JPH022807Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022807Y2 JPH022807Y2 JP18276483U JP18276483U JPH022807Y2 JP H022807 Y2 JPH022807 Y2 JP H022807Y2 JP 18276483 U JP18276483 U JP 18276483U JP 18276483 U JP18276483 U JP 18276483U JP H022807 Y2 JPH022807 Y2 JP H022807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- anchor bolt
- entrance porch
- hole
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、家屋に付設される玄関ポーチの支柱
の下部支持構造に関するものである。
の下部支持構造に関するものである。
家屋の外壁13に玄関ポーチ屋根6を付設する
と共に玄関ポーチ屋根6と玄関ポーチ床1との間
に支柱7を立設して形成される第1図のような玄
関ポーチにあつて、玄関ポーチ屋根6を支持する
支柱7は従来より第2図に示すようにしてその下
端を玄関ポーチ床1に結合されている。すなわち
玄関ポーチ床1に下部を埋入してアンカーボルト
2を立設し、断面コ字形の土台金具14を用いて
土台金具14の下片15をアンカーボルト2を通
してナツト16を締めることにより土台金具14
を玄関ポーチ床1上に固定し、土台金具14の上
片17と支柱7下端の結合水平板8とをボルトナ
ツト18で結合することにより土台金具14と支
柱7とを固定し、このように土台金具14を介し
て支柱7の下端を玄関ポーチ床1に結合させるよ
うにしていた。しかしながら、支柱7はその上端
を玄関ポーチ屋根6の所定の定められた位置に結
合されることになるところ支柱7のセンターとア
ンカーボルト2のセンターとは位置ずれが生じ易
く、また基礎レベルによつてアンカーボルト2の
高さが狂い易く、この結果支柱7は傾いて玄関ポ
ーチ床1に結合されることになるものであつた。
従つてアンカーボルト2の取付けはその位置やレ
ベルを非常に精密に要求されるものであつて施工
が困難になるものであつた。
と共に玄関ポーチ屋根6と玄関ポーチ床1との間
に支柱7を立設して形成される第1図のような玄
関ポーチにあつて、玄関ポーチ屋根6を支持する
支柱7は従来より第2図に示すようにしてその下
端を玄関ポーチ床1に結合されている。すなわち
玄関ポーチ床1に下部を埋入してアンカーボルト
2を立設し、断面コ字形の土台金具14を用いて
土台金具14の下片15をアンカーボルト2を通
してナツト16を締めることにより土台金具14
を玄関ポーチ床1上に固定し、土台金具14の上
片17と支柱7下端の結合水平板8とをボルトナ
ツト18で結合することにより土台金具14と支
柱7とを固定し、このように土台金具14を介し
て支柱7の下端を玄関ポーチ床1に結合させるよ
うにしていた。しかしながら、支柱7はその上端
を玄関ポーチ屋根6の所定の定められた位置に結
合されることになるところ支柱7のセンターとア
ンカーボルト2のセンターとは位置ずれが生じ易
く、また基礎レベルによつてアンカーボルト2の
高さが狂い易く、この結果支柱7は傾いて玄関ポ
ーチ床1に結合されることになるものであつた。
従つてアンカーボルト2の取付けはその位置やレ
ベルを非常に精密に要求されるものであつて施工
が困難になるものであつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、アンカーボルトの位置やレベルに多少の狂い
があつても支障なく支柱をアンカーボルト床に結
合することのできる玄関ポーチの支柱の下部支持
構造を提供することを目的とするものである。
て、アンカーボルトの位置やレベルに多少の狂い
があつても支障なく支柱をアンカーボルト床に結
合することのできる玄関ポーチの支柱の下部支持
構造を提供することを目的とするものである。
