JPH0229892B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耕耘機等のクラツチ装置に関するもの
である。

耕耘機等の作業機のクラツチとして遠心クラツ
チが用いられる。遠心クラツチは被動側のクラツ
チインナと、プレツシヤプレートを介して駆動さ
れる駆動側のクラツチアウタとの間に摩擦板を介
装し、プレツシヤプレート側に遠心ウエイトを配
設し、エンジンの所定回転数でウエイトが遠心拡
開し、摩擦板を加圧し、クラツチを接続する。

以上のクラツチはエンジンの所定回転数以下の
領域では遠心ウエイトによるクラツチ接続動がな
されず、超低速走行や作業は実際上は行えないの
が実情で、作業や農地の状況によつては超低速走
行や作業が必要な場合があり、不便である。

本発明は耕耘機等に用いられる遠心クラツチの
以上を改善すべくなされたものである。

本発明の目的とする処は、遠心ウエイトが作用
しない低回転数領域下でマニユアル操作によつて
クラツチを接続可能とし、遠心クラツチとして機
能しつつこれの機能しない領域をカバーし、機能
性を向上させ、汎用性、実用性を向上させ、以上
を簡素な構成で企図するようにした作業機のクラ
ツチ装置を提供するにある。

以上の日的を達成するため本発明は、プレツシ
ヤプレートで接続方向に加圧されるクラツチアウ
タの軸方向位置をカムで複数段に拘束し、クラツ
チ開、遠心クラツチ作動、クラツチ閉を選択し得
る如く構成した。

次に本発明の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。

第１図は本発明が実施される作業機の一例とし
ての耕耘機の概略側面図、第２図はこれのエンジ
ン及び伝動系を示す要部破断平面図である。

耕耘機１は機体２上にエンジン３を搭載し、こ
の上に燃料タンク４を備え、機体２の後上方に延
出されたハンドルコラム５の上端にはハンドル６
を備え、又コラム５の基部から垂下されたリダク
シヨンケース７を備え、出力軸８に車輪９を取付
支持し、車輪９の駆動で走行動力を得、更に機体
一側にはベルトカバー１０を備え、機体１の前部
に不図示の作業要素を連結し、これとベルトカバ
ー１０内の伝動系を連結し、走行しつつ作業要素
を駆動し、耕耘作業等を行う。尚第１図中２４は
シフトレバー、２５は後述するクラツチをオン・
オフさせるレバーである。

第２図において３はエンジンで、エンジン３の
シリンダ１１に内装されたピストン１２にコンロ
ツド１３を介して連結されるクラツチシヤフト１
４は左右方向に横架され、その軸方向両端部１４
ａ，１４ｂはクランクケース１５の左右の側壁１
５ａ，１５ｂから延出され、一方１４ａにクラツ
チ３０を連結し、クラツチ３０の出力部に出力用
スプロケツト３０１を設け、離間して設けた中間
軸１６のスプロケツト１７とチエン１８を介して
連結し、中間軸１６の延出端にプーリ１９を設
け、これをリダクシヨンケース７の上部の作業要
素２０の入力軸２１に設けたプーリ２２にベルト
２３を介して連結する。第２図はベルト機構を示
すべくベルトカバー１０取り外した状態を示して
いる。

第３図乃至第５図は本発明に係るクラツチを示
し、夫々クラツチ開、遠心クラツチ作動可、マニ
ユアルクラツチ閉の状態、即ちオフ、遠心クラツ
チオン、マニユアルクラツチオンの状態を示して
いる。

図において１４はクラツチシヤフトで、これの
一端部１４ａにスプライン係合１４ｃによりプレ
ツシヤプレート３０２の基部３０３が連結され、
ワツシヤ３１０、ナツト３１１で軸方向を規制さ
れている。プレツシヤプレート３０２の半径方向
延出部３０４の端部には押圧部３０５を設け、押
圧部３０５の半径方向内方に軸方向外方に延出し
たガイド杆３０６を突設する。かかる延出部３０
４の中間部に遠心ウエイト３０７を枢設３０８
し、以上のプレツシヤプレート３０２はクラツチ
シヤフト１４と一体に回転する。

