JPH0229672B2 - 11chikann55merukaputootetorazoorunoseizoho - Google Patents

11chikann55merukaputootetorazoorunoseizoho

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JPH0229672B2
JPH0229672B2 JP12147581A JP12147581A JPH0229672B2 JP H0229672 B2 JPH0229672 B2 JP H0229672B2 JP 12147581 A JP12147581 A JP 12147581A JP 12147581 A JP12147581 A JP 12147581A JP H0229672 B2 JPH0229672 B2 JP H0229672B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は1―置換―5―メルカプト―テトラゾ
ールの製造法に関する。
更に詳しくは、特定の反応条件で、アジ化アル
カリ金属と特定の化学構造式を有するイソチオシ
アン酸エステルを反応させる、置換基がメチル
基、エチル基またはフエニル基、特にメチル基ま
たはエチル基である1―置換―5―メルカプト―
テトラゾールの製造法に関するもので、該1―置
換―5―メルカプト―テトラゾールは医薬、農薬
および写真用の薬品の中間体等として有用なもの
である。
従来より、上記の1―置換―5―メルカプト―
テトラゾールは、ジチオカルバミン酸低級アルキ
ルエステルまたはイソチオシアン酸低級アルキル
エステルとアジドアニオンとして作用するアジ化
ナトリウムとの反応によつて一般に作られ、例え
ば、ジチオカルバミン酸低級アルキルエステルか
らの製法としてU.S.P2386869、およびJournal
of Pharmaceutical Science51、(9)862(1962)の
方法があるが、これらの方法によれば1―置換基
が、CH3基の場合7%、C2H5基の場合24%と極
めて低収率でしか得られない欠点がある。
また、イソチオシアン酸低級アルキルエステル
から作るJournal of Praktomol Chemistry〔2〕
124,261(1930)の1―メチル―5―メルカプト
テトラゾールの方法は、95%濃度の沸騰アルコー
ル250c.c.中に、アジ化ソーダ19.5g(0.3モル)を
懸濁し、炭酸ガス気流中で撹拌下に於いてイソチ
オシアン酸メチル15g(0.2モル)のアルコール
溶液を滴下し、約8時間加熱反応を行い、アジ化
ソーダの重量を基にして90%収率で得ると記載す
るものである。しかし該収率は、本発明者の研究
によるとアジ化ソーダとイソチオシアン酸メチル
の反応中に多量の副生物が生じこの副生物を含め
たものである。この副生物を除くと純品としての
1―メチル―5―メルカプト―テトラゾールの収
率は約60%に過ぎず、1―メチル―5―メルカプ
ト―テトラゾールの工業的製法として不満足なも
のであることが判明した。その後も1―置換―5
―メルカプト―テトラゾールの合成に関し若干の
提案があるが、いづれも約50〜約60%収率に過ぎ
ないものである。
本発明者は、置換基がメチル基、エチル基また
はフエニル基、特にメチル基またはエチル基であ
る1―置換―5―メルカプト―テトラゾールの工
業的製法として有利な製造法を提供すべく広範囲
に及ぶ研究を行つた。その結果、アジ化アルカリ
金属と特定のイソチオシアン酸エステルを原料と
して、酸素含有雰囲気中で水10重量%以上の含水
アルコールを溶媒とし、且つ反応温度40〜100℃
で反応を行うとき、前記せる従来の方法に比較し
て飛躍的な高収率を得ることを発見し本発明を完
成するに至つた。
