JPH02288878A - イミド化合物、その製造法、その用途、その中間体、中間体の製造法および中間体の用途 - Google Patents

イミド化合物、その製造法、その用途、その中間体、中間体の製造法および中間体の用途

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JPH02288878A
JPH02288878A JP9589289A JP9589289A JPH02288878A JP H02288878 A JPH02288878 A JP H02288878A JP 9589289 A JP9589289 A JP 9589289A JP 9589289 A JP9589289 A JP 9589289A JP H02288878 A JPH02288878 A JP H02288878A
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hydrogen atom
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lower alkyl
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JP9589289A
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English (en)
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Junya Takahashi
淳也 高橋
Masayuki Enomoto
榎本 雅行
Toru Haga
徹 葉賀
Masaharu Sakaki
榊 正治
Makoto Sato
良 佐藤
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、新規なイミド化合物、その製造法その用途、
その中間体、中間体の製造法および中間体の用途に関す
るものである。
〈従来の技術〉 ある種のN−フェニルイミド誘導体が除草剤の有効成分
として用いうろことは、特開昭62−174065号公
報、欧州特許262428−A号および欧州特許190
755−A号に、ある種のオキサジン誘導体が除草剤の
有効成分として用いうろことは、米国特許464070
7号に、またある種のチアゾロン誘導体が除草剤の有効
成分として用いうろことは、米国特許4720297号
に記載されている。
また、ある種のN−フェニルカーバメート絖導体、例え
ばイソプロピルN−フェニルカーバメート(一般名:プ
ロファム)およびある種のウレア誘導体、例えばN−フ
ェニル−N’、N’−ジメチルウレア(一般名:フエニ
ュロン)が除草剤として使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は、除草剤の有効成分と
して必ずしも常に十分なものであるとは言えない。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らはこの様な事情に鑑み、種々検討した結果、
下記一般式CI)で示されるイミド化合物が優れた除草
効力を有し、さらに、その製造中間体もまた除草効力を
有することを見出し本発明に至った。
すなわち、本発明は、一般式 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
素原子またはフッ素原子を表わし、Zは酸素原子、メチ
レン基または一般式N−R5で示される基を表わす(こ
こで、R5は水素原子、低級アルキル基、低級アルケニ
ル基、低級アルキニル基、低級ハロアルキル基または低
級アルコキシカルボニルメチル基を表わす。)。R1は
水素原子、低級アルキル基、低級アルケニル基、低級ア
ルキニル基、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル
基、低級シアノアルキル基、低級アルコキシアルキル基
または低級アルコキシカルボニルメチル基を表わし、心
は水素原子または低級アルキル基を表わし、R8および
R4は同一または相異なり、水素原子または低級アルキ
ル基を表わす。nは0または1の整数を表わす。〕 で示されるイミド化合物(以下、本発明化合物CI)と
記す。)、その製造法、それを有効成分とする除草剤、
一般式 は前記と同一の意味を表わし、Raは低級アルキル基を
表わす)。X、Y、R1、R2およびnは前記と同一の
意味を表わす。〕 で示される中間体く以下、本発明化合物(Il〕と記す
。)、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤を
提供するものである。
次に本発明化合物〔■〕の製造法を説明する。
〔製法(a)〕
本発明化合物〔I〕のうち、一般式 〔式中、Aは一般式0CHC=CHR4または0OR6 〔式中、X1Y、R1,Rg、R8、R4およびnは前
記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物は、一般式 %式%) R1 〔式中、X、YSRl、Ri、R8、R4、R6オよび
nは前記と同一の意味を表わす。〕で示される化合物を
溶媒中、塩基の存在下で環化させることにより製造する
ことができる。
上記反応において用いられる溶媒としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジオキサン
、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類
、メタノール、エタノール等のアルコール類、水等ある
いはそれらの混合物があげられる。
上記反応において用いられる塩基としては例えばナトリ
ウムメチラート、DBU(1,8−ジアザビシクロC5
,4,0)ウンデカ−7−セン)等があげられ、これら
を触媒量用いれば良い。
上記反応において反応温度の範囲は約0〜200℃であ
り、反応時間の範囲は約1〜24時間である。
反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出および濃縮等の通
