JPH023160A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH023160A
JPH023160A JP63114654A JP11465488A JPH023160A JP H023160 A JPH023160 A JP H023160A JP 63114654 A JP63114654 A JP 63114654A JP 11465488 A JP11465488 A JP 11465488A JP H023160 A JPH023160 A JP H023160A
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memory
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Katsuhiro Shimohigashi
下東 勝博
Hiroo Masuda
弘生 増田
Kunihiko Ikuzaki
生崎 邦彦
Hiroshi Kawamoto
洋 川本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半導体メモリ、特にMOSFET(Meta
l−Oxide−Semiconductor Fie
ld −Effect Transistor)で代表
されるMISFET (Metal In5ulato
r Sem1conductor FieldEffe
ct Transistor、以下MO8と略記する)
で構成された半導体メモリに関する。
なお、以下PチャンネルMO8FET並びにNチャンネ
ルMO8FETはそれぞttP−MO8゜N−MO3と
呼び、両者を組み合わせた相補型(Complemen
tary ) M OS F E TはCMO8と呼ぶ
。また、センスアンプに接続された1対のデータ線が互
いに平行に形成されているものを折返しデータ線と名付
けることにする。
本発明の1つの目的は、α線による誤動作の確率を低減
できる半導体メモリを提供することである。
本発明の他の目的はセンス時に論理111+1の読出し
情報並びに論理′0”の読出し情報のいずれに対しても
両電源電圧に近い出力電位が安定な状態で得られるセン
スアンプを提供することである。
本発明の他の目的は上記安定動作するセンスアンプとα
線に強いメモリセルとが同一の製造プロセスで得られる
半導体メモリを提供することである。
本発明の他の目的はメモリセルの情報の読出しスピード
を高速くでき、かつ消費電力を低減できる半導体メモI
J ’に提供することである。
本発明の他の目的は折返しデータ線に上記安定動作する
センスアンプを接続した、新規かつ雑音を低減できる半
導体メモIJ Y提供することである。
本発明の他の目的は折返しデータ線にコンプリメンタリ
センスアンプを接続してチップレイアウトを効率よく行
なった小型の半導体メモリを提供することである。
本発明の一実施例によればP型半導体基板に同一プロセ
スで形成された複数のNff1ウエル領域が設けられ、
それらの各表面にメモリセルとなるPチャンネルMIS
FETとコンプリメンタリセンスアンプのPチャンネル
FET対が形成された半導体メモリが提供さねる。この
ようなメモリによれば通常のコンプリメンタリMO8I
Cプロセスを使用するだけでα線に強いメモリセルと高
速かつ安定なセンスアンプとが同時に得られる。
またメモリセ、/I/Y P −MOSにして、ワード
電圧を電源電圧VCCと(Vcc−IVthpl )の
範匠で変化させるだけで、情報21”、20″の選択が
可能となるため、高速動作可能なメモリが得られる。
本発明の他の実施例によれば、折返しデータ線にコンプ
リメンタリ センスアンプを接続した半導体メモリが提
供される。このようなメモリによればデータ線のピッチ
方向に対して、従来のほぼ2倍のレイアウト上の面積的
余裕がでてくるので高集積化が可能となる。
本発明の他の実施例によれば上記折り返しデータ線をメ
モリセルの論理′l″と′O″の中間の電位にプリチャ
ージする手段欠備えた半導体メモリが提供される。この
ようなメモリによれば論理11”と′0′の電位の半分
だけデータ線の電位が変化すれば読出し時間が決まるた
め、高速かつ低消費電力のメモリが得られる。
また、ワード線とデータ線とのカップリングノイズは折
り返しデータ線にそれぞれプラスとマイナスのノイズが
発生するため、相殺される。
さらに、データ線をメモリセ〃の論理′1”と′0″の
中間の電位にプリチャージして、基準電位とするため、
ダミーセルも不要とすることもでき、チップ面積の小さ
いメモリが得られる。
本発明の他の実施例によれば上記センスアンプのPチャ
ンネルF E T対の正帰還動作とNチャンネルFET
対の正帰還動作の開始時期な異ならせているため、貫通
電流が無くなり、低消費電力のメモリか得られる。
本発明の他の実施例によれば上記コンプリメンタリ セ
ンスアンプのPチャンネルFET対とNチャンネルFE
T対をメモリアレーの両端に配置してなる半導体メモリ
が提供される。このようなメモリによればチップ内のレ
イアウトをPチャンネル群とNチャンネル群とに分離す
ることができるため、効率よく集積化することが可能と
なる。
本発明の他の実施例によれば上記折り返しデータ線をA
tで形成しているため、配線抵抗が非常に小さく、信頼
性の高い動作が可能となる。
本発明の他の実施例によjばメモリセルを形成するN型
ウェル領域をエピタキシャル構造にした半導体メモリが
提供される。このようなメモリによれば所望の濃度で均
一なウェルを得ることができるため、しきい値電圧を制
御で診ろとともに接合容量を拡散の場合より小さくでき
るため高速なメモリが得られる。またウェル表面濃度を
拡散の場合より小さくできるため、耐圧の大きなメモリ
が得られる。
本発明の他の実施例によれば上記複数のN型ウェル領域
にウェルバイアス用配線をデータ線と平行に形成した半
導体メモリが提供される。このようなメモリによればウ
ェル電圧がほば均一になり、かつウェル抵抗を小さくで
きるため、雑音の影響の少ないメモリが得られろ。
本発明の他の実施例によれば上記メモリセルを形成する
ウェル領域と上記センスアンプを形成するウェル領域を
分離した半導体メモリが提供さねる。このようなメモリ
によればセンスアンプで発生した雑音がメモリセルに影
Ia、fj!:与えないため、信頼度の高い動作が可能
となる。
〔ダイナミックメモリシステムの構成及び動作〕ダイナ
ミックメモリシステムの構成を第1図に従って説明する
。まず、点線で囲まれたブロックダイアグラムはダイナ
ミックメモリシステムを示しており、このシステムはD
−r(AM ICARR人Y(以下、D−RAMと称す
る。)並びに計算機の中央処理装置(以下、CPUと称
する、図示せず。)とD−I’tAMとの間のインター
フェイス回路から構成されている。
次に上記ダイナミックメモリシステムとCPUとの間の
入出力信号を説明する。まず、アドレス信号A、−Ak
はD−RAMのアドレスを選択する信号である。REF
GRNTはD−RAMのメモリ情報をリフレッシュさせ
ろ、リフレッシュ指示信号である。WEはライトイネー
ブル信号であり、D−RAMICおけるデータの読出し
及び書込み命令信号である。MSはD−RAMのメモリ
動作を開始させる、メモリ起動信号である。D、〜D。
はCPUとD−RAMとを結ぶデータバスにおける入出
力データである。REFREQはD−RAMのメモリ情
報のりフレッシェ要求信号である。
次にダイナミックメモリシステムYD−RAMと上記イ
ンターフェイス回路に分けて説明する。
まず、D−RAMはnkビット集積回路(以下、nkと
称する。なお、1にビットは21’=1024ビツトを
示している。)を列にm個、行にB個配列し、(nXm
)ワード×Bビットのマトリクス構成されたICプレイ
より成っている。
次にインターフェイス回wrヲ説明する。RARはCP
Uから送出されるアドレス信号A0〜Akのうちアドレ
ス信号A0〜人、″4r:受信し、D−RAMの動作に
あったタイミングのアドレス信号に変換スるロウアドレ
スレシーバであり、CARは上記アドレス信号A、−A
kのうち、アドレス信号A i + 1〜Ajを受信し
、D−RAMの動作にあったタイミングのアドレス信号
に変換するカラムアドレスレシーバであり、 ADHは上記アドレス信号A0〜Akのうち、アドレス
信号Aj+l〜Akを受信し、D −RA Mの動作に
あったタイミングのアドレス信号に変換するアドレスレ
ジ−パテアル。
DCRはD−RAMのチップを選択するためのチップ選
択制御信号(以下、C3I−C3mと称する。m = 
2 ”J )を送出するデコーダである。
RAS−CTはD−RAMの動作にあったタイミングの
チップ選択信号及びロウアドレス取込用信号を送出する
RASコントロール回路である。
ADMは上記アドレス信号A0〜Ai並びにAi+1〜
Ajft時系列的に多重化してD −RA MK送出す
るアドレスマルチプレクサである。
R2OはD−RAMのメモリ情報をリフレッシュするタ
イミングを決めるリフレッシュ同期発生回路である。
RACはD−RAMのメモリ情報をリフレッシュするた
めにリフレッシエアドレス信号R0〜R4ヲ送出するリ
フレッシュアドレスカウンタである。
DBDはCPUとD−RAMとの間のデータ入出力がW
E傷信号より切換えられるデータバスドライバである。
C−CTは上記RAC、人DM、RAS−CT。
DBD 、 D−RAM19r:制御する信号を送出す
るコントロール回路である。
次にダイナミックメモリシステム内におけるアドレス信
号の働きt説明する。
CPUから送出されるアドレス信号人0〜Al(はダイ
ナミックメモリシステム内でアドレス信号A0〜Ajと
アドレス信号Aj+1〜人にの2つの機能に分離される
すなわち、アドレス信号A0〜人jはD−RAMの各チ
ップ内のメモリマトリクスのアドレス信号として使用さ
れる。
また、アドレス信号人j+r〜λにはD−RAMのチッ
プからみた場合、そのチップ全体を選ぶか否かのチップ
選択信号になる。
ここでアドレス信号A0〜AjはD−RAMのICチッ
プ内のマトリクスに合わせて、アドレス信号人。〜Ai
をICチップアレイのロウ選択に、人i+s〜AjYI
Cチップアレイのカラム選択に割り当てるように設計さ
ねている。
次にダイナミックメモリシステム内における回路動作を
説明する。
ローブ信号であり、CAS信号はカラムアドレスストロ
ーブ信号である。
まず、アドレス信号人。〜A i 、 A i+1〜A
