JPH02282035A - ラベル貼着装置 - Google Patents

ラベル貼着装置

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Publication number
JPH02282035A
JPH02282035A JP9438889A JP9438889A JPH02282035A JP H02282035 A JPH02282035 A JP H02282035A JP 9438889 A JP9438889 A JP 9438889A JP 9438889 A JP9438889 A JP 9438889A JP H02282035 A JPH02282035 A JP H02282035A
Authority
JP
Japan
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sheet
label
tape
roller
feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9438889A
Other languages
English (en)
Inventor
Ariharu Tanaka
田中 有温
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIBURII TOPPAN KK
Toppan Inc
Original Assignee
EIBURII TOPPAN KK
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by EIBURII TOPPAN KK, Toppan Printing Co Ltd filed Critical EIBURII TOPPAN KK
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Publication of JPH02282035A publication Critical patent/JPH02282035A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、秘密情報が印刷されたシートに前記秘密情報
を覆い隠す秘密保持用ラベルを貼着するラベル貼着装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、年金支払通知、クレジット利用通知、イベント案
内等の秘密を要する情報の郵送は封書によって行なわれ
ていたが、最近では、葉書等に秘密情報を印刷してその
上に秘密保持用ラベルを貼着し、この秘密保持用ラベル
で秘密情報を覆い隠して郵送することが行なわれるよう
になってきている。
上記秘密保持用ラベルは、秘密情報の印刷部を覆う部分
を切取れるようにし、かつこの切取り部分の裏面にアル
ミコーティング等による剥離処理を施した不透明なラベ
ル紙の裏面全体に透明な接着剤を塗布したもので、この
秘密保持用ラベルで覆い隠されている秘密情報は、ラベ
ルの切取り部分を剥がすことにより、透明接着剤の被膜
を透して見ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記秘密保持用ラベルを葉書等のシート
に貼着する場合、従来は、1枚1枚のシートに手作業で
秘密保持用ラベルを貼着していたために、ラベル貼着作
業が大変で、人手を要するという問題があった。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、秘密情報を印刷した
シートへの秘密保持用ラベルの貼着を0動的に行なうこ
とができるラベル貼着装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕 本発明のラベル貼着装置は、秘密情報が印刷されたシー
トを前記秘密情報の印刷面を上に向けた状態で多数枚積
層収容するシート収容部と、このシート収容部から前記
シートを1枚ずつ送出するシート送出機構と、このシー
ト送出機構により送出された前記シートを搬送するシー
ト搬送機構と、裏面に接着剤を塗布した前記ラベルをキ
ャリアテープ面に所定間隔で剥離可能に貼設したラベル
テープのロールを装着したラベルテープ供給リールと、
前記シート搬送機構の上に近接対向させて設けられ、前
記ラベルテープ供給リールから繰り出された前記ラベル
テープをそのラベル貼設面を上にした状態で前記シート
搬送機構の上にそのシート搬送方向に向けて案内すると
ともに、このラベルテープのキャリアテープをその裏面
側に急角度に折返し屈曲させて前記キャリアテープから
前記ラベルを剥離させるラベル剥し部材と、ラベルを剥
離された前記キャリアテープを巻取る巻取リールと、こ
の巻取リールと前記ラベル剥し部材との間に設けられて
前記キャリアテープを巻取方向に送るテープ送りローラ
と、前記キャリアテープから711離され接着剤塗布面
が下に向いた状態で前記シート搬送機構の上の前記シー
ト面に載ったラベルを上方から加圧してこのラベルを前
記シートに押付は貼着する加圧ローラとを備えたもので
ある。
上記シート送出機構は、両端部全周にシートの送出方向
長さより長い周長をもち外周面の上部においてシート収
容部内の最下のシートの先端を受止める滑面の突出部を
形成しこの突出部間に前記シートと摩擦接触するシート
送り面を前記突出部の外周面とほぼ面一にかつ前記シー
トの送出方向長さより若干短い周長に形成したシート送
出ローラと、このシート送出ローラを回転駆動する駆動
源と、シート収容部の前面側に設けられてシート収容部
内のシートの先端を受け止めるとともに下端部が前記シ
ート送出ローラによって送出されるシートで押されて弾
