JPH023419Y2 - - Google Patents

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JPH023419Y2
JPH023419Y2 JP1985061539U JP6153985U JPH023419Y2 JP H023419 Y2 JPH023419 Y2 JP H023419Y2 JP 1985061539 U JP1985061539 U JP 1985061539U JP 6153985 U JP6153985 U JP 6153985U JP H023419 Y2 JPH023419 Y2 JP H023419Y2
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chute
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、異つた形状をした二種以上の被加工
物(ワーク)を同一加工ラインに送り、各被加工
物の異つた形状個所を加工するために、各種類ご
とに複数のライン振分けてやるための振分け装置
に関する。
(従来技術) 従来の多種共用化ライン、すなわち、異つた形
状を有する二種以上の被加工物を加工する場合、
同一個所の同一寸法加工にあつては同一ラインで
これを加工し、異つた個所の加工にあつては別の
専用ラインに分けて行う方式にあつては、その振
分けは通常手作業で行つており、その際、前工程
からランダムに送られてくる各種被加工物を目視
で選別し、各専用ラインへ送り、加工するもので
ある。また、従来の種類別に加工する方式になつ
ては、種類別に段取替えをし、一定数量をまとめ
て加工するロツト生産を行つている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の多種共用化ラインにおいては被加工物の
種類の作業者の目視で判別しているため判別間違
いを生じ、これによつて被加工物の加工不良およ
び刃具破損等の事故が発生し、ラインを停止しな
ければならなくなり、稼動率の低下を招くことに
なる。また、種類別にロツト生産するものにおい
ては、被加工物の種類を変えるごとに段取り替
え、治具の交換等を必要とするもので、極めて煩
雑で能率の悪いものである。
そこで、本考案にあつては、被加工物を多種共
用化ラインにおいて加工する場合において、被加
工物の異つた寸法の個所を加工するために、種類
ごとに異つた形状を検測して複数の専用ラインへ
振分けることのできる被加工物振分け装置を提供
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、被加工
物Wを送るためのシユート1−2と、前記シユー
トの途中に対向して配設され協働して被加工物を
両側から挾持しかつ回転させる回転式基準金およ
び回転ヘツドと、前記基準金および回転ヘツドの
周りに配設され常時は付勢手段により被加工物の
外周に係合する方向へ付勢される複数の爪と、前
記複数爪を被加工物に対する非係合位置へ強制的
に戻す戻し手段と、前記爪によつて作動され被加
工物の形状を検測する検知手段と、前記シユート
と該シユートに続く複数の専用シユートとの間に
回転自在に設けられ前記検知手段による検測結果
にもとづいて前記専用シユートを選択的に前記シ
ユートへ接続する排出シユートとによつて構成し
たものである。
上記構成により、被加工物Wはシユート1−2
の所定位置で回動され、回動されている間に爪
4,5でその形状を検測し、検測された被加工物
をあらかじめ決められた専用シユートに振分ける
ことができる。
(実施例) 本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
この実施例においては、被加工物はギヤで、そ
の周囲に欠歯部を一個または二個有するものの二
種類をランダムに同一ラインで搬送し、二種類の
ギヤを各専用ラインに振分ける場合に例をとつて
いる。
被加工物(ワーク)Wを搬送するシユートは、
第1図に示すように、全体が右傾斜になつてお
り、しかも、前工程からのシユートにつづくシユ
ート1−1と、検測シユート1−2と、二の専用
シユート1−3,1−4とから概略構成されてい
る。シユート1−1と検測シユート1−2とは、
その隣接個所で段差を形成している。シユート1
−1の終端部は上下昇降自在に設けられた可動シ
ユート1−1′となつており、シリンダ3によつ
て、検測シユート1−2の始端部まで上昇動でき
るようになつている。可動シユート1.1′は被
加工物Wが一個乗るだけの底面積を有し、可動シ
ユート1−1′が上昇するとき、 その前端は、上流側に隣接して送られてきてい
る被加工物W1に常時当接するように構成されて
いるので、その上昇中に被加工物W1がシユート
1−1から流出してしまうことはない。
