
作業が不便になつたりミシンの組み付けが煩雑と
成る等の欠点があつた。またVベルトを引つ張る
ものにおいてはVベルトに余計な力がかかるので
寿命を短くする等の欠点もあつた。
[問題点を解決するための手段] 本願は、上記問題点を解決するために、正逆転
可能なミシンモータと、前踏み操作及び後踏み操
作可能とし少なくとも後踏み操作に関連して後踏
み信号を発生するペダルと、針下死点に近接する
所定主軸回転角範囲において下位置信号を発生し
針上死点より先行する所定回転角範囲において上
位置信号を発生する針位置検出手段と、ミシンの
針板下方において縫い糸を切断可能とした糸切り
手段と、電気的作動体を有しその作用時にミシン
主軸に連動して主軸が下位置信号発生回転角から
上位置信号発生回転角に回転する間において糸切
り手段を作用する糸切り作動手段、とを有するミ
シンにおいて、上記後踏み信号に関連してミシン
モータを一定低速で正回転駆動し且つ糸切り作動
手段の電気的作動体を作用し且つ上位置信号によ
りミシンモータを停止する第一回路と、第一回路
の作用後にミシンモータを一定低速で逆回転駆動
し少なくとも上位置信号がオフしてから上死点ま
での間の主軸の所定回転角において停止する第二
回路とを設ける。
作 用 本発明によれば、ミシンモータに正逆転可能な
モータを使用し、縫製後に上記ペダルを踏み返す
ことによつて上記ミシンモータを低速にし、針位
置が下位置のとき、糸切りソレノイドをオンに
し、針位置が上位置のとき、第1、第2のタイマ
をスタートし、ミシンの正転信号をオフにし、ブ
レーキをオンとすることにより上記ミシンモータ
を停止させるように動作し、上記第2のタイマが
タイムアツプとなつたとき、第3のタイマをオン
にするとともに糸切りソレノイドをオンにし、上
記第1のタイマがタイムアツプになつたとき、ブ
レーキ出力をオフとし、上記第3のタイマがタイ
ムアツプになつたとき、ワイパソレノイドをオフ
とした後、上記モータ駆動回路よりミシン逆転信
号及び低速運転信号を出力し、針が上位置のと
き、該ミシン逆転信号及び低速信号をオフとし、
上記第1のタイマを再スタートし、ブレーキ信号
をオンにしてミシンを停止させるようにし、上記
第1のタイマがタイムアツプすると、ブレーキを
オフにして針を上位置近傍に停止させる。
実施例 第1図は、本発明の1実施例のミシンの制御装
置のブロツク図で、ミシン1はそのテーブルの下
に正逆転可能なモータ2が装着され、このミシン
1とモータ2はVベルト3によつて連結されてい
る。このミシン1の回転軸にスピード信号及び上
下位置信号を発生するシンクロナイザ4が接続さ
れ、このシンクロナイザ4の出力は中央処理装置
CPU、読み出し専用メモリROM及び読み書きメ
モリRAMを設けたマイクロコンピユータ5に接
続されている。シンクロナイザ4の上位置信号は
主軸回転角30゜〜70゜の範囲で検出して発生され
る。このマイクロコンピユータ5にペダル6から
の指令信号が入力され、またマイクロコンピユー
タ5からモータ駆動回路7に正転信号、逆転信
号、低速指令信号、ブレーキ信号が入力される。
そして、モータ駆動回路7からモータ2を駆動す
る信号が出力される。さらに、マイクロコンピユ
ータ5にミシン用の各ソレノイドを駆動するソレ
ノイド駆動回路8が接続され、マイクロコンピユ
ータ5からの信号によつて糸切ソレノイド、ワイ
パーソレノイド、押え上げソレノイドにそれぞれ
信号が出力される。
次に、本実施例の動作を第2図のタイミングチ
ヤート及び第3図のフローチヤートにより説明す
る。まず、作業者はペダル6を前踏みすることに
より第2図aに示したようにミシン1を高速回転
させて通常の縫製を行なう。このとき、第2図j
に示すようにペダル6からペダル前踏信号がマイ
クロコンピユータ5に入力されているため、モー
タ駆動回路7に第2図gのミシン正転信号が入力
されている。また、第2図lの低速運転信号は入
力されていないため、ミシンは高速で回転する。
次に、作業者が縫製を中止するとき、ペダル6
を中立にすると、下位置信号に基づいて通常の針
の下停止制御が行なわれるが、本発明とは関係が
ないので説明はしない。そこで、縫製を中止して
糸切りしたい部分の直前でペダル6を後踏み(踏
み返す)すると、第2図lの低速運転信号が「ロ
ウ(低)」となり、ミシンは低速運転へ移行する。
このとき、シンクロナイザ4からのスピード信号
(ミシン1の回転に対応した信号)のパルス間隔
の時間を測定し、第2図aのミシン1の速度が充
分に低速になるまで減速を続け、低速になつたと
き、第2図cの下位置信号から針位置が下位置で
あることを確認し、また第2図kペダルの後踏み
信号からペダル6がまだ踏み返えされていないこ
とを確認すると、第2図eに示したようにソレノ
イド駆動回路8から糸切りソレノイドのオン信号
を出力する。このとき、第2図lの低速運転信号
が出力されているので、ミシン1は引続き低速運
転を続け、糸切り機構(図示せず)の駆動が開始
される。そして、第2図bに示したように次の上
位置信号が入力されると、マイクロコンピユータ
5に内蔵された第1、第2のタイマT1,T2が
スタートされるとともに、第2図gに示したよう
にミシン1の正転信号をオフにし、第2図dのブ
レーキ信号をオンにするので、モータ駆動回路7
はミシンを停止させるようにモータ2を制御す
る。そして、タイマT2の時間がΔT2となつた
とき、第2図eに示したようにソレノイド出力回
路8からの糸切出力をオフ(その時点で糸切りは
完予している)にし、第3のタイマT3をスター
トさせるとともに、第2図fに示したようにソレ
ノイド出力回路8からワイパー出力を出す。そし
て、第1のタイマT1の時間がΔT1になつたと
き、ソレノイド駆動回路8からの第2図dのブレ
ーキ出力をオフとし、またタイマT3の時間が
