JPH0725244Y2 - 描画用インクスプレーガン装置 - Google Patents
描画用インクスプレーガン装置Info
- Publication number
- JPH0725244Y2 JPH0725244Y2 JP1988056797U JP5679788U JPH0725244Y2 JP H0725244 Y2 JPH0725244 Y2 JP H0725244Y2 JP 1988056797 U JP1988056797 U JP 1988056797U JP 5679788 U JP5679788 U JP 5679788U JP H0725244 Y2 JPH0725244 Y2 JP H0725244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- nozzle
- air
- spray gun
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、インク用スプレーガン装置に係るもので、特
に建造物の壁面から小型の所用面等に直接に描画するの
に使用するインク用スプレーガン装置の改良に関するも
のである。
に建造物の壁面から小型の所用面等に直接に描画するの
に使用するインク用スプレーガン装置の改良に関するも
のである。
[考案の概要] 本考案は、空気の吹き付け力でインクを噴霧するスプレ
ーガン装置において、スプレーガンのノズルの孔部分に
詰まったインクを、空気圧送通路を使って供給した溶剤
で簡単に洗い落すことができるようにしたものである。
ーガン装置において、スプレーガンのノズルの孔部分に
詰まったインクを、空気圧送通路を使って供給した溶剤
で簡単に洗い落すことができるようにしたものである。
[従来の技術] 本考案者は、上記インク用スプレーガン装置として、第
2図に示した構造のスプレーガンを提案している。
2図に示した構造のスプレーガンを提案している。
即ち、1はスプレーガンの筒形本体であり、その一方の
筒口にノズル2と、その外周を囲むノズルキャップ3が
それぞれ螺着され、ノズル2および筒形本体1内を通し
てニードル部材4が往復動自在に設けられ、筒形本体の
後部から外に突出するニードル部材に振動発生機(図示
してない)が連結されている。
筒口にノズル2と、その外周を囲むノズルキャップ3が
それぞれ螺着され、ノズル2および筒形本体1内を通し
てニードル部材4が往復動自在に設けられ、筒形本体の
後部から外に突出するニードル部材に振動発生機(図示
してない)が連結されている。
前記筒形本体1の筒室はインク室とされ、それにインク
入口部5が設けられ、一方、ノズル2とキャップ3との
あいだの空気噴出口に通じる空気室には空気入口部6が
設けられている。
入口部5が設けられ、一方、ノズル2とキャップ3との
あいだの空気噴出口に通じる空気室には空気入口部6が
設けられている。
上記スプレーガンの構成によれば、一定の空気圧のもと
で、ノズル2の孔をニードル部材4の往復動によって連
続的に開閉することにより、その開放時に、インクの噴
霧が行われるので、色階調に必要なインク噴霧量の制御
を容易に行うことができる。
で、ノズル2の孔をニードル部材4の往復動によって連
続的に開閉することにより、その開放時に、インクの噴
霧が行われるので、色階調に必要なインク噴霧量の制御
を容易に行うことができる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記の描画用インクスプレーガン装置では、イ
ンク噴霧ノズルに径の小さなものを使用するため、イン
クの噴霧を止めている間にインクが固化し、インク目詰
りを起し易い。
ンク噴霧ノズルに径の小さなものを使用するため、イン
クの噴霧を止めている間にインクが固化し、インク目詰
りを起し易い。
インク目詰りを起す部分は、ノズル2の孔内面とニード
ル部材4の先端外周面との隙間(第1A図参照)ならびに
ノズル2とキャップ3とのあいだの空気噴出口(第1B図
参照)であって、前者のインク目詰りは、ノズルとニー
ドル部材の嵌め合い度を高めること、即ち機械加工精度
を上げて密着性を高めることにより、ほぼ防止すること
が可能であるが、後者の場合には、ノズル2とキャップ
3の空気噴出口に詰ったインク(イ)によって空気の吹
き出しが完全に止められたり、吹き出し向きが変わって
インクの飛ぶ方向が変化して画質の低下を招くという問
題があり、また、その洗浄作業にも多大の時間と労力を
要するなど、実用上に欠点がある。
ル部材4の先端外周面との隙間(第1A図参照)ならびに
ノズル2とキャップ3とのあいだの空気噴出口(第1B図
参照)であって、前者のインク目詰りは、ノズルとニー
ドル部材の嵌め合い度を高めること、即ち機械加工精度
を上げて密着性を高めることにより、ほぼ防止すること
が可能であるが、後者の場合には、ノズル2とキャップ
3の空気噴出口に詰ったインク(イ)によって空気の吹
き出しが完全に止められたり、吹き出し向きが変わって
インクの飛ぶ方向が変化して画質の低下を招くという問
題があり、また、その洗浄作業にも多大の時間と労力を
要するなど、実用上に欠点がある。
[考案の目的] 本考案は、上記欠点を解消するためになされたものであ
って、前述したノズルとキャップとのあいだの空気噴出
口に詰ったインクを迅速、確実に除去することのできる
インク用スプレーガン装置を提供することを目的として
いるものである。
って、前述したノズルとキャップとのあいだの空気噴出
口に詰ったインクを迅速、確実に除去することのできる
インク用スプレーガン装置を提供することを目的として
いるものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するため、インク噴霧ノズル
の外周に空気噴出口を形成し、インク噴霧ノズルに通じ
るインク室にインク入口部を設け、前記空気噴出口に通
じる空気室に空気入口部を設け、インク室とノズル内を
通してニードル部材を往復動自在に設けて成るスプレー
