JPH02284431A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents
ヘテロ接合バイポーラトランジスタInfo
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- JPH02284431A JPH02284431A JP10634089A JP10634089A JPH02284431A JP H02284431 A JPH02284431 A JP H02284431A JP 10634089 A JP10634089 A JP 10634089A JP 10634089 A JP10634089 A JP 10634089A JP H02284431 A JPH02284431 A JP H02284431A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はへテロ接合バイポーラトランジスタ(Hete
rojunction l’3ipolar Tran
sistor ; HB T )に関するものである
。
rojunction l’3ipolar Tran
sistor ; HB T )に関するものである
。
m−v族化合物半導体、特にAI Ga As /Ga
As系の半導体におけるエピタキシャル成長技術の進
歩に伴い、従来は作製できなかったヘテロ接合を有する
半導体素子が実現されている。その−例か高電子移動度
トランジスタ(HE MT)であり、また他の例が本発
明に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HB T
)である。
As系の半導体におけるエピタキシャル成長技術の進
歩に伴い、従来は作製できなかったヘテロ接合を有する
半導体素子が実現されている。その−例か高電子移動度
トランジスタ(HE MT)であり、また他の例が本発
明に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HB T
)である。
特にヘテロ接合バイポーラトランジスタでは、半絶縁性
基板上に禁制帯幅の異なる祠料系を成長することで素子
を作製するため、設計の自由度が大きく、それにより、
高速動作が可能な素子の実現が期待される。一般には、
エミッタ層に少なくともベース層より禁制帯幅の大きな
半導体を用いることで、エミッタ層・ベース層のへテロ
接合部において、ベース層中の多数キャリアがエミッタ
層中へ流れ込むことを阻止する。そして、その阻止能力
か増大した分たけベース層中の多数キャリアを増すこと
によって、ベース層か低抵抗化されて高性能化が実現さ
れている。
基板上に禁制帯幅の異なる祠料系を成長することで素子
を作製するため、設計の自由度が大きく、それにより、
高速動作が可能な素子の実現が期待される。一般には、
エミッタ層に少なくともベース層より禁制帯幅の大きな
半導体を用いることで、エミッタ層・ベース層のへテロ
接合部において、ベース層中の多数キャリアがエミッタ
層中へ流れ込むことを阻止する。そして、その阻止能力
か増大した分たけベース層中の多数キャリアを増すこと
によって、ベース層か低抵抗化されて高性能化が実現さ
れている。
ペテロ接合バイポーラトランジスタのより一層の高性能
化のためには、デバイス中のベース層と、ベース・ベー
ス電極間に付随する抵抗の低減を図り、相互コンダクタ
ンスの改善を図ることが1つの課題となっている。その
ため、従来から数種の工夫かベース層の設訓に対して試
みられている。
化のためには、デバイス中のベース層と、ベース・ベー
ス電極間に付随する抵抗の低減を図り、相互コンダクタ
ンスの改善を図ることが1つの課題となっている。その
ため、従来から数種の工夫かベース層の設訓に対して試
みられている。
従来例としては、第1にベース層に対して高濃度に不純
物ドーピングを行なうもの、第2にベース層に超格子構
造を採用するもの、第3にベース層を狭禁制帯幅の材料
で構成するものなどがある。
物ドーピングを行なうもの、第2にベース層に超格子構
造を採用するもの、第3にベース層を狭禁制帯幅の材料
で構成するものなどがある。
第1の従来例の装置では、エミッタ・ベース間における
pn接合の逆方向リーク電流が増大しやすく、トランジ
スタとしての電流増幅率が低下してしまう。また、第2
および第3の従来例によれば、格子定数の一致する材料
を使用しようとするときに、禁制帯幅を制御する上での
制約が大きくなってしまう。逆に、格子定数の異なる材
料を用いると、ベース層の界面において格子不整による
欠陥が発生し、キャリアのトラップ中心、散乱中心とな
って、キャリアの移動か妨げられるという問題点かある
。
pn接合の逆方向リーク電流が増大しやすく、トランジ
