JPH0522274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522274Y2 JPH0522274Y2 JP10682686U JP10682686U JPH0522274Y2 JP H0522274 Y2 JPH0522274 Y2 JP H0522274Y2 JP 10682686 U JP10682686 U JP 10682686U JP 10682686 U JP10682686 U JP 10682686U JP H0522274 Y2 JPH0522274 Y2 JP H0522274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- needle
- piston
- inlet
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 25
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 19
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 6
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、塗装用のスプレーガンに関するもの
である。
である。
<従来の技術>
塩ビゾル塗装等のスプレーガンは第4図で示す
ように、エアシリンダ6内に進退可能に設けら
れ、バランススプリング8によつて前進方向に押
圧されたピストン7と、前記バランススプリング
8のバネ力を調整する調整ハンドル9と、前記エ
アシリンダ6に連通され、前記ピストン7を後退
方向に移動させるためのエアを導入するニードル
エア入口10とを備えたガン本体1と、塗料入口
3と、この塗料入口3から導入された塗料を噴射
するスプレーチツプ5と、前記塗料入口11とス
プレーチツプ5との間に形成されたニードル弁シ
ート4と、前記ピストン7に連結され、前記ニー
ドル弁シート4に着座するニードル弁11とを備
え前記ガン本体1の前端に固設されたガンヘツド
2とから成る構造である。
ように、エアシリンダ6内に進退可能に設けら
れ、バランススプリング8によつて前進方向に押
圧されたピストン7と、前記バランススプリング
8のバネ力を調整する調整ハンドル9と、前記エ
アシリンダ6に連通され、前記ピストン7を後退
方向に移動させるためのエアを導入するニードル
エア入口10とを備えたガン本体1と、塗料入口
3と、この塗料入口3から導入された塗料を噴射
するスプレーチツプ5と、前記塗料入口11とス
プレーチツプ5との間に形成されたニードル弁シ
ート4と、前記ピストン7に連結され、前記ニー
ドル弁シート4に着座するニードル弁11とを備
え前記ガン本体1の前端に固設されたガンヘツド
2とから成る構造である。
<考案が解決しようとする問題点>
上記従来のスプレーガンは、ニードルエア入口
10より導入されるエア圧によりピストン7をバ
ランススプリング8によつてバランスする位置に
後退移動させ、これによるニードル弁11の後退
でニードル弁シート4の塗料通路間隙を設定して
いる。従つて、塗料吐出量を変更する場合は、ス
プレーチツプ5の変更あるいは塗料圧送ポンプの
エア圧変更により行わなければならないため、ロ
ボツトによる塗装の場合には塗布部位ごとの吐出
量調整ができず、塗布部位ごとに塗膜厚にバラツ
キが発生していた。
10より導入されるエア圧によりピストン7をバ
ランススプリング8によつてバランスする位置に
後退移動させ、これによるニードル弁11の後退
でニードル弁シート4の塗料通路間隙を設定して
いる。従つて、塗料吐出量を変更する場合は、ス
プレーチツプ5の変更あるいは塗料圧送ポンプの
エア圧変更により行わなければならないため、ロ
ボツトによる塗装の場合には塗布部位ごとの吐出
量調整ができず、塗布部位ごとに塗膜厚にバラツ
キが発生していた。
<問題点を解決するための手段>
本考案は、上記従来の問題点を解決するため
に、エアシリンダ内に進退可能に設けられ、バラ
ンススプリングによつて前進方向に押圧されたピ
ストンと、前記エアシリンダに連通され、前記ピ
ストンを後退方向に移動させるためのエアを導入
するニードルエア入口とを備えたガン本体と、塗
料入口と、この塗料入口から導入された塗料を噴
射するスプレーチツプと、前記塗料入口とスプレ
ーチツプとの間に形成されたニードル弁シート
と、前記ピストンに連結され、前記ニードル弁シ