以上のプレツシヤプレート３０２の基部３０３
には軸方向外方に円筒状のガイド保持部３０９を
突設し、保持部３０９で既述のワツシヤ３１０、
ナツト３１１周を囲み、かかるガイド保持部３０
９外周にクラツチアウタ３１２の内側ドラム状フ
ランジ部３１３内径部を摺動可能に嵌合し、クラ
ツチアウタ３１２はドラム状をなし、内側フラン
ジ部３１３の外端部に半径方向外方に延びるデイ
スク部３１４を備え、デイスク部３１４の外端に
は軸方向内側に外側ドラム状フランジ部３１５を
延設する。かかるフランジ部３１５の内周に複数
の駆動側摩擦板３１６…を軸方向に隙間をもたせ
て配設し、摩擦板３１６…はクラツチアウタ３１
２と一体の回転し、且つ軸方向に可動で、最も外
側のもの３１６Ａはプレツシヤプレート３０３の
押圧部３０５と対峙当接し、フランジ部３１５
の、最も内側のもの３１６Ｂの内側端にストツパ
３１７を設ける。デイスク部３１４の一部にはガ
イド孔３１８を設け、ガイド孔３１８に前記した
プレツシヤプレート３０２のガイド杆３０６を通
し、これの先部をデイスク部３１６外方に延出
し、ガイド杆３０６の基部端壁に設けたバネ座３
１９とデイスク３１４の孔周辺に設けたバネ座３
２０間にガイド杆３０６周を囲む如くバネ３２１
を介装し、クラツチアウタ３１５をクラツチ閉じ
方向に弾圧する。

クラツチアウタ３１２の内側フランジ部３１３
の外端部には軸受ボス部材３２２を嵌着し、ボス
部材３２２の内側には軸状の規制杆３２３を配設
し、規制杆３２３の半径方向外方に延出したスト
ツパ３２４とボス部材３２２の半径方向内方に延
出したストツパ３２５との間の各内・外径部間に
軸受３２６を介装する。かかる規制杆３２３の先
端部に操作カム３２７を臨ませ、カム３２７は操
作軸３２８に基部を結着し、軸３２８の外部回動
操作で揺動する。

クランクシヤフト１４端部の前記プレツシヤプ
レート３０２の基部３０３の軸方向内方周には軸
受３２９を介してクラツチインナ３３０の基部３
３１内径部を自由回転自在に嵌合し、基部３３１
の外周に既述のスプロケツト部３０１を設けて出
力部を構成する。基部３３１の外端部には半径方
向外方に臨み、且つ軸方向外方に延出されたドラ
ム状フランジ部３３２を設け、これの外周に軸方
向に離間して被動摩擦板３３３…を複数設け、該
摩擦板３３３…は駆動摩擦板３１６…間に臨む如
く配設されている。

以上において、第３図はクラツチ開の状態を示
し、カム３２７は基線Ｎに対して図中右側に大き
い角度θ傾斜保持され、カム３２７で規制杆３２
３を図中右方向のクランクシヤフト１４方向に後
退させ、これに連なるクラツチアウタ３１２をバ
ネ３２１に抗して後退させ、クラツチアウタ３２
１のデイスク部３１４とガイド杆３０６の先端部
をなすストツパ用ワツシヤ３３４との間には大き
なクリアランスＬが保持され、摩擦板３１６，３
３３間のクリアランスは回転数が遠心ウエイトが
作用する領域であつても相互が摩擦係合するにい
たらないように保持されている。

第４図は遠心クラツチ作動可能な状態を示し、
カム３２７を軸３２８により第３図の状態から左
方向に揺動させ、小さな傾斜角度θ₁で保持する。
これにより規制杆３２３は前進し、カム３２７の
θ₁の角度で保持された前進位置で保持され、前記
クリアランスは第４図の如くL₁と小さくなり、
クラツチアウタ３１２、クラツチインナ３３０の
摩擦板３１６…，３３３…間のクリアランスは遠
心ウエイトの拡開作用で閉じる程度に設定され
る。

