JPH02285084A - 電気分解による二クロム酸アルカリ金属塩類及びクロム酸類の製造方法 - Google Patents

電気分解による二クロム酸アルカリ金属塩類及びクロム酸類の製造方法

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JPH02285084A
JPH02285084A JP2085086A JP8508690A JPH02285084A JP H02285084 A JPH02285084 A JP H02285084A JP 2085086 A JP2085086 A JP 2085086A JP 8508690 A JP8508690 A JP 8508690A JP H02285084 A JPH02285084 A JP H02285084A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は、−クロム酸アルカリ金属塩及び/又はニクロ
ム酸アルカリ金属塩溶液を槽の陽極室と陰極室とが陽イ
オン交換膜により分離されている槽中で電気分解するこ
とによりニクロム酸アルカリ金属塩類及びクロム酸を製
造する方法に関するものである。
アメリカ合衆国特許第3,305,463号及びカナダ
特許公開第739,447号によれば、ニクロム酸アル
カリ金属塩類及びクロム酸の電解製造は、その電極室が
カチオン交換膜により分離されている電解槽中で行われ
る。ニクロム酸ナトリウムの製造においては、−クロム
酸ナトリウム溶液又は懸濁液をその槽の陽極室に通し、
ナトリウムイオンをその膜を通して選択的に陰極室へ移
動させることによりニクロム酸ナトリウム溶液に転化さ
せる。
クロム酸の製造においては、ニクロム酸ナトリウム又は
−クロム酸ナトリウム又はニクロム酸ナトリウムと一ク
ロム酸ナトリウムの混合物を陽極室に通し、クロム酸を
含む溶液に転化させる。両方の方法において、水酸化ナ
トリウムの水溶液が陰極部で得られる。
充分に化学的に、熱的に及び機械的に安定でかつ交換基
を有する過フッ素化ポリマー類を基体とした膜が前記し
た方法において陽極イオン交換膜として好ましく使用さ
れる。これらの膜は、単層構造及び二層構造のいずれで
あってもよく、二層構造膜は、一般的により効果的に水
酸化イオンが膜を通過して拡散するのを抑制し、それに
より電気分解のより高い電流効率が得られる。しかしな
がら、電流効率が改善されたこの方法では、一般的に、
単層構造の膜を用いた場合よりも高い摺電圧が必要とさ
れる。
そのような陽イオン交換膜は、例えば、H,シムロツタ
(H,S immrock) 、E、グリーゼンベツク
(E、Griesenbeck)、J。
ヨーリセン(J、J6rissen)著、ケミ−・イン
グ・テクノロジー(Chemie−Ing−Tech、
)第53巻(1981)第1号lO〜25頁に記載され
ており、商品として例えばナフィオン(Nafion)
の名前で入手することができる(イー・アイ・デュポン
社製)。
より低い摺電圧に加えて、単層構造の膜は、二層構造の
膜と比較して、クロム酸アルカリ金属塩及び/又はニク
ロム酸アルカリ金属塩溶液中の多価陽イオン(特にカル
シウムイオン及びストロンチウムイオン)に対して感度
が低く、そのため、多価陽イオン化合物が膜内に沈殿し
膜の機能が低下するということが少ない。
本発明の目的は、ニクロム酸アルカリ金属塩及びクロム
酸を製造する方法(前記した欠点を持たない)を提供す
ることにある。
ニクロム酸アルカリ金属塩及びクロム酸の製造は、スル
ホン酸基を有する単層構造膜が陽イオン交換膜として使
用されるならば、特に効果的に実°施され、アルカリ金
属イオンを含む水溶液(pHが4〜14)が電気分解槽
の陰極室に生成されることを、本発明者は見いだした。
したがって、本発明は、その陽極室と陰極室が陽イオン
交換膜により分離されている槽中でニクロム酸アルカリ
金属塩及び/又はニクロム酸アルカリ金属塩溶液を電気
分解することからなるニクロム酸アルカリ金属塩及び/
又はクロム酸を製造する方法において、その陽イオン交
換膜が陽イオン交換基としてスルホン酸基を有する過フ
ッ素化ポリマーを基体とした単層構造膜でその槽の陰極
室内にpHが4〜14である水溶液を生成することを特
徴とする方法に関するものである。
水溶液は、好ましくは一クロム酸アルカリ金属塩及び/
又はニクロム酸アルカリ金属塩(好ましくはニクロム酸
ナトリウム及び/又はニクロム酸ナトリウムを含む溶液
)を含む溶液からなる。そのような溶液は、ニクロム酸
アルカリ金属塩を含みそして場合によリークロム酸アル
カリ金属塩又はクロム酸を含む溶液を槽の陰極室に供給
することにより得られる。そのクロム酸イオンの70〜
95%がニクロム酸イオンとして存在し5〜30%が−
クロム酸イオンとして存在するクロム酸アルカリ金属塩
溶液と槽の陰極室に供給するのが有利である。そのよう
な溶液は、例えば、加圧下で二酸化炭素により酸性化す
ることにより、−クロム酸ナトリウムからニクロム酸ナ
トリウムを生成させることにより得られる。
その水溶液は、炭酸ナトリウム及び場合により水酸化ナ
トリウム又は炭酸水素ナトリウムを含む溶液からなって
いてもよい。そのような溶液は、水又はナトリウムイオ
ンを含む希釈液を電解槽に供給し、その陰極室の溶液に
、室の内又は外で、二酸化炭素を添加することにより得
られる。その他の本発明の特に好ましい態様においては
、ニクロム酸ナトリウムを含む水溶液(pHが6〜7.
