JPH02281802A - 同軸型誘電体共振器 - Google Patents
同軸型誘電体共振器Info
- Publication number
- JPH02281802A JPH02281802A JP10387489A JP10387489A JPH02281802A JP H02281802 A JPH02281802 A JP H02281802A JP 10387489 A JP10387489 A JP 10387489A JP 10387489 A JP10387489 A JP 10387489A JP H02281802 A JPH02281802 A JP H02281802A
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- JP
- Japan
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- terminal
- dielectric
- internal conductor
- conductor
- dielectric resonator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000005476 soldering Methods 0.000 abstract description 5
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Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高周波帯で用いられる同軸型誘電体共振器に関
するものである。
するものである。
従来の技術
第7図は従来の同軸型誘電体共振器を示す図であり、以
下のような構成となっていた。
下のような構成となっていた。
即ち、同軸状の誘電体11の内周面に内部導体12を形
成し、外周面には外部導体13を形成し、両導体を短絡
部14にて接続し、さらに前記短絡部を形成した端面と
は逆の端面よりターミナル15を挿入しこのターミナル
と前記内部導体とを電気的に接続した構成となっていた
。なお、第6図は上記のように構成された同軸型誘電体
共振器の等価回路を示したものである。
成し、外周面には外部導体13を形成し、両導体を短絡
部14にて接続し、さらに前記短絡部を形成した端面と
は逆の端面よりターミナル15を挿入しこのターミナル
と前記内部導体とを電気的に接続した構成となっていた
。なお、第6図は上記のように構成された同軸型誘電体
共振器の等価回路を示したものである。
また、上記したターミナル15は第9図及び第10図に
示しているように誘電体11の内部へ挿入される円柱状
の内部導体接続部18とターミナル15を挿入する際の
ストッパの役目を果たす鍔部17と外部接続用の端子と
なる外部接続部16とよりなっている。そしてこの内部
導体接続部18と内部導体12とは導電性接着剤或は半
田によって接続されている。
示しているように誘電体11の内部へ挿入される円柱状
の内部導体接続部18とターミナル15を挿入する際の
ストッパの役目を果たす鍔部17と外部接続用の端子と
なる外部接続部16とよりなっている。そしてこの内部
導体接続部18と内部導体12とは導電性接着剤或は半
田によって接続されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記した従来のターミナル15ではその内
部導体接続部18は内部導体12との良好な導通を図る
ため且つ外部接続816が同軸型誘電体共振器のほぼ中
心に位置するように、内部導体接続部16の径はそれの
挿入孔の径とほぼ同じ径にて形成されており、このため
鍔部17が誘電体の端面に蓋をしたがたちとなり・半田
付あるいは導電性接着材によるターミナル15と内部導
体との接続作業が大変面倒なものとなる@また・温度変
化によりターミナル15が熱膨張すると、内部導体接続
部16が誘電体に応力を与え誘電体にクラックが発生す
ることがあるという閉頭があった。またこのような同軸
型誘電体共振器は繰り返し温度衝撃を加えると、すなわ
ち短時間で急激に温度変化をさせることを繰り返すと、
共振周波数が変化することがあった。温度衝撃によって
共振周波数がどのように変化するか測定した結果を第1
1図すに示す。この測定の条件は同軸型誘電体共振器を
一40℃の環境に30分間放置し、その後+85℃に温
度を上昇させ、30分間放置して1サイクルとし、それ
を15サイクル繰り返し、共振周波数の変化を測定した
。この結果最も周波数の変化の大きなサンプルにあって
は4MHz近く共振周波数が変化し、最も周波数の変化
の小さなサンプルであっても1.2MHz程度共振周波
数が変化した。
部導体接続部18は内部導体12との良好な導通を図る
ため且つ外部接続816が同軸型誘電体共振器のほぼ中
心に位置するように、内部導体接続部16の径はそれの
挿入孔の径とほぼ同じ径にて形成されており、このため
鍔部17が誘電体の端面に蓋をしたがたちとなり・半田
付あるいは導電性接着材によるターミナル15と内部導
体との接続作業が大変面倒なものとなる@また・温度変
化によりターミナル15が熱膨張すると、内部導体接続
部16が誘電体に応力を与え誘電体にクラックが発生す
ることがあるという閉頭があった。またこのような同軸
型誘電体共振器は繰り返し温度衝撃を加えると、すなわ
ち短時間で急激に温度変化をさせることを繰り返すと、
共振周波数が変化することがあった。温度衝撃によって
共振周波数がどのように変化するか測定した結果を第1
1図すに示す。この測定の条件は同軸型誘電体共振器を
一40℃の環境に30分間放置し、その後+85℃に温
度を上昇させ、30分間放置して1サイクルとし、それ
を15サイクル繰り返し、共振周波数の変化を測定した
。この結果最も周波数の変化の大きなサンプルにあって
は4MHz近く共振周波数が変化し、最も周波数の変化
の小さなサンプルであっても1.2MHz程度共振周波
数が変化した。
課題を解決するための手段
上記問題点を解決するため、本発明の同軸型誘電体共振
