JPH02283426A - 樹脂プレートの製造方法 - Google Patents

樹脂プレートの製造方法

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JPH02283426A
JPH02283426A JP10664489A JP10664489A JPH02283426A JP H02283426 A JPH02283426 A JP H02283426A JP 10664489 A JP10664489 A JP 10664489A JP 10664489 A JP10664489 A JP 10664489A JP H02283426 A JPH02283426 A JP H02283426A
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Japan
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film
resin
resin plate
thermoplastic resin
image
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JP10664489A
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Masashige Akagi
赤城 正茂
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Fujicopian Co Ltd
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Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネームプレー1・やIDカード、学校や会社
ならびに官庁などの各種団体用もしくは個人用の名札、
表札、電車やハスなどのタイヤ表示板、駅名などの各種
案内板、ならびに町名や番地の表示板、屋外屋内の各種
看板などに使用される表示用の樹脂プレートの製造方法
であって、詳しくは、樹脂板と一側面に印像が形成され
ているフィルムとのうちの少くとも一方の表面部を熱可
塑性樹脂にて構成し、前記樹脂板の片面と、前記フィル
ムの片面とを前記熱可塑性樹脂を挟む姿勢で重合させて
、前記熱可塑性樹脂を軟化温度以−Lに加熱しながら互
いに押圧し、もって、前記樹脂板の片面に印像形成後の
前記フィルムを接着する樹脂プレー1への製造方法に関
する。
〔従来の技術〕
冒記樹脂プレートの製造方法は、例えば実開昭58−3
1180号公報に記載されているように、樹脂板表面に
表面用文字を手書きで書き込んで製造するのではな(、
コンピュータやワードプロセンサーからの出力信号に基
づいて作動するプリンターを利用してフィルムに表示用
印像を能率良く形成し、印像形成後のフィルムと樹脂板
とを、熱可塑化状態に加熱される熱可塑性樹脂を介して
加圧接着して、従来、手作業で多種類のものを少量づつ
製造していた表示用の樹脂プレートを、短時間でし、か
も低価格で提供できるようにしたものであるが、例えば
特開昭63193884号公報に開示されているように
、印像か形成されたフィルムの印像形成面に、印像を雨
や外気あるいは摩擦などから保護するだめの保護材を別
途ラミネートしてシート状の表示体を構成し、このシー
ト状の表示体のフィルム側を合成樹脂板に熱融着してい
た。
〔発明が解決しようとする課題] フィルムの印像形成面に保護]Aを別途ラミネートして
シー1〜状の表示体を構成し、次に、このシート状の表
示体のフィルム側を合成樹脂板に加熱加圧しながら接着
していたため、製造に手間がかかり、生産性が低い欠点
、並びに、樹脂板側から印像を透視できるようにする為
には、フィルムと樹脂板との双方を透明な材料で構成し
なげればならない欠点があった。
本発明は上記実状に鑑みて為されたものであって、フィ
ルムと樹脂板との接着方法を工夫することにより、製造
を容易にして生産性を向上させることができ、しかも、
樹脂板側から印像を透視できるようにするあたっても材
料選択上の制約が少い樹脂プレートの製造方法を提供す
ることを目n勺とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
上記目的を達成する為の本発明の特徴構成は、冒記樹脂
プレー1〜の製造方法において、前記樹脂板と前記フィ