スタとしての電流増幅率が低下してしまう。また、第2
および第3の従来例によれば、格子定数の一致する材料
を使用しようとするときに、禁制帯幅を制御する上での
制約が大きくなってしまう。逆に、格子定数の異なる材
料を用いると、ベース層の界面において格子不整による
欠陥が発生し、キャリアのトラップ中心、散乱中心とな
って、キャリアの移動か妨げられるという問題点かある
。
そこで本発明は、かかる課題を解決した品性能のへテロ
接合バイポーラトランジスタを提供することを1」的と
する。
接合バイポーラトランジスタを提供することを1」的と
する。
基板上に本発明に係るヘテロ接合バイポーラトランジス
タは、ザブコレクタ層、コレクタ層、ベス層およびエミ
ッタ層を順次に積層して形成されたヘテロ接合バイポー
ラトランジスタにおいて、ベース層はエミッタ層側に片
寄った位置に一層の狭い井戸層を含み、コレクタ層と井
戸層の間のベス層部分の不純物密度かコレクタ層側に向
って減少傾向となっていることを特徴とする。
タは、ザブコレクタ層、コレクタ層、ベス層およびエミ
ッタ層を順次に積層して形成されたヘテロ接合バイポー
ラトランジスタにおいて、ベース層はエミッタ層側に片
寄った位置に一層の狭い井戸層を含み、コレクタ層と井
戸層の間のベス層部分の不純物密度かコレクタ層側に向
って減少傾向となっていることを特徴とする。
〔f′1 月日
本発明によれば、まずベース層においてエミッタ層側に
一層の井戸層を設けているので、ベース電極とのコンタ
クト抵抗か低減され相互コンダクタンスが改善される。
一層の井戸層を設けているので、ベース電極とのコンタ
クト抵抗か低減され相互コンダクタンスが改善される。
また、井戸層とコレクタ層の間のベース層において、コ
レクタ層方向に不純物濃度を低減傾向としているので、
エミッタ層からコレクタ層に走行するキャリアの加速を
可能にしながら、あわせてベース電極とベース層とのコ
ンタクト抵抗の低減を可能にしている。
レクタ層方向に不純物濃度を低減傾向としているので、
エミッタ層からコレクタ層に走行するキャリアの加速を
可能にしながら、あわせてベース電極とベース層とのコ
ンタクト抵抗の低減を可能にしている。
以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は本発明の実施例に係るペテロ接合
バイポーラトランジスタを示し、第1図および第2図(
a)は素子断面図、第2図(b)はバンド構造図、同図
(c)は組成比yを示す図、同図(d)、(e)は第1
、第2の態様の実施例におけるキャリア濃度分布をボす
図である。第1図および第2図(a)に示す通り、例え
ば半絶縁性のGa As等からなる基板(図示せず)の
上には、例えばn型のGa Asからなるサブコレクタ
層1が積層され、その上には例えばi型のGaAsから
なるコレクタ層2とベース層3が順次に積層されている
。ここで、本発明において特徴的なことは、ベース層3
か第1.第2ベース層3132とその間の月戸層33か
らなり、その構造が図示のように設定されていることで
ある。すなわち、第1ベース層31はGaAsからなり
、キャリア密度は第2図(d)または(e)の如く、井
戸層33に向って増加傾向となっている。第2ベース層
32もGa Asからなり、キャリア密度は一定(実施
例では低密度)となっている。
バイポーラトランジスタを示し、第1図および第2図(
a)は素子断面図、第2図(b)はバンド構造図、同図
(c)は組成比yを示す図、同図(d)、(e)は第1
、第2の態様の実施例におけるキャリア濃度分布をボす
図である。第1図および第2図(a)に示す通り、例え
ば半絶縁性のGa As等からなる基板(図示せず)の
上には、例えばn型のGa Asからなるサブコレクタ
層1が積層され、その上には例えばi型のGaAsから
なるコレクタ層2とベース層3が順次に積層されている
。ここで、本発明において特徴的なことは、ベース層3
か第1.第2ベース層3132とその間の月戸層33か
らなり、その構造が図示のように設定されていることで
ある。すなわち、第1ベース層31はGaAsからなり
、キャリア密度は第2図(d)または(e)の如く、井
戸層33に向って増加傾向となっている。第2ベース層
32もGa Asからなり、キャリア密度は一定(実施
例では低密度)となっている。
より厚い第1ベース層31とより薄い第2ベース層32
の間に設けられる井戸層33は、例えばIn Ga
Asで形成されるが、極めて薄くy 1−y かつ−層である。第2図(c)の実線では組成比yは急
峻に変化するとしているが、点線のように格子欠陥の入
らない範囲に於て傾斜的に変化させることも可能である
。この傾斜の範囲は、欠陥の入らない、またはベース領
域をはみ出さない部分にて設けるものとする。但し、キ
