JP2839153B2 - アルカリ二クロム酸塩類およびクロム酸の製造方法 - Google Patents
アルカリ二クロム酸塩類およびクロム酸の製造方法Info
- Publication number
- JP2839153B2 JP2839153B2 JP1215129A JP21512989A JP2839153B2 JP 2839153 B2 JP2839153 B2 JP 2839153B2 JP 1215129 A JP1215129 A JP 1215129A JP 21512989 A JP21512989 A JP 21512989A JP 2839153 B2 JP2839153 B2 JP 2839153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- solution
- alkali
- electrolysis
- chromic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25B1/00—Electrolytic production of inorganic compounds or non-metals
- C25B1/01—Products
- C25B1/22—Inorganic acids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、アルカリ一クロム酸塩溶液またはアルカリ
二クロム酸塩溶液の電気分解によるアルカリ二クロム酸
塩類およびクロム酸の製造方法に関するものである。
二クロム酸塩溶液の電気分解によるアルカリ二クロム酸
塩類およびクロム酸の製造方法に関するものである。
米国特許3,305,463およびカナダ特許出願739,447に従
うと、電極室がカチオン交換膜により分離されている電
気分解セル中で二クロム酸塩類およびクロム酸の電気分
解による製造が起きる。アルカリ二クロム酸塩類の製造
では、アルカリ一クロム酸塩の溶液または懸濁液をセル
の陽極室に加え、そして膜を通る陰極室中へのアルカリ
イオンの選択的移動によりアルカリ二クロム酸塩溶液に
転化される。クロム酸の製造のためには、アルカリ二ク
ロム酸塩溶液もしくはアルカリ一クロム酸溶液またはア
ルカリ二クロム酸塩溶液とアルカリ一クロム酸溶液との
混合物を陽極室に加え、そしてクロム酸を含有している
溶液に転化される。これらの方法用には一般的に一クロ
ム酸ナトリウムおよび/または二クロム酸ナトリウムが
使用される。両方法では、例えば水酸化ナトリウム水溶
液、またはカナダ特許出願739,447に記されている如き
炭酸ナトリウムを含有している水溶液からなるアルカリ
イオン含有アルカリ性溶液が陰極室中で得られる。
うと、電極室がカチオン交換膜により分離されている電
気分解セル中で二クロム酸塩類およびクロム酸の電気分
解による製造が起きる。アルカリ二クロム酸塩類の製造
では、アルカリ一クロム酸塩の溶液または懸濁液をセル
の陽極室に加え、そして膜を通る陰極室中へのアルカリ
イオンの選択的移動によりアルカリ二クロム酸塩溶液に
転化される。クロム酸の製造のためには、アルカリ二ク
ロム酸塩溶液もしくはアルカリ一クロム酸溶液またはア
ルカリ二クロム酸塩溶液とアルカリ一クロム酸溶液との
混合物を陽極室に加え、そしてクロム酸を含有している
溶液に転化される。これらの方法用には一般的に一クロ
ム酸ナトリウムおよび/または二クロム酸ナトリウムが
使用される。両方法では、例えば水酸化ナトリウム水溶
液、またはカナダ特許出願739,447に記されている如き
炭酸ナトリウムを含有している水溶液からなるアルカリ
イオン含有アルカリ性溶液が陰極室中で得られる。
アルカリ二クロム酸塩またはクロム酸の結晶を製造す
るには、陽極室中で生成した溶液を濃縮し、二クロム酸
ナトリウムを例えば80℃において結晶化させそしてクロ
ム酸を例えば60〜100℃において結晶化させる。結晶化
した生成物を分離し、任意に洗浄し、そして乾燥する。
るには、陽極室中で生成した溶液を濃縮し、二クロム酸
ナトリウムを例えば80℃において結晶化させそしてクロ
ム酸を例えば60〜100℃において結晶化させる。結晶化
した生成物を分離し、任意に洗浄し、そして乾燥する。
ドイツ公告明細書3 020 260に従うと、鉛および鉛合
金の陽極が陽極材料として適している。これらの陽極材
料は、腐食の結果として鉛イオンが陽極室の溶液中には
いり、生成したアルカリ二クロム酸塩類およびクロム酸
を汚染するという欠点を有している。ドイツ公告明細書
3 020 260に従うと、他の適当な陽極は貴金属または貴
金属酸化物の電気分解的に活性な層を有する例えばチタ
ンまたはタンタルの如き弁金属からなるいわゆる寸法安
定性陽極である。しかしながら、この型の陽極は特に60
℃以上の電気分解温度および2−5kA/m2の陽極電流密度
において100日より短い限定された使用寿命しか有して
いない。これらの短い使用寿命は、電気分解によるアル
カリ二クロム酸塩およびクロム酸の経済的な製造用には
適していない。
金の陽極が陽極材料として適している。これらの陽極材
料は、腐食の結果として鉛イオンが陽極室の溶液中には
いり、生成したアルカリ二クロム酸塩類およびクロム酸
