JPH0227602Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227602Y2 JPH0227602Y2 JP1986161852U JP16185286U JPH0227602Y2 JP H0227602 Y2 JPH0227602 Y2 JP H0227602Y2 JP 1986161852 U JP1986161852 U JP 1986161852U JP 16185286 U JP16185286 U JP 16185286U JP H0227602 Y2 JPH0227602 Y2 JP H0227602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helical
- case
- bobbin
- dielectric
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
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- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、ヘリカルコイルとケース間に誘電体
を上下動自在に配置したヘリカルフイルタにおい
て、各ヘリカルコイル間の間隔を狭くするための
構造に関する。
を上下動自在に配置したヘリカルフイルタにおい
て、各ヘリカルコイル間の間隔を狭くするための
構造に関する。
従来のこの種のヘリカルフイルタは、第３図の
正面図に示すように合成樹脂からなるボビン１に
螺旋状に巻回して一端を開放端とし、他端を端子
ピン２を介してアースするヘリカルコイル３を複
数結合して通常構成される。ヘリカルコイル３は
金属のケース４内にあり、隣接するヘリカルコイ
ル３間の結合係数の調整は、その間にあつて仕切
壁の役割をするケース４の側面の孔５の面積を調
節することにより行われる。そして、ケース４の
側面に螺合する帽子状の誘電体６がヘリカルコイ
ル３を被つて上下動することによりヘリカルコイ
ル３とケース４間の分布容量が変化し、同調周波
数の調整が行われる。
正面図に示すように合成樹脂からなるボビン１に
螺旋状に巻回して一端を開放端とし、他端を端子
ピン２を介してアースするヘリカルコイル３を複
数結合して通常構成される。ヘリカルコイル３は
金属のケース４内にあり、隣接するヘリカルコイ
ル３間の結合係数の調整は、その間にあつて仕切
壁の役割をするケース４の側面の孔５の面積を調
節することにより行われる。そして、ケース４の
側面に螺合する帽子状の誘電体６がヘリカルコイ
ル３を被つて上下動することによりヘリカルコイ
ル３とケース４間の分布容量が変化し、同調周波
数の調整が行われる。
しかしこのような構造は、ヘリカルコイル３の
巻回してあるボビン１の周囲に間隔を設けて、上
下動する誘電体との接触を防ぐ必要がある。従つ
て誘電体６の平面形状が大きくなり、隣接するヘ
リカルコイル３間の位置が平面的に離れて孔５の
面積を広げても結合係数が小さくなり易く、フイ
ルタの特性上望ましくない。
巻回してあるボビン１の周囲に間隔を設けて、上
下動する誘電体との接触を防ぐ必要がある。従つ
て誘電体６の平面形状が大きくなり、隣接するヘ
リカルコイル３間の位置が平面的に離れて孔５の
面積を広げても結合係数が小さくなり易く、フイ
ルタの特性上望ましくない。
本考案の目的は、誘電体の上下動する部分のボ
ビンの外径を小さくすることにより、隣接するヘ
リカルコイルの間隔を従来よりも狭くして結合係
数を増すことのできるヘリカルフイルタを提供す
ることにある。
ビンの外径を小さくすることにより、隣接するヘ
リカルコイルの間隔を従来よりも狭くして結合係
数を増すことのできるヘリカルフイルタを提供す
ることにある。
本考案のヘリカルフイルタは、ヘリカルコイル
を巻回する複数のボビン、ボビンの外側のケー
ス、夫々のボビンの上側部分を被つて上下動する
ことによりヘリカルコイルとケース間の分布容量
を変化させるための誘電体からなり、誘電体の上
下動する該ボビンの上側部分の外径を下側部分よ
り小さくしてあることを特徴とする。
を巻回する複数のボビン、ボビンの外側のケー
ス、夫々のボビンの上側部分を被つて上下動する
ことによりヘリカルコイルとケース間の分布容量
を変化させるための誘電体からなり、誘電体の上
下動する該ボビンの上側部分の外径を下側部分よ