ャリア密度については第2図(d)、(e)のように低
密度であっても有限値であってもよい。ベース層3の上
に積層されるn型AI Ga Asからなるエミ
x 1−x ツタ層5は、中央のエミッタ層51と、上側のエミッタ
グレーディング層52と、下側のエミッタグレーディン
グ層53からなり、エミッタ層51の組成比Xはx=0
.3、エミッタグレーディング層52の組成比Xはエミ
ッタ層51側に向って増加傾向(x = 0−0 、
3 ) 、エミッタグレーディング層53の組成比Xは
ベース層3側に向って減少傾向(x=0.3→0)とな
っている。更に、エミッタグレーディング層52の上に
は、例えばn型Ga Asからなるエミッタキャップ層
6が設けられている。上記の構造において、コレクタ電
極71はサブコレクタ層1の上にオーミック接触して設
けられ、ベース電極72はベース層4の上にオーミック
接触して設けられ、エミッタ電極73はエミッタキャッ
プ層6の上にオーミック接触して設けられている。
の間に設けられる井戸層33は、例えばIn Ga
Asで形成されるが、極めて薄くy 1−y かつ−層である。第2図(c)の実線では組成比yは急
峻に変化するとしているが、点線のように格子欠陥の入
らない範囲に於て傾斜的に変化させることも可能である
。この傾斜の範囲は、欠陥の入らない、またはベース領
域をはみ出さない部分にて設けるものとする。但し、キ
ャリア密度については第2図(d)、(e)のように低
密度であっても有限値であってもよい。ベース層3の上
に積層されるn型AI Ga Asからなるエミ
x 1−x ツタ層5は、中央のエミッタ層51と、上側のエミッタ
グレーディング層52と、下側のエミッタグレーディン
グ層53からなり、エミッタ層51の組成比Xはx=0
.3、エミッタグレーディング層52の組成比Xはエミ
ッタ層51側に向って増加傾向(x = 0−0 、
3 ) 、エミッタグレーディング層53の組成比Xは
ベース層3側に向って減少傾向(x=0.3→0)とな
っている。更に、エミッタグレーディング層52の上に
は、例えばn型Ga Asからなるエミッタキャップ層
6が設けられている。上記の構造において、コレクタ電
極71はサブコレクタ層1の上にオーミック接触して設
けられ、ベース電極72はベース層4の上にオーミック
接触して設けられ、エミッタ電極73はエミッタキャッ
プ層6の上にオーミック接触して設けられている。
次に、上記実施例の作用をより具体的に説明する。
ます、ベース層3中の井戸層33は一層のみであるため
、多重量子井戸(1η造のものと異なり、格子不整によ
る格子欠陥の発生か少なくなる。すなわち、井戸層33
の厚さを格子不整による歪みが十分に緩和させつる程度
の厚さ(臨界膜厚程度の厚さ)とすることで、トラップ
準位や散乱中心の発生を防ぎ、キャリアの移動を良好に
保ちうる。
、多重量子井戸(1η造のものと異なり、格子不整によ
る格子欠陥の発生か少なくなる。すなわち、井戸層33
の厚さを格子不整による歪みが十分に緩和させつる程度
の厚さ(臨界膜厚程度の厚さ)とすることで、トラップ
準位や散乱中心の発生を防ぎ、キャリアの移動を良好に
保ちうる。
また、この井戸層33はベース層B中のエミッタ層5側
に14寄った位置に形成されるので、ベース電極72と
の間のコンタクト抵抗を低減できる。
に14寄った位置に形成されるので、ベース電極72と
の間のコンタクト抵抗を低減できる。
特に、ベース電極72の形成に際してベース層3を僅か
にエツチングすれば、ベース電極72は井戸層33ある
いはキャリア密度の高い第2ベース層32と接すること
になるので、上記のコンタクト抵抗を更に低減させて相
互コンダクタンスをより改浮することができる。
にエツチングすれば、ベース電極72は井戸層33ある
いはキャリア密度の高い第2ベース層32と接すること
になるので、上記のコンタクト抵抗を更に低減させて相
互コンダクタンスをより改浮することができる。
一方、第1ベース層31において井戸層33側で高密度
となるようなキャリア密度分布を持たせているため、エ
ミッタ層5からベース層3に注入された電子(キャリア
)を加速することができる。
となるようなキャリア密度分布を持たせているため、エ
ミッタ層5からベース層3に注入された電子(キャリア
)を加速することができる。
ここで、電子にある程度十分なエネルギーを持たせて走
行させるならば、エミッタ層5の近くに存在する井戸層
33の過剰電子がキャリア伝導に与える影響を、十分に
小さくてきる。
行させるならば、エミッタ層5の近くに存在する井戸層
33の過剰電子がキャリア伝導に与える影響を、十分に
小さくてきる。
更に、上記構造のへテロ接合バイポーラトランジスタは
、ベース層3中の多数キャリア密度が変動しないという
