JPH0323329Y2 - - Google Patents

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JPH0323329Y2
JPH0323329Y2 JP118985U JP118985U JPH0323329Y2 JP H0323329 Y2 JPH0323329 Y2 JP H0323329Y2 JP 118985 U JP118985 U JP 118985U JP 118985 U JP118985 U JP 118985U JP H0323329 Y2 JPH0323329 Y2 JP H0323329Y2
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valve
cleaning fluid
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cleaning
paint
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、ガン本体の前端にノズルチツプが取
付けられ、ガン本体の先端寄りに設けられた弁室
の前端には、前記ノズルチツプに通じる弁孔を囲
繞して弁座が設けられ、該弁孔に着脱可能な針弁
がその長手方向に移動可能にしてガン本体に支承
され、前記弁室に連通する塗装導入口がガン本体
に穿設されて成る塗装ガンに関する。
(2) 従来の技術 かかる塗装ガンにおいて、その使用を休止する
と、ノズルチツプの噴口に残留した塗料が沈降あ
るいは乾燥により固化し、次回の使用に支障を来
すことがある。そこで従来では、塗装導入口に開
閉弁を備える塗料供給管を介して塗料供給源を接
続するとともに、洗浄流体をもその塗料供給管の
途中から塗料導入口に供給可能とし、塗装ガンの
使用休止時に弁室からノズルチツプに洗浄流体を
供給して洗浄するようにしている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の構造では、塗料供給管の途中から弁
室を経てノズルチツプまで洗浄流体で洗浄される
ことになり、塗料の固化の心配のない塗料供給管
内の塗料が無駄に消費されてしまうだけでなく、
比較的広い範囲を洗浄することに起因して洗浄流
体の消費量も大となる。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ノズルチツプを含む比較的狭い部分のみを
洗浄するようにして、塗料の浪費を防止するとと
もに洗浄流体の消費量を少なく抑えるようにした
塗装ガンを提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、針弁には、その先端で開口す
る洗浄流体通路が穿設され、ガン本体には該洗浄
流体通路に連通する洗浄流体導入口が設けられ、
洗浄流体導入口には、直列に接続された開閉弁お
よび逆止弁をそれぞれ介在して、洗浄液供給源お
よび洗浄用空気供給源が並列に接続される。
(2) 作用 洗浄時には、針弁を弁座に着座した状態で両開
閉弁を交互に開弁し、洗浄液および洗浄用空気を
交互に洗浄流体導入口に供給する。これにより、
洗浄液および洗浄用空気は、針弁内の洗浄流体通
路を経て弁孔内に交互に供給され、弁孔からノズ
ルチツプに至るまでの比較的狭い範囲が洗浄とさ
れる。したがつて塗料の浪費が防止されるととも
に洗浄流体の消費量も少なくてすむ。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、塗装ガン1は、ガン本体2の先端にノ
ズルチツプ3が取付けられ、しかもガン本体2に
はノズルチツプ3からの塗料噴出量を制御する針
弁4がその長手方向に移動自在に支承されて成
る。
ガン本体2は、基本的には厚肉の円筒状に形成
されており、その長にわたる孔5を備える。また
ガン本体2の先端部には外面に雄ねじ6を有する
小径部7が突設される。孔5の先端側内面には雌
ねじ8が刻設されており、この雌ねじ8にはガン
本体2と同心の弁孔9を有する弁座部材10が螺
着され、弁座部材10と小径部7の端面との間に
はシール部材11が介装される。
ノズルチツプ3はリツプ状オリフイス型噴口1
2を有しており、ノズルホルダ13に嵌着され
る。このノズルホルダ13は、円筒状シール部材
14を介して弁座部材10に押付けられ、その状
態でノズルホルダ13に係合する袋ナツト15を
雄ねじ6に螺合して締付けることにより、ノズル
チツプ3がガン本体2の先端に取付けられる。
ガン本体2において、孔5の途中の内面には、
孔5と同心の透孔16を中央に有する隔壁17が
一体的に設けられており、この隔壁17および弁
座部材10間に弁室18が画成される。この弁室
18の前端側すなわち弁座部材10の弁室18に
臨む端面には、弁孔9を囲繞して半球状に凹んだ
弁座19が設けられる。
孔5の後端内面には、雌ねじ20が刻設されて
おり、この雌ねじ20にはキヤツプ21が螺着さ
れる。しかもキヤツプ21には、前記隔壁17の
透孔16と同軸、同径の透孔22が穿設される。
針弁4は、前記透孔16,22が長手方向に移
動可能にして貫通し、弁室19内に突入する。こ
の針弁4の先端には、弁座19に着座し得るよう
に半球状に形成される。また針弁4の後端は、ば
ね付シリンダのピストン(図示せず)に連結され
ており、針弁4はシリンダ内のばねにより前進方
向に付勢されている。また前記シリンダに圧縮空
気を供給すると、針弁4はシリンダ内のばねに抗
してピストンとともに後退する。
隔壁17およびキヤツプ21間において、孔5
の隔壁17側には針弁4に摺接するパツキン23