jはそれぞれRAR,CARY介してADMに印加され
ろ。
ADMにおいて、RASb信号があるレベル廻なるとロ
ウアドレス信号A0〜Aiが送出され、D−RAMのア
ドレス端子に印加される。このとき、カラムアドレス信
号A i + 1〜Ajは送出されないよう罠なってい
る。
次にRASb信号が上記と逆レベルになるとカラムアド
レス信号A i、、〜AjがADMから送出サレ、上記
アドレス端子に印加される。このとき、ロウアドレス信
号人。〜Aiは人DMから送出されないようになってい
る。
このようにして上記アドレス信号人。〜Ai及びAi+
1〜人jはRASb信号のレベルにより時系列的にD−
RAMのアドレス端子に印加される。
なお、ADM及びRACにリフレッシュ制御信号R6,
が印加されていないため、す7レツク工アドレス信号R
0〜R4はADMから送出されないよう罠なっている。
また、チップ選択信号A j +1〜A kはDCR’
a’通して主としてD−RAM内のチップを選択する、
−j チップ選択制御信号C8,−C8m(m=2   )に
変換され、さらにRASa信号によってタイミングが制
御されたRAS、〜RASm信号に変換され、チップ選
択用信号及びロウアドレス取込み用信号として使われろ
次にD−RAMの各列におけろチップ内のアドレスの設
定動作を説明する。
まず、ロウアドレス信号A0〜AiがD−RAMのすべ
てのICチップのアドレス端子に印加される。
その後、RAS、 〜RASm信号のうち、1つの信号
たとえばRAS、信号があるレベルになると最上段のB
個のICが選択されると仮定する。
このとき、上記I C(I Co 、I C1! −・
・・I CsB )チップ内のメモリマトリクスアレイ
のロウアドレスに上記ロウアドレス信号人。−Aiが取
込まれる。ここで、上記ロウアドレス信号人。〜Aiが
RAS、信号よりも前に上記ICに印加される理由はR
AS、信号が上記ロウアドレス信号へ〇〜人iよりも前
に印加されると、ロウアドレス信号以外の信号を取込む
可能性があるからである。
次にカラムアドレス信号人i+1〜AjがD−RAMの
すべてのICチップのアドレス端子に印加される。
その後、RAS、信号から遅延したCAS信号があるレ
ベルになると上記最上段のnk、B個のICチップ内の
メモリマトリクスアレイのカラムアドレスに上記カラム
アドレス信号人i+1〜Ajが取込まれる。ここで、上
記カラムアドレス信号A i +1〜AjがCAS信号
よりも前に上記ICに印加される理由は上記理由と同様
である。
また、CAS信号の働きは、ロウアドレス信号A 6 
”” A iあるいはカラムアドレス信号Ai+t〜A
jのどちらの信号を送っているかを区分することにある
以上の動作により、D−RAMの最上段nk。
B個のチップ内アドレスが設定される。
また、D−RAMの最上段を除<ICはRAS。
〜ItASm信号がRAS、のレベルと逆レベルのため
選択されないようになっている。
次に上記設定されたアドレスにおけるデータの書込み動
作及び続出し動作を説明する。
データの書込み動作及び読出し動作はライトイネーブル
信号(以下、WE傷信号称する。)のノ1イレペルまた
はロウレベルによって決定されるように設計されている
書込み動作は、WE傷信号あるレベルのときに上記設定
されたアドレスにCPUからのデータDH〜DIMが印
加されることによって行なわねる。
読出し動作は、WE傷信号上記と逆レベルのときに書込
みを完了している上記それぞれのアドレスのデータDo
t〜DosがBビットで出力されることによって行なわ
れる。
〔コントロール信号の働き〕
略号は信号の働きを意味しており、反転記号(バー、 
bar )が略号の上に付けられているものはその信号
が0″ (Low Leve l )のときに、その略
号のもつ意味の働きt実行し、bar記号がない場合は
′″1″ (High Level)のときにそれ?実
行することを意味している。
C−CTはCPUからの命令信号すなわちRERcs信
号ンそれぞれ送出する。これらの送出されるコントロー
ル信号の働きt説明する。
CAS信号は、ロウアドレス信号A0〜人iあるいはカ
ラムアドレス信号Ai+1−Aj のどちらがD−RA
M内の各チップに送出されているかを区分するための信
号及びICチップのカラムアドレス信号を取込むための
信号である。
RASa信号はC81〜C8m信号をタイミングを合わ
せてD−RAM内のICチップアレイに供給するための
信号である。
WE傷信号D−RAMのICチップ内のメモリセルから
のデータの読出し及びメモリセルへのデータの書込みを
決定するための信号である。
1’Lcs信号はリフレッシュ動作の開始及びADMに
おいてアドレス信号人。−A i 、 A i +1〜
Ajの送出’Y!止すると共にRACからのリフレッシ
ュアドレス信号R,−Rtを送出するための信号である
RASb信号はADMからロウアドレス信号A0〜Ai
及びカラムアドレス信号Aid1〜Ajを時系列多重化
信号に変換するための切換えタイミング信号であるとと
もに、RAS (RAS、 〜RASm)信号の1つが
選択されたとき、ADMからはロウアドレス信号A。−
Aiが出力されているように、ロウアドレス信号A0〜
Aiとカラムアドレス信号Ai+1〜人jの切換え時期
”kRAsa信号から遅延させた信号にしている。
次に前記WE傷信号データバスドライバ(DBD)の関
係を説明する。
C−CTから送出されたWE傷信号D−RAM及びDB
Dに印加される。例えばWE傷信号高レベルの時、読出
しモードとなり、D−RAMのデータが出力され、DB
D’に介してCPUへ送出される。このとき、入力デー
タはWE傷信号よりDBDからD−RAMに取込まない
ように制御されている。またWE傷信号低レベルの時、
書込みモード°となり、D−RAMのデータ入力端子に
CPUから入力データがDBDを介して印加され、設定
されたアドレスにデータが書込まれる。このとを!D−
RAMのデータ出力はWE傷信号よりDBDから出力さ
れないように制御されている。
〔リフレッシュ動作〕
D−RAMのメモリセル回路ではMOSキャパシタにチ
ャージを貯えろことにより情報を保持しており、このチ
ャージはリーク電流により時間とともに消、失する。こ
こで問題なのは情報11′(High Level)の
チャージが消失して、情報′1″と′O″ (Low 
Level )を判別する基準レベルより小さくなると
清報11”が′0″と判別され、誤動作となってしまう
ことである。そこで、情報′l″を記憶させ続けるには
電荷が上記基準レベルより減少する前に電荷’k IJ
フレッシュする必要がある。そして、このリフレッシュ
動作はメモリセルの情報蓄積時間内に必ず行なわなけれ
ばならない。従って、このリフレッシュモードは読出し
モードや書込みモードより優先する。
次にリフレッシュ動作を第1図に従って説明する。
まず、リフレッシュ同期発生回lN1(以下、R2Oと
称する。)はりフレッシS要求信号(以下、REFRE
Qと称する。)を(清報蓄積時間)/(リフレッシュサ
イクル数)の周期毎にCPUへ送出している。(なお、
リフレッシュサイクル数はカラムデータ線につながるワ
ード線の数と等価である。) CPUでは上記REFREQ ’に受けて、リフレッシ
ュ指示信号(以下、REFGRNTと称する。)を送出
する。このときCPUからはライトイネーブル信号(以
下、WE倍信号称する。)及びメモリ起動信号(以下、
MSと称する。)は送出されない。上記REFGRNT
がコントロール回路(以下、C−CTと称する。)に印
加されると、その出力信号であるリフレッシュ制御信号
(以下、RC8と称する。)はアドレスマルチプレクサ
(以下、ADMと称する。)及びリフレッシュアドレス
カウンタ(以下、RACと称する。)に印加される。そ
うすると人DMではRC3信号によってランダム・アク
セス用のアドレス信号A0〜Ajに代えてリフレッシュ
専用のアドレス信号R0〜RLをD−RAMに送る。
D−RAMにおけるリフレッシュ方法は2つに大別され
る。その1つはICチップアレイの各列毎(ICu 、
 ICtt 、・・・・・・、ICL、を1列とする。
)に順査にリフレッシュを行なう方法である。この方法
はりフレッシユに要する消費電力が少なくてすむ利点が
あるが、リフレッシュに要する時間がかかるという欠点
がある。
もう1つの方法は、D−RAMの全ICチップアレイを
同時にリフレッシュする方法である。この方法は第1図
には図示していないが、アドレスレシーバからのアドレ
ス信号Aj+1−Akがデコーダ(以下、DCRと称す
る。〕を介さずRASコントロール回路(以下、RAS
−CTと称する。)に印加され、RAS−CTのすべて
の出力信号RAS、 〜RASmがあるレベルになり、
D−RAMの全列のICが同時に選択されることによっ
てリフレッシュを行なうものである。
この利点はりフレッシュに要する時間が少ないというこ
とであり、また欠点は消費電力が多いということである
次にD−RAMのIC内のマトリクスアレイにおけるリ
フレッシュ動作を説明する。
ADMからD−RAMのアドレス端子にリフレッシュア
ドレス信号R0〜Rtが印加され、七の後RAS信号が
あるレベルになり、ICマトリクスアレイの21+1本
のロウアドレスが順次選択される。このと、き、CAS
信号は上記と逆レベルとなっている。従って、選択され
たロウアドレスにつながっているメモリセルの情報をセ
ンスアンプ(図示せず)で1”及びO”のレベル差を広
げるように増幅することKよってリフレッシュを行なっ
ている。
なお、WE倍信号りフレッシュ動作時にD−RAM及び
DBDに送出されていないため、DBDからのデータの
入出力は行なわれない。
CRASRAS系信号AS系信号の働き〕RAS系信号
(以下、RAS−φと称する。〕及びCAS系CAS系
信号CAS−φと称する。)の働きを第2図に従って説
明する。
(1)RAS−φ φムRはアドレスバッファ制御信号であり、これはアド
レスバッファ(以下、ADBと称する。)に印加され、
ADBにラッチされている。ロウアドレス信号A、−A
iに対応するレベル86 + 361・・・・・・ai
、ai ’S’ロウ・カラムデコーダ(以下、RC−D
CRと称する。)へ送出するか否かを決定する信号であ
る。
φ8はワード線制御信号であり、これはRC−DCRに
印加され、メモリアレイ(以下、M−人RYと称する。
)のロウアドレスを選択するために選択された1つの信
号YM−ARYへ送出するか否かを決定する信号である