特徴をも有している。すなわち、正孔分布について考え
ると、電子密度が低い場合の1F孔分(Hiは不純物密
度と同−様にエミッタ層5の近傍でキャリア数が多くな
る。また、伝導電子密度か不純物密度に比べて無視てき
ない程度になると、多数キャリアの分布によるドリフト
電界は存在しなくなるが、ベース層3中の電子の分布は
エミッタ・ベース端とベース・コレクタ端の電子数によ
り決定されるため、電子密度はエミッタ層5の方向に向
って大となる。従って、いかなるバイアス条件であって
も正孔密度はエミッタ層5よリコレクタ層2の方向に向
って小さくなるため、正孔は見掛は上で井戸層33近傍
に集中することになる。
、ベース層3中の多数キャリア密度が変動しないという
特徴をも有している。すなわち、正孔分布について考え
ると、電子密度が低い場合の1F孔分(Hiは不純物密
度と同−様にエミッタ層5の近傍でキャリア数が多くな
る。また、伝導電子密度か不純物密度に比べて無視てき
ない程度になると、多数キャリアの分布によるドリフト
電界は存在しなくなるが、ベース層3中の電子の分布は
エミッタ・ベース端とベース・コレクタ端の電子数によ
り決定されるため、電子密度はエミッタ層5の方向に向
って大となる。従って、いかなるバイアス条件であって
も正孔密度はエミッタ層5よリコレクタ層2の方向に向
って小さくなるため、正孔は見掛は上で井戸層33近傍
に集中することになる。
なお、第2図(d)、(e)の構造を比較すると、同図
(d)では井戸層33でのキャリア密度をゼロとしてい
るか、この場合でもベース層3の多数キャリアは多くが
井戸層33に入り込む。従って、ヘテロ接合バイポーラ
トランジスタを駆動する変調信号を小さくできるので、
相互コンダクタンスの一層の改善が図られる。また、第
2図(d)、(e)におけるNA□値(キャリア密度値
)はゼロとすることも可能である。不純物分布について
は指数関数的に変化するものに限らず、コレクタ層2側
に向って減少傾向であれば、一定値の部分があってもよ
く線形に変化するものであってもよい。コレクタ層2に
ついてはキャリア密度をゼロとしてもよいが、例えば第
2図(d)、(e)の点線のように有限値としてもよい
。
(d)では井戸層33でのキャリア密度をゼロとしてい
るか、この場合でもベース層3の多数キャリアは多くが
井戸層33に入り込む。従って、ヘテロ接合バイポーラ
トランジスタを駆動する変調信号を小さくできるので、
相互コンダクタンスの一層の改善が図られる。また、第
2図(d)、(e)におけるNA□値(キャリア密度値
)はゼロとすることも可能である。不純物分布について
は指数関数的に変化するものに限らず、コレクタ層2側
に向って減少傾向であれば、一定値の部分があってもよ
く線形に変化するものであってもよい。コレクタ層2に
ついてはキャリア密度をゼロとしてもよいが、例えば第
2図(d)、(e)の点線のように有限値としてもよい
。
次に、第1図および第2図の構造を具体的に示す。ます
、半絶縁性のn型Ga Asからなる基板(図示せず)
の上には、1. 5 X 1.0”’cm−3程度のキ
ャリア密度(Si ドープ)のn型Ga Asからな
るサブコレクタ層1を、7500A程度の厚さで設ける
。次に、ザブコレクタ層2の上にはi型または5X10
”cm”程度のキャリア密度を有するn型のGa As
からなるコレクタ層2を3500A程度の厚さで形成す
る。
、半絶縁性のn型Ga Asからなる基板(図示せず)
の上には、1. 5 X 1.0”’cm−3程度のキ
ャリア密度(Si ドープ)のn型Ga Asからな
るサブコレクタ層1を、7500A程度の厚さで設ける
。次に、ザブコレクタ層2の上にはi型または5X10
”cm”程度のキャリア密度を有するn型のGa As
からなるコレクタ層2を3500A程度の厚さで形成す
る。
コレクタ層2の上には最大で8x1.019cm”程度
、コレクタ層2の界面で1×1016cm−3程度のキ
ャリア密度(Zn ドープ)を有するp型(又はアンド
ープ)のGa Asからなる第1ベース層3]を800
A程度の厚さで形成し、第1ベース層31の上には3x
1.019cm−3程度のキャリア密度(Zn ドー
プ)を有するp型(又はアンドープ)のI n G
a Asからなる井戸層33を0.25 0.7
5 100A程度の厚さで形成し、その上にアンドブスペー
サ層としてi型Ga Asからなる第2ベース層32を
100A程度に形成する。第2ベース層32の上には5
xlO17cm”程度のキャリア密度(Sit’−プ)
を有するn型のAρ8Ga As (x−0,3
→0)からなる下側ニ−X ミッタグレーディング層53を300A程度の厚さで形
成する。エミッタグレーディング層53の上には5X1
017c%程度のキャリア密度(Siドープ)を有する