性変形するゲート部材とからなる構成となっている。
このシート送出機構には、前記ゲート部材の後方に、シ
ート送出ローラのシート送り面に摩擦接触してこのシー
ト送出ローラの回転によりゲート部材の下を通って送出
されるシートを前記シート送出ローラに押付けるシート
押えローラが設けられている。
さらに、前記シート搬送機構は、前記シート送出機構に
より送出されたシートを滑り移動可能に支持する固定テ
ーブルと、この固定テーブルの両側に沿わせて設けられ
前記固定テーブルの両端側に設けた駆動輪および従動輪
に掛け回されて前記駆動輪の回転駆動によりシート搬送
方向に送り駆動される左右一対のシート搬送帯とからな
り、かつ前記一対のシート搬送帯にはそれぞれ前記シー
トの後端に当接するシート押し爪を前記シートの搬送方
向長さより広い間隔で設けた構成となっている。
上記シート搬送帯を送り駆動する駆動輪は、シート送出
機構のシート送出ローラと同軸に設けである。
また、前記シート搬送機構には前記シートの先端を所定
位置において検知するシート検知器が設けられ、ラベル
テープ供給リールから前記ラベル剥し部材に導かれるラ
ベルテープには前記ラベル剥し部材から所定距離をとっ
てラベル後端の通過を検知するラベル通過検知器が対向
しており、前記ラベルテープのキャリアテープを巻取方
向に送るテープ送りローラは、前記シート検知器がシー
ト先端を検知したときに駆動され、前記ラベル通過検知
器がラベル後端の通過を検知したときに停止される。
また、ラベルを剥離されたキャリアテープを巻取る巻取
リールは、テープ送りローラと同じ駆動源によって回転
駆動される。
〔作用〕
すなわち、本発明のラベル貼着装置は、秘密情報印刷面
を上に向けた状態でシート収容部に積層収容されている
シートをシート送出機構によって1枚ずつ送出し、この
シートをシート搬送機構によって搬送するとともに、ラ
ベルテープ供給リールから繰り出されたラベルテープを
そのキャリアテープを巻取方向に送るテープ送りローラ
により送り移動して、このラベルテープのキャリアテー
プに貼設しである秘密保持用ラベルをラベル剥し部材に
よりキャリアテープから剥して前記シートに貼着するよ
うにしたもので、ラベルテープ供給リールから繰り出さ
れたラベルテープをラベル剥し部材によりラベル貼設面
を上にした状態で前記シート搬送機構の上にそのシート
搬送方向に向けて案内し、このラベルテープのキャリア
テープをラベル剥し部材によって裏面側に急角度に折返
し屈曲させれば、このキャリアテープに貼設されている
ラベルがキャリアテープから剥れてシート搬送機構の上
のシート面に載り、このラベルが加圧ローラにより上方
から加圧されてシートに貼着される。したがって、この
ラベル貼着装置によれば、秘密情報を印刷したシートへ
の秘密保持用ラベルの貼着を自動的に行なうことができ
る。
また、上記ラベル貼着装置のシート送出機構を、両端部
全周にシートの送出方向長さより長い周長をもつ面滑面
の突出部を形成しこの突出部間に前記シートと摩擦接触
するシート送り面を前記突出部の外周面とばば面一にか
つ前記シートの送出方向長さより若干短い周長に形成し
たシート送出ローラと、シート収容部の前面側に設けら
れてシート収容部内のシートの先端を受け止めるととも
に下端部が前記シート送出ローラによって送出されるシ
ートで押されて弾性変形するゲート部材を設けた構成と
すれば、回転するシート送出ローラのシート送り面の先
端がシート収容部内の最下のシートの先端に接触したと
きからシート送出ローラの回転による前記シートの送出
が開始され、シート送出ローラのシート送り面との摩擦
接触によってシート送出ローラの回転方向に送られるシ
ートが前記ゲート部材を弾性変形させながらその下を通
って送出される。そして、上記シート送出ローラのシー
ト送り面の周長を上記のようにシートの送出方向長さよ
り若干短くしておけば、シート送出ローラの回転により
送出されるシートの後端がゲート部材を通過するときは
シート送出ローラのシート送り面は既にゲート部材の下
を通過しており、したがってシート収容部内の次のシー
トの先端は、シート送出ローラの両端部の滑面の突出部
に滑りを生じて接触するだけであるがら、前に送出した
シートに続いて次のシートが送出されることはない。ま
た上記次のシートは、シート送出ローラのシート送り面
の先端がこのシートの先端に接触したときに送出を開始
されるから、シート送出ローラを連続して一定速度で回
転駆動しておくだけで、シート収容部内のシートを1枚
ずつ確実にシート搬送機構に送出することができる。
また上記シート送出機構のゲート部材の後方ノこ、シー
ト送出ローラの回転によりゲート部材の下を通って送出
されるシートを前記シート送出ローラに押付けるシート
押えローラを設けておけば、シート送出ローラのシート
送り面に摩擦接触して送出されるシートをさらに確実に
送出することができる。
さらに、上記ラベル貼着装置のシート搬送機構を、シー
トを滑り移動可能に支持する固定テーブルの両側に、前
記シートの後端に当接するシート押し爪を前記シートの
搬送方向長さより広い間隔で設けた左右一対のシート搬
送帯を設けた構成とすれば、前記シート搬送帯を連続し
て一定速度で送り駆動しておくだけで、前記シート送出
機構により1枚ずつ送出されたシートを順次確実に搬送
することができる。
また、上記シート搬送帯を送り駆動する駆動輪を、シー
ト送出機構のシート送出ローラと同軸fこ設けておけば
、1つの駆動源でシート送出とシート搬送とを行なわせ
る。
また、前記シート搬送機構に、シートの先端を所定位置
において検知するシート検知器を設け、ラベルテープ供
給リールから前記ラベル剥し部材に導かれるラベルテー
プに、前記ラベル剥し部材から所定距離をとってラベル
