JPS6030612Y2 - グロ−プラグ - Google Patents

グロ−プラグ

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Publication number
JPS6030612Y2
JPS6030612Y2 JP945682U JP945682U JPS6030612Y2 JP S6030612 Y2 JPS6030612 Y2 JP S6030612Y2 JP 945682 U JP945682 U JP 945682U JP 945682 U JP945682 U JP 945682U JP S6030612 Y2 JPS6030612 Y2 JP S6030612Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater rod
lead wire
glow plug
terminal cap
width
Prior art date
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Expired
Application number
JP945682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58112862U (ja
Inventor
弘 森
煕史 岡崎
義彦 佐藤
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by いすゞ自動車株式会社 filed Critical いすゞ自動車株式会社
Priority to JP945682U priority Critical patent/JPS6030612Y2/ja
Publication of JPS58112862U publication Critical patent/JPS58112862U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6030612Y2 publication Critical patent/JPS6030612Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ディーゼルエンジン用グロープラグ、特にセ
ラミック製のグロープラグのヒータ棒のリードの取り出
しを確実にすると共に、耐久性に富んだグロープラグに
関するものである。
〔従来技術〕
一般にディーゼルエンジンには、始動性を向上させる等
の目的で燃焼室にグロープラグ(予熱栓)が設けられて
いるが、このグロープラグをセラミック製にすることは
、例えば実開昭53−9252涛公報等において既に公
知である。
このセラミック製のグロープラグPは、第1図に示すよ
うに、金属製で中空のプラグ本体1の先端部に保護管2
を介してヒータ棒3を固定し、このヒータ棒3に埋設さ
れている金属線からなる発熱素子の一方を、前記プラグ
本体1にアースしたリード線に接続し、他方をヒータ棒
の中央に埋設したリード線4(第2図)に接続し、この
リード線4を中間リード線5に接続している。
前記中間リード線5は多数の可撓性のある導線を束ねて
なり、これの外周を絶縁性の耐熱材料からなるスリーブ
6で保護されて外部接続端子7に接続されているもので
ある。
8は絶縁保持部材で、前記外部接続端子7をプラグ本体
1に電気的に絶縁しており、この端子7の端部に形成し
たネジにナツト9を螺合して導線を接続するようにして
いる。
さて、前記中間リード線5は第2図に示すようにヒータ
棒3に埋設され、発熱素子に接続されたリード線4に鋲
螺付けの接合部10を形成している。
前記グロープラグPを組立てる際には、発熱素子を内蔵
したヒータ棒3を準備し、このヒータ棒3の中央に埋設
されているリード線4に前記中間リード線5を鋲螺付け
している。
然し、前記のようにヒータ棒3の一端に露出してリード
線4に中間リード線5を鋲螺付けするので、その接続部
分に不完全な接合ができる場合があり、その場合には、
グロープラグの使用に際してその不完全な接続部分に大
電流が集中的に流れ、その部分が局部的に発熱すること
になり、その結果その接続部分が溶断してしまうという
欠点があった。
その原因は面積の小さい中間リード線5の端部をセラミ
ック製のヒータ棒3の端部に露出したリード線4の表面
に押し当て、この状態で鋲螺付けするので、一部分しか
鋲螺が接続部に回らない場合、あるいはリード線4に対
して中間リード線5がその一部分した接触しない状態で
銀蝋付けされる場合に上記のような欠点が生じるのであ
る。
また、グロープラグのヒータ棒3は、その使用時におい
ては、常時エンジンから振動が伝達されるので、上述の
ような欠点を解消するにしても、前記振動によって生ず
るおそれのあるプラグ本体への短絡を防止せしめつつ、
勘案しなければならない。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来のグロープラグPの欠点を解消する
ために得られたものであって、中間リード線5とセラミ
ック製のヒータ棒3に埋設されているリード線4との間
を確実に、而も簡単に接続すると共に、エンジンが伝達
される振動によって生ずるおそれのあるヒータ棒のプラ
グ本体への短絡を防止して信頼性の向上することの出来
るグロープラグを提供するものである。
〔考案の構成〕
前記目的を遠戚するための本考案の構成は、セラミック
製ヒータ棒の端部にヒータ棒よりもその幅が小さい嵌合
部を形威し、該嵌合部にヒータ棒の幅よりも狭に幅のタ
ーミナルキャップを嵌合固定したことを要旨とするもの
である。
〔考案の本考案〕
次に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、以下の説明で上記従来例において説明した構成要
素と同一のものは同一符号を付して説明する。