φPAはセンスアンプ制御信号であり、これはセンスア
ンプに印加され、センスアンプを駆動する信号である。
(2)CAS−φ φ人Cはアドレスバッファ制御信号であり、これはAD
Bに印加され、ADBにラッチさねている、カラムアド
レス信号Ai+1〜人jK対応するレベ/’ a i+
l + a i+1 + ””・・a j Hτ了YR
C−DCRへ送出するか否かを決定する信号である。
φYはカラムスイッチ制御信号であり、これはRC−D
CHに印加され、選択された1つの信号によってM−A
RYのカラムデータ線に接続されているカラムスイッチ
を選択する信号である。
φopはデータ出力バッファ及び出力アンプ制御信号で
あり、これはデータ出力バッファ(以下、DOBと称す
る。)及び出力アンプ(以下、OAと称する。)に印加
され、M−ARYからの読出しデータを出力データ(D
out)端子へ送出する信号である。
φRWはデータ人力バッファ制御信号であり、これはデ
ータ人力バッファ(以下、DIBと称する。)に印加さ
れ、入力データ(Din)端子からの書込みデータYM
−ARYへ送出させる信号である。
φawはデータ出力バッファ制御信号であり、これはD
OBに印加され、舊込み動作時に読出しデータ音データ
出力(Dout)端子に出力しないようにする信号であ
る。
CD−RAMの構成及び動作〕 D−RAMの構成′?:第2図に従って説明する。
点線で囲まれたブロックはD−RAMの集積回路(以下
、ICと称する。〕を示している。
上記ICにおいて、二点鎖線で囲まれたブロックはタイ
ミングパルス発生ブロックであり、D−RAMの各回路
の動作を制御する信号を発生する回路から構成されてい
る。
次にD−RAMの各回路の動作を第3図のタイミング図
に従って説明する。
ロウアドレス信号人。〜Aiがアドレスバッファ(以下
、ADBと称する。)に取込まれ、ラッチされるとロウ
アドレス信号人。〜人iより遅れてRAS信号がロウレ
ベルとなる。ここで、RAS信号をロウアドレス信号A
0〜Aiより遅らせる理由はメモリアレイにおけるロウ
アドレスとしてロウアドレス信号A0〜Aiを確実に取
込むためである。
次にRAS信号から遅延した信号φムaがADBに印加
され、上記ラッチされたロウアドレス信号に対応したレ
ベルaa l aQ I・・・・・ai、aiをロウ・
カラムデコーダ(以下、RC−DCRと称する。)へ送
出する。RC−DCHに上記レベルaop  aO+ 
 ai Hai が印加されろとRC−DCRは選択さ
れたものだけでハイレベルに留り、選択されないものは
ロウレベルとなる動作を行なう。
そして、上記選択された信号はφムRから遅延した信号
φ8がRC−DCRに印加されるとM−ARYへ送出さ
れろ。ここで、φ工がφARより遅らせる理由はADB
の動作完了後、RC−DCRを動作させるためである。
こうしてM−ARYにおけるロウアドレスは、RC−D
CHの21+1本の出力信号のうち、1本がハイレベル
となるため、それに対応したM−ARY内の1本のロウ
アドレス線が選択されろことによって設定される。
次にM−人RYにおける選択された1本のロウアドレス
線に接続されているメモリセルの11″又は10”の情
報をセンスアンプ(以下、8人と称する。)でそれぞれ
増幅する。この8人の動作はφPAが印加されると開始
する。
その後、カラムアドレス信号Ai+s〜人jがADBに
取込まれ、ラッチされるとカラムアドレス信号A i+
1〜Ajより遅れてCAS信号がロウレベルどなる。こ
こで、CAS信号tカラムアドレス信号Ai++〜人j
より遅らせる理由はメモリアレイにおけるカラムアドレ
スとしてカラムアドレス信号を確実に取込むためである
次にCAS信号から遅延した信号φACがADBK印加
されろと上記カラムアドレス信号に対応したレベルa 
i+1 * a l+I H・・”” aJ + aj
をRC−DCRへ送出する。そしてRC−DCRは上記
と同様の動作を行なう。そして上記選択された信号はφ
ムCから遅延した信号φYがRC−DCRに印加される
とカラムスイッチ(以下、C−8Wと称する。)へ送出
されろ。こうしてM−ARYにおけるカラムアドレスは
AD−DCRの2」−1本の出力信号のうち、1本がハ
イレベルとなるため、1つのC−5Wが選択され、この
C−3Wに接続されているカラムアドレス線すなわちデ
ータ線が選択されることによって設定される。
このようにして、M−ARY内の1つのアドレスが設定
される。
次に上記のように設定されたアドレスに対する読出し及
び書込み動作を説明する。
読出しモードにおいてはWE倍信号ハイレベルとなる。
このWE倍信号CAS信号がロウレベルになる前にハイ
レベルになるように設計されている。なぜなら、CAS
信号がロウレベルになると結果的にM−人RYの1つの
アドレスが設定すれるため、その前からWE倍信号ハイ
レベルにしておき、続出し動作の準備乞して読出し開始
時間を短くするためである。
また、CAS系信号のφopが出力アンプに印加される
と出力アンプがアクティブになり、上記設定されたアド
レスの情報が増幅され、データ出力バッ7ア(以下、D
OBと称する。)を介してデータ出力(Dout)端子
に続出されろ。このよ5Kして読出しが行なわれるが、
CAS信号がハイレベルになると読出し〜動作は完了す
る。
次に書込みモードにおいてはWE倍信号ロウレベルとな
る。このロウレベルのWE (FlとロウレベルのCA
S信号によりつくられる信号φRWがハイレベルとなっ
てデータ入力パッ7ア (以下、DIBと称する。)に
印加さり、6とDIBがアクティブになり、入力データ
(Din)端子からの書込みデータを上記M −A R
Yの設定されたアドレスに送出し、d込み動作が行なわ
fする。
このとき、上記φRWの反転記号、つまりロウレベルの
信号φRWがDOBに印加され、書込み動作時に、デー
タの読出しが行なわれないように制御している。
CD−RAMトランジスタ回路の構成と動作〕第4A図
は本発明のD−RAMの回路構成の1゛実施を示す。以
下、実施例に基づき本発明を説明する。
1 メモリセルM −CE Lの構成 1ビットのM−CELは情報蓄積用のキャパシタCsと
アドレス選択用のP−MO8Qmとからなり、論理″1
” 、”0″の情報はキャパシタCs VCIK荷があ
るか、ないかの形で記憶されろ。
P−MO8QMのゲートはワード線に接続され、ソース
・ドレインの一方はデータ線に、他方はキャパシタC8
に接続されている。
2、 メモリセルM−ECLのスイッチング動作P−M
O8QMのゲート電圧すなわちワード電圧が電源電圧V
CCからしきい値電圧Vthp(P−MO8QMのしき
い値電圧)だけ低下するとP−MO8QMがオンし、メ
モリセルM−CELの選択が可能となる。
またメモリセルにN−MO8’に使用した場合(図示せ
ず)には、ワード電圧をOVから(Vcc−V thn
) (Vthn : N −MOS QMのしきい値電
圧)に変化させた時、N−MO8QMがオンし、メモリ
セルの選択が可能となる。
従って、P−MO8QMのスイッチング速度はVCCと
1Vthplの間だけで、論理゛1”′O″の情報を決
定できるため、N−MO8QMのスイッチング速度より
かなり早い。なお、P−MO8QMのスイッチング動作
の詳細説明は特願54−119403に記載しであるの
で省略する。
3、 センスアンプの構成 センスアンプSA、、SA、はアドレス時忙折返しデー
タ線D L l−r 、 D L 1−1  に生ずる
電位変化の差をタイミング信号φPA+φPA  (セ
ンスア/グ制?1i4I信号)で決まるセンス期間に拡
大するセンスアンプであり、1対の平行に配置さねた、
折返しデータ線D L s −s 、 D L 1−1
にその入出力ノードが結合されている。
センスアンプSA、とSA、は並列に接続されており、
両方で1つのセンスアンプと考えることもできるが、S
A  がN−MO3で構成されているのに対し、SA、
が反対導電型のP−MO8で構成さねているところが異
なっている。それぞれのセンスアンプは正帰還差動増幅
動f′F、をするための1対の交差接続されたFETと
そのソース側に接続され、正帰還差動増幅動作を制御す
るためのFETとから成る。
センスアンプSA、とSA、は前述したように1つのコ
ンプリメンタリ−センスアンプと考えることもできるの
で、隣合せて配置してもよいが、配線、トランジスタ、
ウェル領域などの配置、形状を考慮し、効率よく集積す
るために、第4図人のようにお互に離して(例えばM−
ARYの両端に)配置することもできる。
つまり、P−MO8で構成さねているセンスアンプSA
、とメモリアレイM−ArLYとN−MO8で構成され
ているセンスアンプSA、とプリチャージ回路PCとを
分離して配置できるため、チップ内の回路配置がP−M
O8部とN−MO3部とで分離可能となり、効率よく集
積することができる。
折返しデータlid D L I−+ 、 D L r
−sはA I−+ A LI TMo、Ta、W等の金
属で形成されている。上記金属は抵抗値が非常に小さい
ため、動作時の上記データ線の電圧降下が小さく、誤動
作乞生じない。
4、 プリチャージ回路の構成 プリチャージ回路PCはデータiを電源電圧VCCの約
半分(Vpp )にプリチャージするための1対のN 
−MOS  Qsz 、 Qs3  と両データ線間の
プリチャージ電圧のアンバランスを解消するためのN−
MO8Qs1とから成り、これらのN−MO8は図中斧
の記号で示したとおり、他のN−MO8より低いしきい
値電圧をもつように設計されている。
折返しデータ線DL+−1,DL11に結合されるメモ
リセルの数は検出精度!上げるため等しくされろ。各メ
モリセルは1本のワード線WLと折返しデータ線の一方
との間に結合される。各ワードgWLは1対のデータ線
と交差しているので、ワード線WLに生じる雑音成分が
静電結合によりデータ線にのっても、その雑音成分は双
方のデータ組に等しく現われ、差動型のセンスアンプS
A、。
SA、によって相殺されろ。
5、回路動作 第4A図の回路動作は第4B図の動作波形図を参考にし
ながら説明する。
メモリセルの記憶信号を読み出す前にプリチャージ制御
信号φpcがハイレベルのとき(Vccより高い) 、
N−MO8Qsl、QS3が導通し、折返しデータ線D
LI−1+DL1−tの浮遊容量co。
Coが約−!−vccにプリチャージされる。このとき
N−MO8QSIも同時に導通するのでN−MO8Q8
2 + QS3によるプリチャージ電圧にアンバランス
が生じても折返しデータ線DLl−t 、 DL t−
