JPH0342769B2 - - Google Patents

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JPH0342769B2
JPH0342769B2 JP60107226A JP10722685A JPH0342769B2 JP H0342769 B2 JPH0342769 B2 JP H0342769B2 JP 60107226 A JP60107226 A JP 60107226A JP 10722685 A JP10722685 A JP 10722685A JP H0342769 B2 JPH0342769 B2 JP H0342769B2
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cylinder
loader
chute
work station
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Publication of JPH0342769B2 publication Critical patent/JPH0342769B2/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F23/00Accessories or equipment combined with or arranged in, or specially designed to form part of, gear-cutting machines
    • B23F23/02Loading, unloading or chucking arrangements for workpieces
    • B23F23/04Loading or unloading arrangements

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は歯車の歯面の打傷の有無や歯溝振
れ、歯形誤差、さらには面振れ等を自動的に検査
する歯車の検査装置、特に諸元の異なる歯車や外
径寸法の異なる歯車等種々雑多な歯車の検査を行
い得る検査装置に関するものである。
従来の技術 自動車のトランスミツシヨンや各種加工機械の
動力伝達機構に用いられている歯車は、素材から
歯切り加工、シエービング加工、熱処理等の各種
工程を経て製作されている。このような歯車は、
通常、軟質の肌焼鋼を素材として製作されるた
め、熱処理による硬化がなされる以前に、何らか
の原因で歯面に打傷を生じることがあり、また打
傷を生じなくても歯溝振れや歯形誤差、面振れ等
を生じていることがあつた。このように歯車に打
傷や歯溝振れ等を生じていると、当該歯車を組込
んだ場合、異音を生じたり、負荷が増大するとい
つた問題を生じる。従つて製作を完了した歯車
は、検査装置にて打傷や歯溝振れ等の有無を検査
し、これらを生じていると研削等により修正を行
つていた。
ところで、従来の検査装置は、被検査歯車(以
下ワークと称す)と同一モジユールを有し、高精
度に形成されたマスター歯車とワークとを噛合わ
せて回転させ、このときのマスター歯車の振れや
噛合い音等により検査するようにしたものを用い
ている。
発明が解決しようとする問題点 従来の検査装置は、ワークを自動的に検査でき
るので非常に便利である。しかし、自動車等に用
いられている歯車は、例えばデフアレンシヤルギ
ヤにおいても、モジユールの異なるものや外径寸
法の異なるものなど各種のものが製作されてい
る。その為各ワークを検査するにはモジユールの
異なるワークに対応するマスタギヤが必要にな
り、多数の検査装置を設置せねばならないといつ
た問題があつた。また一台の検査装置に複数のマ
スタギヤを設けた場合には多種類あるワークを
夫々対応するマスタギヤに選択して噛合わせねば
ならず、自動化が困難であつた。
問題点を解決するための手段 この発明はワークを連続的に搬送し、先端部で
一個ずつワークを切出す搬入シユートと、前記搬
入シユートの先端で切出されたワークの外径寸法
を測定して、ワークの種類を判別する判別機とを
設置した第1作業ステーシヨンと、前記ワークを
内側からチヤツクし、チヤツクしたワークを回転
並びに軸方向に移動させるチヤツク機構と、前記
ワークの回転振れを測定するセンサーと、前記チ
ヤツク機構の移動方向に沿つて複数のマスター歯
車を揃え、前記ワークと対応するマスター歯車と
を噛合わせ前記判別機の判別結果に基づいて前記
チヤツク機構の停止位置を変えて、判別後のワー
クと対応するマスター歯車とを一致させるロータ
リストツパとを設置した第2作業ステーシヨン
と、良品のワークを排出する良品排出シユートと
不良品を排出する不良品排出シユートとを並設
し、前記検査機構の結果に基づいて前記2つの排
出シユートをワーク排出位置へ選択してシフトさ
せる第3作業ステーシヨンと、前記搬入シユート
から判別後のワークを取出して前記チヤツク機構
へ供給する第1ローダと、前記チヤツク機構から
検査後のワークを取出してワーク排出位置へ送る
第2ローダとで構成したものである。
作 用 上記検査装置は、搬入シユートにて連続搬送さ
れてきたワークを第1作業ステーシヨンで一個ず
つ切出して外径寸法を測定し、測定結果から歯車
