JPH0716511A - 塗装装置 - Google Patents
塗装装置Info
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- JPH0716511A JPH0716511A JP16468793A JP16468793A JPH0716511A JP H0716511 A JPH0716511 A JP H0716511A JP 16468793 A JP16468793 A JP 16468793A JP 16468793 A JP16468793 A JP 16468793A JP H0716511 A JPH0716511 A JP H0716511A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- valve
- air
- cleaning agent
- coating
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗料の色替え時における塗料および洗浄剤を
低減する。 【構成】 塗料を霧状に噴出させて塗装を行う塗装手段
11に、この塗装手段11の塗料噴射ノズル17に供給
される塗料の色を切替える塗料切替バルブ31を直結す
る。
低減する。 【構成】 塗料を霧状に噴出させて塗装を行う塗装手段
11に、この塗装手段11の塗料噴射ノズル17に供給
される塗料の色を切替える塗料切替バルブ31を直結す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装色の切替えが可能
な塗装装置に関し、とくに色替え時における塗料および
洗浄剤を低減することが可能な塗装装置に関する。
な塗装装置に関し、とくに色替え時における塗料および
洗浄剤を低減することが可能な塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被塗装物に塗装される塗料の色を自動で
切替える色替え技術に関する技術は、たとえば実開昭6
1−11974号公報に開示されている。ここでは、塗
装用ロボットのアームの先端に塗装ガンが取付けられて
いる。塗装ガンは、塗料ホースを介してアームに内蔵さ
れた色替えバルブと接続されている。
切替える色替え技術に関する技術は、たとえば実開昭6
1−11974号公報に開示されている。ここでは、塗
装用ロボットのアームの先端に塗装ガンが取付けられて
いる。塗装ガンは、塗料ホースを介してアームに内蔵さ
れた色替えバルブと接続されている。
【0003】このような装置においては、色替えバルブ
が塗装用ロボットのアーム内に収納されるので、塗料ホ
ースやエアホース等の折れ曲がりや切断が防止され、塗
料の吐出等によるトラブルを解消することができる。ま
た、塗装ロボットの外形を簡素化することができ、清掃
も容易となる。
が塗装用ロボットのアーム内に収納されるので、塗料ホ
ースやエアホース等の折れ曲がりや切断が防止され、塗
料の吐出等によるトラブルを解消することができる。ま
た、塗装ロボットの外形を簡素化することができ、清掃
も容易となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
実開昭61−11974号公報に開示されている装置の
場合は、色替えバルブから塗装ガンへの塗料の供給は塗
料ホースを介して行われるため、塗料の色替えの際には
塗料ホース内の塗料を塗装ガンから排出させて洗浄しな
ければならない。そのため、色替え時における塗料およ
び洗浄剤の消費量が多くなるという問題があった。
実開昭61−11974号公報に開示されている装置の
場合は、色替えバルブから塗装ガンへの塗料の供給は塗
料ホースを介して行われるため、塗料の色替えの際には
塗料ホース内の塗料を塗装ガンから排出させて洗浄しな
ければならない。そのため、色替え時における塗料およ
び洗浄剤の消費量が多くなるという問題があった。
【0005】本発明は、塗料の色替え時における塗料お
よび洗浄剤を低減することが可能な塗装装置を提供する
ことを目的とする。
よび洗浄剤を低減することが可能な塗装装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達するための
本発明に係る塗装装置は、塗料を霧状に噴出させて塗装
を行う塗装手段に、該塗装手段の塗料噴射ノズルに供給
される塗料の色を切替える塗料切替バルブを直結したも
のからなる。
本発明に係る塗装装置は、塗料を霧状に噴出させて塗装
を行う塗装手段に、該塗装手段の塗料噴射ノズルに供給
される塗料の色を切替える塗料切替バルブを直結したも
のからなる。
【0007】
【作用】このように構成された塗装装置においては、塗
装手段に塗料切替バルブが直結されているので、塗料切
替バルブからの塗料を塗装手段の塗料噴射ノズルに直接