図はエンジンが停止しているか、回転数が所定
以下の状態を示し、回転数が所定以上となるとウ
エイト３０７が遠心力により拡開し、駆動摩擦板
３１６…の内ウエイト３０７に対峙する摩擦板３
１６Ａを加圧し、これにより摩擦板３１６…が被
動側の摩擦板３３３…に摩擦係合し、プレツシヤ
プレート３０２、クラツチアウタ３１２による回
転はクラツチインナ３３０に伝えられ、スプロケ
ツト３０１を介して出力されることとなる。

第５図はクラツチ常閉のマニユアルオンの状態
を示す。カム３２７を更に図中左方に揺動させ、
負側のθ₂の角度で保持する。これにより規制杆３
２３は更に前進し、これによつて拘束されるクラ
ツチアウタ３１２は更に前進してクリアランスは
図示L₂の如く小さくなり、摩擦板３１６，３３
３間のクリアランスはなくなり、押圧部３０５に
作用するバネ３２１のバネ力によつて摩擦板３１
６，３３３は摩擦係合することとなる。従つてウ
エイト３０７の作動領域以下の回転数でもクラツ
チは接続状態となり、動力はスプロケツト３０１
を介して出力されることとなる。このように遠心
クラツチでありながら遠心クラツチの作動しない
回転数領域下においても出力することができ、微
速走行や微速の作業を行うことができる。

次に以上のクラツチ切換、即ちノーマルオフ、
遠心クラツチオン、ノーマルオンの三段階にクラ
ツチを切り換える機構を例示する。

第６図乃至第１０図はその第１実施例を示し、
クランクケース１５の当該側壁の外側を覆うサイ
ドカバー３１でクラツチ３０は覆われる。サイド
カバー３１の側壁３１ａ内側の中間部及び端部に
設けたボス部３１ｂ，３１ｃを介して操作軸３２
８の先端部３２８ａ及び基部３２８ｂを回動自在
に支持し、軸３２８はクラツチ３０の軸線と直交
する如く配置されている。軸３２８の基端部３２
８ｃはカバー３１の外に延出され、これにアーム
３２の基部を固着し、アーム３２の先部に操作ケ
ーブル３３を結着し、ケーブル３３の引張操作で
アーム３２は揺動し、軸３２８は回動する。

軸３２８の先部には既述のカム３２７が結着さ
れ、カム３２７はクラツチ３０の既述の規制杆３
２３先端と当接し、軸３２８の中間部には規制片
３４が結着され、規制片３４は第１０図明示の如
く軸３２８の接線方向に所定長さ延出されてい
る。かかる規制片３４の先部と先端に設けたカム
部３５ａが干渉する如く制御片３５を前記ボス部
３１ｃに隣接して設けたボス部３１ｄを介して軸
方向摺動自在に設け、制御片３５は軸３２８と平
行し、隣接して離間して配設されている。制御杆
３５基部にはボス部３１ｄの支持孔３１ｅに臨む
如く軸方向に離間し実施例では二段の節度溝３５
ｂ，３５ｃを円周上に設け、実施列ではノーマル
オフ、遠心クラツチオンで保持する状態を示すた
め溝３５ｂにボス部３１ｄを横から穿孔して形成
した長穴３１ｆにバネ３６ａで弾圧介装した節度
ボール３４係合し、制御杆３５を該状態に保持し
ている。

以上の制御杆３５の基部には外周にスプライン
部３５ｄを設け、これをカバー外に露出して調整
板３７の先部に設けたスプライン孔３７ａに縦通
係合し、調整板３４の基部には孔３７ａを中心と
する弧状長孔３７ｂを設け、長孔３７ｂにビス３
８を通し、ボス部３１ｄに調整板３７を位置決め
固定し、制御杆３５のスプライン部３５ｄ外方に
はツマミ３５ｅ設けられている。

以上の他制御杆３５のカム部３５ａと係合する
規制片３４の裏側にはストツパ３９をなすアジヤ
ストネジを設け、ストツパ３９はカバー３１の側
壁３１ａのボス部３１ｂ，３１ｃに設けたボス部
３１ｇに螺合して規制片３４裏面にその先端３９
ａが臨み、３９ｂはロツクナツトである。

以上において、図はクラツチの全開、即ちノー
マルオン乃至遠心クラツチオンの状態を示し、図
を遠心クラツチオン、即ち遠心クラツチ作動可能
な状態を示しているとしよう。