n型のAΩ Ga Asか0.3 0.7 らなるエミッタ層5]を100oAの厚さで形成し、こ
のエミッタ層51の上には5 X 1017cm−3程
度のキャリア密度(Si ドープ)を有するn型のA
Ω Ga As (x=0→0.3)からなx
1.−X る上側エミッタグレーディング層52を300A程度の
厚さで形成する。そして、エミッタグレーディング層5
2の上に1 、’ 5 X 1018cm−3程度の
キャリア密度(Si ドープ)を有するn型のGaA
sからなるエミッタキャップ層6を100oA程度の厚
さで形成し、図示のコレクタ電極71゜ベース電極72
およびエミッタ電極73を形成する。ここで、コレクタ
電極71およびエミッタ電極73についてはAu Gc
/Ni /Auを、ベース電極72についてはAU
zn又はA u M nを用いることができる。
、コレクタ層2の界面で1×1016cm−3程度のキ
ャリア密度(Zn ドープ)を有するp型(又はアンド
ープ)のGa Asからなる第1ベース層3]を800
A程度の厚さで形成し、第1ベース層31の上には3x
1.019cm−3程度のキャリア密度(Zn ドー
プ)を有するp型(又はアンドープ)のI n G
a Asからなる井戸層33を0.25 0.7
5 100A程度の厚さで形成し、その上にアンドブスペー
サ層としてi型Ga Asからなる第2ベース層32を
100A程度に形成する。第2ベース層32の上には5
xlO17cm”程度のキャリア密度(Sit’−プ)
を有するn型のAρ8Ga As (x−0,3
→0)からなる下側ニ−X ミッタグレーディング層53を300A程度の厚さで形
成する。エミッタグレーディング層53の上には5X1
017c%程度のキャリア密度(Siドープ)を有する
n型のAΩ Ga Asか0.3 0.7 らなるエミッタ層5]を100oAの厚さで形成し、こ
のエミッタ層51の上には5 X 1017cm−3程
度のキャリア密度(Si ドープ)を有するn型のA
Ω Ga As (x=0→0.3)からなx
1.−X る上側エミッタグレーディング層52を300A程度の
厚さで形成する。そして、エミッタグレーディング層5
2の上に1 、’ 5 X 1018cm−3程度の
キャリア密度(Si ドープ)を有するn型のGaA
sからなるエミッタキャップ層6を100oA程度の厚
さで形成し、図示のコレクタ電極71゜ベース電極72
およびエミッタ電極73を形成する。ここで、コレクタ
電極71およびエミッタ電極73についてはAu Gc
/Ni /Auを、ベース電極72についてはAU
zn又はA u M nを用いることができる。
本発明については、種々の変形が可能である。
例えば、実施例ではへテロ接合バイポーラトランジスタ
をn−p−n型としたが、導電型を逆にしてp−n−p
型とすることも可能である。また、1 ] 実施例とは異なる化合物半導体材料に置換することも可
能である。
をn−p−n型としたが、導電型を逆にしてp−n−p
型とすることも可能である。また、1 ] 実施例とは異なる化合物半導体材料に置換することも可
能である。
以上、詳細に説明した通り本発明では、まずベース層に
おいてエミッタ層側に一層の井戸層を設けているので、
ベース電極とのコンタクト抵抗を低減させて相互コンダ
クタンスを改善できる。また、井戸層とコレクタ層の間
のベース層において、コレクタ層方向に不純物濃度を低
減傾向としているので、エミッタ層からコレクタ層に走
行するキャリアの加速を可能にしながら、あわせてベー
ス電極とベース層とのコンタクト抵抗の一層の低減を可
能にしている。このため、高性能のへテロ接合バイポー
ラトランジスタを提供することができる。
おいてエミッタ層側に一層の井戸層を設けているので、
ベース電極とのコンタクト抵抗を低減させて相互コンダ
クタンスを改善できる。また、井戸層とコレクタ層の間
のベース層において、コレクタ層方向に不純物濃度を低
減傾向としているので、エミッタ層からコレクタ層に走
行するキャリアの加速を可能にしながら、あわせてベー
ス電極とベース層とのコンタクト抵抗の一層の低減を可
能にしている。このため、高性能のへテロ接合バイポー
ラトランジスタを提供することができる。
度で説明する図である。
1・・・サブコレクタ層、2・・・コレクタ層、3・・
・ベース層、31・・・第1ベース層、32・・・第2
ベース層(アンドープスペーサ層)、33・・・井戸層
、5・・・エミッタ層、51・・・エミッタ層、525
3・・・エミッタグレーディング層、6・・・エミッタ
キャップ層、71・・・コレクタ電極、72・・・ベー
ス電極、73・・・エミッタ電極。
・ベース層、31・・・第1ベース層、32・・・第2
ベース層(アンドープスペーサ層)、33・・・井戸層
、5・・・エミッタ層、51・・・エミッタ層、525
