JPH02312539A - 頭付き魚の内臓除去方法及び装置 - Google Patents

頭付き魚の内臓除去方法及び装置

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JPH02312539A
JPH02312539A JP2124320A JP12432090A JPH02312539A JP H02312539 A JPH02312539 A JP H02312539A JP 2124320 A JP2124320 A JP 2124320A JP 12432090 A JP12432090 A JP 12432090A JP H02312539 A JPH02312539 A JP H02312539A
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fish
abdominal cavity
abdominal
internal organs
head
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Joachim Jahnke
ヨアヒム・ヤーンケ
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Nordischer Maschinenbau Rud Baader GmbH and Co KG
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    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
    • A22C25/14Beheading, eviscerating, or cleaning fish
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鱒等の養殖魚などの頭付き魚の内臓を除去す
る方法であって、肛門領域から腹部シームに沿って腹腔
を囲む腹壁を切って腹腔を開くことにより内臓を除去す
る方法に関し、又、その方法を実施するための装置であ
って、該装置に、処理対象の急用の少なくとも1個の魚
受は部を含むコンベヤーが設けてあり、該魚受は部が上
記魚を少なくともその背部で支持してその尾を先頭にし
て押し、上記装置に、上記方法に従って魚を処理するた
めに、魚の進路に対して制御されながら運動できる処理
手段が設けてあり、該処理手段が、回転駆動されて肛門
とえら腔との間の範囲で腹腔を開く切断工具と、腹腔壁
を拡開する拡開器と、吸引効果により内臓を除去する内
臓除去手段とを備えている装置に関する。
特にこの種の魚の内臓を除去する場合、腹腔から全ての
内臓部分を除去し、又その場合に血流(腎臓)も除去す
るように処理することが必要である。その様な処理では
、腹部の内壁をそのままにしておくことが特に重要であ
る。更に、その処理では、単純な方法により、えらを除
去したり残したυできることが必要となる。従って、解
剖学的な魚体構造に基づくと、肛門から頭部側へ処理を
行うことが前提条件となる。
〔従来の技術〕
その様な原理で機能するいくつかの装置が既に知られて
いる。
例えば、DE−PS2832259から公知の装置では
、魚はトラフ(桶又は樋)付きチェーンにより、その背
部を下にして頭部を押されながら尾を先頭にして、処理
工具の作動範囲を運搬される。
処理は、処理工具を魚の輸送進路内へ制御しながら運動
させて行われる。この処理でも目的は同様であυ、腹壁
を切った後に、腹腔に水を注入して内臓全体を膨れさせ
て、吸引ポンプで内臓を除去する。吸引ポンプ工具の構
造的理由により、えらの除去は不可能でお乞食道を完全
に除去することも確実には行えない。
DE−O82232633による装置でも同じ結果とな
る。その装置では、魚の尾をコンベヤーが掴み、その引
つ張υによυ魚が輸送される。
その様な形式の別の従来技術構成がDE−PS33 4
3 789に記載されておシ、そこに示された装置では