5)が陰極室に生成される。
本発明による方法を実施するにより、二層構造膜を用い
る場合に得られる効率と同等で、これまでに提案されて
いる作業条件下では達成できないような電流効率が得ら
れる。しかしながら、その摺電圧は、二層構造膜により
分離された電極による電気分解におけるよりも十分低い
。膜中の多価陽イオンの化合物の沈殿を避けることでき
、その結果、膜の寿命が非常にのび、電気分解を連続的
にかつ永続的に確実に行うことができる。
本発明による方法は、さらに詳しく図1に示されている
。図1に記載されている本発明による方法の一態様は、
特に有利な具体例である。
クロム鉱石を炭酸ナトリウムと大気中の酸素とにより1
000°Cないし1loO’oでロータリーキルン(1
)中で融剤の存在下でアルカリ酸化処理する。作られた
炉タリンカーは、次いで水又は稀クロム酸溶液で浸出し
、ニクロム酸ナトリウム(2)を含む溶液でpH7〜9
.5に調整する。この工程中、鉄、アルミニウム及びケ
イ素の可溶性アルカリ金属化合物を不溶性で安定に濾過
できる水酸化物又は水利酸化物に転化し、それらの物質
は炉クリンカーの不溶性成分(3)とともに分離される
。次いで、300〜500g/lのNa。
Cry、を含む−クロム酸ナトリウム(ヨーロッパ特許
公開第47799号に記載されている)が、pHI O
ないし13において酸化カルシウムを添加することによ
り溶存するバナジウム塩を除去することができる。
次いで、−クロム酸ナトリウム溶液は、−段階又は多段
階蒸発(5)により、濃度を750〜1000g/Iの
Na、CrO+に調整する。その−クロム酸ナトリウム
溶液からは、任意に蒸発(5)の前に、炭酸ナトリウム
の添加又はその場での生成により、アルカリ土類金属イ
オン及びその他の多価イオンの大部分を炭酸塩として沈
澱させ、除去することができる。沈殿は、好ましくは5
0〜100°Cの温度で、pH8〜12で、アルカリ土
類イオンの量に対して約2倍〜lO倍モルの過剰の炭酸
塩で実施される。
その溶液(濃縮されている)のpHを、−段階又は多段
階的で、50°Cを越えない最終温度において圧力が4
〜15バールになるように二酸化炭素を導入することに
より6.5以下に調整し、こうして炭酸水素ナトリウム
(6)の沈殿をともなって、クロム酸ナトリウムの70
〜95%のニクロム酸ナトリウムへの転化が達成される
この炭酸水素ナトリウムは、二酸化炭素の圧力を保持し
ている間に又はその圧力を落とした後に、得られた懸濁
液から分離する。炭酸水素ナトリウムは、ニクロム酸ナ
トリウムとの逆反応を起す前にすばやく分離する。
分離された炭酸水素ナトリウムは、任意に水酸化ナトリ
ウムの添加後、熱処理により炭酸ナトリウムに転化され
、その炭酸ナトリウムはクロム鉱石の溶融に使用される
炭酸水素ナトリウムから分離され得られたークロム酸ナ
トリウム/ニクロム酸ナトリウム溶液は、次いで浸出し
た炉タリンカーのpH調整用の流れを分けた後に、二つ
の材料流れに分かれる。材料流れIは、クロム酸の電気
分解による製造に用いられ、材料流れI+は、ニクロム
酸ナトリウム溶液及びニクロム酸ナトリウム結晶の製造
に用いられる。
クロム酸の電気分解による製造においては、材料流れI
は二つの流れに分かれ、仕切りとして単層構造膜(7)
を有する二基電気分解槽の陽極室及び陰極室に導入され
る。適切な単層構造膜は、例えばナフィオン117 (
Na f i on”l 17)、ナフィオン417 
CNaf ion”417)、ナフィオン423 (N
a f ion”423)及びすフイオン430 (N
af ion”430)であり、その活性交換基はスル
ホン酸基である。その単層構造膜は、気泡の付着を減す
る又はその膜の電解質による濡れを増強する被覆を有し
てもよい。そのような膜は、例えばエフ、ワイマスダ著
、応用電気化学誌第16巻(1986)317頁(F。
Y、Masuda、J、ApplElectr。
chem、16 (1986)% page317)そ
の他に記載されている。気泡の付着を減じた膜は、物理
的処理、例えば機械的粗面化又はコロナ処理により得る
こともできる。適切な方法は、アメリカ合衆国特許第4
.610.762号及びヨーロッパ特許公開第72,4
85号に記載されている。
電気分解は、好ましくは多段工程により実施される。材
料流れIの一部は、第一段階として陽極室に導入され、
−クロム酸イオンの一部をニクロム酸イオン及び任意に
クロム酸に転化した後又はニクロム酸イオンの一部をク
ロム酸に転化した後、次いでその後の工程に導入され、
それらの工程において部分的にさらにクロム酸への転化
が進みにクロム酸、が転化してクロム酸が55〜70%
になるまで)、最終段階ではナトリウムイオンとクロム
酸のモル比が0.45対0.55ないし0゜30対0.
