JP3710666B2 - 液体吸上げ式スプレー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液体吸上げ式スプレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来いわゆる縦型ポンプ式とか、トリガー式、或いは高圧ガスによる液面加圧で噴霧するエアゾール式等の噴霧器が広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の噴霧器は、液体を高速で噴出させ、該噴出液体が外気に触れて霧化するよう設けているから、噴出液体の粘度が高くなると霧化が不完全となり易いものであった。
【0004】
上記噴霧器のほか、古くから知られている噴霧器として、高速で噴出する空気流によって液体を吸上げし、上記空気流中に混入させて霧化し噴霧するものも知られている。該噴霧器は先端部内径を小径とする吹き筒基端を口にくわえ、吹くことで上記空気流を形成するから、その空気流は機械的に得られる空気流に比べて遅く、又吹き筒基端を口に入れる等するため、衛生上噴霧用液体は飲料水等に限られることとなり、よって最近では殆ど使用されていない。
【0005】
本発明は、上記液体吸上げ式の噴霧器が、高速の空気流によって液体を吸上げして霧化する点に着目して、上記吹き筒に代えて、前面からノズルを突出するシリンダを設け、該シリンダ内へ嵌合させたピストンをレバーを利用して容易にシリンダ内前方へ押込みすることで上記高速の空気流を得られるようにしたものであり、このようにすることで粘性の高い油等でも噴霧できるよう設けたものである。
【0006】
又上記空気噴出路には、吐出弁を設けて噴出専用にすると共に、吸込み弁付きの外気吸入路を別に設けて、噴霧終了後、ピストン復帰時におけるシリンダ内への外気吸入に際してノズル内に残った液体がシリンダ内へ入ることを防止できるよう設けたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の手段としてシリンダ2前面を閉塞する第1前壁3から、シリンダ内と連通させて吐出弁11付きの噴出筒4と吸込み弁15付きの吸込み筒5とを前方突出するシリンダ部材1と、
上記噴出筒前面を閉塞する第2前壁22外周から後方突設した周壁23を噴出筒外面へ嵌合させると共に、第2前壁22から噴出筒内と連通させて第1ノズル24を前方突出させ、又該第1ノズル内と連通させて第1ノズル下面から垂設した吸上げ筒25下端を、容器体26口頸部に嵌合させたキャップ27の頂壁に貫設し、吸上げ筒下端からは吸上げパイプ28を容器体内へ垂設した容器体垂下部材21と、
上記シリンダ内へ、後方抜出しが不能に嵌合させたピストン42の後面からピストン棒43を後方突出する、シリンダ2に対して後方付勢されたピストン部材41と、
上記シリンダ一部に固着させて、一部を操作レバー取付け部63とすると共に下方部分をハンドル64とした把手部材61と、
上記操作レバー取付け部63に一部を枢着させて枢着部73となし、かつ他の一部をピストン棒43後面への係合部74とした操作レバー71とからなり、
該操作レバー下部を上記ハンドル64の前方ないし後方へ適当間隔をおいて位置させ、ハンドル64と操作レバー71の下部とを共に握持することでの枢着部73を中心とする操作レバー71の回動で、上記ピストン42が前進してシリンダ内空気を第1ノズル24から噴出することでの負圧化で、容器体内液体が吸上げパイプおよび吸上げ筒内を通って第1ノズル24内へ吸上げ可能に形成した。
【0008】
第2の手段として上記第1の手段を有すると共に上記操作レバー71の係合部74から枢着部73までの距離よりも枢着部ないし係合部から操作レバー下部までの距離を長く設けた。
【0009】
第3の手段として、上記第1、又は第2の手段を有すると共に上記第1ノズル24内へ、後面開放の第2ノズル29を固着させてそれ等両ノズルの各前端面を閉塞する第2、第3前壁に第1、第2小透孔30,31 を連通させて穿設し、又第1ノズル内面に開孔する吸上げ筒孔25a の上端から第1、第2ノズル間を通って上記第1、第2小透孔30,31 の連通部に開口する液体吸上げ通路32を設けた。