ルムとのうちの少くとも一方は透明な材料で構成された
ものを用いるとともに、前記フィルムの前記印像が形成
されている印像形成面と、前記樹脂板の片面とを前記熱
可塑性樹脂を挟む姿勢で重合させて、接着する点にあり
、かかる構成から次の作用効果を奏する。
〔作 用] フィルムの印像形成面側を樹脂板に接着するから、印像
はフィルムと樹脂板とで保護され、従来のような、印像
保護の為の保護材をフィルムに別途ラミネートする作業
が不要になる。
又、フィルムと樹脂板との間に印像を介在させるから、
樹脂板側から印像を透視できるようにする為には少くと
も樹脂板を透明な材料で構成すれば良く、一方、フィル
11側から印像を透視できるようにする為には少くとも
フィルムを透明な材料で構成すれば良い。
(発明の効果〕 請求項1記載の樹脂プレートの製造方法は、フィルムの
印像形成面に保護祠を別途ラミネートする必要がないか
ら、製造を容易にして生産性を向上させることができ、
しかも、樹脂板側或いはフィルム側から印像を透視でき
るようにする為には、少くともその透視しようとする材
料のみを透明な材料にすれば良いから、材料選択上の制
約を少くすることができる。
請求項2.3記載の樹脂プレー1〜の製造方法は、いず
れも、樹脂板とフィルムのうちの一方の軟化温度未満の
温度で加熱するから、樹脂板とフィルムとの境界面の形
状を一定に保持てき、印像に歪のが生じにくい。
請求項4記載の樹脂プレートの製造方法は、前記印像を
感熱溶融転写インクにより形成しであるから、コンピュ
ータやワードプロセッサーからの出力信号に基づいて作
動するプリンターを利用して、安価かつ短時間に印像を
形成することができ、しかも、前記感熱溶融転写インク
のベヒクルが前記熱可塑性樹脂と相溶性のある樹脂成分
を含有しているから、フィルムに固着した感熱溶融転写
インクは、フィルム接着時の加熱によって熱可製化した
熱可塑性樹脂に相溶して一体化し、フィルムへの印像転
写時とはほぼ同様な鮮明な印像の樹脂プレートを製造で
きる。
請求項5記載の樹脂プレートの製造方法は、前記フィル
ムの前記印像を形成しない背面に、シートが軽接着され
てなるから、つまり、前記シートが容易に剥離可能な程
度で軽く接着されているから、フィルム強度を補強して
その取扱いを容易化できるとともに、必要に必してこの
シートを剥離できる。
請求項6記載の樹脂プレートの製造方法は、前記樹脂板
が透明な材料で構成され、前記フィルムの少くとも両面
が前記熱可塑性樹脂で構成されるとともに、前記フィル
ムの背面に軽接着されてなるシートは、当該フィルムが
熱可塑化された状態にて当該フィルムに強く接着される
樹脂製シー1〜であるから、シートを有効利用して耐久
性の優れた樹脂プレートを容易に製造できる。
〔実施例〕
次に、本発明の詳細な説明する。
本発明方法に使用するフィルム(1)は少くとも印像が
形成される片面表面部が熱可塑性樹脂から構成されてい
れば良いが、本実施例では、その全体が熱可塑性樹脂か
ら構成され、当該熱可塑性樹脂は、後述する熱転写イン
クシー1−(C)の感熱溶融転写インクのベヒクルと相
溶性のある樹脂であって、樹脂板(5)の軟化温度より
低い軟化点を有するものであれば、インクのベヒクルに
合わせて適宜選択すればよい。
当該樹脂の例としては、ポリアミド系樹脂(軟化点50
〜120°C程度のものが適当)、ポリウレタン系樹脂
、ポリエステル系樹脂(分子量2X10’〜3X10’
程度のものが適当)、エチレン−酢酸ビニル共重合体系
樹脂(軟化点50〜90°C程度のものが適当)、ブチ
ラール系樹脂(たとえばポリビニルブチラール)、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、低密度ポリエチレ
ン樹脂、シンジオタクチック−1,2−ポリブタジェン
樹脂(融点75〜90°C程度のものが適当)、スチレ
ン−ブタジェン共重合体、塩化ビニル樹脂、塩素化ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂などが適宜使用でき
る。
これら樹脂を使用するばあい、これらの樹脂の1種もし
くは複数種の混合物あるいはこれらを主成分として他の
樹脂成分や添加物などを混合したものであってもよい。
尚、本発明に用いるフィルム(1)は、当該樹脂成分自
体をシート状にしたもののみならず、当該樹脂成分を布
や紙、あるいは他の樹脂よりなるシート状物の表面に適
当な厚さで塗布したものであってもよい。当該樹脂成分