供給することが可能となる。したがって、塗料の色替え
時における洗浄経路が短かくなり、従来のようなホース
接続構造に比べて塗料および洗浄剤の低減を図ることが
可能となる。
装手段に塗料切替バルブが直結されているので、塗料切
替バルブからの塗料を塗装手段の塗料噴射ノズルに直接
供給することが可能となる。したがって、塗料の色替え
時における洗浄経路が短かくなり、従来のようなホース
接続構造に比べて塗料および洗浄剤の低減を図ることが
可能となる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係る塗装装置の望ましい実
施例を図面を参照して説明する。 第1実施例 図1および図2は、本発明の第1実施例を示しており、
とくにエアスプレーガンを用いた塗装装置に適用した場
合を示している。図1において、11は、塗装手段とし
てのエアスプレーガンを示している。エアスプレーガン
11は、図示しない塗装ロボットのアームの先端に取付
けられている。エアスプレーガン11は、ハウジング1
2、エアキャップ13、ピストン14、ニードル15、
圧縮コイルスプリング16を有している。
施例を図面を参照して説明する。 第1実施例 図1および図2は、本発明の第1実施例を示しており、
とくにエアスプレーガンを用いた塗装装置に適用した場
合を示している。図1において、11は、塗装手段とし
てのエアスプレーガンを示している。エアスプレーガン
11は、図示しない塗装ロボットのアームの先端に取付
けられている。エアスプレーガン11は、ハウジング1
2、エアキャップ13、ピストン14、ニードル15、
圧縮コイルスプリング16を有している。
【0009】ハウジング12の先端中央部には、塗料噴
射ノズル17が形成されている。塗料噴射ノズル17
は、塗料通路18と接続されている。塗料通路18の他
方は、ハウジング12の側面に開口している。ハウジン
グ12には、シリンダ19が形成されている。シリンダ
19には、ピストン14が摺動可能に嵌挿されている。
ピストン14には、ハウジング12に摺動可能に保持さ
れたニードル15が連結されている。シリンダ19内に
は、ピストン14を一方向に付勢し、ニードル15の先
端を塗料噴射ノズル17のシール面に押圧する圧縮コイ
ルスプリング16が収納されている。
射ノズル17が形成されている。塗料噴射ノズル17
は、塗料通路18と接続されている。塗料通路18の他
方は、ハウジング12の側面に開口している。ハウジン
グ12には、シリンダ19が形成されている。シリンダ
19には、ピストン14が摺動可能に嵌挿されている。
ピストン14には、ハウジング12に摺動可能に保持さ
れたニードル15が連結されている。シリンダ19内に
は、ピストン14を一方向に付勢し、ニードル15の先
端を塗料噴射ノズル17のシール面に押圧する圧縮コイ
ルスプリング16が収納されている。
【0010】塗料噴射ノズル17の外周には、エアキャ
ップ13が配置されている。エアキャップ13は、ハウ
ジング12の端部に固定されている。エアキャップ13
には、塗料噴射ノズル17から吐出される塗料Tを霧化
する霧化エアノズル20が形成されている。霧化エアノ
ズル20の他方は、ハウジング12に形成された通路2
1と接続されている。エアキャップ13には、霧化され
た塗料Tの広がりを調整するパターンエアノズル22が
形成されている。パターンエアノズル22の他方は、ハ
ウジング12に形成された通路23と接続されている。
ップ13が配置されている。エアキャップ13は、ハウ
ジング12の端部に固定されている。エアキャップ13
には、塗料噴射ノズル17から吐出される塗料Tを霧化
する霧化エアノズル20が形成されている。霧化エアノ
ズル20の他方は、ハウジング12に形成された通路2
1と接続されている。エアキャップ13には、霧化され
た塗料Tの広がりを調整するパターンエアノズル22が
形成されている。パターンエアノズル22の他方は、ハ
ウジング12に形成された通路23と接続されている。
【0011】ピストン14によって区画されたシリンダ
19の一室には、ニードル15を駆動させるためのエア
を供給する塗料ON用エア通路25が接続されている。
ハウジング12の通路21には、塗料を霧化するための
エアを供給する霧化エア供給通路26が接続されてい
る。ハウジング12の通路23には、霧化された塗料の
広がりを調整するエアを供給するパターンエア通路27
が接続されている。
19の一室には、ニードル15を駆動させるためのエア
を供給する塗料ON用エア通路25が接続されている。
ハウジング12の通路21には、塗料を霧化するための
エアを供給する霧化エア供給通路26が接続されてい
る。ハウジング12の通路23には、霧化された塗料の
広がりを調整するエアを供給するパターンエア通路27
が接続されている。
【0012】エアスプレーガン11のハウジング12に
