JPS6126770Y2 - - Google Patents

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JPS6126770Y2
JPS6126770Y2 JP1163782U JP1163782U JPS6126770Y2 JP S6126770 Y2 JPS6126770 Y2 JP S6126770Y2 JP 1163782 U JP1163782 U JP 1163782U JP 1163782 U JP1163782 U JP 1163782U JP S6126770 Y2 JPS6126770 Y2 JP S6126770Y2
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JP
Japan
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lead wire
heater rod
terminal cap
glow plug
fitting recess
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JP1163782U
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JPS58119051U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、デイーゼルエンジン用グロープラ
グ、特にセラミツク製グロープラグのヒータ棒の
リード線の取り出しを確実にすると共に、耐久
性、絶縁性に富んだグロープラグを提供するもの
である。
〔従来技術〕
一般にデイーゼルエンジンには、始動性を向上
させる等の目的で燃焼室にグロープラグ(予熱
栓)が設けられているが、このグロープラグをセ
ラミツク製とすることは例えば、実開昭56−
162464号公報によつて、更に、面発熱体の端子の
接続構造は実公昭39−22078号公報にそれぞれ提
案されている。
セラミツク製のグロープラグPは、第1図に示
すように金属製で中空のプラグ本体1の先端部に
保護管2を介してセラミツク製のヒータ棒3を固
定し、このヒータ棒3に埋設されている金属線か
らなる発熱素子(図示されていない)の一方を、
前記プラグ本体1にアースしたリード線に接続
し、他方を第2図に示すようにヒータ棒の内部に
埋設したリード線4に接続し、更にこのリード線
4はヒータ棒3の後端面まで延在かつ露出させ、
中間リード線5に接続している。
前記中間リード線5は多数の可撓性のある導線
を束ねたものであつて、これの外周を絶縁性の耐
熱材料で構成されたスリーブ6で保護されて外部
接続端子7に接続されている。
また、前記外部接続端子7とプラグ本体1との
間には絶縁保持部材8が充填されて電気的に絶縁
されており、この外部接続端子7の端部に形成し
たネジにナツト9を螺合して導線を接続するよう
に構成されている。
さて、第2図に示すように前記ヒータ棒3に埋
設されている発熱素子に接続され、ヒータ棒3の
後端面に露出しているリード線4に中間リード線
5の端部を当て、銀蝋付けによつて接合部10を
形成している。
前記グロープラグPを組立てる際には、発熱素
子を埋設したヒータ棒3を準備し、このヒータ棒
3の内部に前記発熱素子とともに埋設され、ヒー
タ棒3の後端面に一部が露出されているリード線
4のヒータ棒3の一端面に露出した端部に前記中
間リード線5の銀蝋付けを行なつている。
然し、前記のようにヒータ棒3の後端面に露出
したリード線4の端部に中間リード線5の端部を
銀蝋付けするので、その接続部分に不完全な接合
ができる場合があり、このような場合にはグロー
プラグPの使用に際してその不完全な接続部分に
大電流が集中的に流れ、その部分が局部的に発熱
することになり、その結果、その接続部分が溶断
してしまうという欠点があつた。
その原因は中間リード線5の断面積の小さい端
部をセラミツク製ヒータ棒3の後端面に露出した
リード線4の表面に押し当て、この状態で銀蝋付
けをするので、中間リード線5の局部にしか銀蝋
が接続部10に回らない場合、あるいはリード線
4に対して中間リード線5がその一部分しか接触
しない状態で銀蝋付けされる場合に、前記欠点が
生ずるのである。
前記欠点は中間リード線5の小面積の先端部分
をヒータ棒3に埋設されたリード線4に接続する
ために起きるもので、如何に注意をして銀蝋付け
作業を行なつても前記接続構造を採用する限り発
生する可能性があり、そのために銀蝋付け作業が
煩雑にならざるを得なかつたのである。
また、実公昭39−22078号公報で提案されてい
るヒータとリード線とを金具で連結する構造は、
セラミツク製のヒータ棒内に埋設されている発熱
素子に接続されたリード線に、多数の可撓性金属
からなる中間リード線の端部を銀蝋等によつて連
結する構造を示すものではなく、この連結構造は
セラミツク製のグロープラグには全く採用するこ
とができないものである。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来のグロープラグPの有する
欠点を解消するために得られたものであつて、中
間リード線5とセラミツク製のヒータ棒3に埋設
されているリード線4の端部との間を確実に、而
も簡単に接続することが出来ると共に、取付け作
業性が極めて良好で、溶接を正確にかつ簡単に行
うことができるグロープラグを提供するものであ
る。更に別の目的は、セラミツク製ヒータ棒3と
プラグ本体1との間隔が小さくてもヒータ棒3と
プラグ本体1の短絡を防止でき、更に振動がグロ
ープラグに作用しても短絡を防止できるグロープ
ラグPを提供することにある。
〔考案の構成〕
前記目的を達成するための本考案の構成は、セ
ラミツク製ヒータ棒の後端部に発熱素子のリード
線端部を露出せしめたように嵌合凹部を形成し、
中間リード線に接続されたターミナルキヤツプ
を、前記嵌合凹部内に嵌合せしめてなるグロープ
ラグである。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。なお、以下の説明で従来例において説明した
構成要素と同一のものは同一符号を付して説明す
る。
第3図は本考案のグロープラグのリード線の接
続部の拡大図で、セラミツク製ヒータ棒3内に発
熱素子(図示されていない)と共に埋設され、前
記発熱素子に先端を接続してなるリード線4の後
端を前記ヒータ棒3の後端面3aに露出させてい
る。
そしてヒータ棒3の後端面3aに前記リード線
4の端部が露出するようにターミナルキヤツプ嵌