70となる。工程の数は任意に選択することができ、6
〜15段階の電気分解が好ましい 材料流れIの他の部分流れは、任意にクロム酸ナトリウ
ムと混合後及び蒸発して750〜1000g/lにする
前に、電解槽から出てくる溶液のpHが6〜7.5とな
るような速度で電解槽のすべての陰極室を通過させる。
ニクロム酸ナトリウム及び−クロム酸ナトリウムを含む
この溶液を任意に濃縮後、二酸化炭素による酸性化(6
)に供給し、生成されたークロム酸塩イオンは、再びニ
クロム酸塩イオンに転化される。陰極室から得られた溶
液を工程中のその他の点へ、例えばpH調整(2)へ又
はアルカリによる精製(4)の上流に循環することもで
きる。
クロム酸及び残留ニクロム酸ナトリウムを含む電解した
溶液を、蒸発により50〜110°Cの温度で約12〜
22重量%の含水量にすると、クロム酸の大部分が晶出
する(8)。生成した懸濁液を次いで50〜110°C
で遠心分離して本質的にクロム酸結晶からなる固形物と
以下母液(9)と呼ぶ液相とを得る。
得られた母液を、任意に水で希釈したのち適当な点で電
気分解に循環する。すなわちできるだけニクロム酸塩へ
の転化が高くなるような段階に再循環する。この系にお
いて不純物の蓄積が起こらないようにするために、母液
の一部を回収し、材料流れI+の再酸性化に用いるか、
又は、材料流れ11が回収されなかったならば、その母
液の一部をその後のクロム酸ナトリウム溶液の精製部の
上流でニクロム酸ナトリウム工程(例えばpH調整(2
)に)に再循環する。クロム酸結晶は、その固形物の重
量に対して10〜50重量%の飽和あるいは事実上飽和
したクロム酸溶液で一回又は数回洗浄し、洗浄工程毎に
遠心分離することにより付着した母液を除去する。洗浄
された純粋なりロム酸結晶は、次いで直接又は乾燥後使
用することができる。
ニクロム酸ナトリウム溶液及び結晶の製造においては、
材料流れ11の溶液再酸性化(lO)に供給する。上記
に記載したように、この再酸性化は、クロム酸の濾過(
9)により得られた母液を使用することにより行われる
。しかしながら、それは電気分解及び/又は硫酸の添加
により一部又は完全に行うこともできる。
再酸性化(lO)の後得られた溶液は、蒸発して約60
−70重量%のNa2Cr2O7’ 2H20に蒸発し
、ニクロム酸ナトリウム溶液を生成させる。
ニクロム酸ナトリウム結晶の製造においては、その溶液
を蒸発して約1650g/IのNa、Cr20F、2H
20とし、次いで30〜40°0(12)に冷却すると
、ニクロム酸ナトリウムがNa2Cr2O7結晶の形で
沈殿する。次いで結晶は、その母液から遠心分離により
回収され約70〜85°Cの温度で乾燥される。
以下に記載される実施例は、本発明による方法を具体的
に説明するものである。
実施例 実施例に使用される電気分解槽は、陽極室が純粋なチタ
ン及び陰極室がステンレス鋼で構成されている。陽イオ
ン交換膜は、デュポン社製のものであり、具体的にはナ
フィオン324(Nafion”324)及びすフイオ
ン430(Nafion”430)であるが、それらが
膜として使用された。ナフィオン324は二層構造膜で
あり、ナフィオン430は単層構造膜である。
陰極はステンレス鋼で構成され、陽極はチタンで構成さ
れ、各実施例で記載されている電気触媒的に活性なコー
ティングが施されている。電極と膜の距離は、すべての
場合1 、5 m mであった。
800g/lのNa2Crzoy・2H20を含むニク
ロム酸ナトリウム溶液を陽極室に導入した。その導入速
度は、槽を出る陽極液のナトリウムイオンとクロム(I
 V)とのモル比が0.6となるように調整した。
槽の陰極室では、水酸化ナトリウム溶液か又はクロム酸
ナトリウムを含む溶液が生成された。
電気分解の温度は、すべての場合80°Cであり、電流
密度は、陽極及び陰極の前面投影面接当たり3 K A
 / m 2であり、その面積は、11.4CmX6.
