JPH07227556A - 塗装ロボット用塗装装置およびその操作方法 - Google Patents

塗装ロボット用塗装装置およびその操作方法

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JPH07227556A
JPH07227556A JP2157894A JP2157894A JPH07227556A JP H07227556 A JPH07227556 A JP H07227556A JP 2157894 A JP2157894 A JP 2157894A JP 2157894 A JP2157894 A JP 2157894A JP H07227556 A JPH07227556 A JP H07227556A
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JP
Japan
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paint
coating
valve
valve member
color change
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JP2157894A
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English (en)
Inventor
Takashi Tanaka
中 孝 田
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MESATSUKU KK
Mesac Corp
Original Assignee
MESATSUKU KK
Mesac Corp
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Publication date
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Publication of JPH07227556A publication Critical patent/JPH07227556A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/14Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet
    • B05B12/1409Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet the selection means being part of the discharge apparatus, e.g. part of the spray gun

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運動性能がよく、しかも色替えが迅速に行な
える塗装ロボット用塗装装置およびその操作方法を提供
すること。 【構成】 塗装ロボット用塗装装置に取り付けられる色
替バルブ部材14を小型化するとともに、この色替バル
ブ部材14を被塗装体である自動車の近くで旋回運動す
るアーム部材13の先端に取り付け、被塗装体に塗料を
噴射する塗装ガン15の近接位置から当該塗装ガン15
へ塗料を供給するようにした。また、この装置の一方の
塗料供給装置50使用中に、他方の塗料供給装置51側
の塗料流通径路の洗浄を行なうようにした。このため、
短いホース17の洗浄のみで色替え動作が迅速に行な
え、全体としての塗装作業速度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の被塗装体に対す
る塗装を行なう塗装ロボットに配備する塗装装置、特に
自動車に対する塗装を行なう塗装ロボット用塗装装置
(以下、単に自動車用塗装装置という)およびその操作
方法、とりわけ、小型で運動性能に優れ、且つ色の切り
替えが迅速に行なえる塗装ロボット用塗装装置およびこ
の装置の効率的な操作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の塗装ロボット用塗装装置として
は、コンピュータ機構を備えた例えば図5に示す型式の
ものがある。この図において、符号1は地面あるいは建
物の床などに設置した土台2上に立設された支柱部材、
3は支柱部材1の先端部に回動可能に連結されたアーム
部材、4は支柱部材1の上端に据え付けられ塗料供給装
置(図示してない)から塗料の供給を受けて塗料の色替
えを行なう色替バルブ部材、5はアーム部材3の先端に
取り付けられ色替バルブ部材4から塗料の供給を受けて
自動車などの被塗装体にこの塗料を噴射する塗装ガンで
ある。色替バルブ部材4は、色別毎の塗料、エアー、お