のモジユールを判別して検査機の対応するマスタ
ー歯車を選択する。
判別済ワークは第1ローダにて第2作業ステー
シヨンのチヤツク機構へ供給され、ここで面振れ
や選択されたマスター歯車との噛合い試験によつ
て打傷の有無等を検査し、検査結果により良品排
出シユート及び不良品排出シユートの何れかを選
択する。
検査結果が出ると、第2ローダがチヤツク機構
から検査済ワークを取出し、選択された良品排出
シユート若しくは不良品排出シユートへ供給して
排出させる。
上記動作を繰返えすことにより、歯車の検査を
自動的に連続して行う。
実施例 第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示す図
面で、例えば4種類の異なるモジユールを有し、
且つ夫々のモジユールで外径寸法の異なる多数の
ワークの検査を行い得るようにした検査装置を示
している。
また検査されるワークは、何れも外径寸法とモ
ジユールとを対応させて形成してあり、外径寸法
からモジユールが判別できるようになつている。
検査装置は3個所に作業ステーシヨンA,B,
Cを有し、第1の作業ステーシヨンAにはワーク
1を連続的に搬入する搬入シユート2とワーク1
の外径寸法を測定し、そのモジユールを判別する
判別機3を設けてある。また第2の作業ステーシ
ヨンBにはワーク1を内側からチヤツクして移送
するチヤツク機構4、及びチヤツク機構4にチヤ
ツクされたワーク1の面振れを測定するセンサー
5、チヤツク機構4にチヤツクされたワーク1の
打傷や歯形誤差等を計測する検査機構6、チヤツ
ク機構4からワーク1を取出す取出し機構7、不
良品にマークを打つマーキング機構8を設けてあ
る。また第3の作業ステーシヨンCにはワーク1
を搬出させる搬出シユート9を設けてある。さら
に第1の作業ステーシヨンAと第2の作業ステー
シヨンBとの間にワーク1を移送する第1のロー
ダ10を設け、第2の作業ステーシヨンBと第3
の作業ステーシヨンCとの間にワーク1を移送す
る第2のローダ11を設けてある。
そして上記検査装置は、搬入シユート2に搬入
されて来たワーク1を先ず判別機3にて外径寸法
を測定し、その測定結果からモジユールを判別
し、判別後第1のローダ10にて保持して第2の
作業ステーシヨンBまで移送し、ここでワーク1
をチヤツク機構4にてチヤツクし、続いてチヤツ
ク機構4を前記判別結果に基づいて所定寸法幅方
向に移動させてワーク1を検査機構6の対応する
マスター歯車と対向させ、次にマスター歯車とマ
ーク1とを噛合わせ、センサー5にて面振れを測
定すると共に検査機構6にて打傷等を検査する。
検査完了後チヤツク機構4を復帰させ、続いてワ
ーク1を取出し機構7にてチヤツク機構4から取
出し、第2のローダ11に保持させて第3の作業
ステーシヨンCへ移送させ、搬出シユート9にて
所定位置へ搬出させるものである。
搬入シユート2は第4図乃至第6図に示す様
に、ワーク1を左右から挟持する長尺な2枚のガ
イド板12,12をワーク1の厚みより僅かに広
い間隔を持たせて対向させ、その底部中間部にワ
ーク1を受ける底板13を介在させ、適当個所を
ボルト14,14…にて連結してある。そして前
記底板13は先端部の高さを高くすると共にその
上面にV溝15を形成してワーク1を保持できる
ようになし、ガイド板12,12には底板13の
V溝15と対応させて覗窓16を形成し、当該覗
窓16にワーク1の有無を検知するセンサー(図
示せず)を設けてある。この搬入シユート2は前
下がりとなるよう傾斜させて底板13を支持フレ
ーム17に結合してあり、ワーク1を転がし乍ら
連続的に前方へ搬送するようにしてある。18は
搬入シユート2の先部に設けた切出し機構で、底
板13のV溝15より若干後方に3方に腕19
a,19b,19cが伸びる切出し板19を底板
13に枢軸20を介して揺動自在に枢着し、下部
腕部19cを底板13に設けた切出しシリンダ2
1のピストンロツド21aに連結してある。この
切出し機構18は切出しシリンダ21が短縮動作
すると、切出し板19が時計方向に揺動して後部
腕部19bが搬入シユート2から退出すると共に
前部腕部19aが搬入シユート2内に突出してワ
ーク1を堰止め、切出しシリンダ21が伸長動作
すると、切出し板19が反時計方向に揺動し、前
部腕部19aが搬入シユート2から退出すると共
に後部腕部19bが堰止められた先端のワーク1
とその後続ワーク1との間に突出してワーク1を
一個切出して前方へ送る。
判別機3は第7図乃至第9図にも示す様に、搬
入シユート2の先端部側方に配置させてあり、支
持フレーム17上に固設された支持ブラケツト2
2に回転支軸23を回転自在に取付け、当該回転
支軸23に揺動フレーム24の下端を結合させて
ある。そして前記揺動フレーム24の搬入シユー
ト2と対向する側面には押圧フレーム25を上下
動自在に設け、且つ押圧フレーム25の下方に取
付ブラケツト26を介して寸法測定機27を平行
に固設し、さらに押圧フレーム25と平行に測定
シリンダ28を固設し、当該測定シリンダ28の
ピストンロツド28aを連結板29を介して押圧
フレーム25に連結させてある。前記寸法測定機
27は揺動フレーム24が起立状態にあるときに
搬入シユート2のV溝15に保持されたワーク1
