JPS6030607Y2 - セラミツク製グロ−プラグ - Google Patents
セラミツク製グロ−プラグInfo
- Publication number
- JPS6030607Y2 JPS6030607Y2 JP1981132832U JP13283281U JPS6030607Y2 JP S6030607 Y2 JPS6030607 Y2 JP S6030607Y2 JP 1981132832 U JP1981132832 U JP 1981132832U JP 13283281 U JP13283281 U JP 13283281U JP S6030607 Y2 JPS6030607 Y2 JP S6030607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- ceramic heater
- protection pipe
- glow plug
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ディーゼルエンジンの始動補助に用いられる
セラミック製グロープラグに関するものである。
セラミック製グロープラグに関するものである。
従来、第1図(一部側面断面図)のようなセラミック製
グロープラグが知られている。
グロープラグが知られている。
すなわち発熱素子1′を内封したセラミック製ヒータ2
′を金属製保護パイプ3′を介してプラグ本体4′に取
付けてなるものである。
′を金属製保護パイプ3′を介してプラグ本体4′に取
付けてなるものである。
しかしながら、従来のグロープラグでは、セラミック製
ヒータ2′内にはその先端の露出部の長さ1′の部分か
ら保護パイプ3′の露出部の長さL′の部分にかけて発
熱素子1′が平均した密度で配設されていたため、殊に
必要な先端部で発熱量が不充分となり、又発熱素子1′
と図示しない導線との接続部或いは前記金属製保護パイ
プ3′とセラミック製ヒータ2′とのロウ付部で高温と
なりがちで曲げ強度においても上記接続部の強度がセラ
ミック製ヒータ2′の1部分の強度以下となる場合があ
った。
ヒータ2′内にはその先端の露出部の長さ1′の部分か
ら保護パイプ3′の露出部の長さL′の部分にかけて発
熱素子1′が平均した密度で配設されていたため、殊に
必要な先端部で発熱量が不充分となり、又発熱素子1′
と図示しない導線との接続部或いは前記金属製保護パイ
プ3′とセラミック製ヒータ2′とのロウ付部で高温と
なりがちで曲げ強度においても上記接続部の強度がセラ
ミック製ヒータ2′の1部分の強度以下となる場合があ
った。
本考案の目的は、このような従来のグロープラグの欠点
を克服し、熱的にも機械的にも耐久性の向上した、改良
されたセラミック製グロープラグを提供するものである
。
を克服し、熱的にも機械的にも耐久性の向上した、改良
されたセラミック製グロープラグを提供するものである
。
この目的を遠戚するため、本考案は、先端付近に発熱素
子を密巻して内封したセラミック製ヒータを前記先端付
近を露出させた状態で金属製保護パイプを介してプラグ
本体に取付けるとともに、前記発熱素子と導線の接続部
を前記金属製保護パイプの前端付近に接するセラミック
製ヒータ内に配設したことを要旨とするものである。
子を密巻して内封したセラミック製ヒータを前記先端付
近を露出させた状態で金属製保護パイプを介してプラグ
本体に取付けるとともに、前記発熱素子と導線の接続部
を前記金属製保護パイプの前端付近に接するセラミック
製ヒータ内に配設したことを要旨とするものである。
以下添付図面に基づき、本考案の実施例を説明する。
なお、以下の説明で上記従来例において説明した構成要
素と同一のものは同一符号を付して説明する。
素と同一のものは同一符号を付して説明する。
第2図(断面図)において、1はタングステン等の金属
のコイルよりなる発熱素子で先端付近を密巻に、またそ
れ以外のプラグ本体側は粗巻にしており、セラミック製
ヒータ2内に封入されている。
のコイルよりなる発熱素子で先端付近を密巻に、またそ
れ以外のプラグ本体側は粗巻にしており、セラミック製
ヒータ2内に封入されている。
3は金属製保護パイプ、4はプラグ本体、5は保護パイ
プ3の先端部内側に形成した切欠き、又11は同パイプ
3の後端部内側に形成した切欠きであり、各々断熱クリ
アランス及びロウ接クリアランスを形成している。
プ3の先端部内側に形成した切欠き、又11は同パイプ
3の後端部内側に形成した切欠きであり、各々断熱クリ
アランス及びロウ接クリアランスを形成している。
上記金属製保護パイプ3内には、前記セラミック製ヒー
タ2がその先端の発熱素子1が密巻で配設された部分1
を露出させた状態で嵌合されている。
タ2がその先端の発熱素子1が密巻で配設された部分1
を露出させた状態で嵌合されている。
6は導線、7は発熱素子1と導線6との接続部であり、
金属製保護パイプ3の前端付近に接する位置、即ち前記
断熱クリアランス5に接近した位置でセラミック製ヒー