よび塗料溶解用のシンナーが供給されまた排出される、
複数のバルブ4a、4b、4c、4dを取り付けてな
る。複数のバルブのうち、4aおよび4bは塗料色替え
用に使われる塗料色替バルブであり、4cはエアー供給
用のエアーバルブ、また4dはシンナー供給用のシンナ
ーバルブであり、従来においては色替バルブ部材4とし
ては比較的大型のものが使用されている。このため色替
バルブ部材4は剛性の大きな支柱部材1の上端に固定取
り付けされ、ほぼアーム部材3の長さ寸法分だけ隔たっ
た塗装ガン5に塗料等を供給するため、当該色替バルブ
部材4と塗装ガン5とは長いホース6によって接続され
ている。したがって、塗装ロボットにホース6の荷重が
かかりアーム部材3の運動性に支障をきたすという不都
合がある。塗装ガン5は、通常の型式のものを用いるこ
とがあるが、高速回転により塗料を霧化するカップ7
と、カップ7を回転駆動するエアモータ8と、色替バル
ブ部材4から塗装ガン5へ供給される塗料等の流通経路
を切り替えて当該流通経路内を流れる塗料エアー、シン
ナー等の流体を経路外へ逃がすダンプバルブ9と、この
色替バルブ部材4から塗装ガン5へ供給される塗料等の
流体の流通経路を導通したり遮断したりするトリガバル
ブ10を有している。また、塗装ガンには特公昭55−
41825号および特公昭36−1266号に記載され
ている型式のものがある。本明細書では両者を塗装ガン
と称する。
【0003】かかる構成において、自動車に塗装を施す
場合は、塗装ライン上を流れて来る自動車に対して支柱
部材1が図5中矢印S1の方向へ回転し、またその軸を
中心として旋回することによって、塗装ガン5を自動車
の方へ向ける。アーム部材3もまた、その支柱部材1へ
の取り付け部を中心として図5中矢印S2の方向へ回転
することができ、塗装ガン5を自動車に対して最適な角
度位置をとらせることができる。この間、色替バルブ部
材4にはすでに塗料供給装置から、白、赤、黒など所定
の色の塗料がそれぞれのバルブに供給されており、プロ
グラムにしたがっていつでも塗装ガン5へけて所定の色
塗料を送ることができるようになっている。そして、色
替バルブ部材4の塗料バルブ4a、4bのうちのいずれ
か(この場合4aとする)が開動作すると、それに対応
する色の塗料(これを塗料Aとする)が塗装ガン5へ向
けて送られ塗装ガン5から自動車の車体へ吹き付けら
れ、塗装が行なわれる。1台の自動車に対して塗装が行
なわれると、塗料バルブ4aは閉動作せしめられ、その
後通常の場合は次の自動車へは先とは異なる色の塗料
(これを塗料Bとする)による塗装が行なわれる。その
ために塗料バルブが4aから4bに切り替えられるが、
この切り替え動作に先立って、塗料バルブ4aからホー
ス6および塗装ガン5に残っている塗料Aを洗い流す必
要がある。そのために、まず色替バルブ部材4のエアー
バルブ4cが開動作せしめられて塗装ガン5にエアーが
供給され、ホース6から塗装ガン5までに残っている塗
料Aが押し出される。次にシンナーバルブ4dが開動作
せしめられて塗装ガン5にシンナーが供給され、ホース
6から塗装ガン5に至る経路が洗浄される。この洗浄が
終わると、次に塗料バルブ4bが開動作せしめられて塗
料Bが塗装ガン5に供給されて自動車を塗装する。色替
バルブ部材4には塗料バルブが30〜40個取り付けら
れており、以下同様にして色の切り替えを行ないながら
自動車の塗装を行なって行く。
【0004】このような従来の塗装作業中の各バルブ4
a〜4dにおける塗料切り替え動作の一例のタイムシー
ケンスを図6に示す。この図において、或る色、例えば
前記Aの塗料による塗装作業が終了すると、トリガバル
ブ10が閉動作せしめられて塗料の塗装ガン5への供給
が止められる。またダンプバルブ9は先の塗装作業中か
ら閉鎖されている。この状況の下で、先ず塗料切り替え
開始タイミング(すなわち時刻)t1においてダンプバ
ルブ9が開動作せしめられ、6秒間開放される。これと
同じタイミングでエアーバルブ4cが開動作せしめら
れ、1秒間開放、1秒間閉鎖を交互にくり返しながら合
計3秒間エアーが供給される。一方、シンナーバルブ4
dは前記ダンプバルブ9の動作開始よりも1秒遅れて開
動作せしめられ、1秒間開放、1秒間閉鎖を交互に2回
づつくり返した後2秒間開放され、合計4秒間シンナー
が供給される。したがって、エアーバルブ4cとシンナ
ーバルブ4dとの間では開放タイミングと閉鎖タイミン
グとが互い違いに現れる。そして、ダンプバルブ9が6
秒間開放している間にダンプバルブ9からエアーとシン
ナーとが交互に排出され、色替バルブ部材4と塗装ガン
5との間の流体経路であるホース6が洗浄される。
【0005】次に前記ダンプバルブ9の開放時間である
6秒が経過すると、ダンプバルブ9は、タイミングt2
において、一旦閉鎖され、1秒間だけ閉鎖した後また4
秒間開放される。ダンプバルブ9の前記閉鎖と同じタイ