常の後処理を行い、必要ならば、クロマトグラフィー、
再結晶等の操作によって精製することにより、目的の化
合物CI −1’)を得ることができる。
〔製法Φ)〕
本発明化合物CI)のうち、一般式 〔式中、X、Y、R11R2、R111R4およびnは
前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物は、一般式 〔式中、X1Y1Rs、R2、R8,R4、R6および
nは前記と同一の意味を表わす。〕で示される化合物を
塩基の存在下で環化させることにより製造することがで
きる。反応に用いられる溶媒および塩基、反応条件等は
製法(a)と同様である。
〔製法(C)〕
本発明化合物〔I〕のうち、一般式 Rr は低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アル
キニル基、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル基
、低級シアノアルキル基、低級アルコキシアルキル基ま
たは低級アルコキシカルボニルメチル基を表わし、R6
′は低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニ
ル基、低級ハロアルキル基または低級アルコキシカルボ
ニルメチル基を表わし、X1Y1Rs、R8、R4およ
びnは前記と同一の意味を表わす。〕で示される化合物
は、一般式 で示される化合物と、一般式 R忘−W      (III) 〔式中、Wはハロゲン原子またはスルホニルオキシ基を
表わし、飢 は前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とができる。
上記のスルホニルオキシ基としては、例えばメシルオキ
シ基、トシルオキシ基等があげられる。
上記反応は例えばN、N−ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
トルエン、ベンゼン、エーテル等の有機溶媒中、または
、トルエンあるいはベンゼンと水との2層反応系中で必
要に応じて水素化ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸
カリウム、N、N−ジエチルアニリン、ピリジン等の塩
基を用いて行なわれる。この反応は無触媒でも構わない
が、触媒量のヨウ化ナトリウムもしくはヨウ化カリウム
の存在下またはテトラ−n−ブチルアンモニウムプロミ
ド等の相間移動触媒の存在下で行ってもよい。
上記反応における試剤の量は化合物CI −4)1当量
に対して一般式C1[[)で示される化合物は約0.8
〜10当量、塩基は約1.0〜1.2当量であり、反応
温度の範囲は通常O〜100°C1反応時間は12時間
以内である。
反応終了後は、カラムクロマトグラフィー等を行い目的
化合物を得る。
〔製法(d)〕
本発明化合物のうち1.一般式 〔式中、X、Y、R1、R2、R8、R4およびnは前
記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物は、一般式 〔式中、X、YSRl、R2およびnは前記と同一の意
味を表わす。〕 で示される化合物と、一般式 〔式中、R8およびR4は前記と同一の意味を表わす。
〕 で示される化合物あるいはその分子内酸無水物とを反応
させることにより製造することができる。
上記反応における試剤の量は、一般式(ff’)で示さ
れる化合物1当量に対して、一般式〔v〕で示される化
合物もしくはその分子内酸無水物は約1.0〜1.2当
量である。
上記反応は無触媒または炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基、トリエチルアミン
、ピリジン、N、N−ジエチルアニリン等の有機塩基を
触媒とし、無溶媒または酢酸、トルエン、0−ジクロロ
ベンゼン、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキシド等の溶媒中で行われる。
上記反応において反応温度の範囲は約80〜200°C
であり、反応時間の範囲は約1〜24時間である。
反応終了後の後処理は製法(a)の場合と同様にして行
うことができる。
〔製法(e)〕
本発明化合物〔I〕のうち、一般式 〔式中、2′は酸素原子、メチレン基または一般式N 
−R5’で示される基を表わしくここでR、lは前記ト
同シ意味ヲ表ワス。)、x、Y s Rt’、R2、R
8、R4およびnは前記と同一の意味を表わす。〕で示
される化合物は、一般式 〔式中、x、y、z’、R1、R8、R4およびnは前
記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物と、−殺伐 %式%( 〔式中、Rs’およびWは前記と同一の意味を表わす。
〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とができる。
上記反応における試剤の量は、−殺伐CI −7)で示
される化合物1当量にして、−殺伐(W)で示される化
合物は約0.8〜1.0当量である。
上記反応に用いられる溶媒、塩基等は製法(c)で用い
られるものと同様である。また、反応条件も製法(C)
と同様である。
次に、本発明化合物(II)の製造法について説明する
〔製法(f)〕
本発明化合物〔■〕のうち、−殺伐(II−1)で示さ
れる化合物は、−殺伐 〔式中、X、Y、R1,R2およびnは前記と同一の意
味を表わす。〕 で示される化合物と、−殺伐 %式% 〔式中、R11、R4およびR6は前記と同一の意味を
表わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とができる。
上記反応における試剤の量は、−殺伐〔■〕で示される
化合物1当量に対して、−殺伐〔■〕で示される化合物
は約1〜1.2当量である。
この反応は無溶媒またはベンゼン、トルエン、キシレン
、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、N、N−ジメチルホルムアミド、クロロホルム、四塩