タ2に内封されている。
金属製保護パイプ3の前端付近に接する位置、即ち前記
断熱クリアランス5に接近した位置でセラミック製ヒー
タ2に内封されている。
尚セラミック製ヒータ2と前記保護パイプ3は前記ロウ
接クリアランス11により、また前記保護パイプ3とプ
ラグ本体4とはその嵌合部でそれぞれロウ接されている
。
接クリアランス11により、また前記保護パイプ3とプ
ラグ本体4とはその嵌合部でそれぞれロウ接されている
。
8はシリンダヘッドへの取付ネジ、9は導線6の端子、
および10は断熱・絶縁・保護部材である。
および10は断熱・絶縁・保護部材である。
上記構成により、本考案のグロープラグを例えばディー
ゼルエンジンの燃焼室に第2図に示す1及びLの大部分
を突出して装着し通電すれば、セラミック製ヒータ2の
先端1部分は密巻で内蔵された発熱素子1が所定の高温
を呈し、一方前記接続部7付近以後は前記保護パイプ3
に被覆され、且つ断熱クリアランス5内に空気が保たれ
ること及び発熱素子1の粗巻化によつな比較的低温に保
たれる。
ゼルエンジンの燃焼室に第2図に示す1及びLの大部分
を突出して装着し通電すれば、セラミック製ヒータ2の
先端1部分は密巻で内蔵された発熱素子1が所定の高温
を呈し、一方前記接続部7付近以後は前記保護パイプ3
に被覆され、且つ断熱クリアランス5内に空気が保たれ
ること及び発熱素子1の粗巻化によつな比較的低温に保
たれる。
本考案によれば、先端付近に発熱素子を密巻して内封し
たセラミック製ヒータを、前記先端付近を露出させた状
態で金属製保護パイプを介してプラグ本体にとりつけた
ので、セラミック製ヒータ2の先端1部分では所定の高
温を生ずるとともに、それ以後のL部分では火炎も遮ぎ
られるところから比較的低温に保たれロウ接部分11は
もちろん前記接続部7付近の強度を維持して耐久性を向
上し、グロープラグの交換寿命が伸びる。
たセラミック製ヒータを、前記先端付近を露出させた状
態で金属製保護パイプを介してプラグ本体にとりつけた
ので、セラミック製ヒータ2の先端1部分では所定の高
温を生ずるとともに、それ以後のL部分では火炎も遮ぎ
られるところから比較的低温に保たれロウ接部分11は
もちろん前記接続部7付近の強度を維持して耐久性を向
上し、グロープラグの交換寿命が伸びる。
また、発熱素子1と導線6との接続部7を、前記金属性
保護パイプの前端付近に接するセラミック製ヒータ2に
内封しであるため、接続部7に急激な熱変化が加わるこ
とがなく比較的低温にたもたれるとともに、機械的な応
力が加わることも少なく、熱的にも、機械的にも安定し
て使用することができる。
保護パイプの前端付近に接するセラミック製ヒータ2に
内封しであるため、接続部7に急激な熱変化が加わるこ
とがなく比較的低温にたもたれるとともに、機械的な応
力が加わることも少なく、熱的にも、機械的にも安定し
て使用することができる。
第1図は従来のセラミック製グロープラグの一部側面断
面図、第2図は本考案の一実施例よりなるセラミック製
グロープラグの断面図である。 1・・・・・・発熱素子、2・・・・・・セラミック製
ヒータ、3・・・・・・金属製保護パイプ、4・・・・
・・プラグ本体、5・・・・・・クリアランス、6・・
・・・・導線、7・・・・・・接続部。
面図、第2図は本考案の一実施例よりなるセラミック製
グロープラグの断面図である。 1・・・・・・発熱素子、2・・・・・・セラミック製
ヒータ、3・・・・・・金属製保護パイプ、4・・・・
・・プラグ本体、5・・・・・・クリアランス、6・・
・・・・導線、7・・・・・・接続部。
Claims (1)
- 先端付近に発熱素子を密巻して内封したセラミック製ヒ
ータを、前記先端付近を露出させた状態で金属製保護パ
イプを介してプラグ本体に取付けるとともに、前記発熱
素子と導線の接続部を前記金属製保護パイプの前端付近
に接するセラミック製ヒータ内に配設してなるセラミッ
ク製グロープラグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981132832U JPS6030607Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | セラミツク製グロ−プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981132832U JPS6030607Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | セラミツク製グロ−プラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842557U JPS5842557U (ja) | 1983-03-22 |