ガンにおいて、前記空気入口部に圧縮空気供給部とイン
ク溶剤供給部を切換え操作ができるように連結させた構
成により、上述した問題点の解決を図ったものである。
の外周に空気噴出口を形成し、インク噴霧ノズルに通じ
るインク室にインク入口部を設け、前記空気噴出口に通
じる空気室に空気入口部を設け、インク室とノズル内を
通してニードル部材を往復動自在に設けて成るスプレー
ガンにおいて、前記空気入口部に圧縮空気供給部とイン
ク溶剤供給部を切換え操作ができるように連結させた構
成により、上述した問題点の解決を図ったものである。
[作用] 上記構成のインク用スプレーガン装置においては、空気
入口部からインク室に圧縮空気と共にインク溶剤を供給
し、ノズルとキャップのあいだの空気噴出口から吹き出
すことにより、ノズル周辺に残留しているインクを迅
速、確実に洗浄して除去することができる。
入口部からインク室に圧縮空気と共にインク溶剤を供給
し、ノズルとキャップのあいだの空気噴出口から吹き出
すことにより、ノズル周辺に残留しているインクを迅
速、確実に洗浄して除去することができる。
[実施例] 第1図は、本考案の一実施例を示すものである。同図に
おいて、前記第2図と同一または類似する部材には同じ
符号を付してある。
おいて、前記第2図と同一または類似する部材には同じ
符号を付してある。
即ち、1はスプレーガンの筒形本体、2はノズル、3は
キャップ、4はニードル部材、5はインク入口部、6は
空気入口部であって、空気入口部6に接続させたホース
7は、その途中で分岐され、一方の分岐ホース7aは電磁
弁8および流量調製弁9を介してエアーコンプレッサ等
の圧縮空気供給部10に連絡され、他方の分岐ホース7bは
電磁弁11を介してアルコールタンク等のインク溶剤供給
部12に連絡されている。なお、インク入口部5は、ホー
ス等によってインク供給部(図示されてない)に連絡さ
れているものである。
キャップ、4はニードル部材、5はインク入口部、6は
空気入口部であって、空気入口部6に接続させたホース
7は、その途中で分岐され、一方の分岐ホース7aは電磁
弁8および流量調製弁9を介してエアーコンプレッサ等
の圧縮空気供給部10に連絡され、他方の分岐ホース7bは
電磁弁11を介してアルコールタンク等のインク溶剤供給
部12に連絡されている。なお、インク入口部5は、ホー
ス等によってインク供給部(図示されてない)に連絡さ
れているものである。
上記構成のインク用スプレーガン装置においては、描画
作業の場合、空気供給側の電磁弁8を開き、溶剤供給側
の電磁弁11を閉じておくことにより、ニードル部材4と
共同してインクを噴霧させることができる。
作業の場合、空気供給側の電磁弁8を開き、溶剤供給側
の電磁弁11を閉じておくことにより、ニードル部材4と
共同してインクを噴霧させることができる。
そこで、ノズルの周辺にインクが付着して、目詰り状態
となった場合には、一度、空気供給側の電磁弁8を閉
じ、溶剤供給側の電磁弁11を開いて適量の溶剤を送り出
し、ついで空気供給側の電磁弁8を開き、溶剤供給側の
電磁弁11を閉じることにより、溶剤は圧縮空気と共に空
気室からノズル2とキャップ3とのあいだの隙間に圧送
されるので、ノズル周辺に付着しているインクを溶剤に
よって洗い落すことができる。この洗浄作業は描画をし
ない領域で行う。
となった場合には、一度、空気供給側の電磁弁8を閉
じ、溶剤供給側の電磁弁11を開いて適量の溶剤を送り出
し、ついで空気供給側の電磁弁8を開き、溶剤供給側の
電磁弁11を閉じることにより、溶剤は圧縮空気と共に空
気室からノズル2とキャップ3とのあいだの隙間に圧送
されるので、ノズル周辺に付着しているインクを溶剤に
よって洗い落すことができる。この洗浄作業は描画をし
ない領域で行う。
[考案の効果] 以上に述べたように、本考案によれば、インクスプレー
ガンの空気入口に、圧縮空気供給部とインク溶剤供給部
を切換え操作できるように連結させて構成したので、ノ
ズル周辺にインクが付着して目詰り状態となったとき、
前記溶剤を圧縮空気と共にノズルとキャップとのあいだ
の隙間に圧送して、目詰りインクを迅速、確実に洗い落
すことのできる実用性の高いインク用スプレーガン装置
が得られる。
ガンの空気入口に、圧縮空気供給部とインク溶剤供給部
を切換え操作できるように連結させて構成したので、ノ
ズル周辺にインクが付着して目詰り状態となったとき、
前記溶剤を圧縮空気と共にノズルとキャップとのあいだ
の隙間に圧送して、目詰りインクを迅速、確実に洗い落
すことのできる実用性の高いインク用スプレーガン装置
が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示すインク用スプレーガン
装置の縦断側面図、第1A図および第1B図はノズル部分の
拡大断面図、第2図は従来のスプレーガン装置の縦断側
面図である。 1……筒形本体、2……ノズル、3……ノズルキャッ
プ、4……ニードル部材、5……インク入口部、6……
空気入口部、7,7a,7b……ホース、8,11……電磁弁、9
……流量調整弁、10……圧縮空気供給部、12……インク
溶剤供給部。
装置の縦断側面図、第1A図および第1B図はノズル部分の
拡大断面図、第2図は従来のスプレーガン装置の縦断側
面図である。 1……筒形本体、2……ノズル、3……ノズルキャッ
プ、4……ニードル部材、5……インク入口部、6……
空気入口部、7,7a,7b……ホース、8,11……電磁弁、9
……流量調整弁、10……圧縮空気供給部、12……インク
溶剤供給部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−110358(JP,A) 特開 昭48−51028(JP,A) 特開 昭48−34230(JP,A) 特開 昭56−70864(JP,A) 実開 昭61−19457(JP,U) 特公 昭54−8496(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】インク噴射ノズルと、該ノズル先端部開口