この状態は第４図に示す如くで、カム３２７に
規制杆３２３が当り、クラツチアウタ３１２の前
進位置、従つて摩擦板３１６，３３３間のクリア
ランスはウエイト３０７の遠心拡開作用で閉じ、
摩擦板３１６，３３３が摩擦係合する如くセツト
されている。これを第８図でも示し、図でケーブ
ル３３を引張するとアーム３２は図中反時計方向
へ揺動し、カム３２７は同方向に回動し、規制杆
３２３を押圧し、クラツチアウタ３１２を後退動
させて第３図の如く遠心クラツチの作用しないク
ラツチオフの状態となる。

ところで遠心クラツチオンの位置の調整である
が、制御杆３５のカム３５ａに規制片３４が当接
した状態で第４図の如きクラツチアウタ３１２の
前進位置決めがなされ、クラツチ毎の調整はネジ
３８をゆるめて調整板３７を長孔３７ｂの範囲内
で揺動させ、これによりカム部３５ａが回動して
規制片３４の回動角度限が規制され、遠心クラツ
チが作動する位置でネジ３８を締め込み、調整板
３７を固定し、これによりアーム３２を解除し、
規制片３４がカム部３５ａに当つた位置で軸３２
８の回動は阻止され、これと一体的なカム３２７
の回動角度は規制されることとなり、クラツチノ
ーマルオフから遠心クラツチオン迄の位置決めが
なされ、上記調整でクラツチオンとなるクラツチ
アウタ３１２の前進位置、即ち摩擦板３１６，３
３３間のスリツトの設定、微調整がなされる。

ところで遠心クラツチオンの状態からクラツチ
のノーマルオンの状態に移行させる場合には、既
述のツマミ３５ｅを引き抜き方向に摺動させる。
これによりボール３６と溝３５ｂとの係合は外
れ、先の溝３５ｃとボール３６とが係合し、この
状態でカム部３５ａの規制片３４との係合は解除
され、軸３２８をバネで第８図中時計方向に付勢
しておくことにより該軸３２８は時計方向に回動
し、カム３２７は同方向に回動し、これにより規
制杆３２３は前進し、第５図の状態となり、摩擦
板３１６，３３３はバネ３２１のバネ荷重で係合
することとなり、回動限は規制片３４とストツパ
３９の先端部３９ａとの当接で規制され、この角
度はストツパ３９の突出量の調整で調整すること
ができることとなる。

第１１図乃至第１４図はクラツチ切換装置の第
２実施例を示す。

カバー４１の側壁４１ａに設けたボス部４１ｂ
に外部に開口する長い穴部４１ｃを設け、これに
丸棒状の軸３２８を回動可能に嵌挿支持する。軸
３２８の先部にはこれを半截切欠して半月状のカ
ム部３２７を設け、カム部３２７に臨んでこれと
偏心し、且つ直交する如くクラツチアウタ３１２
に設けた規制杆３２３の先端を配設し、規制杆３
２３の先部はボス部４１ｂの穴部４１ｃと偏心し
直交方向に設けた軸受ボス部４１ｄで進退自在に
支持される。以上の操作軸３２８のカバー外方へ
の延出部３２８ａにはアーム４２の先端４２ａを
結着し、基部４２ｂに双股状の金具４３を介して
ケーブル４４を連結し、一方、アーム４２のケー
ブル４４とは反対側の縁辺にはＬ型の操作レバー
４５のローラ４５ａを臨ませ、レバー４５はＬ型
の中点で枢着４５ｂされ、揺動自在である。