り小さくしてあることを特徴とする。
以下本考案のヘリカルフイルタの実施例を示す
第１図を参照しながら説明する。なお第１図は正
面図であり、誘電体とケースは断面を表してあ
る。
第１図を参照しながら説明する。なお第１図は正
面図であり、誘電体とケースは断面を表してあ
る。
夫々のヘリカルコイル１０はベース１１と一体
形成してあるボビン１２に巻回してあり、一端を
開放端としてボビン１２の上側の溝１３に固定
し、他端を端子ピン１４に接続する。タツプは必
要に応じて別の端子ピン１４から引き出される。
形成してあるボビン１２に巻回してあり、一端を
開放端としてボビン１２の上側の溝１３に固定
し、他端を端子ピン１４に接続する。タツプは必
要に応じて別の端子ピン１４から引き出される。
ボビン１２は、下側部分１５の外径を上側部分
１６よりも大きくしてあり、ヘリカルコイル１０
は下側部分１５と上側部分１６に連続して巻回し
てある。
１６よりも大きくしてあり、ヘリカルコイル１０
は下側部分１５と上側部分１６に連続して巻回し
てある。
夫々のベース１１には横断面が四角形の金属の
ケース１８を嵌合し固定してあり、ケース１８の
１側面を半田や接着剤により互いに固着すること
により、ヘリカルコイル１の位置が平面的に固定
されている。固着される側面は隣接するヘリカル
コイル１０を隔てる仕切壁となるが、その側面に
は孔１９を設けてあり、その面積により結合係数
の調整を行う。ケース１８とヘリカルコイル１０
の他端は、アースされる。
ケース１８を嵌合し固定してあり、ケース１８の
１側面を半田や接着剤により互いに固着すること
により、ヘリカルコイル１の位置が平面的に固定
されている。固着される側面は隣接するヘリカル
コイル１０を隔てる仕切壁となるが、その側面に
は孔１９を設けてあり、その面積により結合係数
の調整を行う。ケース１８とヘリカルコイル１０
の他端は、アースされる。
帽子状の誘電体１７は、ケース１８の内側面に
螺合しているが、ボビン１２の外径の小さい上側
部分１６を被つて上下動する。２０は、誘電体１
７を回動するためのケース１８の孔である。誘電
体１７は、テフロン（登録商標）や他の合成樹
脂、セラミツクを用いて形成されるが、円筒形で
もよい。
螺合しているが、ボビン１２の外径の小さい上側
部分１６を被つて上下動する。２０は、誘電体１
７を回動するためのケース１８の孔である。誘電
体１７は、テフロン（登録商標）や他の合成樹
脂、セラミツクを用いて形成されるが、円筒形で
もよい。
第２図は、本考案のヘリカルフイルタの他の実
施例を示す正面図であり、誘電体とケースは断面
を表してある。
施例を示す正面図であり、誘電体とケースは断面
を表してある。
第２図においても、ヘリカルコイル３０の巻回
してあるボビン３１は、外径の大きな下側部分３
２と外径の小さい上側部分３３からなる。そして
上側部分３３には、ヘリカルコイル３０を巻回す
る巻溝３４を設けてあり、誘電体３５はこの巻溝
３４に螺合している。従つて、ケース３６には螺
子溝がない。他の構造は、第１図と同じである。
なお実施例におけるヘリカルコイルは、夫々別の
ベースと一体形成してあるボビンに巻回してある
が、ボビンは共通のベースに形成してもよい。そ
の際は、ケースも仕切壁の役割をする側面を内部
に設けた共通のケースを用いるとよい。
してあるボビン３１は、外径の大きな下側部分３
２と外径の小さい上側部分３３からなる。そして
上側部分３３には、ヘリカルコイル３０を巻回す
る巻溝３４を設けてあり、誘電体３５はこの巻溝
３４に螺合している。従つて、ケース３６には螺
子溝がない。他の構造は、第１図と同じである。
なお実施例におけるヘリカルコイルは、夫々別の
ベースと一体形成してあるボビンに巻回してある
が、ボビンは共通のベースに形成してもよい。そ
の際は、ケースも仕切壁の役割をする側面を内部
に設けた共通のケースを用いるとよい。
以上述べたように本考案のヘリカルフイルタ
は、ヘリカルコイルを巻回するボビンが外径の大
きな下側部分と小さな上側部分からなり、誘電体
は外径の小さな上側部分で上下動する。上側部分
は従来のボビンの外径よりも小さくできるので、
その部分を被つて上下動する誘電体の平面形状も
小さくなる。そして、誘電体の存在しない外径の
大きな下側部分とケースの間隔を狭くして、その
下側部分で間隔の狭くなる隣接するヘリカルコイ
ル間の結合係数を増すことができる。結合係数が