後端の通過を検知するラベル通過検知器を対向させて、
前記ラベルテープのキャリアテープを巻取方向に送るテ
ープ送りローラを、前記シート検知器がシート先端を検
知したときに駆動し、前記ラベル通過検知器がラベル後
端の通過を検知したときに停止させるようにすれば、シ
ート搬送機構により搬送されてくるシートが所定位置に
きたときにラベルテープを送って、そのラベルを前記シ
ートに確実に貼着することができる。
また、ラベルを剥離されたキャリアテープを巻取る巻取
リールと、テープ送りローラとを同じ駆動源によって回
転駆動すれば、ラベルテープの送りと上記巻取リールへ
のキャリアテープの巻取りを1つ駆動源で行なうことが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、葉書サイズのシートに秘密
保持ラベルを貼着するラベル貼着装置について図面を参
照し説明する。
第1図はラベル貼着装置の外観を示したもので、図中1
は装置本体であり、この装置本体1は、制御回路等を内
蔵したケース部1aと、このケース部1aの背面から上
方に垂直に立設された背面プレート1bとからなってい
る。なお、この装置本体1の大きさは、長さ約6801
111%幅約42011Im%高さ約500mmであり
、事務机等の上に置ける大きさである。2は装置本体1
のケース部1aの一端側上部に前記背面プレート1bに
取付けて設けられたシート収容部である。このシート収
容部2は、後面および前面が開放する箱形のもので、こ
のシート収容R2の底面板2aは前面側(装置本体1側
)に向かって下方に傾斜しており、またこの底面板1a
の前端部にはその全幅にわたるシート送出口3が形成さ
れている。このシート収容部2内には、第2図に示すよ
うに、片面のほぼ半分の領域に秘密情報を印刷したシー
ト(例えば葉書)Aが、その秘密情報印刷面を上に向け
、かつ長手方向をシート収容部2の前後方向に向けた状
態で多数枚積層収容され、このシートAは、最下のもの
から順次その長手方向に引出し送出される。
第1図において4は、装置本体1の一端側に設けられて
前記シート収容部2からその内部のシートAを1枚ずつ
引出し送出するシート送出機構であり、このシート送出
機構4は第2図および第3図に示すように、シート収容
部2のシート送出口3の下に位置させて装置本体1のケ
ース部la内に設けられたシート送出ローラ5と、この
シート送出ローラ5の上方に設けられたゲート部材9と
、このゲート部材9の後方に設けられたシート押えロー
ラ10とからなっている。上記シート送出ローラ5は、
軸方向長さが前記シートAの幅より若干短く、かつ両端
部全周に前記シートAの長さより長い周長をもつ径の滑
面の突出部6aを形成した金属または硬質合成樹脂から
なるローラ本体6の突出部6a間の外周面に、その周長
より短い軟質ゴム板7を接着したもので、このゴム板7
の外周面は前記シートAと摩擦接触するシート送り面7
aとされている。このシート送り面7aは、前記突出部
6aの外周面とほぼ面一に、かつ前記シートAの長さよ
り若干短い周長に形成されている。
このシート送出ローラ5は、その軸方向をシート送出方
向に対して直交させるとともに外周面の上部をシート収
容部2のシート送出口3に近接対向させて水平に設けら
れている。このシート送出ローラ5は、装置本体1のケ
ース部la内に設けた駆動モータ8(第1図参照)によ
ってシート送出方向に回転駆動される。また、前記ゲー
ト部材9は軟質ゴム板からなっており、このゲート部材
9は、シート収容部2の前面板2bの内面に、下端をシ
ート送出口3から下方に突出させて取付けられている。
なお、このゲート部材9はシート収容部2の前面板2b
とほぼ同じ幅のものとされており、またこのゲート部材
9の先端は前記シート送出ローラ5の外周面の上部にシ
ートAの厚さより小さい間隙を存して近接対向している
。このゲート部材9は、シート収容部2内のシートAの
先端を受け止めておくもので、このゲート部材9の下端
部は、前記シート送出ローラ5によって送出されるシー
トAで押されて弾性変形するようになっている。また、
前記シート押えローラ10は、シート送出ローラ5のシ
ート送り面7aに摩擦接触してこのシート送出ローラ5
の回転によりゲート部材9の下を通って送出されるシー
トAを前記シート送出ローラ5に押付けるもので、この
シート押えローラ10は、シート収容部2の前面板2b
に、スラストベアリング11を介して上下動可能に支持
され、自重によってシート送出ローラ5に当接している
また、第1図において、12は装置本体1のケース部1
aの上面部にそのほぼ全長にわたって設けられたシート
搬送機構であり、シート収容部2から上記シート送出機
構4によって送出されたシートAは、このシート搬送機
構12によって水平に搬送される。このシート搬送機構
12は、第2図〜第4図に示すように、前記シート送出
ローラ5の上端より若干低い位置に水平に設けられて、
シート送出機構4により送出されたシートAを滑り移動
可能に支持する固定テーブル13と、この固定テーブル
13の両側に沿わせて設けられた左右一対の無端状シー
ト搬送帯(例えばチェーン)14とからなっており、一
対のシート搬送帯14はそれぞれ、固定テーブル13の
両端側に設けた駆動輪15および従動輪16に掛け回さ
れて、前記駆動輪の回転駆動によりシート搬送方向に送
り駆動される。この一対のシート搬送帯14にはそれぞ
れ、前記シートAの後端に当接するシート押し爪14a
が前記シートAの長さより広い間隔で設けられている。
なお、前記シート搬送帯14は固定テーブル13の上面
より僅かに低い位置にあり、シート押し爪14aだけが
固定テーブル13上に突出している。また、固定テーブ
ル13の幅はシートAの幅より若干狭くなっており、シ