器は同軸状の誘電体の内周部に挿入されるターミナルと
して、略U字状に曲げられた板金を用いた。
器は同軸状の誘電体の内周部に挿入されるターミナルと
して、略U字状に曲げられた板金を用いた。
作 用
上記構成により、板金を弾性変形させて誘電体の内周部
に挿入すると、その復原力によりターミナルは誘電体の
内周部に仮画定される。しかもこの状態においては、誘
電体の筒の内部で容易に半田付が行なえ、或は筒の内部
に導電性接着材を容易に充填することができる。
に挿入すると、その復原力によりターミナルは誘電体の
内周部に仮画定される。しかもこの状態においては、誘
電体の筒の内部で容易に半田付が行なえ、或は筒の内部
に導電性接着材を容易に充填することができる。
実施例
以下、本発明の同軸型誘電体共振器の一実施例を図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図及び第2図は一実施例の同軸型誘電体共振器を示
す図であり、図において1は同軸状の誘電体であり、そ
の内周面には内部導体2が形成され、外周面には外部導
体3が形成され、さらに両導体は短絡部4にて接続され
ている。また短絡部4を形成した端面とは反対側の端面
よりターミナル5を挿入しこのターミナルと内部導体4
とは電気的に接続された構成となっている◎ ところで、上記ターミナル5は第3図及び第4図に示し
ているように略U字状をなしており、金属板の曲げ加工
により作られている。そしてこのターミナル5は弾性を
有している。また、その上部のほぼ中央部分には外部接
続部6が延出して一体に形成されている。
す図であり、図において1は同軸状の誘電体であり、そ
の内周面には内部導体2が形成され、外周面には外部導
体3が形成され、さらに両導体は短絡部4にて接続され
ている。また短絡部4を形成した端面とは反対側の端面
よりターミナル5を挿入しこのターミナルと内部導体4
とは電気的に接続された構成となっている◎ ところで、上記ターミナル5は第3図及び第4図に示し
ているように略U字状をなしており、金属板の曲げ加工
により作られている。そしてこのターミナル5は弾性を
有している。また、その上部のほぼ中央部分には外部接
続部6が延出して一体に形成されている。
そしてこのターミナル5を内部導体と外部導体と短絡部
が形成された誘電体に治具等を用いて弾性変形させなが
ら挿入しその治具を取り外すと、その復元力により誘電
体の内部に仮固定されることとなる。そしてこの状態に
て導電性接着剤ある・いは半田によってターミナル5と
内部導体2とを強固に固定すると共に電気的に接続する
。
が形成された誘電体に治具等を用いて弾性変形させなが
ら挿入しその治具を取り外すと、その復元力により誘電
体の内部に仮固定されることとなる。そしてこの状態に
て導電性接着剤ある・いは半田によってターミナル5と
内部導体2とを強固に固定すると共に電気的に接続する
。
第5図に本発明の同軸型誘電体共振器の他の実施例を示
す。この実施例のものは筒状の内部導体2の内径が中途
で変化している。そしてターミナル5は内部導体の大径
端より内部導体内に挿入されている。
す。この実施例のものは筒状の内部導体2の内径が中途
で変化している。そしてターミナル5は内部導体の大径
端より内部導体内に挿入されている。
第6図a〜第6図eにターミナル5の例を示す。
第6図aのものは外部接続部6がターミナル5の一方の
端部にのみ設けられている。第6図すのものは外部接続
部6及び突出部7がターミナル5の一方の端部にのみ設
けられている。第6図Cのものは第3図に示した例から
突出部7を除いた形状である。第6図dのものは第6図
すに示した例がら突出部7を除いた形状である。第6図
eのものは突出部9を外部接続部6に対して垂直に突設
したものである。
端部にのみ設けられている。第6図すのものは外部接続
部6及び突出部7がターミナル5の一方の端部にのみ設
けられている。第6図Cのものは第3図に示した例から
突出部7を除いた形状である。第6図dのものは第6図
すに示した例がら突出部7を除いた形状である。第6図
eのものは突出部9を外部接続部6に対して垂直に突設
したものである。
以上のいづれのものも内部導体2の内面に弾力をもって
接触している。そして内部導体2の内面に対して隙間を
有している。
接触している。そして内部導体2の内面に対して隙間を
有している。
このように、本実施例によれば、ターミナル5を誘電体
に挿入した後の、内部導体とターミナルとの電気的接続
作業を極めて容易に行なうことができるという効果を奏
する。
に挿入した後の、内部導体とターミナルとの電気的接続
作業を極めて容易に行なうことができるという効果を奏
する。
本発明の同軸型誘電体共振器に温度衝撃を繰り返し加え
ることによって共振周波数がどのように変化するか測定
した結果を第11図aに示す0この測定の条件は同軸型
誘電体共振器を一40℃の環境に30分間放置し、その
後+85℃に温度を上昇させ、30分間放置して1サイ
クルとし、それを15サイクル繰り返し、共振周波数の
変化を測定した。この結果最も周波数の変化の大きなサ
ンプルにあっても0.6MHz程度しか共振周波数が変
化せず、最も周波数の変化の小さなサンプルにあっては
0.2MHzL、か共振周波数が変化しなかった。
ることによって共振周波数がどのように変化するか測定
した結果を第11図aに示す0この測定の条件は同軸型
誘電体共振器を一40℃の環境に30分間放置し、その
後+85℃に温度を上昇させ、30分間放置して1サイ
クルとし、それを15サイクル繰り返し、共振周波数の
変化を測定した。この結果最も周波数の変化の大きなサ
ンプルにあっても0.6MHz程度しか共振周波数が変
化せず、最も周波数の変化の小さなサンプルにあっては
0.2MHzL、か共振周波数が変化しなかった。
発明の効果
以上、説明したように本発明の同軸型誘電体共振器は同
軸状の誘電体の内周部に挿入されるターミナルとして、
略U字状に曲げられた板金を用いたため、板金の弾性変
形させて誘電体の内周部に挿入すると、その復元力によ