化炭素等の有機溶媒中で、無触媒またはトリエチルアミ
ン、N、N−ジエチルアニリン、1.4−ジアザジシク
ロ(2,2,2)オクタン、DBU等を触媒として行う
ことができる。
反応は必要に応じて冷却または加熱(0〜50°C)す
ることにより、瞬時から10時間で終了する。反応終了
後の反応液は有機溶媒抽出等の通常の後処理を行い、必
要ならばクロマトグラフィー等の操作によって精製する
ことにより目的化合物(II−1)を得ることができる
尚、−殺伐〔■〕で示される化合物は、−殺伐[”lV
’)で示される化合物とホスゲンとを反応させることに
より得ることができる。
上記反応における試剤の量は、−殺伐CIV)で示され
る化合物1当量に対してホスゲンは8〜10当量である
上記反応はベンゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル
等の有機溶媒またはその混合物中で行われる。反応は必
要に応じて50℃から還流温度に加熱することにより、
瞬時より10時間で完結し、収率よく目的物を得ること
ができる。
また、−殺伐〔■〕で示される化合物は、例えば文献(
J、 Am、 Chem、 Soc、、 9555B(
1978)、)記載の方法で合成することができる。
〔製法(の〕
一般式(II−2〕で示される化合物は、−殺伐〔■〕
で示される化合物と、−殺伐 〔式中、R11、R4およびR6は前記と同じ意味を表
わす。〕 で示される化合物とを反応させることにより製造するこ
とができる。
上記反応に用いられる試剤の量は、一般式〔■〕で示さ
れる化合物1当量に対して一般式〔■〕で示される化合
物は約1〜1.2当量である。
上記反応において用いられる溶媒および触媒、また、反
応条件等は製法(f)と同様である。
尚、一般式〔■〕で示される化合物は、例えば文献(J
、 Org、 Chem、、 821860(1967
))記載の方法で合成することができる。
〔製法(h) 〕
また、本発明化合物のうち、一般式 〔式中、Z“は酸素原子またはNH基を表わし、X1Y
SR1、R2、R11SR<およびnは前記と同一の意
味を表わす。〕 で示される化合物は、一般式〔■〕で示される化合物と
、一般式〔■〕および〔■〕で示される化合物を反応さ
せることにより、中間体である一般式C1l’)で示さ
れる化合物を単離することなく直接製造することもでき
る。
上記反応は製法(闇と同様にして行うことができるが、
DBUを触媒とし、反応時間をより長くすることが好ま
しい。
本発明化合物〔I〕は畑地の茎葉処理および土壌処理に
おいて、問題となる種々の雑草、例えば、ソパカズラ、
サナエタデ、スベリヒエ、ハコベ、シロザ、アオゲイト
ウ、ダイコン、ノハラガラシ、アメリカツノクサネム、
エビスグサ、イチビ、アメリカキンゴジカ、フィールド
パンジー、ヤエムグラ、アメリカアサガオ、マルバアサ
ガオ、セイヨウヒルガオ、シロパナチジウセンアサガオ
、イヌホオズキ、オオイヌノフグリ、オナモミ、ヒマワ
リ、イヌカミツレ、コーンマリーゴールド、トウダイグ
サ等の広葉雑草、ヒエ、イヌビエ、エノコログサ、メヒ
シバ、スズメノカタビラ、ノスズメノテッポウ、エンバ
ク、カラスムギ、セイバンモロコシ、シバムギ、ウマノ
チャヒキ、ギぢウギシバ、オオクサキビ等のイネ科雑草
およびツユクサ等のツユクサ科雑草、コゴメガヤツリ等
のカヤツリグサ科雑草等に対して除草効力を有し、しか
も本発明化合物〔■〕はトウモロコシ、コムギ、オオム
ギ、イネ、ダイズ、落花生、ワタ、ツルガム、テンサイ
等の主要作物に対して問題となるような薬害を示さない
また、本発明化合物〔I〕は水田の湛水処理において問
題となる種々の雑草、例えば、タイヌビエ等のイネ科雑
草、アゼナ、キカシグサ、芝ゾハコベ等の広葉雑草、タ
マガヤツリ、マツバイ等のカヤツリグサ科雑草、コナギ
、ウリカワ等に対して除草効力を有し、しかもイネに対
して問題となるような薬害を示さない。
本発明化合物(n)を除草剤の有効成分として用いる場
合、対象となる雑草としては、本発明化合物〔工〕の対
象雑草と同様のものをあげることができる。
本発明化合物〔■〕および(II)を除草剤として用い
る場合は、通常固体担体、液体担体、界面活性剤その他
の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒
剤等に製剤する。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物CI)お
よび(I[’)を、重量比で約0.06〜90%、好ま
しくは約0.1〜80%含有する。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジャイ
トクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライト
、タルク、珪藻土、方解石、クルミ殻粉、尿素、硫酸ア
ンモニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状
物があげられ、液体担体としては、キシレン、メチルナ
フタレン等の芳香族炭化水素類、インプロパツール、エ
チレングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセ
トン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、大
豆油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド、N、
N−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、水等があ
げられる。
乳化、分散、]1等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスル
ホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩等の
陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポ
リマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等
があげられる。製剤用補助剤としては、リグニンスルホ
ン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビ
アガム、CMC(カルボキシメチルセルロース)、PA
P(酸性リン酸イソプロピル)等があげられる。
製剤化された本発明化合物CI)および(II)は、雑
草の出芽前または出芽後に土壌処理、茎葉処理または湛
水処理する。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処
理等があり、茎葉処理には、植物体の上方からの処理の
ほか、作物に付着しないよう雑草に限って処理する局部
処理等がある。
また、他の除草剤と混合して用いることにより、除草効
力の増強を期待できる。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺
線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等
と混合して用いることもできる。
なお、本発明化合物CI)および(II)は、水田、畑
地、果樹園、牧草地、芝生地、森林あるいは非農耕地等
の除草剤の有効成分として用いることができる。
本発明化合物CI’)および[”ll’)を除草剤の有
効成分として用いる場合、その処理量は、気象条件、製
剤形態、処理時期、方法、場所、対象雑草、対象作物等
によっても異なるが、通常1アールあたり約0.02 
II 〜100 F、好ましくは、約0.05 f〜5
0Fであり、乳剤、水和剤、懸濁割等ハ、通常その所定
量を1アールあたす約1リツトル〜10リツトルの(必
要ならば、展着剤等の補助剤を添加した)水で希釈して
処理し、粒剤等は、通常なんら希釈することなくそのま
ま処理する。
展着剤としては、前記の界面活性剤のほか、ポリオキシ
エチレン樹脂酸(エステル)、リグニンスルホン酸塩、
アビエチン酸塩、ジナフチルメタンジスルホン酸塩、パ
ラフィン等があげられる。
〈実施例〉 次に本発明化合物〔■〕および(II)の製造例、製剤
例および試験例をあげ本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
まず最初に本発明化合物〔I〕の製造例を示す。
製造例1 〔製法(a)による本発明化合物(9)の製
造〕 7−フルオロ−6−(1−メトキシカルボニル−2−メ
チル−2−プロペニルオキシカルボニルアミノ)−4−
プロパルギル−2H−1゜4−ベンゾオキ2ジン−8(
4H)−オン10fおよび前記化合物に対して0.05
当量のナトリウムメチラートをトルエンに加え、8時間
加熱還流した。放冷後反応混合物を水にあけ、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層をカラムクロマトクラフィー(展
開溶媒;ヘキサン−酢酸エチル混合液)で精製し、8−
(7−フルオロ−4−プロパルギル−2H−1,4−ベ
ンゾオキサジン−8(4H)−オン−6−イル〕−5−
イソプロピリデン−1,8−オキサゾリジン−2゜4−
ジオン6.1fを得た。
mp   194〜198℃ NMRδ〔溶媒: CDC/8 、標準試薬: ’I’
MS )7.05(d、IH)  6.86(d、IH
)4.65〜4.70(4H) 2.80(S、8H)
2.05(s、8H) 製造例2 (製法(a)による本発明化合物(4o)の
製造) 6−フルオロ−5−(1−メ・トキシヵルボニルー2−
メチル−2−プロペニルオキシカルボニルアミノ)−8
−プロパルギル−2(8H)−ベンゾチアゾロン10f
および前記化合物に対して0.05当量のナトリウムメ
チラートをトルエン100gに加え、8時間加熱還流し
た。
放冷後、反応混合物を水にあけ、酢酸エチルで抽出した
。有機層をカラムクロマトグラフィーで精製し、6−フ
ルオロ−5−(5−イソプロピリデン−1,8−オキサ
ゾリジン−2,4−ジオン−8−イル)−8−プロパル
ギル−2(8H)−ベンゾチアゾロン6.8fを得た。
NMRδ〔溶媒: CDCβ8.標準試薬:TMS)7
.86(d、IH)7.18(d、LH)4゜65(d
、2H)2.80(4H)2.05(8,8H) 製造例8 〔製法(′b)による本発明化合物(81)
の製造〕 N−〔7−フルオロ−4−プロパルギル−2H−1,4
−ベンゾオキサジン−8(4H)オン−6−イル’:]
−N’−(1−メトキシカルボニル−1−イソプロピリ
デン)メチルウレア1.4g%DBU0.5f、ベンゼ
ン50−の混合物を、10時間加熱還流した。放冷後反
応混合物を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を
濃縮して得られた残渣をエタノールで再結晶し、8−(
7−フルオロ−4−プロパルギル−2H−1,4−ベン
ゾオキサジン−8(4H)−オン−6−イル〕−5−イ
ソプロピリデンヒダントイン1.11を得た。
NMRδ〔溶媒: DMSO−d6、標準試薬TMS)
7.25(d、IH,)6.95(d、IH)4.75
(s、2H)4.60(s、2H)2.18(s、8H
)1.90(S、8H)製造例4 〔製法(c)による
本発明化合物(82)の製造〕 8−〔7−フルオロ−4−プロパルギル−2H−1,4
−ベンゾオキサジン−8(4H)オン−6−イル〕−5
−イソプロピリデンヒダントイン1.2y、炭酸カリウ
ム8、Oy1ヨウ化メデメチル8gおよびN、N−ジメ
チルホルムアミド801ntの混合物を、6時間70’
cにて加熱撹拌した。放冷後、反応混合物を水にあけ、
酢酸エチルで抽出した。有機層をカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;トルエン−酢酸エチル混合液)で精製
し、1−メチル−8−(7−フルオロ−4−プロパルギ
ル−2H−1,4−ベンゾオキサジン−8(4H)−オ
ン−6−イル〕−5−イソプロピリデンヒダントイン1
.1yを得た。
NMRδ〔溶媒: CDC[g 、標準試薬TMS :
)7.02(d、IH)  6.75(d、LH)4.