自体のシト状物および当該樹脂成分の塗布厚さは、10
〜100 μ「程度であればよい。
前記フィルム(1)の裏面に粘着剤を塗布して他の物に
固着しやすいようにしてもよいが、粘着剤を塗布するか
わりにフィルム(1)自体を熱融着性の樹脂で構成して
もよい。
又、後述するプリンター(B)に当該フィルム(1)を
装着するに当たり、当該フィルム(1)の裏面がプラテ
ンに対し熱融着性を有していたり、粘着剤が塗布されて
いたり、あるいは柔軟でプラテンに巻き付いてしまった
りするおそれがあるばあいは、裏面に剥離紙などのシー
ト(3)を剥離可能な程度に軽接着しておくのもよい。
つぎに、フィルム(1)に印像を形成するための熱転写
インクシート(C)について説明する。
当該熱転写インクシー1−(C)は、通常のコンデンサ
ー紙やグラシン紙などの薄い高密度紙、あるいはポリエ
ステル、ポリエチレン、ポリカーボネートなどの樹脂フ
ィルムからなるベースの表面に感熱溶融転写インク層が
設けられているものである。
当該インク層をベースに設けるには、通常のホントメル
トコーティングあるいは水や有機溶剤を使用するソルベ
ントコーティングなどの方法によればよい。
前記ベースの裏面には必要に応じシリコーン樹脂やその
他従来より知られているスティック防止層を必要に応じ
て設けてもよい。
また感熱溶融転写インク層は、−回の使用で選択された
箇所が完全に転写するワンタイムタイプと、−回の転写
では完全に転写せずに多数回の使用が可能なマルチタイ
プとのいずれのタイプのものであってもよいが、フィル
ム(1)に溶融転写される着色インクは、前記フィルム
(1)の表面部を構成する熱可塑性樹脂成分と相溶性の
ある樹脂を含有している。
当該相溶性の樹脂成分としては、前記例示の熱可塑性樹
脂と同様なものでフィルム(1)の表面部を構成するも
のと同種のものが好ましいが、異種のものであっても同
様な溶解度パラメーターを有するものであれば適宜使用
できる。このような樹脂成分を重量割合で転写着色イン
クのベヒクル全量の約3/20以上含有するのが適当で
ある。
前記異種の樹脂で相溶性のある組合せとしては、たとえ
ば第1表に示す組合せがあげられる。
第1表の各組合せにおいて、インクベヒクル中の相溶性
の樹脂成分は単独で用いてもよく、あるいは2種または
それ以上の混合物として用いてもよい。なおインクベヒ
クルの樹脂成分には、非相溶性の樹脂を用いても良いこ
とは勿論である。
第 表 ノイルムU)樹脂と殉浴江のゐる引脂灰ガを意味Tる。
転写着色インクのベヒクルには、本発明の目的を損なわ
ない範囲内で、その他の通常の各種ワックスや熱可塑性
樹脂、さらにオイルなどの粘度調整剤などをいずれも使
用でき、前記相溶性の樹脂成分との混合性や相溶性およ
び粘度や融点などを、印字の鮮明性を保持するように適
宜調整するように選択して使用すればよい。また着色剤
についても通常の染料、顔料を適宜選択して使用すれば
よい。
当該転写着色インクの粘度は、100°Cにおいて約2
ホイズ以上とするのが適当である。
ワンタイムタイプにおいては、感熱溶融転写インク層を
1層のみならず2層以上に構成してもよい。たとえば、
着色インク層における転写時のベースとの剥離性がわる
いばあいは、着色インク層とベースとの間に、転写加熱
時の粘度が極めて低くなるワックスなどからなる層を設
けたり、あるいはシリコーン樹脂などの剥離性のある材
料を有する非転写層を設けたりしてもよい。また、着色
インク層の表面に着色剤を含有しない転写層を設けてフ
ィルム(1)に不測に着色インクが転写しないようにし
てもよい。
マルチタイプについては、従来より知られている構成の
ものが適宜使用でき、非転写性樹脂スポンジ層中に転写
着色インクを含浸したものが好ましい。
つぎに、前記フィルム(1)の印像形成面(4)が接着
される樹脂板(5)について説明する。
当該樹脂板(5)としては、前記フィルム(1)の印像
形成面(4)に加熱加圧することで接着する性質を有す
るものであればよく、それ自体が熱接着性を有さなくて
も、前記印像形成面(4)が当該樹脂板(5)に対して
熱接着性を有していればよい。その例としては、硬質も
しくは軟質の塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、四フッ化エチレンコ
ポリマー樹脂、ニフッ化エチレンコポリマー樹脂などが
適宜使用できる。また当該樹脂板(5)は、単層のもの
に限らず、たとえば、アクリル樹脂層の表面に四フッ化