3・・・エミッタグレーディング層、6・・・エミッタ
キャップ層、71・・・コレクタ電極、72・・・ベー
ス電極、73・・・エミッタ電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板上に第1導電型のサブコレクタ層およびコレク
タ層、第2導電型のベース層並びに第1導電型のエミッ
タ層を順次に積層して形成されたヘテロ接合バイポーラ
トランジスタにおいて、前記ベース層は前記エミッタ層
側に片寄った位置に一層の狭い井戸層を含み、 前記コレクタ層と前記井戸層の間の前記ベース層部分の
不純物密度が前記コレクタ層側に向って減少傾向となっ
ていることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106340A JP2780328B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106340A JP2780328B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284431A true JPH02284431A (ja) | 1990-11-21 |
JP2780328B2 JP2780328B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=14431114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1106340A Expired - Fee Related JP2780328B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2780328B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6426266B1 (en) | 1997-12-22 | 2002-07-30 | Nec Corporation | Manufacturing method for an inverted-structure bipolar transistor with improved high-frequency characteristics |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522874A (en) * | 1978-08-08 | 1980-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor integrated circuit device with lateral transistor |
JPS61248561A (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-05 | インタ−ナショナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−ション | 半導体構造体 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP1106340A patent/JP2780328B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522874A (en) * | 1978-08-08 | 1980-02-18 | Mitsubishi Electric Corp | Semiconductor integrated circuit device with lateral transistor |
JPS61248561A (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-05 | インタ−ナショナル・ビジネス・マシ−ンズ・コ−ポレ−ション | 半導体構造体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6426266B1 (en) | 1997-12-22 | 2002-07-30 | Nec Corporation | Manufacturing method for an inverted-structure bipolar transistor with improved high-frequency characteristics |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2780328B2 (ja) | 1998-07-30 |
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