と平行になり、且つ上方に突出した接触子27a
の上端がワーク1より上方に位置するように配置
させ、押圧フレーム25の押圧腕25aをワーク
1並びに寸法測定機27の接触子27aの上方に
来るように配置させてある。30は支持フレーム
17上に支持ブラケツト31を介して揺動自在に
支持させた揺動シリンダで、そのピストンロツド
30aを揺動フレーム24に連結してある。この
揺動シリンダ30は短縮動作すると、揺動フレー
ム24が回転支軸23を支点として傾斜し、寸法
測定機27並びに押圧フレーム25を搬入シユー
ト2から離し、伸長動作すると、揺動フレーム2
4が起立し、寸法測定機27及び押圧フレーム2
5を所定の位置に配置させる。この判別機3は測
定シリンダ28が短縮動作し、押圧フレーム25
が下降すると、先ず押圧腕25aにて寸法測定機
27の接触子27aを押圧してこれを短縮させ、
続いて押圧腕25aにてワーク1を押圧し、下降
が停止したときの接触子27aの短縮量により基
準面上のワーク1の外径寸法を測定し、この測定
結果からワーク1のモジユールを判別する。
第2の作業ステーシヨンBに設けられたチヤツ
ク機構4は、第10図及び第11図にも示す様
に、断面がT型の中空の回転体31と可動体32
とを、回転体31内に可動体32が侵入する状態
で相対的に摺動可能に組合わせ、回転体31の筒
部31aの先端部外周面に形成したテーパ面33
と可動体32のフランジ部32aの後部外周面に
形成したテーパ面34とに跨がつて割リング状の
固定リング35を装着し、回転体31のフランジ
部31bに筒状の押圧体36を取付け、可動体3
2の前端面に固定リング35の抜脱を防止する抜
脱防止リング37を取付けてある。そして前記回
転体31を、支持フレーム17上に設置されるベ
ース38にスライド自在に載置されたスライドブ
ロツク39の前面に配置させ、前記スライドブロ
ツク39に軸受40を介して回転自在に貫通支持
させた回転筒41の前端部に回転体31を取付
け、且つ回転筒41内にスライド自在に貫通支持
されたスピンドル42の前端部に可動体32を結
合ボルト43にて結合してある。また回転筒41
の後端部には従動プーリ44を一体に取付けスラ
イドブロツク39に取付けられた駆動モータ45
に設けた駆動プーリ46と前記従動プーリ44と
をベルト47にて連結してある。またスピンドル
42の後端部にはスライドブロツク39に取付け
られた固定シリンダ48のピストンロツド48a
を結合してある。従つて前記固定シリンダ48が
短縮動作すると、スピンドル42を介して可動体
32を回転体31側へ移動させ、両者32,31
のテーパ面34,33の作用により固定リング3
5を拡径させてワーク1を内側からチヤツクす
る。逆に固定シリンダ48が伸長動作するとスピ
ンドル42を介して可動体32が押出されて固定
リング35が縮径し、ワーク1を解放する。また
駆動モータ45が動作すると、駆動プーリ46及
びベルト47、従動プーリ44、回転筒41を介
して回転体31を回転させ、保持したワーク1を
回転させる。49はベース38に取付けた移動シ
リンダで、そのピストンロツド49aをスライド
ブロツク39の下面に設けた連結腕39aに連結
してあり、伸縮動作することによりスライドブロ
ツク39を移動させてチヤツク機構4を移動させ
る。50は連結腕39aに取付けられたストツパ
ピンである。
51はチヤツク機構4の後退時の停止位置を設
定するロータリストツパで、第10図及び第12
図に示す様に、ベース38の後部縦壁52にピニ
オン歯車53を回転可能に設け、ピニオン歯車5
3の下部にこれと直交させて両側から第1・第2
のシリンダチユーブ54,55を設け、当該第
1・第2のシリンダチユーブ54,55内にラツ
ク56をスライド自在に挿入させ、さらに第1・
第2のシリンダチユーブ54,55の外端に夫々
ラツク56のスライド量を中間位置で規制する第
1・第2のストツパシリンダ57,58を取付け
てあり、各々のピストンロツド57a,58aの
端部をシリンダチユーブ54,55内に侵入させ
てある。そして前記ピニオン歯車53には長さの
異なる4本の第1〜第4のストツパ軸59,6
0,61,62を円周等配置に設けてある。この
第1〜第4のストツパ軸59,60,61,62
の長さは、スライドブロツク39に設けられたス
トツパピン50がこれらと夫々選択的に当接する
と、チヤツク機構4に保持されたワーク1が後述
の検査機構6の第1〜第4のマスター歯車74,
75,76,77と夫々一義的に対向し得るよう
な長さで、且つ順次長くなるように設定してあ
る。このロータリストツパ51は第1のシリンダ
チユーブ54或いは第2のシリンダチユーブ55
へ圧油が供給されると、縦壁52内で往復動し、
これと噛合つているピニオン歯車53を往復回転
させ、ピニオン歯車53に設けた各ストツパ軸5
9〜62を回転させる。そしてピニオン歯車53
とラツク56との噛合関係は、例えば第2のスト
ツパシリンダ58が短縮動作した状態で第1のシ
リンダチユーブ54に圧油が供給されて、ラツク
56が第12図中最右端まで移動すると、第1の
ストツパ軸59がストツパピン50と対向し、次
に第2のストツパシリンダ58が伸長動作した状
態でラツク56が右方に移動し、そのピストンロ
ツド58aに当接すると、第2のストツパ軸60