55(4H)  8.85(s、8H)2.80(S、
8H)  2.20(t、IH)2.10(S、8H) 製造例5 〔製法(d)による本発明化合物(80)の
製造〕 6−アミツーツーフルオロ−4−プロパルギル−2H−
1,4−ベンゾオキサジン−8(4H)−オン10yお
よび無水テラコン酸6.81を酢酸200−に溶解し、
5時間加熱還流した。
放冷後反応混合物を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。
有機層をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサ
ン−酢酸エチル混合液)で精製し、N−C7−フルオロ
−4−プロパルギル−2H−1,4−ベンゾオキサジン
−8(4H)−オン−6−イル〕テラコン酸イミド18
.1fを得た。
7.15(d、tH)  6.82(d、tH)4.6
0〜4.70(4H)  8.40〜8.55(2H)
2.20〜2.50(4H)  2.00(s、8](
)製造例6 〔製法(e)による本発明化合物(8)の
製造〕 8−〔7−フルオロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン
−8(4H)−オン−6−イル〕5−イソプロピリデン
−1,8−オキサゾリジン−2,4−ジオン1.1g、
炭酸カリウム0.8f1ヨウ化カリウム0.11.N、
N−ジメチルホルムアミド50−の混合物に、1−ブロ
モ−2−ブテン0.5yを加えた。その後、70’Cで
4時間加熱撹拌した。放冷後、反応混合物を水にあけ、
酢酸エチルで抽出した。有機層をカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、8−C7−フルオロ−4−(2−ブテニ
ル) −2H−1、4−ベンゾオキサジン−8(4H)
−オン−6−イル〕−5−イソプロピリデン−1,8−
オキサゾリジン−2,4−ジオン1.Ofを得た。
NMRδ〔溶媒: CDCgs 、標準試薬TMS)6
.70〜7.00(2H)5.80〜5.70(2H)
4.60(8,2H)4.80〜4.70(2H)2.
25(8,8H)2.00(8,8H)1.50〜1.
80(8H) 製造例7 〔製法(植による本発明化合物(9)の製法
〕 7−フルオロ−6−イソシアナト−4−プロパルギル−
2H−1,4−ベンゾオキサジン−8(4H)−オン2
.5Fおよび2−ヒドロキシ−8−メチル−8−ブテン
酸メチル1.8fをベンゼン50−に溶解した。室温下
でD B U 1.5fを加え、徐々に加熱し10時間
還流した。反応終了後、反応液を氷水にあけ、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣をトルエ
ンと酢酸エチルの混合溶媒によるシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、8−〔7−フルオロ−4−プ
ロパルギル−2H−1,4−ベンゾオキサジン−8(4
H)−オン−6−イル〕−5−イソプロピリデン−1゜
8−オキサゾリジン−2,4−ジオン8.Ofを得た。
上記のような製造法によって製造できる本発明化合物〔
I〕のいくつかを第1表に示す。
第  1  表 次に本発明化合物CIDの製造例を示す。
製造例8 〔製法〔0による化合物(72)の製造〕7
−フルオロ−6−イツシアナトー4−プロパルギル−2
H−1,4−ベンゾオキサジン−8(4H)−オン2.
51および2−ヒドロキシ−8−メチル−8−ブテン酸
メチル1.8Nをベンゼン50−に溶解した。室温下で
トリエチルアミン0.59を加え、徐々に加熱し1時間
還流した。反応終了後、反応液を氷水にあけ、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を減圧下に留去し、得られた残渣をトルエ
ンと酢酸エチルの混合溶媒によるシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製し、7−フルオロ−6−(1−メ
トキシカルボニル−2−メチル−2−プロペニルオキシ
カルボニルアミノ)−4−プロパルギル−2H−1,4
−ベンゾオキサジン−8(4H)−オン2.9fを得た
n25°01.4868 NMRδ〔溶媒: CDC/g 、標準試薬:TMS’
)7.90(d、IH)  6.75(d、IH)5.
00〜5.80(2H)  4.65(d、2H)5.