エチレンコポリマー層を有し、裏面に軟質もしくは硬質
の塩化ビニル樹脂層を有する多層構造樹脂板を用いても
よい。
前記フィルム(1)または樹脂板(5)は少くとも一方
が透明であればよいが、通常は樹脂板(5)の方を透明
にして樹脂板(5)の側から印像を透視できるようにす
る。
透明な樹脂板(5)を用いると、フィルム(1)に順文
字の印像を形成することができる。
フィルム(1)の方を透明にしてフィルム(1)の側か
ら印像を透視できるようにしてもよい。
この場合は逆文字の印像を形成すればよい。
前記樹脂板(5)およびフィルム(1)のいずれかまた
はすべてに紫外線吸収剤などを混入しておけば、耐候性
−層間上することができる。
つぎに本発明の樹脂プレート(6)の製造方法の具体例
を示す。
第1方法(第1図参照) 第1図(イ)示すように、パーソナルコンピュタ(八)
により処理された印像信号を感熱転写プリンター(B)
入力し、前記フィルム(1)の熱可塑性樹脂表面に前記
熱転写インクシート(C)を用いて、第2図に示すよう
に、印像(2)を形成する。
当該フィルム(1)の印像が形成されない背面には前述
の剥離シートなどの樹脂製シート(3)を剥離可能な程
度に軽接着して、容易に取扱えるように補強しである。
次に、第1図(n)に示すように、当該フィルム(1)
の印像形成面(4)と、前記樹脂板(5)の片面とを対
向させる姿勢で重ね合せ、第1図(ハ)に示すように、
ローラ式の熱プレス具(、D)を用いて、フィルム(1
)の熱可塑性樹脂の軟化温度以上でかつ樹脂板(5)の
軟化温度未満の温度で加熱しなから脱泡加圧し、樹脂板
(5)の片面に印像形成後のフィルム(1)が接着され
てなる樹脂プレート(6)を得る。
前記樹脂製シート(3)は、樹脂プレート(6)を形成
した後で剥離できるようにしても良いが、本実施例では
、前述の熱プレスa (D)による加熱加圧時にフィル
ム(1)に熱接着させて、耐久性の優れた樹脂プレート
(6)を製造できるようにしである。
前記フィルム(1)と前記樹脂板(5)とが共に透明な
材料で構成する場合には、フィルム(1)に接着される
前述の樹脂製シート(3)を不透明な材料で構成してお
いて、印像を見易くするための背景を構成するようにし
ても良い。
又、前記印像(2)を形成する感熱溶融転写インクのベ
ヒクルは、フィルム(1)の熱可塑性樹脂と相溶性のあ
る樹脂成分を含有しており、第3図に示すように、フィ
ルム(1)に固着した転写着色インクは、フィルム(1
)に相溶し一体化することとなる。当該一体止は、印字
時には主にフィルム(1)との接触箇所に生じるが、当
該フィルム(1)の少なくとも表面部が樹脂板(5)と
の接着時に軟化温度以上に加熱される熱可塑性樹脂より
なるので、この時の加熱によりインクによる印像が全体
的にフィルム(1)表面部の熱可塑性樹脂と一体化して
いくこととなり、そのため接着時の加熱と加圧力を受け
ても、フィルム(1)に一体止されたインクは、その熱
溶融温度以上の高温度に加熱されているにもかかわらず
、流れることがなく、印像形成時とほぼ同様な鮮明な像
形前を維持することができる。
第2方法(第4図参照) 別の方法として、プリンターを使用せずに熱線を使用し
て印像をフィルム(1)に形成することも可能である。
当該方法では、所定の印像をカーボンなどの光熱変換機
能を有する物質で形成した原稿(E)を作成し、第4図
(イ)に示すように、当該原稿(E)をフィルム(1)
と重ねられた熱転写インクシート(C)の裏面、あるい
は薄いフィルム(1)であればフィルム(1)の裏面に
重ね、第4図(TI)に示すように、赤外線などの光を
照射することで、前記光熱変換物質による像に対応する
像状にインク層をフィルム(1)に転写する。以下の操
作は第1方法と同様にすればよい。
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1〜4 市販の感熱プリンターにより、第2表に示すフィルムに
第2表に示す熱転写インクシートを用いて印像を形成し
た。
ついで市販の熱プレス機を用い、前記フィルムの印像側
に第2表に示す透明樹脂板を第2表に示す温度で接着し
た。
前記実施例1〜4のいずれにおいても、接着時に印像が
流れず、鮮明な印像を有する樹脂プレートかえられた。
なお、前記実施例3で使用しフィルムに前記実施例1で
使用した熱転写インクシートを用いて印字したものは、
接着に印像が流れて判読が不可能になった。
第 表 〔その他の実施例〕 樹脂板(5)の片面表面部を前述の熱可塑性樹脂で構成