りターミナルは誘電体の内周部に仮固定されることとな
り、しかもこの状態においては、誘電体の筒の内部で容
易にターミナルと内部導体との半田付作業が行なえ、或
は筒の内部に導電性接着材を容易に充填することができ
作業性に優れる。また半田付作業の後洗浄液に浸漬する
と、洗浄液は内部導体の中まで侵入し、フラックスを完
全に取り除くことができる。
軸状の誘電体の内周部に挿入されるターミナルとして、
略U字状に曲げられた板金を用いたため、板金の弾性変
形させて誘電体の内周部に挿入すると、その復元力によ
りターミナルは誘電体の内周部に仮固定されることとな
り、しかもこの状態においては、誘電体の筒の内部で容
易にターミナルと内部導体との半田付作業が行なえ、或
は筒の内部に導電性接着材を容易に充填することができ
作業性に優れる。また半田付作業の後洗浄液に浸漬する
と、洗浄液は内部導体の中まで侵入し、フラックスを完
全に取り除くことができる。
さらに温度衝撃を繰り返し加えても、共振周波数の変化
があまりない。
があまりない。
第1図は本発明の一実施例の同軸型誘電体共振器の外観
図、第2図は同実施例の断面図、第3図は同実施例に用
いたターミナルの斜視図、第4図は同実施例に用いたタ
ーミナルの側面図、第5図は同地の実施例の断面図、第
6図は同地の実施例のターミナルの斜視図、第7図は従
来の同軸型誘電体共振器の断面図、第8図は同等価回路
図、第9図は同従来例に用いたターミナルの側面図、第
10図は同従来例に用いたターミナルの上面図、第11
図は温度衝撃に対する共振周波数の変化を示すグラフで
ある。 1・・・・・・誘電体、2・・・・・・内部導体、3・
・・・・・外部導体、4・・・・・・短絡部、5・・・
・・・ターミナル、6・・・・・・外部接続部代理人の
氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第1図 2:内部導体 3:外部導体 4:9ii絡部 第 図 第 図 +:!電体 4:短絡部 第 ア 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (a) (b) (C) (d) (e) 第 図 (MHz) (MHz)
図、第2図は同実施例の断面図、第3図は同実施例に用
いたターミナルの斜視図、第4図は同実施例に用いたタ
ーミナルの側面図、第5図は同地の実施例の断面図、第
6図は同地の実施例のターミナルの斜視図、第7図は従
来の同軸型誘電体共振器の断面図、第8図は同等価回路
図、第9図は同従来例に用いたターミナルの側面図、第
10図は同従来例に用いたターミナルの上面図、第11
図は温度衝撃に対する共振周波数の変化を示すグラフで
ある。 1・・・・・・誘電体、2・・・・・・内部導体、3・
・・・・・外部導体、4・・・・・・短絡部、5・・・
・・・ターミナル、6・・・・・・外部接続部代理人の
氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名第1図 2:内部導体 3:外部導体 4:9ii絡部 第 図 第 図 +:!電体 4:短絡部 第 ア 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (a) (b) (C) (d) (e) 第 図 (MHz) (MHz)
Claims (1)
- 筒状の誘電体の内周面に内部導体を設けるとともに外周
面に外部導体を設け、前記両導体を短絡部にて接続した
筒状体と、前記筒状体の内周部に挿入され前記内部導体
と電気的に接続されかつ略U状を成した金属板よりなる
ターミナルを備えたことを特徴とする同軸型誘電体共振
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10387489A JPH02281802A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 同軸型誘電体共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10387489A JPH02281802A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 同軸型誘電体共振器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02281802A true JPH02281802A (ja) | 1990-11-19 |
Family
ID=14365584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10387489A Pending JPH02281802A (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | 同軸型誘電体共振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02281802A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04103705U (ja) * | 1991-01-24 | 1992-09-07 | 太陽誘電株式会社 | 誘電体同軸共振器における外部接続端子 |
JPH0578014U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP10387489A patent/JPH02281802A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04103705U (ja) * | 1991-01-24 | 1992-09-07 | 太陽誘電株式会社 | 誘電体同軸共振器における外部接続端子 |
JPH0578014U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ |
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