第3図は本考案のグロープラグのリード線の接続部の拡
大図で、セラミック製のヒータ棒3の後端に、ヒータ棒
3の幅Bよりも小さい幅すを有する嵌合部31を形成す
る。
この嵌合部31の端面形状は、ヒータ棒の断面形状を考
慮して適宜設定すればよい。
また、前記嵌合部31の外表面には、ヒータ棒3内に発
熱素子と共に埋設され、前記発熱素子に先端を接続して
なるリード線4の後端が露出されている。
一方、後端部を外部接続端子側に接続し、中間をスリー
ブ6によ被覆された中間リード線5にターミナルキャッ
プ11を溶接13で接続する。
そしてこのターミナルキャップ11をセラミック製のヒ
ータ棒3の前記嵌合部31に嵌合して鋲螺からなる接続
部12でターミナルキャップ11とヒータ棒3とを固定
する。
一端に嵌合して鋲螺付けからなる接続部12でターミナ
ルキャップ11とヒータ棒3とを固定する。
本考案で使用したターミナルキャップ11は出来るだけ
ヒータ棒3の嵌合部31にきっちりと嵌合する方が良い
が、鋲螺付けで形威された接続部12で接続して初めて
固定できるものであってもよく多少嵌合に余裕のあるも
のであっても良い。
具体的にはヒータ棒3の上下二表面を支持するような断
面が1コヨ字型のものであってもよく、要は、中間リー
ド線5が予め固定できるものであればよい。
さらに、前記ターミナルキャップ11の中央部に穴11
aを開け、この穴11aに中間リード線5の先端部を挿
入して位置決めをした後、溶接13を行うと更に正確に
固定することができる。
〔考案の効果〕
本考案は前記のようにセラミック製ヒータ棒の端部に、
ヒータ棒よりもその幅が小さい嵌合部を形威し、該嵌合
部にヒータ棒の幅よりも狭い幅のターミナルキャップを
嵌合固定しているので、中間リード線5とヒータ棒3、
更にはリード線4と中間リード線5との接続を簡単に行
うことができると共に、ターミナルキャップ11と中間
リード線5との接続が確実になる。
また、ヒータ棒3の後端を幅の縮小した嵌合部31とな
し、その嵌合部31に前記ターミナルキャップ11を嵌
合接続すると共に、嵌合時にターミナルキャップ11の
幅がヒータ棒3の幅よりも狭くなるようにしたので、エ
ンジンから伝達される振動によって生ずるおそれのある
ターミナルキャップ11よりプラグ本体1への短絡も防
止でき、信頼性のあるセラミック製グロープラグを得る
ことができる効果がある。
更に、本考案ではヒータ棒3の端部にターミナルキャッ
プ11を嵌合固定するので、ターミナルキャップ11の
ヒータ棒3への取付は作業がきわめて簡単に行える効果
がある。
また本考案では、予め中間リード線5とターミナルキャ
ップ11とを接続することができるので、グロープラグ
の組み立て工程を簡略化することが可能であり、またタ
ーミナルキャップ11の中央部に穴11aを開け、これ
に中間リード線5を挿入するようにすればターミナルキ
ャップ11と中間リード線5との溶接を正確に且つ簡単
に行うことが出来る効果がある。
更に、本考案では前記嵌合部31はヒータ棒3の成形と
同時に形成することができるので、製作が容易で、より
量産性の向上したグロープラグを提供できる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセラミック製のグロープラグの概略の構
造を示す側断面図、第2図は第1図のグロープラグの発
熱部を構成するヒータ棒に埋設されたリード線とこれに
接続される中間リード線との接続部となるヒータ棒の後
端の詳細を示す断面図、第3図は本考案の重要な部分を
構成する第2図と同様なリード線の接続部となるヒータ
棒の後端の構造を示す断面図である。 P・・・・・・グロープラグ、1・・・・・・プラグ本
体、3・・・・・・ヒータ棒、11・・・・・・ターミ
ナルキャップ、31・・・・・・嵌合部、B・・・・・
・ヒータ棒3の幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミック製ヒータ棒の端部に、ヒータ棒よりもその幅
    が小さい嵌合部を形成し、該嵌合部に、ヒータ棒よりも
    幅の狭い幅のターミナルキャップを嵌合固定してなるグ
    ロープラグ。
JP945682U 1982-01-28 1982-01-28 グロ−プラグ Expired JPS6030612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP945682U JPS6030612Y2 (ja) 1982-01-28 1982-01-28 グロ−プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP945682U JPS6030612Y2 (ja) 1982-01-28 1982-01-28 グロ−プラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58112862U JPS58112862U (ja) 1983-08-02
JPS6030612Y2 true JPS6030612Y2 (ja) 1985-09-13

Family

ID=30022092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP945682U Expired JPS6030612Y2 (ja) 1982-01-28 1982-01-28 グロ−プラグ

Country Status (1)

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JP (1) JPS6030612Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS58112862U (ja) 1983-08-02

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