JPH0231166Y2 - - Google Patents

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JPH0231166Y2
JPH0231166Y2 JP14014184U JP14014184U JPH0231166Y2 JP H0231166 Y2 JPH0231166 Y2 JP H0231166Y2 JP 14014184 U JP14014184 U JP 14014184U JP 14014184 U JP14014184 U JP 14014184U JP H0231166 Y2 JPH0231166 Y2 JP H0231166Y2
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paint
valve
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closing
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は塗料が循環する回路に噴霧ガンを接続
し、連続して塗装が行えるようにした塗料循環型
塗装装置に関する。
(従来の技術) 自動車のボデイ等を塗装するにあたり、塗料を
加温して霧化効率を高める場合、或いは沈澱性塗
料を用いる場合にあつては、第1図に示す如き塗
料循環型の塗装装置を従来から使用している。
この塗料循環型塗装装置は塗料循環回路1の途
中に噴霧ガン2を接続したものであり、塗料循環
回路1は塗料タンク3内の塗料4を吸込路5から
ポンプ6にて吸引し、これを調圧弁7を備えた供
給路8を介して噴霧ガン2の弁室9内へ供給し、
余つた塗料を弁室9から導出される帰還路10を
通じて前記塗料タンク3へ戻すようにし、また噴
霧ガン2の弁室9内には噴霧ノズル11の流路を
開閉するニードル弁12を配設し、このニードル
弁12をエアーシリンダユニツト13にて開閉動
作せしめるようにしている。即ち、エアーシリン
ダユニツト13は電磁弁14を介して圧力空気源
15につながり、電磁弁14をオンとすることで
エアーシリンダユニツト13に圧力空気を送り、
ニードル弁12を後退させ、噴霧ノズル11の流
路を広げて噴霧量を増加し、また電磁弁14をオ
フとすることでニードル弁12を前進させ、噴霧
ノズル11の流路を挟め噴霧量を減少するように
している。
(考案が解決しようとする問題点) 上述して従来の塗料循環型塗装装置にあつて
は、ニードル弁12を進退動させて噴霧ノズル1
1の流路面積を調整しているのであるが、ニード
ル弁12を前進させて流路を絞つた場合、流路の
抵抗が帰還路10の抵抗よりも極めて大きくな
り、塗料の殆んどが帰還路10に流入し噴霧ノズ
ル11からの噴霧量が不足する傾向がある。
このように従来の循環型の塗装装置にあつて
は、噴霧量を絞つた場合に、噴霧むらが生じ易い
という問題がある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本考案に係る塗料循環
型塗装装置は、塗料の循環回路に噴霧ガンの弁室
を接続した塗装装置において、前記循環回路の帰
還路に回路開閉用弁を設け、この回路開閉用弁の
作動が前記弁室に設けたニードル弁等の弁の開閉
作動と逆になるようにし、弁を絞つて噴霧ノズル
からの噴霧量を少なくした場合に、循環回路の帰
還路に塗料が流入しないようにした。
(実施例) 以下に本考案の実施例を第2図に基いて説明す
る。尚、第1図と同一の部材については同一の番
号を付して説明する。
塗料循環塗装装置は、塗料循環回路1及び噴霧
ガン2からなり、塗料循環回路1は塗料4を満し
た塗料タンク3、塗料タンク3から吸込路5を介
して塗料を吸引するポンプ6、ポンプ6によつて
吸引した塗料を噴霧ガン2の弁室9へ供給する供
給路8、供給路8の途中に設けられた調圧弁7、
弁室9内の塗料を塗料タンク3へ戻す帰還路10
及び帰還路10の途中に設けられた回路開閉用の
電磁弁16からなり、一方噴霧ガン2は弁室9の
前面から一体的に突出する噴霧ノズル11、弁室
9内に配設され、その先端部が噴霧ノズル11内
に臨むニードル弁12、このニードル弁12を進
退動せしめるエアーシリンダユニツト13からな
り、エアーシリンダユニツト13は圧力空気源1
5からの圧力空気によつて後退動し、圧力空気が
遮断された場合にスプリング17の弾発力で前進
動する。
また、前記圧力空気源15とエアーシリンダユ
ニツト13をつなぐ供給路18には電磁弁14が
設けられ、この電磁弁14の下流側からは前記循
環回路開閉用の電磁弁16につながる分岐路19