即ち、本発明は、酸素含有雰囲気中、水10重量
%以上の含水アルコールを溶媒とし反応温度40〜
100℃で、アジ化アルカリ金属1モルに対して一
般式 R1=N=C=S (式中R1は、メチル基、エチル基、フエニル
基を表す) で示されるイソチオシアン酸エステルを0.9〜1.2
モル反応させる、一般式 (式中R2は、メチル基、エチル基、フエニル
基を表す) で示される1―置換―5―メルカプト―テトラゾ
ールの製造方法を提供するにある。
本発明でいう「アジ化アルカリ金属」の「アル
カリ金属」とは、周期表第1族に属するリチウ
ム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム等の六元
素をいい、本発明で入手容易であり好適に使用で
きるアジ化アルカリ金属としてアジ化ナトリウ
ム、アジ化カリウム及びこれらの混合物を挙げる
ことができる。
上記アジ化アルカリ金属は、一般式R1=N=
C=Sで表わされるイソチオシアン酸メチルエス
テル、イソチオシアン酸エチルエステル、または
イソチオシアン酸フエニルエステルのイソチオシ
アン酸エステルと特定モル比で反応さすが、イソ
チオシアン酸メチルエステル又はイソチオシアン
酸エチルエステルが円滑に反応し高収率を与える
ので好ましく、該反応条件として、酸素含有雰囲
気中で水10重量%以上の含水アルコールを溶媒と
し反応温度40〜100℃が用いられる。かくして本
発明の製造法によれば、アジ化アルカリ金属を基
にして通常約85%以上の高収率で置換基をメチル
基、エチル基またはフエニル基とする1―置換―
5―メルカプト―テトラゾールを得ることができ
る。
本発明の製造法において「酸素含有雰囲気」と
は、酸素量が5容量%以上、好ましくは15容量%
以上含有する常温で気体の雰囲気をいい、これら
の雰囲気として窒素、アルゴン等に酸素が5容量
%以上含まれた雰囲気、好ましくは空気または空
気に酸素を混合した雰囲気を挙げることが出来
る。また、反応溶媒として用いる含水アルコール
のアルコールとしては水と相溶するものであれば
特に制限されるものではないが、本発明の製造法
に於いてメチルアルコール、エチルアルコール、
イソプロピルアルコールが好ましく使用すること
ができ、特にエチルアルコールが反応を円滑にす
るので好適に使用される。
本発明の製造法に於いては、前記せるアジ化ア
ルカリ金属1モルに対してて、イソチオシアン酸
エステルを0.9〜1.2モル反応させるが、この限定
理由は、イソチオシアン酸エステルのモル比が
0.9モル未満の場合および1.2モルを超えた場合、
いづれも1―置換―5―メルカプト―テトラゾー
ルの収率が低下し好ましくないからである。該目
的物を高収率で得るにはアジ化アルカリ金属化合
物1モルに対して、イソチオシアン酸エステルの
モル比が0.95〜1.1モルが好ましく、1〜1.05モル
が特に好ましい。
更に、溶媒とする含水アルコールとしては、水
10重量%未満のものでは副生物の生成が増大し好
ましくなく、副生物の生成を可及的に阻止し高収
率で目的物を得るには水20重量%以上で水80重量
%以下の含水アルコールが好ましい。また、反応
温度としては反応温度が40℃未満のとき反応速度
が緩慢で且つ副生物の生成が増大するので好まし
くなく、反応温度が100℃を超えるときは副生物
の生成が増大するので好ましくない。反応温度と
しては本発明の製造法に於いて50℃〜90℃が好ま
しく、60℃〜80℃が特に好適に用い得る。
以上述べた1―置換―5―メルカプト―テトラ
ゾールの製造条件以外の反応濃度、反応時間、撹
拌等の装置条件、目的物の分離条件および精製条
件等の諸条件、或は常圧下で反応を行うか又は加
圧下で行うか等は、目的物とする1―置換―5―
メルカプト―テトラゾールを良好な収率を得るよ
うに適宜定めて行うことができ、例えば次の方法