ΔT3になつたとき、第2図fのワイパー出力を
オフにし、ワイパーソレノイドを停止する。(こ
の時点では、すでに切断されて針側に残つた上糸
はワイパーにより布地の上方に引き出される。)
そして以上のペダルの後踏みから糸切りおよびワ
イパーの完了までの制御を第一回路とする。
また以下の動作の制御を第二回路とする。
次に、モータ駆動回路7から第2図h及びlか
らそれぞれミシン逆転信号及び低速信号を出力す
るので、ミシン1は低速で逆転を始める。そし
て、第2図bの主軸回転角30゜で上位置信号がオ
フになると、第2図h及びlのミシン逆転信号及
び低速信号をオフにし、タイマT1を再スタート
して第2図dのブレーキ信号をオンとし、ミシン
1が停止されるように出力する。また同時に押え
の下にある布地を取り出せるようにソレノイド駆
動回路8から第2図iに示したように押え上げ出
力を出して押え上げソレノイドをオンにする。そ
して、タイマT1の時間がΔT1になつたとき、
ソレノイド駆動回路8から出力を出して第2図d
のブレーキ出力をオフとし、一連の動作を終了す
る。
このように、本実施例では、上位置検知区間は
通常30゜〜70゜の範囲であり、低速からの停止は約
20゜を必要とすることから、本実施例のミシン1
の停止位置は約10゜で停止することになる。しか
し、切断した糸が針から抜け落ちない天秤位置
で、且つ針が布に刺さらないような主軸回転角に
停止するように逆回転停止すればよいので、たと
えば、ミシン1の停止位置を上死点0゜にするよう
に、本実施例に第4のタイマT4をさらに追加
し、ミシン1を逆転した後、上検知区間を外れて
前記10゜まで回転してからΔT4だけ遅らせて
(ΔT4は低速で10゜回転する時間)停止する制御を
行なえば良い。
さらに、第4のタイマT4の代りにミシン1の
回転に同期して、ミシンの1回転に対して複数の
パルスを発生するパルス発生器を設け、このパル
ス発生器のパルス数をカウントするか、またはモ
ータ軸に取付けられた同様のパルス発生器のパル
ス数をカウントすれば、さらに精度の良く針の上
位置の停止を行なうことができる。さらに、第3
の位置検出器をミシン1の上軸に取付けても同じ
効果が得られる。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明では、
針上位置信号発生後にミシンモータを逆転して上
死点近くへ針を上昇するようにしたので、厚布を
縫製する場合でも縫製物に針が引つ駆ることも作
業者の手指を傷つけることもなくなると共に、従
来のミシンをそのまま利用して電気回路のみによ
り達成でき、他の機械的機構を一切不要としたか
ら、コストを廉価にしミシンの組み付けも簡単に
できる等の効果を有し、さらにVベルトにも余計
な力を掛ることがなく寿命を長くできる等の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例のミシンの制御装置
のブロツク図、第2図は第1図の動作を説明する
各部のタイミングチヤート、第3図は第1図のブ
ロツク図の動作を説明するフローチヤートであ
る。 1…ミシン、2…モータ、3…Vベルト、4…
シンクロナイザ、5…マイクロコンピユータ、6
…ペダル、7…モータ駆動回路、8…ソレノイド
駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正逆転可能なミシンモータと、 前踏み操作及び後踏み操作可能とし少なくとも
    後踏み操作に関連して後踏み信号を発生するペダ
    ルと、 針下死点に近接する所定主軸回転角範囲におい
    て下位置信号を発生し針上死点より先行する所定
    回転角範囲において上位置信号を発生する針位置
    検出手段と、 ミシンの針板下方において縫い糸を切断可能と
    した糸切り手段と、 電気的作動体を有しその作用時にミシン主軸に
    連動して主軸が下位置信号発生回転角から上位置
    信号発生回転角に回転する間において糸切り手段
    を作用する糸切り作動手段、 とを有するミシンにおいて、 上記後踏み信号に関連してミシンモータを一定
    低速で正回転駆動し且つ糸切り作動手段の電気的
    作動体を作用し且つ上位置信号によりミシンモー
    タを停止する第一回路と、 第一回路の作用後にミシンモータを一定低速で
    逆回転駆動し少なくとも上位置信号がオフしてか
    ら上死点までの間の主軸の所定回転角において停
    止する第二回路、 とを備えたミシンの制御装置。
JP9735786A 1986-04-26 1986-04-26 Mishinnoseigyosochi Expired - Lifetime JPH0234638B2 (ja)

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JPS62254799A JPS62254799A (ja) 1987-11-06
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2095376T3 (es) * 1992-09-14 1997-02-16 Siemens Nixdorf Inf Syst Procedimiento para el desplazamiento de un disco de control.
JP5410713B2 (ja) * 2008-08-27 2014-02-05 Juki株式会社 ミシンの糸切り装置

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JPS62254799A (ja) 1987-11-06

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