JPH02286326A - コンクリート体の塗装構造 - Google Patents

コンクリート体の塗装構造

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JPH02286326A
JPH02286326A JP10929589A JP10929589A JPH02286326A JP H02286326 A JPH02286326 A JP H02286326A JP 10929589 A JP10929589 A JP 10929589A JP 10929589 A JP10929589 A JP 10929589A JP H02286326 A JPH02286326 A JP H02286326A
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JP
Japan
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coating
concrete
permeable layer
moisture
moisture permeable
Prior art date
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Pending
Application number
JP10929589A
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English (en)
Inventor
Nobunao Murakami
信直 村上
Takao Uchida
孝夫 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート壁やコンクリート柱、コンクリ
ートスラブ等のコンクリート体の塗装構造に関する。
〔従来の技術〕
従来の塗装構造は、第5図に示すように、コンクリート
体(1)の表面に塗材層(3)を形成したものであった
。また、塗材層(3)の塗材として透湿性を有するもの
を用いたものも知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来の塗装構造のうち前者のものによる
ときは、コンクリート体内の水分の表面からの莫敗がそ
のコンクリート体の表面に塗布した塗材層により阻害さ
れるため、コンクリート体の硬化に時間がかかり、しか
も、コンクリート体表面との間に留る水蒸気により、塗
材層のふくれや変色、変質等の塗装不良が生じ易い欠点
があった。他方、後者の塗装構造によるときは、塗材層
を透過させて水蒸気を外部に逸散させることができるも
のの、使用する塗材に透湿性が要求されることから、使
用塗材に制約を受け、意に沿った塗装とすることがむず
かしいといった欠点があった。
本発明の目的は、上記従来欠点を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるコンクリート体の塗装構造の特徴構成は、
コンクリート体の表面に透湿層を形成し、その透湿層の
表面に塗材層を形成してある点にある。
前記透湿層としては、コンクリート体の表面に透湿性を
有する塗材を塗布することで形成されたものであること
が好ましい。
〔作 用〕
コンクリート体の表面と塗材層との間に透湿層を形成し
てあるため、塗材層の存在にかかわらず、コンクリート
体中の水分を透湿層を通して外部に蒸散させることがで
きる。その結果、塗材層を形成するための塗材として、
透湿性を有しないものも選択できるため、塗材の選択幅
が広い。
特に、透湿性を有する塗材の塗布で前記透湿層を形成す
る場合は、透湿層を形成するための操作を塗装操作とで
きるため、透湿層を形成しながらも、塗装を塗装操作1
つをもって一貫して行なえ、しかも、透湿層形成用の塗
材を、作製されたコンクリート体を対象とするときの下
地調整材として使用できるため、透湿層を形成すること
が原因で塗装手数が増えることがない。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、使用塗材を自由に選択できる
ことで意に即した塗装とでき、しかも、コンクリート体
中の水分蒸散に対する阻害、がなくてコンクリート体を
早期に硬化させることができるコンクリート体の塗装構
造を提供できるようになった。
特に、請求項2のようにすれば、透湿層を別途、形成し
ながらも、作業性良〈実施できる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を示す。
本実施例は、第1図、第4図に示すように、コンクリー
ト壁(^)を作製するための外型枠として使用されると
ともに、その外型枠としての使用後は、脱型されずに作
製したコンクリート壁(A)と一体に結合した状態にさ
れてそのコンクリート壁(A)の外装材として使用され
るプレキャストコンクリート版(1)を対象とするもの
である。
前記プレキャストコンクリート版(1)は、表面のうち
外面に塗装が施されたものである。その塗装構造は、第
1図に示すように、プレキャストコンクリート版(1)
の外面に透湿層(2)を形成し、その透湿層(2)の表
面に塗材層(3)を形成したものである。前記塗材とし
ては、セメント系のものや、シリコンアクリル、アクリ
ル、変成アクリル、変成シリコン、変成フッ素、塩化ビ
ニル、アクリルゴム、シリコンポリエステル、ポリウレ
タン、アクリルウレタン等の樹脂を含む有機系のものを
挙げることができる。
前記透湿層(2)は、プレキャストコンクリート版(1
)の外面に透湿性を有する塗材を、プレキャストコンク
リート版(1)の外面に対する仕上げ調整材として塗布
することで形成したものであり、周縁は外部に臨んでい
る。
上記の塗装構造によれば、プレキャストコンクリート版
(1)と塗材層(3)との間に透湿層(2)が存在する
ため、プレキャストコンクリート版(1)の作製におい
てそのプレキャストコンクリート版(1)内に残存する
水分はもちろん、外型枠としての使用時にコンクリート
壁(八)からプレキャストコンクリート版(1)を透過
してきた水蒸気も、透湿層(2)を通して外部に蒸散さ
せることができる。