がストツパピン50と対向し、第1のストツパシ
リンダ57が伸長動作した状態で第2のシリンダ
チユーブ55に圧油が供給されてラツク56が図
中左方に移動し、そのピストンロツド57aに当
接すると、第3のストツパ軸61がストツパピン
50と対向し、第1のストツパシリンダ57が短
縮動作した状態で左方に移動し、最左端まで移動
すると、第4のストツパ軸62がストツパピン5
0と対向する。尚、第1・第2のストツパシリン
ダ57,58のピストンの受圧面積がラツク56
の受圧面積より広くなるように形成してある。
63はチヤツク機構4がワーク1をチヤツクす
る際に、ワーク1をチヤツク機構4へ押圧する押
圧機構で、第10図乃至第11図に示す様に、チ
ヤツク機構4と対向させて押圧シリンダ64を支
持フレーム17上の架台65に取付け、当該押圧
シリンダ64のピストンロツド64aに円筒形の
押圧部材66を一体に取付けてある。こ押圧機構
63はワーク1のチヤツク時、押圧シリンダ64
が伸長動作して押圧部材66を突出させ、当該押
圧部材66の端面にてワーク1を側面全面を押圧
し、ワーク1の反対側端面をチヤツク機構4の押
圧体36へ押付けて、ワーク1を正常な状態にな
す。67,67は押圧部材66を平行に移動させ
るためのガイド部材である。
ワーク1の面振れを測定するセンサー5は、第
11図に示す様に、スライドブロツク39の前端
面にワーク1の周縁部と対向するように配置さ
れ、センサー5の端面とワーク1の側面との隙間
の量を計測し、チヤツク機構4にて回転させられ
るワーク1の全周を計測し、隙間の変動量により
面振れの良・不良を検出する。
ワーク1の打傷等の検査をする検査機構6は、
第13図及び第14図にも示す様に、支持フレー
ム17上に適当な隙間を持たせて起立固定した一
対の支持ブラケツト68,69に夫々L形の揺動
レバー70,71を枢軸72,73にて揺動自在
に枢着し、前記揺動レバー70,71の上端に
夫々高精度に形成され、しかもモジユールの異な
る4個のマスター歯車74,75,76,77を
2個宛回転自在に取付け、揺動レバー70,71
の他端を、架台78の下部に上下動自在に支持さ
れ、且つ押上げスプリング79,80にて上下上
方へ押上げられる押上げロツド81,82に支持
させてある。また架台78の上端部には正逆回転
モータ83を設け、さらに正逆回転モータ83の
下部に当該モータ83にて正逆回転させられ、そ
の回転により上下動するネジ杆84を設け、前記
ネジ杆84の下端に揺動レバー70,71の他端
を押圧する押え板85を固設してある。86,8
6は押え板85をガイドするガイド部材である。
87は揺動フレーム70,71を跨ぐように設け
られた門形フレームで、その天板部87aには各
揺動レバー70,71と対応させて測定センサー
88,89を設けてあり、当該測定センサー8
8,89に対応する揺動レバー70,71の揺れ
量を測定する。この検査機構6は、マスター歯車
74〜77がチヤツク機構4の移動方向に沿つて
並ぶように設置してあり、待機時には正逆回転モ
ータ83を正回転させてネジ杆84を下降させ、
ネジ杆84の下端に設けた押え板85にて揺動レ
バー70,71の他端を押し下げてこれを第13
図中反時計方向へ揺動させ、各マスター歯車74
〜77をチヤツク機構4から離し、ワーク1と干
渉しないようになし、測定時、正逆回転モータ8
3が逆回転してネジ杆84を上昇させて揺動レバ
ー70,71への押圧力を解除し、押上げスプリ
ング79,80及び押上げロツド81,82にて
揺動レバー70,71の他端を押上げてこれを時
計方向に揺動させ、マスター歯車74〜77をチ
ヤツク機構4に近づけて保持されたワーク1とこ
れに対応するマスター歯車とを噛合わせる。そし
てワーク1とマスター歯車とを回転させ、この回
転時の揺動レバー70,71の揺れ量を測定セン
サー88,89にて測定し、ワーク1の良・不良
を検査する。
ワーク1をチヤツク機構4から取出す取出し機
構7は、第11図及び第15図にも示す様に、押
圧機構63を嵌着した架台65の下部に回転軸9
0を回転自在に突設し、当該回転軸90の突出端
に取出しレバー91の下端を固着してある。前記
取出しレバー91は上部をワーク1の周縁の一部
と重なり合うような形状に湾曲形成してある。こ
の取出し機構7は回転軸90を適宜の回転駆動手
段(図示せず)にて往復回転させるように構成
し、且つ取出しレバー91を前進端に位置するチ
ヤツク機構4の押圧体36と対向する位置に配置
させてあり、通常は取出しレバー91を傾斜させ
てワーク1との干渉を防止しておき、取出し時、
チヤツク機構4が前進端まで移動し、ワーク1を
解放したときに回転軸90を回転させて取出しレ
バー91を起立させ、取出しレバー91の上部を
ワーク1の周縁部と重ね合わせる。そしてチヤツ
ク機構4の後退に伴い、取出しレバー91にてワ
ーク1の後退を阻止し、ワーク1をチヤツク機構
4から取出す。
検査機構6の検査により不良品と判定されたワ
ーク1にマークを施すマーキング機構8は、第1
6図及び第17図にも示す様に、支持フレーム1
7上に起立固定された支持部材92の横棧92a
の端部に一対のL形の揺動アーム93,94を揺
動自在に枢着し、両揺動アーム93,94の下部
突出端両側に一対の保持金具95,96,97,