しかして本考案に係る玄関ポーチの支柱の下部
支持構造は、玄関ポーチ床1に立設されるアンカ
ーボルト2の直径よりも大きい内径のアンカーボ
ルト通し孔3を設けた底板4より上方に支柱結合
ボルト5を突設し、上端が玄関ポーチ屋根6に結
合される支柱7の下端に結合水平板8を設けて結
合水平板8にボルト通し孔9を形成し、上記アン
カーボルト通し孔3にアンカーボルト2の上部を
挿入してアンカーボルト2の上端部に螺合したナ
ツト10にて上記底板4を玄関ポーチ床1上に固
定すると共に、上記ボルト通し孔9に支柱結合ボ
ルト5を通して支柱結合ボルト5に螺合した一対
のナツト11,11で上記結合水平板8の上下面
を挟持せしめて成ることを特徴とするものであ
り、かかる構成によつて上記目的を達成したもの
であつて以下本考案を実施例により詳述する。
支持構造は、玄関ポーチ床1に立設されるアンカ
ーボルト2の直径よりも大きい内径のアンカーボ
ルト通し孔3を設けた底板4より上方に支柱結合
ボルト5を突設し、上端が玄関ポーチ屋根6に結
合される支柱7の下端に結合水平板8を設けて結
合水平板8にボルト通し孔9を形成し、上記アン
カーボルト通し孔3にアンカーボルト2の上部を
挿入してアンカーボルト2の上端部に螺合したナ
ツト10にて上記底板4を玄関ポーチ床1上に固
定すると共に、上記ボルト通し孔9に支柱結合ボ
ルト5を通して支柱結合ボルト5に螺合した一対
のナツト11,11で上記結合水平板8の上下面
を挟持せしめて成ることを特徴とするものであ
り、かかる構成によつて上記目的を達成したもの
であつて以下本考案を実施例により詳述する。
第4図において19は支柱結合金具を示すもの
で、支柱結合金具19は座板20と上部金具21
とで形成してある。この座板20と上部金具21
の下板22とで底板4が形成されるようにしてあ
り、座板20にはアンカーボルト通し孔3が穿孔
してある。このアンカーボルト通し孔3はアンカ
ーボルト2の直径よりも内径を大きく、かつアン
カーボルト2に螺合するナツト10の直径よりも
内径を小さく設定してある。下板22にはアンカ
ーボルト通し孔3と合致するナツト納め孔23が
穿孔してあり、このナツト納め孔23の内径は上
記ナツト10の直径よりも大きく設定してある。
また座板20には固着用ボルト24が突設してあ
り、この固着用ボルト24に対応して下板22に
は固着用ボルト通し孔25が穿孔してある。上部
金具21はこの下板22にコ字形の脚板26を取
着し、脚板26より支柱結合ボルト5を上方へ突
出して形成されるもので、支柱結合ボルト5の上
部にはナツト11の上下巾よりも上下長が数倍に
長い範囲で雄ねじ部27が形成してある。
で、支柱結合金具19は座板20と上部金具21
とで形成してある。この座板20と上部金具21
の下板22とで底板4が形成されるようにしてあ
り、座板20にはアンカーボルト通し孔3が穿孔
してある。このアンカーボルト通し孔3はアンカ
ーボルト2の直径よりも内径を大きく、かつアン
カーボルト2に螺合するナツト10の直径よりも
内径を小さく設定してある。下板22にはアンカ
ーボルト通し孔3と合致するナツト納め孔23が
穿孔してあり、このナツト納め孔23の内径は上
記ナツト10の直径よりも大きく設定してある。
また座板20には固着用ボルト24が突設してあ
り、この固着用ボルト24に対応して下板22に
は固着用ボルト通し孔25が穿孔してある。上部
金具21はこの下板22にコ字形の脚板26を取
着し、脚板26より支柱結合ボルト5を上方へ突
出して形成されるもので、支柱結合ボルト5の上
部にはナツト11の上下巾よりも上下長が数倍に
長い範囲で雄ねじ部27が形成してある。
しかして、アンカーボルト2は捨てコンクリー
ト28と仕上モルタル29とにより構成される玄
関ポーチ床1に下部を埋入して立設されているも
のであり、上端を玄関ポーチ屋根6に結合した支
柱7の下方にアンカーボルト2は位置するように
してある。この支柱7は筒状に形成されるもの
で、支柱7の下端に結合水平板8を固着し、結合
水平板8にボルト通し孔9を穿孔すると共にボル
ト通し孔9の周縁にて結合水平板8の上面側にナ