48(S、IH)  4.55(S、2H)8.75(
s、8H)  2.29(t、IH)1.85(S、8
H) 製造例9 〔製法(f)による化合物(8o)の製造〕
7−フルオロ−6−イツシアナトー4−プロパルギル−
2H−1,4−ベンゾオキサジン−8(4H)−オン2
.51および2−アミノ−8−メチル−2−ブテン酸エ
チル1.41をベンゼン50−に溶解した。室温下で1
時間撹拌した。
反応終了後、反応液を氷水にあけ、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶
媒を減圧下に留去し、得られた残渣をヘキサンで洗い、
N−C7−フルオロ−4−プロパルギル−2H−1,4
−ベンゾオキサジン−8(4H)−オン−6−イル〕−
N′−(1−エトキシカルボニル−1−イソプロピリデ
ン)メチルウレア2.21を得た。
m、p、  188.5〜191.5℃NMRa C溶
媒: DMSO−ds、標準状[:TMs)8.00(
d、IH)  7.00(d、IH)4.65(8,2
H)  4.10(q、2H)1.96(8,8H) 
 1.80(S、8H)1.20(t、8H) 上記の製造例に準じて製造できる本発明化合物〔■〕の
いくつかを第2表に示す。
第  2  表 次に製剤例を示す。なお、本発明化合物CI)および〔
旧は第1表および第2表の化合物番号で示す。部は重量
部を示す。
製剤例1 本発明化合物(9) 、 (35) 、 (87) 、
 (72)  または(90)、  50部、リグニン
スルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2
部および合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合して各
々水和剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(4) 、 (51)または(92)、 
 5部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル
14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部、
キシレン30部およびシクロへキサノン45部をよく混
合して各々乳剤を得る。
製剤例3 本発明化合物(9) 、 (’16) 、 (89)ま
たは(40)、2部、合成含水酸化珪素1部、リグニン
スルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部および
カオリンクレー65部をよく粉砕混合し、水を加えてよ
く練り合せた後、造粒乾燥して各々粒剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(7) 、 (37) 、 (40) 、
 (53) 、 (72) 。
(90)または(92)、 25部、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノオレエート3部、CMC3部、水69
部を混合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕
して各々懸濁剤を得る。
製剤例5 本発明化合物(7) 、 (85) 、 (36) 、
 (’17) 、 (39) 。
(40) 、 (52) 、 (53)または(54)
 、   5部、ポリオキシエチレンスチリルフェニル
エーテル14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウ
ム6部、キシレン30部およびN、N−ジメチルホルム
アミド45部をよく混合して各々乳剤を得る。
次に本発明化合物CI)および(’II)が除草剤の有
効成分として有用であることを試験例で示す。
なお、本発明化合物〔■〕および〔■〕は、第1表およ
び第2表の化合物番号で示し、比較対照に用いた化合物
は第8表の化合物記号で示す。
また、除草効力は、調査時の供試植物の出芽および生育
阻害の程度を肉眼観察し、化合物を供試していない場合
と全くないしほとんど違いがないものを「0」とし、供
試植物が枯死ないし生育が完全に阻害されているものを
15」として、0〜606段階に評価し、0.1.2.
8.4.5で示す。
試験例1 直径10郡、深さ10crnの円筒型プラスチックポッ
トに畑地土壌を詰め、ヒエ、マルバアサガオ、イチビを
播種し、覆土した。製剤例2または5に準じて供試化合
物を乳剤にし、その所定量を1アールあたり10リツト
ル相当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表面に処理した
。処理後20日間温室内で育成し、除草効力を調査した
。その結果を第4表に示す。
試験例2 直径10crn1深さ10cInの円筒型プラスチック
ポットに畑地土壌を詰め、ダイコン、イチビを播種し、
温室内で10日間育成した。その後、製剤例2または5
に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を、1アー
ルあたり10リツトル相当の展着剤を含む水で希釈し、
小型噴霧器で植物体の上方から茎葉処理した。処理後2
0日間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結果
を第5表に示す。
試験例8 面積17X24d、深さ7cInのバットに畑地土壌を
詰め、トウモロコシ、マルバアサガオ、オナモミ、イチ
ビ、イヌホオズキ、エノコログサを播種し、温室内で1
6日間栽培した。各種にし、その所定量を展着剤を含む
水で希釈し、1アールあたり5リツトル散布の割合で植
物体の上方から、小型噴霧器で、茎葉部全面に均一に散
布した。
散布後18日目に除草効力および薬害を調査した。その
結果を第6表に示す。
試験例4 面積17X24i、深さ7σのバットに畑地土壌を詰め
、マルバアサガオ、オナモミ、イチビ、イヌホオズキを
播種し、温室内で栽培した。
剤にし、その所定量を長着剤を含む水で希釈し、1アー
ルあたり6リツトル散布の割合で植物体の上方から、小
型噴霧器で、茎葉部全面に均一に散布した。
散布後18日目に除草効力を調査した。その結果を第7
表に示す。
試験例5 面積17X24clI、深さ7譚のバットに畑地土壌を
詰め、アサガオ、イチビ、イヌホオズキ、イヌビエ、セ
イバンモロコシ、エノコログサ、ダイズ、ワタ、トウモ
ロコシ、イネを播種し、1〜23の厚さに覆土した。製
剤例2に準じて乳剤にした薬剤の所定量を、1アール当
り10リツトル相当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表
面に散布した。処理後18日間温室内で育成し、除草効
力および薬害を調査した。
その結果を第8表に示す。
試験例6 直径8α、深さ12cr++の円筒型プラスチックポッ
トに水田土壌を詰め、タイヌビエ、広葉雑草(アゼナ、
キカシグサ、ミゾハコベ)の種子を1〜2cmの深さに