、魚はえら蓋の裏側を掴まれ、頭を先−3= 頭にして運ばれる。腹腔を開いた後、魚と共に移動する
吸引ノズルがえら腔の領域において腹腔に挿入され、両
者が共に移動する間に、吸引ノズルに設けられて制御状
態で運動可能なナイフ要素によυ、食道が切断される。
えらと内臓とを除去する装置はDE−08157942
7に記載されている。この装置では、魚は頭を先頭にし
てそこを挾持されながら運ばれ、最初に、運搬方向に対
して横方向の2つの切り込みがえら腔と上顎の領域に入
れられる。その後に、えら腔の切り込みと肛門との間で
腹腔が開かれ、えら腔の切り込みとF顆の切り込みとの
間に位1度する肉の橋状部(ブリッジ)がベンチ状工具
で掴まれ、えらと内臓とがちぎり取られる。
DE−O82530013も類似した装置を示している
これらの装置では、正確な処理を行うには魚を非常に正
確に位置決めしなければならないが、当然のこととして
魚には寸法差があるので、正確な位置決めを確実には行
えないという不具合がある。
−4= 更に、その機能的な理由により、一部の工具は高価で破
損しやすい。
〔発明の課題〕
本発明の生硬な課題は、機械的な内臓除去技術を改良し
、種々の寸法の魚について、高能率で失敗のない作業結
果を得ることにある。
更に本発明の主要な課題は、上述の条件を考慮した上で
、内臓を除去する際に、単純な調節だけでえらを選択的
に除去したり残したりできるようにすることにある。
〔発明の要旨〕
肛門領域から腹部シームに沿って腹腔を囲む腹壁を切っ
て腹腔を開き、内臓を肛門から頭部側へ連続的に回収し
ながら吸引作用により内臓を除去する方法において、上
記課題を達成するために、腹腔を開くのと同時に、肛門
の領域で腸を腹壁から外し、食道と、選択的にえらとを
挾み付けて掴み、口腔の領域でちぎシ取るようになって
いる。
この方法を最適の形で実施するための装置には、処理対
象の急用の少なくとも1個の魚受は部を含むコンベヤー
が設けてあり、該魚受は部が上記魚を少なくともその背
部で支持してその尾を先頭にして押し、上記装置に、上
記方法に従って魚を処理する之めに、魚の進路に対して
制御されながら運動できる処理手段が設けてあり、該処
理手段が、回転駆動されて肛門とえら腔との間の範囲で
腹腔を開く切断工具と、腹腔壁を拡開する拡開器と、吸
引効果によ)内臓を除去する内臓除去手段とを備えてお
り、その様な装置において、腹腔開放用の切断工具が、
円形ナイフと、その両側面に併設されて円形ナイフの切
断縁の近傍まで概ね半径方向に延びるナイフ刃とを備え
、内臓除去手段が、魚の運搬方向と逆に向いた吸引開口
を有する吸引ノズルを有しており、魚の血流を少なくと
も部分的に開放する掻き取シ工具が切断工具と吸引ノズ
ルとの間に配置されている。
処理対象の魚の固定・位置決め・整列を行うために、コ
ンベヤーには個々に独立して互いに連続して配置される
複数のトラフを設け、トラフの先頭端部に、魚の尾範囲
用の制御型クランプ(締め付け)機構を設け、その終端
部に、魚の下顎に到達する頭部ストッパーを設けること
もできる。その様なコンベヤートップを使用すると、魚
処理手段の運動を制御するために、構造が簡単でコンベ
ヤーと同期して駆動される剛体カム駆動部文は機構を使
用でき、又、養殖魚のバッチ処理の際に通常は魚の寸法
が変化するが、そのような魚を容易に取シ扱って処理す
るために、コンベヤーには寸法の異なるコンベヤートラ
フを装備して、寸法の異なる魚を受は取るようにできる
。その様な実施例では、魚受は取Q用の運搬トラフの設
計は、処理対象の魚の寸法を基本にして、カム駆動部に
より決定される制御状態の運動進路、特に、腹腔開放用
の切断工具の運動進路に対して相対的に決定し、又、魚
の背を支持するトラフ底部表面の高さ、ならびK、頭部
キャッチ(ストッパー)の位置を考慮することが好まし
い。寸法の異なる魚を寸法の異なるトラフへ簡単に供給
するために、魚トラフは寸法別に色分けしてもよい。
機能が確認されている腹腔開放用の切断工具としては、
対称面取り部により切断縁を形成した円形ナイフがある
。円形ナイフの両側面に対して平坦な状態でナイフ刃が