98を取付け、当該保持金具95〜98に夫々マ
ーキング用スタンプ99,100,101,10
2を保持させ、且つ各揺動アーム93,94の下
端部上面に取付けた支持板103,104にて一
対のスタンプ99,100,101,102の上
部を支持させてある。また支持部材92の横棧9
2aの端部上面に各揺動アーム93,94と対応
させて2個のソレノイド105,106を取付
け、当該ソレノイド105,106のスプール1
05a,106aを対応する揺動アーム93,9
4の上端に連結してある。107,108は横棧
92aと各揺動アーム93,94との間に張設し
た牽引スプリングで、揺動アーム93,94を第
17図中反時計方向へ揺動させて各スタンプ99
〜102を上昇待機させる。109,110は揺
動アーム93,94の反時計方向への揺動量を規
制するストツパネジである。このマーキング機構
8は各スタンプ99〜102を夫々検査機構6の
マスター歯車74〜77と一個腕対応させ、且つ
検査されるワーク1の上方位置に来るように配置
させてあり、ソレノイド105或いは106が励
磁されると、スプール105a或いは106aが
引込まれて揺動アーム93或いは94を揺動さ
せ、スタンプ99,100或いは101,102
を下降させてワーク1にマークを捺印させる。
第3ステーシヨンCに設けられた搬出シユート
9は、第18図及び第19図にも示す様に、良品
排出シユート111と不良品排出シユート112
とから成り、両者111,112はワーク1を両
側から教示して案内する長尺な一対のガイド板1
13,113,114,114をワーク1の厚み
より僅かに広い間隔を持たせて対向配置させ、そ
の底部中央にワーク1を支持する底板115,1
16を配置させ、これらを連結ボルト117,1
18にて連結されてあり、前記底板115,11
6を支持フレーム17上に起立固定された架台1
19にワーク1の搬出方向と直交する方向にスラ
イド可能に装着された取付板120に結合させ、
取付板120を適宜の移動手段(図示せず)によ
りスライドさせて良品排出シユート111或いは
不良品排出シユート112をワーク受取位置へ選
択的に移動させる。また前記良品排出シユート1
11及び不良品排出シユート112は前下がり状
に傾斜させて取付けてあり、ワーク1を自重で転
がせて搬出させるようにしてある。121は良品
排出シユート112に設けられ、ワーク1を一個
宛切出す切出し機構で、3方向に腕122a,1
22b,122cが伸びる切出し板122を底板
115に揺動自在に枢着し、この切出し板122
の前後腕部122a,122bをガイド板113
と底板115との間から内部へ侵入させ、下部腕
部122cを底板115に支持させた切出しシリ
ンダ123のピストンロツド123aへ連結して
ある。この切出し機構121は切出しシリンダ1
23が短縮動作すると、切出し板123が第18
図中時計方向に揺動し、後部腕部122bが排出
シユート111から退出すると共に前部腕部12
2aが排出シユート111内に突出してワーク1
を堰止める。そして切出しシリンダ123が伸長
動作すると、切出し板122が反時計方向に揺動
し、前部腕部122aが排出シユート111から
退出すると共に後部腕部122bが堰止められた
ワーク1の最前部と2番目との間に侵入してワー
ク1を一個切出す。
第1の作業ステーシヨンAから第2の作業ステ
ーシヨンBへワーク1を移送する第1のローダ1
0と第2の作業ステーシヨンBから第3の作業ス
テーシヨンCへワーク1を移送する第2のローダ
11は第20図乃至第22図に示す様に構成さ、
且つ第1のローダ10と第2のローダ11とは同
一構造を有しており、第1のローダ10について
説明すると、第23図及び第24図にも示す様
に、角柱状の支持ブロツク124の下部中心部に
ピニオン歯車125を回転自在に内蔵させ、その
ピニオン歯車125を両側から挟むように一対の
スライド軸126,127をワーク1の移送方向
に沿つてスライド自在に貫通支持させ、当該スラ
イド軸126,127のピニオン歯車125と対
向する面にラツク128,129を所定寸法刻設
し、これらをピニオン歯車125と噛合わせてあ
る。そして一方のスライド軸126の一端にチヤ
ツクプレート130の上部を嵌合固定し、且つ当
該チヤツクプレート130に他方のスライド軸1
27の一端をスライド自在に貫通させ、他方のス
ライド軸127の他端に前記チヤツクプレート1
30と対向させてチヤツクプレート131の上部
を嵌合固定し、当該チヤツクプレート131に一
方のスライド軸126の他端をスライド自在に貫
通させてあり、前記両チヤツクプレート130,
131の下部の対向面に夫々ワーク1を保持する
チヤツク爪132,133を固設してある。また
前記支持ブロツク124の上端にはチヤツクシリ
ンダ134を構成してあり、内部にピストン13
5を設け、このピストン135に結合され、支持
ブロツク124から突出させられるピストンロツ
ド136を一方のチヤツクプレート130の上端
に結合してある。この第1のローダ10はチヤツ
クシリンダ134が伸長動作すると、そのピスト
ンロツド136に結合された一方のチヤツクプレ
ート130が外方へ移動させられ、この動きが一
方のスライド軸126からラツク128、ピニオ