し、フィルム(1)を、少くともその印像形成面(4)
が樹脂板(5)の熱可塑性樹脂表面に加熱加圧されるこ
とで接着する性質を有する材料で構成するとともに、樹
脂板(5)の熱可塑性樹脂表面とフィルム(1)の印像
形成面(4)とを、熱可塑性樹脂の軟化温度以上でかつ
フィルム(1)の軟化温度未満の温度で加熱しながら互
いに押圧しても良い。
この場合、前記熱可塑性樹脂と相溶性のある樹脂成分を
含有するベヒクルの感熱溶融転写インクで印像(2)を
形成することで、印像(2)は、第5図に示すように、
樹脂板(5)側に相溶して一体化される。
上記実施例において、前記フィルム(1)を前記熱可塑
性樹脂への接着力が弱い、例えばポリエステル樹脂で構
成し、このフィルム(1) ヲ樹脂板(5)に接着して
樹脂板(5)側に印像(2)を形成した後、印像(2)
が形成されている熱可塑性樹脂が樹脂板(5)から剥離
しない程度の力でフィルム(1)を剥離除去できるよう
にしても良い 又、樹脂板(5)及びフィルム(1)の双方の少くとも
片面表面部を前述の熱可塑性樹脂で構成し、樹脂板(5
)とフィルム(1)とをこれらの熱可塑性樹脂が互いに
対向する姿勢で重合しても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る樹脂プレートの製造方法の実施例を
示し、第1図は本発明方法の概略説明図、第2図、第3
図は要部断面図、第4図、第5図は各々別実線側を示す
要部断面図である。 (1)・・・・・・フィルム、 (2)・・・・・・印
像、(3)・・・・・・シート、 (4)・・・・・・
印像形成面、(5)・・・・・・樹脂板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、樹脂板(5)と一側面に印像(2)が形成されてい
    るフィルム(1)とのうちの少くとも一方の表面部を熱
    可塑性樹脂にて構成し、前記樹脂板(5)の片面と、前
    記フィルム(1)の片面とを前記熱可塑性樹脂を挟む姿
    勢で重合させて、前記熱可塑性樹脂を軟化温度以上に加
    熱しながら互いに押圧し、もって、前記樹脂板(5)の
    片面に印像形成後の前記フィルム(1)を接着する樹脂
    プレートの製造方法であって、前記樹脂板(5)と前記
    フィルム(1)とのうちの少くとも一方は透明な材料で
    構成されたものを用いるとともに、前記フィルム(1)
    の前記印像(2)が形成されている印像形成面(4)と
    、前記樹脂板(5)の片面とを前記熱可塑性樹脂を挟む
    姿勢で重合させて、接着することを特徴とする樹脂プレ
    ートの製造方法。 2、前記フィルム(1)が前記熱可塑性樹脂にて構成さ
    れており、この熱可塑性樹脂表面に前記印像(2)を形
    成し、前記樹脂板(5)の片面と前記フィルム(1)の
    印像形成面(4)とを、この熱可塑性樹脂の軟化温度以
    上でかつ前記樹脂板(5)の軟化温度未満の温度で加熱
    しながら互いに押圧する請求項1記載の樹脂プレートの
    製造方法。 3、前記樹脂板(5)の表面部が前記熱可塑性樹脂にて
    構成されており、前記樹脂板(5)の熱可塑性樹脂にて
    構成される片面と前記フィルム(1)の印像形成面(4
    )とを、この熱可塑性樹脂の軟化温度以上でかつ前記フ
    ィルム(1)の軟化温度未満の温度で加熱しながら互い
    に押圧する請求項1記載の樹脂プレートの製造方法。 4、前記印像(2)を感熱溶融転写インクにより形成し
    、前記感熱溶融転写インクのベヒクルが前記熱可塑性樹
    脂と相溶性のある樹脂成分を含有している請求項1、2
    又は3記載の樹脂プレートの製造方法。 5、前記フィルム(1)の前記印像(2)を形成しない
    背面に、シート(3)が軽接着されてなる請求項1、2
    、3又は4記載の樹脂プレートの製造方法。 6、前記樹脂板(5)が透明な材料で構成され、前記フ
    ィルム(1)の少くとも両面が前記熱可塑性樹脂で構成
    されるとともに、前記フィルム(1)の背面に軽接着さ
    れてなるシート(3)は、当該フィルム(1)が熱可塑
    化された状態にて当該フィルム(1)に強く接着される
    樹脂製シートである請求項5記載の樹脂プレートの製造
    方法。
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