は、塗料切替バルブ31が直結されている。塗料切替バ
ルブ31は、バルブ連結部32、塗料バルブ41、5
1、61、71、エアバルブ81、洗浄剤バルブ91を
有している。本実施例では、バルブ連結部32のみがエ
アスプレーガン11のハウジング12の側面部に直結さ
れている。各バルブ41、51、61、71、81、9
1は、バルブ連結部32に取付けられている。バルブ連
結部32には、メイン通路33と各バルブ41〜91に
開口するポート33a〜33fが形成されている。
は、塗料切替バルブ31が直結されている。塗料切替バ
ルブ31は、バルブ連結部32、塗料バルブ41、5
1、61、71、エアバルブ81、洗浄剤バルブ91を
有している。本実施例では、バルブ連結部32のみがエ
アスプレーガン11のハウジング12の側面部に直結さ
れている。各バルブ41、51、61、71、81、9
1は、バルブ連結部32に取付けられている。バルブ連
結部32には、メイン通路33と各バルブ41〜91に
開口するポート33a〜33fが形成されている。
【0013】塗料バルブ41と塗料バルブ51は、対向
して配置されている。塗料バルブ61は、塗料バルブ4
1に隣接して配置されている。塗料バルブ71は、塗料
バルブ61と対向して配置されている。エアバルブ81
は、塗料バルブ61に隣接して配置されている。洗浄剤
バルブ91は、エアバルブ81と対向して配置されてい
る。塗料バルブ41の構造は、各バルブ51〜91に共
通であるので、塗料バルブ41の構成のみを説明し、他
のバルブ51〜91についての説明は省略する。
して配置されている。塗料バルブ61は、塗料バルブ4
1に隣接して配置されている。塗料バルブ71は、塗料
バルブ61と対向して配置されている。エアバルブ81
は、塗料バルブ61に隣接して配置されている。洗浄剤
バルブ91は、エアバルブ81と対向して配置されてい
る。塗料バルブ41の構造は、各バルブ51〜91に共
通であるので、塗料バルブ41の構成のみを説明し、他
のバルブ51〜91についての説明は省略する。
【0014】塗料バルブ41は、ハウジング42、ピス
トン43、ニードル44、圧縮コイルスプリング45を
示している。ハウジング42の先端中央部には、塗料通
路46が形成されている。ハウジング42には、シリン
ダ47が形成されている。シリンダ47内には、ピスト
ン43を一方向に付勢し、ニードル44の先端を塗料通
路46のシール面に押圧する圧縮コイルスプリング45
が収納されている。
トン43、ニードル44、圧縮コイルスプリング45を
示している。ハウジング42の先端中央部には、塗料通
路46が形成されている。ハウジング42には、シリン
ダ47が形成されている。シリンダ47内には、ピスト
ン43を一方向に付勢し、ニードル44の先端を塗料通
路46のシール面に押圧する圧縮コイルスプリング45
が収納されている。
【0015】ピストン43によって区画されたシリンダ
47の一室には、ニードル44を駆動させるためのエア
を供給するエア供給ホース48が接続されている。塗料
通路46には、塗料供給ホース49を介して塗料供給源
から塗料Taが供給されるようになっている。なお、エ
アバルブ81においては、塗料通路46がエア通路とし
て機能し、エア通路にはエア供給ホース89を介して圧
縮エアAが供給されるようになっている。洗浄剤バルブ
91においては、塗料通路46が洗浄剤通路として機能
し、洗浄剤通路には洗浄剤供給ホース99を介して洗浄
剤Sが供給されるようになっている。
47の一室には、ニードル44を駆動させるためのエア
を供給するエア供給ホース48が接続されている。塗料
通路46には、塗料供給ホース49を介して塗料供給源
から塗料Taが供給されるようになっている。なお、エ
アバルブ81においては、塗料通路46がエア通路とし
て機能し、エア通路にはエア供給ホース89を介して圧
縮エアAが供給されるようになっている。洗浄剤バルブ
91においては、塗料通路46が洗浄剤通路として機能
し、洗浄剤通路には洗浄剤供給ホース99を介して洗浄
剤Sが供給されるようになっている。
【0016】各バルブ41〜91のエア供給ホース48
は、図示されない電磁弁を介してエア供給源(図示略)
と接続されている。塗料の色替え時にはエアバルブ81
と洗浄剤バルブ91が交互にON動作し、バルブ連結部
32のメイン通路33およびエアスプレーガン11の塗
料通路18には、洗浄剤Sと圧縮エアAとが交互に流れ
るようになっている。
は、図示されない電磁弁を介してエア供給源(図示略)
と接続されている。塗料の色替え時にはエアバルブ81
と洗浄剤バルブ91が交互にON動作し、バルブ連結部
32のメイン通路33およびエアスプレーガン11の塗
料通路18には、洗浄剤Sと圧縮エアAとが交互に流れ
るようになっている。
【0017】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。塗料Taにより被塗装物を塗装する場合に