ミングt2でトリガバルブ10が開放され、このトリガ
バルブ10は2秒間開放された後3秒間閉鎖され、また
2秒間開放される。このタイミングt2の後の1秒間は
ダンプバルブ9が閉鎖、トリガバルブ10が開放であ
り、またこの時間はシンナーが供給されている最後の1
秒間であるから、シンナーは塗装ガン5まで送られ、こ
れにより塗装ガン5が洗浄される。
【0006】そして、上述のように塗装ガン5が洗浄さ
れると、タイミングt3においてシンナーバルブ4dが
閉鎖される一方、ダンプバルブ9は開放され、さらに塗
料バルブ4aまたは4bに次の色の塗料の供給が開始さ
れ、この塗料の供給は6秒間行なわれる。次の色の塗料
が供給されている6秒間のうち、最初の4秒間はダンプ
バルブ9が開放しており、これによってホース6内に残
っているシンナーがダンプバルブ9から排出されながら
塗料が塗装ガン5に達する。また、前記次の色の塗料が
供給されている6秒間のうち、トリガバルブ10が開放
している最初の1秒間では、塗装ガン5内に残っている
シンナーが塗装ガン5から排出され、最後の2秒間では
ダンプバルブ9が閉鎖していることと相俟って先に塗装
ガン5にまで到達した塗料が塗装ガン5にまで到達し、
タイミングt4においてトリガバルブ10が閉鎖される
とともに次の色の塗料の供給が停止される。以上の動作
により、タイミングt1からタイミングt4まで合計1
3秒間の間に塗料切り替え動作が実行される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動車用塗装装置にあっては、1個の色替バルブ部
材4にきわめて多数の塗料バルブが取り付けられてお
り、しかもそれぞれのバルブは比較的大きなサイズであ
るから、全体としては色替バルブ部材4は大型にならざ
るを得ない。そのため、このような大型の色替バルブ部
材4をアーム部材に取り付けることは塗装装置の運動性
能からみても不合理であり、その結果色替バルブ部材4
は支柱部材1の上に取り付けられるようになっていた。
しかるに、このような場所に色替バルブ部材4を配置す
ると、当該色替バルブ部材4と塗装ガン5とを長いホー
ス6で繋ぐ必要が生じ、塗料の色替作業時に廃棄する塗
料、シンナー等の材料費などの面で無駄なコストがかか
っていた。また色替バルブ部材4から塗装ガン5までが
長い距離のために、塗装作業中における塗料の洗浄に時
間がかかるし、塗料を切り替えるに当たって色替バルブ
部材4から塗装ガン5までの長い距離間を完全に洗浄し
てからでないと、次の塗料供給に移れないから、色替え
が迅速にできないという不具合があった。また、前記し
たようにホース6の荷重によってロボットの運動性能阻
害されるという不都合があった。
【0008】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、運動性能がよく、しかも色替えが迅速
に行なえる自動車用塗装装置を提供するとともに、この
装置を効率的に操作して塗装作業の能率を向上させるこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、自動車用塗装装置に取り付けられる色替
バルブ部材を小型化するとともに、この色替バルブ部材
を被塗装体である自動車の近くで旋回運動するアーム部
材の先端に取り付け、被塗装体に塗料を噴射する塗装ガ
ンの近接位置から当該塗装ガンへ塗料を供給するように
し、さらに、多数の色の塗料を色替バルブ部材に供給す
る塗料供給装置を複数台設けてそれぞれを色替バルブ部
材の対応する塗料バルブに接続したことを要旨とする。
【0010】本発明の別の態様では、前記のように色替
バルブ部材と塗料供給装置とを配設した上で、一の塗料
供給装置から色替バルブ部材の一の塗料バルブへ塗料を
供給して塗装を行なった後、色替バルブ部材にエアー
を、次いでシンナーを直接送り込んで当該色替バルブ部
材と塗装ガンとを洗浄し、その後直ちに、他の塗料供給
装置から色替バルブ部材の他の塗料バルブへ塗料を供給
して塗装操作を行なうようにしたことを要旨とする。
【0011】
【作用】本発明は前記構成により、自動車用塗装装置の
アーム部材の先端に色替バルブ部材を取り付けたにも拘
らずこの自動車用塗装装置は機敏に動作しつつ自動車へ
の塗装作業を行なう。また、色替動作に際しては、色替
バルブ部材と塗装ガンとの距離が短いため、これらの部
材およびホースの洗浄動作が迅速に行なえ、全体として
の塗装作業速度を高めることができる。さらにアーム部
材の先端部分において色替バルブ部材と塗装ガンの洗浄
だけで次の塗料の塗装を実行し、1工程前の塗装を行な
った塗料の供給元から色替バルブ部材までの経路の洗浄
は次の工程の塗装作業と並行して行なうから、作業効率
が向上し全体としての塗装作業速度が上がる。
【0012】
【実施例】図1乃至図3は本発明による自動車用塗装装