7cmであった・ 実施例1 本実施例において、単層構造膜ナフィオン430を陽極
室と陰極室とを分離するのに使用した。その陽極は酸化
イリジウムを含む電気触媒的に活性な層を有するチタン
陽極であった(例えばアメリカ合衆国特許第3.878
,083号に記載されている)。
水を陰極室にlO%濃度の水酸化ナトリウムが槽に残る
ような速度で供給した。
61日間の電気分解時間中の間、得られた平均摺電圧は
、4.2ボルトであった。この期間の平均電流効率は、
38%であった。
本実験の終了後、水のかわりに800g/lのNa2C
r20ア・2H,Oを含むニクロム酸ナトリウム溶液を
陰極室に供給した。供給速度は、陰極室を出る陰極液が
pH6,5〜7.0であるように調整した。実験した9
日間の間に平均摺電圧は変わらず4.2ボルトであった
。電流効率は、平均値で63%まで上昇した。
水酸化ナトリウム溶液のかわりにクロム酸塩を含む陰極
室を生成させることにより、摺電圧を同じにして電流効
率をこのようにかなり増加した。
実施例2.3.4及び5 これらの実施例において、溶融メツキ法により付けられ
た白金層を有するチタン陽極が使用された(ジー、デイ
ック(G、 Dic k) 、ガルバノテクニーク(G
alvanotechnik)第79巻(1988)、
第12号、4066〜4071頁に記載されている)。
二層構造膜ナフィオン324を実施例2及び3に使用し
、単層構造膜ナフィオン430を実施例3及び5に使用
した。
下記のものが陰極液として生成された。
実施例2:水を陰極室に供給することにより、20%濃
度の水酸化ナトリウム溶液 実施例3及び4:800g/lのN a zc r 2
072H20を含むニクロム酸ナトリウム 溶液を供給することにより、平均pH 6,5であるクロム酸塩含有溶液 実施例5:600g/IのNa 2 Cr z Oyを
含むニクロム酸ナトリウム溶液を供給する ことにより、平均pH13,4であるクロム酸塩含有溶
液 実施例により得られた結果を表1にまとめた。
表1に示したように、二層構造膜のかわりに単層構造膜
を使用してクロム酸塩を含む陰極液を生成させることに
より、高い電流効率で事実上より低い摺電圧が実現され
る。
本発明による主なる特徴及び態様は以下のとおりである
1、陽極室及び陰極室が陽イオン交換膜により分離され
た電気分解槽中で−クロム酸アルカリ金属塩及び/又は
ニクロム酸アルカリ金属塩溶液を電気分解し、陽イオン
交換基としてスルホン酸基を有する過フッ素化ポリマー
を基体とする陽イオン交換型単層構造膜の存在下で電気
分解を行い、槽の陰極室中にpH4〜14である水溶液
を生成させることからなるニクロム酸アルカリ金属塩及
び/又はクロム酸の製造方法。
2、水溶液が−クロム酸ナトリウム及び/又はニクロム
酸ナトリウム及び/又は炭酸ナトリウムを含む溶液であ
る上記lに記載の方法。
3、ニクロム酸ナトリウムを含むその水溶液のpHが6
〜7.5である上記に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による製造方法における物質の流れ及び
工程を表している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、陽極室及び陰極室が陽イオン交換膜により分離され
    た電気分解槽中で一クロム酸アルカリ金属塩及び/又は
    ニクロム酸アルカリ金属塩溶液を電気分解することから
    なるニクロム酸アルカリ金属塩及び/又はクロム酸の製
    造方法において、陽イオン交換基としてスルホン酸基を
    有する過フッ素化ポリマーを基体とする陽イオン交換型
    単層構造膜の存在下で電気分解を行い、槽のカソード室
    中にpH4〜14である水溶液を生成させることを特徴
    とする方法。
JP2085086A 1989-04-06 1990-04-02 電気分解による二クロム酸アルカリ金属塩類及びクロム酸類の製造方法 Expired - Lifetime JP2904860B2 (ja)

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DE3911065.6 1989-04-06

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