混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした後、ウリカワの塊
茎を1〜2σの深さに埋め込み、更に2.6葉期のイネ
を移植し、温室内で育成した。6日後(各雑草の発生初
期)に製剤例2または5に準じて供試化合物を乳剤にし
、その所定量を5ミリリツトルの水で希釈し、水面に処
理した。処理後20日間温室内で育成し、薬害および除
草効力を調査した。その結果を第9表に示す。
第  9  表 試験例7 直径8σ、深さ12σの円筒型プラスチックポットに水
田土壌を詰め、タイヌビエの種子を1〜2crnの深さ
に混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした。6日後(雑草
の発生初期)に製剤例2または5に準じて乳剤にした供
試化合物を5ミリリツトルの水で希釈し、水面に処理し
た。
処理後20日間温室内で育成し、除草効力を調査した。
その結果を第10表に示す。
第10表 試験例8 115000Hのワグネルポットに水田土壌を詰め、タ
イヌビエ、ホタルイ、広葉雑草(アゼナ、キカシグサ、
ミゾハコベ)の種子を1〜2備の深さに混ぜ込んだ。湛
水して水田状態にした後、8葉期のイネを移植し、温室
内で育成した。5日後(タイヌビエの発芽始期)に、製
剤例2または5に準じて乳剤にした供試化合物の所定量
を、10ミリリツトルの水で希釈し水面に処理し、その
水深を41Mとした。処理後20日間温室内で育成し、
除草効力および薬害を調査した。
その結果を第11表に示す。なお、処理の翌日から2日
間は、1日あたり83の水深に相当する量の漏水をおこ
なった。
(q 1  ) 試験例9 面積17X24d、深さ7cInのバットに畑地土壌を
詰め、テンサイ、コムギ、ハルタデ、ヤエムグラ、スミ
レを播種し、温室内で栽培した。
剤にし、その所定量を展着剤を含む水で希釈し、1アー
ルあたり5リツトル散布の割合で植物体の上方から、小
型噴霧器で、茎葉部会面に均一に散布した。
散布後18日目に除草効力および薬害を調査した。その
結果を第12表に示す。
試験例10 面積17X24d、深さ71?ffIのバットに畑地土
壌を詰め、ハルタデ、アオビユ、ノハラガラシ、シロザ
、オオイヌノフグリ、スミレ、コムギ、オオムギ、テン
サイを播種し、1〜2crnの厚さに覆土した。製剤例
1に準じて水和剤にした薬剤の所定量を、1アール当り
10リツトル相当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表面
に散その結果を第18表に示す。
〈発明の効果〉 本発明化合物〔I)は畑地の茎葉処理および土壌処理に
おいて、さらに、水田の湛水処理において問題となる種
々の雑草に対して優れた除草効力を有し、除草剤の有効
成分として種々の用途に用いることができる。
また、本発明化合物の製造中間体は、中間体としての用
途だけでなく、除草剤の有効成分としても有用である。
98完)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わし、Zは酸素原子、メチ
    レン基または一般式N−R_5で示される基を表わす(
    ここで、R_5は水素原子、低級アルキル基、低級アル
    ケニル基、低級アルキニル基、低級ハロアルキル基また
    は低級アルコキシカルボニルメチル基を表わす。)。R
    _1は水素原子、低級アルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基、低級ハロアルキル基、低級ハロアル
    ケニル基、低級シアノアルキル基、低級アルコキシアル
    キル基または低級アルコキシカルボニルメチル基を表わ
    し、R_2は水素原子または低級アルキル基を表わし、
    R_3およびR_4は同一または相異なり、水素原子ま
    たは低級アルキル基を表わす。nは0または1の整数を
    表わす。〕 で示されるイミド化合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わす。R_1は水素原子、
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル基、低級シ
    アノアルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級
    アルコキシカルボニルメチル基を表わし、R_2は水素
    原子または低級アルキル基を表わし、R_3およびR_
    4は同一または相異なり、水素原子または低級アルキル
    基を表わす。nは0または1の整数を表わし、R_6は
    低級アルキル基を表わす。〕 で示される化合物を、塩基の存在下に環化させることを
    特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Y、R_1、R_2、R_3、R_4およ
    びnは前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わす。R_1は水素原子、
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル基、低級シ
    アノアルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級
    アルコキシカルボニルメチル基を表わし、R_2は水素
    原子または低級アルキル基を表わし、R_3およびR_
    4は同一または相異なり、水素原子または低級アルキル
    基を表わす。nは0または1の整数を表わし、R_6は
    低級アルキル基を表わす。〕 で示される化合物を、塩基の存在下に環化させることを
    特徴とする、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Y、R_1、R_2、R_3、R_4およ
    びnは前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わす。R′_1は低級アル
    キル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、低級ハ
    ロアルキル基、低級ハロアルケニル基、低級シアノアル
    キル基、低級アルコキシアルキル基または低級アルコキ
    シカルボニルメチル基を表わし、R_2は水素原子また
    は低級アルキル基を表わし、R_3およびR_4は同一
    または相異なり、水素原子または低級アルキル基を表わ
    す。nは0または1の整数を表わす。〕 で示される化合物と、一般式 R_5′−W 〔式中、R_5′は低級アルキル基、低級アルケニル基
    、低級アルキニル基、低級ハロアルキル基または低級ア
    ルコキシカルボニルメチル基を表わし、Wはハロゲン原
    子またはスルホニルオキシ基を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Y、R_1′、R_2、R_3、R_4、