置の一実施例を説明する図である。これらの図のうち、
図1はこの実施例に係る自動車用塗装装置の構成を概略
的に示す正面図、図2はこの実施例において色替バルブ
部材に組み込まれるバルブの構成例を示す要部断面図、
図3は本発明における塗料供給のための塗料流通経路を
モデル化して示す図、図4はこの実施例における色替え
動作すなわち塗料切り替え動作の手順(タイムシーケン
ス)を説明する図である。
【0013】図1において、符号11は土台12の上に
立設された支柱部材、13は支柱部材11の先端部に回
動可能に連結されたアーム部材で、これらの部材は前記
従来例における自動制御装置を備えた塗装ロボットの各
対応する部材と同様な構成および機能を有している。符
号14はアーム部材13の先端部分に取り付けられた色
替バルブ部材、符号15はアーム部材13の先端部分に
取り付けられた塗装ガンである。この塗装ガン5の型式
には従来の技術の項で説明した型式のものを含むことは
もちろんである。色替バルブ部材14は、従来の色替バ
ルブ部材4に比べて大幅な小型化が図られており、塗装
ガン15とともに一つのアッセンブリ体を構成して、ほ
ぼ一体的に連結されている。そして、これら色替バルブ
部材14および塗装ガン15はアーム部材13の先端部
分にブラケット16を介して取り付けられている。
【0014】色替バルブ部材14と塗装ガン15とは、
前述のようにアッセンブリ体を構成しているから、両部
材の間は短いホース17により繋がれ、塗装ガン15は
色替バルブ部材14から塗料の供給を受けて自動車など
の被塗装体に塗料を噴射する。色替バルブ部材14は、
各色別毎の塗料、エアー、および塗料溶解用のシンナー
が供給されまた排出される、複数のバルブ14a、14
b、14c、14dを取り付けてなる。複数のバルブの
うち、14aおよび14bは塗料色替え用に複数個(こ
の実施例では2個)設けられる塗料バルブであり、それ
ぞれの塗料バルブ14aおよび14bには図3に示す複
数の塗料供給装置50、51(後出)が個々に接続され
る。14cは色替バルブ部材14にエアーを供給するた
めのエアーバルブ、また14dは色替バルブ部材14に
シンナーを供給するためのシンナーバルブである。塗装
ガン15は、通常の型式のものか、或いは特公昭55−
41825号および特公昭36−1266号に記載され
ている型式のものが用いられ、高速回転により塗料を霧
化するカップ18と、カップ18を回転駆動するエアモ
ータ19とを備えた型式のものがあり、ホース17の中
間部分に取り付けられ色替バルブ部材14から塗装ガン
15へ供給される塗料等の流通経路を切り替えて当該流
通経路内を流れる流体を経路外へ逃がすダンプバルブ2
0aと、前記色替バルブ部材14からカップ18へ供給
される塗料等の流通経路を導通したり遮断したりするト
リガバルブ20bとを有している。
【0015】図2には、前記色替バルブ部材14に組み
付けられる塗料バルブ等の構成例が示されている。この
バルブ(14aとする)は、ほぼ円筒形状をした第1の
ハウジング部材21と、この第1のハウジング部材21
の後端部に結合され第1のハウジング部材21とともに
バルブ14aの筐体を形成する第2のハウジング部材2
2と、第1および第2のハウジング部材21、22の内
部に装填され軸方向へスライド運動する弁棒23と、第
2のハウジング部材22の内部に軸方向へスライド運動
可能に設けられ、且つ弁棒23の基端部に取り付けられ
て一体化せしめられこの弁棒23をスライド運動可能に
支持する弁基板24と、第1のハウジング部材21と弁
棒23との間に介装され、前記弁基板24に固定された
弁棒23をスライド運動可能に支持するパッキン25と
を有してなる。
【0016】第1のハウジング部材21は、その先端に
流体吐出用のノズル26を有し、このノズル26部分に
は塗装ガン15に通ずるホース等を結合するためのジョ
イント27が取り付けられている。また、第1のハウジ
ング部材21の胴体部分には、半径方向外方へ開口した
流体流入室28と、この流体流入室28と同様な構成を
持ち、当該流体流入室28から所定の角度変位した部位
に設けられた開閉弁をもつ流体流出室29と、第1のハ
ウジング部材21の中心部分に形成され前記流体流入室
28と流体流出室29とを連通させるとともに弁棒23
を挿通し且つノズル25に通じる中心孔30が設けられ
ている。
【0017】第2のハウジング部材22は、内部に弁基
板24を納める収容室31が形成されるとともに、第2
のハウジング部材22の終端部分には栓部材32がねじ
その他の手段によって結合されて前記収容室31を閉塞
している。そして、弁基板24は、収容室31の内壁に
密に嵌合し、且つこの弁基板24と栓部材32の内側底
面との間に装填された第1のコイルバネ33によって、
収容室31内を中心軸方向へスライド運動可能に支持さ
