JPH0753732Y2 - 塗装ガン - Google Patents

塗装ガン

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JPH0753732Y2
JPH0753732Y2 JP15079389U JP15079389U JPH0753732Y2 JP H0753732 Y2 JPH0753732 Y2 JP H0753732Y2 JP 15079389 U JP15079389 U JP 15079389U JP 15079389 U JP15079389 U JP 15079389U JP H0753732 Y2 JPH0753732 Y2 JP H0753732Y2
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paint
gun
hose
pipe
double
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隆 山中
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Trinity Industrial Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗装ガンに関する。
本考案は、以下の説明より解るように、塗料ホースを接
続する構成の塗装ガンであれば、スプレー塗装ガン、静
電塗装ガンなど、これまでのいかなる形態の塗装ガンに
ついても適用され、また使用する塗料の種類、組成等に
ついては一切問わない。
(従来の技術) 従来、塗装ガンまでの配管は、例えば第6図に示すよう
に、塗料の送り管13および戻り管14をそれぞれ塗料タン
ク(図示せず。)より塗装ブース内の各作業現場まで配
設し、そしてその現場より先は、供給用および回収用の
二本の塗料ホース24、25を塗装ガン20近くのY型ジョイ
ント19まで長く延設し、最終的には合流管27により塗装
ガン20に接続するという構成を通常採っていた。すなわ
ち、塗装ガンへの接続には、実質的に二本の塗料ホース
が使用されていた。
従って、かかる塗装装置の運転時、塗料は、塗料送り管
13より、供給用塗料ホース24、次いでY型ジョイント1
9、その後回収用塗料ホース25、そして塗料戻り管14ま
での流路を通って流れるとともに、噴霧動作時において
Y型ジョイント19より合流管27を通って塗装ガン20の方
へも流れていた。
かような様式で塗料ホースを接続する従来の塗装ガンに
関して記載する刊行物としては、例えば、実公昭63−26
199号公報、特公昭61−41621号公報などが挙げられる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、塗料は一般に、顔料等の固形分の沈降防止な
らびに塗料組成の均質性の維持のため、できる限り循環
する系の中で利用するのが好ましく、特にメタリック系
塗料の場合には、分離沈降しやすいので、循環使用の要
求がより強い。
しかるに、上述のような従来の配管構成では、塗料送り
管13および戻り管14の各接続部から塗装ガン20近くのY
型ジョイント19までの間は、塗料ホース24、25により塗
料が循環するが、Y型ジョイント19から塗装ガン20のノ
ズルまでの間は、塗料が循環せず、ガン作動による塗料
噴霧時においてのみ流通するにすぎなかった。
したがって、Y型ジョイント19より先の部分について
も、特に塗装ガン20の内部についても、塗料が常に循環
する構造とすることが求められていた。
カラーチェンジバルブ等に関しては、塗料が常時循環す
る構造のバルブ等が開発されているが、これらバルブ等
も、上記の従来塗装ガンと同様、二本の塗料ホースを結
合して用いる仕組みのものであった。
一個の塗装ガンにつき二本の塗料ホースを使用する構成
では、多数の塗装ガンを一の被塗装物に対して同時に塗
装動作せしめる場合において、作業性が悪くなり、また
ホースの絡まり事故の発生が多くなる。
本考案は、かかる実情を考慮してなされたもので、その
目的は、ガン内部においても塗料の循環を行なうことが
でき、よって噴霧塗料の均質性をより一層改良し、また
接続する塗料ホースの数が減り、塗装の作業性の向上、
塗装システムの簡単化、保守整備の容易化等に貢献する
塗装ガンを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案にかかる塗装ガンは、塗料流入通路および流出通
路を各々別個に有する部材で、塗装ガンの塗料ノズル室
に連通するようにガン本体に取り付けられた連通部材
と、 内管と外管からな二重塗料ホースを、該ホースの内管内
部および内管と外管の隙間を前記塗料流入通路および流
出通路と連通するように接続固定するホース接続手段を
備えてなるものである。
本考案に用いる塗装ガンは、塗料の循環のために、連通
部材およびホース接続手段を有してなるもので、ニード
ル弁の動作機構など、その他の構成は、従来公知または
周知の構造であってもよい。
したがって、本考案の塗装ガンも、ニードル弁の先端部
を塗料ノズル室の中に収容し、該弁のトリガー方式の往
復動により、ノズル先端の噴出口が開閉し、塗料が噴霧
する構造を有する。
連通部材は、例えば螺子付きボス具からなり、塗料流入
通路および流出通路を各々別個に、例えば一方の通路が
他方の通路の周りに形成される配置で、有する部材であ
る。この部材は、塗装ガンの本体に取付け可能であり、
取付時前記の両通路はそれぞれ塗料ノズル室に連通す
る。
また、ホース接続部は、二重塗料ホースの内管と外管を
前記連通具にそれぞれ接続し、固定することができる構
造であればよく、その構造を形成する各要素の形状、種
類等については一切限定されない。例えば、内管と嵌合
する接続管および外管を連通具に固定する接続具からな
る組合せでよい。この接続により、二重塗料ホースの内
管内部および内管と外管の隙間はそれぞれ、塗料流入通
路および流出通路と連通する。
(作用) 本考案によれば、塗装ガンは、二重塗料ホースと接続可
能であり、塗料を該二重ホース(例えば内管内部)より