ート搬送帯14は前記シートAの両側部の下に位置して
いる。また、前記シート搬送帯14を送り駆動する駆動
輪15は、シート送出機構4のシート送出ローラ5と同
軸に設けられており、シート送出ローラ5の駆動モータ
8により、シート送出ローラ5と同じ回転数で回転駆動
されるようになっている。
ここで、前記シート送出機構4のシート送出動作と、シ
ート搬送機構12のシート搬送動作を第5図〜第7図を
参照して説明する。このシート送出機構4のシート送出
ローラ5とシート搬送機構12のシート搬送帯14を送
り駆動する駆動輪15は、スタートボタンのオンにより
駆動モータ8によって常時一定速度で回転駆動される。
そして、シート送出機構4のシート送出ローラ5が回転
しても、このシート送出ローラ5のシート送り面7aが
シート収容部2のシート送出口3の下にくるまでは、シ
ート収容部2内の最下のシートAの先端は、第2図に示
したようにシート送出ローラ5の両端部の滑面の突出部
6aに滑りを生じて接触しているだけであるが、シート
送出ローラ5のシート送り面7aの先端が第5図に示す
ようにシート収容部2のシート送出口3の下にきて前記
最下のシートAの先端に当ると、このシートAがシート
送出ローラ5のシート送り面7aとの摩擦接触によって
シート送出ローラ5の回転方向に送られ、このシートA
が第6図に示すようにゲート部材9の下端部を弾性変形
させながらその下を通り、さらにシート押えローラ10
の下に進入して、このシート押えローラ10によりシー
ト送出ローラ5のシート送り面7aに押付けられながら
送出されて行く。そして、シート送出ローラ5の回転に
より送出されるシートAの後端がゲート部材9を通過す
ると、シート収容部2内の次のシートAの先端が第7図
に示すようにシート送出ローラ5に接触するが、このシ
ート送出ローラ5のシート送り面7aの周長は上記のよ
うにシートへの送出方向の長さより若干短くなっている
ため、シート送出ローラ5の回転により送出された前の
シートAの後端がゲート部材9を通過するときはシート
送出ローラ5のシート送り面7aは既にゲート部材9の
下を通過しており、したがってシート収容部2内の次の
シートAの先端は、シート送出ローラ5の両端部の滑面
の突出部6aに滑りを生じて接触するだけであるから、
前に送出したシートAに続いて次のシートAが送出され
ることはない。
なお、送出されるシートAの後端はシート送出ローラ5
のシート送り面7aには接触していないために、このシ
ートAの後端にはシート送り而7aとの摩擦接触による
送り力はかからないが、このシートAの後端がゲート部
材9の下にきたときも、このシートAの後端より前の部
分がシート押えローラ10によってシート送出ローラ5
のシート送り面7aに押付けられているから、このシー
トAはそのまま送出されて行く。また、上記法のシート
Aは、シート送出ローラ5のシート送り面7aの先端が
このシートAの先端に接触したときに前述したようにし
て送出を開始される。したがって、上記シート送出機構
4によれば、シート送出ローラ5を連続して一定速度で
回転駆動しておくだけで、シート収容部2内のシートA
を1枚ずつ確実にシート搬送機構12の固定テーブル1
3上に送出することかできる。
また、シート搬送機構12のシート搬送帯14に設けら
れているシート押し爪14aは、上記−シート送出機構
4によって送出されたシートAの後端が固定テーブル1
3の上に載る時点から僅かに遅れたタイミングでこのシ
ートAの後端に当るようになっており、固定テーブル1
3の上に裁ったシートAは、その後端の両側を前記シー
ト押し爪14aで押されて、シート搬送帯14により固
定テーブル13上を水平に搬送されて行く。
一方、第1図において、15はラベルテープ供給リール
であり、このラベルテープ供給リール15は装置本体1
の背面プレート1bに着脱および同転nJ能に装着され
ており、またこのラベルテープ供給リール15にはロー
ル状のラベルテープ16が装着されている。このラベル
テープは、第12図に示すように、表面に剥離処理を施
した長尺のキャリアテープ17面に、裏面に接着剤を塗
布した秘密保持用ラベル18を所定間隔で剥離可能に貼
設したものである。上記秘密保持用ラベル18は、前記
シートAの秘密情報印刷部を覆う大きさの不透明なラベ
ル紙からなっており、その両側部には切取り線18aが
設けられており、またこの切取り線18a間の切取り部
分の裏面にはアルミコーティング等による剥離処理が施
されている。そして、このラベル18の裏面全体には粘
着性の透明な接着剤18bが塗布されており、このラベ
ル18は上記接着剤18bの粘着力によって、キャリア
テープ17の剥離処理面にみだりに剥離しない程度の強
さで貼設されている。
また、装置本体1の背面プレート1bには、前記ラベル
テープ供給リール15から繰り出されたラベルテープ1
6を案内するガイドローラ19と、前記シート搬送機構
12の上に近接対向するラベル剥し部材20とが設けら
れている。このラベル剥し部材20は、第8図および第
9図に示すように、先端をナイフ状に形成した金属板か
らなっており、このラベル剥し部材20は、前記ガイド
ローラ19よりもシート搬送機構12のシート搬送方向
にずらして、前記シート搬送方向に向けて斜め下向きに
設けられている。このラベル剥し部材20は、ラベルテ
ープ供給リール15から繰り出されてガイドローラ19
で案内されたラベルテープ16の裏面に摺接して、この
ラベルテープ16をそのラベル貼設面を上にした状態で
前記シート搬送機構12の上にそのシート搬送方向に向
けて案内するとともに、このラベルテープ16のキャリ
アテープ17をその裏面側に急角度に折返し屈曲させて
このキャリアテープ17から前記ラベル18を剥離させ