【0010】
第4の手段として、上記第1、第2、又は第3の手段を有すると共に吐出弁11は、第1柄部13の前部外周から弾性テーパ状筒14を前外方へ突出する吐出弁体12を設けて、上記第1柄部13を、噴出筒4の後部内面に付設した、空気孔6付きの第1内向きフランジ7のフランジ孔内へ嵌着させると共に、上記弾性テーパ状筒14の前端部外周を噴出筒4の前部内面へ圧接させて形成し、
又吸込み弁15は、第2柄部16の後端に弾性外向きフランジ17を付設する吸込み弁体18を設けて、上記第2柄部16を吸込み筒5の内面に付設した、空気孔6付きの第2内向きフランジ8のフランジ孔内へ嵌着させ、かつ弾性外向きフランジ17前面で上記空気孔6後面を閉塞させて形成した。
【0011】
第5の手段として、上記第1、第2、第3又は第4の手段を有すると共にピストン棒43の後端面を、凸半球面状に形成すると共に、該後端面と係合する係合部74を、上記凸半球面に対応する凹状の弯曲面に形成した。
【0012】
第6の手段として、上記第1、第2、第3、第4又は第5の手段を有すると共にピストン42を、前板44外周から内筒45を後方突出すると共に、該内筒後端から外向きフランジ46を介して外筒47を前方へ突出しかつ該外筒前部を前外方へ拡開する弾性薄肉筒48として該弾性薄肉筒48の前端外周をシリンダ内面へ圧接させて形成し、
上記内筒45と外筒47との間隙内へ、ピストン後方付勢用コイルスプリング52の後部を挿入させて該スプリング後端を上記外向きフランジ46の前面へ圧接させ、又上記スプリング前面は第1前壁3の外周部内面へ圧接させた。
【0013】
第7の手段として上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の手段を有すると共にシリンダ後面を後板54で閉塞して該後板外周から前方突設した周壁55をシリンダの後部外面へ固着させると共に、上記後板中央部に穿設した挿通孔56にピストン棒43を摺動自在に挿通させた。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図1と図2とが示す第1実施形態について説明すると、1はシリンダ部材で、シリンダ2前面を閉塞する第1前壁3の上下から、シリンダ内と連通させて吐出弁付きの噴出筒4と、吸込み弁付きの吸込み筒5とを前方へ突出している。上記噴出筒は吸込み筒よりも長く設けており、それ等両筒の各後部内面には空気孔6付きの第1、第2内向きフランジ7,8を付設し、それ等フランジ内周からは第1、第2短筒9,10 を前方へ突出させている。但しそれ等短筒は必ずしも必要とはしない。
【0015】
吐出弁11は第1内向きフランジが形成する第1フランジ孔ないし第1短筒9内へ吐出弁体12の第1柄部13を嵌着させ、かつ該第1柄部の前部外周から前外方へ拡開させて弾性テーパ状筒14を突出し、その前端部外周面を噴出筒4の前部内面へ圧接させて形成している。
【0016】
吸込み弁15は、第2内向きフランジが形成する第2フランジ孔ないし、第2短筒内へ吸込み弁体18の第2柄部16を嵌着させ、かつ該第2柄部の後端に付設した弾性外向きフランジ17前面で上記空気孔6後面を閉塞して形成している。
【0017】
上記第1柄部13および第2柄部16は図示のようにその外面に凹溝を周設してその凹溝内へ第1、第2内向きフランジ内面ないし第1、第2短筒9,10 を嵌合させることで抜出し不能とするとよい。
【0018】
21は容器体垂下部材で、上記噴出筒前面を閉塞する第2前壁22外周から後方突出させた周壁23を噴出筒外面へ、凹凸の係合手段を介して抜出し不能に嵌合させると共に、第2前壁22から噴出筒内に連通させてノズル24を前方突出し、又該ノズル内と連通させて第1ノズル下面から吸上げ筒25を垂下し、該筒下端を、容器体26の口頸部外面へ嵌合させたキャップ27の頂壁に貫設し、又その吸上げ筒下端から容器体内底部まで吸上げパイプ28を垂下して形成している。吸上げ筒25は第2前壁22の下部前面へ一体に固着させている。
【0019】