    R_5′およびnは前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物の製造法。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わす。R_1は水素原子、
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル基、低級シ
    アノアルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級
    アルコキシカルボニルメチル基を表わし、R_2は水素
    原子または低級アルキル基を表わす。nは0または1の
    整数を表わす。〕 で示される化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔式中、R_3およ
    びR_4は同一または相異なり、水素原子または低級ア
    ルキル基を表わす。〕で示される化合物あるいはその分
    子内酸無水物とを反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Y、R_1、R_2、R_3、R_4およ
    びnは前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物の製造法。
  6. (6)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わし、Z′は酸素原子、メ
    チレン基または一般式N−R_5′で示される基を表わ
    す(ここで、R_5′は低級アルキル基、低級アルケニ
    ル基、低級アルキニル基、低級ハロアルキル基または低
    級アルコキシカルボニルメチル基を表わす。)。 R_2は水素原子または低級アルキル基を表わし、R_
    3およびR_4は同一または相異なり、水素原子または
    低級アルキル基を表わす。nは0または1の整数を表わ
    す。〕 で示される化合物と、一般式 R′_1−W 〔式中、R′_1は低級アルキル基、低級アルケニル基
    、低級アルキニル基、低級ハロアルキル基、低級ハロア
    ルケニル基、低級シアノアルキル基、低級アルコキシア
    ルキル基または低級アルコキシカルボニルメチル基を表
    わし、Wはハロゲン原子またはスルホニルオキシ基を表
    わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Y、Z′、R′_1、R_2、R_3、R
    _4およびnは前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物の製造法。
  7. (7)請求項1記載のイミド化合物を有効成分として含
    有することを特徴とする除草剤。
  8. (8)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わす。R_1は水素原子、
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル基、低級シ
    アノアルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級
    アルコキシカルボニルメチル基を表わし、R_2は水素
    原子または低級アルキル基を表わす。 Aは一般式▲数式、化学式、表等があります▼または▲
    数式、化学式、表等があります▼ を表わす(ここでR_3およびR_4は同一または相異
    なり水素原子または低級アルキル基を表わし、R_6は
    低級アルキル基を表わす。)。nは0または1の整数を
    表わす。〕 で示される化合物。
  9. (9)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わす。R_1は水素原子、
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル基、低級シ
    アノアルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級
    アルコキシカルボニルメチル基を表わし、R_2は水素
    原子または低級アルキル基を表わす。nは0または1の
    整数を表わす。〕 で示される化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3およびR_4は同一または相異なり、水
    素原子または低級アルキル基を表わし、R_6は低級ア
    ルキル基を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Y、R_1、R_2、R_3、R_4、R
    _6およびnは前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物の製造法。
  10. (10)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xは酸素原子または硫黄原子を表わし、Yは水
    素原子またはフッ素原子を表わす。R_1は水素原子、
    低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基
    、低級ハロアルキル基、低級ハロアルケニル基、低級シ
    アノアルキル基、低級アルコキシアルキル基または低級
    アルコキシカルボニルメチル基を表わし、R_2は水素
    原子または低級アルキル基を表わす。nは0または1の
    整数を表わす。〕 で示される化合物と、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_3およびR_4は同一または相異なり、水
    素原子または低級アルキル基を表わし、R_6は低級ア
    ルキル基を表わす。〕 で示される化合物とを反応させることを特徴とする一般
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X、Y、R_1、R_2、R_3、R_4、R
    _6およびnは前記と同一の意味を表わす。〕 で示される化合物の製造法。
  11. (11)請求項8記載の化合物を有効成分として含有す
    ることを特徴とする除草剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008546722A (ja) * 2005-06-21 2008-12-25 湖南化工研究院 除草活性を有するn−カルボン酸誘導体置換ベンゾオキサジン類化合物
JP4838306B2 (ja) * 2005-06-21 2011-12-14 湖南化工研究院 除草活性を有するn−カルボン酸誘導体置換ベンゾオキサジン類化合物

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