るもので、このラベル剥し部材20の先端の下を通って
ラベル18を剥離されたキャリアテープ17は、装置本
体1の背面プレート1bの上端部に設けた巻取リール2
1に巻取られる。
また、第1図において、22は巻取リール21と前記ラ
ベル剥し部材20との間のキャリアテープ走行路に設け
られて前記キャリアテープ17を巻取方向に送るテープ
送りローラであり、このテープ送りローラ22は、前記
背面プレート1bの背面に設けた駆動モータ23により
回転駆動されるようになっている。また、前記巻取リー
ル21とテープ送りローラ22には無端状の伝動ベルト
24が掛け回されており、巻取リール21は、テープ送
りローラ22の駆動モータ23によって回転駆動するよ
うになっている。なお、巻取り−ル21と伝動ベルト2
4とは、巻取リール21に所定値以上の回転抵抗がかか
ったときに滑りを生じるように係合されており、巻取リ
ール21へのキャリアテープ17の巻き径が大きくなっ
て6キヤリアテープ17に無理な張力を作用させないよ
うに考慮しである。そして、前記キャリアテープ17は
、ガイドローラ25で案内され、さらに2つのガイドロ
ーラ26.27で案内されてテープ送りローラ22に掛
け回され、このテープ送りローラ22により前記シート
搬送機構12のシート搬送速度と同速度で送られて巻取
リール21に巻取られる。なお、28はテープ送りロー
ラ22にキャリアテープ17を押付けるテープ押えロー
ラであり、このテープ押えローラ28は、支軸30を中
心として回動する回動部材29に支持されており、この
回動部材29を回動させるカム31をレバー32の操作
で回動させることによってテープ送りローラ22に接触
されるようになっている。
また、33はラベルテープ供給リール15から繰り出さ
れてラベル剥し部材20に向かうラベルテープ16にパ
ックテンションを与えるブレーキ部材であり、このブレ
ーキ部材33は、その先端に設けたブラシ34をガイド
ローラ19に掛けられたラベルテープ16のキャリアテ
ープ裏面に押付は接触させて、ラベルテープ16にパッ
クテンションを与えている。
また、35は前記ラベル剥し部材20の後方(シート搬
送方向)に位置させて前記シート搬送機構12の上に設
けられたラベル加圧ローラであり、この加圧ローラ35
は、装置本体1の背面プレート1bに軸支した回動アー
ム36に支持されて、自重によりシート搬送機構12の
固定テーブル13上に転接している。この加圧ローラ3
5は、前記ラベル剥し部材20によりキャリアテープ1
7から剥離され接着剤塗布面が下に向いた状態でシート
搬送機構12の上のシートA面に載ったラベル18を上
方から加圧してこのラベル18を前記シートAに押付は
貼着するものである。
一方、第1図において、37は前記シート搬送機構12
の固定テーブル13の下に設けられてシート搬送機構1
2により搬送されてくるシートAの先端を所定位置にお
いて検知するシート検知器であり、このシート検知器3
7は、第8図および第9図に示すようにシート搬送機構
12のシート搬送方向に沿うレール38に位置調整可能
に支持されて、ラベル剥し部材20の先端位置にセ・ン
トされている。なお、上記固定テーブル13には、シー
ト検知器37と対応させて、このシート検知器37の位
置調整ストローク全長にわたるシート検知用開口39が
設けられている。また、ラベルテープ供給リール15か
ら前記ラベル剥し部材20に導かれるラベルテープ16
の走行路には、第1図に示すように、ラベルテープ16
のラベル貼設面に対向させて、前記ラベル剥し部材20
の直前にきたラベル18の後端の通過を検知するラベル
通過検知器40と、ラベルテープ16からのラベル18
の脱落を検知するラベル脱落検知器41とが設けられて
いる。この両検知器40゜41はラベルテープ16の走
行路に沿うレール42に位置調整可能に支持されており
、ラベル通過検知器40はラベル剥し部材20の先端か
らラベル18の長さ(ラベルテープ16の長さ方向の長
さ)に対応する距離をとった位置にセットされ、ラベル
脱落検知器41は、ラベル通過検知器41からラベルテ
ープ供給側にラベル長さより小さい距離をとってセット
されている。
そして、前記ラベルテープ16のキャリアテープ17を
巻取方向に送るテープ送りローラ22は、前記シート検
出器37がシート搬送機構12により搬送されてくるシ
ートAの先端を検知したときに駆動され、前記ラベル通
過検知器40がラベル後端の通過を検知したときに停止
されるようになっている。
次に、シート搬送機構12により搬送されてくるシート
Aへのラベル18の貼着動作を第10図および第11図
を参照して説明する。
シート収容部2からシート送出機構4により1枚ずつ送
出されてシート搬送機構12により一定間隔で搬送され
てくるシートAがラベル剥し部材20の位置にくるまで
は、テープ送りローラ22は停止状態にあり、ラベルテ
ープ16は、ラベル剥し部材20の直前にきているラベ
ル18の後端がラベル通過検知器40の位置を通過した
直後の状態で停止している。そして、シート搬送機構1
2により搬送されてくるシートAの先端が第8図に示す
ようにラベル剥し部材20の先端位置にきてこのシート
Aの先端がシート検知器37によって検知されると、テ
ープ送りローラ22が駆動され、ラベルテープ16の送
りが開始される。このラベルテープ16が送られると、
そのキャリアテープ17がラベル剥し部材20により裏
面側に急角度に折返し屈曲されるために、このキャリア
テープ17に貼設されているラベル18がキャリアテー
プ17の折返し屈曲にともなって第10図に示すように
キャリアテープ17から剥れ、このラベル18がラベル
テープ16の送りにともなって先端側からシート搬送機
構12の上に送出されて行(。そして、このラベル18