を汚染するという欠点を有している。ドイツ公告明細書
3 020 260に従うと、他の適当な陽極は貴金属または貴
金属酸化物の電気分解的に活性な層を有する例えばチタ
ンまたはタンタルの如き弁金属からなるいわゆる寸法安
定性陽極である。しかしながら、この型の陽極は特に60
℃以上の電気分解温度および2−5kA/m2の陽極電流密度
において100日より短い限定された使用寿命しか有して
いない。これらの短い使用寿命は、電気分解によるアル
カリ二クロム酸塩およびクロム酸の経済的な製造用には
適していない。
本発明の目的は、アルカリ二クロム酸塩およびクロム
酸の経済的な製造方法を提供することである。貴金属塩
類を含有している融解物からの貴金属類および/または
貴金属化合物の電着により活性化された弁金属類がアル
カリ二クロム酸塩およびクロム酸の製造用に非常に適し
ていることを今見いだした。
酸の経済的な製造方法を提供することである。貴金属塩
類を含有している融解物からの貴金属類および/または
貴金属化合物の電着により活性化された弁金属類がアル
カリ二クロム酸塩およびクロム酸の製造用に非常に適し
ていることを今見いだした。
従って、本発明は貴金属塩類を含有している融解物か
らの貴金属類および/または貴金属化合物の電着により
活性化された弁金属類の寸法安定性陽極を使用すること
を特徴とするアルカリ一クロム酸塩溶液またはアルカリ
二クロム酸塩溶液の電気分解によるアルカリ二クロム酸
塩類およびクロム酸の製造方法に関するものである。
らの貴金属類および/または貴金属化合物の電着により
活性化された弁金属類の寸法安定性陽極を使用すること
を特徴とするアルカリ一クロム酸塩溶液またはアルカリ
二クロム酸塩溶液の電気分解によるアルカリ二クロム酸
塩類およびクロム酸の製造方法に関するものである。
特に好適な陽極は、白金、イリジウム、白金およびイ
リジウム化合物類または対応する元素の塩融解物の電気
分解により製造された上記の元素類の合金類でコーテイ
ングされたものである。合金は白金およびイリジウム化
合物類、特に酸化物類、を含有することもできる。
リジウム化合物類または対応する元素の塩融解物の電気
分解により製造された上記の元素類の合金類でコーテイ
ングされたものである。合金は白金およびイリジウム化
合物類、特に酸化物類、を含有することもできる。
上記の性質を有する適当な陽極は、例えばザ・ジャー
ナル・メタル(the journal METALL)、34巻、No.11、1
980年11月、1016〜1018頁およびザ・ジャーナル・ガル
ヴァノテクニク(the journal Galvanotechnik)、70
巻、1979、420〜428頁中に記されている。この型の陽極
は、特に70〜90℃の温度および2〜5kA/m2の電流密度に
おいて、最初のセル電圧がほとんど変化しない100日よ
りはるかに長い使用寿命により特徴づけられている。こ
れらの陽極の使用により、アルカリ二クロム酸塩および
クロム酸の製造が特に経済的に実施できるようになっ
た。例えば、もはや生産量損失を伴う陽極の交換をかな
り頻繁に行う必要はなくなった。さらに、70℃以上の温
度におけるこれらの陽極の非常に高い安定性のために電
気分解工程の固有エネルギー消費量が均一になり好まし
いことである。
ナル・メタル(the journal METALL)、34巻、No.11、1
980年11月、1016〜1018頁およびザ・ジャーナル・ガル
ヴァノテクニク(the journal Galvanotechnik)、70
巻、1979、420〜428頁中に記されている。この型の陽極
は、特に70〜90℃の温度および2〜5kA/m2の電流密度に
おいて、最初のセル電圧がほとんど変化しない100日よ
りはるかに長い使用寿命により特徴づけられている。こ
れらの陽極の使用により、アルカリ二クロム酸塩および
クロム酸の製造が特に経済的に実施できるようになっ
た。例えば、もはや生産量損失を伴う陽極の交換をかな
り頻繁に行う必要はなくなった。さらに、70℃以上の温
度におけるこれらの陽極の非常に高い安定性のために電
気分解工程の固有エネルギー消費量が均一になり好まし
いことである。
本発明に従う方法を下記の実施例により説明する。
実施例中で使用した電気分解セルは、純粋なチタンの
陽極室およびステンレス鋼の陰極室からなっていた。使
用した膜は、カチオン交換体膜すなわちデュポン製のナ
フロン 324型であった。陽極はステンレス鋼からな
り、そして陰極は個々の実施例中に記されている電気触
媒的に活性なコーテイングを有するチタンからなってい
た。各場合とも、電極および膜の間の間隔は1.5mmであ
った。種々の濃度の二クロム酸ナトリウム溶液を陽極室
に加えた。水を陰極室に、20%の水酸化ナトリウムがセ
ル中に残るような速度で、加えた。各場合とも、電気分
解温度は80℃であり、そして電流密度3kA/m2が陽極およ
び陰極の前面に投影した。
陽極室およびステンレス鋼の陰極室からなっていた。使
用した膜は、カチオン交換体膜すなわちデュポン製のナ
フロン 324型であった。陽極はステンレス鋼からな
り、そして陰極は個々の実施例中に記されている電気触
媒的に活性なコーテイングを有するチタンからなってい
た。各場合とも、電極および膜の間の間隔は1.5mmであ