+は短絡され同電位に設定されろ。N −MOS Qs
l乃至Q33はそれぞれのソース・ドレイン間に電圧損
失が生じないよう畳印のないトランジスタに比/(V 
t hが低く設定されている。
一方、メモリセル内のキャパシタCsは書き込まれた情
報が論理゛0”の場合にほぼ零ボルトの電位を保ち、論
理ITIPIの場合、はぼVCCの電位を保っており、
データ線のプリチャージ電圧VDPは両記憶電位の中間
に設定さねている。
従って、リード線制御信号φ、がハイレベルとなり、所
望のメモリセルをアドレスする場せ、メモリセルに結合
される一方のデータ線の電位VDLは、1″の情報が読
出された時はVDPより高くなり、0″の情報が読出さ
れた時はVDPより低くなる。上記データ線の電位とV
DPの電位ケ維持している他方のデータ線の電位と比較
することにより、アドレスされたメモリセルの情報が′
1″であるか20″であるか判別することができろ。
上記センスアンプSA、、SA、の正帰還差動増幅動作
は、FET Ql+7 、 Qsaがタイミング信号(
センスアンプ制御信号)φPAIφP人によって導通し
始めろと開始され、アドレシング時に与えられた電位差
にもとづき、高い方のデータ線電位(VH,)と低い方
のそれ(VL)はそれぞれVCCと零電位V GNDに
向って変化していき、その差が広がる。N−MO3QS
7 +Qss+Qse からなるセンスアンプSA、は
データ線の電位を零電位VGNDに下げるのに寄与して
おり、またP−MO3QS4 + Q8B + Qsa
からなるセンスアンプSA。
はデータ線の電位をvccにもち上げるのに寄与してい
る。それぞれのセンスアンプSA、 、 SA。
はソース接地モードで動作する。
こうして(V t、 −VGND)の電位がセンスアン
プSA、のN−MO3QS? 、Qssのしきい値電圧
Vthnと等しくなったとき、センスアンプSAの正帰
還動作が終了する。また(’/CCVH)の電位がセン
スアンプSA、のP −M OS  Q s s +Q
ss のしきい値電圧V thpと等しくなったとき、
センスアンプSA、の正帰還動作が終了する。最終的に
はvLは零電位に、vHはVCCに到達し、低インピー
ダンスの状態で安定になる。
なお、センスアンプSA、とSA、は同時に動作を開始
させても、SA、48人、より先に動作開始させても、
SA、’vsA、より先に動作開始させてもどちらでも
よい。読出し速度の点では、SA、 とSA、Y同時に
動作させた方が高速となるが、貫通電流が流れるため、
消費電力が多くなる。一方、SA、 またはSA、の動
作開始時期を異ならせることによって、貫通’m流がな
くなり、消費電力が減少する利点があるが、続出し速度
の点では上記よりやや劣る。
第4C図は本発明のD−RAMの回路構成の他の実施例
を示す。第4人図と対応する部分は同一符号を付す。第
4A図と相違するところはSA。
の正帰還動作制御手段なN −MOS Qse ! Q
st。
の並列接続で構成している点である。
センスアンプSA、及びSA、の動作を第4D図に従っ
て説明する。折返しデータ線は予め、約1/2Vccに
充電されているものとする。
センスアンプSA、の正帰還動作制御手段のFETQS
IOがセンスアンプ制御信号φ、にょって導通すること
によりFETQsyまたはFETQsaの一方のみを導
通させ、低い方のデータ線の電位(VL)Y零電位VG
ND方向に少し低下させる。
このとき、高い方のデータ線の電位(va)はFETQ
syまたはFET  Qssの一方が非導通のため、変
化しない。なお、FETQgloのコンダクタンスはF
ET  Qsaのコンダクタンスよりも小さく設計され
ている。
次にセンスアンプ制御信号φPAによってFETQss
を導通し始めるとセンスアンプSA、が正帰還動作を開
始し、上記電位vLを零電位V。NDに向って変化させ
ろ。
すなわち、センスアンプ制御信号φ1によって折返しデ
ータ線の電位の差l少し広げてから、センスアンプ制御
信号φPAを印加し、センスアンプSA、の正帰還動作
を行なわせるようにすると、折返しデータ線の電位差が
小さくても、センスアンプSA、で増幅することが可能
となる。言い換えるとセンスアンプの感度がよくなる。
次にセンスアンプSA、の正帰還差動増幅動作はFET
 Qsaがセンスアンプ制御信号φPA 又はφ1によ
って導通し始めろと開始され、高い方のデータ線の電位
(VH)はVCCに向って上昇する。
データ線の電位は、最終的にvLは零電位に、vHはV
CCに到達し、低インピーダンスの状態で安定になる。
第4E図は本発明のD−RAMの回路構成の他の実施例
を示す。第4人図と対応する部分は同一符号を付す。第
4A図と相違するところは折返しデータ線にダミーセル
D−CELY接続している点である。
ダミーセルD−CELの構成はP −MOS QDIと
P−MO8QDIの直列接続回路からなり、P−MO3
QDIのゲートはダミーワード線に、ン−ス・ドレイン
の一方はデータ線に、他方はt’ −MO3QD2のソ
ース・ドレインの一方に接続4Sねており、他方は接地
されている。
ダミーセルD−CELには基準電位を蓄える容量Cds
は必要ない。なぜなら、データ線に基準電位をプリチャ
ージさせるからである。ダミーセルD−CELはメモリ
セルM−CELと同じ製造条件、同じ設計定数で作られ
ている。
ダミーセルD−CELはメモリ情報の書込み及び読出し
動作時等に折返しデータ線に発生する種々の雑音な相殺
する働きをもっている。
CD−RAM)ランジスタ回路の時系列的な動作〕第4
A図に従って、D −RAM )ランジスタ回路の時系
列的な動作を説明する。
1、読み出し信号量 情報の読み出しはP−MO8QMをONにしてC8を共
通のカラムデータ[DLにつなぎ、データ線DLの電位
がCsK蓄積された電荷量に応じてどのような変化がお
きるかをセンスすることによって行なわれる。データ線
DLの浮遊容量C0に前もって充電されていた電位を電
源電圧の半分、つまり−■ccとするとC8に蓄積され
ていた情報が1”(Vccの電位)であった場合、アド
レス時ニオイテデータ1DLOt位(VDL) =1″
はVcc ・(Co + 2 Cs) /2 (co 
+ Cs)となり、それがO″(Ov)あツタ場合、(
vDL) ’O”はVcc−Co /2 (Co +C
s)となる。ここで論理゛1″と論理″0″との間の差
すなわち検出される信号量ΔV、は ΔVs= (VDL)”1” −(VDt、)’on=
Vcc−Cs/(Co+C5) = (Cs/Co) ・Vcc/ (1+ (Cs/C
o月となる。
メモリセルを小さくし、かつ共通のデータ線に多くのメ
モリセル乞つないでも高集積大容量のメモリマトリクス
にしであるため、Cs<Co、すなわち(Cs/Co)
はlに対して殆んど無視できる値となっている。従って
、上式はΔvS=vCC・(Cs/Co)で表わされ、
Δ■8は非常に微少な信号となっている。
2、読み出し動作 前述のプリチャージ動作と全く同一である。
ロウアドレス期間 タイミング信号(アドレスバッファ制御信号)φ人a(
第3図参照)のタイミングでアドレスバッファADBか
ら供給されたロウアドレス信号A0ないしAjはロウ・
カラムデコーダRC−DCRによってデコードされ、ワ
ード線制御信号φXの立上りと同時にメモリセルM−C
ELのアドレシングが開始されろ。
その結果、折返しデータ線DL1−t 、 DLt−1
の間には前述した通りメモリセルの記憶内容にもとづき
ほぼΔvsLf)を圧着が生じる。
センシング タイミング信号(センスアンプ制御信号)φP人により
N −M OS  Q s sが導通し始めると同時に
センスアンプSA、は正帰還動作を開始し、アドレス時
に生じたΔ■sの検出信号を増幅する。
この増幅動作と同時もしくは増幅動作開始後タイミンク
信号φPAによりセンスアンプSA、が正帰還動作を開
始し、論理゛1′のレベルをVCCに回復する。
データ出力動作 タイミング信号(アドレスバッファ制御4.1号)φA
Cに同期してアドレスバッファADBから送られてきた
カラムアドレス信号A i+1ないしAjはロウ・カラ
ムデコーダRC−DCRで解読され、次いでタイミング
信号(カラムスイッチ制御信号)φYによって選択され
たカラムアドレスにおけるメモリセルM−CELの記憶
情報がカラムスイッチc−sw、y介してコモン入出力
i CDL。
CDL、に伝達される。
次にタイミング信号(データ出力バッファ及び出力アン
プ制御信号)φcpによって出力アンプ・データ出力バ
ッファOA&DOBが動作し、読み取った記憶情報がチ
ップの出力端子り。utに送り出される。なおこのOA
&DOBは書き込み時にはタイミング信号(データ出力
バッファ制御信号)φRWにより不動作にされろ。
3.8き込み動作 ロウアドレッシング期間 プリチャージ、アドレッシング、センシング動作は前述
の読み出し動作と全く同じである。従って折返しデータ
線DLr −t 、 DLt−*には入力書き込み情報
Dioの論理値にかまわず本来書き込み乞行なうべきメ
モリセルの記憶情報が読み出されろ。この読み出し情報
は後述の書き込み動作によって無視されることになって
いるのでここまでの動作は実質的にはロウアドレスの選
択が行なわれていると考えてよい。
曹ぎ込み期間 読み出し動作と同様タイミング信号(カラムスイッチ制
御信号)φylc同期して選択されたカラムに位置する
折返しデータ線DL1−1 、DLt−1がカラムスイ
ッチc−sw、v介してコモン入出力線CDL、、CD
L、に結合される。
次にタイミング信号(データ人カバク7ア制御信号)φ
RWに同期してデータ人力バッファDIBから供給され
ろ相補書き込み入力信号dindinがカラムスイッチ
c−sw、y介してメモリ*ルM −CE Lに書き込
まれろ。このとき、センスアンプSAも動作しているが
データ人力バッファDIBの出力インピーダンスが低〜
・ので、折返しデータ組DLl−1,DLt−1に現わ
れる情報はDin の情報によって決定される。
4、 リフレッシュ動作 リフレッシュはメモリセルM−CELに記憶された失な
われつつある情報7−旦カラム共通データiDLに読み
出し、読み出した情報をセンスアンプSA、、SA、に
よっ℃回復したレベルにして再びメモリセルM−CEL
K書き込むことによって行なわれる。従ってリフレッシ
ュの動作は読み出し製作で説明したところのロウアドレ
ッシングないしセンシング期間の動作と同様である。た
だしこの場合、カラムスイッチC−5W  は不動作に
して全カラム同時にかつ各ロウノ貝番にリフレッシュが