設けてあり、そのナイフ刃の、少なくとも円形ナイフの
面取9部の範囲内へ突出する部分の範囲には、円形ナイ
フの回転方向での先頭側に、ナイフ刃面取9部で鋭利化
された少なくとも1個の縁が設けてあり、又、そのナイ
フ刃面取9部は円形ナイフの側面側を向くナイフ刃の面
に設けである。血流はスクレーパー(掻き取り器)で開
くことができ、該スクレーパーは、腹腔の断面に概ね対
応する外部輪郭を有するへら又は鋤形要素を備えておシ
、該要素には、少なくとも魚の腹腔の奥深くまで入り込
む範囲に、鋭利な輪郭縁が設けてあり、該縁がコンベヤ
ートラフの運動方向に逆向きに位置している。
内臓を確実かつ正確に受は取るために、吸引ノズルには
、吸引開口を運搬トラフの運動方向と逆向きに位置させ
て設けることができ、又、腹腔内へ入る部分において腹
腔の断面形状に概ね対応させたハウジングを設けること
ができる。
=8= これに関し、魚の腹腔に入る吸引ノズルの部分に、シャ
ベル形付属部分又は突起を設けると特に効果的である。
魚にえらを残す場合、ショベル形付属部分の横包囲表面
が、その先頭端からコンベヤートラフの運動方向におい
て上向きとなる片寄シ縁を形成するように構成した吸引
ノズルを使用することが好ましく、その場合、上記縁が
、腹腔から吸引ノズルを引き出す際に、えら器官を片寄
らせる。えらも除去するには、ショベル形付属部分か平
坦なスプーン(匙)として形成されている吸引ノズルを
使用でき、その場合、何滴部分をえら器官の下側に係合
させ、又、内臓を一時的に掴むために独立して運動する
クランプ装置をショベル形突起に併設して、両者で内臓
と共にえらをちぎシ取る。
次に本発明を図示の実施例により更に詳細に説明する。
図面には、本発明の実施例とその原理、及び、現時点で
それを適用した量良の形態と考えられるものが示されて
いる。本発明の範囲から逸脱することなく、同−又は同
等の原理を採用した本発明の別の実施例も採用でき、又
、必要に応じて構造的な変更を行うこともできる。
〔実施例〕
無端チェーンコンベヤー1は、適当かつ連続的に駆動さ
れて2個の方向変換ローラー2の1夛を回転し、又、無
処理機械の機械フレーム(図示せず)に配置しである。
コンベヤー1には処理対象の魚を受は取るための魚受は
部3が装備されておシ、その受は部は、コンベヤーチェ
ーン4に一定の間隔で配置して取シ付けたスレッド又は
キャリヤー(図示せず)に固定されている。魚受は部3
は、基本的には、その対称中心面をチェーンコンベヤー
1の運動方向(第1図の矢印方向)に向けた上開きの運
搬トラフ5(槽又は桶)で構成されている。各運搬トラ
フ5は、その終端側正面端部7が閉鎖しており、そこに
頭部ストッパー又はキャッチ8が設けである。各運搬ト
ラフ5の先頭側端部9には、魚体(胴体)クランプで形
成されるクランプ機構10が併設されている。上記クラ
ンプは椀状又は湾曲形状の2個の掴み脚部11を備えて
いる。両脚部11は内面が、例えば粗く仕上げられて、
確実な掴み動作を行えるようになっており、運搬トラフ
5の対称中心面6に対して、チェーンコンベヤー1の移
動方向と平行な軸12を中心にして互いに対称に旋回で
きるように取り付けである。掴み脚部11は、ばね15
の力に抗1〜て、フレームに固定した制御ガイド14を
介してそれに連結した璽−ラーレバ−13により、開放
位置へ移動させることができる。
更に、カム駆動部16が図示されていないフレームに配
置されている。駆動部16は傘歯車17により駆動され
、歯車1γは、一方の方向変換ローラー2に機能的に(
動力を伝え得る状態で)連結している。カム駆動部16
には、それぞれ適当な伝達ロッドに接続するカムディス
ク18.19.20.21が設けである。上記ロッドは
、詳細には図示されておらず、破綜で示されているだけ
であるが、カムの運動に追従するとともに、工具に機能
的に連結している。該工具は運搬トラフ5の進路の上方
に取り付けてあり、その対称中心面6内へ移動できる。
複数の工具を作動順に説明すると、それらの内の工具2
2は、第1カム18により運動させられるとともに回転