が設けられ、電磁弁14がオンとなつたことを分
岐路19を介して電磁弁16に付設した検知装置
が感知し、電磁弁16をオフとし、循環回路1を
遮断し、逆に電磁弁14がオフとなつた場合には
それを感知して電磁弁16をオンとするようにし
ている。
以上において、噴霧ガン2から被塗装物に塗料
を噴霧するには、電磁弁14をオンとし、圧力空
気をシリンダユニツト13に供給し、シリンダユ
ニツト13の作動でニードル弁12を後退させ、
第2図に示す如く噴霧ノズル11との間に塗料の
流路Sを形成し、この流路Sを介して塗料4を噴
霧する。そしてこの時、電磁弁16はオフとなつ
ており、塗料循環回路1は遮断されているため、
帰還路10に塗料は流入せず、ポンプ6の圧力は
全て塗料4の噴霧に費やされ、噴霧量の不足が生
じることがない。
また、電磁弁14をオフとした場合には、シリ
ンダユニツト13への圧力空気の供給は遮断され
るため、スプリング17の弾発力にてニードル弁
12は前進し、流路Sを塞ぎ塗料4の噴霧は停止
される。この時、電磁弁16はオンとなつている
ため循環回路1は連通し、塗料4は循環を繰り返
し、常に同一条件の塗料4が弁室9に供給され
る。
尚、実施例にあつては塗料を噴霧している間は
常に循環回路を閉じるようにしたが、循環回路を
閉じる必要があるのは、噴霧量を絞つた場合のみ
であるため、ニードル弁12と噴霧ノズル11と
の間の流路面積が小さい場合に限つて電磁弁16
をオフとするような構成としてもよい。
(考案の効果) 以上に説明した如く本考案によれば、塗料循環
型の塗装装置において、噴霧中、特に噴霧量が少
ない場合には、循環回路を遮断するようにしたた
め、噴霧ガンの弁室に供給された塗料が噴霧ノズ
ルから噴霧されずそのまま帰還路に流入する不利
がなく、特に少量噴霧における噴霧量を確保でき
るので、塗装むらの発生を有効に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の塗料循環型塗装装置の構成図、
第2図は本考案に係る塗料循環型塗装装置の構成
図である。 尚、図面中1は塗料循環回路、2は噴霧ガン、
4は塗料、6はポンプ、8は供給路、9は弁室、
10は帰還路、11は噴霧ノズル、12はニード
ル弁、13はシリンダユニツト、14はシリンダ
ユニツト作動用電磁弁、15は圧力空気源、16
は循環回路開閉用電磁弁、19は分岐路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 噴霧ノズルとこの噴霧ノズルの流路を開閉する
    弁を備えた噴霧ガンの弁室を塗料循環回路の途中
    に接続してなる塗装装置において、前記噴霧ガン
    は前記弁を開閉動せしめるシリンダユニツト等の
    開閉装置を有し、また前記塗料循環回路の帰還路
    には回路開閉用弁を設け、この回路開閉用弁と前
    記開閉装置とが逆作動をなすようにしたことを特
    徴とする塗料循環型塗装装置。
JP14014184U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH0231166Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14014184U JPH0231166Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JP14014184U JPH0231166Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JPS6167861U JPS6167861U (ja) 1986-05-09
JPH0231166Y2 true JPH0231166Y2 (ja) 1990-08-22

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JP14014184U Expired JPH0231166Y2 (ja) 1984-09-13 1984-09-13

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JP4377153B2 (ja) * 2003-05-09 2009-12-02 武蔵エンジニアリング株式会社 循環式液状体吐出装置
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JPS6167861U (ja) 1986-05-09

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