ートに着座するニードル弁とを備え前記ガン本体
の前端に固設されたガンヘツドとから成る塗装用
スプレーガンにおいて、前記エアシリンダにエア
を導入するニードルエア入口を複数個設け、それ
ぞれのニードルエア入口とエア源とをエアレギユ
レータを介して接続したものである。
に、エアシリンダ内に進退可能に設けられ、バラ
ンススプリングによつて前進方向に押圧されたピ
ストンと、前記エアシリンダに連通され、前記ピ
ストンを後退方向に移動させるためのエアを導入
するニードルエア入口とを備えたガン本体と、塗
料入口と、この塗料入口から導入された塗料を噴
射するスプレーチツプと、前記塗料入口とスプレ
ーチツプとの間に形成されたニードル弁シート
と、前記ピストンに連結され、前記ニードル弁シ
ートに着座するニードル弁とを備え前記ガン本体
の前端に固設されたガンヘツドとから成る塗装用
スプレーガンにおいて、前記エアシリンダにエア
を導入するニードルエア入口を複数個設け、それ
ぞれのニードルエア入口とエア源とをエアレギユ
レータを介して接続したものである。
<実施例>
以下本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づ
いて説明する。スプレーガンの基本的な構成は第
3図の従来構造と同様である。すなわち、エアシ
リンダ6内に進退可能に設けられ、バランススプ
リング8によつて前進方向に押圧されたピストン
7と、前記バランススプリング8のバネ力を調整
する調整ハンドル9と、前記エアシリンダ6に連
通され、前記ピストン7を後退方向に移動させる
ためのエアを導入するニードルエア入口とを備え
たガン本体1と、塗料入口3と、この塗料入口3
から導入された塗料を噴射するスプレーチツプ5
と、前記塗料入口11とスプレーチツプ5との間
に形成されたニードル弁シート4と、前記ピスト
ン7に連結され、前記ニードル弁シート4に着座
するニードル弁11とを備え前記ガン本体1の前
端に固設されたガンヘツド2とから成る構造であ
る。
いて説明する。スプレーガンの基本的な構成は第
3図の従来構造と同様である。すなわち、エアシ
リンダ6内に進退可能に設けられ、バランススプ
リング8によつて前進方向に押圧されたピストン
7と、前記バランススプリング8のバネ力を調整
する調整ハンドル9と、前記エアシリンダ6に連
通され、前記ピストン7を後退方向に移動させる
ためのエアを導入するニードルエア入口とを備え
たガン本体1と、塗料入口3と、この塗料入口3
から導入された塗料を噴射するスプレーチツプ5
と、前記塗料入口11とスプレーチツプ5との間
に形成されたニードル弁シート4と、前記ピスト
ン7に連結され、前記ニードル弁シート4に着座
するニードル弁11とを備え前記ガン本体1の前
端に固設されたガンヘツド2とから成る構造であ
る。
本考案は、前記エアシリンダ6へのエア圧導入
を少くとも二つのニードルエア入口10a,10
bとし、このニードルエア入口10a,10bの
それぞれとエア源とをエアレギユレータ12a,
12bを介して接続した構成である。
を少くとも二つのニードルエア入口10a,10
bとし、このニードルエア入口10a,10bの
それぞれとエア源とをエアレギユレータ12a,
12bを介して接続した構成である。
本考案は上記の通りの構造であるから、一方の
ニードルエア入口10bに供給されるエア圧を他
方のニードルエア入口10aに供給されるエア圧
よりも高圧となるようエアレギユレータ12a,
12bによつて設定する。従つて他方のニードル
エア入口10aよりエア圧を導入すると第3図で
示すようにピストン7は実線で示すように後退移
動してバランススプリング8の押圧力とバランス
した位置で停止し、ニードル弁11はニードルエ
ア入口10aより導入されるエア圧に応じた後退
位置11aとなり、塗料吐出量は前記ニードル弁
11の後退位置11aに基づくニードル弁シート
4の塗料通路間隙によつて制御される。
ニードルエア入口10bに供給されるエア圧を他
方のニードルエア入口10aに供給されるエア圧
よりも高圧となるようエアレギユレータ12a,
12bによつて設定する。従つて他方のニードル
エア入口10aよりエア圧を導入すると第3図で
示すようにピストン7は実線で示すように後退移
動してバランススプリング8の押圧力とバランス
した位置で停止し、ニードル弁11はニードルエ
ア入口10aより導入されるエア圧に応じた後退
位置11aとなり、塗料吐出量は前記ニードル弁
11の後退位置11aに基づくニードル弁シート
4の塗料通路間隙によつて制御される。