上記第1ノズル24内へは、後面開放の第2ノズル29を固着させてもよく、図示例では各ノズルの前面を閉塞する前壁に第1、第2小透孔30,31 を連通させて穿設し、又第1ノズル内面に開孔する吸上げ筒孔25a の上端から第1、第2ノズル間を通って上記第1、第2小透孔30,31 の連通部に開口する液体吸上げ通路32を設けている。
【0020】
上記シリンダ内へはピストン部材41を摺動自在に嵌合させている。該部材はピストン42後部からピストン棒43を後方へ突出している。図示例においてピストン42は、前板44外周から内筒45を後方突出すると共に、該内筒後端から外向きフランジ46を介して外筒47を前方へ突出し、該外筒前部を前外方へ拡開する弾性薄肉筒48として、該弾性薄肉筒の前端外周をシリンダ内面へ圧接させており、又前板44中央部からは嵌合筒49を内筒および外筒と同軸に後方突出し、該嵌合筒に前部を嵌着させて前面開口の筒状に形成したピストン棒43を後方へ突出し、又ピストン棒に付設した外向きフランジ50外周部を上記ピストンの外向きフランジ46後面へ当て、該外向きフランジの基端前面へ付設した複数のリブ51外面を内筒45の後部内面へ嵌合させて、上記ピストン42とピストン棒43とを一体的に連結している。
【0021】
該ピストン部材41は、シリンダ2に対してコイルスプリング52で後方付勢されており、ピストン42の後方抜出しを防止するため、シリンダ後面を保持部材53の後板54で閉塞して該後板外周から前方突出した周壁55をシリンダの後部外面へ固着させると共に、後板中央部に穿設した挿通孔56にピストン棒43を摺動自在に挿通させている。
【0022】
上記コイルスプリング52は、その後部を上記ピストンの内筒45と外筒47との間に挿入させて外向きフランジ46の前面へその後端面を当て、又前端面をシリンダ第1前壁3の外周部内面へ当接させている。
【0023】
61は把手部材で、図示例では把手中間部をフランジ状前板の内外両周縁から後方突設した内外二重筒状のリング状部62に形成し、かつ該リング状部内へシリンダ後端部を嵌着させて固定すると共に、シリンダ上方に突出する把手部材上部を後方へ弯曲させて操作レバー取付け部63とすると共に、下方へ垂下する部分をハンドル64として形成している。
【0024】
71は操作レバーで、上記把手部材上部の後端部へ上端部をピン72で枢着させて該枢着部73を中心として回動可能に垂下し、かつ該レバー中間の上方寄り部分をピストン棒43の後端部への係合部74としている。該係合部は、凸球面状に形成したピストン棒の後端面に対応させて凹状の弯曲面に形成している。操作レバー71下部は既述ハンドル64の後方へ位置させ、それ等操作レバー下部とハンドル64とを共に握持し、かつ締付けすることで、図2が示すように係合部74がピストン棒43を前方へ押出ししてシリンダ内空気を第1ノズル24ないし第2ノズル29から噴出できるよう設けている。尚上記枢着部73から係合部74までの距離よりも、係合部74から操作レバー下部までの距離を大として、倍力によるピストン棒前方押出しが可能としている。
【0025】
図3と図4とは第2実施形態を示す。該実施形態と第1実施形態とは、既述把手部材61と操作レバー71との構造を異にし、その他部分は第1実施形態と同じである。よってそれ等部分については同一符号を付設することで説明を省略する。
【0026】
把手部材61は、その上端部をフランジ状前板の内外両周縁から後方突出する内外二重筒状のリング状部62に形成し、該リング部から下方への垂下部を介して後方へ張出し部81を突出させ、更に該張出し部後端から下方へハンドル64を垂下しており、上記垂下部とハンドルとは横断面コの字形状とし、かつ張出し部縦断面は上記コの字の開口部を下向きとした、ほぼ逆向きのU字形状としている。又張出し部81の上壁部分にはレバー挿通孔82を穿設している。
【0027】
操作レバー71は、前板91の左右両側から左右側板92を後方へ突出した横断面形状をなし、その中間部のやや上方寄り部分を上記挿通孔82に挿通させてピン93で枢着して枢着部73とし、又上端前板部分を凹状の弯曲面として、該凹状弯曲面をピストン棒後面の凸球面状部の係合部74としている。該実施形態の場合は上記枢着部73から係合部74までの距離よりも、枢着部73から操作レバー下部までの距離を大として上記ピストン棒前方押込みに際して大きい力を得ることが可能としている。