前記プレキャストコンクリート版(1)の塗装手段は、
作製されたプレキャストコンクリート版(1)の表面に
塗材を塗布することで透湿層(2)を形成し、次いで、
その透湿層(2)の表面に塗材を塗布することで塗材層
(3)を形成する手段の他、第3図に示すように、プレ
キャストコンクリート版(1)を作製するための型枠(
4)の内面に塗材層(3)を形成し、その塗材層(3)
の表面に透湿層(2)を形成し、その状態でプレキャス
トコンクリート版(1)を作製するためのコンクリート
を打設し、養生後、塗材N(3)および透湿層(2)が
プレキャストコンクリート版(1)に付着した状態で脱
型することにより、プレキャストコンクリート版(1)
の作製とそれに対する塗装とを同時的に行なう手段であ
っても良い。
もちろん、その場合、型枠(4)の内面には、塗材層(
3)の剥離を確実化するためにシリコーン等の剥離層(
5)を形成しておくことが好ましい。
また、図では、型枠(4)として、成形面を形成するシ
ート状の成形面形成部材(4A)とそれを支持する型枠
本体(4B)とからなるものを示してあるが、型枠(4
)としては、型枠本体(4B)の内面を成形面とするも
のであっても良い。
次に、コンクリート壁(A)の作製要領を簡単に説明す
ると、先ずプレキャストコンクリート版(1)を用いて
外型枠を施工するとともに、コンクリート壁(A)用の
鉄筋工事を行ない、かつ、プレキャストコンクリート版
(1)を鉄筋(6)に固定する。次いで、内型枠(7)
をスラブ作製用型枠(8)とともに施工したのち、コン
クリートを打設し、養生後、内型枠(7)およびスラブ
作製用型枠(8)を解体撤去して、プレキャストコンク
リート版(1)付きのコンクリート壁(A)  とコン
クリートスラブ(9)とを一体化した状態で作製する。
なお、図では、プレキャストコンクリート版(1)を固
定する手段として、プレキャストコンクリート版(1)
としてトラス状の補強筋(1a)を備えたものを用い、
その補強筋(1a)を鉄筋(6)に結合する手段を示し
てあるが、プレキャストコンクリート版(1)はセパレ
ータを用、いて内型枠(7)に固定しても良い。
〔別実施例〕
以下、本発明の別実施例を示す。
〔1〕上記実施例では、プレキャストコンクリート版(
1)として外型枠ならびに外装材として用いられるもの
を示したが、対象とするプレキャストコンクリート版(
1)の用途は何でも良い。
また、プレキャストコンクリート版(1)に適用する場
合の透湿層(2)および塗材層(3)の端部の処理構造
としては、第4図(イ)に示すように、透湿層(2)お
よび塗材N(3)の端面をプレキャストコンクリート版
(1)の端面と面一に位置させる構造や、第4図(ロ)
に示すように、透湿層(2)および塗材層(3)の端部
(2a) 、 (3a)をプレキャストコンクリートの
端面にも重なる状態に位置させる構造を挙げることがで
きる。
〔2〕上記実施例では、コンクリート体(1)としてプ
レキャストコンクリート版を示したが、コンクリート体
(1)としては、第4図に示すようにコンクリ−1・壁
やコンクリートスラブ、コンクリート柱等のコンクリー
ト構造体や、各種のコンクリート製品であっても良い。
〔3〕尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利に
する為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面
の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示し、第1図は断
面図、第2図は使用状態の断面図、第3図(イ)〜け)
は作製要領を示す断面図であり、第4図(イ)、(ロ)
は本発明の別実施例を示す断面図である。第5図は従来
例を示す断面図である。 (1)・・・・・・コンクリート体、(2)・・・・・
・透湿層、(3)・・・・・・塗材層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンクリート体(1)の表面に透湿層(2)を形成
    し、その透湿層(2)の表面に塗材層(3)を形成して
    あるコンクリート体の塗装構造。 2、前記透湿層(2)がコンクリート体(1)の表面に
    透湿性を有する塗材を塗布することで形成されたもので
    ある請求項1記載のコンクリート体の塗装構造。
JP10929589A 1989-04-28 1989-04-28 コンクリート体の塗装構造 Pending JPH02286326A (ja)

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JP10929589A JPH02286326A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 コンクリート体の塗装構造

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JPH02286326A true JPH02286326A (ja) 1990-11-26

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819831A (ja) * 1981-07-30 1983-02-05 松下電器産業株式会社 操作装置
JPS5850830B2 (ja) * 1974-12-17 1983-11-12 クラフトウエルク ウニオン アクチエンゲゼルシヤフト アツリヨクヨウキブタ ノ デンドウシキシメツケ オヨビ ウンパンソウチ
JPS6160956A (ja) * 1984-08-31 1986-03-28 ダイニツク株式会社 屋根防水工法
JPH02200949A (ja) * 1989-01-30 1990-08-09 Akira Kajikawa ポリオレフイン系合成樹脂よりなる割繊維織布又は孔あきシート若しくはフイルムを芯地とし、上下両面を不織布で被覆した強化防水シートを用いる塗膜脱気及び通水防水工法

Patent Citations (4)

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