ン歯車125、ラツク129を介して方向が変換
させられて他方のスライド軸127に伝達されて
他方のチヤツクプレート131も外方へ移動させ
られ、これに設けられたチヤツク爪132,13
3が互いに離反しワーク1を解放する。逆にチヤ
ツクシリンダ134が短縮動作すると、チヤツク
爪132,133が互いに近接しワーク1を保持
する。
第2のローダ11は第1のローダ10と同一構
成のため説明を省略し、同一構成部材に同一符号
を付す。
前記第1のローダ10と第2のローダ11と
は、例えば第1のローダ10が第1の作業ステー
シヨンAにあるとき、第2のローダ11が第2の
作業ステーシヨンBにあり、第1をローダ10が
第2の作業ステーシヨンBにあるとき、第2のロ
ーダ11が第3の作業ステーシヨンCにあるよう
に配置させ、対称な状態で夫々の支持ブロツク1
24,124を昇降フレーム137に固設してあ
る。前記昇降フレーム137は、第1の作業ステ
ーシヨンAから第3の作業ステーシヨンCに至る
まで配置され、支持フレーム17に起立保持され
た案内フレーム138の水平部138aにスライ
ド自在に装着されたスライドフレーム139の下
方に水平に配置され、スライドフレーム139に
設けられた昇降シリンダ140のピストンロツド
140aに吊下支持されている。141,141
はスライドフレーム139に設けられ、昇降フレ
ーム137を水平状態に昇降させるガイド部材で
ある。142は案内フレーム138の水平部13
8a上に設置されたスライドシリンダで、そのピ
ストンロツド142aを連結部材143を介して
スライドフレーム136に連結してある。このス
ライドシリンダ142は伸縮動作することにより
スライドフレーム139を案内フレーム138に
沿つて移動させ、第1のローダ10を第1の作業
ステーシヨンAと第2の作業ステーシヨンBとの
間で、第2のローダ11を第2の作業ステーシヨ
ンBと第3の作業ステーシヨンCとの間で往復移
動させる。
上記の如き検査装置の動作を説明すると、先ず
スライドシリンダ142を伸長動作させ、且つ昇
降シリンダ140を短縮動作させて第1のローダ
10を第1の作業ステーシヨンAの上方へ配置さ
せ、第2のローダ11を第2の作業ステーシヨン
Bの上方へ配置させ、両ローダ10,11のチヤ
ツクシリンダ134を伸長動作させてチヤツク爪
132,133を解放させる。またチヤツク機構
4を移動させる移動シリンダ49を伸長移動させ
てチヤツク機構4をチヤツク位置から離してお
く。この状態で搬入シユート2内へ外径寸法やモ
ジユールの異なる多数のワーク1をランダムに投
入し、投入されたワーク1を一旦搬入シユート2
に設けられた切出し板19にて堰止める。次に切
出しシリンダ21が一回伸縮動作して切出し板1
9を揺動させ、ワーク1を一個切出して転がし、
底板13に設けたV溝15にて仮保持させる。
ワーク1が仮保持されると、判別機3の揺動シ
リンダ30が伸長動作して揺動フレーム24を起
立させ、揺動フレーム24に設けられた測定機2
7をワーク1と平行になすと共に押圧フレーム2
5の押圧腕25aをワーク1及び測定機27の接
触子27a上に配置させる。続いて測定シリンダ
28が短縮動作して押圧フレーム25を下降さ
せ、その押圧腕25aにて測定機27の接触子2
7aを押込み乍らワーク1に当接させる。そして
押圧腕25aがワーク1に当接したときの接触子
27aの移動量からワーク1の外径寸法を求め、
さらに外径寸法からモジユールを判別する。
ワーク1のモジユールが判別されると、その判
別結果に基づいてロータリストツパ51及びマー
キング機構8へ信号を発し、同時に測定シリンダ
28が伸長動作して押圧フレーム25を上昇さ
せ、続いて揺動シリンダ30が短縮動作して揺動
フレーム24を倒伏させ、押圧フレーム25及び
測定機27をワーク1から離す。この後昇降シリ
ンダ140が伸長動作して昇降フレーム137を
下降させ、第1・第2のローダ10,11を下降
させ、第1のローダ10のチヤツク爪132,1
33をワーク1の両側に配置させ、続いてチヤツ
クシリンダ134が短縮動作してチヤツク爪13
2,133を閉じてワーク1をチヤツクする。
ワーク1をチヤツクすると、昇降シリンダ14
0が短縮動作して第1・第2のローダ10,11
を上昇させ、続いてスライドシリンダ142が短
縮動作してスライドフレーム139を移動させ、
第1のローダ10を第2の作業ステーシヨンBの
上方へ、第2のローダ11を第3の作業ステーシ
ヨンCの上方へ移動させる。そして移動端で再び
昇降シリンダ140が伸長動作して第1のローダ
10を下降させ、ワーク1をチヤツク機構4の前
方に位置させる。
搬入シユート2からワーク1が取出されると、
再び切出しシリンダ21が一回伸縮動作してワー
ク1を一個切出し、V溝15にて一旦仮保持し、
判別機3にてワーク1のモジユールを判別させ
る。
一方チヤツク機構4の前方にワーク1が供給さ
れると移動シリンダ49が短縮動作してスライド
ブロツク39をスライドさせ、これによりチヤツ
ク機構4をワーク1側へ移動させ、その固定リン
グ35をワーク1内に挿入させる。次に押圧機構
63の押圧シリンダ64が伸長動作して押圧部材
66をワーク1側へ移動させ、当該押圧部材66
にてワーク1の周縁部を押圧し、ワーク1をチヤ
ツク機構4の押圧体36に押付ける。続いて固定