は、シート搬送機構12により搬送されているシートA
面に載ってこのシートAとともに加圧ローラ35の下を
通り、第11図に示すように加圧ローラ35により上方
から加圧されてシートAに貼着される。なお、ラベル1
8を貼着されたシートAは、シート搬送機構12により
固定テーブル13の後端まで搬送され、この固定テーブ
ル13の後端に形成したシュート部13aからシート回
収ボックス43内に落ドする。また、上記ラベルシート
16は、シートAに貼着されたラベル18の次のラベル
18がラベル剥し部材20の直前にきて、このラベル1
8の後端がラベル通過検知器40の位置を通過した直後
に停止される。以下はこの繰返しであり、シートAの先
端がシート検知器37によって検知されるごとにラベル
シート16が送られ、前記シートAへのラベル貼着が行
なわれる。
なお、ラベルシート16にラベル18が剥がれ落ちて脱
落している箇所がある場合、そのまま上記ラベル貼着動
作を行なったのでは、このラベル脱落箇所の次のラベル
ラベル18がラベル剥し部材20の位置にくるまでの時
間分だけラベル送りが遅れて、ラベル18がシートAに
ずれて貼着されたり、ラベルを貼着できないシートAを
生じてしまうことがあるが、このラベルシート16のラ
ベル脱落はこのラベル脱落箇所がラベル剥し部材20の
位置にくる前にラベル脱落検知器41で検知されるから
、このラベル脱落検知器41がラベルシート16のラベ
ル脱落を検知したときは、ラベル脱落箇所の前のラベル
(ラベル剥し部材20の直前にきているラベル)18の
シートAへの貼着が終了してその次のシートへの先端が
シート検知器37によって検知された時点でシート送出
機構4およびシート搬送機構12を一次的に停止させ、
ラベル脱落箇所の次のラベルラベル18がラベル剥し部
材20の直前にきてその後端の通過がラベル通過検知器
40で検知されたときに再びシート送出機構4およびシ
ート搬送機構12を駆動させるようにすれば、ラベルシ
ート16にラベル脱落箇所がある場合でも、全てのシー
トAに確実にラベル18を貼着することができる。
第13図は上記ラベル18を貼着されたシートAを示し
たもので、秘密保持用ラベルで覆い隠されているシート
A面の秘密情報は、ラベル18の切取り線18a間の切
取り部分を鎖線図示のように剥がすことにより、透明接
着剤18bの被膜を透して見ることができる。
すなわち、上記ラベル貼着装置は、秘密情報印刷面を上
に向けた状態でシート収容部2に積層収容されているシ
ートAをシート送出機構4によって1枚ずつ送出し、こ
のシートAをシート搬送機構12によって搬送するとと
もに、ラベルテープ供給リール15から繰り出されたラ
ベルテープ16をそのキャリアテープ17を巻取方向に
送るテープ送りローラ22により送り移動して、このラ
ベルテープ16のキャリアテープ17に貼設しである秘
密保持用ラベル18をラベル剥し部材20によりキャリ
アテープ17から剥して前記シートAに貼着するように
したもので、このラベル貼着装置によれば、秘密情報を
印刷したシートAへの秘密保持用ラベル18の貼着を自
動的に行なうことができる。
また、上記ラベル貼着装置のシート送出機構4を、両端
部全周にシートAの送出方向長さより長い周長をもつ面
沿面の突出部6aを形成しこの突出部6a間に前記シー
トAと摩擦接触するシート送り面7aを前記突出部6a
の外周面とほぼ面一にかつ前記シートAの送出方向長さ
より若干短い周長に形成したシート送出ローラ5と、シ
ート収容部2の前面側に設けられてシート収容部2内の
シートAの先端を受け止めるとともに下端部が前記シー
ト送出ローラ5によって送出されるシートAで押されて
弾性変形するゲート部材9を設けた構成とすれば、回転
するシート送出ローラ5のシ−・ト送り面7aの先端が
シート収容部2内の最下のシートAの先端に接触したと
きからシート送出ローラ5の回転による前記シートAの
送出が開始され、シート送出ローラ5のシート送り面7
aとの摩擦接触によってシート送出ローラ5の回転方向
に送られるシートAが前記ゲート部材9を弾性変形させ
ながらその下を通って送出される。そして、上記シート
送出ローラ5のシート送り面7aの周長を上記のように
シートAの送出方向長さより若干短くしておけば、シー
ト送出ローラ5の回転により送出されるシートAの後端
がゲート部材9を通過するときはシート送出ローラ5の
シート送り面7aは既にゲート部材9の下を通過してお
り、したがってシート収容部2内の次のシートAの先端
は、シート送出ローラ5の両端部の滑面の突出部6aに
滑りを生じて接触するだけであるから、前に送出したシ
ートAに続いて次のシートAが送出されることはない。
また上記衣のシートAは、シート送出ローラ5のシート
送り面7aの先端がこのシートAの先端に接触したとき
に送出を開始されるから、シート送出ローラ5を連続し
て一定速度で回転駆動しておくだけで、シート収容部2
内のシートAを1枚ずつ確実にシート搬送機構12に送
出することかできる。
また、上記シート送出機構4のゲート部材9の後方に、
シート送出ローラ5の回転によりゲート部材9の下を通
って送出されるシートAを前記シート送出ローラ5に押
付けるシート押えローラ10を設けておけば、シート送
出ローラ5のシート送り面7aに摩擦接触して送出され
るシートAをさらに確実に送出することができる。
さらに、上記ラベル貼着装置のシート搬送機構12を、
シートAを滑り移動可能に支持する固定テーブル13の
両側に、前記シートAの後端に当接するシート押し爪1
4aを前記シートAの搬送方向長さより広い間隔で設け
た左右一対のシート搬送帯14を設けた構成とすれば、
前記シート搬送帯14を連続して一定速度で送り駆動し
ておくだけで、前記シート送出機構4により1枚ずつ送