駆動され、円形ナイフを有しておシ、その切断縁24は
対称面取り部で形成されている。円形ナイフ23は、そ
の両側面上に平坦に配置した状態でナイフ刃26を有し
ており、それらのナイフ刃26は、上記円形ナイフの切
断縁24の近傍まで概ね半径方向に延びている。上記ナ
イフ刃の先頭縁27は、それぞれ、面取シ部25の領域
において、面取シ部28により鉛利化されている、面取
シ部28はナイフ刃26の円形ナイフ23側を向く側面
に設けである。ナイフ刃26は指形に分岐させて、その
指部の先頭縁を縁27と同様に鋭利にすることが好まし
い。
切断工具22に続いて拡開器29が設けである。
拡開器29は、屋根形ブロック30で形成されており、
その隆起縁部は運搬トラフ5側を向いてその対称中心面
6内にある。この装置では、拡開器29は、後続のスク
レーパー31(掻き取シ器)と共に、カムだけで制御さ
れるユニットを形成し、12−一 第2カムデイスク19により運動させられるが、拡開器
はばね力又は重力に抗して運搬トラフ5の進路外へ退避
させることもできる。スクレーパー31は、基本的には
、へら又は鋤形要素32で構成されておシ、要素32は
、対称中心面6に対して横向きであシ、その外周縁は運
搬トラフ5の運動方向と反対向きに位置するとともに、
鋭利な縁となっている。
次の工具は吸引ノズル33であり、ノズル33は、第3
カムデイスク20により制御されて、運搬トラフ5の進
路に対する高さを変えるように運動できる。この吸引ノ
ズル33は適当な吸引装置(図示せず)に接続している
。ノズル33はノ・クランプ34を有し、ハウジング3
4は、チューブを4等分した円弧形状であって、吸引装
置用の上向きに突出した連結スタッドを備えている。ノ
1ウジング34は、その吸引開口35がチェーンコンベ
ヤー1の運動方向に対して逆向きとなるように並べであ
る。吸引開口35の下部範凹を囲むノ)クランプ34の
壁は、前方に突出しており、横包囲面37を有するショ
ベル状付属部分36を形成している。面3Tは、吸引開
口35側へゆくにつれて、すなわち、運搬トラフ5の運
動方向において上昇する片寄り縁38を有している。そ
のすくい面において付属部分36にはスロット状開口3
9が設けてあり、対応する断面形状の保持舌部40をそ
こに挿入できるようになっている。このために、舌部4
0は吸引ノズル33用の取付部(図示せず)に、ノズル
の制御運動方向に移動できる状態で配置しである。必要
であtしは、保持舌部40を開口39と係合状態に保持
するためのばね(図示せず)を設ける。
第1図に示す吸引ノズル33の代わシに、第6図の実施
例のよう、な吸引ノズル41を使用することもできる。
このノズルに設けられる付稿部分42は、平坦なスプー
ンで形成され、その前向き緑は、間隙44によりフォー
ク状に形成されている。吸引ノズル41を使用する場合
、クランプ保持器45を保持舌部40の代わりに使用し
、その場合、クランプ保持器はスプーン面と共にクラン
プ装置を構成できる。
工具列の最後には、回転駆動されるブラシ46が、その
位置を第4カムデイスク21で制御される状態で設けで
ある。
次に、装置の動作方法を、魚が装置各部を通過する順序
に従って説明する。基本的な状態は第2図〜第5図に示
されている。
魚は、その背を下にし、尾を先頭にして運搬トラフ5に
入れる。頭部キャッチ8を魚の下顎に係合させることが
重要である。トラフへ魚を入れる作業は装置の供給範囲
で行われ、その範囲では、制御ガイド14により、運搬
トラフ5の先頭縁9に配置したクランプ機構10が開か
れる。魚は全長が運搬トラフ5と一致するように選択さ
れているので、魚の足部分がクランプ機構の領域に入る
このようにして魚を入れた運搬トラフ5は、続いて工具
の作業範囲へ前進させられる。工具は、カム駆動部16
の作用により、運搬トラフ5の進路上に容易に保持でき
る。第1工具に到達する前に、クランプ機構10のロー
ラーレバー13が制御ガイド14から外れ、それにより
、ばね15の作用で掴み脚部11が閉鎖でき、この時点
で魚は尾範囲でも保持される。
