JPH0733443Y2 - 同軸終端抵抗器 - Google Patents

同軸終端抵抗器

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JPH0733443Y2
JPH0733443Y2 JP17208986U JP17208986U JPH0733443Y2 JP H0733443 Y2 JPH0733443 Y2 JP H0733443Y2 JP 17208986 U JP17208986 U JP 17208986U JP 17208986 U JP17208986 U JP 17208986U JP H0733443 Y2 JPH0733443 Y2 JP H0733443Y2
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JP
Japan
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shell
resistor
collet chuck
rod
coaxial
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Application number
JP17208986U
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JPS6378402U (ja
Inventor
洋介 高原
秀明 貝賀
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、広い温度範囲で使用される高周波電気回路用
の同軸終端抵抗器に関し、特に、人工衛星に搭載して好
適な同軸終端抵抗器に関する。
[従来の技術] 第6図は、従来の同軸終端抵抗器の断面図である。
この同軸終端抵抗器では、棒状抵抗器22の終端側電極24
とシェル21は、はんだ付部26によって機械的に固定さ
れ、かつ電気的にも接続されていた。
また、棒状抵抗器22の入力側電極23は、絶縁物25を介し
て、シェル21に機械的に固定されていた。
[解決すべき問題点] 上述した従来の同軸終端抵抗器は、棒状抵抗器の終端側
電極を、はんだ付けによってシェルに機械的に固定する
構造となっていた。このため、人工衛星に搭載して宇宙
空間のように広い温度範囲で使用した場合、棒状抵抗
器、シェルおよびはんだの各々の熱膨張係数の差によ
り、機械的歪が発生し、機械的に弱いはんだに応力が集
中してしまう。
従って、広い温度範囲で変化する温度サイクルが加わる
ような状況下で、従来の同軸終端抵抗器を使用すると、
必然的に、応力が集中するはんだが疲労することにな
る。そして、さらに温度サイクル数を重ねると、はんだ
が破断してしまうという問題点があった。
本考案は、上記問題点にかんがみてなされたもので、広
い温度範囲で使用された場合にも、信頼性が低下するこ
とのない同軸終端抵抗器の提供を目的とする。
[問題点の解決手段] 上記目的を達成するため、本考案の同軸終端抵抗器は、
シェル内に棒状抵抗器を有する同軸終端抵抗器におい
て、上記シェルにテーパ部を形成するとともに、このテ
ーパ部と対応するテーパ部を有し、かつ径方向にスリッ
トを設けた弾性部材からなる上記棒状抵抗器の終端側電
極を固定するコレットチャックを備え、このコレットチ
ャックをテーパ部どうしが接合するように上記シェルに
挿入固定する構成としてある。
[実施例] 以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る同軸終端抵抗器の縦断
面図、第2図は第1図の同軸終端抵抗器の部分拡大図で
ある。また、第3図は第1図の同軸終端抵抗器に使用さ
れるコレットチャックの半断面図、第4図は第3図のA
矢視図、第5図は第3図のB矢視図である。
図において、1はシェル、2は棒状抵抗器、3および4
は、それぞれ棒状抵抗器2の入力側電極および終端側電
極である。また、棒状抵抗器3には、固定用のフランジ
が設けてある。5は入力側電極3を固定する絶縁物であ
る。6はコレットチャック、7はネジ、8はシェル1に
設けたかしめ部である。
シェル1にはテーパー部9を設け、コレットチャック6
のテーパー部10に嵌合する構造となっている。また、11
はコレットチャック6に過大な力が加わったときに、こ
れを吸収するばね部である。12はネジ7が螺合するシェ
ル1の雌ネジ部である。また、コレットチャック6に
は、棒状抵抗器2の終端側電極4が嵌合する貫通穴13お
よびスリット14が設けてある。
上記構成において、棒状抵抗器2の終端側電極4にコレ
ットチャック6を嵌合させ、棒状抵抗器2をシェル1の
終端側より挿入する。この際、棒状抵抗器2に設けたフ
ランジを、シェル1に対して突き当てて位置決めを行な
う。その後、ネジ7をシェル1に締め込み、コレットチ
ャック6を同軸方向に押し込む。このとき、シェル1の
テーパー部9とコレットチャック6のテーパー部10が突
き当たり、コレットチャック6に設けたスリット14の働
きにより、貫通穴13の内径が小さくなる。すなわち、終
端側電極4を締め付けることになり、終端側電極4とシ
ェル1は機械的に固定される。
また、コレットチャック6は、ばね性を有する金属材料
を用いているため、ネジ7を締め込みすぎた場合には、
ばね部11がたわみ、コレットチャック6が終端側電極4
を必要以上に締め過ぎたり、破損させてしまうことを防
止できる。また、シェル1と終端側電極4が、電気的に
も接続されることはいうまでもない。
さらに、シェル1には、かしめ部8を設けてネジ7とシ
ェル1を固定しており、ネジ7緩んでもどることはな
い。
このような構成からなる同軸終端抵抗器を人工衛星に搭
載して用いた場合には、広い範囲の温度変化をともなう
宇宙空間において抵抗器やシェル等の各部品が膨張/収
縮繰り返しても、各部品の熱膨張係数の差から生じる機
械的歪みをシェル1とコレットチャック6のテーパー部
9,10と、コレットチャック6のスリット14が吸収し終端
接続部に疲労を生じない。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、テーパ部どうしを接合し
た状態でシェルに挿入固定したコレットチャックによっ
て、棒状抵抗器の終端側電極を機械的に固定するととも
に、電気的にも接続する構造としてあるので、広い温度
範囲で変化する温度サイクルが加わる状況下において
も、棒状抵抗器の終端側接続部に疲労による破損が生じ
ることがなくなり、信頼性の高い同軸終端抵抗器を得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る同軸終端抵抗器の縦断
面図、第2図は第1図の同軸終端抵抗器の部分拡大図、
第3図は第1図の同軸終端抵抗器に使用するコレットチ
ャックの半断面図、第4図は第3図のA矢視図、第5図
は第3図のB矢視図、第6図は従来の同軸終端抵抗器の
縦断面図である。 1:シェル 2:棒状抵抗器 4:終端側電極 6:コレットチャック 11:ばね部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シェル内に棒状抵抗器を有する同軸終端抵
    抗器において、 上記シェルにテーパ部を形成するとともに、 このテーパ部と対応するテーパ部を有し、かつ径方向に
    スリットを設けた弾性部材からなる上記棒状抵抗器の終
    端側電極を固定するコレットチャックを備え、 このコレットチャックをテーパ部どうしが接合するよう
    に上記シェルに挿入固定することを特徴とした同軸終端
    抵抗器。
JP17208986U 1986-11-10 1986-11-10 同軸終端抵抗器 Expired - Lifetime JPH0733443Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17208986U JPH0733443Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10 同軸終端抵抗器

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JPS6378402U JPS6378402U (ja) 1988-05-24
JPH0733443Y2 true JPH0733443Y2 (ja) 1995-07-31

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ID=31108316

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JP17208986U Expired - Lifetime JPH0733443Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10 同軸終端抵抗器

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