出されたシートAを順次確実に搬送することができる。
また、上記シート搬送帯14を送り駆動する駆動輪15
を、シート送出機構4のシート送出ローラ5と同軸に設
けておけば、1つの駆動源(モータ8)で、シート送出
とシート搬送とを行なわせることができる。
また、前記シート搬送機構12に、シートAの先端を所
定位置において検知するシート検知器37を設け、ラベ
ルテープ供給リール15がらラベル剥し部材20に導か
れるラベルテープ16に、前記ラベル剥し部材20から
所定距離をとってラベル後端の通過を検知するラベル通
過検知器4゜を対向させて、前記ラベルテープ16のキ
ャリアテープ17を巻取方向に送るテープ送りローラ2
2を、前記シート検知器37がシート先端を検知したと
きに駆動し、前記ラベル通過検知器4゜がラベル後端の
通過を検知したときに停止させるようにすれば、シート
搬送機構12により搬送されてくるシートAが所定位置
にきたときにラベルテープ16を送って、そのラベル1
8を前記シートAに確実に貼着することができる。
また、ラベルAを剥離されたキャリアテープ17を巻取
る巻取リール21と、テープ送りローラ22とを同じ駆
動源(モータ23)によって回転駆動すれば、ラベルテ
ープ16の送りと上記巻取リール21へのキャリアテー
プ17の巻取りを1つ駆動源で行なうことができる。
なお、上記実施例では、秘密保持ラベル18をシートA
のほぼ半分の領域に貼着される大きさのものとしている
が、上記ラベル貼着装置は、ラベル通過検知器40の位
置をラベル18の長さに応じて調整することにより、種
々の大きさ(例えばシートAのほぼ全面を覆う大きさ)
のラベルの貼着に使用することができるし、またシート
Aへのラベル18の貼着位置も、シート検知器37の位
置をシート搬送方向に調整することによって任意に選ぶ
ことができる。
〔発明の効果〕
請求項1の発明のラベル貼着装置は、秘密情報印刷面を
上に向けた状態でシート収容部に積層収容されているシ
ートをシート送出機構によって1枚ずつ送出し、このシ
ートをシート搬送機構によって搬送するとともに、ラベ
ルテープ供給リールから繰り出されたラベルテープをそ
のキャリアテープを巻取方向に送るテープ送りローラに
より送り移動して、このラベルテープのキャリアテープ
に貼設しである秘密保持用ラベルをラベル剥し部材によ
りキャリアテープから剥して前記シートに貼着するよう
にしたものであるから、秘密情報を印刷したシートへの
秘密保持用ラベルの貼着を自動的に行なうことができる
また、請求項2の発明によれば、上記ラベル貼着装置の
シート送出機構を、両端部全周にシートの送出方向長さ
より長い周長をもつ面沿面の突出部を形成しこの突出部
間に前記シートと摩擦接触するシート送り面を前記突出
部の外周面とほぼ面一にかつ前記シートの送出方向長さ
より若干短い周長に形成したシート送出ローラと、シー
ト収容部の前面側に設けられてシート収容部内のシート
の先端を受け止めるとともに下端部力5前記シート送出
ローラによって送出されるシートで押されて弾性変形す
るゲート部材を設けた構成としているから、シート送出
ローラを連続して一定速度で回転駆動しておくだけで、
シート収容部内のシートを1枚ずつ確実にシート搬送機
構に送出することができる。
また請求項3の発明によれば、上記シート送出機構のゲ
ート部材の後方に、シート送出ローラの回転によりゲー
ト部材の下を通って送出されるシートを前記シート送出
ローラに押付けるシート押えローラを設けているから、
シート送出ローラのシート送り面に摩擦接触して送出さ
れるシートをさらに確実に送出することかできる。
さらに、請求項4の発明によれば、上記ラベル貼着装置
のシート搬送機構を、シートを滑り移動可能に支持する
固定テーブルの両側に、前記シートの後端に当接するシ
ート押し爪を前記シートの搬送方向長さより広い間隔で
設けた左右一対のシート搬送帯を設けた構成としている
から、前記シート搬送帯を連続して一定速度で送り駆動
しておくだけで、前記シート送出機構により1枚ずつ送
出されたシートを順次確実に搬送することができる。
また、請求項5の発明によれば、上記シート搬送帯を送
り駆動する駆動輪を、シート送出機構のシート送出ロー
ラと同軸に設けているから、1つの駆動源でシート送出
とシート搬送とを行なわせることができる。
また、請求項6の発明によれば、前記シート搬送機構に
、シートの先端を所定位置において検知するシート検知
器を設け、ラベルテープ供給リールから前記ラベル剥し
部材に導かれるラベルテープに、前記ラベル剥し部材か
ら所定距離をとってラベル後端の通過を検知するラベル
通過検知器を対向させて、前記ラベルテープのキャリア
テープを巻取方向に送るテープ送りローラを、前記シー
ト検知器がシート先端を検知したときに駆動し、前記ラ
ベル通過検知器がラベル後端の通過を検知したときに停
止させるようにしているから、シート搬送機構により搬
送されてくるシートが所定位置にきたときにラベルテー
プを送って、そのラベルを前記シートに確実に貼着する
ことができる。
また、請求項7の発明によれば、ラベルを剥離されたキ
ャリアテープを巻取る巻取リールと、テープ送りローラ
とを同じ駆動源によって回転駆動するようにしているか
ら、ラベルテープの送りと上記巻取リールへのキャリア
テープの巻取りを1つ駆動源で行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明の一実施例を示したもので、
第1図はラベル貼着装置の正面図、第2図はシート送出
部分の縦断正面図、第3図はシート送出ローラの側面図
、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面図、第5図
〜第7図はシート送出動作図、第8図はラベル貼着部の
