JPS63203536A

JPS63203536A - ラベル貼付装置

Info

Publication number: JPS63203536A
Application number: JP2563887A
Authority: JP
Inventors: 本田　忠雄; 増井　徹
Original assignee: Tanaka Seiki Co Ltd
Current assignee: Tanaka Seiki Co Ltd
Priority date: 1987-02-06
Filing date: 1987-02-06
Publication date: 1988-08-23
Anticipated expiration: 2007-02-06
Also published as: JPH0236453B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は葉書、封書などに宛名シートその他のラベルを
貼付するラベル貼付装置に関し、特に葉書の記載面が第
三者に見られないよう覆うラベルなどのように正確な位
置にラベルを貼りたい場合に通したラベル貼付装置に関
する。

（従来の技術）台紙に仮付けされた多数の粘着シートに宛名を印刷し、
このシートを剥離して封筒等の郵便物に貼付けて宛名シ
ートとして使用する方法が知られている。

このような宛名シートは、ダイレクトメール等多量の郵
便物を処理するのに好適であるが、郵便物への貼付作業
を専ら人手に頼るのでは多大の労力と時間を要する。

そこで最近は特開昭５６−１６５６５９および特願昭５
８−１３３７２のように宛名シート類を仮付けした台紙
から剥がして封筒等に連続して自動的に貼付する装置が
提案されている。

一方シール、ラベルなども極く最近になって従来は封書
で親展扱いの銀行預金口座決算通知や年金支払通知等の
ように第三者に知られては困る内容を葉書に記載し、そ
の上から記載内容が見えないよう覆うラベル貼付方法が
提案されている。このため、従来より正確な位置に貼付
できるラベル貼付装置が要求されている。

（発明が解決しようとする問題点）上述した従来のラベル貼付装置のうち、前記特開昭５６
−１６５６５９のアドレスペーパー自動貼着装置は、封
筒を一枚ずつコンベアで移送する途中で、ストッパを働
かせて定位置に一時停止させ、その間にローラによりア
ドレスペーパーを封筒に押付は貼着するものである。封
筒はストッパによって停止させられているが、動いてい
るコンベアの上に載せられているので、上下および進行
方向と直角の方向に安定性が悪い。アドレスペーパーも
剥がされながら繰り出して封筒に接触するので、最初に
アドレスペーパーと封筒の一部が貼着する部分の相対的
な位置関係がずれやすく、貼付位置を正確に保ちながら
貼付速度を上げることが難しい。さらに構造が複雑で、
装置の占有面積が広くなるという問題点もある。

また特願昭５８−１３３７２の宛名シート貼付機の貼付
機構は、封筒送りベルトにより移送された封筒に、宛名
シートを負圧吸着部で吸着した貼付レバーの移動により
貼付するものであり、宛名シートの吸着および封筒への
貼付がともに対象物が移動状態のとき行われるので貼付
動作の速度を早くすると正確な位置に貼付することが難
しくなる。

したがって、前述のように、葉書のほぼ全面を覆ってそ
の記載内容を秘匿するラベルを貼付する場合は、ラベル
が葉書面からはみ出さないよう正確な位置に貼付する必
要がある。

しかし、従来技術ではそのような要求を十分満足させる
ことができないという問題点がある。

本発明の目的は、このような問題点を解決し、構造が簡
単で、しかも正確な位置にラベルを高速で貼付すること
ができるラベル貼付装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）前述の目的を達成するため、本発明によるラベル貼付装
置は、ラベルが貼付けされるべき多数の被貼付物に、ラ
ベル剥離機構ｌで台紙１１上から剥がしたラベル１２を
貼付するラベル貼付装置において、被貼付物１３を多数
重ねて収容する被貼付物供給容器３１と、被貼付物供給
容器３１に収容される被貼付物１３のうち最上部の被貼
付物１３の貼付される面の近くに配置され、ラベル１２
が仮付けされた台紙１１を案内し、その先６１！２ａの
急激に曲がる曲面を台紙１１が通過することによりラベ
ル１２を剥離するとともに、剥離したラベル１２の一部
を被貼付物１３に押付けて部分貼着するプレスパー２１
を備えた揺動可能な剥離台２を含むラベル剥離機構１と
、ラベル１２と被貼付物１２を間に挟んで通過させるこ
とによりラベル１２と被貼付物１３の全面を加圧し貼着
させる一組のプレスローラ５０，５１と、ラベル剥離機
構１およびプレスローラ５０．５１を駆動する駆動機構
を有し、剥離台２の先端２ａからラベル１２の一部を剥
離して所定の長さに繰り出したとき、剥離台２を揺動し
て剥離台の先端２ａを前記最上部の被貼付物１３に近づ
け、プレスパー２１でラベル１２の一部を被貼付物１３
に押付けて貼着した後、剥離台２を揺動して剥離台の先
端２ａを上昇させることにより、ラベル１２を介して最
上部の被貼付物１３を持ち上げて他の被貼付物１３がら
分離し、ラベル１２を剥離台２からさらに繰り出すこと
により、ラベル１２と被貼付物を一緒に一組のプレスロ
ーラ５０．５１の間に挿入し通過させて全面貼着するよ
う構成する。