シリンダ48が短縮動作して可動体32を回転体
31内に引込み、固定リング35を拡径させてワ
ーク1をチヤツクする。このチヤツク時、ロータ
リストツパ51が判別機3からの判別信号に基づ
いて動作し、所望のストツパ軸をスライドブロツ
ク39に設けられたストツパピン50と対向させ
る。例えば今チヤツクされたワーク1のモジユー
ルが検査機構6の第1のマスター歯車74と同じ
モジユールと判別された場合、第2のストツパシ
リンダ58を短縮動作させると共に第1のシリン
ダチユーブ54に圧油を供給してラツク56を移
動させ、これと噛合つているピニオン歯車53を
回転させて最短のストツパ軸59をストツパピン
50と対向させる。また同時にマーキング機構8
にも判別信号が伝達され、第1のマスター歯車7
4と対応するスタンプ102を動作させる為のソ
レノイド106を動作可能な状態にセツトする。
ロータリストツパ51が動作を完了すると、第
1のローダ10のチヤツクシリンダ134が伸長
動作してワーク1を解放し、続いて移動シリンダ
49が伸長動作してストツパピン50がストツパ
軸59に当接するまでスライドブロツク39を移
動させ、保持したワーク1を第1のマスター歯車
74と対向させる。
第1のローダ10がワーク1を解放すると、昇
降シリンダ140が短縮動作して第1・第2のロ
ーダ10,11を上昇させ、続いてスライドシリ
ンダ142が伸長動作して第1のローダ10及び
第2のローダ11を夫々第1の作業ステーシヨン
A及び第2の作業ステーシヨンB上へ移動させ
る。
第1のマスター歯車74とワーク1とが対向す
ると、チヤツク機構4に設けられた駆動モータ4
5が動作して回転体31を回転させ、保持したワ
ーク1を回転させ、同時に検査機構6の正逆回転
モータ83が逆回転してネジ杆84を上昇させ、
ネジ杆84による揺動レバー70,71への押圧
力を解除して押上げスプリング79,80及び押
上げロツド81,82にて揺動レバー71,72
を揺動させ、第1のマスター歯車74をワーク1
と噛合わせる。そしてチヤツク機構4に設けられ
たセンサー5にてワーク1の端面振れを計測する
と共に噛合い回転時の揺動レバー70の振れ量を
測定センサー88にて測定してワーク1の打傷や
歯形誤差を測定し、これらによりワーク1の良・
不良を判定する。
検査が完了すると、駆動モータ45の動作を停
止させてワーク1及びマスター歯車74の回転を
停止させ、同時に正逆回転モータ83を正回転さ
せてネジ杆84を下降させ、押え板85を介して
揺動レバー70,71を揺動させてマスター歯車
74を待避させる。そして前記検査の結果、ワー
ク1が良品であれば搬出シユート9の良品排出シ
ユート111をワーク排出位置へ移動させ、不良
品であればマーキング機構8のソレノイド106
を励磁して揺動アーム94を揺動させてスタンプ
102にてワーク1に識別マークを捺印させ、搬
出シユート9の不良品排出シユート112をワー
ク排出位置へ移動させる。
ワーク1とマスター歯車74との噛合いが解か
れると、移動シリンダ49が短縮動作してチヤツ
ク機構4を移動させ、ワーク1を取出し位置(元
位置)まで移動させる。この後取出し機構7の回
転軸90が回転して取出しレバー91を起立さ
せ、ワーク1の周縁部と重ね合わせる。次にチヤ
ツク機構4の固定シリンダ48が伸長動作して可
動体32を押出し、固定リング35を縮径させて
ワーク1を解放させ、続いて移動シリンダ49が
伸長動作してチヤツク機構4をワーク1から離
し、取出しレバー91にてワーク1の移動を阻止
してワーク1をチヤツク機構4から取出す。
ワーク1が取出されると、昇降シリンダ140
が伸長動作して第2のローダ11を取出されたワ
ーク1に被せ、続いてそのチヤツクシリンダ13
4が短縮動作してワーク1をチヤツクする。
また同時に第1のローダ10が搬入シユート2
内に侵入し、判別機3にてモジユールが判別され
たワーク1をチヤツクする。この後昇降シリンダ
140が短縮動作して第1・第2のローダ10,
11を上昇させ、続いてスライドシリンダ142
が短縮動作して第2のローダ11を第3の作業ス
テーシヨンC上へ、第1のローダ10を第2の作
業ステーシヨンB上へ移動させ、その移動端でさ
らに昇降シリンダ140が伸長動作し、第2のロ
ーダ11にてチヤツクしたワーク1を検査機構6
及びセンサー5からの判定信号に基づいてワーク
排出位置へ移動させられた良品排出シユート(ワ
ークが良品の場合)111或いは不良品排出シユ
ート(ワークが不良品の場合)112内へ侵入さ
せ、ここでチヤツクシリンダ134が伸長動作し
てワーク1を良品排出シユート111或いは不良
品排出シユート112へ排出させる。
一方第1のローダ10が保持した未検査のワー
ク1をチヤツク機構4の前方へ配置させ、以後第
2の作業ステーシヨンBで上述の動作を行い、当
該ワーク1の検査を行う。そして第3の作業ステ
ーシヨンCで検査後のワーク1の排出が完了し、
且つ第2の作業ステーシヨンBでチヤツク機構4
へのワークの受け渡しが完了すると、昇降シリン
ダ140が短縮動作して第1・第2のローダ1
0,11を上昇させ、続いてスライドシリンダ1
42が伸長動作して第1・第2のローダ10,1
1を夫々第1・第2の作業ステーシヨンA,B上
へ配置させる。