次に第2図の如く、切断工具22が制御されながら入れ
られる。この工程を制御する第1カムデイスク18は運
搬トラフ5の終端側正面端部7の位置に関連し、その輪
郭は対応する魚寸法の解剖学的構造に適合しているので
、この時点で、破線で示す如く、この工具の円形ナイフ
23が魚の肛門の部分で腹腔に入り、えら腔の領域にお
いて腹腔から出る。このような処理において、腸を肛門
で外しておく必要があり、そうしなければ、内臓を完全
に除去することが不可能である。
この作業は、円形ナイフ23の両側面上に取り付けたナ
イフ刃26で行われ、刃26は、鋭利な縁2Tを備えて
いるので、腸を完全に外す。
魚が更に前進すると、第3図の如く、拡開器29と鋤形
要素32とを備えた制御ユニットが第2カムデイスク1
B上で運動させられて、運搬トラフ5の進路に入る。こ
の工程では、拡開器29が僅=16− かに進み、開放状態の腹腔の腹部フラップ(腹壁)を拡
開させてから、鋤形要素32がその腹腔に入る。この処
理では、この要素の侵入進路の寸法は、g素がばねで付
勢されて、背骨上にある血流に当たシ、鋭利な輪郭縁で
上記血流を引き裂いて開くように設定されている。
この処理の間、第4図の如く、第3カムデイスク20に
より制御されて運動させられた吸引ノズル33が、運搬
トラフ5の進路内へ下降し始め、へら形要素32と拡開
器29とで開放状態に保持されたままの腹腔に侵入する
。この時点で、これらの要素は腹腔の外へ移動し、同時
に、吸引ノズル33に吸引力が及ぼされる。第4図から
明らかなように、吸引ノズル33の下降中は、保持舌部
40は外れた状態にあシ、又、その機能を果たすように
、運搬トラフ5に取シ付けた複数のガイドレール(図示
せず)の1つにより舌部40は支持されている。吸引に
より、この段階で内臓は吸引ノズル33へ引き入れられ
、そこに集められる。
吸引ノズル33の腹腔からの引き出しは、概ねえら腔の
領域で行われるが、その動作よシも僅かに前に、第5図
に示す如く、保持舌部40が開放され、ばね力に助けら
れて舌部40が付属部分36のシャベル面(すくい表面
)まで移動する。このようにして保持舌部40は開口3
9を貫通して、食道と内臓とを積極的に挟持し、それK
よシ、食道や内臓は吸引ノズル33の引つ張υ作用を受
けて腹腔から引きちぎられる。はぼ同時に、ブラシ46
か第4のカムディスク21により腹腔内へ移動させられ
る。この侵入動作は、図示されていない拡開シート又は
トレイにより容易に行える。
上述の処理手順では、正確に内臓金除去し、えらを残し
た魚が得られる。このような処理は、吸引ノズル33を
腹腔から正確なタイミングで引き出すことと、片寄シ縁
38付きの横包囲面を設けた結果として、えら器官の下
側での保合が不可能であることとにより、確実に実現さ
れる。但し、えら器官の除去が必要な場合、吸引ノズル
330代わシに、第6図に示す吸引ノズル41を使用し
、又、保持舌部40の代わシに、クランプ保持器45を
使用する。更に、第3カムデイスク20は、引き抜き動
作を遅れさせることに対応させて変更する必要がある。
その様な変更は、第3カムデイスク20を外して、別の
適当なカムディスクを取り付けるととによ)行える。吸
引ノズル41は、最初は吸引ノズル33と同様に機能す
る。但し、えら腔からの引き抜きよりも僅かに前に、ノ
ズルの突出付属部分42がえら器官の下側を移動する。
部分42は平坦又は浅いスプーン43で形成され、上記
移動中、えらの弓形部分と魚体との連結点が間隙44(
切り欠き)内に位置する。同時に、ばねで付勢されたク
ランプ保持器45が上記スプーン表面まで下降し、食道
とえらがそこに挾持される。これにより所望の結果が得
られ、吸引ノズル41を引き出すと、食道がちぎれ、え
ら器官もちぎれて外れる。次のブラッシング処理では、
多量の水を供給して作業が行われ、腹腔に残留している
全ての内臓及び血液d!排除される。
本発明による装置は、養殖業で頻繁に見られるような、
種々の寸法の魚をバッチ処理する場合に特に適している
。その理由は、特K、寸法の異なる様々な運搬トラフ5
をチェーンコンベヤー1に装備できるためである。適当