また、一方のニードルエア入口10bよりエア
圧を導入した場合は、ピストン7が第3図の点線
で示すようにさらに後退移動し、ニードル弁11
の後退位置11bは大きくなる。これにより塗料
吐出量は前記他方のニードルエア入口10aから
エア圧を導入したときより増大する。
圧を導入した場合は、ピストン7が第3図の点線
で示すようにさらに後退移動し、ニードル弁11
の後退位置11bは大きくなる。これにより塗料
吐出量は前記他方のニードルエア入口10aから
エア圧を導入したときより増大する。
<考案の効果>
以上のように本考案によると、複数のニードル
エア入口より異つたエア圧を切換えて導入するこ
とにより異つた塗料の吐出量の制御が得られるた
め、塗布部位に応じて塗料吐出量の自動制御が可
能となり、塗装面の膜厚の均一化と塗料の無駄な
使用量の低減が図られる。
エア入口より異つたエア圧を切換えて導入するこ
とにより異つた塗料の吐出量の制御が得られるた
め、塗布部位に応じて塗料吐出量の自動制御が可
能となり、塗装面の膜厚の均一化と塗料の無駄な
使用量の低減が図られる。
第1図は本考案の側面図、第2図は要部断面
図、第3図は本考案の作動説明図、第4図は従来
の断面図である。 1……ガン本体、2……ガンヘツド、3……塗
料入口、4……シート、5……スプレーチツプ、
6……エアシリンダ、7……ピストン、8……バ
ランススプリング、10a,10b……ニードル
エア入口、11……ニードル、12a,12b…
…エアレギユレータ。
図、第3図は本考案の作動説明図、第4図は従来
の断面図である。 1……ガン本体、2……ガンヘツド、3……塗
料入口、4……シート、5……スプレーチツプ、
6……エアシリンダ、7……ピストン、8……バ
ランススプリング、10a,10b……ニードル
エア入口、11……ニードル、12a,12b…
…エアレギユレータ。
Claims (1)
- エアシリンダ内に進退可能に設けられ、バラン
ススプリングによつて前進方向に押圧されたピス
トンと、前記エアシリンダに連通され、前記ピス
トンを後退方向に移動させるためのエアを導入す
るニードルエア入口とを備えたガン本体と、塗料
入口と、この塗料入口から導入された塗料を噴射
するスプレーチツプと、前記塗料入口とスプレー
チツプとの間に形成されたニードル弁シートと、
前記ピストンに連結され、前記ニードル弁シート
に着座するニードル弁とを備え前記ガン本体の前
端に固設されたガンヘツドとから成る塗装用スプ
レーガンにおいて、前記エアシリンダにエア圧を
導入するニードルエア入口を複数個設け、それぞ
れのニードルエア入口とエア源とをエアレギユレ
ータを介して接続したことを特徴とする塗装用ス
プレーガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10682686U JPH0522274Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10682686U JPH0522274Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6313257U JPS6313257U (ja) | 1988-01-28 |
JPH0522274Y2 true JPH0522274Y2 (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=30982546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10682686U Expired - Lifetime JPH0522274Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522274Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6313257Y2 (ja) * | 1985-12-18 | 1988-04-14 |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP10682686U patent/JPH0522274Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6313257U (ja) | 1988-01-28 |
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