れる。また、第2のハウジング部材22の胴体部分に
は、半径方向外方へ開口したエアー供給口34が形成さ
れている。このエアー供給口34は、弁基板24の上側
位置において前記収容室31に連通しており、また、収
容室31の上端部には第2のハウジング部材22の天井
と弁基板24との間にエアーを受け入れる作動室45が
形成されている。そして作動室45に高圧のエアーを供
給することにより弁基板24を第1のコイルバネ33の
作用に対抗して押し下げることができるようになってい
る。
【0018】パッキン25はバルブ14aの中心部分、
すなわち中心孔30の基端側において前記第1のハウジ
ング部材21と第2のハウジング部材22との間に挟ま
れた形で装填され、弁棒23に密に嵌合することによ
り、当該弁棒23が中心軸に沿って正しくスライドする
ように支持する。このパッキン25の上面(すなわち先
端側の面)は中心孔30に面しており、また基端側は当
該パッキン25と第2のハウジング部材22との間に介
装された第2のコイルバネ35によって支持されてい
る。コイルバネ35を収容する部分には、漏れ塗料の排
出孔22Aが穿設されている。
【0019】中心孔30の先端部分にはスリーブ部材3
6が取り付けられている。また、弁棒23の先端部分は
基端側から先端側にかけて次第に縮径する先細テーパ構
造になっている。したがって、弁棒23が中心軸に沿っ
て前進する(先方へスライドする)と、そのテーパ部分
がスリーブ部材36に当たってノズル26を塞ぎ、逆に
弁棒23が後退するとテーパ部分がスリーブ部材36か
ら離れてノズル26を開放する。
【0020】なお、流体流入室28、流体流出室29お
よびエア供給口34の内壁面には塗料(液体)やエアー
(気体)などの流体を供給するためのホースなどをジョ
イントで連結するためにめねじ37、38、39が形成
してある。また、図2中、符号40は弁棒23とパッキ
ン25との間における流体の漏出を防止するためのシー
ル部材、41は第2のハウジング部材22と弁棒23と
の間における流体の漏出を防止するためのシール部材、
42は第2のハウジング部材22と弁基板24との間に
おける流体の漏出を防止するためのシール部材である。
【0021】そして、上記バルブが前記塗料バルブとし
て色替バルブ部材14に組み込まれて用いられる場合
は、流体流入室28と流体流出室29は共にホースによ
って塗料供給装置に接続され、弁棒23がノズル26を
塞いでいる状態の下において、塗料供給装置から供給さ
れた塗料は流体流入室28からバルブ内に入り、中心孔
30に充満して流体流出室29へ移動し、そこから塗料
供給装置へ戻るという、いわゆる循環流運動を行なう。
従って、用いる塗料がメタリック塗料である場合は、塗
装ガン15の稼働停止時でも塗料中に混入された金属微
粉が沈殿するという不都合も解消される。次にエア供給
口34からエアーを送り込むと、このエアーは作動室4
5に入り込んで弁基板24を後退させ、これにともなっ
て弁棒23もまた後退する。これにより弁棒23のテー
パ部分がスリーブ部材36から離れてノズルが開き、塗
料はノズル26から例えば塗装ガン15へと送られる。
【0022】塗料バルブ14aの稼働中、万一塗料がパ
ッキン25から漏れた場合には、漏れ塗料は第2ハウジ
ング部材22に穿設した漏れ塗料排出孔から排出され
る。塗料バルブ14aに対するエアー供給を止めたとき
は、弁基板24がコイルバネ33の復元力によってノズ
ル26方向に押し進められ、弁棒23先端はスリーブ部
材36を塞ぎ、塗料の噴射は停止する。以上の説明は、
図2に示すバルブを塗料バルブとして使用した場合の説
明であるが、これをエアーバルブ、シンナーバルブとし
て用いるときはエアー、シンナーについても上記説明通
り供給、停止が行なわれる。
【0023】図3には、前記塗料供給装置も含めた塗料
供給のための経路をモデル化して示す。この図において
符号50および51はそれぞれ第1および第2の塗料供
給装置を示す。この実施例では、塗料供給装置は2台用
いられることに対応して、色替バルブ部材14に2個の
塗料バルブ14a、14bが設けられ、エアーバルブ1
4cとシンナーバルブ14dが各1個づつ取り付けられ
ている。そして、第1の塗料供給装置50は色替バルブ
部材14の塗料バルブ14aに接続される一方、第2の
塗料供給装置51は色替バルブ部材14の塗料バルブ1
4bに接続される。第1および第2の塗料供給装置5
0、51はともに色替バルブ部材14と比較的似た構造
を有している。第1の塗料供給装置50は、各色別毎の
塗料と、エアー、および塗料溶解用のシンナーが送り出
されまた帰還されることができる、複数のバルブ52を
取り付けてなり、これら複数のバルブ52のうち、52
A〜52Jは各色別毎に塗料を循環させる塗料バルブで
あり、52Kはエアー供給用のエアーバルブ、また52
Lはシンナー供給用のシンナーバルブである。第2の塗