が挿入され、孔5のキヤツプ21側には針弁4に
摺接するパツキン24が挿入される。これらのパ
ツキン23,24の相互に対向する面側には、押
圧部材25,26がそれぞれ当接され、両押圧部
材25,26間には針弁4を囲繞するコイル状の
ばね27が介装される。このばね27は両押圧部
材25,26を相互に離反する方向に押圧するば
ね力を発揮し、これにより両パツキン23,24
が隔壁17およびキヤツプ21にそれぞれ圧接し
てシール機能を果すとともに、両押圧部材25,
26間に環状の洗浄流体室28が画成される。
一方、針弁4には、先端から軸方向に延び、前
記洗浄流体室28に連通する洗浄流体通路29が
穿設され、針弁4が弁座19に着座しているとき
に、弁孔9および洗浄流体室28間は洗浄流体通
路29を介して相互に連通する。
ガン本体2には、弁室18に連通する塗料導入
口30と、洗浄流体室28に連通する洗浄流体導
入口31とが穿設される。塗料導入口30には、
開閉弁32を備える塗料供給管33を介して塗料
供給源34が接続される。また洗浄流体導入口3
1には、逆止弁35および開閉弁37を備えて洗
浄液供給源41に接続された洗浄液供給管39
と、逆止弁36および開閉弁38を備えて洗浄用
空気供給源42に接続された空気供給管40とが
並列に接続される。
次にこの実施例の作用について説明すると塗装
時には開閉弁37,38を閉じた状態で開閉弁3
2を開弁して塗料供給源34から弁室18に塗料
を供給し、針弁4を進退させて噴出量を制御しな
がらノズルチツプ3の噴口12から塗料を扇形に
噴霧して塗装を行なう。
この噴霧塗装を休止すると、噴口12に残留し
た塗料が時間の経過に伴つて固化し易い。特に噴
口12がリツプ状オリフイス型である場合には毛
管現象により噴口12の底に塗料が残留し易く、
メタリツク塗料でその金属粒子が沈降付着し易
い。
このため、噴霧休止時には、針弁4を弁座19
に着座させた状態で、開閉弁37,38を交互に
開弁する。これにより、洗浄流体通路29から弁
孔9内に洗浄液と洗浄用空気とが交互に供給さ
れ、弁孔9からノズルチツプ3に至るまでの通路
が洗浄される。
この洗浄時において、弁孔9からノズルチツプ
3までの比較的狭い範囲だけが洗浄されるので、
洗い流される塗料量が比較的少なくてすみ、しか
も洗浄流体すなわち洗浄用液体および洗浄用空気
の消費料が少なくてすみ、さらに洗浄時間も短縮
される。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、針弁には、その
先端で開口する洗浄流体通路が穿設され、ガン本
体には該洗浄流体通路に連通する洗浄流体導入口
が設けられ、洗浄流体導入口には、直列に接続さ
れた開閉弁および逆止弁をそれぞれ介在して、洗
浄液供給源および洗浄用空気供給源が並列に接続
されるので、洗浄時には、弁孔からノズルチツプ
に至るまでの比較的狭い範囲を洗浄することよ
り、洗浄されてしまう塗料の量を極力少なくする
ことができるとともに、洗浄液および洗浄用空気
の消費量を低減することができ、さらに洗浄時間
の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の縦断面図である。 1……塗装ガン、2……ガン本体、3……ノズ
ルチツプ、4……針弁、9……弁孔、18……弁
室、19……弁座、29…洗浄流体通路、30…
…塗料導入口、31……洗浄流体導入口、35,
36……逆止弁、37,38……開閉弁、41…
…洗浄液供給源、42……洗浄用空気供給源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガン本体の先端にノズルチツプが取付けられ、
    ガン本体の先端寄りに設けられた弁室の前端には
    前記ノズルチツプに通じる弁孔を囲繞して弁座が
    設けられ、該弁孔に着脱可能な針弁がその長手方
    向に移動可能にしてガン本体に支承され、前記弁
    室に連通する塗装導入口がガン本体に穿設されて
    成る塗装ガンにおいて、前記針弁には、その先端
    で開口する洗浄流体通路が穿設され、前記ガン本
    体には該洗浄流体通路に連通する洗浄流体導入口
    が設けられ、洗浄流体導入口には、直列に接続さ
    れた開閉弁および逆止弁をそれぞれ介在して、洗
    浄液供給源および洗浄用空気供給源が並列に接続
    されることを特徴とする塗装ガン。
JP118985U 1985-01-09 1985-01-09 Expired JPH0323329Y2 (ja)

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JP118985U JPH0323329Y2 (ja) 1985-01-09 1985-01-09

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JPS61118672U JPS61118672U (ja) 1986-07-26
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CN102223955B (zh) * 2008-11-26 2015-06-17 电气化学工业株式会社 组成物排出装置及该排出装置的清洗方法

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JPS61118672U (ja) 1986-07-26

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