検測シユート1−2の途中には、被加工物の種
類を検測するための装置が位置している。その装
置は以下のように構成されている。まず、第1図
に示すように、検測シユート1−2に向つて適宜
間隔を置いて対向する一対の検測用の爪4,5が
機枠2,2′に回転自在に取付けた軸6,7に
夫々固設されている。第2図および第3図に示す
ように機枠2′側に突出した各軸6,7にはレバ
ー8,9が固設されている。レバー8,9の夫々
の外端には、機枠2′に一端を固定したスプリン
グ10の他端が接続され、レバー8,9を夫々第
3図に見て時計方向に附勢する。軸6,7の間の
機枠2′には、作動レバー11が回転自在に取付
けられており、作動レバー11はレバー8,9を
第3図に見て反時計方向に回動できるようにレバ
ー8,9に当接している。作動レバー11の一端
は、機枠2′に固定したシリンダ12のピストン
ロツドに連結されている。第3図の実線は、シリ
ンダ12のピストンロツドが引込み、これによつ
て作動レバー11が時計に回動され、作動レバー
11が反時計方向に回動され、作動レバー11に
よつてレバー8,9が時計方向に回動し、爪4,
5が被加工物Wからの退避位置に位置決めされて
いる状態を示している。爪4,5が検測位置まで
第1図で見て反時計方向に回動したときスイツチ
がONとなるように機枠2′にリミツトスイツチ
13,13がレバー8,9に対峙して設けられて
いる。
更に、検測のための装置は、検測シユート1−
2を両側から挾むように位置した、回転式基準金
14と回転ヘツド15を含んでいる。回転式基準
金14は機枠2に回転自在に支持されている。回
転ヘツド15は回転式基準金14に対し遠退近接
自在に機台上に設けられており、シリンダ16に
よつて駆動される。また回転ヘツド15は、可動
部に固定されたモータ17によつてギヤ18を介
して回転駆動される。
19はストツパで、被加工物Wを検測シユート
1−2上の所定位置に留めるためのもので、スト
ツパ19で被加工物Wが所定位置につくと、基準
金14と回転ヘツド15で挾持し、被加工物Wを
その位置で回転し、被加工物Wの欠歯部20を爪
4,5によつて検知する。ストツパ19は、適
時、シリンダによつてシユート内より外方に退出
するように設けられている。
検測シユート1−2と専用シユート1−3との
間には、専用シユート1−3を基点として上方に
回動する排出シユート1−5が設けてある。排出
シユート1−5が上方に回動しているときは、検
測シユート1−2は第2の排出シユート1−6を
通つて専用シユート1−4に達するルートが形成
される。排出シユート1−5の上方への回動は、
第3図に示すように、機枠2′に取付けたシリン
ダ22の駆動によつて、排出シユート1−5の枢
着軸23を回動することによつて行う。
第1図における24および25は、被加工物が
排出シユート1−5,1−6のいずれかを通過し
たことをチエツクし、排出シユート1−5が上昇
していれば、戻すための信号を与えるセンサーで
ある。
また、第1図の26は検測シユート1−2に被
加工物W3が到来したことをチエツクすると共に
シリンダ16の駆動およびモータ17のON,
OFFの信号を与えるセンサーである。
以下に実施例の作用を説明する。
シユート1−1に送り込まれた被加工物W1
可動シユート1−1′の個所に到達したとき、シ
リンダ3によつて可動シユート1−1′に到達し
ている被加工物W2を検測シユート1−2の前端
まで上昇させることによつて検測シユート1−2
に送り込ませる。被加工物W3はストツパ19に
当接し所定位置をとる。回転ヘツド15とで被加
工物W3を挾持すると共にこれを回転する。ほと
んど同時にシリンダ12のピストンロツドが上昇
し、作動レバー11を第3図に見て反時計方向に
回動するので、爪4,5が被加工物の外周面に弾
力的に当接する。被加工物Wが第4図に示すよう
に欠歯部20を一個所有するものであれば、一方
の爪、例えば欠歯部20の中にスプリング10の
附勢力で落込むので、爪4と一体となつて動くレ
バー8がリミツトスイツチ13に接しONとし、
被加工物が一欠歯のものであることを検測する。
検測が終了すると、爪4,5はシリンダ12の作
動で外方に開き、ストツパ16はシユート上より
引退し、被加工物が一欠歯の場合はシリンダ22
を作動しないようにしておけば、被加工物は排出
シユート1−5に案内されて専用シユート1−3
へ送られる。
被加工物が二欠歯のものであるときは、第5図
に示すように、爪4,5が欠歯部20,20′に
落込むので、レバー8,9とがスプリング10,
10の附勢力で夫々リミツトスイツチ13,13
に接し、夫々ONとし、被加工物が二欠歯のもの
であることを検測する。二欠歯の被加工物の場合
はシリンダ22を作動させ、排出シユート1−5
を上昇させれば、被加工物は排出シユート1−6
を通つてシユート1−4へ案内されるように振分
けられる。