増すことにより、フイルタ特性は平坦部が広がつ
て広帯域になる。さらに、挿入損失やスプリアス
も低減できる。誘電体は、第２図のようにボビン
の巻溝に螺合させることにより、いつそうヘリカ
ルコイル間の間隔を狭くできる。
は、ヘリカルコイルを巻回するボビンが外径の大
きな下側部分と小さな上側部分からなり、誘電体
は外径の小さな上側部分で上下動する。上側部分
は従来のボビンの外径よりも小さくできるので、
その部分を被つて上下動する誘電体の平面形状も
小さくなる。そして、誘電体の存在しない外径の
大きな下側部分とケースの間隔を狭くして、その
下側部分で間隔の狭くなる隣接するヘリカルコイ
ル間の結合係数を増すことができる。結合係数が
増すことにより、フイルタ特性は平坦部が広がつ
て広帯域になる。さらに、挿入損失やスプリアス
も低減できる。誘電体は、第２図のようにボビン
の巻溝に螺合させることにより、いつそうヘリカ
ルコイル間の間隔を狭くできる。
第１図は本考案のヘリカルフイルタの実施例を
示す正面図、第２図は他の実施例を示す正面図、
第３図は従来のヘリカルフイルタの正面図であ
る。 １０，３０……ヘリカルコイル、１１……ベー
ス、１２，３１……ボビン、１５，３２……下側
部分、１６，３３……上側部分、１７，３５……
誘電体、１８，３６……ケース、１９，２０……
孔。
示す正面図、第２図は他の実施例を示す正面図、
第３図は従来のヘリカルフイルタの正面図であ
る。 １０，３０……ヘリカルコイル、１１……ベー
ス、１２，３１……ボビン、１５，３２……下側
部分、１６，３３……上側部分、１７，３５……
誘電体、１８，３６……ケース、１９，２０……
孔。
Claims (1)
- ヘリカルコイルを巻回する複数のボビン、ボビ
ンの外側のケース、夫々のボビンの上側部分を被
つて上下動することによりヘリカルコイルとケー
ス間の分布容量を変化させるための誘電体からな
り、誘電体の上下動する該ボビンの上側部分の外
径を下側部分より小さくしてあることを特徴とす
るヘリカルフイルタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986161852U JPH0227602Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | |
| KR2019870017914U KR940000548Y1 (ko) | 1986-10-22 | 1987-10-21 | 나선형 필터 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986161852U JPH0227602Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6368202U JPS6368202U (ja) | 1988-05-09 |
| JPH0227602Y2 true JPH0227602Y2 (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=15743171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986161852U Expired JPH0227602Y2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0227602Y2 (ja) |
| KR (1) | KR940000548Y1 (ja) |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP1986161852U patent/JPH0227602Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-10-21 KR KR2019870017914U patent/KR940000548Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6368202U (ja) | 1988-05-09 |
| KR880008715U (ko) | 1988-06-30 |
| KR940000548Y1 (ko) | 1994-01-29 |
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