また良品排出シユート111内へ排出されたワ
ーク1は一旦当該シユート111に設けられた切
出し機構121の切出し板122にて堰止めら
れ、所定時、切出しシリンダ123が一回伸縮動
作してワーク1を一個宛切出して排出させる。
以後第1・第2・第3の作業ステーシヨンA,
B,Cで夫々上述の動作が行われて搬入シユート
2内にランダムに投入されたワーク1の各種検査
を行う。
尚、上記動作時、判別機構3にて判別されたワ
ーク1のモジユールが第2のマスター歯車75と
同一であつた場合、ロータリストツパ51は第2
のストツパシリンダ58と伸長動作させると共に
第1のシリンダチユーブ54へ圧油を供給して第
2のストツパ軸60をストツパピン50と対向さ
せ、同時にマーキング機構8のソレノイド106
を動作させ得るようになし、ワーク1と第2のマ
スター歯車75とが噛合うようにする。またワー
ク1のモジユールが第3のマスター歯車76と同
一であつた場合、ロータリストツパ51は第3の
ストツパ軸61をストツパピン50と対向させ、
同時にマーキング機構8のソレノイド105を動
作させ得るようになし、ワーク1と第3のマスタ
ー歯車76とが噛合うようにする。さらにワーク
1のモジユールが第4のマスター歯車77と同一
であつた場合、ロータリストツパ51は第4のス
トツパ軸62をストツパピン50と対向させ、同
時にマーキング機構8のソレノイド105を動作
させ得るようになし、ワーク1と第4のマスター
歯車77とが噛合うようにする。また第1のマス
ター歯車或いは第2のマスター歯車75を使用し
ているときは、測定センサー88にて揺動レバー
70の揺れを測定し、第3のマスター歯車76或
いは第4のマスター歯車77を使用しているとき
は測定センサー89にて揺動レバー71の揺れを
測定する。
発明の効果 この発明によれば、搬入シユートへ種類の異な
る歯車を連続して投入するだけで、以後歯車のモ
ジユール判別、検査用マスター歯車の選択、歯車
の面振れや歯形誤差等の各種検査、良品と不良品
との自動選別を連続して自動的に行え、歯車の検
査を完全に自動化でき、その作業性を大幅に向上
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る検査装置の全体を示す正
面図、第2図は検査装置の平面図、第3図は検査
装置の側面図、第4図は搬入シユートの断面図、
第5図は搬入シユートの縦断側面図、第6図は切
出し機構を含む搬入シユートの縦断側面図、第7
図は判別機構の側面図、第8図は判別機構の平面
図、第9図は判別機構の正面図、第10図はチヤ
ツク機構及びロータリストツパ、押圧機構の関係
を示す縦断側面図、第11図はチヤツク機構及び
押圧機構の平面図、第12図はロータリストツパ
の縦断正面図、第13図は検査機構の正面図、第
14図は検査機構の平面図、第15図は取出し機
構の正面図、第16図はマーキング機構の側面
図、第17図はマーキング機構の正面図、第18
図は搬出シユートの縦断正面図、第19図は搬出
シユートの縦断側面図、第20図は第1のローダ
と第2のローダ及びその駆動部を示す正面図、第
21図は同じく第1のローダ及び第2のローダと
その駆動部を示す平面図、第22図は第1のロー
ダの側面図、第23図は第1のローダの縦断側面
図、第24図は第1のローダの横断平面図であ
る。 1……ワーク、2……搬入シユート、3……判
別機、4……チヤツク機構、5……センサー、6
……検査機構、7……取出し機構、8……マーキ
ング機構、9……搬出シユート、10……第1の
ローダ、11……第2のローダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ワークを連続的に搬送し、先端部で一個ずつ
    ワークを切出す搬入シユートと、前記搬入シユー
    トの先端で切出されたワークの外径寸法を測定し
    て、ワークの種類を判別する判別機とを設置した
    第1作業ステーシヨンと、 前記ワークを内側からチヤツクし、チヤツクし
    たワークを回転並びに軸方向に移動させるチヤツ
    ク機構と、前記ワークの回転振れを測定するセン
    サーと、前記チヤツク機構の移動方向に沿つて複
    数のマスター歯車を揃え、前記ワークと対応する
    マスター歯車とを噛合わせて打傷の有無や歯溝振
    れ等を測定する検査機構と、前記判別機の判別結
    果に基づいて前記チヤツク機構の停止位置を変え
    て、判別後のワークと対応するマスター歯車とを
    一致させるロータリストツパとを設置した第2作
    業ステーシヨンと、良品のワークを排出する良品
    排出シユートと不良品を排出する不良品排出シユ
    ートとを並設し、前記検査機構の結果に基づいて
    前記2つの排出シユートをワーク排出位置へ選択
    してシフトさせる第3作業ステーシヨンと、前記
    搬入シユートから判別後のワークを取出して前記
    チヤツク機構へ供給する第1ローダと、前記チヤ
    ツク機構から検査後のワークを取出してワーク排
    出位置へ送る第2ローダとを備えたことを特徴と
    する多形式歯車の歯面等の検査装置。
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