は、塗料バルブ41のシリンダ42の一室に圧縮エアが
供給され、塗料通路46がニードル44の移動によって
開とされる。これにより、塗料Taはポート33aおよ
びメイン通路33を介してエアスプレーガン11の塗料
通路18に供給される。
説明する。塗料Taにより被塗装物を塗装する場合に
は、塗料バルブ41のシリンダ42の一室に圧縮エアが
供給され、塗料通路46がニードル44の移動によって
開とされる。これにより、塗料Taはポート33aおよ
びメイン通路33を介してエアスプレーガン11の塗料
通路18に供給される。
【0018】塗料通路18に供給された塗料Taは、塗
料噴射ノズル17から噴出され、噴出した塗料Taは霧
化エアノズル20からの圧縮エアによって霧状に微粒化
される。また、エアキャップ13には、パターンエアノ
ズル22が形成されているので、霧化された塗料Taの
広がりはパターンエアノズル22からの圧縮エアによっ
て適度に調節される。
料噴射ノズル17から噴出され、噴出した塗料Taは霧
化エアノズル20からの圧縮エアによって霧状に微粒化
される。また、エアキャップ13には、パターンエアノ
ズル22が形成されているので、霧化された塗料Taの
広がりはパターンエアノズル22からの圧縮エアによっ
て適度に調節される。
【0019】塗料Taによる被塗装物の塗装を終了する
際には、塗料バルブ41のシリンダ42の一室への圧縮
エアの供給が停止され、ニードル44が圧縮コイルスプ
リング45の付勢力によって移動し、塗料通路46がニ
ードル45の先端によって閉塞される。つぎに、塗料T
bによる別の被塗装物の塗装を行う際には、これに先立
ってバルブ連結部32のメイン通路33およびエアスプ
レーガン11の塗料通路18の洗浄が行われる。
際には、塗料バルブ41のシリンダ42の一室への圧縮
エアの供給が停止され、ニードル44が圧縮コイルスプ
リング45の付勢力によって移動し、塗料通路46がニ
ードル45の先端によって閉塞される。つぎに、塗料T
bによる別の被塗装物の塗装を行う際には、これに先立
ってバルブ連結部32のメイン通路33およびエアスプ
レーガン11の塗料通路18の洗浄が行われる。
【0020】洗浄を行う際には、洗浄剤バルブ91のシ
リンダの一室に圧縮エアが供給され、ニードルの移動に
よりメイン通路33に洗浄剤Sが供給される。メイン通
路33に洗浄剤Sが供給されると、エアバルブ81のシ
リンダの一室に圧縮エアが供給され、ニードルの移動に
よりメイン通路33に圧縮エアが供給される。そのた
め、メイン通路33内の洗浄剤Sが圧縮エアAによって
押し出され、メイン通路33およびエアスプレーガン1
1の塗料通路18の洗浄が行われる。洗浄剤Sと圧縮エ
アAは交互にメイン通路32に供給されるので、各通路
18、33に残留している塗料をほぼ完全に洗浄するこ
とが可能となる。
リンダの一室に圧縮エアが供給され、ニードルの移動に
よりメイン通路33に洗浄剤Sが供給される。メイン通
路33に洗浄剤Sが供給されると、エアバルブ81のシ
リンダの一室に圧縮エアが供給され、ニードルの移動に
よりメイン通路33に圧縮エアが供給される。そのた
め、メイン通路33内の洗浄剤Sが圧縮エアAによって
押し出され、メイン通路33およびエアスプレーガン1
1の塗料通路18の洗浄が行われる。洗浄剤Sと圧縮エ
アAは交互にメイン通路32に供給されるので、各通路
18、33に残留している塗料をほぼ完全に洗浄するこ
とが可能となる。
【0021】バルブ連結部32のメイン通路33の洗浄
およびエアスプレーガン11の塗料通路18の洗浄が完
了すると、塗料バルブ51のシリンダの一室に圧縮エア
が供給され、ニードルの移動によってメイン通路33に
は塗料Tbが供給される。以下、上述と同様の手順によ
り塗料Tbによる塗装が行われる。塗料Tc、Tdによ
る塗装もこれに準じた手順で行われる。
およびエアスプレーガン11の塗料通路18の洗浄が完
了すると、塗料バルブ51のシリンダの一室に圧縮エア
が供給され、ニードルの移動によってメイン通路33に
は塗料Tbが供給される。以下、上述と同様の手順によ
り塗料Tbによる塗装が行われる。塗料Tc、Tdによ
る塗装もこれに準じた手順で行われる。
【0022】このように、本実施例ではエアスプレーガ
ン11のハウジング12に塗料切替バルブ31が直結さ
れるので、従来装置のようにエアスプレーガンと塗料切
替バルブを接続する塗料ホースが不要となる。したがっ
て、塗料の色替えの際に洗浄する経路を短かくすること
が可能となり、色替えによる塗料および洗浄剤を大幅に
低減することが可能となる。
ン11のハウジング12に塗料切替バルブ31が直結さ
れるので、従来装置のようにエアスプレーガンと塗料切
替バルブを接続する塗料ホースが不要となる。したがっ
て、塗料の色替えの際に洗浄する経路を短かくすること