（実施例）次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例の要部を示す斜視説明図で
ある。

第２図は、第１図の実施例における剥ｌｉ！を機構１の
動作をプレスローラとの関連において示す説明図である
。

第１図に示すように本実施例は主としてラベル１２を仮
貼付した台紙１１から剥がすラベル剥離機構１と、ラベ
ル１２が貼付けられる葉書などの一組貼付物１３を収容
する被照付物供給容器３１と、一部貼付されたラベル１
２と被貼付物１３を一緒にその間に通すことによって加
圧し全面にわたって貼着する一組のプレスローラ５０．
５１と、プレスローラｓｏ、ｓｔの間を通過し排出され
たラベル貼付済みの被貼付物を収容するスタッカ４１と
から構成されている。

またラベル剥離機構ｌは、主としてラベル１２を仮貼付
した台ｗ、１１を案内し、急激に曲がる曲面をもった先
端２ａを有し、台紙１１を通過させるときこの曲面で台
紙」１からラベル１２を剥がす剥離台２と、剥離台２に
取付けられ、ラベルＩ２をはがして所定の長さに繰り出
したとき、ラベル１２の一部を被貼付物１３の貼付面に
押しつけて部分貼着を行なうプレスパー２１と、剥離台
２の先端２ａを通過した台紙１１を引っ張って図中の矢
印Ｐの方向に排出する排出ローラ２２，２３と、排出ロ
ーラ２３を駆動するモータ２４と、排出ローラ２３の軸
を支点として剥離台２を揺動するソレノイド２５とによ
って構成されている。

またプレスローラ５０はモータ５２によって駆動され、
モータ２４．５２およびソレノイド２５の動作は図示し
ない制御部によって関連づけられ同期した動作として制
御される。

また被照付物供給容器３１およびスタッカ４１の上部に
は図示を省略している高さセンサがそれぞれ設けられて
いる。ラベル１２貼付前後の被貼付物１３の上面あるい
は被貼付物１３に貼付されたラベル１２の上面が、常に
一定の高さとなるようそれぞれの高さセンサの出力によ
り制御されてモータ３４によりボールねじ３３が駆動さ
れて被照付物支持台３２が上下し、モータ４４によりボ
ールねじ４３が駆動されて被照付物支持台４２が上下す
る。

なお被照付物供給容器３１の上部側面に対向して取付け
られている爪３５．３５は最上部の被貼付物１３を持ち
上げて被照付物供給容器３１から取り出すとき、真下に
ある他の被貼付物１３が一緒についてこないよう分離す
るためのものである。

次にラベル剥離機構１の動作について述べる。

第１図において剥離台２に沿って案内される台紙１１の
表面は剥離性を有するように処理されているので、ラベ
ル１２の裏面には粘着性のある接着剤が塗布されている
。

台紙排出ローラ２２，２３により引っ張られて剥離台２
先端２ａの鋭角部の曲面で急激に曲げられることにより
、ラベル１２は台紙１１から容易に剥がされる。そこで
まず第２図（ａ）に示すようにラベル１２を剥離台２の
先端２ａから剥離して所定の長さに繰り出す。

次に第２図（ｂ）に示すように、剥離台２を揺動し、先
端２ａを被照付物供給容器３１側に近づけると、プレス
パー２１は下降しラベル１２の一部を最上部にある被貼
付＠ｆｆ１３の表面に押付けるのでラベル１２の一部が
被貼付物に貼着される。