行なわれる。
C277ト方式64 K −D −RAMOokt2N
1111g)第5A図は、約64にビットのメモリセル
を、それぞれ128列(ロウ)x256行(カラム)=
32.768ビツト(32にビット)の記憶容量を持つ
2つのメモリセルマトリクス(メモリアレイM −A 
RY I、 M −A RY t )に分けて配列した
D−RAM回路構成スを示している。この図におけろ主
要なブロツクは実際の幾何学的な配置に合わせて描かれ
ている。
各メモリアレイM−ARY、、M−人RY、のロウ系の
アドレス選択l@(ワード1WL)K&!、ロウアドレ
ス信号へ〇〜A6に基づいて得られる2’=128通り
のデコード出力信号が、各ロウデコーダ(兼ワードドラ
イバ)R−DCR,、R−DCR,より印加される。
カラムデコーダC−DCRは、カラムアドレス信号人、
〜A、11に基づいて128通りのデコード出力信号を
提供する。このカラム選択用デコード出力信号は、左右
のメモリアレイ並びに各メモリアレイ内の隣り合う上下
のカラムに対して、すなわち合計4つりカラムに対して
共通である。
これら4つのカラムのうちいずれか1つを選択するため
に、アドレス信号人、およびA、が割り肖てられる。例
えばA、は左右の選択、A6は上下の選択に割り当てら
れる。
アドレス信号A、、A、に基づいて4通りの組み合せに
解読するのがφ、ij信号発生回路φ、1j−3Gであ
り、その出力信号φyOQ 、φア01゜φyto l
φyllに基づいてカラムを切り換えるのがカラムスイ
ッチセレクタcsw−s、、csw−8tである。
このように、メモリアレイのカラムを選択するためのデ
コーダは、カラムデコーダC−DCRおよびカラムスイ
ッチセレクタcsw−s1.csw−8,の2段に分割
される。デコーダを2段に分割したねらいは、まず第1
に、ICチップ内で無駄な空白部分が生じないようにす
ることにある。つまり、カラムデコーダC−DCHの左
右一対の出力信号aを担う比較的大きな面積を有するN
ORゲートの縦方向の配列間隔(ピッチ)を、メモリセ
ルのカラム配列ピッチに合わせることにある。
すなわち、デコーダを2段に分割することによって、前
記NORゲー1’構成するトランジスタの数が低減され
、その占有面積を小さくできろ。
デコーダを2段に分割した第2のねらいは、1つのアド
レス信号線に接続される前記NORゲートの数ヲ減少さ
せることにより、1つのアドレス信号線の有する負荷を
軽くし、スイッチングスピードを向上させることにある
アドレスバッファADBは、マルチプレクスされたそれ
ぞれ8つの外部アドレス信号A。−人、;A8〜A+s
’Y、それぞれ8種類の相補対アドレス信号 (ao 
、ao)〜(a)、3丁):  <asra@)〜(a
+s+a+s)に加工し、ICチップ内の動作に合わせ
たタイミングφAR,φ^Cでデコーダ回路に送出する
〔2マット方式64に−D−RAM回路動作〕2マット
方式64に−D−RAMにおけるアドレス設定過程の回
路動作を、第5A図、第5B図に従って説明する。
まずロウ系のアドレスバッファ制御信号φ^Rがハイレ
ベルに立上ることによって、ロウアドレス信号A。−A
6に対応した7種類の相補対ロウアドレス信号(ao+
ao)〜(aaうas)が−アドレスバッファADBか
らロウアドレス線R−ADLを介してロウデコーダR−
DCR,,R−DCR。
に印加されろ。
次にワード編制m信号φ、がハイレベルに立上ることに
よって、ロウデコーダR−DCR,,R−DCR1がア
クティブとなり、各メモリアレイM−ARY、、M−人
RY、のワード線WLのうちそれぞれ1本ずつが選択さ
れ、ノ1イレペルにされる。
次にカラム系のアドレスバッファ制御信号φACがハイ
レベルに立上ることによって、カラムアドレス信号A、
〜人I、に対応した7糧類の相補対カラムアドレス信号
(all+a9)〜(”15+al!+ )がアドレス
バッファADBからカラムアドレス線C−ADLを介し
てカラムデコーダC−DCHに印加される。
この結果カラムデコーダC−DCHの128対の出力信
号縁のうち1対が7・イレペルとなり、このハイレベル
信号がカラムスイッチセレクタC3w−5,、csw−
s、に印加される。
次にカラムスイッチ制御信号φ丁がハイレベルに立上る
と、φyij信号発生回路φ、1j−3Gが動作可能と
なる。
一方、すでにアドレス信号人、に対応した相補対信号(
av + ay)はアドレスバッファ制御信号φ^Rが
ハイレベルになったときに、またアドレス信号A、に対
応した相補対信号(as +3m)はアドレスバッファ
1ull m 信号φAcがノ・イレペルになったとき
に、それぞれφyij信号発生回鮎φylj−5Gに印
加されている。従ってカラムスイッチ制御信号φYがハ
イレベルになると、これとほぼ同時にφyij信号発生
回路φ、1j−8Gはカラムスイッチセレクタcsw−
s、、csw−s、にイ言号を送出する。
このようにして、カラムスイッチC−5W。
C−5W、における合計512のトランジスタ対のうち
一対が選択され、メモリアレイ内の一対のデータ線DL
がコモンデータ巌CDLに接続される。
〔2マット方式D−RAMICレイアウトパターン〕 一個のICチップの中でメモリアレイが2つに分けられ
たいわゆる2マット方式のD −RAMICレイアウト
パターンを第6図に従って説明する。
まず、複数のメモリセルによって構成された2つのメモ
リアレイ開−人RY、、M−ARY2は互いに離間して
ICチップの中に配置さ1ている。
このM−人RY、とM−ARY、との間のXCチップ中
央部に共通のカラムデコーダC−DCRが配置されてい
る。
M−ARY、のためのカラムスイッチC−5W。
はM−人RY、とC−DCRとの間に配置されている。
一方、M−人RY 2のためのカラムスイッチC−3w
、は、M−人RY t とC−DCRとの間に配置され
ている。
センスアンプSA   SA、は雑音、例えばC−DC
Hに印加される信号によって誤動作しないようにするた
め、また配縁のレイアウトを容易にするためにICチッ
プの左端部、右端部にそれぞれ配置されている。
ICチップの上部左側には、データ人カバソファD I
 B 、 IJ−ド・ライト信号発生回路、 R/WS
G、RAS信号発生回路RAS−8GおよびRAS系信
号発生回路SG、が配置されている。
そして、これらの回路に近接してRAS信号印加バッド
P−RAS、WE倍信印加パッドP−WE。
データ信号印加パッドP−Dinが配置さねている。
一方、ICチップの上部右側には、データ出カバソファ
DOB 、CAS信号発生回f6CAS−8GおよびC
AS系信号発生回@SG、が配置さ1ている。そして、
これらの回路に近接してV38電圧供給パッドp−vs
s 、CAS信号印加バッドP−CAS 、データ信号
取り出しパッドP−Doutおよびアドレス信号A6供
給パッドP−A、が配置されている。
RAS系信号発生回路SG、とCAS系信号発生回路S
G、との間にはメインアンプMAが配置されている。
RAS系信号発生回路SG、、CAS系信号発生回′1
1118G、あるいはメインアンプMAのように占有面
積の大きい回路の上部にはVBB発生回路VB8−Gが
配置されている。なぜならば、VBB−Gは少数キャリ
アを発生し、この少数キャリアによってM−ARY、、
M−ARY、を構成するメモリセルが不所望な情報反転
をこうむる危険がある。それゆえ、これを防止するため
にVaf1発生回路V、、−Gは上述したようにM−A
RY。
M−人RY、からできるだけ離れた位置に配置されてい
る。
ICチップの下部左側にM−ARY、のためのロウデコ
ーダR−DCR,が配置されている。そして、このR−
DCRI に近接してアドレス信号供給パッドP−人。
、P−人IMP−人、およびVCCCC電圧供給パラド
ル Vccが配置されている。
一方、ICチップの下部右側には、M−人RY。
のためのロウデコーダR−D CR1が配置されている
。そして、このロウデコーダR−DCR,に近接してア
ドレス信号印加バッドP−A3.P−A4.p−As 
、P−A?が配置されている。
そして、R−DCR,とR−DCR,との間にはアドレ
スバッファADBが配置されている。
〔電源供給ラインのレイアウトパターン図〕64にビッ
ト、D−RAMKおけろ、メモリアレイM−ARYとセ
ンスアンプS人、、SA、を中心とした一部のレイアウ
トパターン図を第7A図に従って説明する。M−人RY
及びSA、は−点鎖線で囲まれた別々のNチャンネル型
ウェル領域内に形成されている。なお、カラムデコーダ
C−DCRY中心としてM−ARY及びSA、等は線対
称のレイアウトであるため、右側のウェル領域内のM−
ARYとSA、、SA、等は省略する。
Nチャンネル型ウェルは電源電圧VCCが供給されるた
め、電源供給ラインvcc−Lが第7A図のように形成
される。
第7A図ではM−ARYI−tを1行とすると電源供給
ラインYM−ARY32行毎に形成している。
電源供給ラインの間隔が大きくなるほどウェル電圧は不
均一になるため、電源供給ラインを各M−ARYI行毎
に形成すればよいが、チップ面積が大きくなるので、各
M−人RY等間隔おきになるよう、例えば8行毎、16
行毎、32行毎、64行毎等に形成することが好ましい
ウェル電圧を均一にするために、電源供給ラインを、電
圧損失がほとんどないkl 、 Au 、 M 。
Mo、Ta等の金属で形成している。上記金属で形成さ
れている電源供給ラインをウェル内に形成する場合、k
lで形成されているデータ線に短絡しないように、デー
タ線と平行に配置することが好ましい。
また上記Nチャンネル型ウェル領域をメモリアレイM−
ARYとセンスアンプSA、とで分離するのは以下の理
由である。
センスアンプSA、におけるウェル領域内の電源供給ラ
インとセンスアンプSA、内の正帰還動作制御手段(図
示せず)との間に電圧降下が生じ、電源供給ラインから
離れたセンスアンプSA、+まと上記電圧降下が大きく
なり、この電圧降下が雑音となる。もし、上記N型ウェ
ル領域内にメモリアレ4M−人RYとセンスアンプS人
、とを形成した場合、上記電圧降下により上記ウェル電
位が下がり、メモリセルのP−MO3QM(図示せず)
のしきい値電圧Vru 乞下げてしまう。そうすると上
記P−MO8Qxはオンしやすくなり、誤動作の原因と
なる。
メモリアレイM−ARYとセンスアンプSA。
を形成するNチャンネル型ウェル領域をそれぞれ独立に
形成することによって、上記センスアンプSA、で発生
する雑音がメモリ動作に影響を与えないようにする。
