JPH0231867A - 分岐配管のライニング方法 - Google Patents

分岐配管のライニング方法

Info

Publication number
JPH0231867A
JPH0231867A JP18151788A JP18151788A JPH0231867A JP H0231867 A JPH0231867 A JP H0231867A JP 18151788 A JP18151788 A JP 18151788A JP 18151788 A JP18151788 A JP 18151788A JP H0231867 A JPH0231867 A JP H0231867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
paint
pressure
branch pipe
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18151788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2662249B2 (ja
Inventor
Akira Kamiya
神谷 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANKYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
KANKYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANKYO GIJUTSU KENKYUSHO KK filed Critical KANKYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP18151788A priority Critical patent/JP2662249B2/ja
Publication of JPH0231867A publication Critical patent/JPH0231867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2662249B2 publication Critical patent/JP2662249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同−又は異なる口径のパイプが分岐配管され
ているパイプラインの内面のライニング方法に係るもの
で、ビル等に既設の給排水管の管更生玉東、若しくは新
規組み立て管の内面の防錆用塗膜の形成などに用いられ
る。
〔従来の技術〕
このようなパイプラインの内面をライニングする方法と
しては、特公昭62−8233号がすでに公知である。
これは、パイプライン中で任意に選択した始端部側のパ
イプに所定量の塗料を注入し、所定の風量のエアを送り
込んで分岐管側に塗料を流出させ、分岐管側に塗料が流
出したら前記始端部側の風量をやや減少させるとともに
、分岐管から所定の風量のエアを送って塗料を逆送させ
、以下、各分岐管ごとにこれを反復してライニングする
方法である。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
前述したライニング方法は、塗料が物体の面に沿って流
動する性質を利用したものであり、塗料を分岐管側に流
動させるために始端部側のパイプから送り込むエアの圧
力は、現場において作業者が経験、勘などによって設定
していた。
しかし、エア圧力の調整がきわめて面倒であり、例えば
圧力が低いと塗料の進行スピードが低下して分岐管側に
スムーズに流動せずに直進する傾向が強く、また、圧力
が高く塗装の最大許容圧力を超えると、パイプライン中
にエルボなどの曲がり管部分がある場合に、直進するエ
アが対向するパイプの内壁面に強く衝突してこの部分の
塗料を飛散させるので均一な厚みの塗膜を形成できない
から、適正なエア圧力の設定に手間を要し、作業能率を
阻害していた。
本発明は上記の問題点を解決するもので1発明者が種々
研究した結果、パイプラインの内面のライニングにおい
て最も問題となる分岐配管部の塗料の流動方向について
、エアを送り込む上流側に連通した下流側と分岐管側と
の圧力差が開放大気中において一定値以上であれば、塗
料は完全且つ確実に分岐管側に流動することを解明した
ものである6 そして、上流側に後述する圧力のエアを送り込み、下流
側のパイプと分岐管との間に前記圧力差を設定するのみ
で、確実に塗料を分岐管側に流動させることのできるラ
イニング方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の分岐配管のライニング方法は、同−又は異なる
口径のパイプの分岐配管部において、塗料を送る上流側
のエア圧力を1.05kg/cd、 −T”流側のパイ
プと分岐管との内部圧力差を6.2×10−3kg/c
o?以上に設定し、塗料を分岐管に流動させて塗膜を形
成させることを要旨としている。
また、下流側のパイプ開]口部にその開口面積の約10
%以上を削減する手段を着脱自在に装着してもよい。
〔作 用〕
パイプライン中で塗装しようとするルー1〜を任意に選
択し、その始端部側のパイプに所定丑の塗料を注入する
。次いで、塗料を送る始端部側のパイプにエア圧力1 
、05 kg / aJのエアを送り込み、下流側のパ
イプと塗装ルートの分岐管の内部圧力差を6,2 X 
10−3kg/c4以上に設定する。
これにより、始端部側からパイプを移行する塗料は確実
に分岐管に流動してゆき5分岐管の開口部から流出する
ので、この塗装ルートのパイプ内面に塗膜が形成された
ことが確認される。
上記のようにして、パイプライン中から順次に塗装ルー
トを選択して塗装することにより、パイプラインの全内
面をライニングすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明のライニング方法を図面に示した一実施例
について具体的に説明する。
第2図及び第3図は、チーズ配管された1個の分岐管へ
の塗料の流動状態の説明図である。このうち第2図は、
分岐管と下流側のパイプ開口部を開放させ、上流側から
圧力(P)のエアを送り込んだ場合を示している。この
場合には、上流側の圧力(P)を高くすると分岐管と下
流側のパイプの内部圧力(P、)、(P2)の差が大き
くなり、塗料(S)は分岐管に入り込むが同時に下流側
のパイプ内にも流動してしまうため、実際のライニング
には使用できない。
第3図は下流側のパイプ開口部にキャップ(C)を装着
して空気抵抗を高め、塗料(S)を分岐管側に完全且つ
確実に流動させた場合を示す。この場合の実験結果によ
れば、上流側の圧力(P)、分岐管内の圧力(P工)、
下流側のパイプ内の圧力(P2)の関係は、第4図のグ
ラフにみられる通りである。
第4図では、横軸に上流側の圧力(P)を、縦軸に分岐
管内の圧力(Pl)、及び下dε側のパイプ内の圧力(
P2)の変化を示しである。
これによれば。
P ≧ 1.05  kg/cd のとき、塗料は分岐管に曲がって流動して行く。
さらに、(P工)、(P2)間の圧力はP、< 112
であり、その圧力差が 6.2  X  10−’ kg/co(より小さいと
きは完全に曲がらず、それより大きくなると完全に曲が
って分岐管内に流動することがわかる。
また、前記キャップ(C)は、内径20umのパイプに
おいて開口面積2.84a7のものを用いたので、これ
から下流側のパイプの開11面積を約10%以上絞り込