次に第２図（Ｃ１に示すように剥離台２を再び揺動して
もとに戻すと、剥離台の先端２ａが上昇し、剥離台２に
まだ一部仮貼付されているラベル１２が持ち上がるので
、このラベルに部分貼着されている最上部の被貼付物１
３も持ち上げられ、一枚だけが被照付物供給容器３１か
ら取り上げられる。

次に第２図（ｄ）に示すように台紙１１を引っ張ってラ
ベル１２をさらに繰り出すと、繰り出したラベルについ
て被照′付物１３の先端が丁度回転しているプレスロー
ラ５０．５１の間に挿入される。

ラベル１２と被貼付物１３は一緒になってプレスローラ
の５０．５１の間を通過し、全面粘着が行ねれる。

次に第２図（１１１）に示すように貼着が終わった被貼
付物１３はプレスローラ５０，５１から排出されてスタ
ッカ４工に蓄えられ、次のラベル１２が所定の長さに繰
り出される。そして、第２図（ａｌと同様の状態となり
順次この動作を繰り返しラベルの自動貼付が行われる。

（発明の効果）以上説明したように本発明は、被照付物供給容器に収容
された最上部の被貼付物の近くに、ラベルの一部を被貼
付物に貼着させるためのプレスバーを取付けた揺動可使
な剥離台を有する剥１ｉｌＩ＃Ｂ構を配置することによ
り、所定の長さに繰り出して完全に停止しているラベル
１２を、被照付物容器３１に収容されたままの状態で所
定の高さに静止している被貼付物の表面に、プレスバー
によりまず部分貼着を行なう、これによりラベルの繰り
出し精度を高めることができ、従来より遥かに正確な位
置に高速度で貼付することができるという効果がある。

したがって、本実施例を使用すれば、葉書のほぼ全面を
覆うようなラベルを葉書面からはみ出すことなく貼付す
ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】第１図は、本発明による一実施例の要部を示した斜視説
明図である。第２図は、第１図の実施例における剥！ｉＩｔ機構の動
作を示す説明図である。１・・・ラベル剥離機構２・・・剥離台１１・・・台紙１２・・・ラベル１３・・・被貼付物２１・・・プレスバー２２．２３・・・台紙排出ローラ２４．３４，４４．５２・・・モータ２５・・・ソレノイド３１・・・被照付物供給容器３２．４２・・・被照付物支持台３３．４３・・・ボールねし３５・・・爪４１・・・スタッカ５０．５１・・・プレスローラ

Claims

【特許請求の範囲】

ラベルを貼付けられるべき多数の被貼付物に、ラベル剥
離機構で台紙上から剥離したラベルを貼付するラベル貼
付装置において、前記被貼付物を多数重ねて収容する被
貼付物供給容器と、前記被貼付物供給容器に収容される
被貼付物のうち最上部の被貼付物の貼付される面の近く
に配置され、ラベルが仮付けされた台紙を案内し、その
先端の急激に曲がる曲面を前記台紙が通過することによ
り前記ラベルを剥離するとともに、剥離した前記ラベル
の一部を前記被貼付物に押付けて部分貼着するプレスバ
ーを備えた揺動可能な剥離台を含むラベル剥離機構と、
前記ラベルと前記被貼付物を間に挟んで通過させること
により前記ラベルと前記被貼付物の全面を加圧し貼着さ
せる一組のプレスローラとを駆動する駆動機構を有し、
前記剥離台の先端から前記ラベルの一部を剥離して所定
の長さに繰り出したとき、前記剥離台を揺動して前記剥
離台の先端を前記最上部の被貼付物に近づけ、前記プレ
スバーで前記ラベルの一部を前記被貼付物に押付けて貼
着した後、前記剥離台を揺動して前記剥離台の先端を上
昇させることにより、前記ラベルを介して前記最上部の
被貼付物を持ち上げて他の被貼付物から分離し、前記ラ
ベルを前記剥離台からさらに繰り出すことにより、前記
ラベルと前記被貼付物を一緒に前記一組のプレスローラ
の間に挿入し通過させて全面貼着するように構成したこ
とを特徴とするラベル貼付装置。