第7B図は64にビット、D−RAMにおけろメモリア
レイ開−人RYとセンスアンプS人。
Sh、w中心とした一部のレイアウトパターン図乞示す
第7図と対応する部分は同一符号を付す。第7A図と相
違するところは、同一ウェル領域内にメモリアレイへ(
−ARYとセンスアンプSA、Y形成する点である。
チップ面積の点ではm7A図のレイアウトによるチップ
面積より小さくなる利点がある。ただ。
上記で説明したようにセンスアンプSA、で発生する雑
音がメモリ動作に影響を与えやすい欠点がある。
〔メモリセルの素子構造〕
第8人図は一個のメモリセルM−CELの素子構造を示
す斜断面図であり、lはP型半導体基板、2は比較的厚
い絶縁膜(以下フィールド絶縁膜といラン、3は比較的
薄い絶縁膜(以下ゲート絶縁膜という)、4および5は
P+型半導体領域、6は第1多結晶シリコン層、7はP
型表面反転層、8は第2多結晶シリコン層、9はPSG
(IJン・シリケート・ガラス)層、10はアルミニウ
ム層、100はN型ウェル領域を示す。
一個のメモリセルM−CEL中のMO8QMは、その基
板、フェル領域、ドレイン領域、ソース領域、ゲート絶
縁膜およびゲート電極が上述のP型半導体基板1.N型
ウェル領域100.P+型半導体領域4.P+型半導体
領域5.ゲート絶縁膜3および第2多結晶シリコンra
8によってそれぞれ構成される。第2多結晶クリコン層
8は、例えば第4A図に示したワード線W L 1−2
  として使用さねろ。P+型半導体領域5に接続され
たアルミニウム層10は例えば第4A図に示したデータ
線DL+−1として使用されろ。
一方、メモリセルM−CEL中の記憶用キャパシタCS
は、一方の電極、誘電体層および他方の電極が、ml多
結晶シリコンwI6.ゲート絶縁膜3およびP型表面反
転層7によってそれぞれ構成される。すなわち、第1多
結晶シリコン層6には接地電圧V3gが印加されている
ため、この接地電圧V38はゲート絶縁膜3を介しての
電界効果によってN型ウェル領域100の表面にP型表
面反転層7を誘起せしめろ。
なお、上記メモリセルM−CEL中のMO3QMはPチ
ャンネル型の場合を示したが、上記導電型を全て異なる
導電型に変えればNチャンネル型のMO3Q、g形成す
ることができろ。
〔ダミーセルの素子構造〕
第8B図は一個のダミーセルD−CELの素子構造を示
す斜断面図である。第8B図において、特に、11,1
2.14はP+型半導体領域、17および18は第2多
結晶シリコン層、19はアルミニウム/8を示す。
一個のダミーセルD−CEL中のMO8QD工は、その
基板、ウェル領域、ソース領域、ドレイン領域、ゲート
絶縁膜およびゲート電極がP型半導体基板1.N型ウェ
ル領域100.P+型半導体領域11.P+型半導体領
域12.ゲート絶縁膜3および第2多結晶シリコン層1
7によってそれぞれ構成される。そして、この第2多結
晶シリコン層17は、例えば第4E図に示したダミーワ
ード線DWLl−2としてN型ウェル領域100上に延
びている。P+型半導体領域に接続されたアルミニウム
/fi19は、例えば第4E図に示したダミーデータ線
DLl−1としてP型半導体基板1上に延びている。
ダミーセ#D−CEL中のMO3QD2はその基板、ウ
ェル領域、ソース領域、ドレイン領域。
ゲート絶縁膜およびゲート電極がP型半導体領域1、N
型ウェル領域100.P+型半導体領域12、P+型半
導体領域14.ゲート絶縁膜3および第2多結晶シリコ
ン層18によってそれぞれ構成される。そして、この多
結晶シリコン層18には、例えば第4E1.Nのダミー
セルD−CEL内に図示したディスチャージ信号φdc
が印加される。
なお、上記ダミーセルD−CEL中のMO3Q o 1
およびQDIはPチャンネル型の場合を示したが、上記
導電型を全て異なる導電型に変えればNチャンネル型の
MOS  QDI + QDI  を形成することがで
きろ。
〔メモリアレイのレイアウトパターン〕メモリアレイM
−ARYのレイアウトパターンを第9A図に従って説明
する。
第9A図に示すメモリアレイ開−人RYは第8A図に示
したメモリセルM−CELの複数個がN型ウェル領域1
00に配列されたものである。
まず、メモリアレイM−ARYは以下のように構成さね
ている。
N型ウェル領域100の表面でMO3QMと記憶用キャ
パシタCsから構成さねた複数のメモリセルM−CEL
間を互いに分離するため、フィールド絶縁膜2が第9B
図に示したパターンを基本として形成されている。
第1多結晶シリコン層6に接地電圧VS3を印加するた
めのコンタクトホールCH0の下部にフィールド絶縁膜
2aが例外的に配置されている。従って、このコンタク
トホールCH0付近でのアルミニウム層と多結晶シリコ
ン層との相互反応に基づいて形成されろアルミ・7リコ
ン合金がコンタクトホールCH,直下の絶縁膜を文通し
N型ウェル領域100の表面に不所望に到達するという
事故を防止することができろ。
このフィールド絶縁膜2およびゲート絶縁膜3上にはメ
モリセルM−CEL中の記憶用キャパシタCSの一方の
電極として使用する第1多精晶/Jコン層6が第9C図
に示したパターンを基本として形成されている。
さらに、第1多結晶シリコン層6上には第9A図のたて
方向に沿って第8人図中の第2多結晶シJコン層8によ
って形成されたところのワード線WL t −t −W
Lt−sが延びている。
さらに、上記記憶用キャパシタCBの一電極としての多
結晶シリコン層6上に上記コンタクトホールCH0を介
して接地電圧VSSを供給するための電源供給線V8S
−Lが、第9A図の横方向に延びている。
一方、第8図中のアルミニウム層10によって形成され
たところのデータ線DLr−1,DLt−tが、第9A
図に示すように上記電源供給線vas−t、とほぼ平行
に延びている。データ線DLs−1はコンタクトホール
C)Il−介してメモリセルM−CEL中のM OS 
QMのソース領域に接続され、データ線丁ロー1はコン
タクトホールCH,Y介して他のメモリセルM−CEL
中のMO3QMのソース領域に接続されている。また、
データ線DLl−a。
DLl−2はデータ線DL+−t 、DLt−tと同様
に第9A図のよこ方向く延び、所定の部分でコンタクト
ホールな介してメモリセルM−CEL中のMO8QMの
ソース領域に接続されている。
N型ウェル領域100を電源電圧VCCにバイアスする
ため、メモリアレイM−ARYの端にデータ線にほぼ平
行に電源供給線vcc−t、が2g9人図の横方向に延
びている。
〔メモリアレイおよびダミーアレイのレイアウトパターン〕
メモリアレイ開−人RYおよびダミーアレイD−人RY
のレイアウトパターンを第9D図に示す。
第9A図と対応する部分は同一符号を付す。第9A図と
相違するところは、ダミーアレイD −A RYを追加
した点である。
第9D図に示すダミーセルD−CELは以下のように構
成されている。
N型ウェル領域100の表面の一部分にはフィールド絶
縁膜2が形成され、N型ウニ)V領域100の表面の他
の部分にはゲート絶縁膜3が形成されている。
P+型半導体領域14は複数のダミーセルD−CELの
共通アースラインとして使用されろ。
フィールド絶縁膜2上には第8B図中の第2多結晶シリ
コン層17によって形成されたところのダミーワード線
DWLI−1が延びている。
タミー’7−)”1DWLx−1’t’!、タミーセ#
D−CEL中のMO3Qotのゲート電極を構成してい
る。一方、第4E図に示したディスチャージ制御イS号
φdcY印加するためにg8B図中の第2多結晶シリコ
ン層18によって形成されたところの制御イS号巌φd
(−Llがダミーワード線D W L t −1から離
されるとともにこれと平行に延びている。
制仰楢号線φdo−LLはダミーセルL)−CEL中の
MOS QDIのゲート′成極をJ9を放している。同
様にダミーワード線DWLI−1および制御信号φdc
−Llと平行にダミーワード?tB D W L t 
−tおよび制御i11信号腺φd(−L2が延びている
そして、データ線DL1−1.DLt−1,DLt−i
D L L−1が1JQD図に示すようにメモリアレイ
M−ARYから延びている。D L 1− tはコンタ
クトホールCH,”2介してダミーセルD−CEL中の
MOS QDIのソース領域に接続され、DLt−xも
同様にコンタクトホールCH47に介して他のD−CE
L中のMOS QDIのソース領域に接続されている。
〔C−MOSダイナミックRAMの製造プロセス〕N−
MO3とP−MOSとを有する相補型(以下、C−MO
Sと称する。)ダイナミックRAMの製造プロセスをm
lOA図〜第10W図に従って説明する。各図において
、Xlは第9A図に示[5たメモリアレイM −A R
YのX、−X、切断部分の工程断面図、X、はg4A図
に示したセンスアンプSAのCMO3回路部分の工程断
面図である。
(酸化膜形成工程) 第10A図に示すように半導体基板101の表面に酸化
膜102を形成する。半導体基板101および酸化膜1
02の好ましい具体的な材料として(100)結晶面を
有するP型単結晶シリコン(Si)基板および二酸化シ
リコン(Sin、)膜がそれぞれ使用される。
(酸化膜の選択的除去工程) 第10B図に示すように半導体基板と異なる導電型のウ
ェル領域を形成するために、ウェル形成領域の半導体基
板10】上のSin!膜102を除去する。それには、
まずエツチング用マスクとして窒化シリコン(S!5N
4) 11103をSin、膜の表面上に選択的に形成
する。この状態で、エッチ液によりSi、N、膜103
がおおっていないSin。
膜を除去する。
(基板の選択的除去工程) 第10C図に示すように半導体基板101内に半導体基
板の導電型と異なる導電型のウェル領域ケ形成するため
に、Si、N、膜103χエツチング用マスクとして半
導体基板101’kwetエッチ法またはdryエッチ
法により所望の深さまでエツチングする。
(N型つェル領域形成工8) 第10D図に示すように半導体基板101内のエツチン
グされた領域に、Si単結晶をエビタキ7ヤル成長させ
る。また同時にヒ素をドープする。
このようにして、半導体基板101上に不純物濃度10
 llIcm−”程度のN型のウェル領域が形成さねろ
。その後、半導体基板101上のSin、膜102及び
Si、N、膜を除去する。
N型ウェル領域を形成することによって次の利点が上げ
られる。
(11α線がメモリセルのキャパシタC8に吸収されろ
ことによって、蓄積情報が反転するのを防止するため、
N型ウェル領域内にメモリセルを構成するとα線による