った。種々の濃度の二クロム酸ナトリウム溶液を陽極室
に加えた。水を陰極室に、20%の水酸化ナトリウムがセ
ル中に残るような速度で、加えた。各場合とも、電気分
解温度は80℃であり、そして電流密度3kA/m2が陽極およ
び陰極の前面に投影した。
実施例1(比較) この実施例中で使用された湿潤電着により製造された
白金層を有するチタン陽極は下記の如くして製造され
た。酸化物コーテイングの除去およびシュウ酸を用いる
エッチング後に、10cm・3.6cmの膜に面している投影さ
れた前面を有するチタン膨張金属陽極に、陽極の投影面
積を基にして2.59μmの層厚さに相当する1.065gの白金
を電気分解的にコーテイングした。使用した電解質は、
5g/のPtCl4、45g/の(NH4)2HPO4および240g/のN
a2HPO4・12H2Oからなっていた。電着は下記の条件下で
実施された: 陰極電流密度:1.5A/dm2 温度 :80℃ 電着時間 :2時間 pH値 :7.8 陰極 :白金の金網 電極間隔 :70〜75mm。
白金層を有するチタン陽極は下記の如くして製造され
た。酸化物コーテイングの除去およびシュウ酸を用いる
エッチング後に、10cm・3.6cmの膜に面している投影さ
れた前面を有するチタン膨張金属陽極に、陽極の投影面
積を基にして2.59μmの層厚さに相当する1.065gの白金
を電気分解的にコーテイングした。使用した電解質は、
5g/のPtCl4、45g/の(NH4)2HPO4および240g/のN
a2HPO4・12H2Oからなっていた。電着は下記の条件下で
実施された: 陰極電流密度:1.5A/dm2 温度 :80℃ 電着時間 :2時間 pH値 :7.8 陰極 :白金の金網 電極間隔 :70〜75mm。
この陽極を使用して、900g/のNa2Cr2O7・2H2Oを含
有している二クロム酸ナトリウム溶液を上記の電気分解
セル中でクロム酸を含有している溶液に電気分解により
転化させた。二クロム酸ナトリウム溶液を加える速度
は、0.32のナトリウムイオン対クロム(VI)のモル比が
セルを出ていく陽極液中で制定されるように選択され
た。
有している二クロム酸ナトリウム溶液を上記の電気分解
セル中でクロム酸を含有している溶液に電気分解により
転化させた。二クロム酸ナトリウム溶液を加える速度
は、0.32のナトリウムイオン対クロム(VI)のモル比が
セルを出ていく陽極液中で制定されるように選択され
た。
試験中に、セル電圧は5Vの初期値から5日間で8.5Vに
上昇した。この増加は、チタン陽極の電気触媒的に活性
な白金層のほとんど完全な破壊によるものであった。
上昇した。この増加は、チタン陽極の電気触媒的に活性
な白金層のほとんど完全な破壊によるものであった。
実施例2(比較) いわゆるストービング方法により下記の如く製造され
た白金/イリジウム層を有するチタン膨張金属陽極をこ
の実施例で使用した。酸化物コーテイングの除去および
シュウ酸を用いるエッチング後に、10cm・3.6cmの投影
された前面を有するチタン膨張金属陽極を、ヘアブラシ
を用いて、1−ブタノール中の四塩化白金および四塩化
イリジウムのHCl−含有溶液で湿らせた。この溶液の白
金対イリジウムの重量比は3.6:1であった。湿っている
陽極を250℃において15分間乾燥し、そして次に炉の中
で450℃に20〜30分間にわたり加熱した。この操作を6
回繰り返したが、熱処理は湿潤および乾燥の完了時に各
第二段階後にのみ実施した。最終的な陽極は約18mgの白
金および5gのイリジウムを含有している層を有してい
た。
た白金/イリジウム層を有するチタン膨張金属陽極をこ
の実施例で使用した。酸化物コーテイングの除去および
シュウ酸を用いるエッチング後に、10cm・3.6cmの投影
された前面を有するチタン膨張金属陽極を、ヘアブラシ
を用いて、1−ブタノール中の四塩化白金および四塩化
イリジウムのHCl−含有溶液で湿らせた。この溶液の白
金対イリジウムの重量比は3.6:1であった。湿っている
陽極を250℃において15分間乾燥し、そして次に炉の中
で450℃に20〜30分間にわたり加熱した。この操作を6
回繰り返したが、熱処理は湿潤および乾燥の完了時に各
第二段階後にのみ実施した。最終的な陽極は約18mgの白
金および5gのイリジウムを含有している層を有してい
た。
この陽極を用いることにより、900g/のNa2Cr2O7・2
H2Oを含有している二クロム酸ナトリウム溶液をクロム
酸を含有している溶液に電気分解により転化させた。二
クロム酸ナトリウム溶液を加える速度は、0.30〜0.73の
ナトリウムイオン対クロム(VI)のモル比がセルを出て
いく陽極液中で制定されるように選択された。試験中
に、セル電圧は4.7Vの初期値から18日間で7.8Vに上昇し
た。この増加は、実施例1中と同様に、電気触媒的に活
性な層のほとんど完全な破壊によるものであった。
H2Oを含有している二クロム酸ナトリウム溶液をクロム
酸を含有している溶液に電気分解により転化させた。二
クロム酸ナトリウム溶液を加える速度は、0.30〜0.73の
ナトリウムイオン対クロム(VI)のモル比がセルを出て
いく陽極液中で制定されるように選択された。試験中
に、セル電圧は4.7Vの初期値から18日間で7.8Vに上昇し
た。この増加は、実施例1中と同様に、電気触媒的に活