を示すことが出来る。
水25重量%の含水エチルアルコール9中に15
モルのアジ化ナトリウムを投入し懸濁させ、空気
雰囲気中で反応温度70℃、撹拌下で滴下装置より
15.7モルのイソチオシアン酸メチルを1時間で該
懸濁液中に滴下し、滴下終了後更に2時間該温度
条件を維持しながら撹拌を継続し反応を完結させ
る。次いで、含水エチルアルコール溶媒の約1/3
量を減圧下で濃縮したのち、20℃に冷却し折出す
る副生物を過し除去して得た過液に16.9モル
の濃塩酸液を加え、更に5℃に冷却して遊離する
1―メチル―5―メルカプト―テトラゾールを
別採取する。
以上述べた1―置換―5―メルカプト―テトラ
ゾールの製造法は、原料として単離したアジ化ア
ルカリ金属を使用するものであるが、本発明者
は、取扱う際等にアジ化水素酸等の生成による爆
発等の懸念もある、例えばアジ化ナトリウムを原
料とせず、如何に工業的に有利に1―置換―5―
メルカプト―テトラゾールを提供すべきか、更に
詳細な研究を行つた結果、ヒドラジン、アルカリ
金属水酸化物および炭素原子数1〜4のアルキル
基を有する亜硝酸アルキルを反応せるアジ化アル
カリ金属含有の反応液を原料として用いる場合、
意外にも前記せる単離したアジ化アルカリ金属の
使用の場合に比較して何等の遜色なく、1―置換
―5―メルカプト―テトラゾールを得ることがで
き工業的製造法として好適なことを見出した。
更に、本発明者は、ヒドラジン、アルカリ金属
水酸化物および炭素原子数1〜4のアルキル基を
有する亜硝酸アルキルとの上記反応液の反応諸条
件を詳細に研究した結果、水10重量%以下の含水
アルコールを溶媒として反応温度−5〜60℃で、
ビドラジン1モルに対して、アルカリ金属水酸化
物0.9〜1.1モルおよび炭素原子数1〜4のアルキ
ル基を有する亜硝酸アルキル1〜1.5モルの反応
条件で反応させ処理した反応液が、前記せる単離
したアジ化アルカリ金属の代りに好適に用い得る
ことも見出した。
本発明に於いて、前記ヒドラジンは、化学構造
式NH2NH2を有するものであれば何の制限もな
く使用することができるが、これらの中で入手容
易であり且つ高純度のヒドラジン水加物
NH2NH2・H2Oを好ましく挙げることができ、
アルカリ金属水酸化物としては水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等、およびこれらの混合物を
挙げることができる。更に、炭素原子数1〜4の
アルキル基を有する亜硝酸アルキルとしては、亜
硝酸メチル、亜硝酸エチル、亜硝酸n―プロピ
ル、亜硝酸n―ブチル等、およびこれらの混合物
を挙げることができるが、反応上亜硝酸エチルが
特に好適である。
上記のヒドラジン、アルカリ金属水酸化物およ
び炭素原子数1〜4のアルキル基を有する亜硝酸
アルキルは、一層好ましくは、水6重量%以下の
含水エチルアルコールを溶媒として、反応温度0
〜50℃、特に好ましくは10〜35℃で、ヒドラジン
1モルに対して、アルカリ金属水酸化物0.95〜
1.05モル、特に好ましくは1〜1.05モルと、炭素
原子数1〜4のアルキル基を有する亜硝酸アルキ
ル1〜1.3モル、特に好ましくは1〜1.2モルの条
件で反応すると、これらの原料が有効に反応し高
収率で高純度のアジ化アルカリ金属を含有する反
応液が得られる。
次いで、該反応液を処理し、水10重量%以上の
含水アルコール溶媒条件とし、酸素含有雰囲気
中、反応40〜100℃で、ヒドラジン1モルに対し
て、一般式R1=N=C=S(式中R1は、メチル
基、エチル基、フエニル基を表す)で示されるイ
ソチオシアン酸エステルを0.9〜1.2モル反応さす
と反応が円滑に進行し、置換基をメチル基、エチ
ル基またはフエニル基、特に置換基をメチル基ま
たはエチル基とする1―置換―5―メルカプト―