ツト11が溶接などで固着してある。そしてこの
支柱7の下端を玄関ポーチ床1に結合させるにあ
たつては先ずアンカーボルト2の上部をアンカー
ボルト通し孔3に通すようにして座板20を玄関
ポーチ床1上に載置すると共にアンカーボルト2
の上端部にナツト10を緩く締める。一方、支柱
結合ボルト5を結合水平板8のボルト通し孔9に
通して結合水平板8のナツト11に上部金具21
全体を回すことにより螺合させ、さらに支柱結合
ボルト5に予め螺合したナツト11を緩く締め
る。そして固着用ボルト24を固着用ボルト通し
孔25に通して座板20上に上部金具21の下板
22を重め、固着用ボルト24にナツト30を螺
合して座板20に上部金具21を結合させる。こ
の状態で支柱7の上端を玄関ポーチ屋根6に結合
させるが、このとき支柱7の下端とアンカーボル
ト2との間の高さ関係に狂いがあるときは、下側
のナツト11を緩めて支柱7を回すことにより上
側のナツト11への支柱結合ボルト5の螺合高さ
を調整し、再度下側のナツト11を締めることに
より、支柱7の下端とアンカーボルト2との高さ
関係の調整を行なう。しかる後支柱7の垂直を出
すために座板20を移動調整させてこののちナツ
ト10を締める。座板20に設けたアンカーボル
ト通し孔3はアンカーボルト2の径よりも大であ
るため、アンカーボルト通し孔3とアンカーボル
ト2とのギヤツプ分座板20を移動させることが
でき、座板20を移動させることによつて支柱結
合ボルト5の位置調整を行ない、支柱7の垂直を
出すのである。このように支柱7の下端を玄関ポ
ーチ床1に結合したのち、支柱7の下端部と玄関
ポーチ床1との間に土台化粧カバー31を取着
し、さらに支柱7の外側に化粧柱カバー32を取
付けて仕上げるものである。
ト28と仕上モルタル29とにより構成される玄
関ポーチ床1に下部を埋入して立設されているも
のであり、上端を玄関ポーチ屋根6に結合した支
柱7の下方にアンカーボルト2は位置するように
してある。この支柱7は筒状に形成されるもの
で、支柱7の下端に結合水平板8を固着し、結合
水平板8にボルト通し孔9を穿孔すると共にボル
ト通し孔9の周縁にて結合水平板8の上面側にナ
ツト11が溶接などで固着してある。そしてこの
支柱7の下端を玄関ポーチ床1に結合させるにあ
たつては先ずアンカーボルト2の上部をアンカー
ボルト通し孔3に通すようにして座板20を玄関
ポーチ床1上に載置すると共にアンカーボルト2
の上端部にナツト10を緩く締める。一方、支柱
結合ボルト5を結合水平板8のボルト通し孔9に
通して結合水平板8のナツト11に上部金具21
全体を回すことにより螺合させ、さらに支柱結合
ボルト5に予め螺合したナツト11を緩く締め
る。そして固着用ボルト24を固着用ボルト通し
孔25に通して座板20上に上部金具21の下板
22を重め、固着用ボルト24にナツト30を螺
合して座板20に上部金具21を結合させる。こ
の状態で支柱7の上端を玄関ポーチ屋根6に結合
させるが、このとき支柱7の下端とアンカーボル
ト2との間の高さ関係に狂いがあるときは、下側
のナツト11を緩めて支柱7を回すことにより上
側のナツト11への支柱結合ボルト5の螺合高さ
を調整し、再度下側のナツト11を締めることに
より、支柱7の下端とアンカーボルト2との高さ
関係の調整を行なう。しかる後支柱7の垂直を出
すために座板20を移動調整させてこののちナツ
ト10を締める。座板20に設けたアンカーボル
ト通し孔3はアンカーボルト2の径よりも大であ
るため、アンカーボルト通し孔3とアンカーボル
ト2とのギヤツプ分座板20を移動させることが
でき、座板20を移動させることによつて支柱結
合ボルト5の位置調整を行ない、支柱7の垂直を
出すのである。このように支柱7の下端を玄関ポ
ーチ床1に結合したのち、支柱7の下端部と玄関
ポーチ床1との間に土台化粧カバー31を取着
し、さらに支柱7の外側に化粧柱カバー32を取
付けて仕上げるものである。
上述のように本考案にあつては、アンカーボル
トに対して底板が横移動可能で、また底板より上
方へ突設される支柱結合ボルトが支柱下端の結合
水平板に対して上下結合位置調整可能であるた