【0028】
既述各実施形態において、ハンドル64下部と操作レバー71下部とを共に握持し、かつ締付けすると、付勢に抗してピストン42がシリンダ内を前進し、するとシリンダ内空気は空気孔6および吐出弁11を通り、第1ノズル24ないし第2ノズル29内を通って噴出する。該空気噴出により吸上げ筒25および吸上げパイプ28内を通って容器体内液体が吸上げられ、上記噴出空気中に混合し霧化して噴出する。上記握持を弛めると、付勢によりピストン42は後退し、するとシリンダ内の負圧化で吸込み弁15が開き、該シリンダ内へ外気が流入する。
【0029】
尚既述各部材のうち、コイルスプリング52を除いてすべて合成樹脂材で形成している。
【0030】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするものであり、請求項1記載発明の場合は、既述従来例のように液体を外気中に噴出させて霧化させるのではなく、空気を噴出させて該噴出空気により液体を吸上げ霧化するよう設けたから、霧中の液体量に対して空気量を従来に比してはるかに大とすることが出来、よって噴出液体が油のように粘性が大であっても容易に霧化させることが出来るものである。又上記噴出空気は、操作レバー71によりピストンを前進させてシリンダ内空気を圧縮させ、該圧縮空気を第1ノズルから噴出させることで得られるよう設けたから、吸上げ筒25および吸上げパイプ28を介しての容器体内液体の吸上げを容易かつ確実に行うことが出来る。更にシリンダの第1前壁3からは吐出弁11付きの噴出筒4と吸込み弁15付きの吸込み筒5とをそれぞれ前方突出させて、空気噴出路と空気吸入路とを別に設けたから、シリンダ内への外気吸入の際に容器体内液体がシリンダ内へ入るおそれは全くない。
【0031】
請求項2のようにすることで、ピストン操作が容易となる。
【0032】
請求項3のようにすることで、液体吸上げ通路32および吸上げ筒孔25a 内等の負圧化を容易かつ確実として容器体内液体の吸上げが容易となる。
【0033】
請求項4のようにすることで、吐出弁および吸込み弁の形成が容易となる。
【0034】
請求項5のようにすることで、操作レバー71の回動が容易となってその操作を行い易い。
【0035】
請求項6のようにすることで、コイルスプリングの長さを長くすることが出来、そのスプリングの弾揆力を適正とすることが出来る。
【0036】
請求項7のようにすることで、シリンダ2とピストン部材41との各軸線を常に同一直線上に位置させることが出来、シリンダに対するピストン部材の前進および後退をスムーズに行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ピストン後退時における本発明スプレーの断面図である。
【図2】 ピストン前進時における、図1スプレーの断面図である。
【図3】 第2実施形態で示す、ピストン後退時のスプレー断面図である。
【図4】 図3スプレーのピストン前進時の断面図である。
【符号の説明】
1…シリンダ部材 2…シリンダ
4…噴出筒 5…吸込み筒
11…吐出弁 12…吐出弁体
15…吸込み弁 18…吸込み弁体
21…容器体垂下部材 25…吸上げ筒
41…ピストン部材 61…把手部材
71…操作レバー
Claims (7)
- シリンダ2前面を閉塞する第1前壁3から、シリンダ内と連通させて吐出弁11付きの噴出筒4と吸込み弁15付きの吸込み筒5とを前方突出するシリンダ部材1と、
上記噴出筒前面を閉塞する第2前壁22外周から後方突設した周壁23を噴出筒外面へ嵌合させると共に、第2前壁22から噴出筒内と連通させて第1ノズル24を前方突出させ、又該第1ノズル内と連通させて第1ノズル下面から垂設した吸上げ筒25下端を、容器体26口頸部に嵌合させたキャップ27の頂壁に貫設し、吸上げ筒下端からは吸上げパイプ28を容器体内へ垂設した容器体垂下部材21と、