テトラゾールを高収率で得ることができる。
以下、本発明を更に詳しく説明するために実施
例を挙げるが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
尚、実施例中で記載の%は重量%を示すもので
ある。
実施例 1 アジ化ナトリウム6.6gr(純度98.5%品0.10モ
ル)、20%含水エタノール30mlを100mlの4つ口フ
ラスコにとり、懸濁下70℃でメチルイソチオシア
ナート8gr(0.11モル)を30分かけて滴下する。
更に、70℃で2時間反応したのち減圧下でエタノ
ールを留去する。次いで冷却し20℃以下とし、
2N塩酸60mlを加え充分に酸性とした後、不溶分
を除去し、酢酸エチル20mlで3回抽出する。抽出
液を合せ無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、減
圧下に濃縮乾固し、淡黄の結晶11.2gr(純度
89.4%、mp102―108℃)を得る。かくして得ら
れた1―メチル―5―メルカプト―テトラゾール
は、アジ化ナトリウムを基にして86.4%の収率で
ある。
実施例 2 200mlの4つ口フラスコに、側管つき滴下ロー
ト、冷却器、温度計および撹拌機をとりつけ、
NaOH4.2gr(純度95%、0.1モル)と水0.5%含
有のエタノール50mlを仕込み、激しく撹拌して溶
解させる。その後、NH2NH2・H2O5.9gr(純
度85%、0.1モル)を加え、内温20℃に保ちなが
ら滴下ロートから亜硝酸ブチルエステル13gr
(純度95%、0.12モル)を約1時間で滴下し、更
に該温度で2時間撹拌を継続し反応を完結させ
る。次いで、水30mlを加え70℃に加熱し、少量の
未反応亜硝酸ブチルエステルを系外へ溜去し、ア
ジ化ナトリウム含有の反応液を調製する。
続いて、70℃の該反応液にメチルイソチオシア
ナート7.3gr(0.1モル)を1時間で滴下し、更
に2時間撹拌を継続したのち、約1/2量に濃縮し、
水30mlを加え20℃に冷却する。
次に、不溶物を除去し、エーテル10mlを2回用
いて未反応メチルイソチオシアナートを除去した
のち濃塩酸12.5gr(0.12モル)を加え、十分に
酸性にして1―メチル―5―メルカプト―テトラ
ゾールを遊離させ、酢酸エチル20mlで3回抽出す
る。該抽出液は一緒にして無水硫酸ナトリウムで
乾燥したのち、減圧下で濃縮乾固し淡黄色の結晶
10.4gr(純度95.2%、mp106〜110℃)を得る。
該1―メチル―5―メルカプト―テトラゾール
は、ヒドラジン水和物を基にして85.4%の収率で
ある。本品をクロロホルムで再結晶すると、
mp126〜127℃の純度99.8%の白色結晶を得る。
実施例 3 実施例2の記載と同じのアジ化ナトリウム含有
の70℃の反応液に、エチルイソチオシアナート
8.7gr(0.1モル)を1時間で滴下し、更に2時
間撹拌を継続したのち、以下実施例2の記載と同
じ処理し、淡黄色の低融点結晶12gr(純度92.3
%、mp38〜42℃)を得る。
該1―エチル―5―メルカプト―テトラゾール
は、ヒドラジン水和物を基にして84.9%の収率で
ある。本品をエタノール/石油エーテル混合液で
再結すると、mp50℃の純度99.7%の白色結晶を
得る。
実施例 4 実施例2の記載と同じアジ化ナトリウム含有の
80℃の反応液に、フエニルイソチオシアナート
13.5gr(0.1モル)を1時間かけて滴下する。更
に4時間撹拌を継続したのち、約1/2量に濃縮し、
水30mlを加え20℃に冷却する。次に、エーテル10
mlで2回反応液を抽出し洗滌したのち、濃塩酸
12.5gr(0.12モル)を加え結晶を析出させ、
別したのち冷水で洗滌し、1―フエニル―5―メ
ルカプト―テトラゾール15.1gr(純度98.1%、
mp148〜149℃)を得る。