本考案の装置によつて、外径、内径寸法が同じ
で、外周スプラインの欠歯の数の違う被加工物
は、第6図に示すように、共用加工ラインによる
加工が可能となる。第6図のラインは、多種の被
加工物Wの供給を受けて本考案装置Aでこれを種
類ごとに振分け、B,B′ラインまたはC,C′ライ
ン夫々加工した後共用ラインに戻し、共通の加工
を行うもので、その後必要であれば上述のように
振分けを再度行うようにしても良い。このような
ラインを企図することにより種類ごとの専用ライ
ンは不要となり、全自動とすることもでき、大巾
な設備費の低減に寄与するものである。
(効果) 本考案は、前記構成からなるものであるから、
被加工物の特長となる外形々状を迅速容易に目視
によることなしに検測することができると共にそ
の振分けも検測と連繋して行うこことがでるので
作業能率を著しく向上することができると共に多
種共用化ラインに利用できるものである。また被
加工物を回転させる機構は簡単で、しかも被加工
物に傷を付けることもないので、その利用価値は
高いものとなり、かつ信頼性は向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置のシユートの位置で縦断し
て示した一部切欠側面図、第2図はその一部切欠
正面図、第3図は第2図装置の左側に位置する機
枠の側面図、第4図および第5図は被加工物と爪
との関係を示す説明図、第6図は多種共用化ライ
ンの状態を示す説明図である。 W……被加工物、1−1……シユート、1−2
……検測シユート、1−3,1−4……専用シユ
ート、1−5,1−6……排出シユート、4,5
……爪、10……スプリング、15……基準金、
15……回転ヘツド、19……ストツパ、22…
…シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被加工物を送るためのシユートと、 前記シユートの途中に対向して配設され協働
    して被加工物を両側から挾持しかつ回転させる
    回転式基準金および回転ヘツドと、 前記基準金および回転ヘツドの周りに配設さ
    れ常時は付勢手段により被加工物の外周に係合
    する方向へ付勢される複数の爪と、 前記複数の爪を被加工物に対する非係合位置
    へ強制的に戻す戻し手段と、 前記爪によつて作動され被加工物の形状を検
    測する検知手段と、 前記シユートと該シユートの下流の複数の専
    用シユートとの間に設けられ前記検知手段によ
    る検測結果にもとづいて前記専用シユートを選
    択的に前記シユートへ接続する排出シユートと
    からなる被加工物振分け装置。 (2) 被加工物が欠歯部を有するギヤであつて、前
    記爪は、前記欠歯部に落込むことによつて前記
    検知手段であるリミツトスイツチを作動させる
    ようになつている実用新案登録請求の範囲(1)の
    被加工物振分け装置。
JP1985061539U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH023419Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985061539U JPH023419Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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JP1985061539U JPH023419Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS61178649U JPS61178649U (ja) 1986-11-07
JPH023419Y2 true JPH023419Y2 (ja) 1990-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6383574B2 (ja) * 2014-06-06 2018-08-29 株式会社プラ技研 長尺材の個別取出装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620100U (ja) * 1979-07-25 1981-02-21
JPS5752184A (en) * 1980-09-16 1982-03-27 Kiyoshi Okazaki High sensitivity ceramic piezoelectric element

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JPS61178649U (ja) 1986-11-07

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