以上において、第１１図、、第１３図はクラツ
チノーマルオンの状態を示し、第１４図は遠心ク
ラツチオンの状態を示す。レバー４５の一方のア
ーム部４５ｃはカバー４１の一部に突設したスト
ツパ４６に当接し、これのローラ４５ａにアーム
４２の一側縁４２ｃが当接した状態でカム３２７
が傾斜位置Ｂに臨み、アーム４２の図中反時計方
向への降下傾動は阻止される。この状態で規制杆
３２３は第１１図鎖線Ｂの前進位置で規制され、
既述の第４図の遠心クラツチオンの状態となり、
この位置はレバー４５のストツパ４６への当接で
保持され、ケーブル４４を引長することにより第
１４図鎖線Ｄの如くアーム４２は時計方向に揺動
してカム３２７が第１１図鎖線Ａの如く水平とな
り、これにより規制杆３２３は後退動し、既述の
第３図に如くクラツチノーマルオフの状態とな
り、ケーブル４４をゆるめた場合にはアーム４２
は一縁側４２ｃがローラ４５ａに当り、遠心クラ
ツチオンとなり、アーム４２はローラ４５ａでこ
れ以下の揺動を規制され、即ちクラツチのノーマ
ルオンへの移行は阻止される。レバー４５をツマ
ミ４５ｄを介して時計方向に揺動させるとアーム
４２は反時計方向への揺動が可能となり、この結
果カム３２７は規制杆３２３の端面に臨み、この
分規制杆３２３は前進し、最前進位置となつてク
ラツチアウタ３１２は摩擦板３１６，３３３が、
バネ３２１で摩擦係合し、第５図の状態となる。
このようにレバー４５の操作でのみクラツチはノ
ーマルオンとなる。

以上で明らかな如く本発明によれば耕耘機等の
作業機に用いる遠心クラツチにおいて、遠心クラ
ツチが作動しない低回転数領域もマニユアル操作
によりクラツチノーマルオンとすることができ、
低回転数領域での微速な作業や走行が行え、耕耘
機等の作業領域の拡大、汎用性、実用性の向上が
図れ、以上を遠心クラツチの構造の実質的な変更
をもたらすことなく、クラツチアウタをオン・オ
フさせる規制部材の軸方向移動量を切換機構を介
して三段に切り換えることにより達成することが
でき、従来の切換操作機構に変更を加える程度で
企図することができ、簡易に安価に遠心クラツチ
の機能増大を図ることができる等多大の利点を有
する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
は耕耘機の側面図、第２図はエンジン及び動力伝
達系を示す説明的横断平面図、第３図乃至第５図
はクラツチの説明的縦断側面図で、第３図はクラ
ツチ開、第４図は遠心クラツチ作動可能の状態、
第５図はクラツチ常閉状態の図を示し、第６図は
クラツチ切換機構の第１実施例を示す縦断面図、
第７図は第６図矢視７方向の説明的断面図、第８
図は第６図矢視８方向の説明図、第９図は第７図
９−９線断面図、第１０図は第６図１０−１０線
断面図、第１１図は同第２実施例の第６図と同様
の図、第１２図は第１１図の１２−１２線に沿つ
た説明的断面図、第１３図及び第１４図は切換制
御機構の説明図で、第１３図はクラツチ常閉状態
を、第１４図は同遠心クラツチ作動可能な状態を
示す。 尚図面中３は内燃機関、１４は出力軸、３０は
クラツチ、３０２はクラツチプレツシヤ部材、３
１２はクラツチアウタ、３２１は弾圧手段、３３
０はクラツチインナ、３１６，３３３は摩擦板、
３２３は制御部材、３２７は切換制御機構であ
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ａ 内燃機関の出力軸で駆動され、摩擦板を
   所定回転数で遠心拡開機能により加圧し、クラ
   ツチを閉成する遠心ウエイトを備えるクラツチ
   プレツシヤ部材、 ｂ 前記プレツシヤ部材と同心的に設けられ、軸
   方向可動で該部材と係合し、且つこれにより摩
   擦板係合方向に付勢され、駆動側摩擦板を備え
   るクラツチアウタ、 ｃ 出力部を備え、前記駆動側摩擦板と対峙する
   被動摩擦板を備え、摩擦板相互の摩擦係合で駆
   動されるクラツチインナ、 ｄ 前記クラツチアウタを回転自在に支持し、且
   つ該クラツチアウタを軸方向に移動させる制御
   部材、 ｅ 該制御部材を軸方向に三段に移動させる切換
   制御機構、 以上によりクラツチアウタを軸方向に移動制御
   して摩擦板の常開、遠心ウエイトによる摩擦係
   合、弾圧付勢手段による常閉の三段に切換可能に
   構成したことを特徴とする作業機のクラツチ装
   置。