該1―フエニル―5―メルカプト―テトラゾー
ルは、ヒドラジン水和物を基にして83.3%の収率
である。本品をエタノール/石油エーテル混合液
で再結晶すると、純度99.9%、mp150℃の結晶を
得る。
実施例 5 10の4つ口フラスコに、冷却器、温度計、気
体導入管および撹拌機をとりつけ、NaOH、0.61
Kg(純度93%、15.15モル)と水5%含有のエタ
ノール4.8Kgを仕込み、40〜50℃で2時間撹拌し
て溶解する。その後、NH2NH2・H2O0.75Kg
(純度100%、15モル)を加え、冷却し15℃に保ち
ながら、気体導入管から亜硝酸エチル1.7Kg
(22.5モル)を3時間で反応液中に吹き込む。そ
の後、更に4時間該温度に保ち反応させたのち
徐々に昇温する。昇温し反応液温が40℃に達した
ら、減圧下でエタノールを溜去させる。約2.6Kg
のエタノールが溜出したところで濃縮を止め、水
1.4を加え、アジ化ナトリウム反応液を調整す
る。続いて更に昇温するが、70℃になると、内容
物はすべて溶解し透明な溶液になる。
この反応液にメチルイソチオシアナート1.15Kg
(15.15モル)を3時間で滴下し、更に2時間撹拌
を継続したのち減圧下濃縮し、約2.2Kgのエタノ
ールが溜出したところで濃縮を止め、冷却し、不
溶物を除去したのち、濃塩酸1.66Kg(16モル)を
加え0〜5℃に冷却し析出した1―メチル―5―
メルカプト―テトラゾールの淡黄色結晶1.43Kg
(純度94.6%、mp107〜112℃)を別する。
該結晶は、ヒドラジン水和物を基にし82.1%の
収率である。
また、液を200mlの酢酸エチルで3回抽出し、
該酢酸エチル層を濃縮し乾固すると、更に93gr
の純度92.4%の1―メチル―5―メルカプト―テ
トラゾール(ヒドラジン水和物を基にして4.9%
の収率)を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸素含有雰囲気中、水10重量%以上の含水ア
    ルコールを溶媒とし反応温度40〜100℃で、アジ
    化アルカリ金属1モルに対して、一般式 R1=N=C=S (式中R1は、メチル基、エチル基、フエニル
    基を表す) で示されるイソチオシアン酸エステルを0.9〜1.2
    モル反応させることを特徴とする、一般式 (式中R2は、メチル基、エチル基、フエニル
    基を表す) で示される1―置換―5―メルカプト―テトラゾ
    ールの製造法。 2 ヒドラジン、アルカリ金属水酸化物および炭
    素原子数1〜4のアルキル基を有する亜硝酸アル
    キルの反応液に、酸素含有雰囲気中、水10重量%
    以上の含水アルコールを溶媒とし反応温度40〜
    100℃で、ヒドラジン1モルに対して、一般式 R1=N=C=S (式中R1は、メチル基、エチル基、フエニル
    基を表す) で示されるイソチオシアン酸エステルを0.9〜1.2
    モル反応させることを特徴とする、一般式 (式中R2は、メチル基、エチル基、フエニル
    基を表す) で示される1―置換―5―メルカプト―テトラゾ
    ールの製造法。 3 ヒドラジン、アルカリ金属水酸化物および炭
    素原子数1〜4のアルキル基を有する亜硝酸アル
    キルの反応液が、水10重量%以下の含水アルコー
    ルを溶媒として反応温度−5〜60℃で、ヒドラジ
    ン1モルに対して、アルカリ金属水酸化物0.9〜
    1.1モルおよび炭素原子数1〜4のアルキル基を
    有する亜硝酸アルキル1〜1.5モルを反応したも
    のである特許請求の範囲第2項記載の1―置換―
    5―メルカプト―テトラゾールの製造法。
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