外周を囲繞するように形成された空気噴出口と、上記ノ
ズルに連通するインク室と、上記ノズル内インク室を通
して往復動自在に設けられたニードル部材と、前記空気
噴出口に通じる空気入口部に連結されている圧縮空気供
給部と、を備え、上記ニードル部材の往復動によってノ
ズル先端部開口を開閉し、該開口に選択的に供給される
インクを前記空気噴出口に供給される圧縮空気によって
上記開口の開放時に噴射する描画用インクスプレーガン
装置において、 前記空気入口部に連結されたインク溶剤供給部と、上記
インク溶剤供給部からのインク溶剤を前記空気入口部に
選択的に供給し前記圧縮空気供給部からの圧縮空気と共
に空気噴出口に圧送する手段と、を設け、インクの非噴
射時に圧縮空気により噴射されるインク溶剤によって空
気噴出口に詰まっているインクを洗い落すように構成し
たことを特徴とする描画用インクスプレーガン装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056797U JPH0725244Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 描画用インクスプレーガン装置 |
CA000582774A CA1312500C (en) | 1987-11-13 | 1988-11-10 | Automatic printing device |
IL88341A IL88341A (en) | 1987-11-13 | 1988-11-10 | Automatic printing device |
DE3850938T DE3850938T2 (de) | 1987-11-13 | 1988-11-11 | Selbsttätig arbeitender Drucker. |
ES88310685T ES2056940T3 (es) | 1987-11-13 | 1988-11-11 | Dispositivo de impresion automatica. |
AU25031/88A AU613290B2 (en) | 1987-11-13 | 1988-11-11 | Color image enlarging ink jet printer |
KR1019880014811A KR940010391B1 (ko) | 1987-11-13 | 1988-11-11 | 자동인쇄장치 및 그 작동방법 |
EP88310685A EP0317219B1 (en) | 1987-11-13 | 1988-11-11 | Automatic printing device |
US07/270,342 US4937678A (en) | 1987-11-13 | 1988-11-14 | Color image enlarging ink jet printer |
HK79495A HK79495A (en) | 1987-11-13 | 1995-05-18 | Automatic printing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988056797U JPH0725244Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 描画用インクスプレーガン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01163467U JPH01163467U (ja) | 1989-11-14 |
JPH0725244Y2 true JPH0725244Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31282659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988056797U Expired - Lifetime JPH0725244Y2 (ja) | 1987-11-13 | 1988-04-27 | 描画用インクスプレーガン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725244Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PL1890823T3 (pl) * | 2005-05-06 | 2014-01-31 | Dieter Wurz | Dysza rozpylająca, układ rozpylający i sposób eksploatacji dyszy rozpylającej i układu rozpylającego |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4834230A (ja) * | 1971-09-06 | 1973-05-17 | ||
JPS4851028A (ja) * | 1971-10-29 | 1973-07-18 | ||
JPS60110358A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-15 | Tokico Ltd | 塗布用ガン |
JPS6119457U (ja) * | 1984-07-06 | 1986-02-04 | ランズバ−グ・ゲマ株式会社 | 塗装装置 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP1988056797U patent/JPH0725244Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01163467U (ja) | 1989-11-14 |
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