が可能となり、色替えによる塗料および洗浄剤を大幅に
低減することが可能となる。
【0023】本実施例のように、塗装手段を構造が簡単
なエアスプレーガン11とした場合は、エアスプレーガ
ン11に塗料切替バルブ31を直結しても大型化しない
ので、たとえば自動車のボデーのヒンジ部やバンパの格
子などの狭い場所でも確実な塗装を行うことが可能とな
る。
なエアスプレーガン11とした場合は、エアスプレーガ
ン11に塗料切替バルブ31を直結しても大型化しない
ので、たとえば自動車のボデーのヒンジ部やバンパの格
子などの狭い場所でも確実な塗装を行うことが可能とな
る。
【0024】第2実施例 図3は、本発明の第2実施例を示している。第2実施例
が第1実施例と異なるところは、塗装手段の種類のみで
あり、その他の部分は第1実施例に準じるので、準じる
部分に第1実施例と同一の符号の付すことにより準じる
部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明す
る。
が第1実施例と異なるところは、塗装手段の種類のみで
あり、その他の部分は第1実施例に準じるので、準じる
部分に第1実施例と同一の符号の付すことにより準じる
部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明す
る。
【0025】第1実施例においては、塗装手段がエアス
プレーガンとした場合を示したが、本実施例では塗装手
段を回転霧化静電塗装機100とした場合を示してい
る。回転霧化静電塗装機100では、図3に示すよう
に、中空回転軸101の先端に取付けられた霧化頭10
2に塗料を供給し、霧化頭102の高速回転による遠心
力で塗料を微粒化するとともに、塗装装置と被塗装物と
の間の静電界による吸引力によって塗料微粒子を被塗装
物に塗着させるようになっている。
プレーガンとした場合を示したが、本実施例では塗装手
段を回転霧化静電塗装機100とした場合を示してい
る。回転霧化静電塗装機100では、図3に示すよう
に、中空回転軸101の先端に取付けられた霧化頭10
2に塗料を供給し、霧化頭102の高速回転による遠心
力で塗料を微粒化するとともに、塗装装置と被塗装物と
の間の静電界による吸引力によって塗料微粒子を被塗装
物に塗着させるようになっている。
【0026】中空回転軸101の中空部には、1本の固
定式の塗料噴射ノズル103が配置されている。供給ノ
ズル103の一方は、霧化頭102に向って延びてい
る。回転霧化静電塗装機100のボデー105には、塗
料切替バルブ31が直結されている。塗料切替バルブ3
1のメイン通路33からは、回転霧化静電塗装機100
の塗料噴射ノズル103に塗料が供給されるようになっ
ている。塗料噴射ノズル103の先端からは、霧化頭1
02の内壁部に向けて塗料が吐出される。
定式の塗料噴射ノズル103が配置されている。供給ノ
ズル103の一方は、霧化頭102に向って延びてい
る。回転霧化静電塗装機100のボデー105には、塗
料切替バルブ31が直結されている。塗料切替バルブ3
1のメイン通路33からは、回転霧化静電塗装機100
の塗料噴射ノズル103に塗料が供給されるようになっ
ている。塗料噴射ノズル103の先端からは、霧化頭1
02の内壁部に向けて塗料が吐出される。
【0027】このように構成された第2実施例において
は、塗料の色替え時には、塗料切替バルブ31側から塗
料噴射ノズル103内に洗浄剤Sと圧縮エアAが交互に
供給され、供給ノズル103と霧化頭102との洗浄が
行われる。この洗浄作業が終了すると、選択された塗料
に対応する塗料バルブの開弁動作により、バルブ連結部
32のメイン通路33に塗料が供給され、塗装作業が開
始される。
は、塗料の色替え時には、塗料切替バルブ31側から塗
料噴射ノズル103内に洗浄剤Sと圧縮エアAが交互に
供給され、供給ノズル103と霧化頭102との洗浄が
行われる。この洗浄作業が終了すると、選択された塗料
に対応する塗料バルブの開弁動作により、バルブ連結部
32のメイン通路33に塗料が供給され、塗装作業が開
始される。
【0028】上述の各実施例においては、塗料を霧状に
する塗装手段としてエアスプレーガン11と回転霧化静
電塗装機100を示したが、塗装手段はこれに限定され
ることはなく、エア静電スプレーガン、エアレススプレ
ーガン、エアレス静電スプレーガンであってもよい。
する塗装手段としてエアスプレーガン11と回転霧化静
電塗装機100を示したが、塗装手段はこれに限定され
ることはなく、エア静電スプレーガン、エアレススプレ
ーガン、エアレス静電スプレーガンであってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、つぎの効果が得られ
る。 (1)塗料を霧状に噴出させて塗装を行う塗装手段に、
塗料切替バルブを直結するようにしたので、塗料切替バ