な寸法形状のトラフ5を幾つか形成し、カム駆動部を変
更せずに、それぞれ対応する魚の処理を適切に行えるよ
うにできる。確認しやすくするために、運搬トラフ5は
寸法別に色分けすると、魚に併せて選択する作業が非常
に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は処理手段の作業範囲を装置の要部として示す斜
視略図、第2図は切断工具が腹腔に入った時点での処理
手段の作業範囲の縦断面図、第3図は拡開器とスクレー
バーの両方が腹腔に入った時点での第2図と同様の縦断
面図、第4図は次に吸引ノズルが腹腔に入った時点での
第2図と同様の縦断面図、第5図は吸引ノズルが腹腔か
ら引き出された時点での縦断面図、第6図はえらと食道
とを除去するために設けられる吸引ノズルの斜視図、第
7図は切断工具をナイフ刃の方向において垂直に見た断
面平面図である。 1・・・・チェーンコンベヤー、3曇φ・φ魚受は部、
5・・・・運搬トラフ、7・・・・終端正面端部、8・
・・・キャッチ、9・・・・先頭端、10・・・・クラ
ンプ機構、16・・・番カム駆動部、22・・・・切断
工具、23・・・・円形ナイフ、24・・・・切断縁、
29・・・・tJFli、31・・・・スクレーバー、
33・Φ・・吸引ノズル、35・・・・吸引開口、。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鱒等の養殖魚などの頭付き魚の内臓を除去する方法
    であつて、肛門領域から腹部シームに沿つて腹腔を囲む
    腹壁を切つて腹腔を開き、内臓を肛門から頭部側へ連続
    的に回収しながら吸引作用により内臓を除去する方法に
    おいて、腹腔を開くのと同時に、肛門の領域で腸を腹壁
    から外し、食道と、選択的にえらとを挾み付けて掴み、
    口腔の領域でちぎり取るようにしたことを特徴とする頭
    付き魚の内臓除去方法。 2、請求項1記載の方法を実施するための装置であつて
    、該装置に、処理対象の魚用の少なくとも1個の魚受け
    部を含むコンベヤーが設けてあり、該魚受け部が上記魚
    を少なくともその背部で支持してその尾を先頭にして押
    し、上記装置に、上記方法に従つて魚を処理するために
    、魚の進路に対して制御されながら運動できる処理手段
    が設けてあり、該処理手段が、回転駆動されて肛門とえ
    ら腔との間の範囲で腹腔を開く切断工具と、腹腔壁を拡
    開する拡開器と、吸引効果により内臓を除去する内臓除
    去手段とを備えている装置において:腹腔開放用の切断
    工具(22)が、円形ナイフ(23)と、その両側面に
    併設されて円形ナイフ(23)の切断縁(24)の近傍
    まで概ね半径方向に延びるナイフ刃(26)とを備え; 内臓除去手段が、魚の運搬方向と逆に向いた吸引開口(
    35)を有する吸引ノズル(33)を含んでおり; 魚の血流を少なくとも部分的に開放する掻き取り工具(
    31)が切断工具(22)と吸引ノズル(33)との間
    に配置されていることを特徴とする装置。
JP2124320A 1989-05-16 1990-05-16 頭付き魚の内臓除去方法及び装置 Granted JPH02312539A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3915815A DE3915815C1 (ja) 1989-05-16 1989-05-16
DE3915815.2 1989-05-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02312539A true JPH02312539A (ja) 1990-12-27
JPH054055B2 JPH054055B2 (ja) 1993-01-19

Family

ID=6380688

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