性な層のほとんど完全な破壊によるものであった。
実施例3(本発明) ザ・ジャーナル・メタル(the journal METALL)、34
巻、No.11、1980年11月、1016〜1018頁中に記されてい
る如くして融解電着により製造された白金層を有する1
1.4cm・6.7cmの投影前面を有するチタン膨張金属電極
を、この本発明の実施例中で使用した。陽極の白金層の
厚さは2.5μmであった。この陽極を用いて、800g/の
Na2Cr2O7・2H2Oを含有している溶液をクロム酸を含有し
ている溶液に転化させた。二クロム酸ナトリウム溶液を
加える速度は、0.61のナトリウムイオン対クロム(VI)
のモル比がセルを出ていく陽極液中で制定されるように
選択された。
巻、No.11、1980年11月、1016〜1018頁中に記されてい
る如くして融解電着により製造された白金層を有する1
1.4cm・6.7cmの投影前面を有するチタン膨張金属電極
を、この本発明の実施例中で使用した。陽極の白金層の
厚さは2.5μmであった。この陽極を用いて、800g/の
Na2Cr2O7・2H2Oを含有している溶液をクロム酸を含有し
ている溶液に転化させた。二クロム酸ナトリウム溶液を
加える速度は、0.61のナトリウムイオン対クロム(VI)
のモル比がセルを出ていく陽極液中で制定されるように
選択された。
150日の試験期間中に、セル電圧では4.9Vの初期値か
ら5.0Vへのほとんど無視できるほどの増加しかなく、電
気触媒的に活性な層は実質的にそのまま残っていたこと
が示された。
ら5.0Vへのほとんど無視できるほどの増加しかなく、電
気触媒的に活性な層は実質的にそのまま残っていたこと
が示された。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりであ
る。
る。
1.アルカリ一クロム酸塩溶液またはアルカリ二クロム酸
塩溶液の電気分解によるアルカリ二クロム酸塩類および
クロム酸の製造方法において、貴金属塩類を含有してい
る融解物から貴金属類および/または貴金属化合物の電
着により活性化された弁金属類の寸法安定性陽極を使用
して電気分解を実施することからなる改良方法。
塩溶液の電気分解によるアルカリ二クロム酸塩類および
クロム酸の製造方法において、貴金属塩類を含有してい
る融解物から貴金属類および/または貴金属化合物の電
着により活性化された弁金属類の寸法安定性陽極を使用
して電気分解を実施することからなる改良方法。
2.陽極を白金、イリジウム、白金およびイリジウム化合
物、または、該元素類および化合物類の合金で活性化す
る、上記1の方法。
物、または、該元素類および化合物類の合金で活性化す
る、上記1の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノルベルト・レンホフ ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルク ーゼン1・パウル‐クレー‐シユトラー セ 60 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01G 37/14
Claims (1)
- 【請求項1】アルカリ一クロム酸塩溶液またはアルカリ
二クロム酸塩溶液の電気分解によるアルカリ二クロム酸
塩類およびクロム酸の製造方法において、貴金属塩類を
含有している融解物から貴金属類および/または貴金属
化合物の電着により活性化された弁金属類の寸法安定性
陽極を使用して電気分解を実施することを特徴とする改
良方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3829119.3 | 1988-08-27 | ||
DE3829119A DE3829119A1 (de) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | Verfahren zur herstellung von alkalidichromaten und chromsaeure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02102126A JPH02102126A (ja) | 1990-04-13 |
JP2839153B2 true JP2839153B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=6361718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1215129A Expired - Lifetime JP2839153B2 (ja) | 1988-08-27 | 1989-08-23 | アルカリ二クロム酸塩類およびクロム酸の製造方法 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4981573A (ja) |
EP (1) | EP0356804B1 (ja) |
JP (1) | JP2839153B2 (ja) |
KR (1) | KR970003073B1 (ja) |
AR (1) | AR242995A1 (ja) |