料供給装置51は、前記第1の塗料供給装置50と同
様、複数のバルブ53を取り付けてなり、これら複数の
バルブ53のうち、53A〜53Jは各色別毎に塗料を
循環させる塗料バルブであり、53Kはエアー供給用の
エアーバルブ、また53Lはシンナー供給用のシンナー
バルブである。
【0024】この実施例では1台の塗料供給装置50、
51には10個の塗料バルブが取り付けられ、1台の塗
料供給装置50または51につき白、黒、赤、青などの
10色の塗料を色替バルブ部材14へ供給することがで
きる。したがって、これら第1および第2の塗料供給装
置50、51により20色の色をカバーでき、もし仮に
4台の塗料供給装置を色替バルブ部材14に接続するよ
うにすれば、色替バルブ部材14は小型に保ったままで
40色の色をカバーすることができる。第1の塗料供給
装置50はホース43によって色替バルブ部材14の塗
料バルブ14aに接続されている一方、第2の塗料供給
装置51はホース44によって色替バルブ部材14の塗
料バルブ14bに接続されている。色替バルブ部材14
からはダンプバルブ20a分岐するトリガーバルブ20
bを介在させたホース17によって塗装ガン15に繋が
れている。
【0025】かかる構成において、自動車に塗装を施す
場合の動作について説明する。塗装ライン上を流れて来
る自動車に対して塗装ロボットを構成する支柱部材11
が図1中矢印S1の方向へ回転し、またその軸を中心と
して旋回することによって、塗装ガン15を自動車の方
へ向ける。アーム部材13もまた、その支柱部材11へ
の取り付け部を中心として図1中矢印S2の方向へ回転
することができ、塗装ガン15をプログラム通りに自動
車に対して最適な角度位置をとらせることができる。こ
れら支柱部材11およびアーム部材13の動作について
は、前記従来例について説明したのと基本的に同様であ
る。
【0026】色替バルブ部材14にはすでに第1、第2
の塗料供給装置50、51から、白、赤、黒などの複数
の色の中から所定の一色の塗料が供給されている。この
実施例においては、塗料供給装置50の塗料バルブ52
Aから塗料が塗料バルブ14aに供給されるように接続
されている。塗料バルブ14bへは第2の塗料供給装置
51の塗料バルブ53Aから塗料が供給されるように接
続されている。そして、塗料は第1の塗料供給装置50
のいずれかのバルブ(例えば塗料バルブ52A)と色替
バルブ部材14の塗料バルブ14aとの間で循環供給さ
れており、塗料バルブ14aがすでに述べた操作によっ
て開動作すればいつでもトリガバルブ20bを介在する
ホース17から塗装ガン15へ向けて塗料を送ることが
できるようになっている。なお、塗料バルブ14a(他
のバルブも同じ)の開閉動作については、すでに述べた
のでここでは省略する。そして、塗料バルブ14aが開
動作して第1の塗料供給装置50の塗料バルブ52Aか
らの塗料(これを塗料Aとする)が塗装ガン15へ向け
て送られ自動車の車体へ吹き付けられ、塗装が行なわれ
る。
【0027】1台の自動車に対して塗装が行なわれる
と、塗料バルブ14aは閉動作せしめられ、その後通常
の場合は次の自動車へは先とは異なる色の塗料(これを
塗料Bとする)による塗装が行なわれる。そのために塗
料の供給元が第1の塗料供給装置50の塗料バルブ52
Bへと切り替えられ、色替えが行なわれるが、この切り
替え動作に先立って、塗料供給装置50の塗料バルブ5
2Aからホース43、色替バルブ部材14に配された塗
料バルブ14a並びにダンプバルブ20aを分岐するト
リガバルブ20bおよび塗装ガン15に残っている塗料
Aを洗い流す必要がある。
【0028】このような操作を行なう場合におけるこの
実施例の作業中、塗料供給装置50に配置された塗料バ
ルブ52Aを閉じ塗料供給装置50に配置されたエアー
バルブ52K、シンナーバルブ52Lを作動し、併せて
色替バルブ部材14に配置されたエアーバルブ14c、
シンナーバルブ14dを作動し、更に塗料供給装置50
の次色供給バルブである例えば塗料バルブ52Bを次の
ように作動する。その動作の一例のタイムシーケンスを
図4に示す。この図において、一の塗料(前記した塗料
A)による塗装作業が終了すると、トリガバルブ20b
もが閉動作せしめられて塗装ガン15に対する塗料の供
給が止められる。またダンプバルブ20aは先の塗装作
業中から閉鎖されている。この状況の下で、塗料バルブ
14aの流体流出室29の開閉弁を閉じて、先ず塗料色
替え開始タイミング(すなわち時刻)t11においてダ
ンプバルブ20aが開動作せしめられ、4秒間開放され
る。これと同じタイミングでエアーバルブ14cが開動
作せしめられ、0.5秒間開放、0.5秒間閉鎖を交互
にくり返しながら合計2秒間エアーが供給される。一
方、シンナーバルブ14dは前記ダンプバルブ20aの
動作開始よりも0.5秒遅れて開動作せしめられ、0.