縦断正面図、第9図は第8図のDC−EX線に沿う断面
図、第10図および第11図はラベル貼着動作図、第1
2図はラベルテープの斜視図、第13図はラベルを貼着
したシートの斜視図である。 A・・・シート、2・・・シート収容部、4・・・シー
ト送出機構、5・・・シート送出ローラ、6・・・ロー
ラ本体、6a・・・突出部、7・・・軟質ゴム板、7a
・・・シート送り面、8・・・駆動モータ、9・・・ゲ
ート部材、10・・・シート押えローラ、12・・・シ
ート搬送機構、13・・・固定テーブル、14・・・シ
ート搬送帯、15a・・・駆動輪、15b・・・従動輪
、16・・・ラベルテープ供給リール、17・・・ラベ
ルテープ、17a・・・キヤ、リアテープ、18・・・
秘密保持ラベル、20・・・ラベル剥し部材、21・・
・巻取リール、22・・・テープ送りローラ、23・・
・駆動モータ、35・・・加圧ローラ、37・・・シー
ト検知器、40・・・ラベル通過検知器、41・・・ラ
ベル脱落検知器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)秘密情報が印刷されたシートに前記秘密情報を覆
    い隠す秘密保持用ラベルを貼着する装置であって、 前記シートを前記秘密情報の印刷面を上に向けた状態で
    多数枚積層収容するシート収容部と、このシート収容部
    から前記シートを1枚ずつ送出するシート送出機構と、 このシート送出機構により送出された前記シートを搬送
    するシート搬送機構と、 裏面に接着剤を塗布した前記ラベルをキャリアテープ面
    に所定間隔で剥離可能に貼設したラベルテープのロール
    を装着したラベルテープ供給リールと、 前記シート搬送機構の上に近接対向させて設けられ、前
    記ラベルテープ供給リールから繰り出された前記ラベル
    テープをそのラベル貼設面を上にした状態で前記シート
    搬送機構の上にそのシート搬送方向に向けて案内すると
    ともに、このラベルテープのキャリアテープをその裏面
    側に急角度に折返し屈曲させて前記キャリアテープから
    前記ラベルを剥離させるラベル剥し部材と、 ラベルを剥離された前記キャリアテープを巻取る巻取リ
    ールと、 この巻取リールと前記ラベル剥し部材との間に設けられ
    て前記キャリアテープを巻取方向に送るテープ送りロー
    ラと、 前記キャリアテープから剥離され接着剤塗布面が下に向
    いた状態で前記シート搬送機構の上の前記シート面に載
    ったラベルを上方から加圧してこのラベルを前記シート
    に押付け貼着する加圧ローラと、 を備えたことを特徴とするラベル貼着装置。
  2. (2)シート送出機構は、両端部全周にシートの送出方
    向長さより長い周長をもつ滑面の突出部を形成しこの突
    出部間に前記シートと摩擦接触するシート送り面を前記
    突出部の外周面とほぼ面一にかつ前記シートの送出方向
    長さより若干短い周長に形成したシート送出ローラと、
    このシート送出ローラを回転駆動する駆動源と、シート
    収容部の前面側に設けられてシート収容部内のシートの
    先端を受け止めるとともに下端部が前記シート送出ロー
    ラによって送出されるシートで押されて弾性変形するゲ
    ート部材とからなることを特徴とする請求項1に記載の
    ラベル貼着装置。
  3. (3)ゲート部材の後方に、シート送出ローラのシート
    送り面に摩擦接触してこのシート送出ローラの回転によ
    りゲート部材の下を通って送出されるシートを前記シー
    ト送出ローラに押付けるシート押えローラを設けたこと
    を特徴とする請求項2に記載のラベル貼着装置。
  4. (4)シート搬送機構は、シート送出機構により送出さ
    れたシートを滑り移動可能に支持する固定テーブルと、
    この固定テーブルの両側に沿わせて設けられ前記固定テ
    ーブルの両端側に設けた駆動輪および従動輪に掛け回さ
    れて前記駆動輪の回転駆動によりシート搬送方向に送り
    駆動される左右一対のシート搬送帯とからなり、かつ前
    記一対のシート搬送帯にはそれぞれ前記シートの後端に
    当接するシート押し爪を前記シートの搬送方向長さより
    広い間隔で設けたことを特徴とする請求項2または3に
    記載のラベル貼着装置。
  5. (5)シート搬送帯を送り駆動する駆動輪を、シート送
    出機構のシート送出ローラと同軸に設けたことを特徴と
    する請求項4に記載のラベル貼着装置。
  6. (6)シート搬送機構にはシートの先端を所定位置にお
    いて検知するシート検知器が設けられ、ラベルテープ供
    給リールから前記ラベル剥し部材に導かれるラベルテー
    プには前記ラベル剥し部材から所定距離をとってラベル
    後端の通過を検知するラベル通過検知器が対向しており
    、前記ラベルテープのキャリアテープを巻取方向に送る
    テープ送りローラは、前記シート検知器がシート先端を
    検知したときに駆動され、前記ラベル通過検知器がラベ
    ル後端の通過を検知したときに停止されることを特徴と
    する請求項1に記載のラベル貼着装置。
  7. (7)ラベルを剥離されたキャリアテープを巻取る巻取
    リールは、テープ送りローラと同じ駆動源によって回転
    駆動されることを特徴とする請求項1または5に記載の
    ラベル貼着装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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