BR (1) | BR8904255A (ja) |
CA (1) | CA1337806C (ja) |
DD (1) | DD284059A5 (ja) |
DE (2) | DE3829119A1 (ja) |
ES (1) | ES2031323T3 (ja) |
MX (1) | MX169889B (ja) |
RO (1) | RO107135B1 (ja) |
SU (1) | SU1741612A3 (ja) |
TR (1) | TR24791A (ja) |
ZA (1) | ZA896497B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3829121A1 (de) * | 1988-08-27 | 1990-03-01 | Bayer Ag | Elektrochemisches verfahren zur herstellung von chromsaeure |
US7887681B2 (en) * | 2002-04-11 | 2011-02-15 | Second Sight Medical Products, Inc. | Platinum electrode surface coating and method for manufacturing the same |
CN101892490A (zh) * | 2010-06-24 | 2010-11-24 | 中国科学院青海盐湖研究所 | 一种离子膜电解法连续制备重铬酸钠的方法 |
CN112424114B (zh) * | 2018-05-07 | 2024-07-30 | 柏林自由大学 | 用于从含氯气体中分离、存储和运输氯气的存储介质和方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA739447A (en) * | 1966-07-26 | W. Carlin William | Electrolytic production of chromic acid | |
US3305463A (en) * | 1962-03-16 | 1967-02-21 | Pittsburgh Plate Glass Co | Electrolytic production of dichromates |
US3309292A (en) * | 1964-02-28 | 1967-03-14 | Richard L Andrews | Method for obtaining thick adherent coatings of platinum metals on refractory metals |
US3454478A (en) * | 1965-06-28 | 1969-07-08 | Ppg Industries Inc | Electrolytically reducing halide impurity content of alkali metal dichromate solutions |
US4273628A (en) * | 1979-05-29 | 1981-06-16 | Diamond Shamrock Corp. | Production of chromic acid using two-compartment and three-compartment cells |
-
1988
- 1988-08-27 DE DE3829119A patent/DE3829119A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-08-07 MX MX017093A patent/MX169889B/es unknown
- 1989-08-10 RO RO141222A patent/RO107135B1/ro unknown
- 1989-08-11 US US07/392,873 patent/US4981573A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-15 DE DE8989115032T patent/DE58901476D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-15 EP EP89115032A patent/EP0356804B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-15 ES ES198989115032T patent/ES2031323T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-22 TR TR89/0675A patent/TR24791A/xx unknown
- 1989-08-23 SU SU894614833A patent/SU1741612A3/ru active
- 1989-08-23 JP JP1215129A patent/JP2839153B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-24 BR BR898904255A patent/BR8904255A/pt not_active Application Discontinuation