5秒間開放、0.5秒間閉鎖を交互に3回づつくり返し
た後1秒間開放され、合計2.5秒間シンナーが供給さ
れる。したがって、エアーバルブ14cとシンナーバル
ブ14dとの間では開放タイミングと閉鎖タイミングと
が互い違いに現れる。そして、ダンプバルブ20aが4
秒間開放している間にダンプバルブ20aからエアーと
シンナーとが交互に排出され、色替バルブ部材14と塗
装ガン15との間の流体経路であるホース17が洗浄さ
れる。色替バルブ部材14と塗装ガン15とは一体的に
連結され互いに近接している関係上、前記ホース17は
極めて短い寸法で済むから、上記のようにわずか4秒の
間のエアーとシンナーとの交互の供給、排出によってホ
ース17は洗浄される。
【0029】次に前記ダンプバルブ20aの開放時間で
ある4秒が経過すると、ダンプバルブ20aは、タイミ
ングt12において、一旦閉鎖され、0.5秒間だけ閉
鎖した後また2秒間開放される。ダンプバルブ20aの
前記閉鎖と同じタイミングt2でトリガバルブ20bが
開放され、このトリガバルブ20bは0.5秒間開放さ
れた後に1秒間閉鎖され、また1秒間開放される。この
タイミングt2の後の0.5秒間はダンプバルブ20a
が閉鎖、トリガバルブ20bが開放の状態であり、また
この時間はシンナーが供給されている最後の0.5秒間
であるから、シンナーは塗装ガン15の先端まで送ら
れ、これにより塗装ガン15が洗浄される。これによっ
て、色替バルブ部材14から塗装ガン15先端までの塗
料流通径路全体の洗浄は終わる。
【0030】そして、塗装ガン15が洗浄されると、タ
イミングt13においてシンナーバルブ14dが閉鎖さ
れる一方、ダンプバルブ20aは開放され、さらに塗料
バルブ52Bが開放されて次の色の塗料の供給が開始さ
れ、この塗料の供給は2秒間行なわれる。次の色の塗料
が供給されている2秒間と同じ時間、ダンプバルブ20
aもまた開放しており、これによってホース17内に残
っているシンナーがダンプバルブ20aから排出されな
がら塗料が塗装ガン15に達する。また、前記次の色の
塗料が供給されている2秒間のうち、後半の1秒間はダ
ンプバルブ20aおよびトリガバルブ20bのいずれも
が開放していることにより、先に塗装ガン15にまで到
達した塗料がカップ18にまで到達し、タイミングt1
4においてダンプバルブ20aおよびトリガバルブ20
bが閉鎖されるとともに次の色の塗料の供給が停止され
る。以上の動作により、タイミングt11からタイミン
グt14まで合計6.5秒間の間に第1の塗料供給装置
50の塗料バルブ52Aから塗料バルブ52Bへの塗料
色替え動作が実行される。この後、前記塗料バルブ52
Bから色替バルブ部材14の塗料バルブ14aへ塗料が
送られ自動車の塗装が行なわれる。以上の要領で、順次
各色別毎の塗料供給が行なわれる。第2の塗料供給装置
51についても、上記とおなじ操作が行なわれる。
【0031】次に、第1の塗料供給装置50から第2の
塗料供給装置51への塗料色替え動作が円滑に実行され
た後において、第1の塗料供給装置50は10色の塗料
の供給ができるため、次回の使用までに当該第1の塗料
供給装置50から色替バルブ部材14までを繋ぐホース
43を洗浄する必要がある。このホース43の洗浄は、
上述の要領にしたがって第2の塗料供給装置51から色
替バルブ部材14へ塗料が供給され塗装している間に行
なう。すなわち、この洗浄に際しては、まず第1の塗料
供給装置50のエアーバルブ52Kが開動作せしめられ
てホース43を通して塗料バルブ14aにエアーが供給
される。この動作により、ホース43から塗料バルブ1
4aまでに残っている塗料Aが押し出される。次に第1
の塗料供給装置50のシンナーバルブ52Jが開動作せ
しめられて塗料バルブ14aにシンナーが供給され、ホ
ース43から塗料バルブ14aに至る経路が洗浄される
のである。
【0032】このようにこの実施例ではA塗料からB塗
料への塗装切り替えを行なうとき、先ず色替バルブ部材
14から塗装ガン15に至る部分の洗浄のみを行なえば
次の塗料への切り替えは達成することができる。そし
て、色替バルブ部材14と塗装ガン15とは一体的に連
結されているからその間の距離は非常に短く、前記塗装
ガン15の洗浄は一瞬の動作で完了することができる。
したがって、塗装作業に際しての塗料の切り替えを迅速
に行なえる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、塗装ロボット用塗装装置に取り付けられる色替バル