ルブからの塗料を塗装手段に直接供給することが可能と
なる。したがって、従来装置に比べて洗浄する系路を短
かくすることができ、塗料の色替え時における塗料およ
び洗浄剤の消費量を低減することができる。 (2)色替え時の洗浄系路を短かくできるので、色替時
間を短縮することができ、生産性を向上させることがで
きる。
る。 (1)塗料を霧状に噴出させて塗装を行う塗装手段に、
塗料切替バルブを直結するようにしたので、塗料切替バ
ルブからの塗料を塗装手段に直接供給することが可能と
なる。したがって、従来装置に比べて洗浄する系路を短
かくすることができ、塗料の色替え時における塗料およ
び洗浄剤の消費量を低減することができる。 (2)色替え時の洗浄系路を短かくできるので、色替時
間を短縮することができ、生産性を向上させることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例に係る塗装装置の要部断面
図である。
図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る塗装装置の要部断面
図である。
図である。
11 塗装手段としてのエアスプレーガン 17 塗料噴射ノズル 31 塗料切替バルブ 41 塗料バルブ 51 塗料バルブ 61 塗料バルブ 71 塗料バルブ 81 エアバルブ 91 洗浄剤バルブ 100 塗装手段としての回転霧化静電塗装機
Claims (1)
- 【請求項1】 塗料を霧状に噴出させて塗装を行う塗装
手段に、該塗装手段の塗料噴射ノズルに供給される塗料
の色を切替える塗料切替バルブを直結したことを特徴と
する塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16468793A JPH0716511A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16468793A JPH0716511A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716511A true JPH0716511A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15797951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16468793A Pending JPH0716511A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716511A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100267392B1 (en) * | 1996-07-18 | 2000-10-16 | Abb Kk | Paint spraying device |
JP2007007509A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Trinity Ind Corp | バルブ装置とそれを用いた塗装機 |
JP2007050337A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Trinity Ind Corp | 多色塗装機 |
JP2007050336A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Trinity Ind Corp | 多色塗装機 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP16468793A patent/JPH0716511A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100267392B1 (en) * | 1996-07-18 | 2000-10-16 | Abb Kk | Paint spraying device |
JP2007007509A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Trinity Ind Corp | バルブ装置とそれを用いた塗装機 |
JP2007050337A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Trinity Ind Corp | 多色塗装機 |
JP2007050336A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Trinity Ind Corp | 多色塗装機 |
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