N型ウェル以下で発生するホールはPN接合でのバリヤ
で反射され、キャパシタCSへの上記ホールの影響がな
くなる。
また上記ウェル領域をエピタキシャルで形成することに
より、拡、1!Lで形成する場合と比べて次の利点が上
げられる。
+11  ウェルの濃度を容易に制御できるため、濃度
を均一にすることができろ。
(2)  ウェル表面での接合容fZ小さくすることが
でき、メモリ動作のスピードが速くなる。
(3)  ウェル表面での濃度を低くできるため、耐圧
が大きくなる。
(4)シきい値電圧の制御が容易になる。
(5)  ウェルの深さt精度よく調節することができ
る。
次に別の方法によってN型ウェル領域を形成する工程を
第10人′〜IOC’図に従って説明する。
2g10人′図は半導体基板101表面全面にヒ素をド
ープしなからSi単結晶tエピタキシャル成長させる。
ヒ素の不純物濃度は10Isz−”である。
このようにして深さ約3μmのN型ウェル領域が半導体
基板101上に形成される。
第10B’図は所望のN型ウェル領域を形成するために
N型ウェル形成領域上にSin、膜102及びホトレジ
スト[104Y形成する。その後、前記5iot膜及び
ホトレジスト膜104′ftマスクとしてN型ウェル表
面上に2 X 10 ” cm−”の不純物濃度を有す
るボロンをイオン打込みし、熱拡散を行なってボロンを
拡散させ半導体基板101と同じP型頭域を形成させろ
第10C′図は上記S io、膜102及びホトレジス
ト膜104を除去し、半導体基板101内に所望のN型
ウェル領域を形成する。
なお、N型ウェル領域形成方法は上記の2種類の方法に
限らず他の方法を用いてもよいことはもちろんである。
またウェル領域を拡散で形成させてもよいことはもちろ
んである。
(酸化膜および耐酸化膜形成工程) 第10E図に示すように半導体基板101及びN型ウェ
ル100の表面にSin、膜102及び酸素を通さない
絶縁膜すなわち耐酸化膜103を形成する。
耐酸化膜103の好ましい具体的な材料として窒化シリ
コン(SisN4)膜が使用される。
上記Sin、膜102は下記の理由でSi基板1010
表面酸化によって約50OAの厚さに形成されろ。すな
わち、Si、N4膜103を直接Si基板101の表面
に形成した場合、Si基板101とSi、N4膜103
との熱膨張係数との違いによりSi基板101の表面に
熱歪を与えろ。このため、Si基板1010表面に結晶
欠陥ヶ与えろ。これを防止するためにSi、N4膜10
3の形成前にSin。
膜102がSi基板101の表面に形成さねろ。
一方、Si、N、膜103は後で詳しく述べるようにS
i基板101の選択酸化用マスクとして使用するために
、例えばCVD (Chemical VaporDe
position)法により約140OAの厚さに形成
されろ。
(耐酸化膜の選択的除去およびイオン打込み工程) 比較的厚い絶縁膜すなわちフィールド絶縁膜を形成すべ
きSi基板1010表面上のSi、N4膜103を選択
的に除去するために、まずエツチング用マスクとしてホ
トレジストIJ 104 Y: S 1sN4膜103
の表面上に選択的に形成する。この状態で、例えば精度
のよいエツチングが可能なプラズマエッチ法により露出
している部分の5isN+膜103を除去する。
つづいて、フィールド絶縁膜が形成されろところのSi
基板1010表面に基板と反対導電型の層いわゆる反転
層が形放さねないようにするため、第10F図に示すよ
うにホトレジスト膜104を残した状態で露出している
Sin、膜102を通してSi基板101中へ基板と同
じ導電型の不純物すなわちP型不純物を導入する。この
P型不縄物の導入法としては、イオン打込みが好ましい
。例えばP型不純物であるボロンイオンが打込みエネル
ギー75 keVでSi基板101中へ打込まれろ。
この時のイオンのドーズ量は3X1012原子/Cm 
”である。
(フィールド絶縁物形成工程) Si基板101の表面にフィールド絶縁膜105を選択
的に形成する。すなわち、第10G図に示すようにホト
レジスト膜104を除去した後、Si、N、膜103を
マスクとしてSi基板1010表面を熱酸化によって選
択的に酸化し、淳さ約950OAのS io、膜】05
(以下、フィールド5iOtpIAと称する。)を形成
する。このフィールドSin、膜105の形成時に、イ
オン打込みされたボロンがSi基板101内へ引き伸し
拡散され、所定の深さを有するP型反転防止層(図示せ
ず)がフィルドSin、膜105の直下に形成される。
(耐酸化膜および酸化膜除去工程〕 フィールドSin、 [105が形成されていない、!
−ころのSig板1010表面を露出するために、S 
i3N4g 103 Y 例tハM ’J 7 e (
H4F 04 )液を用いて除去する。つづいて、5i
nt膜102を例えばフッ酸(HF)液を用いて除去し
、第10H図に示すようにSi基板1010表面を選択
的に露出する。
(第1ゲート絶縁膜形成工程) メモリセルM−CEL中のキャパ7りcsの誘電体層を
得ろために露出したSi基板101及びN型ウェル10
0の表面に第1ゲート絶縁膜106乞第108工図に示
すように形成する。すなわち、露出したSi基板101
及びN型ウェルの表面を熱酸化することによってHさ約
430大の第1ゲート絶縁膜106をその表面に形成す
る。従って、第1ゲート絶縁膜106はSin、から成
っている。
(第1導体層被着工程〕 メモリセル中のキャパシタCsの一方の電極として使用
するために第1導体層107kSi基板101上全面に
第1OJ図に示すように形成する。
すなわち、第1導体層107として例えば多結晶クリコ
ン層¥:CVD法によりSi基板101上全面に形成す
る。この多結晶シリコン層の厚さは約4000A程度で
ある。つづいて、多結晶シリコン層107の抵抗値を小
さくするため、この多結晶シリコン層107中に拡散法
によりN型不純物、例えばリンを導入する。この結果、
多結晶7リコン層107の抵抗値は約16Ω/口となる
(第1導体層の選択除去工程) 第1導体層すなわち第1多結晶シリコン層107を所定
の電極形状とするために第10に図に示すようにホトエ
ツチング法によってml多結晶7937層107を選択
的に除去し、電極108を形成する。この第1多結晶シ
リコン層107の選択的除去法として精度の良いエツチ
ングが可能なプラズマエツチングが適している。引きつ
づいて露出した第1ゲー) Sin、膜106もエツチ
ングし、N型ウェル100の表面を部分的に露出する。
(第2ゲート絶縁膜形成工程) メモリアレイM−CEL 、ダミーアレイD−CEL並
びに周辺回路部中のMOSのゲート絶縁膜を得ろために
露出したSi基板101及びN型ウェル100の表面に
第2ゲート絶縁膜109を第1、 OL図に示すように
形成する。すなわち、露出したSi基板101及びN型
ウェル100の表面を熱酸化することによって厚さ約5
3OAの第2ゲート絶縁膜109をその表面に形成する
。従って、2g2ゲート絶縁膜109はSin、から成
っている。第2ゲート絶縁膜すなわち第2ゲートSin
膜109の形成と同時に第1多結晶シリコンから放る電
極108の表面も酸化され、その表面に厚さ約2200
人の810.膜110が形成されろ。
このSin、膜110は電極108と後述する第2多結
晶シリコンから成る電極との層間絶縁の役目を果す。
(しきい値電圧!制御イオン打込み工程)第10M図に
示すようにN−MOSのしきい値電圧を制御するために
、N型ウェル表面上にホトレジスト膜104’2イオン
打込み用マスクとして用いて、N−MOSの形成さねる
Si基板101表面にP型不純物をイオン打込み法によ
って導入する。P型不純物は例えばボロンが使用さねろ
打込みエネルギーは30 keVでイオンのドーズ量は
4.5X10”原子/Cl11”が好ましい。
(第2導体層被着工程) すべてのMOSのゲート電極並びに配線層として使用す
ルタメに8r!2導体Jtll13?:Si基板101
上全面に形成する。すなわち、第1ON図に示すように
第2導体層113として例えば多結晶シリコン層’2C
VD法によりSi基板101上全面に形成する。この多
結晶シリコン/1113の厚さは約3500A程度であ
る。つづいて、抵抗値を小さくするため、この多結晶シ
リコン層】13中に拡散法によりN型不純物、例えばリ
ンを導入する。この結果、多結晶シリコン層113の抵
抗1直は約100/口となる。
(第2導体層の選択除去工程) 第2導体層すなわち第2多結晶シリコン層】13を所定
の電極あるいは配線形状にするためにホトエツチング法
によって選択的に除去する。つまり、第100図に示す
ようにホトエツチング後のシリコン層1】3は第9D図
で示したワード線WLl−1〜WLz−a、ダミーワー
ド纒DWL 1−t 、 DWL l−2。
制御信号線φd(Ll rφda−LAY:形成する。
さらに;に出した第2ゲートSin、膜109を除去し
、Si基板101及びN型ウェル100の表面を露出す
る。
(表面酸化工程) MOSのソース領域並びにドレイン領域を形成すべき表
面が汚染されないようにするため、第10P図に示すよ
うに露出したSi基板101及びN型ウェル100の表
面にその表面の熱酸化によって厚さ100AのSin、
膜115を形成する。
Sin、膜115の形成と同時に第2多結晶シリコンか
ら成るワード線WL 1−t −WL l−s 、ダミ
ーワード線DWL s−t 、 DWL 1−z 、制
御信号線φdc−LL lφd(−L2r相補型M O
Sのゲート電極の表面も酸化され、その結果それらの表
面に厚さ約300人のSin、膜116が第10P図に
示すように形成されろ。
(ソース・ドレイン領域形成工程〕 まず、N−MOSのソース・ドレイン領域ya′si基
板101内に選択的に形成するために第10Q図に示す
ようにN型ウェル100上にイオン打込用マスク、例え
ばCVD5iO,膜119が形成され、CV D S 
icy膜119がtxイ領域ノSiO,膜115を通し
てN型不純物、例えばヒ木y<Si基板101内に導入
する。このN型不純物の導入法としてはイオン打込みが
好ましい。例えばヒ素イオンが打込みエネルギー80 
keVでSi基板101内に打込まれろ。このときのイ
オンのドーズ伍はlXl0”jX子/の2である。つづ
いて熱処理を行ない、イオン打込みされたヒ素不純物は
引き伸し拡散さね、所定の深さを有するN+型半導体領
域120.121が形成されろ。これらN+型半導体領
域120.121がソース・ドレイン領域となろ。