め、アンカーボルトの位置やレベルに多少の狂い
があつてもこれを吸収して支障なく支柱を玄関ポ
ーチ床に結合できるものであり、このようにアン
カーボルトの位置やレベルの多少の狂いは許容さ
れるためにアンカーボルトの施工が容易になるも
のである。
トに対して底板が横移動可能で、また底板より上
方へ突設される支柱結合ボルトが支柱下端の結合
水平板に対して上下結合位置調整可能であるた
め、アンカーボルトの位置やレベルに多少の狂い
があつてもこれを吸収して支障なく支柱を玄関ポ
ーチ床に結合できるものであり、このようにアン
カーボルトの位置やレベルの多少の狂いは許容さ
れるためにアンカーボルトの施工が容易になるも
のである。
第1図は玄関ポーチの斜視図、第2図は従来例
の断面図、第3図は本考案の一実施例の一部切欠
正面図、第4図は同上の要部の分解斜視図、第5
図は同上の平面図である。 1は玄関ポーチ床、2はアンカーボルト、3は
アンカーボルト通し孔、4は底板、5は支柱結合
ボルト、6は玄関ポーチ屋根、7は支柱、8は結
合水平板、9はボルト通し孔、10及び11はナ
ツトである。
の断面図、第3図は本考案の一実施例の一部切欠
正面図、第4図は同上の要部の分解斜視図、第5
図は同上の平面図である。 1は玄関ポーチ床、2はアンカーボルト、3は
アンカーボルト通し孔、4は底板、5は支柱結合
ボルト、6は玄関ポーチ屋根、7は支柱、8は結
合水平板、9はボルト通し孔、10及び11はナ
ツトである。
Claims (1)
- 玄関ポーチ床に立設されるアンカーボルトの直
径よりも大きい内径のアンカーボルト通し孔を設
けた底板より上方に支柱結合ボルトを突設し、上
端が玄関ポーチ屋根に結合される支柱の下端に結
合水平板を設けて結合水平板にボルト通し孔を形
成し、上記アンカーボルト通し孔にアンカーボル
トの上部を挿入してアンカーボルトの上端部に螺
合したナツトにて上記底板を玄関ポーチ床上に固
定すると共に、上記ボルト通し孔に支柱結合ボル
トを通して支柱結合ボルトに螺合した一対のナツ
トで上記結合水平板の上下面を挟持せしめて成る
玄関ポーチの支柱の下部支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18276483U JPS6087911U (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 玄関ポ−チの支柱の下部支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18276483U JPS6087911U (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 玄関ポ−チの支柱の下部支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6087911U JPS6087911U (ja) | 1985-06-17 |
JPH022807Y2 true JPH022807Y2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=30395718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18276483U Granted JPS6087911U (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 玄関ポ−チの支柱の下部支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6087911U (ja) |
-
1983
- 1983-11-25 JP JP18276483U patent/JPS6087911U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6087911U (ja) | 1985-06-17 |
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