ブ部材を小型化するとともに、この色替バルブ部材を被
塗装体である自動車の近くで旋回運動するアーム部材の
先端に取り付け、被塗装体に塗料を噴射する塗装ガンの
近接位置から当該塗装ガンへ塗料を供給するようにした
ため、色替バルブ部材と塗装ガンとの距離を短くするこ
とができ、これらの部材およびホースの洗浄動作が迅速
に行なえ、全体としての塗装作業速度を高めることがで
きるという効果が得られる。また、アーム部材の先端部
分において色替バルブ部材と塗装ガンの洗浄だけで次の
塗料の塗装を実行し、1工程前の塗装を行なった塗料の
供給元から色替バルブ部材までの経路の洗浄は次の工程
の塗装作業と並行して行なうから、作業効率が向上し全
体としての塗装作業速度が上がる等、種々の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗装ロボット用塗装装置の一実施
例を概略的に示す正面図である。
【図2】前記実施例において色替バルブ部材および塗料
供給装置に組み込まれるバルブの構成例を示す断面図で
ある。
【図3】本発明における塗料供給のための径路をモデル
化して示す図である。
【図4】前記実施例の塗装作業中の各バルブによる塗料
色替え動作のタイムシーケンス図である。
【図5】従来の塗装ロボット用塗装装置の構成を概略的
に示す正面図である。
【図6】前記従来例の塗装作業中の各バルブによる塗料
色替え動作のタイムシーケンス図である。
【符号の説明】
11 支柱部材 12 土台 13 アーム部材 14 色替バルブ部材 15 塗装ガン 17、43、44 ホース 50、51 塗料供給装置 52、53 バルブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ロボットのアーム部材の先端に固定
    取り付けされた塗装ガンに塗料の供給し塗料の色替えを
    行なう色替バルブ部材と、アーム部材の先端に取り付け
    られ色替バルブ部材から塗料の供給を受けて被塗装体に
    噴射する塗装ガンと、色替バルブ部材に対して各種塗料
    を切り替え供給する塗料供給装置とを備えた塗装ロボッ
    ト用塗装装置。
  2. 【請求項2】 塗料供給装置は複数台設けられ、また各
    塗料供給装置には、複数の塗料バルブと、エアーを直接
    送り込むエアーバルブと、洗浄用シンナーを直接送り込
    むシンナーバルブとが設けられる一方、色替バルブ部材
    には、前記複数の塗料供給装置のそれぞれに接続される
    複数の塗料バルブと、色替バルブ部材にエアーを直接送
    り込むエアーバルブと、色替バルブ部材に洗浄用シンナ
    ーを直接送り込むシンナーバルブとが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の塗装ロボット用塗装装
    置。
  3. 【請求項3】 色替バルブ部材は塗装ガンと一体的に連
    結されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    塗装ロボット用塗装装置。
  4. 【請求項4】 塗装ロボット用塗装装置のアーム部材先
    端部に、塗装ガンと、複数の塗料バルブを有し前記塗装
    ガンに塗料を供給する色替バルブ部材とを一体的に連結
    させて取り付ける一方、色替バルブ部材の塗料供給元の
    側には、当該色替バルブ部材の前記複数の塗料バルブに
    それぞれ接続され各々の塗料バルブに対して各種塗料を
    切り替え供給する複数の塗料供給装置を配置し、 一の塗料供給装置から色替バルブ部材の一の塗料バルブ
    へ塗料を供給して塗装を行なった後、 色替バルブ部材にエアーを、次いでシンナーを直接送り
    込んで当該色替バルブ部材と塗装ガンとを洗浄し、次い
    で、 他の塗料供給装置から色替バルブ部材の他の塗料バルブ
    へ塗料を供給して塗装を行なうことを特徴とする塗装ロ
    ボット用塗装装置の操作方法。
  5. 【請求項5】 前記他の塗料供給装置から色替バルブ部
    材へ塗料が供給され塗装している間に、塗装を終了した
    前記一の塗料供給装置へエアーを、次いでシンナーを直
    接送り込んで当該一の塗料供給装置から色替バルブ部材
    までの間を洗浄することを特徴とする請求項4記載の塗
    装ロボット用塗装装置の操作方法。
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