次にP−MOSのソース・ドレイン領域をN型ウェル1
00内に選択的に形成するために第】OR図に示すよう
にN型つニA/100上以外のSi基板101上にイオ
ン打込用マスク、例えばCvDSiO,膜119が形成
され、N型ウェル100上のS io、膜115を通し
てP型不純物、例えばボロンをイオン打込法によりN型
ウェル内に導入する。例えばボロンイオンが打込みエネ
ルギー80 keVでN型ウェル内に打込まれる。この
ときのイオンのドーズ債は3X]01@原子/mtであ
る。
つづいて熱処理1行ない、イオン打込みされたボロン不
純物は引き伸し拡散され、所定の深さを宵するP+型半
導体領域122〜127が形成されろ。
これらP+型半導体領域122〜127がソース、ドレ
イン領域となる。
なお、P−MOSのソース・ドレイン7kN型MISF
ETのソース・ドレインより後で形成する理由は上記熱
部理工8を1回だけにしてボロンが必要以上に拡散する
こを防ぐためである。
(コンタクトホール形成工程(1)) 第1導体層すなわち第1多結晶シリコンN108と後で
述べろ第3導体層との接続用コンタクトホール?:si
o、膜1】0に形成する。すなわち、第10S図に示す
ようにコンタクトホー/I/CH1゜1をホトレジスト
膜(図示せず)をマスクとしてS io。
膜110中に選択的に形成する。なお、このコンタクト
ホールCH+n+は第9A図に示したコンタクトホール
CH0に対応している。
第1多結晶シリコン層108と第3導体層との接続用コ
ンタクトホールCH,,,のみl形成する理由は以下の
通りである。すなわち、前記したように第1多結晶シリ
コン層108の表面に形成されたS ioz膜110の
厚さは300人である。一方、Si基板101及びNm
ウェル100の表面に形成されたS io2膜115の
厚さ100人である。
従って、これらのS io、膜110,115を同時に
エツチングすると第1多結晶シリコン膜108が完全に
露出するまでにS io、膜115がオーバ−エッチさ
れてしまう危険がある。
これを防止するために上述したようにコンタクトホール
CI−I、。、は独立に形成される。
(コンタクトホール形成工程(2)) ソース・ドレイン領域と第3導体層との接続用コンタク
トホール’?: S i Oを膜115に形成する。
すなわち、所定のマスクを用いてS io、膜115の
選択的エンチングにより第10T図に示すようにコンタ
クトホールCHIO!〜CH,。、を形成する。
上記マスクはコンタクトホールCH,。、に対応−fろ
部分にも開口を有しているが、コンタクトホールCH,
。1におけろS iO,膜110のオーバーエッチは実
際問題とならない。
なお、コンタクトホールCHHtは第9A図のコンタク
トホールCH,に対応している。
(層間絶縁膜形成工程) Si基板101上全面に/−聞納縁膜を形成する。
すなわち、第10U図に示すように層間絶縁膜118、
例えば厚さ約800OAのリン・シリケート・ガラス(
P S G)膜をSi基板101上全面に形成する。こ
のPSG膜118はMOSの特性に影響を与えるナトリ
ウムイオンのゲッターを兼ねている。
(コンタクトホール形成工程(3)) 第2多結晶シリコン層と8g3導体層との間およびソー
ス・ドレイン領域と第3導体層との間を接続するために
PSG膜118にコンタクトホールを形成する。
すなわち、第10V図に示すようにPSG膜118を選
択的にエッチし、コンタクトホールCH,。1〜CH+
oy 乞形成する。このコンタクトホールCH,。1〜
CH,。、?:影形成る際に使用されろマスクは前記コ
ンタクトホール形成工程(2)でコンタクトホールCH
IGI〜CH,。、?:影形成るために使用されたマス
クと同じものが使用されろ。つづいて、PSGgl18
の平坦化を酎るために約1000Cの温反でPSG膜1
18を熱処理する。
ところで、上記コンタクトホール形成工程(2)で説明
したS io、膜115に対するコンタクトホール形成
はPSGligl18に対するコンタクトホール形成と
同時に達成することも可能である。しかしながら、Si
n、膜115に対するコンタクトホールが完成さねる間
にPSG膜118もエッチさねてしまう。すなわち、P
SG膜118のオーバーエッチが生じろ。従って、この
オーバーエッチを防止するために上述したようにPSG
膜118に対するコンタクトホール形成とS io、膜
】15に対するコンタクトホール形成は別々に行なうこ
とが好ましい。
(第3導体層形成工程) m9A図に示した1を源供給線VIIS−L l デー
タ線DLt−t 、DLt−s 、DLt−1,DLt
−xを形成するために、まずSi基板101上全面に第
3の導体層、例えば厚さ12000Aのアルミニウム層
乞形成する。つづいて、このアルミニウム層を選択的に
エッチし、第10W図に示すように電源供X@線Vss
−Llデータ線DLt−1および配線層127を形成す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はダイナミックメモリシステム図、第2図はD−
RAMブロックダイアグラム、第3図はD−RAMのタ
イミングダイアグラム、第4A図は本発明の一実施例の
D−IIAMブロックダイアグラム、第4B図は本発明
の一実施例のD−RAMタイミングダイアグラム、第4
C図は本発明の他の実施例のD−RAMブロックダイア
グラム、mJD図は本発明の他の実施例のD−RAMタ
イミングダイアグラム、第4E図は本発明の他の実施例
のD−RAMブロックダイアグラム、第5A図は2マッ
ト方式64 K D−RAMの回路構成図、第5B図は
2マット方式64KD−RAMタイミングダイアグラム
、第6図は2マット方式D −RAMICレイアウトハ
タ−7図、m7A図、第7B図は2マット方式D−RA
MICレイアウトパターン部分図、第8A図はメモリセ
ルの素子構造図、第8B図はダミーセルの素子構造図、
第9A図はメモリアレイのレイアウトパターン図、第9
B図はフィールド絶縁膜のパターン図、第9C図は記憶
用キャパシタCsの電極パターン図、第9D図はメモリ
アレイ及びダミーアレイのレイアウドパターン図、第1
0A図〜第10W図、第10A′図〜第100’図はC
−MOSダイナミックRAMの製造プロセス図である。 8人、、SA、・・・センスアンプ、PC・・・プリチ
ャージ回路、CDL、CDL・・・コモンデータ線、M
−CEL・・・メモリセル、D−CEL・・・ダミーセ
ル、MA・・・メインアンプ、MS・・・メモリ起動信
号、nk・・・nkピッ)[積回路、X、・・・メモリ
アレイ形成部、X!・・・CMO5形底部形成H・・・
コンタクトホール、vcc−L・・・ウェル電源供給ラ
イン、vss−L・・・接地電圧供給線、DL、DL・
・・データ線、WL・・・ワード線、REFGRNT・
・・リフレッ7ユ指示信号、RE F l’t E Q
・・・リフレッシュ要求信号、WE・・・ライトイネー
ブル信号、cs、−csm・・・チップ選択制御信号、
100・・・N型ウェル領域、2.105・・・フィー
ルド絶縁膜、3・・・ゲート絶縁膜、6・・・第1多結
晶シリコンj鰭、7・・・P型表面反転層、8.17,
18,114・・・第2多結晶シリコン層、9.118
・・・PSG層、10,19,127・・・アルミニウ
ム層、4,5.11,12,14・・・P“型半導体領
域、 6・・・Sin、膜。 第 図 < KeAo Cyctz’> 第4 図 図 <WP/TECとCLEン 、第4 D 図 第 図 第 図 第 図 第 8へ図 第 A 図 第83 図 第9 図 事件の表示 昭和63年 特許願 発明の名称 半導体メモリ 補正をする者 114654号 1、明細書第83頁第1行目乃至第2行目F第10A図
〜第10W図、第10A′図〜第10C′図は」を「第
10A図〜第ioz図はJと補正する。 2、願書に添付する図面の第1OA’図を訂正図面のと
おり第10X図に補正する。 3、願書に添付する図面の第10B″図を訂正図面のと
おり第10Y図に補正する。 4、願書に添付する図面の第10C’図を訂正図(51
0)株式会社 補正命令の日付 昭和63年10月25日 補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のデータ線対と、それぞれデータ線対の両方に
    交差するようにされた複数のワード線と、それぞれ情報
    保持用のキャパシタとかかるキャパシタを対応のデータ
    線に結合せしめるスイッチ用FETとからなる複数のメ
    モリセルとを有するメモリアレイと、正帰還増幅動作す
    るように結合されたPチャンネルFET対とNチャンネ
    ルFET対を備えデータ線対にあらわれる信号量の差を
    増幅する差動アンプと、上記差動アンプの動作を制御す
    る制御手段と、プリチャージ回路とを備えてなる半導体
    メモリであって、 上記メモリセルの上記スイッチ用FETは、上記キャパ
    シタに情報が書き込まれるとき上記キャパシタに結合さ
    れた電極がドレイン電極として作用するようにそのチャ
    ンネル導電型が決定されてなるFETからなり、 上記プリチャージ回路は、上記正帰還動作が開始される
    前において各データ線対をメモリセルに記憶される2値
    情報の中間の電位にせしめるように構成されてなる、 ことを特徴とする半導体メモリ。
JP63114654A 1988-05-13 1988-05-13 半導体メモリ Granted JPH023160A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5169134A (en) * 1990-06-23 1992-12-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Sorter with sheet aligning member

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52113131A (en) * 1975-09-08 1977-09-22 Toko Inc Sensing amplifier for one transistor
JPS54112131A (en) * 1978-02-23 1979-09-01 Nec Corp Sense amplifier circuit of mos memory

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