連通具の塗料流入通路、塗料ノズル室の内部、塗料流出
通路そして再び二重ホース(例えば外管と内管の隙間)
の順で連通することができる。したがって、塗装ガンの
内部にまで、塗料循環が達成される。しかも、一本の塗
料ホースを使用するだけで足りる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第2図は、実施例の塗装ガンの全体図を示す。塗装ガン
1は、塗料流通路に関して連通具5、接続具6を備え、
二重塗料ホース2を接続可能なものである。エアの供給
要素など、その他の構成については、従来慣用の塗装ガ
ンの構成と同様である。
塗料の流通路に関して第1図に拡大して示すように、塗
装ガン1は、従来と同様、ニードル弁4を塗料ノズル室
3の中に矢印±p方向に往復動可能に備え、そしてトリ
ガー方式の制御に基づき、ニードル弁4の矢印+p方向
への移動により噴出口9が開き、同時のエア噴射によっ
て塗料が噴霧されるようになっている。
そして、実施例のガン1は、ハブ形状で外周に螺刻され
た連通具5を、ガン本体に設けた螺子孔に螺着してな
る。連通具5は、第4図に示すように、中央に大径の塗
料流出通路16、そしてその周囲にいくつかの小径の塗料
流入通路15・・を形成してなり、ガン本体に螺着したと
き、両通路15、16は、共に塗料ノズル室3と連通する。
また連通具5は、第1図に示すように、塗料流出通路16
の中間に段部23を設け、接続管7を外部より段部23に当
接するまで差し込み、同管7の一部を突出させてなる。
さらに連通具5は、接続管7を突出部分の周りに突出壁
26を形成してなる。
また、前記ニードル弁4は、外周に凸起部8を有してお
り、弁4が矢印+p方向に最も奥へ後退したとき、すな
わち噴出口9が開のとき、凸起部8が塗料流出通路16の
ノズル室3との連通口を閉塞し(第4図参照)、塗料の
流出を抑えるようになっている。
さらに、実施例のガン1は、中央に孔の開いた接続具6
を連通具5に螺合可能に備え、そして二重塗料ホース2
の外管11を前記突出壁26に嵌合し、次いでOリング18を
介して接続具6を連通具5に螺着することにより、同時
にホース2の内管12を前記接続管7に嵌合することによ
り、二重塗料ホース2を塗装ガン1に接続可能となって
いる(第3図参照)。
また、上述の二重塗料ホース2は、第5図に示すよう
に、塗装ブースの接続個所側において、接続ジョイント
10を介して、塗料循環系の中の塗料送り管13および戻り
管14と予め接続されている。
而して、二重塗料ホース2を実施例の塗装ガン1に上記
のごとく接続し、塗料をガン1へ供給すると、塗料は第
1図中の矢印fで示すように、ホース2の外管と内管の
隙間21、流入通路15、塗料ノズル室3、そしてその後流
出通路16、接続管内部17およびホース2の内管内部22の
順に流通し、従って塗装ガン1の内部についても塗料の
循環が達成され、しかも、一本の塗料ホースを用いるだ
けで足りる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案にかかる塗装ガンは、二重
塗料ホースとの接続により、二重ホースとガン内部の塗
料ノズル室との間で塗料の循環を達成することができ、
従って噴霧塗料の均質性をより一層改良することができ
る。また、接続すべき塗料ホースの数が減り、従って塗
装の作業性がより向上し、塗装システム全体の構造が簡
単になり、また同システムの保守整備も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の塗装ガンの要部の内部を示す
断面図、 第2図は本考案の実施例の塗装ガンを示す全体正面図、 第3図は第1図のIII−III線における二重塗料ホースを
示す端面図、 第4図は第1図のIV−IV線における連通具を示す端面
図、 第5図は実施例の塗装ガンを使用した場合の塗料ホース
の接続様式を示す図、 第6図は従来の塗装ガンを使用した場合の塗料ホースの
接続様式を示す図である。 図中、1……塗装ガン 2……二重塗料ホース 3……塗料ノズル室 5……連通具 6……接続具 7……接続管 11……外管 12……内管 15……塗料流入通路 16……塗料流出通路 17……接続管内部 21……外管と内管の隙間 22……内管内部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗料流入通路および流出通路を各々別個に
    有する部材で、塗装ガンの塗料ノズル室に連通するよう
    にガン本体に取り付けられた連通部材と、 内管と外管からなる二重塗料ホースを、該ホースの内管
    内部および内管と外管の隙間を前記塗料流入通路および
    流出通路と連通するように接続固定するホース接続手段
    を備えてなる塗装ガン。
JP15079389U 1989-12-29 1989-12-29 塗装ガン Expired - Lifetime JPH0753732Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15079389U JPH0753732Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 塗装ガン

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JP15079389U JPH0753732Y2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 塗装ガン

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Publication Number Publication Date
JPH0390652U JPH0390652U (ja) 1991-09-17
JPH0753732Y2 true JPH0753732Y2 (ja) 1995-12-13

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