上記シリンダ内へ、後方抜出しが不能に嵌合させたピストン42の後面からピストン棒43を後方突出する、シリンダ2に対して後方付勢されたピストン部材41と、
上記シリンダ一部に固着させて、一部を操作レバー取付け部63とすると共に下方部分をハンドル64とした把手部材61と、
上記操作レバー取付け部63に一部を枢着させて枢着部73となし、かつ他の一部をピストン棒43後面への係合部74とした操作レバー71とからなり、
該操作レバー下部を上記ハンドル64の前方ないし後方へ適当間隔をおいて位置させ、ハンドル64と操作レバー71の下部とを共に握持することでの枢着部73を中心とする操作レバー71の回動で、上記ピストン42が前進してシリンダ内空気を第1ノズル24から噴出することでの負圧化で、容器体内液体が吸上げパイプおよび吸上げ筒内を通って第1ノズル24内へ吸上げ可能に形成した
ことを特徴とする液体吸上げ式スプレー。 - 上記操作レバー71の係合部74から枢着部73までの距離よりも枢着部ないし係合部から操作レバー下部までの距離を長く設けた
ことを特徴とする、請求項1記載の液体吸上げ式スプレー。 - 上記第1ノズル24内へ、後面開放の第2ノズル29を固着させてそれ等両ノズルの各前端面を閉塞する第2、第3前壁に第1、第2小透孔30,31 を連通させて穿設し、又第1ノズル内面に開孔する吸上げ筒孔25a の上端から第1、第2ノズル間を通って上記第1、第2小透孔30,31 の連通部に開口する液体吸上げ通路32を設けた
ことを特徴とする請求項1又は2記載の液体吸上げ式スプレー。 - 吐出弁11は、第1柄部13の前部外周から弾性テーパ状筒14を前外方へ突出する吐出弁体12を設けて、上記第1柄部13を、噴出筒4の後部内面に付設した、空気孔6付きの第1内向きフランジ7のフランジ孔内へ嵌着させると共に、上記弾性テーパ状筒14の前端部外周を噴出筒4の前部内面へ圧接させて形成し、
又吸込み弁15は、第2柄部16の後端に弾性外向きフランジ17を付設する吸込み弁体18を設けて、上記第2柄部16を吸込み筒5の内面に付設した、空気孔6付きの第2内向きフランジ8のフランジ孔内へ嵌着させ、かつ弾性外向きフランジ17前面で上記空気孔6後面を閉塞させて形成した
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の液体吸上げ式スプレー。 - ピストン棒43の後端面を、凸半球面状に形成すると共に、該後端面と係合する係合部74を、上記凸半球面に対応する凹状の弯曲面に形成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の液体吸上げ式スプレー。
- ピストン42を、前板44外周から内筒45を後方突出すると共に、該内筒後端から外向きフランジ46を介して外筒47を前方へ突出しかつ該外筒前部を前外方へ拡開する弾性薄肉筒48として該弾性薄肉筒48の前端外周をシリンダ内面へ圧接させて形成し、
上記内筒45と外筒47との間隙内へ、ピストン後方付勢用コイルスプリング52の後部を挿入させて該スプリング後端を上記外向きフランジ46の前面へ圧接させ、又上記スプリング前面は第1前壁3の外周部内面へ圧接させた
ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の液体吸上げ式スプレー。 - シリンダ後面を後板54で閉塞して該後板外周から前方突設した周壁55をシリンダの後部外面へ固着させると共に、上記後板中央部に穿設した挿通孔56にピストン棒43を摺動自在に挿通させた
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の液体吸上げ式スプレー。
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CN102720396B (zh) * | 2012-06-20 | 2014-09-10 | 衢州图艺工业设计有限公司 | 一种铅笔芯粉收集利用装置 |
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