んで削減すれば、前記圧力差が得られることがわかる。
なお、塗料の粘性は、パイプ内面のライニングに使用さ
れる通常の粘性6.000〜15.000 CPの範囲
であれば有効に作用した。
第1図はパイプラインの一例であり、パイプ1にパイプ
2がチーズ5で分岐接続され、さらにパイプ3,4がチ
ーズ6.7でそれぞれ分岐接続されている。
このようなパイプラインに本発明のライニング方法を行
うには、まず、パイプ1の一端部1aからチーズ6を経
てパイプ3の開口部3aにいたる塗装ルート(R□)を
任意に選択し、パイプ2,4の開口部2a、4aを閉塞
し、前記一端部1aから塗料(S)と圧力(P)のエア
を送り込み、パイプ1の下流側(m)の圧力(R2)と
、パイプ3内の圧力(P工)を前述した圧力差に保って
おけば、塗料(S)は確実にパイプ3内に流動して開口
部3aから流出するので、この塗装ルート(Rよ)に塗
膜が形成されたことが判別される。
次に、パイプ3からチーズ6、パイプ1、チーズ5、パ
イプ2の開口部にいたる塗装ルート(R2)を選択し、
パイプ2の開口部2aを開放させ、パイプ1,4の開口
部1a、4aを閉じ、パイプ3の開口部3aから塗料(
S)と圧力(P)のエアを送り込み、パイプ2内の圧力
(P工)と、この場合におけるパイプ上の下流側(n)
の圧力(R2)の差を前述のように保っておけば、塗料
(S)はこの塗装ルート(R2)を流動してパイプ2の
開]」部2aがら流出するものであり、以下、順次に塗
装ルートを選択して上記操作を行うことにより、パイプ
ラインの全内面に均一な厚さの塗膜をライニングするこ
とができる。
なお、下流側のパイプ開口部に、その間[」面積の約1
0%以上を絞り込むキャップ(C)を装着して前記の圧
力差を得ることができる。
〔効 果〕
本発明は、上記のごとく、塗料を送る上流側のエア圧力
を1 、05 kg / cJ 、下流側のパイプと分
岐管との圧力差を6.2 X 10−3kg/、n以上
に1投定してエアを送るから、塗料を確実に分岐管に流
動させ得る効果がある。また、その作業も下流側のパイ
プ及び分岐管の開放された出口において前記圧力差を設
定し測定するのみで、従来のように適正なエア圧力を調
整設定するのに手間を要しないから、ライニング作業の
作業能率を高揚できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は分岐配管されたパイプラインの一例の斜面図、
第2図は分岐管への塗料流動の説明図、第3図は本ライ
ニング方法の同様な説明図、第4図は分岐配管部におけ
る上流側圧力と下流側のパイプ内圧力及び分岐管内圧力
の関係を示すグラフである。 P・・上流側エア圧力、 P□・・・分岐管内の圧力、 R2・・・下流側のパイプ内圧力、 S・・・塗料。 特許出願人 有限会社環境技術研究所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一又は異なる口径のパイプの分岐配管部におい
    て、塗料を送る上流側のエア圧力を1.05kg/cm
    ^2、下流側のパイプと分岐管の内部圧力差を6.2×
    10^−^3kg/cm^2以上に設定し、塗料を分岐
    管に流動させて塗膜を形成することを特徴とする分岐配
    管のライニング方法。
  2. (2)下流側のパイプ開口部に、その開口面積の約10
    %以上を削減する手段を装着する請求項1記載の分岐配
    管のライニング方法。
JP18151788A 1988-07-22 1988-07-22 分岐配管のライニング方法 Expired - Lifetime JP2662249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18151788A JP2662249B2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 分岐配管のライニング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18151788A JP2662249B2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 分岐配管のライニング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0231867A true JPH0231867A (ja) 1990-02-01
JP2662249B2 JP2662249B2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=16102139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18151788A Expired - Lifetime JP2662249B2 (ja) 1988-07-22 1988-07-22 分岐配管のライニング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2662249B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7100340B1 (ja) * 2022-03-17 2022-07-13 株式会社タイコー ソベント継手内の塗装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2662249B2 (ja) 1997-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4327132A (en) Method for lining of inner surface of a pipe
CA2311049C (en) Method for cleaning and renovating pipelines
JPH0231867A (ja) 分岐配管のライニング方法
US6726778B2 (en) Method for cleaning and renovating pipelines
CA2408579C (en) Method for cleaning and renovating pipelines
JP3090422B2 (ja) パイプ内面のライニング方法
JPS5850779B2 (ja) パイプの内面ライニング法
JPS6210707B2 (ja)
SU888874A1 (ru) Устройство дл промывки гибких трубопроводов
JPH02298388A (ja) 分岐管路の塗装方法
JPS628233B2 (ja)
JPH0649183B2 (ja) 管内面のライニング補修工法
JPH05345166A (ja) 既設配管の内面ライニング方法
JPH0346192B2 (ja)
JPS60168564A (ja) 多岐配管の管内面ライニング施工法
JPS5826988B2 (ja) 管内壁ライニング工法
JP4165979B2 (ja) 流体圧調整設備
JPH0655296B2 (ja) 管内面のライニング補修工法
JPH0242550B2 (ja)
JPH10263473A (ja) パイプ内面のライニング方法
JP3055761B2 (ja) パイプ内壁のライニング方法
JPH0649182B2 (ja) 管内面のライニング補修工法
JPH05169020A (ja) 管路内面のライニング方法
JPS59216667A (ja) パイプ内壁のライニング方法
JP2899325B2 (ja) パイプ内面のライニング方法