合用凹部31を形成する。一方、絶縁スリーブ6
によつて被覆された多数の可撓性金属線からなる
中間リード線5の端部をターミナルキヤツプ11
の接続面に設けた穴11a内に挿入し、溶接(溶
接部13)で接続する。そして、このターミナル
キヤツプ11をセラミツク製のヒータ棒3の前記
嵌合用凹部31に嵌合させ、銀蝋からなる接合部
12でヒータ棒3の端部に固定する。
本考案で使用した中間リード線5の端部に固定
されるターミナルキヤツプ11は、出来るだけヒ
ータ棒3の後端部に設けた嵌合凹部31にきつち
りと嵌合するものであるのが良いが、銀蝋で形成
された接続部12によつて接続して初めて固定で
きるものであつても良く、多少は嵌合凹部31と
の間に余裕があるものであつても良い。
このターミナルキヤツプ11の具体例として
は、ヒータ棒3の上下二表面を支持するような、
断面が「コ字型」のものであつても良く、要は、
中間リード線5が予め固定でき且つヒータ棒3の
端部に設けた嵌合凹部31に嵌合できるものであ
れば良い。
ターミナルキヤツプ11の接続面には前記のよ
うに穴11aを明け、この穴11a内に中間リー
ド線5の先端部を挿入して位置決めした後、溶接
13を行なつておけば、ヒータ棒3に設けた嵌合
凹部31にこのターミナルキヤツプ11を挿入し
て銀蝋からなる接続部12で接続することによつ
て簡単にヒータ棒3と中間リード線5とを接続す
ることができる。
中間リード線5とターミナルキヤツプ11とは
電気的に確実に接続されることが必要であり、第
3図のようにリード線4の端部がターミナルキヤ
ツプ11の内面に確実に接触するようにする。こ
のリード線4とターミナルキヤツプ11との間に
は銀蝋を施しても施さなくても良いが、できれば
両者の間が銀蝋によつて接続されていることが好
ましい。
〔考案の効果〕
本考案は、前記のようにセラミツク製ヒータ棒
3の後端部に発熱素子のリード線4の端部を露出
せしめにように嵌合凹部31を形成し、中間リー
ド線5の一端に接続されたターミナルキヤツプ1
1を、前記嵌合凹部31内に嵌合せしめてなるグ
ロープラグであるので、次の如き効果を奏するこ
とができる。
(a) 中間リード線5とヒータ棒3、またはリード
線4と中間リード線5との接続を簡単に行うこ
とができる上に、ターミナルキヤツプ11と中
間リード線5との接続を確実にすることができ
る。
(b) 本考案は、予め中間リード線5とターミナル
キヤツプ11を接続して組立の準備を行うこと
ができるので、グロープラグPの組立工程を簡
略化することができる。
また、ターミナルキヤツプ11の接続面に穴
11aを明け、この穴11a内に中間リード線
5の端部を挿入することによつて、ターミナル
キヤツプ11と中間リード線5との溶接を正確
に且つ簡単に行うことかできるのである。
(c) 第3図に示すように、ヒータ棒3の後端面3
a側に設けた嵌合凹部31内に嵌合させ、固定
するターミナルキヤツプ11は、このヒータ棒
4の直径(あるいは幅)より小さいものである
ので、このターミナルキヤツプ11や銀蝋から
なる接続部12がプラグ本体1に振動等によつ
て接触したりして短絡する恐れが全くなくな
り、安全性、信頼性のあるセラミツク製グロー
プラグを提供することができる。
プラグ本体1とヒータ棒3との短絡を防止で
きる結果、グロープラグ全体を小型化でき、こ
の場合でも安全かつ耐久性のあるグロープラグ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はセラミツク製のグロープラグの概略の
構造を示す側断面図である。第2図は従来のグロ
ープラグの発熱部を構成するヒータ棒に埋設され
たリード線とこれに接続される中間リード線との
接続部の詳細を示す断面図である。第3図は本考
案の重要な部分を構成する第2図と同様なリード
線の接続部の構造を示す断面図である。 P……グロープラグ、1……プラグ本体、3…
…ヒータ棒、3a……ヒータ棒の後端面、4……
リード線、5……中間リード線、7……外部接続
端子、8……絶縁保持部材、10……接合部、1
1……ターミナルキヤツプ、11a……穴、12
……接合部、13……溶接部、31……嵌合凹
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミツク製ヒータ棒の後端部に発熱素子のリ
    ード線端部を露出せしめにように嵌合凹部を形成
    し、中間リード線の一端に接続されたターミナル
    キヤツプを、前記嵌合凹部に嵌合せしめてなるグ
    ロープラグ。
JP1163782U 1982-01-30 1982-01-30 グロ−プラグ Granted JPS58119051U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163782U JPS58119051U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 グロ−プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163782U JPS58119051U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 グロ−プラグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58119051U JPS58119051U (ja) 1983-08-13
JPS6126770Y2 true JPS6126770Y2 (ja) 1986-08-11

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ID=30024234

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JP1163782U Granted JPS58119051U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 グロ−プラグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4553529B2 (ja) * 2001-08-28 2010-09-29 日本特殊陶業株式会社 セラミックヒータ及びそれを用いたグロープラグ

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JPS58119051U (ja) 1983-08-13

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