- 1989-08-25 ZA ZA896497A patent/ZA896497B/xx unknown
- 1989-08-25 AR AR89314749A patent/AR242995A1/es active
- 1989-08-25 CA CA000609437A patent/CA1337806C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-08-25 DD DD89332097A patent/DD284059A5/de not_active IP Right Cessation
- 1989-08-26 KR KR1019890012189A patent/KR970003073B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX169889B (es) | 1993-07-29 |
EP0356804A3 (en) | 1990-04-18 |
KR900003068A (ko) | 1990-03-23 |
DD284059A5 (de) | 1990-10-31 |
US4981573A (en) | 1991-01-01 |
RO107135B1 (ro) | 1993-09-30 |
ES2031323T3 (es) | 1992-12-01 |
CA1337806C (en) | 1995-12-26 |
SU1741612A3 (ru) | 1992-06-15 |
EP0356804A2 (de) | 1990-03-07 |
BR8904255A (pt) | 1990-04-10 |
KR970003073B1 (ko) | 1997-03-14 |
DE58901476D1 (de) | 1992-06-25 |
TR24791A (tr) | 1992-03-10 |
ZA896497B (en) | 1990-05-30 |
EP0356804B1 (de) | 1992-05-20 |
DE3829119A1 (de) | 1990-03-01 |
JPH02102126A (ja) | 1990-04-13 |
AR242995A1 (es) | 1993-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5035779A (en) | Process for producing cathode and process for electrolysis using said cathode | |
KR100735588B1 (ko) | 수용액의 전해용 캐쏘드 | |
JPS5948872B2 (ja) | 電解用陰極及びその製造法 | |
US3974058A (en) | Ruthenium coated cathodes | |
KR870001769B1 (ko) | 전기화학 전해조용 전극 및 그 제조방법 | |
JP2641584B2 (ja) | 寸法安定性をもった陽極 | |
US4162204A (en) | Plated metallic cathode | |
US4454012A (en) | Process for the preparation of methionine | |
JP2839153B2 (ja) | アルカリ二クロム酸塩類およびクロム酸の製造方法 | |
US3945907A (en) | Electrolytic cell having rhenium coated cathodes | |
JP3654204B2 (ja) | 酸素発生用陽極 | |
US4507183A (en) | Ruthenium coated electrodes | |
US3849282A (en) | Metal electrodes and coatings therefor | |
EP0136794A2 (en) | Treatment of cathodes for use in electrolytic cell | |
US4692226A (en) | Process to manufacture glyoxylic acid by electrochemical reduction of oxalic acid | |
JP3264535B2 (ja) | ガス電極構造体及び該ガス電極構造体を使用する電解方法 | |
JPS6340874B2 (ja) | ||
US4177129A (en) | Plated metallic cathode | |
US5094729A (en) | Processes for the preparation of alkali metal dichromates and chromic acid | |
JPS622036B2 (ja) | ||
JP2839156B2 (ja) | アルカリ金属重クロム酸塩及びクロム酸の製造法 | |
JPS6046387A (ja) | 活性電極の再活性化法 | |
JP2839154B2 (ja) | クロム酸の製造法 | |
JPS5846553B2 (ja) | 活性化された電極の製法 | |
JPS586983A (ja) | 電解槽 |