JPS6030607Y2 true JPS6030607Y2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=29926334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981132832U Expired JPS6030607Y2 (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | セラミツク製グロ−プラグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030607Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59231323A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-26 | Ngk Spark Plug Co Ltd | セラミツクグロ−プラグ |
JPS60218A (ja) * | 1983-06-17 | 1985-01-05 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 自己制御型セラミツクグロ−プラグ |
JPS6172932A (ja) * | 1984-09-14 | 1986-04-15 | Ngk Spark Plug Co Ltd | セラミツクグロ−プラグ |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1119598B (de) * | 1958-11-29 | 1961-12-14 | Bosch Gmbh Robert | Zweipolige Gluehstiftkerze fuer Brennkraftmaschinen |
JPS456014Y1 (ja) * | 1967-09-13 | 1970-03-25 | ||
JPS4727013U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-11-27 | ||
JPS4932887A (ja) * | 1972-07-25 | 1974-03-26 | ||
JPS511624B2 (ja) * | 1972-12-29 | 1976-01-19 | ||
JPS5417701U (ja) * | 1978-04-27 | 1979-02-05 | ||
JPS5415133B2 (ja) * | 1975-02-08 | 1979-06-12 | ||
DE2927978A1 (de) * | 1979-07-11 | 1981-01-29 | Beru Werk Ruprecht Gmbh Co A | Gluehkerze |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS511624U (ja) * | 1974-06-21 | 1976-01-08 | ||
JPS52160731U (ja) * | 1976-05-31 | 1977-12-06 | ||
JPS5415133U (ja) * | 1977-07-05 | 1979-01-31 | ||
JPS5928191Y2 (ja) * | 1980-01-31 | 1984-08-15 | いすゞ自動車株式会社 | 加熱栓 |
-
1981
- 1981-09-07 JP JP1981132832U patent/JPS6030607Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE1119598B (de) * | 1958-11-29 | 1961-12-14 | Bosch Gmbh Robert | Zweipolige Gluehstiftkerze fuer Brennkraftmaschinen |
JPS456014Y1 (ja) * | 1967-09-13 | 1970-03-25 | ||
JPS4727013U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-11-27 | ||
JPS4932887A (ja) * | 1972-07-25 | 1974-03-26 | ||
JPS511624B2 (ja) * | 1972-12-29 | 1976-01-19 | ||
JPS5415133B2 (ja) * | 1975-02-08 | 1979-06-12 | ||
JPS5417701U (ja) * | 1978-04-27 | 1979-02-05 | ||
DE2927978A1 (de) * | 1979-07-11 | 1981-01-29 | Beru Werk Ruprecht Gmbh Co A | Gluehkerze |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5842557U (ja) | 1983-03-22 |
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